50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【栃木、那須】中ノ大倉尾根から三本槍岳へ。シロヤシオの森を抜け尾根に出ると展望と石楠花の楽園でした《前編》2019年6月4日(火)

《登山難易度 3》

中ノ大倉尾根からこんにちは。(なんだかまとまりのない写真ですが、往路で三人揃った写真はこれしかありませんでした)


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます(^-^)


今回は火曜日しかお休みがないウォーリーの為に結成した「火曜日山の会」で火曜日に山に行きました。

今回参加できたのは、ウォーリーと姫と私。

メンバーにはハガレーナとターボもいるのですが、今回は仕事を休めなかったので不参加です。

私は前にも書きましたが、この春からの会社の新しい制度で、「健康増進休暇」なるものができたので、それを利用して平日にお休みを頂くことができました。

前回の「火曜日山の会」はゴールデンウィーク中の火曜日だったのですが、一日中雨が降りしきるあいにくのお天気だったので、碓氷峠の「アプトの道」に出かけました。

今回は一日中晴れの予報ですから展望の山に出かけます。

一週間前からウォーリーが天気予報をチェックして、「火曜日は晴れるみたいね😁」「楽しみで仕方ないんだけど!」とラインをくれていましたので、雨女が一人混ざっていますが、何とかウォーリーの為に晴れてくれるといいなと思います。

目指したのは那須の三本槍岳。

マウントジーンズロープウェイの山頂駅辺りからシロヤシオが満開との情報がありますから、シロヤシオと展望を楽しみに行ってきます🚶


自宅を5時10分に出発、ウォーリーと姫を拾って、高速に乗ります。

関越道→圏央道→東北道と走って、那須ICをおりたのが7時7分でした。

そこから下道を走り、マウントジーンズロープウェイの駐車場には7時51分に到着しました。

ロープウェイは8時からですから、まぁまぁちょうどいいですね。

駐車場に車はわずか。

シロヤシオのハイシーズンだというのに、やはり平日は混まなくていいですね。

気温は低いのだと思いますが、日差しがジリジリと照りつけて、今日は暑くなりそうです。

支度を整え、日焼け対策をしてロープウェイ乗り場に向かいます。

このエスカレーターの乗り口に登山届けを書けるスペースが用意されています。

記入後はチケット売り場に提出します。

チケット購入後は顔だしパネルで遊びました。

ロープウェイを使って一気に標高を稼ぎます。

今朝はこのロープウェイルートで熊の目撃情報があったようなので、注意深く観察してみましたが、見つけられませんでした。

山頂駅に花の紹介がありました。

この時期は、ミネザクラ、シロヤシオ、アズマシャクナゲ、ムシカリ、ベニサラサドウダンなどが咲いているようです。

まずは左手の展望台へ。

正面に那須岳。

右手に朝日岳~清水平、そして今日歩く中ノ大倉尾根が見えました。

雲がありますが、稜線はくっきり見えていますね。

ここで二人にコースの説明をしました。

目指す三本槍岳は清水平の向こうに隠れてまだ見えません。

シロヤシオが楽しみですね。ではでは歩き始めましょう。

ハンモックの吊るされた芝生広場から入っていきます。

入り口にあった「恋人の木」です。

ダケカンバとゴヨウツツジ(シロヤシオ)が寄り添って立っているのだそうです。

つわ~、ほんと、シロヤシオがダケカンバの幹にしなだれかかって、「もうっ、絶対離さない!」的に見えますね。

絶賛恋人募集中のウォーリーも「あたしゃこういうことはできないんだよね~😓」と言いながら通りすぎました。

だろうねぇ、わかるわ。

8時35分、森の中に入り、道は一旦下りになります。

北温泉との分岐を通過します。

ここは右手に。

左手は北温泉へ向かう道です。

なるほど、北温泉からシロヤシオを見ながら登るルートというのはここのことなのか!

いつか歩いてみたいと思いつつも、ルートが長過ぎるかなと思ってできないでいます。

右からクネクネと張り出しているのがシロヤシオです。

肉眼だと白い花が無数に咲いているのが良くわかって感動したのですが、写真だと普通の新緑ですね😅

全てシロヤシオなのですが、、木が高すぎて写真にうまく納められません💦

でも歩いているときは、最高に気持ち良かったです。

あれあれ?

前方にある黒いものが子熊のように見えます。

近づくとどんどん形が変わり、朽ちた木の株でした。

正にシロヤシオのトンネル。

静かに見えますが、実際はエゾハルゼミが賑やかに鳴いていて、会話が聞こえにくいほどでした。

シロヤシオの木立越しに朝日岳や清水平が見えました。

ブナの巨木です。

中間地点を通過。

ここが中の大倉尾根に至る道の中間地点なのかと思い、まだ半分あるのか、、と少し水分補給をしましたが、この後間もなく尾根に出たので、尾根から右に行って展望台に立ち寄りロープウェイ乗り場に戻る周回コースの中間地点だったもようです。

シロヤシオ(ゴヨウツツジ)の可愛い5枚の葉っぱ。

ようやく目線の高さにシロヤシオをとらえることができました。

最後は階段を登って、

9時6分、中ノ大倉尾根分岐に着きました。

「恋人の木」があった入口から30分でした。

ここを右手に行くとシロヤシオの群落がありますが、それは帰りに立ち寄ることとして、まずは三本槍岳を目指します。

ここから標識は清水平まで何キロ表示になります。

清水平には行かないのですが、三本槍岳よりそちらの方が有名なんでしょうね。

朝日岳~那須岳の縦走をする場合は清水平を通りますので。

いつか歩いてみたいですが、体力的にどうかなぁ。

ブナが門番のように立ち並ぶ尾根道に入っていきます。

所々にシロヤシオがあります。

新緑が美しいので、何枚も同じような写真を撮ってしまいます😅

シロヤシオがかわいい(*≧з≦)

シロヤシオの5枚の葉っぱは赤い縁取りがあるのですね。

そして葉っぱの間から小さな葉っぱの赤ちゃんがいくつも顔をのぞかせています。

こんな風に大きくなっていくんだ~と興味津々。

シロヤシオにばかり目が行ってしまいます。

なんてかわいいのだろう(*^^*)

いいカメラを持っていればもっと美人さんに撮ってあげられるのに、スマホでごめんよ。

実物はこの何倍も清楚で素敵です。

こちらはオオカメノキ(ムシカリ)です。

シロヤシオに比べるとかなり地味ですが、良く見ると結構かわいらしいのですよ。

白い花が多いなかで、ひときわ目立つ濃いピンク色のツツジがありました。

この色は私が姫をイメージするときの色です。

すごく姫っぽい。

本人にそう伝えると「え~?そう~?」と不服そうでしたが。

名前がわからないので通りかかったハイカー(バリバリの栃木弁)に聞いてみたところ、「正式な名前は知らないけど、栃木の人たちはこれを『紫ヤシオ』と呼んでるよ」とのことでした。

「ムラサキヤシオ」。

素敵な呼び名じゃないですか。

「じゃあこのムラサキヤシオが姫の花に決定ね。今日は三人それぞれのイメージにあった花を見つけよう!」と提案しました。

愛子さまのお印であるシロヤシオは抜きでね。

前方に立派なダケカンバ。

雲が多くて少し残念ですが

どんどん晴れてくるよ、きっと。

いつの間にか(というか尾根に出てからかな?)エゾハルゼミの声はしなくなり、ウグイスが盛んに鳴いています。

この辺りは秋には真っ赤に染まるナナカマドのトンネルです。

イワカガミが咲いていました。

こちらは「ベニサラサドウダン」です。

この葉っぱも秋には深紅に染まっていました。

姫の「お印」ムラサキヤシオ😁

いや、ほんと、イメージぴったり。

これだいぶ誉めてるのよ。

本人は若干納得いってないみたいなんだけど。

尾根の木立が少なくなり、笹の道になると、一気に視界が開けてきます。

左手に那須岳~朝日岳。

正面に清水平とこれから向かうスダレ山。

右手には赤面山。

赤面山にはしゃくなげが咲くのだそうです。

あちらにも行ってみたいと思っているのですが、時間的にどうかなぁ。

帰りに余裕があったら立ち寄りたいと思います。

いつ雲に隠れるかわからないので、見えているうちに一枚那須岳のアップです。

荒涼とした世界ですが、多分あちらの方が登山者は多いのでしょうね。

傾斜が出てくると、針金で固定された道になります。

石が転がっていかないように、登山道が掘れてしまわないようになのでしょうか。

この辺りにはなぜかすごく大きなタンポポが咲いていました。

うちの庭に咲いていたらすぐに引っこ抜かれる雑草扱いですが、山で見ると写真に納めてしまうのは何故なんですかね?

気持ちのよい尾根歩き。

度々立ち止まって眺めを楽しんでしまうので、なかなか先に進みません。

ムラサキヤシオと赤面山。

まずはあの正面の山を目指して登ります。

イワカガミ。

この辺りで姫が足のくるぶしに何か当たって痛いと言い出し、テーピングで対応しました。

昔カナダで買ったスイスの靴らしいですが、足に合ってないのかもしれません。

しゃくなげが咲いています。

この白とピンクが交ざった色合い、ウォーリーにぴったりじゃない?と思いました。

だんだんに登りの傾斜がきつくなります。

道が大きく右にカーブして、見晴らしの良い場所につきました。

少し遅れて私がヘロヘロで追い付く、、😰

そこから眺めた景色がこちら↑

正面には歩いてきた中ノ大倉尾根。

秋には紅葉が素晴らしかった朝日岳からつながる稜線。

この場所になると那須岳は手前の山に隠れてしまいます。

朝日岳~能見曽根。

歩いてきた尾根道をアップにしてみました。

笹の中にしゃくなげが点在しているのがわかります。

こちらは赤面山方面です。

しゃくなげが咲いていないか目を凝らして見ましたが、よくわからず😅

さぁ、先に進みましょう。

なかなかにきつい坂道なのですが💦

このしゃくなげは色が濃いですね。

奥に見えるのは朝日岳です。

しゃくなげと鬼面山。

この辺りが一番きつい傾斜です。

あともう一息!

清水平手前の斜面に残雪があり、キリンのように見えます。

10時37分、赤面山分岐に着きました。

尾根に出てから所要1時間半でした。

赤面山まで1.2キロです。

行けない距離じゃないんだけど、何しろロープウェイ最終便が16時発とお尻が決まっているので、簡単に行ってみようとはなりません(涙)

赤面山が気になるんですけどね、、。

急な坂を登ってきてくたびれたので、バナナ休憩しました。

赤面山の谷筋から霧が流れてきました。

辺りが真っ白になってきました。

左手にしゃくなげが沢山咲いていますね。

近くに行けなくて残念😢

スダレ山を通過します。

この辺りはガレガレになります。

霧がまだ流れています。

11時ちょうど、大岩に到着しました。

大岩の上に男性が立っていたので、私たちはその下で眺めてみましたが、雲に囲まれ視界はほぼ無しでした。

大岩の上の男性にこれから三本槍岳に行くのかと聞かれたので、そうだと答えると「これから晴れてきて、山頂についた頃には晴れてるんじゃないかな?私はこの大岩までだけど」と言うので、「そうですよね、予報では晴れですもんね」と言って別れました。

晴れてくれるといいのですが、、。

平らな道を少し行くと、霧が流れて目指す三本槍岳が見えてきました。

三本槍岳は名前とは対照的に2つのこぶがあるなだらかな山頂です。

しばらく平らな道が続きます。

正面に三本槍岳、左手に朝日岳と能見曽根を見ながらの気持ちのよい道のりです。

ミネザクラがまだ咲き残っていました。

笹のなかのクネクネ道。

とっても楽しい気分です。

左手は美しい三角形の能見曽根。

右手の小高い丘のような場所は地図に名前が載っていません。

秋には紅葉が素晴らしかった斜面に今はミネザクラやしゃくなげのピンクが点々としています。

清水平分岐を通過します。

あれ?

大岩までで【前編】として投稿しようと思っていたのに、清水平分岐まで歩いてきてしまいました😁


長くなっているので、ここまでで【前編】として、続きは【後編】で書きたいと思います。


最後までお付き合いください!

【栃木、奥日光】千手堂のクリンソウは二分咲き。中禅寺湖畔でワイワイ山メシのあと、千手の森を歩きズミが満開の西ノ湖へ《後編》2019年6月2日(日)

《登山難易度1》

西ノ湖、満開のズミの前からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!


奥日光に花を求めてやってきました。

戦場ケ原のズミがまだ蕾のようなので、湯ノ湖と中禅寺湖、そして西ノ湖と回ります。

奥日光の湖コンプリートの旅【後編】です。


湯ノ湖駐車場を10時16分に出発し、赤沼駐車場に着いたのは10時28分でした。

満車でしたが、ちょうど1台出ていく車があったので、待つことなく停められてラッキーでした。

ここまでの車中で調べたホームページの時刻表によると、次のバスの発車は10時半だったので、あと2分しかない!とリュックをワッセワッセと揺らしながらバス停まで走りました。

ところがバス停に着くと次の発車は10時45分とのこと。

なんだ、良かった、と思うと同時に、ホームページは最新じゃないんかい!?と頭の中でクエッションマークです。

とにかく15分の猶予ができたので、トイレを済ませ(湯ノ湖駐車場では私とハガレーナは三脚の修復をしていたのでトイレに寄れていませんでした)、バスの一番後ろの席で発車を待ちました。

今日は2台でピストンしているそうです。

来週は3台になるみたい。

その頃にクリンソウが満開になるということですね。

低公害バスで新緑の森を抜け、小田代ケ原を右手に見ながら(私は内側の席だったので写真は撮れず、、😢)走り、千手ケ浜バス停に到着したのは

11時12分でした。

ツアースタッフと思われる方が、今流行りのグランピングの道具をバスの貨物室から出していました。

千手ケ浜に向かいます。

今日は強風が吹いてないよ!ピカンチ(^-^)

一年前はこの道を強風に煽られながら、体を丸めて歩いたのでした。

約一年ぶりの千手ケ浜です。

今日は少し曇っていて、湖面が青くないし、男体山も雲のなかですね(涙)

快晴ならこんな景色が見られるはずなのに、、↓(一年前の景色)

お天気によってこんなにも湖の色が違うのです。

今日は残念な灰色ですが、そんな中禅寺湖を背景に記念撮影。

何を表してるかわかりますか?

千手ケ浜の「千」です。

う~ん、イマイチか。

ということで、漢字ではなく英数字の「1000」。

衰え始めた50代の脳細胞としてはなかなかのアイデアじゃないですか?😁

おおお~、あれは一年前のド強風の時に、風避けにになってくれたハルニレの巨木です。

あの根元に三人並んで座ってカップラーメンを食べたのでした。

橋を渡って千手庵にクリンソウを見に行きましょう。

こちらは初代千手庵管理人の名前を冠した「乙次郎橋」。

結構揺れます。

で、この後で千手庵の庭に入って行ったのですが、入ってすぐに一年前に千手堂の歴史など教えてくださった管理人さんが近づいてきて挨拶もしてないのにいきなり「千手堂に行ってきたかい?」と話しかけてこられました。

「まだです」と答えると「先に千手堂に行ってこなきゃダメだよ!先にお参りしてきなさい」と言われ、「は~い!わっかりました~!行ってきま~す」とUターン。

なんで、なんで~?

まさか一年前にきた私たちの顔を覚えてたはずもないし、なんで私らだけにこんな指示が~?

他の観光客たちは普通に千手庵だけを訪れていると思われるのに、何故に私たちだけにちゃんと手順を踏ませるのだろう?

もう可笑しくて仕方ないです。

でもとにかく管理人さんの指示なのですから、それに素直に従うしかない「教え子たち」です。

千手庵から10m入ったくらいでUターンすることになった私たち。

クリンソウを見ることなく、まずは言い付け通り千手堂を目指します。

話題は「なんで、私らだけ~?(笑)」です、もちろん。

昨年管理人さんに教えてもらったミズナラの木に今年も熊棚発見!

最後の橋を渡り、

わずか数メートル登れば、千手堂です。

平成28年に再建された千手堂。

この千手堂のお陰で奥日光には大きな台風が来ないのです!(管理人さんの談)

一年ぶりにやってきました。

いつも安全登山を見守って頂き、ありがとうございます(^-^)

とりあえず今日一日楽しく過ごせますように、、m(__)m

すると側にいた老夫婦が「あ、鹿がいるよ!」と。

南岸に続く道の横で雌鹿が何かを食べています。

私たちがこんなに近づいても、全く気にせず何かを食べ続けています。

何を食べているのでしょうね。

しばらく観察してみましたが、良くわかりませんでした。

ピカンチが写真を撮ろうとしゃがんだ途端、鹿はびっくりして後ろに飛び退きました。

目線が合うと怖いのでしょうか?

鹿はランチの真っ最中なので、私たちもお昼にすることにしました。

鹿に別れを告げ、千手堂の下にある砂浜に行ってみました。

ピカンチが白い岩場の方に歩いて行きます。

眺めが良さそうですから、あちらでランチにしましょうか。

時刻は11時50分です。

まずはコーヒーを淹れます。

今日は荷物の少ないピカンチに水を持ってきてと頼んでいました。

「ピカンチ、水出してー」と言うと、ピカンチのリュックから出てきた水がこちらです↑

ピカンチが1.5リットルの水をまるで日本酒のように取り出しドンっと置いたので笑ってしまいました。

ピカンチのリュックの中にはこの水とパプリカを切ったやつやチーズなどのわずかな食材しか入ってなかったらしいです(笑)

カッパや防寒着をもしもの時のために持ってきてねと、ピカンチ個人宛にラインしておいたのに、読んでなかったらしいです、おいおい😅

今日は風も強くなく雨も最後まで大丈夫そうですから良かったです。

まぁ私のリュックの中にはメンバーが何か忘れた時のために防寒着も幾種類か、手袋も三枚入っているのですけどね。

そんなの入れてるから、日帰りのお気楽ハイクなのに、「山小屋泊まるの」と聞かれる程の荷物になるのです。

だって、ターボとハガレーナ以外は誰かしら何かしら忘れるんだもん(涙)

今日の材料です。

鐘撞堂山ではターボが玄関に忘れてきたドリップコーヒーが登場(あ、ターボも忘れ物してたか。でも命(体調)に関わるものではないから)。

甘党のハガレーナ以外はブラックです。

鐘撞堂山で予行演習しておいたので、みなテキパキテキパキ動いています。

風が少し吹いていて、バーナーの炎がなびくので、「アチチチチ」と言いながら、「あっち持って」とか「こっちに向けよう」とかヤイノヤイノやっています。

今日お初の材料はヤングコーンです。

焼いて食べましたが、結局ほぼ生でした。

彩り鮮やかな今日の山メシ、いかがでしょうか?

映えの練習継続中😁

第二弾はアスパラ投入~🎵

今日は私がサラダ油を忘れてしまいました(あ、私も忘れ物してたわ😅)

第一弾はベーコンがあったのでいくらか油が出ましたが第二弾は油っけがなくてなかなか焼けない(涙)

火を使うランチは忙しい、忙しい💦

焼けた食材をすぐに載せられるよう、ピカンチがコッペパンを持って待機しています。

第二弾の完成~✨

アスパラが美味しい(*^^*)

ヤングコーンはほぼ生だけど。

この写真を撮っているとき、あ、ここって千手堂のすぐ下の浜辺だったんだと気がつきました😅

千手堂にお参りしているハイカーが見えたので、ワイワイ騒いでいたのを見られていたか!と思いました。

千手ケ浜には沢山人がいるのだと思いますが、こちらの浜はとても静かです。

二杯目のコーヒーを入れ、デザート全部載せプレートです。

お腹がいっぱいになり、マフィンは後で食べることにしました。

13時13分、片付けをして歩き始めることにしました。

今日のランチタイムは1時間23分でした。

焼き焼きメニューを始めてからどうしてもランチの時間が長くかかるようになってきました。

山メシの楽しさを知ってしまったので仕方ないのですが、今後は山でのタイムスケジュールにランチを1時間半は考えておく必要がありますね。

千手堂近くのクリンソウ群生地に立ち寄ってみましたが、クリンソウはほんのわずかです。

盛りの時の景色はこちら↓(2018年6月16日)

今年もあと一週間~二週間したらピンクと白のグラデーションが美しい景色が見られることでしょう。

今年は6月2日、まだこのくらいでした。

ではいよいよ千手庵のクリンソウを見に行きましょう。

やはりまだ咲いてないですね。

手前の方に少しだけ咲いていました。

同じ場所から見た昨年の6月16日の様子はこちら↓

二週間後にまたこの景色を見に来たいですね。

豊かな水の流れの中を遡上するマスが沢山いたので「マスがいるよ」と言うと、ターボが「マスがいます、でしょ」と。

「また満開のクリンソウを見に来たいね」と言うと、「クリンソウを見てくりんそう」とコンマ1秒返しを連発していました😅

草原の方もまだチラホラ咲いているだけです。

この辺りの昨年6月16日の様子はこちら↓

二週間後、晴れの日に訪れたいですね。

この後、千手ケ浜へ戻る途中で左手に入っていけば西ノ湖に続く千手の森なのですが、トイレに行きたかったので千手ケ浜まで戻って来ました。

サイクリストの皆さんが沢山いました。

低公害バスが走る赤沼~千手ケ浜の道はバイクは乗り入れ禁止ですが、自転車はOKらしいです。

吹き流しが風に揺れています。

いくらか風があるみたい。

過去に二回訪れていますが、開いているのを見たことなかった小屋の窓が開いていて中に男性が座っています。

今日はあの桟橋に着く遊覧船が運航しているということなんでしょうか。

それともツアー客だけ迎えに来たりするのかな?

トイレが忙しかったので尋ねることもせず通過しました。

13時55分、トイレのある千手ケ浜バス停まで戻って来ました。

14時過ぎに千手の森へ向け出発です。

「ズミを見に行くよ~🎵」と私が言うと、ターボが「了解ズミです!」と敬礼してました😁

すぐに千手堂方面との分岐が現れますので、ここは右へ。

西ノ湖まで2.4キロ。

ドロノキの保護林だそうです。

辺りは巨木だらけ!

こんな大木があちこちにあります。

千手の森唯一の登りが前方に。

数メートルです。

こんな歩きやすく平らな道が森の中クネクネと続きます。

とても気分がいいです。

熊だけが心配なので、熊鈴を鳴らしながら歩き、辺りをキョロキョロ眺めては黒っぽいものがあるとちょっぴりドキッとするウサギ🐰のようなハートのお気楽隊です。

なので、熊なんかに負けないぞ!の強そうなポーズで🐻

負ける気しかしないぜ😰

まぁ、もしも出会ってしまったら、とにかく慌てず、てんでバラバラに逃げたりせず、四人で固まって、目を反らさずに後退する。

そして歩いているときはなるべくおしゃべりして、こちらの存在を早めに熊に伝えましょう。

この辺りはミズナラ、ハルニレの保護林だそうです。

ミズナラ!熊さんの大好物ですね~😅

左手に湿原のような場所が見えてきました。

道から外れて森に入ることは禁じられていますので、湿原なのか、草原なのか確かめることはできませんでした。

ここだけポッカリ広範囲に木がありません。

「山の神」の分岐を通過します。

カラマツの林になり、鹿の食害を防ぐためのテープが現れました。

トウモロコシを原料とした生分解性のテープでゴミとはならないと書いてあります。

この説明書があちこちにくくりつけてありました。

景観を損ねるとか、ゴミになるんじゃとか、クレームの電話でも入るのでしょうか?

小さな白い花が道を縁取っていました。

ヘビイチゴの一種ですかね?

前方に赤い吊り橋が見えてきました。

橋を渡って西ノ湖方面へ向かいます。

辺りはアオダモの幼木がいっぱいです。

この木は倒木の上に根をはり、やがて倒木が朽ちてしまったのですね。

とっても大きなハルニレ(?)の木があったので、ハガレーナが張り付いてみました。

湖が見えてきました。

14時40分、西ノ湖に到着です。

分割写真。

右からターンして、、。

今日は少し水の量が少ないですね。

少しぬかるんだ地面に鹿の足跡がありました。

鹿の水呑場になっているのかな?

それでは池の右手にあったズミを見に行きましょう。

満開のズミの下で。

実ではないので、たわわに実っているという表現はおかしいのだとおもいますが、そんな表現しか出てこない😅

花の重さで枝が重そうに見えるほど、「たわわ」です。

それぞれが写真を撮りまくりです😁

満開のズミ、昨年何度も奥日光を訪れたのに、あいにくタイミングを逃してしまっていたので、とても嬉しかったです。

桜ともシロヤシオとも違う魅力があります。

爽やかで瑞々しくて可憐で、横に大きく伸ばした枝振りが逞しくもあります。

想像通り(*^^*)

ズミの事が大好きになりました。

いつの前に男体山が見えていたので、「山」のポーズで。

いつまでも見ていたいけど、バスの時間もありますし、そろそろ帰らないといけません。

さぁ、バス停に行くよ~!のポーズ。

15時9分に湖を後にしました。

バスの時刻表を見ると、次は15時14分で、それには間に合わないので、その次の15時54分に間に合うように先を急ぎます。

帰りは写真はほとんど撮らずにスタコラサッサ。

橋の所まで戻ってきました。

千手ケ浜バス停方面との分岐を通過。

真っ直ぐ進みます。

カラマツの中にシラカバの混在した森です。

まだ倒れたばかりのシラカバの木がありました。

案外根っこが浅いのですね。

土の下は砂地なのかもしれません。

真っ直ぐに続く素敵な小路。

今日は一日とても楽しいハイキングでした。

15時31分、バス停に到着です。

バス停のある広場(かつては駐車場だったみたい)にあった案内板です。

案内板にはのっていませんでしたが、いつか西ノ湖の奥にある「カクレ滝」を見に行ってみたいと思います。

奥日光には見処が沢山あるので、制覇するには何年もかかりそうですね。

側を外山沢川があったので、私だけ川岸におりてみました。

もちろん味を確かめましたよ。

うがいして手を洗いました。

ピカンチに靴紐の結び方講習会をしているところです。

時間があったので、デザートのマフィンを食べました。

この後バスは時刻表通りにやってきて、座席にも一人づつ座ることができました。

千手ケ浜から乗ってきた人でいっぱいかと思いましたが、案外空いていて良かったです。

もう16時近いので、みんな既に帰ってしまったのでしょうね。

16時17分、赤沼駐車場に帰ってきました。

車はだいぶ少なくなっていました。

今日も奥日光で遊び倒しました😁

朝の8時前から夕方16時過ぎまで、8時間以上、、(笑)

ピカンチもとても楽しそうで、また別のルートを歩いてみたいようなことを言ってました。

良かった、良かった☺️

来週も奥日光を歩く予定にしていましたが、週間天気予報だとどうやら雨模様みたいですね。

その次の週に初めて参加する友達を戦場ケ原にお連れしたいと思っているので、その時は晴れてくれるといいな。

そしてズミにそこまで頑張って欲しいですが、どうだろう?

まだしばらく花のシーズンが続きますから、奥日光を味わい尽くしたいと思います。

歩数は24000歩でした。


最後までご覧頂き、ありがとうございました☺️

【栃木、奥日光】花を求めて奥日光へ。湯ノ湖周回コースで石楠花、西ノ湖で満開のズミを楽しみました《前編》2019年6月2日(日)

《登山難易度1》

湯ノ湖、湯滝上部の水辺からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます(^.^)


今回からしばらく奥日光へ週参(そんな言葉ないと思いますが)することになりそうです。

なぜなら、奥日光にいよいよ花のシーズンがやってきたからです。

この時期に戦場ケ原のズミのトンネルを歩くと、一年前から決めていたのですが、どうやら今年はズミの開花が遅れているようです。

なので今日は急遽予定変更となりました。

奥日光自然博物館のホームページをチェックして、今石楠花が見頃の湯ノ湖と、ズミが満開だという西ノ湖を歩いてみることにしました。

現地に行って戦場ケ原のズミの開花具合を確かめたいとも思います。

今回はいつものターボとハガレーナに加え、一年ぶりにピカンチが参加しました。

約一年前の龍頭ノ滝から高山、そして中禅寺湖北岸を歩いてド強風に煽られて以来の登場です。

あのときはもう二度と山に行かないと思ったらしいのですが、一年もたつと人は色々忘れるようで、強風に煽られ寒い思いをしたことは忘れ、中禅寺湖がキレイだったことだけが記憶に残っていたらしいです。

戦場ケ原を歩いてみたいと参加してくれたのですが、前述の理由でコースを変更しましたから、ピカンチに喜んでもらえるかどうか、、不安要素ありつつの出発になりました😅

自宅を4時40分頃に出発し、コンビニ経由、本庄~伊勢崎~大間々~足尾を抜けて、奥日光を目指します。

行きのクルマの中でピカンチに今日の予定変更を知らせました。

戦場ケ原のズミはまだ蕾であること、湯ノ湖の周りにはどうやら石楠花やツツジが咲いているらしいこと、西ノ湖には戦場ケ原で見ようと思っていたズミが咲いているらしいこと等を伝えると、すかさずターボが「湖のずみにズミが咲いているのよ」と早朝から一発目のダジャレをかましてきました。

ハガレーナが「メモして、メモして!」と言い、私は運転手だったので、ターボ自ら自身のダジャレをメモしたらしいです。

助手席に座ったメモ係のターボが書いたメモです。

記録として残っていたので、仕方なくブログに記します(涙)

中禅寺湖の辺りでは車道脇のズミが満開でしたし、新緑が青々と輝いていたのですが、龍頭ノ滝を通過して国道120号を北上すると、標高が一気に上がったからか、辺りの林の風景が一変しました。

広葉樹の森はまだ新芽が顔を出したばかり。

(走る車から撮っているのでかなりピンボケですが)

赤沼を過ぎ戦場ケ原を見渡してみると、確かにズミはまだまだ蕾で、開花までもうしばらくかかりそうな雰囲気でした。

標高が100M違うだけでこんなに違うものかと驚きです。

標高だけでなく戦場ケ原辺りの気温が中禅寺湖畔より低かったりするのでしょうか?

去年は赤沼から湯滝まで戦場ケ原を抜ける形で歩いたのですが、今日は車でブイッと湯ノ湖北岸の駐車場(標高1480M)に向かいました。

湯ノ湖と西ノ湖がかなり離れた場所にあるので、今回は車&低公害バスでの移動で距離を稼ぎます。

湯ノ湖駐車場に到着したのは7時28分でした。

トイレを済ませ、支度を整え7時45分、歩き始めました。

湯ノ湖周回ルート(2.8㎞)を反時計回りで歩くとこにしました。

北岸にはボートハウスがあり、早朝から既にボートで漕ぎ出し、釣りを楽しむ人々がいました。

湯ノ湖の水深は13mだそうです。

ボートハウスの側を通り周回ルートに入って行きます。

まずは橋を渡ります。

素敵なホテル前を通り、ガラス張りのレストランで朝食を楽しむホテル客を「いいな~✨」「あたしらには縁のない世界だねぇ」「『ほらほらあそこにハイカーがいるよ』と私らを借景にしてるよきっと」などと、羨ましさ全開でひねくれた会話をしながら進みました😅

展望デッキが現れました。

ここまでは車椅子で入ってこれるようです。

四人で自撮りしようと思い、ぐにゃぐにゃ三脚をドラえもんポケットから出すと、なんと三脚とスマホ固定具の間がポッキリ折れてしまってました。

ゲゲゲ~、さっきドラえもんポケットをザック(今朝も11㎏でした)の下敷きにしたから折れちゃったのね~(涙)

ソールが剥がれた時用にザックの底にしまってあったビニールテープが初登場です。

何とか修理を終えましたが、出来はイマイチ。

三脚部分だけでなく首の辺りもぐにゃぐにゃと不安定な応急措置三脚を枝に固定して、記念撮影。

「どんなポーズとるの!?」と三人が言うので、三脚を枝に取り付けながら、「ティーーーッ!」と提案した私。

皆、「ティ、ティ?」と頭が???らしかったので、私が「ティ、ティ、ティッテイッテイッティーーーッ」と歌いながら10秒タイマーをスタートさせ、写真に収まりました。

デッキの入り口辺りに観光客のカップルがいて、じっとこちらを見ていた(スミマセン、すぐにどけます!どけます!とちゃんと言いました)ので、焦っていたのです。

大慌てで「T」のポーズをとるメンバー。

後で「あー、Tじゃなく、湯ノ湖のYにすればよかった!」と後悔しました。

スマホを付けた三脚の首がグニャリとしてるので、やたらとデッキの面積が多いのも気に入らない。

では湯ノ湖西岸を歩きましょう。

この辺りには野生の鹿が生息しているそうです。

会えるといいなと思います。

西岸は湖面より少し高い所に道があります。

ボートに乗った釣り客が見えたので、「ボートが絵になるね」と言うと、ターボが「ボートにボーッと乗ってるね」と言ってました。

これには少し笑ってしまった。

何しろあきっこさんが言うように返しが速いのですよ、秒速です。

コンマ何秒もかかってない。

その後も湯ノ湖周回している間に5回位秒速返しがありましたが、みんな花を見るのに忙しくて、ほぼ無反応、よってメモすることもなく、どんなことを言っていたのか、今となっては何も思い出せません。

湖面にせり出すようにトウゴクミツバツツジが咲いています。

鴨のつがいものんびり泳いでいました。

一年前に戦場ケ原から湯滝に向かう途中の泉門池で鴨の親子を見た時にも思いましたが、奥日光に暮らす水鳥は幸せそうです。

生まれかわったら、奥日光の鴨になりたい。

そして、鴨と同じくらい幸せそうな後ろ姿の男性。

湖の中にディレクターズチェアを置いて腰まで水に浸かり釣糸を垂れています。

かなり気持ち良さそうでした。

でもまだ水が冷たくないのかな?

私ならすぐにピーゴロだわ😁

あ、良く見ると腰までは水に浸かってないみたいですね。

安心した😁

西岸は石楠花ロードです。

日陰を好むので、西岸に多く自生しているのだとか。

満開!

枝が重そうに見えるほど、今がまっ盛りです。

背景が湖だというのが、美しさを引き立てていますよね。

これまた可愛らしいピンク色。

石楠花は日陰に咲いていることが多いのに、なぜか花びらが内側から輝いているように見えるのです。

いつも硝子細工のようだなと思います。

繊細で華やかで美しいですよね。

その時みんなが「そりゃ立てばしゃくやく、座れば牡丹だもんね~」と言っていて、その時は「そうか、そうか、そういうことわざにも使われるくらいだもんね~、美しいはずだ」などと思いましたが、今ブログを書きながら、それ芍薬(しゃくやく)じゃん!しゃくなげじゃないよ、と気がつきました。

誰も彼もアホ過ぎる(笑)

まだ蕾のものもありました。

今週いっぱい楽しめるかも!?

各々に写真を撮ってばかりでちっとも先に進みません(笑)

右手は瑞々しい新緑の森です。

ん?なんで戦場ケ原より標高が高いのに、こちらの方が新緑が進んでいるんだろう?と今になって疑問符が、、。

周回ルートにはたくさんのQ&Aの看板がありましたが、そんな疑問に答えてくれる設問はなかったです。

トウゴクミツバツツジも今が盛りです。

対岸のミツバツツジが気になりますね。

多分あちらは兎島です。

対岸からはこちらも湖面にピンクが映るように見えているのでしょうか?

ピンクと白と緑に囲まれた平らな道を、おしゃべりしながらのんびり歩きました。

まもなく西岸が終わり、湯ノ湖南岸になります。

南岸にも釣り人が。

今日は風もなくとても穏やかです。

男性ハイカーが木陰でのんびり休憩していました。

こういうQ&A方式の看板がいくつもありました。

「標高1480Mの湯ノ湖と、標高540Mの日光駅周辺でどのくらい気温が違うか? 」答えは「5.6度」だそうです。

避暑地として栄えるはずですね。

大きな岩を抱く「クロベ」の大木です。

ヒノキの仲間で、葉の裏が白いと「アスナロ」と呼ばれ、白くないのが「クロベ」なのだそうです。

木製の橋が現れました。

橋の上で「おひけぇなすって」のポーズをする三人。

二つ目の橋です。

ここからゆるやかに流れ、湯滝に直角に落ちて行きます。

その後は湯川~龍頭ノ滝~中禅寺湖~華厳の滝と経て、太平洋へ向かう長旅の始まりです。

橋の上からの眺め、三分割写真です。

正面に見える山は温泉ケ岳(ゆせんがだけ)でしょうか?

金精道路と金精峠が見えます。

湯ノ湖の釣りは、明治から昭和初期にかけて、外国人の避暑地として知られるようになり、湯川などでフライフィッシングするようになったのが始まりだそうです。

今日もこんな風に遠浅の湖の中に腰まで浸かってフライフィッシングしている方を沢山見かけました。

逆さ金精峠😅

日光白根山は山頂を雲に隠しています。

東岸を歩きました。

こちらの道は西岸より水面に近いです。

湖面に近い所にトウゴクミツバツツジが咲いている美しい半島のような場所が見えます。

このときは分かっていませんでしたが、あれは「兎島」という名の半島です。

ベニサラサドウダンです。

名前はわかりませんが、こんな可愛い黄色いお花もありました。

西岸歩道は国道120号と平行しています。

写真には写っていませんが、この辺りで車道が二手に分かれています。

右に行くと金精道路へ、左に行くと湯ノ湖ビジターセンターへ通じます。

この辺りで、「もしかして、リュック背負って来なくても、車に置いておけば良かったね」とハガレーナが気がつきます。

確かに!

何も食べず、何も飲まず(平らな道なので汗もかかない)、重たいリュックを無駄に背負って歩いてきました。

悔しいので、喉が渇いてはいませんでしたが、スポーツドリンクを何口か飲んでおくことにしました。

兎島への分岐に着きました。

北岸の歩き始めにもあったのと同じような展望デッキがありました。

兎島という名の半島(出っ張り?こぶ?)に入って行きます。

私が「兎島に行こう~🎵」というと、ハガレーナがウサギの真似をしながら歩いていきました。

何と言う名の木なのかわかりませんが、兎島の主のような巨木です。

水辺の近い所までおりていけます。

ハガレーナが撮影したトウゴクミツバツツジです。

ターボが満面の笑みですが、何がそんなに可笑しかったのでしょうか?

湖面ギリギリまで枝を伸ばしたツツジが素敵です。

湖面にツツジの影が映っています。

度々湖面近くまでおりて写真を撮りながら、暗い兎島を一周しました。

兎島をぐるっと回り込んでくると、そこは「思い出のマーニー」のような景色になりました。

正面に見えるのはボートハウスです。

左手奥に日光白根山が見えてきましたね。

更に湖岸を行くと静かな入り江のような雰囲気に。

兎島の湖岸を歩き、車道に沿った木道に戻って来ました。

空気がきれいな所につく地衣類の説明です。

地衣類とツツジ。

湯ノ湖周回ルートは想像以上に楽しい道でした。

ピカンチのルンルンが背中から伝わってくるでしょ?(笑)

硝子細工のようなしゃくなげももちろん美しいですが、ソヨソヨと風に揺れるミツバツツジもとても可愛くて、遠目に見ると薄緑色の葉っぱと薄ピンクの重なりがぼやけて見えて何とも春らしい雰囲気です。

いやぁ、楽しい!

いくらでも歩いていられる。

釣りはしないけど、いつかボートに乗って湖側からツツジや新緑を楽しむのもアリですね。

戦場ケ原にもあったような、二手に分かれた木道で、楽しくて仕方ない気持ちを表現してみました。

ここで念願の(?)湯ノ湖の「Y」ポーズ\(^^)/

すると今度はターボが「姉さんを撮ってあげるよ」とカメラを私の方へ向けました。

まるで、モデルを激写するカメラマン(ターボ)と助監督(ハガレーナ)みたいな構図で笑えます😅

最近私はターボをすごく脚長に撮影することが多いのに、ターボはいつも私をズングリムックリにしか撮ってくれないので、「ターボの写真には悪意がある!」と私に言われ、汚名返上しようと躍起になっているのです。

そんなこんなで(どんなそんなこんなじゃ)、湖畔を一周してきました。

この辺りは硫黄の匂いがして、水が白く濁っています。

標識と一緒に4人で記念撮影しようと、木の手すりにぐにゃぐにゃ三脚を設置しようとしましたが、首がグニャリと下を向くので上手くいかず苦労していたところ、近くのお店(釣具やさん?)で立ち話をしていた男性(お客さん?お店のご主人?)が「はい、はい、撮ってあげますよ」とやって来てシャッターを押してくださいました。

ボートハウスまで車椅子仕様の木道があります。

青と緑の手漕ぎボートがズラリ、湖畔を縁取っています。

2人乗りみたいです。

今まさに漕ぎ出そうとする方がいました。

湯ノ湖は釣りをしなくてもボートでぐるっと一周するのに最適な大きさの湖です。

いつか湖面でのんびりしてみたいと思いました。

駐車場に帰りついたのは10時8分。

歩き始めたのが7時45分ですから、実に2時間23分も、湯ノ湖の周りをウロウロしていたことになります😅

案内板のコースタイムは1時間5分ですから、湯ノ湖を2倍楽しんだと言うことです。

、、と言うことにしておきましょう😁

駐車場で真っ先にやったのは、三脚の補修です。

スマホ台座の角度を変えるのは三脚の足を曲げて対応することにし、ビニールテープでぐるぐる巻きに動かないようにしっかり固定してしまいました。

購入した時より何倍も頑丈で逆に使いやすい三脚の完成です。

後半はストレスなく、自撮りが出来そうです😁

湯ノ湖は思っていたより、ずっとずっと快適で美しく、景色の変化に富んでいて、満足度の高いコースでした。

ピカンチも「楽しかったね~🎵」と言っています。

よしよし、いい滑り出しです👍

では、お次の西ノ湖に向かいましょう。

トイレを済ませ、10時16分、駐車場を後にしました。

わずか一周1時間程の行程だったはずなのに、楽しかったので長々と書いてしまいました。

ここで【前編】として投稿し、千手ケ浜のクリンソウ、浜辺でのランチ、西ノ湖のズミは【後編】にします。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️