50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【栃木、矢板】初めての八方ケ原を歩く。2023年5月21日(日)


八方ケ原から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今週末はターボが不参加の回。

ハガレーナと二人でどこに行こうかと考えていると、栃木県の八方ケ原のシロヤシオが満開との情報を得ました。

八方ケ原と言えば、主峰釈迦ヶ岳を有する高原山が有名ですが、その麓にあるミツモチ山を巡るめちゃくちゃ楽勝のコースがあることをハガレーナが見つけてくれたのです。

このコースなら、たまにしか参加できないマーサでも歩いて来れそうですよ。


ということで、、

今週末は友人マーサを誘って、花を見るハイキングへ出掛けることになりました。

ミツモチ山は以前から気になっていた山域。

シロヤシオが咲き乱れることを過去に何度もレポで見ていて、いつか行ってみたい!と思っていた山のひとつです。


先週に引き続き、ルートはほぼ平らな楽勝コースになります😅


今回は、自宅を4時に出ました。

日曜日なので、なるべく早く帰って来たいというのと、ちょっと遠めだと思ったからです。

現地(八方ケ原大間々駐車場)に到着したのは6時半頃でした。

広い駐車場ですが、この時点で白い枠内は残り3台。

その後は大型車用の場所に縦列駐車したりする車がどんどん入ってきました。

早く家を出てきて良かったです。

やはり人気の山域なんですね。

説明板によると、この八方ケ原は、標高1200~1400Mに位置する高原台地で、樹齢30~100年のブナ、ミズナラ、シラカバ、ダケカンバなどの天然広葉樹林と、カラマツなどの人工の植林が分布しているようです。

背後には鶏頂山、釈迦ヶ岳、剣ヶ峯があり、レンゲツツジ、ドウダンツツジなどの貴重な観光資源もあるとのこと。

山に登る人も、一般観光客も、多くの人が楽しめるエリアのようですよ。


《登山難易度 2》

トイレを済ませ、6時40分頃歩き出しました。

最初ミツモチ山への入り口が良くわからなくて少しウロウロしましたが、トイレ左手の広めの階段を登って行くのが正解でした。


ふむふむ、、八方ケ原高原歩道(見晴コース・林間コース)、県民の森遊歩道(やしおコース・青空コース)に加え、中央遊歩道、大間々自然歩道、更には前山八方ケ原遊歩道と、様々な遊歩道が整備されているんですね。

こりゃ凄いわ!

この近くに住んでいたら、毎日違うコースの散歩を楽しめそうです。

今日目指すのはミツモチ山なので、私たちは「やしおコース」と「青空コース」を歩いて来ようと思います。

体力と時間に余裕があったら、八海山神社まで「見晴コース」で登り、「林間コース」を下ってきてもいいし、駐車場に戻ってきてから「中央遊歩道」を歩いてみるのもいいかも知れません。

登山道に入ると、わずかで左に折れる分岐が現れました。

まずは「やしおコース」へ。


やしおコースは、尾根の下部をほぼ等高線に沿って歩くルートになります。

ほぼ日陰で、木漏れ日が気持ちいいです。

歩き出すとすぐにヤマツツジ、ミツバツツジ、シロヤシオと三色のツツジがたっくさん!


巨木の森でもあります。

木の名前がわからないのだけど、堂々たる立ち姿。

一番お気に入りの木はどれかな??


シロヤシオは散り始めていました。

そのお陰で足元も白い世界。


マーサが魔法使いになったみたい。

「オーキデウス!花よ咲け~⤴️」って感じ??(笑)


なんとまぁ!

満開のシロヤシオが見事なことといったらもう!!


気持ちいい道が続きます。

巨木とツツジの道は楽しい😃🎵


苔やカーニバルップもあります。

巨木に絡まるツタもまたぶっとい!


どの木も甲乙つけがたし!!

めっちゃ生命力を感じます。


この木は「イラモミ」というらしいです。

「イラモミ」「ウラジロモミ」「コメツガ」「カラマツ」の葉と実の特長があってわかりやすいですね。

とはいえ、めっちゃ背が高いので、葉っぱも木の実も見えません(笑)



若干の登り下りもあります。

でもほんのわずか。

鹿の仕業、ハートの模様になっていました。


まだまだ続くシロヤシオ天国。

キノコもあちこちに見られました。

きのこの山にそっくり!


斜めにはえたシロヤシオを見上げると後ろに倒れそうになる(笑)


なので、横向きに。


楽しい😃🎵


ここはアカヤシオの群生地でもあるんですね。

アカヤシオ→ミツバツツジ→ヤマツツジ→シロヤシオと、春から初夏にかけて、途切れることなくツツジ系の花が咲くということです。

素敵ね!


大丸からミツモチ山へは右に行きますが、ちょっと左手に歩いてみます。

踏みあとをたどって小ピークに行ってみましたが、展望はなかったので、、


スゴスゴと元の道に戻っているところ。

こちらにも大きなシロヤシオの木がいくつもありました。


これは足元がウロになっているのに、それがかえって両足で踏ん張っているみたいで、カッコ良く見えます。


シロヤシオの説明板もありました。

いつもは5月中旬から6月中旬が見頃らしい。

やっぱり今年は少し早いんですね。


ミツモチへの道も花盛り。

見渡せる木のほとんどがシロヤシオだという贅沢な小道。


ヤマツツジもまんっかい!!!

お、どうやら着くようですよ。


ミツモチ展望台に到着です。

新しくて立派!

三階建て(?)で、一階二階三階にそれぞれベンチがある造りになっています。

ここでおやつ休憩。

ミツモチ山で「密もち」を食べる。

ハガレーナは「3つ餅」と言ってました。

あと冷たいマフィンも!

美味しかった🎵


回りは真っ白だけど!!(笑)


では帰りは「青空コース」で。


こちらのシロヤシオは花を間近で見られて、めっちゃいい感じ。

明け方まで降っていた雨で下を向いているので、花をしっかり観察できる(笑)


お、なんたか、とっても広い場所に出ましたよ。

ザ・高原って感じで気持ちいい!!


こちらの「青空コース」はなんと車が走れそうな幅の広い砂利道でした。


こちらもシロヤシオと、そして、お気楽が大好きな「ズミ」もありました。


ガスっていてあまり良くわかりませんが、釈迦ヶ岳が見えるポイントです。

あとでYAMAP記事でわかったことなのですが、今日は釈迦ヶ岳の開山日だったようで、山頂では神事が行われていたらしいです。

来年は狙って来てみようかな??


ズミ、シロヤシオ、ヤマツツジ、ミツバツツジ、、どれも可愛い💠


剣ヶ峯への登山口です。

ちょっと興味あるけど、今日はやめておきます。

次回の楽しみにとっておこう。


鹿が現れないかと、森を観察しながら歩きましたが、今日は出会えず(涙)

駐車場に戻ると、駐車スペースの端っこや道路に縦列駐車がズラリ並んでいました。


まだ歩き足りなかったので、トイレ休憩して、そのまま中央遊歩道に向かいます。

途中すれ違った年配の男性(87才らしい)に「この先道に迷いやすいから、引き返した方がいいよ。自分は前に道に迷って戻れなくなったんだ」と言われましたが、私たちはYAMAPでGPS を起動し、たえず現在地がわかるようにしてあるので、大丈夫です。


おおぉ、こちらも見事なツツジたち!

これを見ないで引き返すのは勿体ないよ!!

赤はヤマツツジ、紫はミツバツツジ、鮮やかなオレンジはこれから見頃を迎えるレンゲツツジです。


立派なズミの木。

終わりかけが多かったなか、これはまだイキイキしていて、とても美しかったです。

レンゲツツジのつぼみはホントにレンゲの花みたいな形なんですね。

車道を横切り、更に進みます。


ヤマツツジのトンネルになってる!!


こりゃ楽しいわ~⤴️


見上げるとこんな世界!

ここ、山歩きの体力ない人でもお散歩できるコースですよ!!


青空になってきて、その美しさが何十倍にも!!

これは楽しい😃🎵


進んでも進んでも終わらないツツジ天国。


花の密度が少し下がってきてから、「あ、三人で写真を撮っておこう」となりました。

もっと凄い箇所がいっぱいあったのに、、😅


赤が濃い!!


体力に自信のないマーサもご機嫌に歩けました!


このシロヤシオはまぁ、お見事!!

立ち姿が素敵です。


倒木があったら、ハガレーナはリンボーダンス(笑)


私は跨いで、マーサはくぐって、ハガレーナはリンボ~⤴️


左手に植林帯が見えてきました。

谷から涼しい風が吹き上げてきます。

あの杉(檜?)の根元が曲がっていますよ。

きっと雪の重みなんだね。

かなりの急斜面なので、雪にじわりじわりと押されてああなるんでしょうね。


駐車場に戻ってきました。

展望デッキに登ってみます。


いつの間にか晴れ渡っていました!

釈迦ヶ岳・剣ヶ峯(高原山)にいつか登ってみたい!!


歩いてきた中央遊歩道のある森も一望できます。

さすがに上から見たのでは、森の中にツツジがあるとはわからないか。

あんなツツジ天国があの中に隠れているのですよ。

皆さんにも是非体感してもらいたい!

素晴らしかったです。


この後車で下って山の駅でランチにしたのですが、その道すがら見えた八方ケ原の規模の大きさには驚きました!

どこにもかしこにも遊歩道があり、多くのハイカーが森歩きを楽しんでいました。

駐車場は満車なのに、山(森)の中では、あまり人に会わないんですよ。

それだけ公園の規模が大きいってことです。

みんなてんでバラバラ散らばるので、混雑している感じは皆無でした。

ここは毎年来たいと思わせる、まさに百花繚乱のツツジ天国💠!!


楽チンで楽しい一日でした!


次回は展望のよい日に剣ヶ峯か釈迦ヶ岳まで行ってみたいと思います。

(できるなら開山日に!)


こうやって立体図を見ると、八方ケ原が広~い平地で、その端は急斜面だったことがわかりますね。

こりゃ雪の重みで杉の根元が曲がるわけだわ!!💡

あと、今回行かなかった剣ヶ峯の稜線がめちゃくちゃ気持ち良さそう!

次はあそこを歩いてみたい!!(しつこい、わかったってば💦)


山の駅にてランチ!


帰りにチーズ工房にたちより、お土産を買いました。

ひまがまた脱走して、ご近所の家に保護されていたので、お詫びのチーズケーキを購入いたしました。

なぜやつは私が遊びに出かけると脱走するのだろう??


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

【群馬、榛名】ウォーリーと出掛けた天狗山。2023年5月16日(火)


天狗山東峰から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


火曜日にお休みのウォーリーを山に連れ出したいと思い、ターボと一緒に火曜日に休暇を取って出掛けました。


目指したのは、早春に歩いた天狗山。


⬆️その時の記事です。


尾根にツツジが沢山あったので、今頃咲いているのではないかと思う訳なんですよ。

この時ターボは不参加だったので、あの大展望を二人に見せたい!という思いもあります。

今日は雨降り後の晴天。

きっと展望も素晴らしいはずです。


《登山難易度 3》


自宅を7時25分に出発し、榛名神社を目指しました。

駐車場到着は8時50分頃。

トイレと身支度を整え、9時12分に歩き始めました。

榛名神社の参道を進み、山門手前の右手にある林道に入って行きます。


しばらく行くと、標識が現れるので、林道を離れ左手の山道へ。

「地蔵峠」と書いてあります。


昨日降った雨で沢の水が登山道の上を流れていました。

2月に訪れた時と様子が違います。

下草が繁り始めていて、時々顔や腕に当たるようになっていました。


地味な沢沿いの道をしばらく登ると、私にはワニの顔に見える3つの岩のところまでやってきました。

ターボが指差しているところがワニの鼻ね。


ワニの右目の横を登って行きます。

地蔵峠が見えてきました。


地蔵峠からは右手の尾根へ。

矢印(→)が木に喰われてる!!


小立の間、左手には硯岩、右手には榛名外輪山が見えました。


今日のコースで一番荒れている場所に突入。

ロープ設置もありますが、崩落地にしか見えない場所をよじ登ります。


細尾根に乗りました。


ヤマツツジとミツバツツジのコラボです。

細尾根は狭い上に結構急な場所もあります。


所々崩落箇所があるので、注意が必要です。

ツツジの美しさに目を奪われて足を滑らさないように、、。


大きな岩を掴んで跨いで、四足歩行で。


振り返るとこの大展望!!

(上)左から(下)右へ。

榛名外輪山を一望できます。


最初のピーク、大鐘ケ原岳に到着しました。

ここでバナナ休憩。


前回歩いた時に、ここが満開になったら見事だろうと思ったツツジの尾根道。

時々ツツジ越しに展望が開けます。


次々現れる紫色のミツバツツジと、オレンジ色のヤマツツジ。

この尾根歩きはやっぱり楽しい😃🎵

想像通りだ!


ミツバツツジのじゅうたんを踏みしめながら、展望スポットに立ち寄ります。


青空と胸がスカッとする展望に、みんなテンションアゲアゲ。

ババアに見えない写真を撮ろうと四苦八苦している一場面です。

自然な笑顔って難しいね!

わざとらしいか爆笑か、はたまたババアかの三通りしか選択肢なし(笑)


展望スポットからの胸のすく眺めです。

これから向かう小鐘ケ原岳の山肌にも点々と紫色が見えますね。

まだまだツツジロードは続くみたい。


下って登り返す。

今日の三人みたいなつぼみ発見!

楽しくおしゃべりしているみたい✨


キレイだね~⤴️

自分たちのボキャブラリーの少なさが嫌になりますが、、💦

「キレイ」「可愛い」「素敵」「凄い」くらいを声の調子を変えながら使い分けてます(笑)


小鐘ケ原岳に到着しました。

ベンチのような岩があったので、、ちょっと写真撮影会。


いかに自然な笑顔を撮るか選手権勃発!!

このターボと私の、一番わざとらしくなくて自然に近いってことになりました。

これが精一杯だった(涙)

そして、優勝は、、、


ウォーリー!!!

老けてもいなくて、わざとらしくもなくて、いつもと同じ自然な笑顔が撮れました🎵


小鐘ケ原岳から先は、祈りの道。

沢山の石碑が自然の中に置かれていて、いろんな神様がいらっしゃいます。


尾根を離れ、隣のピークに行くために笹原を下ります。

奥にはツツジのオレンジベルト!

T字路に出たら左へ。


天狗山への登りです。

この辺りは3月には少し凍結していた場所。

いつも日陰で少しひんやりします。

今日は沢山写真を撮って歩行ペースが遅いので、展望のない西峰はスルーします😅


目指すは東峰。

赤い鳥居が迎えてくれます。


岩っぽい道をひと登りで、天狗山山頂到着です。


東峰の端っこで展望を楽しみましょう。

新しい手持ち式の山頂標識がありました。


大展望の岩場に立って、一人ずつ記念撮影。


岩場からの眺めです。

最高でしょ??


イルカ岩の向こうが気になるウォーリー(笑)

高度感半端ない岩場の先端で眺めを楽しみました。


その後山頂付近の日陰でお昼休憩し、次へ向かいました。

急勾配の斜面に細く付けられた登山道を行きます。

最初に歩いた大鐘原ケ岳と小鐘原ケ岳を巻いて行く道になります。


お、2月には、ハリウッドみたいな顔が見えた岩場は新緑に隠れて見えなくなっていました。


これは2月に撮影した時のもの。

「う~ん、マンダム!」に似てませんか??

髪はカールしていて、目はたれ目で、鼻の下に口ひげ生やしてるジャックニコルソンに見えるんですよ。


この灰皿、ターボでも使えませんでした(笑)


美しい森を行きます。

鞍部を経て、鏡台山へ。


展望のない北峰はやっぱりスルー(笑)

展望がある(と知っている)南峰へ向かいます。


鏡台山に到着しました!

岩の上に立って眺めを楽しむ。


正面に浅間山が見えました。

(左下)榛名外輪山と(右下)今日歩いた山並み。


帰りはめちゃくちゃ滑りやすい急斜面をロープに助けられながら下りました。


倒木をくぐったり跨いだり、、少し荒れている箇所もありつつの登山道です。

赤い鳥居をくぐると林道に出ます。


写真を撮って遊んだからか、結構時間を要してしまいました。

でも久しぶりにウォーリーと歩けて、楽しかった!!

今回は華やかなツツジと新緑の森に癒され、大展望で気持ちが晴れ晴れしました。

同じ山でも季節を変えると全く違う表情を見せてくれるのが山歩きの醍醐味ですよね。

また別の季節(空気がクリアになる冬場とか)にも訪れてみたいです。


下山後はウォーリーがまだ訪れたことがないという榛名神社へお参りしました。


東面堂があった場所は、岩に屋根の形の切れ込みが入っていることに今回初めて気がつきました!


最強パワースポット、榛名神社。


ウォーリーが奇岩や樹齢1000年以上の杉など、独特の雰囲気に驚いている様子でした。

榛名神社は誰が訪れても多分感動すると思います。

ちょっと雰囲気がそんじょそこらの神社とは桁違いです。


本殿改修工事が終わるのは数年先みたい。

華やかで厳かな本殿が再び現れるのを楽しみにしたいと思います。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

【群馬、みどり市】亀しろコンビと行く、熊鷹山シロヤシオ稜線コース。2023年5月14日(日)


熊鷹山山頂から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


シロヤシオのシーズンがやってきましたよ!

お気楽が一番好きな花、シロヤシオを見に行きたい!

去年ハガレーナと同じ思いで登った袈裟丸山バリルートでは、見事にハズレを引き、ほとんどシロヤシオを見ることができなかった(多分去年はハズレ年だった)ので、今年こそは!と思っています。


ほぼ月イチでコラボしている亀しろコンビとの約束の日、、、

ほんとは去年不作だった袈裟丸山バリルートにリベンジしたかったのですが、雨予報の週末だったので、雨でも危なくなさそうな場所に変更することになりました。


選んだのは熊鷹山です。

熊鷹山といえば、、以前やっぱりお天気いまいちな時に訪れて、山頂からの展望は素晴らしかったものの、そこまでの行程(根本山・十二山経由)が長くて暗くて、「もう二度と来ない!!」となった数少ない山のひとつです。


⬆️その時の記事です。


この時は、「このルートは二度と嫌だ!でも尾根にシロヤシオの木があったし、熊鷹山からの展望は素晴らしかったので、反対側から登ったらもっと楽に行けるんじゃないだろうか??」と考えていました。


あれから5年、、見つけてしまったのですよ、、めちゃくちゃ楽勝のコースを!!

車でぐんぐん標高を稼ぎ、群馬県と栃木県県境の宝生峠から十二山・熊鷹山へ登る(というかほぼ等高線沿い)楽勝ピストンルートです。

ヤッターー!

雨の予報なのですから、そんな道が安心安全です。

展望と花見という熊鷹山のいいとこだけを楽して楽しめる夢のルートですよ。


🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙


自宅を5時頃出発しました。

亀しろコンビとの待ち合わせは、7時に富弘美術館。

トイレがキレイなので、奥日光方面へ向かう時はよくトイレ休憩に使う場所です。


草木湖の北を沢入駅方面へ入り、黒坂石川にそって林道をぐんぐん進み、宝生峠までやってきました。

亀しろコンビと合流した富弘美術館付近では結構な降りで、トイレから出てきてしばし雨宿りするほどでしたが、峠に着くと雨はやんでおりました。

おっ!これは晴れ女パワーのお陰か!?

それとも、私のトキハット効果!?

(注)私のGORE-TEX帽子が塩沢ときさんの帽子みたいなので、トキハットと呼ばれています。

雨に備えてこれを被るとなぜか雨がふらず、忘れるとどしゃ降りになるというお気楽都市伝説があるのです(笑)


トキハットという最強兵器があるとはいえ、世間は雨予報なのですから、カッパを着て歩き出しますよ。

私はカッパと間違えて防寒着を持ってきてしまい、急遽ポンチョで歩くことになりました。

このポンチョが笑いの嵐を巻き起こすことになるんですよね😅


《登山難易度 1》


スタートは7時48分でした。

今日は雨だし、楽勝コースなので、山でのランチはせずに、下山してから食堂でお昼にする予定です。


峠の側に階段があり、そこが登山口になります。

風が吹くと、私のポンチョが怪しく膨らみ、巨大なコウモリが現れます。

霧の中、早速ツツジが見られるようになりました。


私の後ろを歩くハガレーナが爆笑していました。


シロヤシオとヤマツツジ。


地面が赤く染まってる!


ツツジ娘(元)と、背後霊。


ミュータントタートルズと「取っ手、撮って~⤴️」


ハガレーナが木を倒した!!!


倒木の上はギャップ!!


熊鷹山の主尾根に乗りました。


ハガレーナが何か見つけた!

木にまあるい窓がありました。


幻想的な霧の森に赤が浮かび上がる。


ツツジトンネル通過中。

時々合目石がありました。


まだつぼみもありました。

一週間後も楽しめるかも!?

雨粒がついたツツジも可愛い💠


魔女のような木によりかかる、二人のゆばぁば。


雨粒。


木の根元に二人が何か見つけた!


この泡は樹幹流という現象らしいです。

雨水が木の幹を伝って流れおちる時に、木の表面にある細菌などに反応して起きる現象なのだとか。

泡の中が青く光っていて、とても不思議な光景でした。


山頂が近くなるにつれ、シロヤシオが多くなっていきます。

(右下)シロヤシオととうしろさん。

この後から、とうしろさんは「Mr.トウシロヤシオ」と呼ばれるようになりました(笑)


山頂への最後の登りは、シロヤシオとヤマツツジの織り成す圧巻のプロムナード。


山頂に到着しました。

辺りは真っ白!!

でも雨は降ってないので、快適です。


(上)展望台から見下ろす。

(下)亀しろコンビ。


360度ツツジの海!

最盛期は過ぎちゃったみたいだけど💦


(左)丸岩岳への道。

(右)南へのルート。地図には踏み跡少なく、ルート不明瞭と書いてあります。


ウサカフェオープン!!

美味しいコーヒーと生大福でおやつ休憩しました。


こんな看板あったの、初めて気がついた。

晴れていればね~⤴️

大展望です。


では下山開始です。


満開のシロヤシオをみれて、ご機嫌😃⤴️⤴️


霧が少し薄くなり、森がキレイに見えるようになりました。

赤いツツジがポツンとあると、森に火が灯ったように見えます。


帰りも度々、ゆばぁば現る!!


何度も同じような写真を撮ってしまいます。

キレイなんだよね~⤴️


帰りは十二山経由。

魔女の椅子がありました。


(上)お、こんなの登りではなかったぞ!

熊さんの足跡か!?

(下)巨大な「犬神家の一族」

(右)とても見事なシロヤシオだったのだけど、伝わらないか、、(涙)


森がみずみずしい!!


ここは秋にもきっと美しいはず。


往路ではなかったぎんちゃんがたっくさん出ていました!

落ち葉を押し退けてにょきにょき伸びてきたんだと思います。


霧がどんどん消えていく。


(上)ウサ亀さん、懺悔中!?

(下)ウソウソ、、こんなぎんちゃん撮影中でした。


霧がなくなり、袈裟丸山方面が見えた!!


最後まで美しい森、そして、歩きやすい道です。


車道が見えてきたら、そこは宝生峠。

栃木県との県境にゲートがあり、通り抜けはできないようになっています。


ミツバツツジは花を落としていましたが、ヤマツツジは満開!!

シロヤシオは雨に濡れて下を向いていましたが、山頂に近づくにつれ素晴らしいツツジの世界に飲み込まれました。

歩いている間は霧はあったものの、雨に降られることもなく、楽しいハイキングに。

雨予報でもこんなに安全に楽しめる山があるのは有難いです。

朝地区の掃除があったりして、ゆっくり出発しかできない時など、楽勝コースを歩きたいときに、オススメします!

体力ない方でも大丈夫!

早速会社の友人にオススメしておきました(笑)

秋に再訪しましょう😁


下山後「ひらの」でランチ、、水沼駅の温泉に入ってから帰宅しました。


書くべきブログを溜め込んでいて、山行から時間がたってしまったので、小さなエピソードをすっかり忘れてしまいました(涙)

まぁ、そのほとんどがターボのくだらんダジャレだったりするので、必要ないっちゃ必要ないんですけど(笑)


こんな楽勝で、ツツジの素晴らしいルートがあるんだよ!ってことが伝わればいいってことで😆


ウサ亀さん、とうしろさん、またよろしくお願いします!


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。