50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。本に興味のある方ものぞいてくれたら嬉しいです。

【読書感想】『ライアーハウスの殺人(織守きょうや)』『王国(湊かなえ)』2026年11月5日(木)

やまみほ

こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


最近読んだ作品の感想を書きます。


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《ライアーハウスの殺人》織守きょうや著(集英社)


◎帯、、、

お嬢様もメイドさんたちもみんな嘘つきだよね


館✖️クローズドサークル✖️計画犯罪✖️○○!?


◎あらすじ、、、

お嬢様・彩莉は転がり込んできた莫大な遺産で孤島にギミックつきの館を建設し、かつて自分の書いた小説を馬鹿にした相手を殺害しようと企てる。

「おまえらがバカにした私の考えたトリックで死ね」

嵐の気配が近づく中、ターゲットのミステリ愛好者たち(ショーゴ、詩音)、医療関係者(みくに)、刑事(矢頭)、霊能者(真波)、嘘で雇われたメイド(アリカ)が館に集められ、金にものを言わせた自前のクローズドサークルが完成。

有能メイド・葵の鬼のダメ出しの末、綿密に練られた復讐劇は、成功間違いなしと思われた。

しかし、一夜明けると、彩莉が殺した覚えのない死体が転がっていた………。


⭐感想⭐、、、


織守きょうやさん二作目。

『花束は毒』が面白かったので期待していたのですが、この作品は私の好みではなかったです。

残念!


読書メーターでは皆さんの評価が高いし、何人ものブックチューバーも絶賛していましたから、クローズドサークルが大好きなミステリ愛好家にはぶっ刺さるのではないかと思いました。


ただどちらかと言うと社会派ミステリ好きの自分としては、誰に対しても全く共感できず、んなわけあるか!と思いながら読んでいて、あまり楽しめなかったです。

後半いくつかどんでん返しがあり、え?え?どういうこと?

なるほどあの違和感はそういうことだったのねと言う驚きはあるものの、それが痛快かと言われると首を傾げてしまいます。

以前読んだ他の方の作品でも思ったことですが、こういうエンタメには動機とか共感とか不要なのだろなぁ。


何一つ納得できるものがなかったです。

皆確かに嘘つきだし、イカれていました。

これだけ常識が通用しない物語も珍しいですね。

若者に人気なのですから、私の感覚が古臭いのだと思います。

エンタメに振り切った作品でした!


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《王国》湊かなえ著(マガジンハウス)


◎帯、、、

珊瑚の女王を殺したのは、誰なんだ?


究極のブロマンス・ミステリ


◎あらすじ、、、

白珠湾の海を守るーー生まれ故郷の海を愛する母と、国際協力事業団で海を守る仕事に就く父を見て育った浜崎朔也は海洋学部で学び旅行代理店を経て、満を持してウェルネス・ツーリズムの会社「海の王国」を興した。

幼い頃からの夢がようやく形になりかけた矢先、悲劇が起きる。


9人全員何かを隠している


⭐感想⭐、、、


読友のあこちゃんが高評価だったので、かなり期待して読んだのだけど~!!

なんだ?なんだ?

一体何が起きているのだ!?

私には理解できなかったぞ、この本の魅力が!

湊かなえさんは好きな作家さんだし、少し前に発表になった『暁星』など、ドはまりしたのに、、、何故かこの物語ははまりませんでした~😭


何しろ登場人物が多いし、それぞれが個性際立っている訳でもないし、章毎に話者が変わるし、その章の中でも時系列が入り乱れていて、今、誰の、いつの話をしているんだっけ?と度々わからなくなってしまいました💦

多分私の理解力がなかったせいだと思います、、残念!!!


全体的にぼんやりしていて辛気くさいです。

謎も今一つだし、その解決の盛り上がりも大してありません。

これ、ホントに湊かなえさんの作品なの?と思ってしまいました🤣


本には登場人物の栞が挟んであるのですが、あこちゃんから借りた本には杉浦航生しおりが挟んであり、おっ、それぞれイラスト化されてるのね!と思ってネット検索すると、見分けの付かないキャラが9人並んでいて、いやこりゃ覚えられないわ、、無理~っとなったのでした🤣

怒涛の展開を期待して、我慢して読んだのですが、最後まで薄味でした😭


最後の「あとがき、もしくは、序章」っていうのは何ですかね?

作者の体験談って事ですか?

今一つわからないまま終わってしまいました。


あこちゃんは面白かった!と言ってます。

私の頭がパープーなだけだと思います!!絶対そう!


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来週はいよいよ第176回直木賞ノミネート作が発表されます。

あこちゃんはそれまでに自分が購入した新刊を読み終えたいと言っておりました。

でも私は読むより買う方が多くて、全く追い付けません💦

次は今村翔吾さんの『未だ本能寺にあり』を読もうと思っていましたが、かなりの大作なので、とりあえず次はあこちゃんが激推ししていた『富岳を駆けよ』を読んでみようかな。

耳で聴くAudibleでも、新刊がどんどん出ているので、それも活用して、頑張ります!


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【長野、和田峠】2回連続の三峰山はまっちろけ💦2026年11月3日(祝)

やまみほ


まっちろけの三峰山山頂から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


祝日と火曜日が重なったこの日、「火曜日の女・ウォーリー」と山に行くことになりました。

ターボととうも参加できるということで(ハガレーナはお仕事でした😭)4人で出かけます。

当初は先日お気楽イツメンで訪れた毛無峠から毛無山と破風山に登る予定でした。

4時に自宅を出発し、高速道路を走っていると、あれ?なんか雲が多くない?となり、毛無峠の天気予報を見ると曇り予報に変わっていました。

あちゃー、あの展望の山で雲の中じゃ嫌だよねとなり、だったら前回ハガレーナと私が歩いた「三峰山」はどう?と提案すると、ターボがすかさず「いいね!そこに行きたい!」と乗ってきたのでした。

そうね、三峰山とはそもそもターボが前々から行きたいと言っていた山なのです。

そこにターボ不在の時にハガレーナと登ってしまって、なんか後ろめたい気持ちがあったりもしたのでした。

前橋辺りを走っていたので、駒寄インターで高速をおり、しばらく下道を走って松井田妙義から再び高速にのり長野を目指しました。


途中、雨が降りだし、山には厚い雲がかかっています。

あれ?もしかして、こっちもお天気悪いのか?

さっき調べたら曇り後晴れで、10時位から晴れの予報だったのだけれど、、、


ちょっと遠回りになりましたが、先週訪れたばかりの「和田峠駐車場」に到着したのは、7時55分でした。

20台ほど停められそうな砂利の駐車場には先客が2台のみ。

辺りはガスガスです。

こんなお天気じゃ、みんな来ないよね、、展望が取り柄の山なのだから🤣


《コース定数 14(ふつう)》



8時5分、いつものように「今日も元気に~、レッツ・ら・ゴー!」で出発します。

この時は間もなく晴れてくると信じておりました。


歩き始めはそもそも展望のない森歩きなので、霧がむしろ幻想的で素敵でした。


最初の下りです。

朝方まで雨が降っていたため、地面が濡れています。 

おぉ、滑る、滑る💦

じぃさん、ばぁさんのヨタヨタ歩き、、動画にちゃんと納めておきました🤣


下ったら登るよ。

登った先が先週は楽しみだったけど、今日はどこまで行ってもまっちろけ。


前方に三峰山が見える!、、はずの稜線歩き。

なかなか見えてこないね、、私たちは雲の中にいる模様。


三峰口の駐車場が霧の中にうっすら見えてきました。


時々現れる青空に、おっ、晴れてくるか!?と期待が高まる。


楽しい楽しい笹の稜線歩きのはずなのだが、、視界は100m位ですかね🤣

これだけ見えなければ、パーッとガスがはれた瞬間に世界が現れて感動するよ~!!とまだ望みを捨てていない。


そして、更に霧が濃くなった山頂に到着です。

なんも見えん。

ランチしながらしばらく霧がはれるのを待っていよう!と思い、ありったけの服を重ね着して30分程粘りましたが、、、あれ?とう、、なんか無口じゃない?と思ったら「寒いからじっとしてるの」と。

あ、、水風呂原理?

このままじっとしていたら、4体の凍りついたダルマが完成しそうだったので、諦めて下山することにしました。


結局何も見えなくて落ち込む三人。

でもフードをかぶって顔出しパネルみたくなってるウォーリーを見て爆笑するターボととう。

寒くても(気温は4℃位)それをネタに楽しくなるお気楽な人たちです。


では下山しまひょか。

また来ればいいね!また来いって言ってるんだよ!という負け惜しみ台詞を下山中5回は聞いたかな🤣


はれないね~💦

予報より天候回復が遅れてます。


おっ、三峰口位までは見通せた!!


下ってくると、少しずつ霧が薄くなってきました。

厚い雲の下にやって来たのかな?


あ、諏訪湖が見えた!!

登り途中、私が「こっちに諏訪湖が見えるんだよ」と言っても「へぇ~、そうなの~?」と半信半疑だったメンバーたちから歓声が上がります。

みほさんが言ってたの本当だった!と、、。

さすがにアルプスなどは厚い雲がべったり貼り付いて見えませんでしたが。

雲を指差して「こっちに八ヶ岳、こっちに南アルプス、その間に富士山で、、、」と説明しました。

次の楽しみが増えました!


獣道のような笹の切れ間を登って、、、


和田山・北峰到着!

子どもたちがやってるみたいに立体的な自撮り写真を撮りたいのだけど、うまくいかない🤣


更に下ってくると、輝く諏訪湖と、その奥に伊那谷の端っこを見ることができました。


最後の登り返し。

朝、ヨタヨタ下ったところです。


朝降った雨のしずくが苔丸についていて可愛かったです。


雲の隙間から日が射すと、ススキが金色に輝いて見えました。


古峠に到着。

かつての中山道・和田峠です。


 

御嶽山を拝めるはずの「賽の河原」からは、湿った地面から水蒸気が立ち上ぼり、妖怪が出てきそうな雰囲気でした。


カラマツとススキが美しいです。

青空、、、惜しいなぁ、、、


フィトンチッドの香りに癒されながら、下山しました。




↑↑↑

ショート動画です。


大展望のはずの三峰山でしたが、今回は残念ながら山頂はまっちろけで、展望は見事にゼロでした🤣

以前とうとウォーリーを芳ケ平に初めて連れて行った時は土砂降りの雨に見舞われ、別日にリベンジし、「こんなにすごい景色だったのね~!!」とより感動してもらった経験ありですから、その再来を期待して、次、ウォーリー・とうコンビが参加できる快晴の日に再訪したいと思います。


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【読書感想】『ギャルにひかれて寺マルシェ(宮島未奈)』『すべてが円くなるように(原田マハ)』2026年10月30日(金)

やまみほ

こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


最近読んだ(聴いた)新刊二冊の感想です。


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《ギャルにひかれて寺マルシェ》宮島未奈著(角川書店)


◎あらすじ、、、

亡くなった父親の酒屋を継いだ30歳の英介は、商売への向上心もなく、なんとなく退屈な毎日を過ごしている。

そこへ、久しぶりに地元へ戻ってきた腐れ縁の幼なじみ・光司が現れる。

光司にそそのかされた英介は、子どものころに近所の陵泉寺に埋めたという高価なポケモンカード(タイムカプセル)をこっそり掘り起こす計画を立てる。

計画の偵察として、陵泉寺で月1回開かれている〈寺マルシェ〉を訪れた英介。

そこで目にしたのは、なんとギャルメイクをして袈裟をまとい、法話を行う尼僧の姿だった。

その正体は、実家の陵泉寺で副住職を務める元同級生の真実子(まみたん)だった。

かつての真面目な優等生の面影が全くない姿に英介は呆気にとられる。

英介の傍らで、光司は真実子を「ギャル僧」としてプロデュースし、一儲けしようと勝手な計画を思いつく。

この破天荒な再会と寺マルシェへの関わりをきっかけに、大人になりきれない大人たちの日常が少しずつ動き出し、化学反応を起こしていく青春エンターテインメント。


⭐感想⭐、、、


この方の小説はなんて読み心地が楽チンなんだろう。

嫌みではなく、軽いタッチでサクサク読めて、笑えて、ほっこりします。

しかも、作品全体に一切無駄な場面がありません。

全て物語に必要なアイテムだし、後に伏線回収される重要な場面です。

自分の書きたいことを書きすぎて、物語を複雑にし、結果散らかり放題になる作家がいる中で、この潔さはなんなのだろう。

すごいなと改めて思いました。


ギャル僧のまみたんが表紙ですが、寺マルシェを盛り上げるために奮闘する幼なじみの二人が主人公です。

無鉄砲でめっぽう魅力的な光司と、彼に引きずられながら徐々に楽しくなってくる英介。

題名は『ギャルにひかれて』とありますが、むしろ『悪友にひかれて』なんじゃないかと思いました。

まぁ、それでは題名として弱いので、『ギャルにひかれて』で正解だし、彼女ありきの男二人の活動でした。

そんな二人のやり取りが楽しくて、にやけてしまいますし、時々プッと吹き出してしまいました。


寺でマルシェを開くというアイデアは、衰退する寺の再建策として有効なのではと思いました。

最近はあちこちでマルシェが行われていますが、どこかの駐車場だったりして、大体炎天下だし埃っぽいです。

森に囲まれたお寺のポテンシャル、使わないのもったいないなぁと思いました。

楽しめました!

三人の続編、読みたいです!


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《すべてが円くなるように》原田マハ著(幻冬舎)


◎あらすじ、、、

「真珠」がつなぐ女性たちの人生、絆、そして自分らしく生きるための葛藤と成長を描く短編集です。

アムステルダム、パリ、京都、ロンドン、シカゴなど様々な土地を舞台に、祖母と孫、母と娘、女友達といった関係性や、真珠のまろやかで控えめな輝きに自身の生き方を重ねる女性たちの姿が描かれます。


⭐感想⭐、、、


真珠を身につけた様々な素敵な女性たちが登場する短編集でした。

読み心地の良さは『ギャルにひかれて…』と同じように穏やかで楽チンですが、こちらは好みではありませんでした。

私って、なんてワガママなんだって思いますが💦


物語には何の深みも淀みもなく、ただサラサラと流れる清流の如きです。

それを美しいと感じるか、物足りないと感じるかは読者の好みでしょう。


原田マハさんは大好きな作家さんです。

一番のお気に入りと言っても過言ではないほどです。

それだけに、私は物足りないと感じてしまいました。

絵画をテーマにした、心揺さぶる長編小説の方が好きです。

あらすじを読むと「女性たちの人生、絆、そして自分らしく生きるための葛藤と成長を描く」とあります。

確かにそんな表現はありました。

気付かなかった訳ではないですよ。

でも既に人生成功した、ルックも美しく輝いた女性たちの「人生はなんて素晴らしいんだ!」を読まされても、それは良かったですね以上の感想が出てこないです(涙)


イヤミスや社会派ミステリなどの読み過ぎで、こういう上品でお行儀のよい話では楽しめなくなってしまった自分が残念とも言えます🤣


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今回は「2027年本屋大賞ノミネート作」に入ってくるかもしれない新刊(2025年12月1日~2026年11月30日刊行)を二作、Audibleで聴くことができてラッキーでした。

「すべてが円くなるように」は入ってこないと思いますが、「ギャルにひかれて寺マルシェ」は、宮島未奈さんが毎年本屋大賞にノミネートされる超人気作家さんだけに、要チェックです。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。