50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、南牧村】山歩きJPコラボ企画!紅葉と大展望の鹿岳。2024年11月23日(土)


鹿岳・秘密のテラスから、こんにちは!(山歩きJP)


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今週は、娘たちがやっているYouTube《山歩きJP》とのコラボ企画です。

長女のナツ(YouTube内ではユウ)から「お気楽隊とコラボ登山したい。お気楽隊の活動エリアの低山を案内してもらって、お気楽隊におもてなししてもらえたら嬉しい」と連絡ありました。

日頃百名山などの有名な山に登ることが多い《山歩きJP》の二人が楽しんでくれる私たちの活動エリアの山といえば、真っ先に思い付くのが西上州の「鹿岳(かなだけ)」です。

鹿岳は、1000mほどの低山ですが、一ノ岳・二ノ岳という大きな岩峰がふたつ並ぶ特徴的な形をしていて、遠くから見るとリボンの形に見え、とても目立ちます。

隣には四つの峰がギザギザの櫛形に並ぶ、これまた特徴的な四ッ又山があり、高速道路からもすぐにわかります。

多くのハイカーがこのふたつの山を一緒に登るコース設定にすることが多いので、《山歩きJP》の二人には是非そのコースを歩いてもらいたい。

四ッ又山からしっかり鹿岳の奇岩を目に焼き付けて、「あれにほんとに登れるの!?」と思ってもらえたら、更に楽しい登山になると思うんだ。

そして、山頂からは、誰が見ても感動すること請け合いの大展望!

そして、足元が切れ落ちた岩場に立った時のドキドキは、日常ではなかなか味わえないスリル満点の無料アトラクションです。

鹿岳は、どんなにハードルを上げておいても、訪れた人たちの期待を裏切らない隠れた西上州の名峰なのです。

きっと若い二人も楽しんでくれるはず!!


自宅を5時15分に出発し、現地駐車場には6時20分頃に到着しました。

集合時間は6時45分なので、トイレに行った後は車の中で朝ごはんを食べたりしながら、子供たちの到着を待ちました。


《山歩きJP》の二人が到着したのは、6時42分。

遅刻しなかったね(笑)

そこから、準備を始めたのですが、若者たちは支度が速くて、結局お気楽の方が待たせる結果となりました🤣



《コース定数 16(ふつう)》


* すごく所要時間が長いですが、うち、休憩時間が3時間25分でしたので、歩いていたのは5時間ほどです。


駐車場でいつものYouTube撮影。

今回はターボがいるので、めちゃくちゃ元気のよい「おはようございま~す!!」からスタートします。

《山歩きJP》の二人が苦笑いしてました🤣

「50代からのお気楽山登り」のYouTube動画を作成しているのは、私(やまみほ)なのですが、今回の編集ではボリュームを50%に抑えましたよ。

それでも動画を見てくれる人がビックリしそうな大声の挨拶から今日の山行がスタートしました(笑)

(次回から少し音量を抑えて欲しいと頼んでおきました🤣)


ちなみに、ターボが参加している回のショート動画は、ターボが担当して作成しています。

少し前から私のアカウントを使って「50代からのお気楽山登り」としてアップするようになりました。

「お気楽隊」として窓口をひとつにした方が良いというユウのアドバイスを受けた形です。

ターボが参加してない回のショートは私(やまみほ)担当なので、ターボがいる回といない回で、ちょっと雰囲気の違うショートになっているんじゃないかなと思います。

気づいた人はさすがにいないか🤣🤣🤣


そんな裏事情はさておき、四ッ又山(と鹿岳)登山口までやってきました。

振り返ると近くの山が朝焼けに染まってた。

時刻は7時27分です。

里の中を歩きながら、お気楽メンバーはお喋りが止まらない(特にターボとハガレーナ。私は比較的無口な方)

JPの二人はそれを見て微笑ましそうにニコニコ笑っていました。

その顔がとってもチャーミングで、動画にジュンの笑顔を入れておきました(から、是非見てね♥)


まだ薄暗い沢沿いの道を登って行きます。

JPの二人は度々立ち止まって写真を撮っていました。

歩みの速さが違うので、二人が写真を撮っている間に少しでも先に進んでいるようにしよう。

どうしたってすぐに追い付かれる(笑)


登山口からわずかで、四ッ又山と鹿岳の分岐に到着。

若者たちには分岐を右に進んで四ッ又山の四つの峰をピークハントしてきてもらい、お気楽は左に行って四ッ又山はスルーします。

二人より早めに鹿岳ピークに行き、そこでおもてなしランチの準備をする予定にしたのです。

決して四ッ又山に登るのがダリい訳ではないよ(言い訳)

いや、歩くスピード違い過ぎて、そのくらいのハンデをもらわないと、二人を待たせ過ぎちゃうのでね。

なので、ここからしばらく別行動になります。

四ッ又山に向かう二人に「行ってらっしゃ~い!」。

別れる前にYAMAPの位置情報の共有をしておきました。


私たちは真っ直ぐ「マメガタ峠」へ。

マメガタ峠では、標識にある「マメガタ峠」の文字がとっても小さいので、ターボが赤ちゃんの声で「マメガタ峠」と読み上げるいつものやつ、、やっておきました。

今年も聞けた、、満足です(*^^*)


マメガタ峠でJPの位置を確認すると、まだ天狗峠を過ぎた辺りでした。

うん、これなら、先に鹿岳山頂に着いてランチを準備する時間は十分にありそうです。


あ、ターボとハガレーナ、、立ち位置、間違えた!!

ターボとハガレーナの距離、、多分10m位離れてます、、🤣


見晴らし台に到着!

ここに立ち寄るようにユウに電話で伝えておきました。

見晴らし台でサムネ撮るといいよ~と、、(笑)

今日も素晴らしい眺めです。

左が一ノ岳で右が二ノ岳。

ここから見ると一ノ岳の方が高そうに見えますが、二ノ岳が奥にあるからそう見えるだけで、二ノ岳の方が30メートルほど高いのです。

初めてここにきた時、私たちがあんな所にホントに登れるの!?と思いました。

この後ここに立ったJPの二人も「あそこに登るのかな?だとしたら相当楽しそうだけど」と呟いていました。

そう!

この後あそこに登るんだよ~!!

一ノ岳と二ノ岳の間から、ちゃんと登れるルートがあります。

鹿岳はあんなところ本当に登れるの!?と思わせる形をしていて、そんな奇岩の全貌を登る前にしっかり見せておいて、「まじ!?あそこ、登れる!?ウッソー!!」とドキドキするのが楽しいんですよね(*^^*)

それが鹿岳のオススメポイントのひとつ目です。

そんなドキドキをみんなに味わってもらいたくて、ついつい勧めちゃうんですよね。

後から二人が呟いているのを動画で見て、「やったね!!作戦成功!」となりました(笑)


鹿岳(一ノ岳)が一番近くでドーンと見える場所までやってきました。

青い空に聳える巨大な岩。

大迫力です。


辺りは赤や黄色に彩られた世界。

紅葉に間に合って、良かった!!


一ノ岳のドデカイ岩峰をぐるり巻いて鞍部まで向かいます。

この山の一番難易度高いのはここのエリア。

垂直の壁の下部にわずかにある出っ張りの上をそろりそろり登ります。

落ち葉が降り積もり、一歩間違えたら右手の斜面を滑り落ちること必須。

ロープを使ってよじ登る箇所もあり、JPの二人が「ここ、お気楽隊、登れたの!?」と思ったらしいです。

お気楽も時間はかかるけど、足場さえあれば慎重に登るので大丈夫です。

ケガをしないこと、、それが一番大事なことですから。


落ち葉&岩場という、滑りやすい要素てんこ盛りのデンジャラスエリアです。

しっかり足場を確保して、慎重に、慎重に。


その頃、JPの二人は見晴らし台に到着していました。

母の言いつけ(?)を守ってサムネ撮影(笑)

私はいい笑顔だと思うけど、本人たちのオメガネにかなわず、どうやらボツになったらしい。

(12/4時点で)まだ二人の動画はアップされてないのて、何をサムネにするのかはわからないのですが。


お気楽が一ノ岳と二ノ岳の鞍部に着くと、暴風が吹いてた💦💦

どこか風が当たらなくて、静かにランチできるところはないか?

見つからないまま、一ノ岳に取りつきました。

前回来た時はサクサク登れた岩場ですが、右からの爆風に体が振られ、バランス取るのが難しい💦

風が吹くと、岩場の登りはこんなに怖いものなのかと知りました。

一ノ岳山頂手前の小広い場所を見つけ、そこでお昼の準備をすることに。

座るといくらか風が当たらないものの、やはり風が強く、紙皿が飛ばされそうになったり、地面が全くの平らではないのでコンロの上の鍋がひっくり返りそうになったり、いつにも増してワチャワチャなことになりました🤣

そんなワチャワチャの声は遠くからでも二人に届いていた模様。

二人がやってきた時にはてんやわんやの真っ最中だったので、「先に山頂行ってきて~」となりました。


山歩きJP、一足お先に一ノ岳登頂!!

大展望の岩に登って「すごいね~」と言っている二人の様子を動画で見ることができて、母としては大満足です。


山頂から戻ってきた二人をお迎えして、お気楽のおもてなしランチ。

ベイシアの肉はちょっと固かったけど、材料をたっぷり使っていて、お味は上等、、二人が喜んでくれました。

塩バターパンは網で焼く予定にしていたけど、爆風で色々と忙しかったので、焼かないままで食べることにしました(笑)

映えを意識して、用意したトマトとブドウが彩りを添えてくれました。

これは大成功と言っていいのではないかな??

YouTubeにこの様子を載せると、ウサ亀さんに「🐢をおもてなししてくれてもいいのだけど」とコメント来ました。

あ、気づかれた??(笑)

いつもお世話になってるウサ亀さんをたまにはおもてなししなくちゃだよね、、考えとくわ。


まんぷくJP!

喜んでもらえて、良かったよ!!


ランチの後、5人で一ノ岳山頂に立ちました。


そして、山頂の先の急な岩場をくだって、、


秘密のテラスへ~!!

鹿岳に来て、ここに立ち寄らなければ、鹿岳の魅力の半分しか享受しないことになるんじゃないかな?

この秘密のテラスを知っているのといないのとでは、鹿岳満足度が大きく違うと思います。

ほんっとに素晴らしいの。

西上州の特徴的な山のひだひだがそれはもう見事で。


しかも足元は切れ落ちた断崖絶壁!

岩の端に立ったら、その高度感、ゾワゾワ感といったらもう、、すごいよ!!

二人は「飛べそうな気がする」と言ってて、ほんとそう!と思いました。

下山して、村人にお会いした時、「飛べそうだったろう??」と話しかけられて、やっぱり誰もがそう思うんだって思いました。


JPのサムネ撮影中。

絵になる二人。


そして、5人で記念撮影!

いい写真だ!

「お気楽JP」と名付けたよ!

「秘密のテラスだよ~」「秘密にしてね~」「知りたかったら、30分以内にお電話くださ~い」のお決まりの台詞、、やっときました(笑)


秘密のテラスからの展望。

八ヶ岳も見えました。


では二ノ岳に向かいます。


二ノ岳へはこのギシギシいう手作り感満載の梯子を登り、その後鎖場を登っていきます。


二ノ岳山頂からの眺め。

360度の大パノラマ!


先に着いていた二人。

ユウはお昼寝、ジュンはイラストを描いていました。


展望デッキの二人。

遠くから見ると「あんな所登れるの?!パート2」の展望デッキですが、しっかり足場があり、トップも意外と広くて安定感あります。


5人揃って、二ノ岳山頂標識で。

この後、スペースを見つけて、コーヒーブレイクしました。

デザートは、桔梗さん発信の「フルーツあんみつ大福」。

めちゃくちゃ美味しくて、おもてなしといえばこれ以上のものはないってくらいのスイーツです。

登山道で拾ったもみじ🍁やブナの葉っぱ🍂を添えて、秋らしさを演出しました(笑)


コーヒーブレイク中に描きあげたジュンの山ノート。

イラストをサラサラと描く様子が楽しくて、「上手いね~」と言いながら、みんなで眺めていました。

きっといつかユウが文章をジュンがイラストを描いたエッセイが作れるね、、。

そんな未来が待ち遠しいです。


左から170㎝、153cm、174cm。

ハガレーナは自分が小さい実感がないらしく、どれだけ小さいのか、ノッポの二人に挟まれてみたいというので、、(笑)

囚われの宇宙人みたいとみんなで笑いました。


こちらは、JPにもらったステッカーです。

やったぁ!!


大切にするね~!

スマホケースに挟んでおくよ~!

ユウになくさないでねと言われ、ターボに「ほっぺに貼っとけば」と言われましたよ。


私の長女と1.5女の二人。

《山歩きJP》の応援、よろしくお願いします🙇⤵




https://youtu.be/i0qmwAAJmAs?si=vt4RI-W5JMomCMgF

↑↑↑

動画をまとめています。

四ッ又山を歩いた二人の様子ものせていますので、良かったらご覧ください。


またコラボの様子を《山歩きJP》が「山旅旅アプリ」のコラムに載せています。

↓↓↓

文章はユウ、イラストはジュンです。

ジュンが描いてくれたお気楽イツメンの似顔絵。

似てる!

似すぎている!!

なので、ユウに言って、間もなく迎える私の61歳の誕生日プレゼントとして、ステッカーにしてもらうことになりました。

可愛いステッカー、、山でお会いしたら声かけてください!

お渡ししまぁす!(押し売り、いや、無料です(笑))


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【群馬、上野村】紅葉の盛り!西上州の笠丸山。2024年11月10日(日)


笠丸山・西峰から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


先週に引き続き、今回もヤマッパーの「いっけんさん」のレポを見て、出掛けることにしました。

今までノーチェックだった西上州の「笠丸山」です。

「いっけんさん」のレポで紅葉真っ盛りの様子を目にして、こんな紅葉がきれいでサクッと登れる山があったのか!知らなかったーっ!となりました。


実は前日(土)の夕方から、深谷の産業文化祭で「ネギロック」というライブがあり、ダイヤモンド☆ユカイさんや大黒摩季さんが出演されるというので、友達と観に行ったのです。

もちろんハガレーナも一緒に。

それで帰宅が遅くなったので、ゆっくり出発でも行けそうな近場の山を探していたのでした。

いっけんさん!ナイス!!

西上州なら近いし、高速使わなくても行けるので、参加人数が少ない時は交通費が助かります。


ところで、「笠丸山」、、皆さん、ご存知かしら??

以下、YAMAPに載っていた「笠丸山」の説明を載せておきますね。


⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️⛰️


《コース定数 8》



自宅を7時10分に出発し、登山口駐車場に到着したのは8時50分頃でした。

トイレは登山口にないので、道の駅「上野」に寄りました。

この日、現地に向かう埼玉・群馬の空ははどんよりしていました。

紅葉が見れれば、まぁ、曇りでもよいよね、、などと話しながら車を走らせていましたが、なぜか上野村に入った途端、前方は真っ青な空!!

おおぉ、晴れとるやないか~い!!♥


上の駐車場は振り返って撮影、、曇り空でしょ?

でも前を見ると(下の写真)青空~!

上野村の上で空が真っ二つに割れてる感じでした。


登山口にあった笠丸山の説明です。

春のヤシオツツジ、秋の紅葉がウリなんですね。

地蔵峠までは60分、そこから山頂まで30分とあります。

いっけんさんが周回コースは好きではないと書いていたので(なぜかはわからない)、私たちも真似して地蔵峠経由のピストンにしたいと思います。


初めは落ち葉に埋もれた林道(車は走れなさそうな💦)を歩いて行きます。

左手は沢、右手には石垣が見えます。

早速美しい紅葉の森が見えてきました。

まだまだ紅葉、期待できそう(*^^*)


林道は土砂崩れの壁で強制終了!

そこからは沢沿いに細い踏み跡を行きます。

道はとても心細いので、迷わないようにピンテを探しながら進みました。

所々に小さなケルンが積んであります。

道迷いしないように、誰かが目印にしてくれているのだと思います。


「ライオンキング」のシンバ誕生場面に出てきたような大きな岩がありました。

笠丸山は全体に岩が多く、その上に落ち葉が堆積しているような感じです。


沢沿いの道は湿っていて、倒木などにキノコも沢山生えていました。


この辺り、ピンテをちゃんと辿らないと、簡単に道迷いしそうです。

左手奥にピンテが2つあるの、わかりますか?

正解は左手にジグザグに登っていくルートでした。



倒木をまたいだり、沢の方へ転がりそうな崩れやすい道を進んだり、地味なようでいて、なかなかに変化に富んだルートでした。


前方に地蔵峠が見えたきた!!

やっぱり紅葉がきれいだーーーっ!

楽しいぞ!

10時12分、出発から約1時間で、地蔵峠に到着しました。

可愛らしいお顔のお地蔵さまが、大木の根元にちょこんと立っています。

ここから左に尾根を行くと山頂方面、右に行くとスーパー林道経由で色んな山に繋げられるみたいでした。

お気楽は行かないけど、こういう情報は、ウサ亀さんに教えたら興味持ちそうな気がする(笑)


お地蔵さまをお守りする巨木。

これは何の木だろう?


紅葉がきれいなのが嬉しくて、「ラ~ラ~🎶ララ~ラ~🎵」と歌ってしまいました。

昨夜の余韻(笑)


尾根にはヤシオツツジのトンネルがありました。

これは春には楽しそうだ!!


地蔵峠からの稜線歩きは怒涛の紅葉ラッシュです!!

まだ残っててくれた、よかった!!

いっけんさんのレポと同じ色のままだ!


いやぁ、美しい。

ため息しかでないよ。


これまた見事な紅葉。

空を見上げてくるくるくるくる、、スマホを掲げて何度も回転してしまいました。

ちっとも進まない(笑)


うっびょーーーっ!!

これはもう圧巻ですよ。

すんはらしい。

最近自分のボキャブラリーの貧困さに悲しくなる(涙)

こんな時、「すごい」と「きれい」と「すてき」の三つの形容詞しか使ってませんでした。

三歳児と同じ🤣


スパッと大刀で切り落としたような岩の側を通過しました。

どうなったら、こんな岩ができるのだろう??

そして、足元には、赤やオレンジ、黄緑の可愛い低木たち。


登山道脇の岩場に登って、山頂のハイカーに手を振るハガレーナ。

「おおぉーーい!」と呼び掛けると、「早くおいでーーーっ!」と返ってきました。


岩場から見た山頂と稜線。

そこから右にターンした遠くの山並み。

これぞ、THE・西上州!ってやつ。

山のひだひだがたまらんのです。


山頂までは大きく巻いて登っていきます。

紅葉に囲まれているので、急登も楽しい!!


これはきっとツツジだよね?

春にも絶対楽しいはず。


尾根の左と右で全く異なる色合い。

日の当たらない北側はまだまだ緑色です。


どこを登ればよいのか、少々迷いつつも、なんとか最後の鎖場までたどり着きました。

湿った岩の上に濡れた落ち葉が積もっていて、滑りやすいです。

鞍部の部分に横向きにロープが張ってあり、どう通過するのか、少し苦労しました。


鞍部からは右手に岩の細尾根を行き、まずは西峰を目指します。

11時5分に西峰に到着しました。

地蔵峠からコースタイム30分のところ、遊んだり、岩登りにてこずったりして、50分もかかってしまいました🤣

あれ?西峰には山頂標識ないんだね。

だったらスルーして、その先の展望スポット(さっき岩場から見えた場所)に行っちゃいましょう。


そこからの展望はこんなの!!!

360度の大パノラマです。

青空だし、視界はクリアだし、遠くの山並みもしっかり見えて、足元は見事な紅葉。

素晴らしいです。


さっき、ハガレーナが立っていた岩場の方向。

歩いてきた尾根も見えます。


岩場から恐る恐る下を覗いてみる。

色合いがとても可愛いです。


登る途中では誰にも会いませんでしたが、数組のハイカーが後からやってきたので、展望デッキ(西峰の端っこ)はお譲りして、反対側の斜面で両神山を見ながらランチタイムにしました。

両神山の左手にはうっすら武甲山も見えました。


11時45分、ランチを終え、東峰に向かいます。

こちらの眺めも素晴らしい。

西上州の山は比較的お手軽に登れて、大展望の山が多いので、お気楽は結構好きなんですよね。

再来週には、《山歩きJP》とのコラボで、やっぱり西上州に訪れる予定。

その頃には紅葉、終わっちゃうかなぁ。


東峰への道で見かけた松ぼっくりやかわいらしい葉っぱたち。


うわぉ!

なんじゃこりゃ??

セピア色の世界。

東峰までの道は可愛くて楽しい箱庭のような道でした。


11時54分、東峰(1179M)到着です。

ビデオには残っていますが、こちらにあった山頂標識、撮り忘れました🤣

東峰の方が10M低いのに、こちらには祠があるので、東峰が山頂ってことなんですかね?


東峰の展望はわずかだったので、とっとと引き返しました(笑)

多くのハイカーは周回コースを行くので、東峰から下っていきましたが、私たちは西峰との鞍部まで戻ります。

まだまだ青空なので、赤、黄色、緑が映えて何度も写真を撮ってしまいました。

南側にある隣の尾根も紅葉でもこもこしていました。


途中から西峰南面の紅葉を眺める。

いっけんさんがこの山で一番好きな景色なんですって。


下りは少々緊張💦

鎖場は3ヵ所位あったかな??

登りではあまり苦労しなかった場所も下りだと足の配りが難しくなります💦


滑りやすい岩場エリアをクリアし、穏やかな尾根道になりました。

左手にあった大きな岩の地面付近、、真っ直ぐに切断したようなところが!

これって、断層??

岩が隆起したってことなんですかね?

朝ライオンキングみたいと言っていた岩にも同じような切断面がありました。


下山時も振り返ると素晴らしい紅葉。

この山は、ほんと、楽しいです。


登りでも感動してぐるぐる回った紅葉ラッシュエリアに差し掛かりました。

帰りもやっぱり美しかったーーーっ!


最後までよいお天気で、最高の一日になりました!

いっけんさん、教えてくださって、ありがとうございます!!


笠丸山は小粒でぴりりと辛い!!

なかなかにスリリングな箇所がありますが、気を付ければ問題ないし、それもまた楽しだし、さくっと登れて大展望!

春はツツジ、秋は紅葉、、毎年のように訪れたいお気に入りになりそうです。


https://youtu.be/zV6sU4iqx04?si=YI7thcd1vCjWBX5T

↑↑↑

動画をまとめています。

素晴らしい紅葉と大展望をご覧ください。


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【長野、須坂市】紅葉の米子大瀑布を見に行く。2024年11月4日(祝)


米子大瀑布・不動滝から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


三連休は土曜日にターボも含めたイツメン3人で須坂市の米子大瀑布から根子岳に登るルートを考えていましたが、雨予報だったため、天気のよい月曜日に変更しました。

その結果ターボは用事があって行けなくなり、ハガレーナと二人旅になったので、根子岳は諦め、いっけんさんが先日歩いていた遊歩道のみをまわるお気楽コースに変更することに。

いっけんさんのYAMAPレポによりわかったことは、


①混雑のピーク(つまり紅葉見頃)は11月4日頃まで

②11月4日までは入山協力金が一人500円徴収される

③10月26日・27日(土日)は、マイカー規制で大瀑布駐車場まで車で行けない。須坂市仁礼にある「湯っ蔵んど」からシャトルバス(1500円)を利用する(タクシー利用だと片道9000円)


私たちが訪れるのは11月4日なので、紅葉の見頃最後のチャンスであり、ピークの最終日であり、車で駐車場まで行ける日ということになります。


誘導員もいるほどの人気スポットなので、駐車場がいっぱいになる前に着きたいと思い、自宅を4時に出発しました。


歩いたコースを俯瞰するとこうなります。

米子大瀑布は、根子岳と四阿山から始まり、なだからに流れていた沢が、突然の断崖絶壁により落差80mもの滝になる場所のようです。

衛星写真でも、4~5本の沢が米子瀑布の窪地に向かって流れているのがよくわかります。

よく山で道迷いしたら、尾根に登れ、決して沢に沿って下らないように、、と良く言いますが、これ、下ったら怖いよ~((( ;゚Д゚)))

夜なんかだったら、突然足元がなくなって、奈落の底に落ちる!!


須坂インターから米子大瀑布に行く林道に入る場所で警備員さんに「橋のところで一人500円徴収してます」と言われ、しばらく走ると、赤い橋の手前で別の警備員さんが待機していたので、

2人分の1000円を渡して、このチラシをもらいました。


50台ほど停められる駐車場に到着したのは、6時35分でした。

ここにも警備員が一人いて、まだまだ手持無沙汰そうにしていました。

混雑してきたら忙しくなるのでしょうね。

駐車場にはキレイなトイレもあって助かります。


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


《コース定数 7(やさしい)》





遊歩道入口に案内地図がありました。

私たちはいっけんさんのオススメに従って、反時計回りで歩く予定です。


観光客の方も歩ける遊歩道なので、とても歩きやすい道が整備されています。

ヒールの靴だと厳しいですが、スニーカーでいけます。


早速分岐が現れました。

ここが周回コースの起点になります。

私たちは真っ直ぐ進んで、左側の斜面を帰路で利用する計画です。


吊り橋あらわる!

真ん中辺りまで行くとユラユラと結構揺れました。

一昨日降った雨で沢の水量が多く、ザァザァと大きな音をたてて流れていました。


道に少し傾斜が出てきました。

オレンジと黄色に色づいた木々が美しいです。


歩き始めて25分ほどで、早くも一つ目の滝が現れました。

いっけんさんが訪れた時にはガスで見えなかったらしいので、こんなにクリアに見えている今日はとてもラッキーなのかもしれません。


落差89mの不動滝。

この後目にする権現滝と2つで夫婦滝とも呼ばれ、こちらは女滝なのだそう。

右手に見える黒い壁に一筋白い流れが見えているのは、大雨の後だけに現れる「黒滝」です。


想像以上の大きさで圧倒されました。


遊歩道に戻り、少し登っていくと、建物があらわれました。

左が根子岳山荘、右が不動尊奥之院です。

坂道を登って暑くなったので、上着をここで脱ぎました。


剣がモチーフ(?)になっているのか、あちこちに剣のお札や祠とかがありました。


奥之院の右手奥から不動滝の滝壺近くまで行く道がありました。


こちらが、不動滝。

素晴らしい~!!!

轟音と共に落下する水しぶきがこちらまで飛んできます。

上着を脱いだの失敗だった💦

じわりじわりと湿ってきて、少し寒くなってきましたよ(笑)

岩壁に朝日が斜めに当たり始め、紅葉が輝いています。

光と影のコントラストが素敵すぎる。


滝をアップにしてみた。

小さな竜がいくつもいくつも生まれては消えていく。

下に向かってシュルシュルと伸びる飛龍を見ていると、興奮して心拍数爆上がりです。

かっこいい~!


不動滝を後にし、次に訪れたのは、権現滝。

こちらは側まで行くことはできません。

展望台から木立越しに眺めたのですが、少し窮屈な地形からなのか、滝が岩に当たるドーンという重低音が腹の底に響いてきます。

これか、これだったのか、、。

歩いている時にどこかからドーンという音が聞こえていて、どこかで爆破工事してる?それとも落石?と話していたのですが、音の正体はこの権現滝でした。


権現滝を背景に記念撮影。


次に向かいます。

権現滝から流れ出た沢を渡ります。

沢底が独特の色をしていて、鉱山だったからなのかね?と話しました。


対岸を歩いていると、あぶない!!

ハガレーナ、頭上注意!!!

罠が仕掛けてあるよ!、、、なんてね。

根子岳山荘に荷物を運ぶための滑車があり、中に枯れ葉が沢山積もっていました。


鉱山跡に向かいます。

車も走れる広い道があり、開けた視界いっぱいに広がる青空。

この日は雲ひとつない快晴でした。


向かいの山に陽が当たり始めました。

黄葉したシラカバなどの落葉樹が迎えてくれます。


鉱山跡の広い台地から右手を見ると、新潟の山並み。

今年もリベンジ登山が叶わなかった妙高山も見えました。


目の前には、滝が落下する巨大な岩!!

数日前に「いっけんさん」が訪れた時には岩の上が紅葉していましたが、今は岩の下部の木々がオレンジ色になっていました。

この大きな岩には、冬に5本の氷漠が現れるのだそうです。

権現滝、不動滝、黒滝、、そして、今日は流れていない名もなき滝があと2本。

右の方にわずかな水気で黒く染まった筋が2本見える気がします。

寒くなったら、根子岳山荘が氷漠を見るためのスノーハイクを企画するらしいので、参加してみたいねとハガレーナと話しました。


左に目を転じて、権現滝と不動滝。

日陰になっているので、もう少し太陽が高くなれば明るくなるかと思い、しばらくベンチで眺めていましたが、一向に陽が当たる気配はありませんでした。

この時期は、岩の凸凹の構造でずっと日陰なのかもしれません。


権現滝・不動滝を背景に、記念撮影。


シラカバ林の上に東屋が見えたので、ちょっと行ってみることにしました。


途中(鉱山跡の隅)に、根子岳への登山口があります。

根子岳まで220分と90分、、足して5時間10分か、、なかなかだな。

お気楽の足は鈍足なので、往復したら、11~12時間かかりそうですね(涙)

でも、いっけんさんにも、クリさんにもオススメされているので、来年の春にでもチャレンジしてみたいです。


昭和18年頃の製錬所の様子がありました。

かつて学校や校庭があった丘に行ってみます。


高台からの眺め。

ここからだと滝の上部の山(多分根子岳)が見えます。

おぅ、やはりなかなかに遠い💦💦


途中出会った方(根石岳山荘のスタッフ)に、営業が今日までだとお聞きしたので、朝は準備中だった山荘に寄ってみることにしました。

周回コースだとさっきの高台から下るルートだったので、山荘に寄るならピストンでいいね、、ということに。

この角度からの米子大瀑布遠景はこれで見納め。

瀑布という名にふさわしい、迫力のある素晴らしい滝でした。


山荘に向かう途中、鉱山跡を下から見上げた景色です。

四色が層になっていて、楽しい眺め。

ケーキの断面みたいでした。


こちらが根子岳山荘。


ケーキセットを外のテラスでいただきました。


ハガレーナはコーヒー、私は手拭いをお土産に購入しました。


ピストン下山路も楽しい。

木漏れ日さす黄葉のトンネル。


下山完了!

駐車場は満車で、朝は暇そうだった誘導スタッフがしきりにトランシーバーで連絡して忙しそうでした。

車が出ると連絡し、登ってくる車と狭い道路ですれ違することにならないよう、また、路駐など発生しないよう、調整している様子でした。


車で林道を戻る途中、20台ほどの車が真ん中の橋の辺りと林道入口に留め置かれ、入山待ちしていました。

とても統制がとれていて、驚きました。


行程はわずか。

登山経験なくても、歩いてこれます!!




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動画を作成しています。

大迫力の米子大瀑布をご覧ください。


ブログアップが遅くなってごめんなさい💦

あれから、数日後の米子大瀑布の様子です。

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もう雪が降っちゃってるかもしれません💦


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