50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、渋川】初めての子持山に大勢でワイワイ登山《前編》2021年5月9日(日)


子持山・展望岩から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日はおちゃださんの呼び掛けで、「子持山に全員集合!」です🤣

以前からおちゃださんに「子持山に行こうよ、子持山の獅子岩でみほ姉さんをロープで引っ張りあげるから!」と言われておりました。

それに加え「姫に会いたい!姫に会わせてよ!」とのリクエストも。

どうやら世の男どもはみ~んな姫に夢中になるらしく、「はぁ?なんで私がわざわざ仲立ちせにゃいかんねん!フンッ( ̄^ ̄)」と思いましたが、岩場好きな姫が子持山に再チャレンジしたいというので、仕方なくこの子持山ツアーでのご対面を企画することになったのです。

ちょっと前までは、「子持山~?花も無さそうだし、ホントはどうでもいいんだけどね。たまにはオチャラ(おちゃださんの事を陰でこう呼んでいる)に付き合わないと、うるさいからね。」くらいの気持ちでおりました。

が、しかし!一週間前になってマルコさんから「子持山に参戦します!」と連絡があったのです。

おおぉ、それは嬉しい!

一気に子持山登山が楽しみになってきましたよ🥰

お気楽隊からは、ターボ、ハガレーナ、私の「イツメン(あるいは幹部とも呼ぶ)」と姫、そして、マルちゃん。

オチャラチームは、おちゃださんとajさん、そして、がんちゃんも飛び入り参戦してのメンズ3名。

総勢8名のもはや団体様で賑やかに行ってきます!


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子持山は関越自動車道を新潟方面へ走ると、前橋辺りで正面に見えてきます。

ランドマークは巨大岩稜の「獅子岩」です。

ガイドブックによると、獅子岩は、火山深部から火口までの火道に詰まったマグマが冷えて固まったあとに、周りの岩が取り払われて残った火山岩頚と言われているそうです。

獅子岩から見下ろすと、放射状に広がる扇形の岩壁があります。

岩脈と呼ばれるもので、マグマが岩石中に垂直な板のような形で貫入し、周りの岩が取り払われたあとに残ったものです。

屏風岩はこの岩脈のひとつです。

スリル満点の岩場と、美しい落葉樹林帯の尾根と谷。

変化に富んだ山歩きができる、魅力がたっぷり詰まった群馬百名山です。


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《登山難易度  4》※

※数値的には難易度3ですが、岩場が多いのでプラス1して難易度4としました。

ガイドブックには中級と表示されています。


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女性チームは朝6時半にハガレーナの家に集合して、私の車で子持神社駐車場を目指しました。


7時半頃には子持神社の駐車場に到着しました。

ここでトイレをお借りしました。

姫は子持神社の境内を見学していたようですが、私たちはここがおちゃださんと待ち合わせした場所なのか、更に奥に行くべきなのかわからずに、地図を調べたりしていました。

すると、下の林道を何台もの車が通り過ぎ、更に奥に向かっていたので、ヤマップで確認すると、ここは登山者駐車場よりかなり下にある場所らしいことがわかったのです。

再び車に乗り、どんどん標高を稼ぎます✨


ここがゴールでした。

林道途中に広い駐車場があります。

いくつも小さな橋を渡ってきて、5号橋の手前に車を停めました。

到着は集合時間ぴったりの8時でした。

オチャラご一行は既に到着していました。


恒例のお気楽隊2代目缶バッチ贈呈式です。

おちゃださんとがんちゃん、ajさんに二つ目のバッチをもらってもらいました。


おちゃださんがとっても会いたがっていた姫を紹介しました。

我がお気楽隊の一番のきれいどころであり、大股ガシガシ登りのスポーツカー仕様、別名「リードの切れた犬」です。

当ブログでは一貫してわがままキャラで登場します。

姫としては「私はわがままじゃないよ。自分に正直なだけ。男の人たちは『天真爛漫』と言ってくれるよ」と主張しており、私のわがままキャラ設定にかなり異論があるようですが、私が方針変えないので、「いいよ、もう。ブログのキャラってことにしてあげる」と渋々承諾しております🤣

マルちゃんとも今日が初対面ですが、車で既にいっぱいおしゃべりしてきたのでもうマルちゃんはお気楽隊メンバーです🥰



駐車場にはこんな標識がありました。

トイレをお借りした「子持神社」から4つ橋を渡ってきて、ここが「5号橋」の手前であることがわかりました。


この後車道をわずかに進んで登山口に向かいます。

出発は8時14分でした。

帰路は浅間まで足を伸ばし、ぐるっと回ってくる周回コースにしようと、この時は思っていました。


6号橋付近の登山口にやってきました。

ここから登るかもう少し車道を登って7号橋付近から登るか、少し揉めました🤣

子持山に過去に登ったことがあるおちゃださんと姫の意見が分かれたのです。

姫は過去にここから登ったと主張します。

「(おちゃださんが主張する)あっちのルートは暗くて面白くないないよ、きっと」と言っておりましたが、結果的には本日のピグミン集団を率いるオチャラ隊長の「こっちの方が近道だ!」という主張を聞き入れ、もう少し先まで歩くことにしました。


沢に沿って車道を登って行きます。


すると7号橋の駐車場を過ぎた辺りに大きな標識が現れました。

黄色く塗られたキツネの登山ポストが目印です。


では登山開始!

時刻は8時28分でした。


登山口からすぐに木道になります。

これは濡れていたら滑りそう💦

この日は乾いていたので快適に歩けました。

今日先頭を行くのは姫とおちゃださんです。

歩き始めから姫のペースはマッハです。

歩幅が私の倍くらいあります。


前方に太鼓橋が見えて来ました。


太鼓橋を渡ると、、


巨大な屏風岩が現れました。

足元には小さな赤い鳥居があります。

この岩が御神体だということなんでしょうか。


巨大過ぎて、広角にしてギリギリです。


マグマの足跡!

ゴツゴツとして異様な佇まいです。

後から調べるとガイドブックにこんな画像がありました。


「屏風岩から望む獅子岩」???

こんな角度から獅子岩を見なかったし、屏風岩から望むって何!?

屏風岩に登れたってこと??

どうやらこの岩に登るルートがあったらしいのです。

帰宅後屏風岩に登っているヤマップをおちゃださんが見つけてくれました。

ヤマップや地図には載っていないルートですが、矢印などで分かるようになっていて、鎖や梯子を使って上に立てるようです。

行ってみれば良かったと少し後悔(知らなかったのですからどうしようもないですが)😭

下から見上げた姿に圧倒されて、まさか登れるなどとは夢にも思いませんでした。

最初の矢印、どこにあったのだろう?

全く気がつきませんでした~😆


左に絶好の展望台があることなど露知らず、沢に沿って登っていく意思を持たないピグミン集団。

オチャラ隊長に付いていくしかありません。

今日のオチャラは何しろこの山に数度登っている先輩ですから、みんな素直に従っておりました。


姫評価「谷の中で暗くてつまらないよ、きっと」の道を登って行きます。


矢印が両側を指していますね。

何の躊躇いもなく左へ舵を取るおちゃださん。


あーーーーーーーっ!発見!

ここここここここっ!ここだったんじゃん!

屏風岩への登り口!!

⏫どなたかのヤマップに載っていた屏風岩への取り付き!

この矢印と岩の白い模様、同じだよ~😆

なんと、おちゃださんが(間違えて)選んだルートは屏風岩への取り付きだった訳です。

しかしこの時は先に行って「あれ?間違えたかな?道が無くなった💦」となり、、


前の三人に「無駄に登っちゃったじゃーん!!」と大文句を言われながら、ルート変更したのでした。

分岐から覗いて見る私。

この時は「無駄に登らせられなくてラッキー😃💕」と思っていたのです😅

アホや、アホ過ぎる!

今日のピグミンたちは、私のこのブログを読んで、「マジか!」となること間違いなしです。

お宝の洞窟を目の前にして、気づかすスルーする万年貧乏集団なり。

この後崩れやすい腐葉土の崖を正規ルートに合流したオチャラ先行グループの4人。

「オチャラのせいで無駄に歩かされたーーーっ!」と叫んでおりました😅

ホントに残念なところはそこじゃなかったって話よ(涙)


今日、隊を引っ張る、というか、勝手にドンドン先に行く二人。

なんだかおちゃださんがいつもよりおとなしめです。

「なんかいつもと違うじゃ~ん、姫がいるから~?😒」と他の女衆に言われておりました。

本人曰く「雪がないとテンション上がらない」らしい。

まぁ、姫効果でも雪なし効果でもどっちでもいいです。

このくらいの方が丁度いい。

この後も変なスイッチ入りませんように、、🙏


樹林帯の登りは風がなく、ちょっと蒸し暑いです。

この写真、私の目に汗が入って顔をしかめているところが写っていました。

汗が目に染みて痛い💦


苦肉の策。

手拭いを頭に巻くことにしました。

こうすれば頭から流れる汗を食い止めてくれます。


針葉樹林帯から広葉樹に変わって来ました。

新緑が美しいですね。


前を行く健脚三人。

急坂をのっちらのっちら登るターボ以下のメンバーを、先に行っては待っていてくれました。

おちゃださんを煽る姫、真ん中で両方の繋ぎをしてくれるハガレーナ、そしてターボから後ろのメンバーはゆっくりペースでという構図です。


マルちゃんも汗とめハチマキ仲間😆

そして、猫サングラスに黒いマスクはがんちゃんのトレードマークです。

顔は全く見えないので、この人が本当にがんちゃんなのか、逆に素顔を見ても分かりません💦

どこかで入れ替わっていても誰にも分からないけど、朝からずっといると思うので、多分がんちゃんです。


水を飲むために置いたターボのストックがスルスルスルと坂を滑り落ち始めたので、慌てて救助するajさん。


ハガレーナとターボのセクシーポーズを撮ろうと思ったら、「え?え?こう?」と言いながら横入りしてくるajさん😅

いや、あなたのセクシーポーズは要らなかったんだけど、、(笑)


空が見えるようになり、どうやら尾根が近いようです。


ん?

がんちゃん、、だよね?


9時18分、尾根に乗りました。

駐車場出発から約1時間かけて(途中どっちに行く?問題などありつつ)、標高差360M登って来ました。

右手に展望岩があるようです。

先行部隊から歓声が上がっています。

行ってみましょう!


痩せ尾根を行きます。

両側に新緑とツツジが間近でとても気持ちいいです。


おやおや、面白いものが現れましたよ。

両側に大きくバッテンがある岩です。

これ真ん中行かないとグラッとするってこと?

それとも横は切れ落ちてるから気をつけてねってこと?

いずれにしても緊張します💦


赤い線をはみ出さないように渡りました😅


マルちゃん、へっぴり腰🤣🤣🤣

この後がんちゃんが大胆に岩に乗ったところ、岩がグラッとなったらしいです😱

へっぴり腰くらいで丁度良かった😆


展望岩では盛大に撮影会が行われておりました。

ajさん、どうやらジョントラボルタを知らないらしく、「え?え?どうするの?こう?こう?」とやっています。

迫力のはの字もない(笑)


見本はこうだ!!とばかりにおちゃだボルタ!!


ハガレーナは「真・うさ亀ポーズ」!

私つい最近まで「新うさ亀ポーズ」だと思っておりましたが、どうやら「真」が正しいらしいです。


展望岩という名に偽りなし!

大・大・大展望にみんな大コーフン✨

ここの岩場だけで、一体何枚写真を撮っただろう?(笑)


うさ耳の私。

この時点では可愛いと言われていて調子に乗っていたのだけど、、。


ターボはアキロックポーズ!


からの~、オキラックポーズ!

立ち位置間違えたね。

ターボが巨人(笑)

ハガレーナが10mくらい奥にいるように見えます🤣


展望岩からは獅子岩がドーンと見えます。

こちらからだと獅子の形には見えないのですが、その迫力はすごい!


よく見ると、断崖絶壁をクライミングしている男女がいました。

ひぇぇ、すごいね!

姫(高所恐怖症のくせに!)とハガレーナはクライミングにも興味があります。

最近装備を購入したマルちゃんに「やろう、やろう!」と誘われておりました。

そのうちお気楽隊「クライミング部」が発足するかもしれませんよ😁


珍しくポーズも決めずにただ眺めを楽しむハガレーナ。


新緑の森がキレイ!!


マルちゃん、カッコいいね~🎵

トレーニングのために荷物は重めにしてあるようです。


展望岩の上で大ハシャギのお気楽隊😁


ところで、姫は?

彼女は高所恐怖症です。

岩の内側で静か~にしてました。

存在を消してたといってもいいくらい(笑)

岩の端っこに立つ人を見るだけで「ひぇーーーっ!」となるようです。


がんちゃん(らしき人々)は高い岩には立てません😅

カッコ付けてるように見せかけて、ただ腰が立たないだけという(笑)


振り返ると、姫はひまを持てあまし、日焼け止めクリームを塗っておりました。


15分ほど展望岩で過ごし、尾根まで戻ってきて水分補給です。


おっ、がんちゃんらしき人がマスクを伸ばして水を飲んでますよ!

今がチャンスだ!


横から素顔を狙おう!!と思ったら、、


周囲のスタッフから全力で阻止されました😱😱😱

どうやら相当の大物俳優らしい🤣

これはきっと「加瀨大周」なんだよ、そうにちがいない!!

みんなの想像は無限大に広がります(笑)

さてさて、この後本日最大の見所、「獅子岩」に向かいます。

何が最大の見所かって?

そりゃ、おちゃださんが私をロープで引っ張り上げてくれるからですよ😁

さぁ、どんなことになるのか、、続きは【中編】にて!

(三部作にすること決めてる💦)


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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