50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【お気楽旅行】山口県の旅二日目。2024年10月15日(火)


角島牧崎の岩場から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


お気楽メンバー4人で訪れている山口県の旅、二日目。


昨日の天気予報では朝から雨と曇りのマークでしたが、朝起きてみると、雨は降ってない様子。

まだ日が昇る前に露天風呂に入って、夜明け前の海を眺め、お風呂から出てくるといつの間にか夜が明けていて、少し青空を見ることができました。


こちらは、レストラン。

やっぱり全面ガラス張り!

さてさて、朝食前に散歩に出かけましょう。


ここは珊瑚ではなく小さな貝殻が細かく砕けてできた優しい白さの砂浜です。

ウォーリーがキレイな貝殻を拾いながら歩いていました。


太陽が出てきました。

今のところは青空があります。

雨予報なので、どこまでもってくれるか??


穏やかな波の音を聞きながら、のんびりお散歩。


二日目の朝に万歳!!

今日はどんな景色に出会えるのか、楽しみで胸がいっぱいです。


嬉しくて、年甲斐もなく、ジャンプしてみたりもしました🤣

身体能力の違いを見せつけられる(笑)


昨夜あんなに食べたのに、やっぱりお腹が空きました。

さてさて、朝御飯の時間です。

ホテルに戻りましょう。


朝御飯もモリモリ~(笑)

幸せだ。

ご飯に載せた青のりが美味しくて、お土産に買って帰りました。


ターボと私は昨日のうちにお土産を買っていたので、部屋でのんびり。

布団に寝た状態で、この景色です。

布団からオーシャンビュー~~!!

最高だね。

、、、と思っていたら、ついウトウトしてしまいました。

気持ち良すぎなんだもの。


ウォーリーとハガレーナが部屋に戻って来たので、この景色を見ながら、歯磨きシャカシャカ。

散歩から戻ってくるカップルに手を振ったりしました。

外から丸見えなのよ、あ、もちろん、カーテンあります。


ホテルをチェックアウトし、最初に訪れたのは、再びの角島!

昨日は西の角島灯台に行ったので、今日は東の元山地区に行ってみることにしました。

この時点では、今日一日雨予報だったので、秋吉台ドライブは厳しいだろうと考えていて、雨でも大丈夫な秋芳洞のみの見学になると思っていたので、晴れているうちに角島をもう少し楽しみたいと思ったのです。

狭い道を通り、小さな牧場の脇を抜けると、そこは草原の岬になっていました。

砂利運搬船が沖を航行中でした。


今の今までこれはダルマギクなのだと思っていました(動画でもそう紹介しています💦)

この小さな黄色い花が沢山咲いていました。

「ダルマギクの群生地」とあったので、てっきり!!

でも今角島のパンフレットを見ると、、


ダルマギクって、紫色なのね!

見頃も11月中旬とあります。

あぁ、勘違い(笑)


岬が紫色に染まるのですね。

これは見てみたい!

冬場には「波の花」も圧巻だそう。

帰宅して角島のパンフレットを見ると、もっとゆっくり島を見て回りたかったなと思いました。

二泊3日できたらな、きっと自転車借りて島をまわったら楽しいことでしょう。

またの機会に、、いつか来れるかな??


牧崎風の公園からの眺め。

四季を通じて風が強く、草木は地を這うように育つ場所。

美しい日本海に囲まれてとても気持ちよかったです。


この茶色い岩は玄武岩なのですね。

波に削られて深い溝や渦巻きのような模様があったり、ごつごつとした様は恐竜のようでした。


岩場を下って磯を覗いてみたりもしました。

雨がポツポツ降ってきました。

そろそろ戻りましょう。


行きとは違うルートで駐車場に戻りました。

こちらの方はまだ青空です。

やはり青空だと海の色が鮮やかで、素敵です。


角島を後にし、秋吉台にやってきました。

時間に余裕があったので、まだ雨が降っていないことですし、ちょっとドライブすることに。

展望台から眺めた広大な石灰岩の高原。

ハイキングコースを歩いてみたくなりますね。

朝牧崎で遊んでないで、とっととこっちに来ていたら、少し歩けたかもしれないです。

でも、朝は雨だと思っていたのですから、仕方ありません。

いつか、またハイキングで訪れましょう。


「帰水」の説明です。

むむむ、難しすぎて、よく意味がわからない🤣


上が帰水現象が起きる窪地です。

車だとあっという間、、やっぱり、いつか歩いてみたいですね。


そして、最後の観光は私が子供の頃から何度も訪れている秋芳洞です。

東洋一の規模を誇る我らが秋芳洞!

小さな時から見ているので、日本の他の洞窟、どこへ行っても「秋芳洞より見劣りする」と思ってしまうようになりました(笑)

秋吉台の案内所で黒谷口から入るのが楽しいし、駐車場も無料だと教わり、私としては初めての黒谷口から入場しました。


しばらくは人工的なトンネルを下っていきます。

マンモスに驚くウォーリーとターボ🤣


おおぉ、もうすぐくっつくよ!

いや、もうすぐと言っても500年で1cmだったかな??

そんな説明を聞いたような、、、なので、くっくつのは1500年後ですね(笑)


「龍の縦穴」

うひょー、こんなの初めて見た!

私は今まで表側からしか入ったことがなくて、黄金柱辺りで引き返していたので、それより奥の鍾乳石は見たことがありませんでした。

こっちにもこんなに規模の大きなものがあったのね!


「クラゲの滝のぼり」

すげぇ。

エイリアンの世界じゃん!


「巌窟王」

回りの天井のおどろおどろしいことと言ったらもう!

SF映画関係者が見たら、インスピレーションびんびんになりそう。


ぬぉー、なんじゃこりゃ!?

今にも鼓動を始めそうだし、何か生まれそうだよぅ。


ここで、ようやく「黄金柱」。

私がいつも写真を撮って引き返していた場所。

この奥にあんな世界があったとは!

奥に行くにつれて、狭くなっているので、鍾乳石が間近に見られて、大迫力でした。


「傘づくし」

宇宙基地じゃん。


「広庭」

富士山噴火!!


「百枚皿」

これはもう圧巻ですよ。

秋芳洞のメインキャラクター。


「長瀬」

水面に映った岩がライトアップでなんとも幻想的。


なんと、昔はなかった冒険コースなるものができていました。

300円を箱に入れて、横の鉄梯子を登っていくアトラクションです。

小さな懐中電灯を借りれるのですが、私の懐中電灯は電池が切れかけていて暗かったので、冒険中の写真はあまり撮れませんでした💦

足元滑りやすかったし💦

でも楽しかったですよ!

今まで歩けなかった所を歩いて、上から下の歩道を眺める体験はなかなかに面白かったです。


洞窟探検中!!


ずっと奥の百枚皿まで見えました。


そして、外に一旦出てみます。


ここが正面入り口。

見慣れた風景。

もう少し季節が進んだら、紅葉が赤くなってキレイだろうな。


またピストンで戻ります。

最後に黄金柱で記念撮影しました。


フェンスがあって入れなくなっていた場所に立っていた出口付近の鍾乳石。

ライトアップしてない場所にもこんなんがいっぱい!!

すごい規模だ。


その後トヨタレンタカーに車を返却し、新山口駅前の海鮮料理のお店でふぐの天丼と海鮮丼を食べ、新幹線に乗りました。


あっという間の一泊2日。

楽しい美味しいお気楽旅でした。


積立金が残金わずかになったので、次からは毎月5000円積立にして、また一年に一度位一緒に旅行に行きたいねと話しています。

しばらくは一泊2日が限度かな。

退職したら、いつか二泊三泊して、もっとのんびりできる旅にでかけたいです。


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【お気楽旅行】山口県の旅一日目。2024年10月14日(祝)


山口県・元乃隅神社から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回はお気楽珍し企画、ウォーリーと一緒に一泊旅行です。


何年も前から、「いつの日か4人で旅行に行きたいね」と話していて、そのために月2000円ずつ積み立てしていたのですが、その積み立て額が30万円を超えたので、この辺で一度使っちゃおうと思います。

ただ、ウォーリーは火曜日しかお休みがなく、ターボとハガレーナと私は土日祝しかお休みがないので、なかなかウォーリーと休みを合わせて旅行に行けないでいました。

そこで思い付いたのが、月曜日が祝日の時に、三人は火曜日に有休を取り、ウォーリーには月曜日にお休みしてもらえば、みんな一日ずつのお休み(痛み分け)で旅行に行けるんじゃね??ということ。

その絶好の機会が10月のスポーツの日連休だったのです。


行き先は前から決まっていました。

私が家族と春先に訪れた山口県の角島!

写真や動画を見せたら、みんなが行ってみたい!と言ってくれたのです。

地元にある城南観光バスさんに宿や新幹線、そして現地でのレンタカー手配などをお任せしました。

予め旅行日時を打ち合わせておけば、わずかの手数料で、全て手配してもらえるので、最近はもっぱら城南観光バスさんにお世話になっています。

めっちゃ楽チン!

当日、もらったチケットを持って、新幹線に乗るだけです(笑)


自宅を6時に出発し、コンビニで朝食を買って、本庄早稲田駅を目指しました。

本庄早稲田を6時48分のたにがわ号に乗り、東京からは8時12分発ののぞみ号です。

新山口駅着は12時33分、、4時間ちょっとの修学旅行タイム。

東京駅で幕の内弁当を購入し、神戸を過ぎた辺りで食べました。

向こうに着いたら即行動開始なので、逆算していつお弁当を食べるかを考えるのさえ、ワクワクします。


ターボとウォーリーと私が購入した、東京駅キオスクでの一番人気弁当、1600円なり!

ハガレーナはこんなに食べられないというので、もっと小さな肉巻きおにぎりを買っていました。

今回はウォーリーが会計係り。

お土産以外は全部出すわよ~という太っ腹なので、このお弁当もみんなの積立金から。

ハガレーナが先に会計を済ませていたので、同じ金額渡すことになり、でも小銭がなかったので、ウォーリーが「2000円渡すから400円のお釣りを現金でちょうだい」というと、ハガレーナ「合点承知!」。

だがしかし、、

ポーチの中をいくらまさぐっても、財布がなーーーい!

「あれ、私、財布忘れたらしい、、、」

ええええぇ!!!

「免許証もETCカードも財布の中だ」

まじで!?🤣


チーーーーン


ハガレーナはウォリーから2000円もらい、私がウォーリーに400円渡し、ハガレーナからPayPayで400円返してもらって、この場をおさめました。

はい、、ハガレーナの持ち金2000円なり🤣


このハガレーナのやらかしにより、現地に着いてからの運転は私とターボに限定。

(ウォーリーは運転が怖いので、彼女に運転手をさせることはありません。命を預けられない(笑))

そして、ETCカードもレンタカー会社から借りることになりました(笑)

日頃色々に完璧なハガレーナをディスる機会がなかなかないので、これは絶好のチャンス!!

この旅の間は、ハガレーナは「2000円の女」と呼ばれることとなり、「あ、すみちゃんはお金ないんだった」などと事あるごとにからかわれることとなりました🤣


新幹線の中では向かい合わせの席にして、修学旅行気分🎶

ホテルが送ってきてくれた現地のパンフレットで今日の行程をウォーリーに説明中。

私がつけているのは、ニセハズキルーペです🤣

ターボの顔がおもろい🤣

ウォーリーは相手が油断しているところを写真に撮る悪趣味な性格です(笑)


前半はずーーーっと晴れていました!

富士山もピーカンだったし、伊吹山だってこんなにクリアに見えました。

なのに、なのに、、山口県に近づくにつれ、増えていく雲、、なんでやねーーーん!

いや、知っていたのですよ、何日も前から。

この秋、週末山に登るのに、関東は雨なのに西日本はめっちゃいい天気で、山口県に雨は降らないんだな!と思っていたのに、それなのに、、この週末に限って(あ、週末は良かったんだった、月・火だ)関東は晴れで山口県は曇り時々雨予報になっちまったのです。

なんてこったい!!!

晴れ女の名折れじゃないか!

いやいや、そんな神通力はございませんよ。

こればっかりは仕方ない。

どしゃ降りとかにならないことをせめて祈ろう(涙)


でも、やっぱり角島は晴れてて欲しいんだよなぁ。

みんなに、あの青い海を見せたいのよ!

頼みます!青い海を見せて!!!

、、、と祈りながら、新山口駅の前にあるトヨタレンタカーで車を借りて、角島に向け車を走らせました。


山口県の田舎道を走る、走る。

なにしろほとんど信号がないので、めっちゃ快適なドライブです。

慣れないはずのレンタカーでしたが、途中からは片手ハンドルでススイノスイでした(笑)

見えてきたのは、石州瓦の懐かしい風景。

そして、全国的にも珍しい黄色いガードレール。

ぐぐぐぐ、、雨が降ってきやがった(涙)

ハガレーナが「ここは山が近いから雨になってるんじゃない?きっと海に出たら雨やんでるよ!」と私を力付けてくれます😂

みんなは初めてなので、全てが新鮮ですが、私は今年の春先に青く輝く角島の海を見ているので、それをみんなに見せられないことが口惜しくて、少々落ち込み気味。


そして、角島大橋へ!!

おおおおぉーーー、やっぱり爽快!!

でも暗いぞーーーっ!🤣

(動画ではやたらとはしゃいでおります。写真だと暗いけど実際はもう少し明るく見えました)

ちょっぴり空は暗いけど、それでもやっぱり白い砂浜は白く、海は青く見えました。

もちろん晴れてる時の色とは違うけど、なにしろ海なし県民の三人ですから、「海だ、海だー」と大はしゃぎです(笑)

良かった、、霧で何も見えないとかにならなくて、ほんと、良かった😂


そして、角島灯台へ。

日本海側に初めてできた西洋式灯台ですよ。


螺旋階段を登っていきます。

小さな窓から見える外の緑と海が額縁の中の絵画みたいで素敵でした。


角島灯台の心臓。

昼の今はお休み中。


そして、灯台からの眺めです。

ちょっと混みあっていたので、あまり写真を撮れませんでした(涙)


雨に降られることなく、360度ビューを体験できて良かったです。


次に向かったのは元乃隅神社です。

アメリカのCNNにより、「日本の最も美しい場所31選」に選ばれていると書いてあります。


ビュースポットとして名高い赤い鳥居。

海の色が100%パフォーマンス発揮してないけど、、それでもやっぱり圧巻です。


動画を撮りながらぐんぐん下る。


そして、みんなに見せたかった突端の風景。

晴れていれば海の色はコバルトブルーになります。


こんな風に、、、

あぁ、並べてみると、色の違いに驚きますね。

晴れて欲しかったなぁ、、まぁ、言っても仕方ないのですが💦💦


それでもみんな、とってもハッピーです!!

だって仲間と一緒だもの、、何だって楽しい(笑)

好奇心旺盛なウォーリーが岩場の端までどんどん降りていくので、私が後を追って、手をしっかり握って海を覗き込んだりしました。

スリル満点の岩場歩きも楽しかったね!!


元乃隅神社の参拝時間は16時半まで。

確かにこの時期は日没が早いので、暗くなってあの岩場を訪れるのはあまりに危険です。

私たちも日没ぎりぎりでした。

間に合って良かった!


元乃隅神社のお遊びスポット(?)がふたつ。

右の鳥居の上にある♥マークの賽銭箱にお金を投げ入れることができたら、願いが叶うとのこと。

ウォーリーとターボと私は何回投げても届かなかったり、全然あさっての方向に飛んで行ったりと散々でしたが、ハガレーナは一発でいれていました。

さすが、運動神経が優れていると、そんなことまでできるのか!!

以前筑波山でガマ岩の口に石を投げ入れるのも成功していたし、、いやぁ、素晴らしい。


左の石の四角い穴は、「難関突破」!!

ここをくぐり抜けられたら難関突破できるらしい。

これはターボがショート動画にしているので、良かったら見てください。



ウォーリーはスマホがひっかかって苦労し、ハガレーナ(ぺしぷし)は楽々クリア!

ターボはガフガフいいながらも何とか突破!

そして、私は五十肩で腕を真っ直ぐ伸ばすことができず体を入れることもできませんでした(涙)

私が「むりむりむりむり」と言っている場面で、ウルフルズが「そんな弱気でどーすんの!🎵」と歌ってて笑えます。


そして、今日のお宿「西長門リゾートホテル」にやってきました。

角島大橋のすぐ側に建つ洋風ホテル。

どんな景色が待っているのか、部屋から海が見えるのかとドキドキしながら、部屋のドアを開けると、、


どっひゃーーーっ!!!

全面ガラス張り!!

すごーーーーーーーーいっ!!!

この日一番感動したのはこの瞬間だったかも!🤣

こんなホテル見たことも聞いたこともない!

足元から天井まで壁一切なし!

全部ガラス、全部海!!!

素晴らしい、素晴らしすぎる。


あまりの感動にみんなで記念撮影しときました(笑)

後ろ、絵でも写真でもないですよ、角島大橋と角島と北長門の海士ケ瀬です。

本当に感動しました。

西長門リゾートホテルを見つけてくれた城南観光の柳瀬さんにお礼を言わなくちゃ!!


夕食はバイキング。

色んな料理がたっくさん並んでいました。

ウォーリーはてんこ盛り🤣

どれもとても美味しかったです。

特に美味しくてお代わりしたのは、ローストビーフといかのお刺身。



露天風呂も素敵でした(写真はなし)

湯船にひじをついて顎を載せて、何もさえぎるものなく、青黒い海と民家の灯り、そして、入り江に浮かぶブイの緑色の光を眺めながら、のんびりゆっくりできました。


部屋に帰ると、窓からはこんな景色。

角島大橋の外灯が水面に映って、幻想的でした。


そうそう、、夕飯前にYouTube動画を撮影したくて、いろいろ仕込んでいたのですが、途中でスマホカメラがストップしていたことに気づかず、企画はボツとなりました。

お気楽活動始めてからの、累積標高はエベレスト何個分?とか、今の「50代からのお気楽山登り」YouTubeの登録者数は?とか、今まで登った百名山の数は?とか出題して、手持ちバルーンがいくら消えるか(残るか)というゲームでしたが、、それは、また次の機会ということで。


動画には、ターボの持ち込み企画「言うことやること逆ゲーム」というのが入っています。


良かったらのぞいてみてくたさい。


https://youtu.be/kxxi5nFwt2w?si=ps_JPdXHXlb5W1B2


二日目に続く、、、



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【福島、猪苗代町】秋の磐梯山、爆裂火口周回コース。2024年10月12日(土)


磐梯山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今週末は花子も参加できるというので、どこか紅葉が始まっているところがいいなと思い、色んな山のお天気を調べてみました。


日光白根山や北八ヶ岳のにゅう、そして、尾瀬の至仏山、、行きたい山が沢山ありますが、お天気を見ると少し傘マークがあったり、曇り空だったり、、なかなかここだっ!という所が見つかりません。

そんな中、福島県の磐梯山は朝から晩までずーっとお日様マークが輝いていました。


花子に聞くと磐梯山はまだ登ったことがないとのことで、じゃあ磐梯山にいってみよう!ということに。

ちょっと遠いのと、高速代が高いのはデメリットですが、それより何より「最高のお天気に紅葉の山に登りたい」欲が勝って、行き先は磐梯山に決定しました。


磐梯山には昨年秋にマルちゃんと一緒に登っていて、八方台からのピストンコーズだと超楽勝であることを知っています。

その時に山頂から見て気になった櫛ヶ峯の近くを歩き、上から見てその美しさに感動した銅沼に立ち寄るコースがいいのではないかと提案しました。


櫛ヶ峯付近のルートがYAMAPでは破線になっていて、二人(ハガレーナと花子)が心配していましたが、《山歩きJP》の二人が普通に歩いていたし、「山と高原地図」では実線ルート表示なので「きっと大丈夫なはず!」と押しきりました🤣

破線部分がかなりの急登で、ザレていたら滑りやすかったりするのかなと心配なので、登りで使う時計回りにすることにしました。

1時間続く急登エリアでバテてしまわないよう、ゆっくり登りましょう。

その先にはきっと素晴らしい景色が待っているはずです。



自宅を2時半にスタートしました。

朝日に染まり始める磐梯山。

この後標高を上げるにつれ霧が出てきて、道中何も見えなくなりましたが、「朝の霧は晴れる!」というハガレーナの言葉を信じて、みんなで呪文のように「朝の霧は晴れる!」と唱えながら車を走らせ、八方台駐車場に到着したのは、6時12分でした。



《コーズ定数 23(ふつう)》



第2駐車場から5分歩いた所にある第1駐車場でトイレ利用し(山中には弘法清水小屋に携帯トイレブースがあるのみ)、6時40分頃、歩き始めました。


こちらが八方台登山口。

標高は1194Mです。

登山口には「熊出没注意」の怖~い看板があります。


しばらくはとても歩きやすいなだらかな道です。

ブナ林が美しく、足取りも軽い🎶


森に朝日が射し込んできました。

ブナの青白い幹の間から放射状に射し込む光が美しく、この日の晴天も期待して、心が浮き立ちます。


7時10分、登山口から30分で中ノ湯跡に到着しました。

辺りは硫黄の匂いです。

近くに有毒ガスが発生している箇所もあると「山と高原地図」に書いてありました。

空はピーカンの晴れ!!

右奥に見えているのが目指す磐梯山です。


中ノ湯跡から5分ほど登った所に分岐があります。

道なりに行けば昨年秋に歩いた磐梯山ピストンコースですが、今回は銅沼経由にしたいので、ここを「裏磐梯登山口」方面へ下って行きます。


明るい登山道から薄暗いジメッとした道に様変わり。

階段の丸太がヌメヌメしてとても滑りやすいので、慎重に下りました。


銅沼まで下ることは承知していましたが、下っても下ってもなかなか銅沼が現れません。

「こんなに下るのか~💦もしかして八方台登山口より下ってない?」と言うと、二人が「そうだよ!みほさんが作ったYAMAPの登山届で見て知ってたよ。登山口より標高低い所まで下って、また登らなくちゃいけないのか~って、思ってたよ。みほさん、気づいてなかったの!?」、、、はい、、気づいてなかったです(涙)

すみません💦💦


緑の大きな葉っぱの上にきれいなバッタ発見!!

、、、と話をそらす🤣


8時5分、銅沼(あかぬま)に到着しました。

磐梯山が湖面に映っています。

沼の色は上から見た方が神秘的で美しいですね。

側で見たら沼自体の美しさはよくわかりませんでした(笑)

まぁ、側に立ったという事実が大事!

右側斜面からは噴煙があがっていて、湯煙なのか、有毒ガスなのか、、


1888年に、磐梯山と櫛ヶ峯の間にあった小磐梯山が噴火してできた火口壁に囲まれた神秘の沼。


銅沼を後にし、次に向かいます。

近くには別の名もなき湿地帯もありました。

湿地なので、踏み込むと足が沈み、ジュワジュワと水が上がってくるので、側に寄ることはできませんでしたが、、。

草紅葉が美しかったです。


10分ほど平らな道を進むと、突然視界がひらけ、目の前にスキー場が現れました。

こちらが裏磐梯スキー場のトップです。

左手奥の湖は桧原湖。

右手の山は百名山の西吾妻山(2035M)です。

こちらにも登山口があるので、いつかこちらのコースも歩いてみたいです。


8時37分、噴火口に向かう道に入りました。

シダが生い茂り密林のような雰囲気ですが、視線を上に向けると木々はダケカンバで高原のような明るさもあります。

登山を始めてもう2時間経過しました。

「ピストンコースならもう山頂だね」とハガレーナ。

確かに!!

まだようやく登山口に立ったって感じです(笑)


左上のキノコは編笠山でも見つけた「黒柳徹子さん」。

右上はシラタマノキ。

左下は、何に見えます??(笑)

ハガレーナは「こけし!」と言ってましたが、ほんとに??私には別のものに見えます🤣

右下は誰かが半分かじった林檎🍎が落ちてるように見えますよね!

ほんと、そっくりでした。


弘法清水まで2kmの標識。

こちらのルートはいくらかマイナーなのでしょうか?

今のところ誰にも会いません。

銅沼への下りで二組ほど、裏磐梯スキー場トップで一組とすれ違いましたが、皆さん八方台からのルートと合流するコースを行かれるようで、噴火口の縁を歩くコースのことはご存知ない様子でした。


徐々に噴火口の壁が近くなってきました。


9時20分、広い所に出ました。

ここが火口原です。

ここにかつては小磐梯山があったのですが、すべて吹き飛んでしまい、流れ出た噴石や泥流で長瀬川とその支流が埋め尽くされて、裏磐梯の湖沼群を形作ったのだそうです。

裏磐梯の湖沼群は、私が足の手術をした後のリハビリハイクで訪れていますが、それはそれは美しくて一気に磐梯山エリアのファンになりました。

岩がゴロゴロとした広い火口原に立ち、削り取られた火口壁をぐるり見回します。

なんだかすごい迫力、異世界観で、グランドキャニオンみたいでした(行ったことないけど)


川上温泉ルートとの分岐です。

低木が生え始めている不毛の原っぱに、ピンクテープがはためき、道を示してくれています。

櫛ヶ峯と磐梯山の間にあるザレの尾根までどう登るのだろうと思っていて、地図を見る限り、ザレザレばかりの急登なのかと想像していましたが、、

ピンクテープの導く先を見ると、どうやら、森の中を登って行き、最後に少しザレになるのかなといった感じです。

急斜面であることに変わりはないので、バテないようにゆっくり登って行くことにしました。

登り口でスポーツ羊羹でエネルギー補給。

いざ、急登へ!


あ、現れた!

日本百名山のテレビや、《山歩きJP》でも見たUを逆さまにした鉄のてすり!

これがめちゃくちゃ助かりました!!

急勾配を登り、大きな岩を乗り越える度に、このてすりを持って体をぐいっと持ち上げることができました。

素晴らしい!!

どこの山にもこのてすりがあれば、ストックいらずだわ!(笑)


途中からはそのてすりもなくなりましたが、どうやら一番の急斜面はあのてすりエリアだったもよう。


振り返ると火口壁と銅沼が見えました。


左から右へ。

火口壁と火口原。

素晴らしい景観です。

これはこちらのコースでないと見れない景色。

ハガレーナも花子もここでようやく私がこのコースをチョイスした意味を理解してくれたようです。

それまで、「なんでわざわざ登山口より低い所まで下るんだ」とか、「破線ルートなのに大丈夫なんかね?」とか、クレームの申し出がされておりましたが、これ以降文句を言う人はいなくなりました🤣

そのくらい、皆を納得させる景色の連続になります。


10時32分、櫛ヶ峯の分岐に到着しました。

正面に見えているのは、ラスボス磐梯山。

手前の尖った岩が天狗岩です。


天狗岩から連なる火口壁。

大迫力です。

どんどん崩れているのでしょうか。

斜面に大きな岩が転がって留まっているのが見えました。


昔小磐梯山があった場所。

今は美しい裏磐梯湖沼群のエリアになります。


こちらは櫛ヶ峯側の火口壁。

岩肌の色が何色にもなっていて、とてもきれいでした。


それぞれの方向を背景に記念撮影。

ぐるぐるまわって撮りました。


上は沼の平という名前がついているようです。

磐梯山と櫛ヶ峯の間にある窪地でいつくか沼がありました。

弘法清水小屋まではガレ場の登りになります。

私は初め、破線ルートはみんなこんな感じのガレ場なのかと想像していたのですが、それは間違いで、急登のほとんどが森の中(てすりゾーン)で、危険なガレ場はわずかの距離でした。

これがなぜYAMAPで破線ルートなのか、不思議なほどでした。


何度も何度も振り返ったり、まわりを見回したり、、《山歩きJP》のジュンが言う「目が4つ欲しい」感覚でした(笑)

どこを見ても素晴らしかったです。


11時26分、岡部小屋(上)と弘法清水小屋(下)のある平地に到着です。

冷たい弘法清水で喉を潤し、鐘をついて、いざ、山頂へ!!


ちょうどお昼前の時間帯だったので、下山する人たちとのすれ違いが大変でした。

団体さんも多く、道をゆずり過ぎるといつまでたっても進めないので、隙間を縫って登っていくと、めちゃくちゃ疲れました💦💦

自分のペースで歩けないと、一気に息が上がる!!!

時々立ち止まって景色を眺めながら、なんとか山頂へ!


11時55分、磐梯山(1816M)に到着です!

私たちが山頂に着く直前まで雲に隠れていた猪苗代湖が全部見え!

辺りのハイカーが「晴れてきたーっ!猪苗代湖見えてきたぞ!」と色めき立っていました。

あら、晴れ女が晴れをもたらした!?(笑)


磐梯山は360度の大パノラマ!!!

遠くの山には雲がかかっていましたが、猪苗代湖も会津若松市も、裏磐梯も、ぜんぶ、ぜーんぶ、見えていました。


こちらは東方向の眺め。

上は赤埴山で、下は安達太良山です。


山頂ランチの後、山頂直下にある山頂標識にて記念撮影して、下山開始しました。


登りでは忙しくて気がつかなかった紅葉。

実は山頂付近は赤く染まっていたのでした。


昨年も感動した下山途中の眺め。

今年は紅葉が遅れているという話を聞きます。

磐梯山もこれから徐々に麓に向けて彩豊かになっていくでしょうね。


弘法清水小屋で、花子が手拭いとポストカードを購入していました。

ここからは、昨年も歩いた楽勝コースなので、心も体も軽いです。


火口壁の上を歩いています。

上から見た銅沼。

やはり銅沼は上から見た方が魅力的ですね。

なんとも不思議な色合いです。


そして、山頂方面を振り返る。

空が青い!!


下山も楽しいダケカンバの森。


朝通過した分岐を懐かしく思いながら通過し、平らな道でスキップしながら(一瞬でしたが)、次はターボも連れてこようと誓って山行を終えました。

想像していた通り、いや、想像を超える素晴らしいルートでした!




秋の磐梯山~旧火口周回コース#お気楽山登り #登山 #登山女子 #登山初心者 #磐梯山 #銅沼

今回の動画には、最後にYAMAPの3Dルート動画も入れてみました(初めての試み)。

爆裂火口をぐるりと回ったのがよくわかるので、是非見てみてください。


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