【復活前夜】アカヤシオを求めて、利平茶屋から篭山へ。2022年4月30日(土)
利平茶屋から篭山への尾根にて、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
このゴールデンウィークは一日おきに山に行くつもり満々のやまみほです😁
4/29にターボとハガレーナと私のお気楽イツメン(別名晴れ女隊)でムツばあさんの家に行ったばかりですが、中一日おいた5月1日はお天気イマイチ予報だったため、ゴールデンウィーク前半で唯一の晴れ予報だった30日に山に行くことにしました。
2日連チャンになります。
ま、29日はお散歩程度でしたから、体力的には何の問題もありません。
あるとすれば、家が片付かないのと、庭が草ボーボーになるくらい🤣🤣🤣
それは、後回しという事で😅
さてさて、今日はハガレーナとの二人旅です。
場所は赤城の篭山。
いつもの大沼からではなく、みどり市の利平茶屋から歩いて篭山へ登り、鳥居峠から下ってくる周回コース。
尾根に咲いているであろうアカヤシオをいっぱい見て来たいと思います。
アカヤシオはお気楽隊ベストスリーに入る大好きな花。
一番はシロヤシオ、二番はズミ、そして三番がアカヤシオです。
いずれも山に登るようになってから知った花ですが、アカヤシオは葉っぱより先に花が展開するので、そこらじゅう真っピンクになって、とても素敵なんですよね。
この春はまだ見てないアカヤシオ。
どんな風景に出会えるか、いざ、利平茶屋へ出発!
🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙
自宅を出たのは、7時半でした。
コンビニでお昼ご飯を買って、下道を使いいつも奥日光に行くルートを渡瀬渓谷鉄道に沿ってひた走ります。
途中「下田沢」という分岐を左手に鋭角に曲がり、大間々子持線という県道を使って利平茶屋森林公園を目指しました。
何㎞にも渡って続く千本桜の並木道を通ります。
桜の季節に毎年訪れようと思うのに、いつもその時期になると忘れてしまう🤣🤣🤣
利平茶屋森林公園の駐車場に着いたのは、9時10分頃でした。
ここで既に標高1020M。
涼しい!!
駐車場は半分くらい埋まっていたかな??
駐車場にあるトイレをお借りしてから出発しました。
森林公園の略図です。
キレイなバンガローが建ち並び、とてもいい感じのキャンプ場です。
いつかお気楽のみんなと泊まりに来ようかな??
《登山難易度 2》
🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶
歩き出したのは、9時27分でした。
登山口にある自家発電装置を覗いてみました。
治山堤防から発電機まで高低差70mの水圧を使って水車を回し発電しているそうです。
自然エネルギーの活用事業。
窓から中の様子を覗くことができました。
お、お、すごい勢いで水が吹き出してる!
高低差があるからできることですね。
その高低差を私たちは水とは反対方向へ、足の力で登って行きます。
この登山口には、まだつぼみのツツジがあります。
昨年ターボと訪れた時はアカヤシオは終わり、シロヤシオ最盛期。
そして、ここのヤマツツジもそれはそれは見事でした。
ヤマツツジがまだ咲いてないってことは、アカヤシオが残っているかな??
期待が高まります。
急斜面を登って尾根にのりました。
新緑がまだほんの赤ちゃん。
暑くなってきたので、一枚脱皮中。
この篭山へのルートは基本的にずっと急登です💦💦
おっ、アカヤシオが見えてきました!!
こちらはムシカリ。
昨日の雨で空気が澄んでいて、周りの山並みもくっきり見えます。
こりゃ展望が楽しみだ!
ムシカリも可愛いんですよね。
地味だけど😅
ミツバツツジは三枚の葉っぱが出てきたところ。
咲くのはいつ頃かなぁ。
赤城山界隈は次から次へと違う種類のツツジが咲いてきます。
まだまだこれから長い間楽しめそうですね。
この岩には三本のツツジが共存している!
決して同じ時期に花を咲かさないで、順番待ちをしているように見えます。
一番手はアカヤシオ。
二番手はシロヤシオ。
三番手はミツバツツジ。
青空とアカヤシオのピンクは相性ぴったり!
徐々に道は岩っぽくなってきます。
今年のアカヤシオは花付きが悪いのかなぁ。
昨年は落ちた花びらで地面がまっピンクになっていたのですが、写真を撮っても見えている地面の面積が大きい気がする😅
ちゃんとした登山道って感じではないんです。
崩れやすい尾根の踏み跡を慎重に辿ります。
踏み跡以外の所を踏むとぐずぐずと崩れたりします💦💦💦
小さなピークに立ちました。
昨年来た時は、ガスガスで何も見えなかったので、視界がクリアなことにコーフンが隠せない私。
(結果的には)まだまだこの先大展望なのに、一周まわって写真を撮りました(笑)
左手の山並み。
これから登る方向。
アカヤシオのピンクが点々と続いてる。
右手の尾根に笹の気持ち良さそうな場所が!?
駒ヶ岳の支尾根だと思うのですが、ヤマップにも山と高原地図にもルートが載っていません。
この尾根はいつの日か崩れてなくなりそうですね。
ぼこぼこと穴が空いたり崩れたりしている細い尾根(というよりただの土の塊)を慎重に歩いて進みます。
こんな土の塊尾根が何回かあります。
崩壊が激しい💦💦
ハガレーナが「えぐれちゃってるね~😆」と指差した先は、、
こんなん。
パラパラと石が転がり、崩れる一方ですね😅
そうなると、またこれより下に誰かが巻き道をこしらえるんだと思います。
お助けロープがないと登れない急斜面。
土がとにかくゆるくて、足を素早く動かさないとズルズルと滑って地面が削れるんです💦💦
足を素早く動かせない私はジタバタしております💦💦💦
進めねぇ!!
横の枝とロープを一緒にもって体を固定してぐっと持ち上げる😅
使えるものは何でも使う。
そんな枝の見極めも大事です。
左手に大きな岩と洞窟が現れました。
あそこ、亀しろコンビの修行に最適じゃない??
いや、あそこに行くまでが既に修行か!?🤣🤣🤣
登山道右手の寄り道スペースに立っていた男性(すごいカメラを持ってました!)が、「ここ、このルートいちの大展望スポットですよ。今どけますから立ち寄ってみて」と教えてくれました。
そこからの眺めです。
おおおおお~⤴️となったのは言うまでもない。
清々しい!!!
こんな風に見えるルートだったんだね~🎵
過去は真っ白けっけでしたからして(笑)
今日いち展望スポットと聞いて、ハガレーナと二人、記念撮影。
尾根から下の方に眺めるだけだったアカヤシオが目線の高さに多く見られるようになりました。
う~ん、可愛い(*≧з≦)
つけまつ毛みたいにくるんと上を向いたオシベがツツジは可愛いですよね。
花びらが5枚あるように見えますが、落花するときオシベからスルンと抜けるように落ちるんですよ。
そこが桜とは違いますね。
花の形のまま舞い落ちるんです。
岩ごろ地帯を踏み跡を探しながら登ります。
ちょっと間違うと尾根から外れてぐずぐずの斜面に迷いこみます😅
私のお尻ばかりでスミマセン💦💦
こんな風に登っていき、振り返ると、、
どっひゃーーーっ!
もっとすごい展望が待っていたじゃん!
標高をあげる毎に、広がる視界!
さっきのカメラを持った男性に撮ってもらいました。
なんて気持ちいい景色なのだろう。
手前にアカヤシオもあって、絵になります。
カメラを持った男性が映りこんでたけど、顔がわからないからそのまま載せますね😆
人が入った方が雄大さがわかる気がして。
もはや四足歩行🤣🤣🤣
そして、振り返れば、この大展望!
楽しい!!!
しかも、アカヤシオの花が増えてきました。
色が濃いもの。
薄ピンクのもの。
もう説明はいらぬ。
とくとご覧あれ!
、、、ってほど枚数なかった(笑)
もう360度アカヤシオです。
景色を撮ろうと思ったらアカヤシオが邪魔になるくらいアカヤシオ(笑)
時刻は10時半。
そんな尾根で早めのランチ休憩しました。
更に登ると、隣の尾根の向こう側に雪山発見!
昨日の雨があそこは雪だったんだね。
白い峰は日光白根山です。
右手の平らっぽく見える山は皇海山。
更に登って途中左に折れて篭山に向かいます。
この先に登ると向こう側が見渡せるかな?と思って少し登ってみたけど、木立で何も見えなくて引き返してきたところ。
斜面をジグザグに下って鞍部に立つと、これから新緑が進むと見れなくなる景色に出会えました。
ここは何回か歩いているけど、毎回ガスガスだったので、初めて見る景色です。
左手に見えるピークが篭山です。
右手のピークは小地蔵岳。
毎回写真を撮ってしまう面白い標識。
篭山を経由しないで鳥居峠へ下る道との分岐です。
岩場を登って行くと、右手に大沼が見えるようになってきました。
これも木々に葉が茂るようになったら見れないかな?
12時15分、篭山(1438M)到着!
本日の最高到達点です😁
登山口が1020Mだったのですから、標高差で400Mほどの楽勝登山です。
ハガレーナが岩の上に登って撮ってくれた写真は、、
こちら!
覚満淵が見えました。
下り始めると、小沼へ向かう車道も見えました。
正面に小地蔵岳。
赤い屋根は鳥居峠の茶屋です。
左手を見ると、この後歩く予定の尾根が見えました。
あ、ピンク色が見えますね。
アカヤシオが咲いているようですよ!
岩の上でクリさんのスマートポーズを真似してみたのに、なぜかスマートに仕上がらなかった🤣🤣🤣
短足すぎ!
ハガレーナの後ろ姿わんぱくポーズ。
はっきり言ってこのポーズ、アキロック隊よりお気楽の方が頻繁に用いてる気がします。
完全なるパクり。
いやいや、広報活動です😁
鳥居峠へ下ります。
最後の岩場は難易度高し💦💦
ルートが分かりにくいんです。
まぁ、下に目指す場所が見えていますから、間違えても修復可能ですが😅
アカヤシオと覚満淵コラボ。
うへぇ、この岩滑り台状態なんですけど~😆
ハガレーナは飛び降りましたが、私にそんな所業ができるはずもなく、、
写真右手にお尻をズリズリしながら横移動し、岩の出っ張りで体を支えて、土の部分に足を載せなんとか下りました。
膝を勢いよくつく自信がない💦💦💦
12時半、鳥居峠におりてきました。
ここからも十分大展望。
無理してあの岩場を登ったり下ったりしなくても、同じような景色を見れた🤣🤣🤣
ここまでは車で来れちゃいますよ(笑)
ももゼリー休憩しました。
下山開始前に反対側も見ておかなくちゃ!
駒ヶ岳と覚満淵。
もしもツツジで赤くなっているようなら、覚満淵に下ってぐるっと一周してこようと思っていましたが、まだまだ色は見えませんでした。
覚満淵の真っ赤なツツジもこれからみたいですよ。
では茶店の裏手から林道を通って下山ルートへ向かいます。
時刻は12時50分でした。
この大きな木が目印。
ここを左手に入っていきます。
もちろん「←利平茶屋」の標識があります。
笹の斜面をジグザグに下る歩きやすい道です。
なぜかこちらには岩場がほぼない。
利平茶屋へ下るルートは左手に尾根を離れる形になりますが、標識の先から歩いて来られたグループに、「この先にアカヤシオが咲いていますよ。100mくらい進めます。行った方がいいですよ」と言われ、尾根を真っ直ぐ進むことにしました。
多分篭山からの下りで見えたアカヤシオのピンクで染まったあの尾根なんだと思うのです。
アカヤシオの尾根!
シャクナゲも咲き始めていました。
振り返るとアカヤシオ越しに鳥居峠と、旧ケーブルカー跡が見えます。
拡大してみました。
なが~い階段。
あそこをいつか歩いてみようと話していて、なかなか実現しません。
展望は抜群だと思うのですが、下りでずっと階段なのは、万が一を考えるとちょっと怖い💦💦
むしろ登りで利用した方がよさそうな、、でも急勾配になって段差が大きいようなら疲れるな、、とか考えちゃいます😅
尾根からの眺めです。
元のルートに戻って花を探しながら歩いています。
ハガレーナが何か見つけたもよう。
なんという名前の花でしょうか?
めちゃくちゃ小さなお花です。
こちらはコバイケイソウの群落。
ハシリドコロの群落もありました。
小さな沢を渡ります。
これが鳥居川の始まりですね。
鳥居川→渡良瀬川となる最初の迸りです。
こちらはネコノメソウってやつ??
すご~く小さいので、見落しがち😅
下に水場が見えてきました。
軌道跡ルートに合流します。
上をみたところ。
この位の段差なら登れるな、、と思ったけど、いやいや、最後は急勾配になるはず🤣🤣🤣
下を見たところ。
途中左手の標識の所から、下山ルートになります。
とりあえず水場に寄り道。
右手の鉄製梯子を下ります。
御神水、、どんなところなのだろうとずっと思ってましたが、初めてやってこれました。
3つ水の流れ出しがあります。
ん?「美人の水」「智彗の水」「御神水」
近くでお昼を食べていた男性に「どれでも好きなだけ飲んでって~⤴️」と言われたので、、
お気楽隊はやはり「美人の水」を。
苦情は受け付けません。
「どれでも飲んでいけ」と言った男性は、今日鳥居峠に車を置いて、以前ターボと花子と歩いた「通行止」表示のあるあの恐ろしい尾根を下り、登り返しているところなのだとか。
あの尾根では今シャクナゲが満開だったらしいです。
さてさて、私たちは利平茶屋へ下ります。
お、またまた洞窟発見!
このあと、亀しろコンビの修行洞窟探しになりました(笑)
この橋はうっす~い板でできていて、自分の体重を支えてくれるか不安でした🤣🤣🤣
ハガレーナが撮影しているのは、、
ハガレーナの大好きな「ヒトリシズカ」。
この花は名前とは裏腹に大体群生しています🤣
ハガレーナが「ヒトリシズカの団地だ~🎵」と喜んでいました。
独身寮ですな(笑)
あそこにも洞窟!
あっちにも洞窟。
洞窟コレクションです😁
亀しろコンビに知らせなくちゃ!!
軌道跡が下の方にも残っていました。
キャンプ場が見えてきました。
色とりどりのテントが見えます。
登山口に戻ってきました。
ここから公園内を歩いて駐車場に戻ります。
公園内は新緑が進んでいます。
ロッジがいい感じ🥰
14時53分、桜吹雪の駐車場に戻ってきました。
アカヤシオ、見れました~⤴️
昨年よりは花が少なかったようですが、それでも今春初めてのアカヤシオはやっぱり可愛かったです。
これから赤城山はツツジがどんどん色を変えて咲き誇ります。
まだまだ楽しめるよ~🎵
いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

















































































































