50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、伊勢崎、前橋】またまた荒れ模様の週末。山は諦めて紫陽花と花菖蒲を見に出掛けました。2019年6月15日(土)

伊勢崎の赤堀菖蒲園からこんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます🙇


今週末は奥日光にズミを見に行く予定にしていたのですが、先週に引き続き週末のお天気は雨となってしまいました😢

しかも荒れ模様のお天気との予報です。

戦場ケ原のズミは今週末が最後かなと思っているので、何とか晴れ女パワーで天気予報を覆したかったのですが、、。

関東全域に広がって流れ来る雲の勢いを止めることはできず、予報通り朝から激しい雨が降っています。

先週時点の予報では今週末は晴れや曇りだったので、先週末少しお天気が悪かっただけなのに、余裕をかまして奥日光行きを諦め、買い物に出掛けてしまったことが悔やまれます。

先週なら午後には青空が出ていたのですから、、(涙)

ま、過去のことをグズグズ言ってみても仕方ない。

雨は雨です。

しかも先週より激しめの。

戦場ケ原から湯ノ湖の先の切込湖、刈込湖まで足を伸ばす予定にしていたので、ザーザー降りではちょっと危ないなと思い、予定を変更することにしました。

ウニクス上里の映画館で、映画3本はしごするというアイデアもありましたが、クリさんが「雨の日は紫陽花を見に行くのもいいよね」とラインで言ってくれたので、なるほどその手があったか!と、早速近辺のアジサイ園をネット検索してみることにしました。

色々候補が上がった中で、近場でしかも株の数が多い所ということで、まずは前橋の荻窪公園でアジサイを見て、どこかでランチをした後、午後は伊勢崎の赤堀菖蒲園に花しょうぶを見に行くことにしました。

その後伊勢崎のワイルドワンで山用品(シャワークライミング用のリュックとか)を見て、またまたどこか洒落たカフェでパンケーキなど食べて来ようと思います。

ターボと私は長靴を持っていなかったので、行きに本庄のワークマンに寄って、「イケてる長靴」を購入しました。

早朝7時からオープンしているので助かりました。

朝8時出発の私たちが寄れるのはワークマンだけです😅

クリさんを真似して、靴でメンバー紹介😅

オレンジ色の可愛い長靴はハガレーナ、カーキ色の編み上げ長靴はターボと私です。

この長靴が安価なのにとても快適で、このままカフェなどに入ってもそれほど違和感ないし、雨に濡れることも、ぬかるみで滑ることもなかったので、コストパフォーマンスの高いヒット商品でした。

前にワークマンで安い帽子やウインドブレーカーを購入して失敗していたので(既に捨てました)、ワークマンにはいい印象がありませんでしたが、ゴム製品はありかも⁉️と、私の中で一気にワークマン株急上昇です😁

「道の駅 赤城の恵」に隣接した荻窪公園に着きました。

アジサイは薄紫に塗られたエリアにあるようです。

そぼふる雨の中、傘をさして歩いてきます。

目指すは「アジサイの丘」です。

遊歩道の両側にまずは真っ白でまん丸なアジサイが見事に咲いていました。

アナベルという種類のようです。

実を言うと、今回訪れた時は多くのアジサイがまだ蕾も付けておらず、花がほぼありませんでした。

この公園にあるアジサイの案内板です。

このアナベルだけが正に満開。

次に現れたのは青いアジサイ。

アジサイは斜面にあるので、階段を下って行きます。

背の高さ程もあるアジサイの散歩道です。

まだ咲いてないので、とても残念ですが、これが全て花をつけたら圧巻でしょうね。

数少ない花を見つけては写真に納めます。

アナベルだけは沢山咲いています。

ピンクのアジサイはまだまだこれからです。

もうひとつのアジサイ広場「だんだん原っぱ」に向かいます。

歩いてきた道を振り返って見ました。

まだまだ緑色ですね。

花の色が少ないのがお分かりいただけると思います。

ガクアジサイです。

真ん中の蕾のようなところから出ているトゲトゲが可愛くて、何枚も写真を撮りました。

「だんだん原っぱ」に降りていきます。

右手には溜池があります。

こちらもアナベル以外はまだ咲いてないですが、前方にピンク色の塊が見えてきました。

ピンク色の正体はこちら。

名前はわかりませんでした。

ホワホワと小さな花が集まっています。

アナベルはとにかく大きい。

何か大きさを比べるものはないかと言うことで、、

私の顔と大きさ比べです😅

ね、私の顔より大きいでしょ?

これもアジサイらしいです。

名前はカシワデアジサイ。

ネズミ花火のように、アチャコチャ向いています。

大きな屋根の休憩所がありました。

ハガレーナが「ここで山メシできたね」と😅

予定では今ごろ戦場ケ原と湯滝の間の泉門池のベンチで焼きうどんを作って食べてるはずだったのに、、。

親水広場です。

遊具もあって、ここはお天気が良ければ前橋市民の憩いの場なのでしょう。

小さな子供を連れてきたら、隣に道の駅もあり、温泉もあり、芝生もあり、一日遊べる場所ですね。

青いモモンガあらわる!(笑)

池の飛び石の上で、ハイポーズです😁

水面に二人の姿が写って、楽しそうな写真が撮れました。

温泉施設の裏手に出ました。

少しずつ色がビミョーに違う赤いアジサイ。

こちらは白い椿でしょうか?

花びらの縁がフリンジのようになっていて、少し透けていて、とても素敵です。

この後荻窪公園を後にし、伊勢崎に向かいました。

途中どこかいい店はないかとキョロキョロしながらやって来て、、

こんな可愛らしいお店があったので立ち寄ることに。

時刻は11時を過ぎていたので、ランチにしたいと思います。

「Garden Thyme」。

障害者福祉施設が運営しているようです。

ランチメニューは四種類。

せっかくなので、3人それぞれ異なるものを注文しました。

スープカップにソーサーがついていたので、ターボが「スープにもソーサーがつくんだね。『そうさぁ』って言わないの?」と本日初のダジャレ。

一人ノリツッコミしてました。

「映え」てるかなぁ。

オバチャン3人で写真をパシャパシャ撮って、ちょっぴり恥ずかしかったです😅

食後のコーヒーまで済ませターボがお会計をしている間に、、

美しく手入れされた庭を眺めていました。

何とも可愛いお花ですね。

名前を知らないのですが、、。

この後は赤堀菖蒲園に向かいます。

駐車場に車を停め、5~10分程歩いてやって来ました。

アジサイが早すぎて不発だったので、満開の花しょうぶを見て、みんな「すご~い!」と感動しています。

想像以上の規模で驚きました。

白から紫へ、柄や色合いが異なる花しょうぶが咲き乱れています。

こちらはまだ開きかけ。

菖蒲園の入って右手には車道があり、左手は遊歩道になっています。

途中に何ヵ所か車道と遊歩道を繋ぐ木製の橋があり、縦に長く伸びる花しょうぶの群落を真ん中から眺めることができます。

今にも落ちてきそうな雨の滴。

アジサイの撮影で一度だけ水滴の中にアジサイのピンク色が写っていたので、花しょうぶでもそれができないかと、3人で色々試していますが、なかなか上手くいきませんでした。

再びの青いモモンガ、2匹あらわる!

お天気が良ければもっと混むのだと思いますが、あいにくのお天気なので、ゆっくり花を楽しむことができました。

橋の上から眺めた風景です。

キレイですね~✨

車道からしょうぶの上に伸びる枝は多分桜ですね。

一つ一つの花に表情があるので、3人で数百枚の写真を撮ってしまいました😅

荻窪公園のアジサイ園であまり見られなかった真っ青なアジサイが咲いていました。

一番奥の方までやってきました。

雨が少し強くなり、しきりに水面に波紋を作っています。

花びらの表面がビロードのようです。

一番奥までやってきて、自撮りしてみました。

「あそこでみんなで自撮りしよう!」とわたしが言うと、ターボが「あの橋の端まで走れ!」と言ってドタドタ走って行きました。

本日のダジャレ2発目です。

ぐにゃぐにゃ三脚をくくりつけるものがなかったので、久々の自撮り棒。

Uターンして戻る途中で、いつもの「おひけぇなすって」。

「なんでみんなはいつもこのポーズをするの?」と聞くと、「私たちにはクリさんポーズよりこっちの方がお似合いだから」とのことでした。

雨に濡れて花びらが重そうです。

隣のしょうぶ園も覗いてみます。

こちらは若干花が少ないです。

階段を登って、真ん中の丘を歩きます。

両側にしょうぶ園を見ながら歩けます。

入り口近くには黄色いしょうぶもありました。

車道まで戻ってきました。

ここがしょうぶ園入り口です。

こちらは今日と明日だけ運行されているシャトルバスの時刻表です。

今日と明日はしょうぶ園祭りが行われるみたいです。

ここでターボが「今日明日がしょうぶだ!」と本日3回目のダジャレをいってました。

明日はいくらかお祭り的な催しがあるのでしょうか?

訪れるなら明日が「しょうぶ」です😁

しょうぶ園を後にして、伊勢崎のワイルドワンに立ち寄り、私は↑の短パンを購入しました。

外観の写真は撮り忘れました。

ワイルドワンの中はお客さんが沢山いて、アウトドアブームなんだなぁと実感しました。

雨で出掛けられなくなった人たちが、じゃあ買い出しにでも行こうかってなったのかな?

ちなみにシャワークライミング用のリュックは置いてなかったです。

ワイルドワンで買い物した後は、近くのカフェでお茶しました。

みんなでパンケーキを食べたくて入ったのですが、パンケーキはリコッタチーズを使ったフワフワパンケーキで、チーズを食べられないターボはプリンにするしかありませんでした。

よく調べてから入れば良かったです。

次の機会の楽しみにとっておきましょう。

ハガレーナは先日石井スポーツで、今までより容量の大きなリュックやパンツなど購入していて、先週はmont-bellでお揃いのTシャツなども買ったので、早く山に行きたくてウズウズしています。

二週連続で悪天候により断念した山歩き。

次の週末はどうなるでしょうか?

あきっこさんと金峰山に行きたいのだけど、今のところ予報は思わしくないですね(涙)

晴れ女隊と言えども、梅雨のパワーには敵いませぬ。

でもそのお陰で、今日は3人でアジサイと花しょうぶを楽しむことができました。

アジサイも花しょうぶも雨が似合いますよね。

晴れている時より色が濃く写り、とても綺麗でした。


でも、やはり山に行きたい!

山メシだって色々チャレンジしたいし、新しい服を着て出掛けたいのだ!

雨が降るのは平日にしてもらいたい🙏


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました☺️

【埼玉、長瀞】梅雨に入ってお天気の悪い日は、晴れ女隊で山関係の買い出しに。2019年6月8日(土)

埼玉県長瀞町のmont-bell前からこんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。


今日は本当は奥日光に出掛けたかったのですが、関東地方は梅雨入りし、お天気が悪そうだったので、予定変更です。

以前から沢遊びに興味があり、いつの日か沢登りもやってみたいと思っているお気楽隊。

私の夫は一時期山岳会に所属して仲間と奥秩父や谷川岳の沢登りをしていました。

今は仕事が忙し過ぎて山に行けなくなっているのですが。

夏になると、涼を求めて、なるべく標高の高い山へと足が向くのですが、今のところ日帰り主体のお気楽隊ではあまり遠出をすることができず、夏の山選びに苦労しています。

そこで夫の影響もあって前々から興味のあった沢登りが気になり出しています。

ただ本格的な沢登りとなると、滝などの岩場をハーネスやカラビナを使ってロッククライミングすることになるため、かなりハードルが高い💦

というか、多分私には無理😢

なので、今年はとりあえず体験ということで、mont-bell長瀞店のツアー「自然たっぷりシャワークライミング尾ノ内渓谷」に参加することにしました。

mont-bellは様々なツアーを企画しています。

↑この写真の様に、胸の方まで水に浸かって渡渉する箇所もあるみたいです。

一日コースなので、めいっぱい楽しめそうですよね😁

お盆休み中に一回火曜日があるので、「火曜日山の会」で体験します。

、、ということで、ツアーの予約&必要な物の確認&買い物で、長瀞のmont-bellにやって来ました。

お店を改装したようです。

かつて建物の奥にあった駐車場はトレーラーハウスのキャンプ場になり、駐車場は向かいにある元西武ホテルの駐車場に停めるようになっています。

入り口も駐車場側から入れるように改装されていました。

8月13日(火) のツアーに申し込み、当日着るスーツなどを見せてもらい、必要だという沢用のリュック(サイドが網で水が抜けるようになっている)をチェックしました。

価格は8000円~9000円。

もしかして、一度しか使わないかもと思うと高いので、誰か一人(まぁ、私と言うことになりますよね)が購入してみんなの荷物を入れることにします。

このリュックに関してはもう少し安いのがないか、ネットで探してみることにしました。

水着も見たかったのですが、まだ店頭には出てなかったですね。

なのでしばらく店の中をウロウロして、その他諸々を購入しました。

ターボとハガレーナと私が購入した山用品の数々😁

ついにお気楽隊に山用のフライパン登場!です。

ターボが買ってくれました。

先日まで使っていた鉄板が鐘撞堂山での予行演習のときに、最初ジェットボイルの火力を甘くみていて一気に高熱で加熱したので、すっかり塗装やら何やらが剥げ落ちてしまったからです。

真ん中だけが焦げるようになってしまったのですよね。

石井スポーツでは4500円したフライパン(大きさが微妙に違うのかもですが)が2500円だったので、「買い!」となりました。

手前の三枚の妙なTシャツ。

mont-bellオリジナルキャラクター(?)の雪男です。

一番参加率の高い晴れ女隊三人で山に行くときにお揃いで着てみることにしました。

一番奥にある変なものは日除けです。

簑笠のような形で頭との間に隙間があるので、きっとすごく涼しいはず。

被るとだいぶ笑えますが、暑い日に帽子を被ると頭が痒くなる私が試しに買ってみました。

いくつもあるデザインを試し被りしていると、初めは爆笑していたのに、だんだん目に慣れてきて最後は何も違和感なくなりましたので、私の夏のトレードマークになる日も近いと思います。

購入した商品を並べたこのテーブル、どこかの高級料亭かあるいは避暑地のレストランかとお思いでしょうが(そんなの思ってないか)、、

庶民の味方、「いっちょう」でした😁

買い物を終えて、3人でランチです。

その後は食後のコーヒーを飲みながら、次の予定を考えます。

中禅寺湖南岸を歩いてみたいと思っていて、どうやったら私たちの鈍足で歩き通せるか検討中。

何せ南岸だけで19キロもあるのですから、ほぼ平らな道だとしても(ブログをチェックすらといくらか登り下りもあるようですし)、私たちにはハードルが高いのです。

クリンソウのシーズンなら千手ケ浜に船が着くのでそれを利用してなども考えましたが、早朝出発したい私たちには始発便が遅すぎます。

結局考えたコースは歌が浜駐車場から歩き始め、南岸をたどり、千手ケ浜から低公害バスで赤沼まで戻り、最後は路線バスで駐車場まで帰ってくる計画を立てました。

決行(?)は6月29日。

シャクナゲも終わり、花に関しては大して見処のない時期で、ひたすら長いルートなので、今回は地味な登山でも文句を言わない晴れ女隊3人で挑戦したいと思います。

千手堂の観音様、どうか当日お天気に恵まれますように、、今からお願いしておきます🙏

その後100均で三人それぞれ持つようにミニテーブルとお皿を購入しました。

ハイキングルートと同じくらい「山メシ」と「インスタ映え」にこだわり始めたお気楽隊です。

今日立てた山行の計画の際に山メシメニューも決めました😁

お次は来週の土曜日、戦場ケ原へズミを見に行きます。

何とかまだ残ってくれているといいのですが。

ランチは泉門池で焼きうどんです😄

どうか晴れますように!


こんな内容ですが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️

【栃木、那須】清楚なシロヤシオと艶やかで明るいしゃくなげに見惚れた三本槍岳《後編》2019年6月4日(火)

《登山難易度 3》

三本槍岳山頂からこんにちは。


いつもブログをご覧頂きありがとうございます。


中ノ大倉尾根経由で三本槍岳を目指した「火曜日山の会」の日帰りハイク【後編】です。


清水平分岐を過ぎると、右手の斜面にピンク色が目立つようになってきました。

シャクナゲやミネザクラが咲いています。

奥日光の湯ノ湖周回コースを歩いた時は、日陰に咲いていることが多かったシャクナゲですが(日陰を好むとも書いてありましたし)、三本槍岳のシャクナゲは青空の下で太陽に向かって花びらを広げ、まるで満面の笑みを浮かべているように見えます。

湯ノ湖のシャクナゲよりこちらは10才は若い、ピッチピチの明るく元気いっぱいのお嬢さんといった雰囲気です。

か、かわいい(*≧з≦)

可愛すぎます。

シャクナゲってこんなに元気いっぱいの花だったんだ!と驚きです。

今まではなんとなく日陰にひっそりと咲いていて、でも花びらがガラス細工のように繊細に輝いているというイメージだったのですが、ここのシャクナゲは違います。

生きるのが楽しくて仕方ない!という感じがして、こちらが自然と笑顔になるのです。

そんな明るい雰囲気も、やはりウォーリーのイメージと重なりますので、ウォーリーの花はシャクナゲに決定!

シャクナゲ撮影に忙しく、再々足を止めてしまいますが、先を急がねば。

三本槍岳に向け、一旦下ります。

いくつも大きな岩が現れて、掘れたような急坂になります。

膝を痛めないように慎重に。

三本槍岳の最後の登りに取りついているハイカーが小さく見えています。

平らな鞍部を通り、

最後の登りです。

大岩で話した男性の予想通り、晴れてきました。

ここにも姫の「ムラサキヤシオ」。

数は少ないですが、登山道脇でパッと目を引きます。

視界がぐんっと開け、霧もなくなり、最高の眺めです。

先を急がないといけないのに、どうしても見惚れてしまうのです。

左からターンして、、

秋には紅葉の斜面にダケカンバの白い幹が浮かび上がって見事だった場所です。

歩いてきた道の向こうにシャクナゲとミネザクラがあった丘の稜線が美しい。

奥に見える緑色の森の連なりも、まるでアシタカが出てきそうな雰囲気で素敵でした。

スマホ写真だとわからないですが、現地ではそう感じました。

更に登って、

次のコーナーが一番の展望台です。

清水平の方まで見渡せます。

一旦平らな道を通ります。

ミネザクラが満開でした。

最後ひと登りで、

11時51分、三本槍岳山頂に到着です。

なるほど、三本槍岳の名前は会津藩、白河藩、黒羽藩の三本の槍を立てた事が由来だったのか!

そういえば、昨年秋に来たときにも読んだ気がします。

何でもかんでも肝心なことはすぐに忘れてしまう、、(涙)

結構な人で賑わっていたので、景色の撮影は後にしてとりあえずお昼の準備を始めます。

、、この時飯豊山などの東北の山は見えていたのでしょうか、大して確認せずに昼食場所の確保に走ってしまいました(実際に走ってはいないです)。

下山する頃には雲が出てしまったのですから、この時もう少し眺めを楽しめば良かったと後悔しました。

でもこの時はとにかく「時間がない!」「ターボとハガレーナがいない中で、山メシを完結できるのか?」という焦りで景色を眺める余裕がありませんでした。

帰りのロープウェイの時間も気になっていましたし。

なんてちっぽけな心臓なのでしょう(涙)

本日のメニューは初挑戦のフレンチトーストです。

牛乳と卵に浸けて厚切りパンを持ってきました。

結構なボリューム。

厚く切りすぎたかな💦

焦がさないようにひっくり返すのが忙しい😅

実はこの調理の前に私のジェットボイルが点火しなくて焦りました。

ガスボンベが軽かったので、ガスが無くなっていたのかと思って絶望し、「みんな、ご、ごめん、ガスがないから火がないかも、、」となり、私は真っ青に。

予備のガスはいつもターボが持ってくれているのです。

姫は「おにぎりもあるし大丈夫だよ」と言い、ハガレーナは「フレンチトースト、焼かないで食べられないかな?」と言ってくれましたが、ちょっとそれは気持ち悪い😰

もしや点火スイッチの電池切れなんてこともあるかもしれないと思いつき、「そうだ!昨日何となく虫の知らせでチャッカマン買ってきたんだった!」と思いだし、チャッカマンをつけてみたところ、「ボッ!」と火がつき、いつもの頼もしい「ボーボー」という音が聞こえてきました。

あー、良かった~✨

心底ホッとしました。

ガスが軽かったので、コーヒーを入れるのは後にして、まずは生では食べられそうもないトーストを焼くことを優先したのでした。

いつガスが切れるかとドキドキしながら焼いています。

トーストを焼き終わってもまだガスがありそうだったので、今度はウインナーとトマトを焼きました。

いい焦げ具合😁

「フレンチトーストにかけるシュガーやシロップはどこに入れた!?」とか、「油、油!油を出して!焦げる、焦げる!」とか、まだアシスタント慣れしていない二人なので、みんなアタフタアタフタ。

姫は結構働いてくれましたが、ウォーリーが体の向きが悪かったこともあり、いまいち役に立たなくて、ただ賑やかしていたイメージです😁

まだ火がありそうですから、姫が握ってきたおにぎりを焼きました。

結局最後までガスがもったので、お湯を沸かしコーヒーをいれました。

前回ジェットボイルからお湯を注ぐとボタボタとお湯がこぼれて困ったので、今日は先の尖った計量カップを持ってきて、上手にお湯を注ぐことができました。

平野育ちさんに奥日光でのランチの写真を「色彩は豊かなのに、映えないのは何故?」と厳しい指摘を頂いておりますが、やはり今回も映えないですかね?

大して進歩はしていない気がします😅

とくに今回は緑色が足りない!

緑色のキーウィか、茹でたブロッコリーでも持ってくれば良かった。

端に写っているグレープフルーツはウォーリーが食べやすいように皮を剥いて持ってきてくれました。

フレンチトーストは鉄板の油や肉が焦げた臭いが少しして、正直ちょっとイケテなかったかな。

次はないなと思いました。

肉用のフライパンと分ければもう少し美味しくできたかもしれません。

ワイワイおしゃべりしながら食事していると、大岩で会った男性がやってきて「やはり晴れましたね!」と話しかけてこられました。

大岩までだとおっしゃっていたのに、何故に山頂にいる?と私たちが思うのではと思われたのか、「大岩でおにぎりをくださったグループを案内してここまで来たんです」と言い訳するように😅

そんなこと、何とも思ってないから大丈夫だよ~。

山頂で姿をお見かけした時、大岩までにしようと思ったけど、大岩からの眺めが霧でなかったから、やはり晴れていそうな山頂を目指そうと気持ちが変わったんだろうな、と思ってましたよ。

このごちゃごちゃしたランチ風景を「写真に撮っていいですか?娘にこんな風にランチするんだと見せますから」とおっしゃって、写真を撮っていかれました。

こんなんでいいの~?

もう少しおしゃれに演出できれば良かったのに、こんなんでスミマセン💦

お昼を終えて辺りを見回すと、いつの間にか人が一気に減っていました。

かわいいゴールデンレトリバーがいたので、飼い主さんに許可をもらってウォーリーが一緒に写真を撮りました。

何回シャッターを押しても、ウォーリーはずっとカメラ目線なのに、ワンちゃん(ケインという名前だそうです)は決してカメラの方を向いてくれません。

飼い主さんによると「犬は好きな人とは目を合わさないんですよ。目が合ってるというのとは『ロックオン!』の状態で、警戒して『いつでもかかってこい!』ということだから」とのことでした。

なるほど~、だからワンコのカメラ目線をおさえるのがいつも難しいのか~、と今頃知る、ひまを飼い始めて7年の飼い主です。

大人しくてお利口そうなケイン。

ヨーロッパ系のゴールデンレトリバーだそうです。

毛が白っぽいですよね。

自分の水は自分で持つ主義。

水の入ったリュックを背負っている😄

これ、ひまにも買ってやろうかな。

最後はケインの飼い主さんに写真を撮って頂きました。

このころには辺りは真っ白に。

ケインばかり見てて、景色を見るの忘れてた😅

ではそろそろ下山開始です。

ロープウェイ最終便までギリギリってところ。

時刻は13時16分。

山頂で1時間25分も過ごしてしまった!

肝心なこと(ロープウェイ最終便)をすぐに忘れて、ケインにうつつを抜かしてしまいました💦

急がないと!

姫が靴の調子が悪かったのか、「ちょっと先に行って!」というので、ミネザクラとウォーリーを撮影してました。

姫が追い付いたので下山開始。

下山路はこの景色を眺めながらですから最高の気分です。

登りでは霧に隠れていた能見曽根が見えています。

鞍部を通り、

掘れた急な登りです。

大きな岩をよっこらしょ。

なだらかな道となり、再びのシャクナゲロード。

行きにも同じような写真を撮ったな。

何度もスミマセン💦

でも、やはり撮ってしまう~😄

清水平分岐を通過します。

先頭を行くウォーリーが清水平方面へ下ろうとしていたので、「違う、違う、左!左!」と呼び止めて、左方向へ。

ここでベンチで休んでいたご夫婦に「ここから本当に35分で三本槍岳に行けるんですか?」と聞かれ、「そうですねー、大体そのくらいかな。鞍部まで15分くらいで、鞍部から20分くらい、、そんなもんですかね?」と答えましたが、大丈夫だったかな?

今写真の撮影時間を調べてみると、行きの清水平分岐が11時14分で、山頂到着が11時51分となっているから、えーと、えーと、37分!大丈夫だ。

嘘を教えなくて良かったわ~😁

あのご夫婦はあの時間から山頂を目指したのでしょうか?

大岩手前の小広い場所まで帰ってきました。

前方の能見曽根、富士山みたいな稜線が美しいですね。

ターボのハンドルネームはヤマダムなのですが、姫の方がよほどヤマダムっぽい。

マダム感満載のサングラス姫です。

午前中は霧に包まれていた大岩まで戻ってきました。

大岩の上に登って一周回ってみます。

こちらは中ノ大倉尾根方面。

右にターンします。

すごくクリアというわけではありませんが、一応ぐるり見渡せました。

特に赤面山方面を上から眺める形になり楽しいです。

ウォーリーが岩の上に立つ私を撮ってくれました。

写真を撮って一言、「逞しい、、」。

少し霞んでいますが、赤面山へのなだらかな稜線がとても気持ち良さそうに見えました。

所々にシャクナゲのピンクも見えていて、やはりいつか歩いてみたいと思いました。

今日も一日楽しかった~😄

時刻は14時15分。

ロープウェイの最終便まで1時間45分です。

間に合うように、そろそろ下山開始しましょう。

何とかシロヤシオ群落の場所にある展望台に15時半までには着きたいと思います。

まだ歩いたことのない朝日岳~能見曽根、そして清水平が美しいですね。

ガレた岩場を下ります。

赤面山分岐を通過。

やはり今回も赤面山へは行けなかった(涙)

今回の行程で一ヶ所だけあるロープ。

今回の旅では往路で私が「それぞれのイメージにあった花を見つけよう」と提案し、姫は「ムラサキヤシオ」、ウォーリーは「シャクナゲ」っぽいと言ったのに、二人とも私についてこれがぴったりね、という発言はついぞありませんでした。

下山路脇にあったこのオオカメノキ(ムシカリ)を通過しながら指差して、「みほさんはこれでいいんじゃない?」と姫が投げやりな発言。

「はぁ~、その言い方何?!私にもムシカリにも失礼じゃ!」と私が言うと、「じゃあ、タンポポでいいよ、タンポポで!」と更に冷たく言い放ちました💢💢💢

きれいな紫の花を見て「姫のイメージぴったり!」なとど言ってやるんじゃなかった!フンっ!💢

タンポポに謝れ!タンポポに!

大体、あんなに色んな花を見てきたのに、何ひとつ私をイメージする花を見つけられないとは、こいつら感性が錆びきってるんだ、きっと。

期待した私がバカだったぜ。

タンポポ、名誉回復のために二度目の登場です。

こんなにかわいいのですよ。

「みほさんは、明るくて強くて、荒れ地に咲くタンポポみたいだよね」くらい言えないかね、全く!

まぁ、こんなかわいいタンポポですが、うちの庭に咲いてたら、即、引っこ抜きますけどね😅

網網ルートの始まりです。

姫のソールが度々引っ掛かって歩きにくいらしいです。

もしかして、タンポポの呪いだったんじゃね?😁

この網網下りがなかなかに長い。

こんなに長いルートだったっけ?と思うほど、歩いても歩いても網が張ってありました。

石車に乗らなくていいのは安心なのですが、やはり網に引っ掛からないよう、足元を見ながら下る必要があるので、精神的にくたびれます。

これから歩いていく道がずーっと見えています。

姫が靴を引っ掛けないように慎重に下っています。

靴が合っていないのか、足の爪が痛くなってもいたようです。

ようやく網の道が終わり、ダケカンバのある道に変わりました。

ブナの林になり、道はなだらかになります。

シロヤシオ、お久しぶり😄

はにわのような形のサルノコシカケ的なものがありました。

朝通った分岐が見えてきました。

朝は右手から登ってきました。

まっすぐに行くとシロヤシオのトンネルのはずですから、まっすぐ進みます。

シロヤシオのトンネルに突入~✨

うわ~、大きな株ですね~😄

可憐で清楚で、なんとも可愛らしいですよね。

シロヤシオは山でしか見かけないので、山に登らない方はあまりご存知ないのではと思いますよね。

私も歳を取って山を再開してから知りました。

こんな素敵な花を愛子さまのお印として選ばれるとは、さすが山登りを趣味にしておられる天皇陛下らしいなと思います。

姫が展望台に登ってみましたが、辺りは雲に隠れて何も見えなかったそうです。

時刻は15時28分。

あと30分でロープウェイ最終便です。

少し行くと、右手に「ゴヨウツツジ→」の看板が。

ロープウェイ乗り場まではあと10分程で着けると思うので、ちょっと立ち寄ります。

これまた見事なシロヤシオの古木です。

幹がぐにゃりと曲がって、鍵穴のようになっています。

見上げれば、満っ開っ!

今日この瞬間が一番の盛りなのではと思うほど、白い花が咲き乱れています。

ホントに素晴らしいです。

姫が庭に欲しいと言っていますが、下界では育たないのでしょうね。

「暑いぞ熊谷」のあの灼熱地獄を乗り越えられるとはとうてい思えない。

ロープウェイ乗り場が見えてきました。

これで安心、安心。

なので、芝生広場のハンモックに乗ってみることにしました。

姫が足が楽だ~🎵と言いながらハンモックに横になりました。

ウォーリーも真似しようとしますが、リュックを背負っているのでバランスが取れず?

結果、こうなりました。

チーン😂

私は爆笑ですが、、

転がっているウォーリーを横目に姫は笑顔でピース。

さぁ、では思い残すことはありませんから、ロープウェイに乗って帰りましょう。

時刻は15時45分。

確か秋に紅葉を見に来たときにもこの時間のロープウェイだった気がします。

朝の8時から16時まで8時間、三本槍岳ルートで遊び尽くしました😁

今日歩いたコースはこちら。

歩数は18000歩でした。


今回はターボがいなかったのでダジャレを言う人はいませんでしたが、なぜか沢山笑った記憶だけが残っています。

何がそんなに可笑しかったのか?

ハガレーナがいなかったので「メモして、メモして!」と言う人もおらずメモがないので、今となってはな~んにも思い出せません。

火曜日しか山に行けないウォーリーが楽しんでくれたことだけは確かです。

セレブ姫は同じ山には二回は登らない主義らしく、季節によって同じ山でも全く違うよと言っても、でも私はいいのと言い張ります。

そんな時、「私にはあなたが全く理解できない」とはっきり伝えますが、何も感じないご様子です。

なので姫が再び三本槍岳に登ることはないと思いますが、私をはじめとした他のお気楽隊メンバーはこの山が大好きなので、次回こそは別のルートで歩いてみたいと思います。

シロヤシオに始まり、シロヤシオでしめた最高の一日となりました。

次は奥日光で再びズミを楽しみたいと思います。

ウォーリーと次に行けるのは、8月かな。

8月にはシャワークライミング体験に行ってきます❗


今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️


登山口0934~(25分)~遊歩道中間0859(4分)~(3分)~中ノ大倉尾根0906~(1時間31分)~赤面山分岐1037(5分)~(18分)~大岩1100(5分)~(46分)~三本槍岳山頂1151(1時間25分)~(2時間24分)~ロープウェイ山頂駅1540

全行程 7時間6分

(うち歩行時間、5時間27分)