50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【山梨、甲州】秀麗富嶽12景No.2。石丸峠から、『小金沢山』と『牛奥ノ雁ケ腹摺山』へ《前編》一日中雲が一切かかならい素っぴん富士山を楽しみました。2018年12月1日(土)

《登山難易度 4》

日本一名前が長い山、牛奥ノ雁ケ腹摺山からこんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


先週大峠から雁ケ腹摺山と姥子山に登った際、秀麗富嶽12景の存在を知り、コンプリートしたくなりましたので、今週は秀麗富嶽12景の2番に数えられる、小金沢山と牛奥ノ雁ケ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)に出掛けました。

昨年二度ほど大菩薩嶺には登っていますが、大菩薩峠から南側には行ったことがなかったので、初めての小金沢連嶺歩きとなります。

みやっちさんのブログで多く見かけるこの山域は、気持ちの良い笹の尾根歩きが楽しめるはず!(みやっちさんはとうの昔に12景制覇されています)

大菩薩嶺に登った時の登山口と同じ、上日川峠からスタートし、石丸峠→小金沢山→牛奥ノ雁ケ腹摺山→すずらん昆虫館バス停→(バス利用)→上日川峠と、回って来ようと思います。

今回はお気楽隊では珍しく一部バス利用です。

しかも帰りに利用するので、下山時間を気にしながら、なるべく計画通りに歩きたいと思っています。

バスは最終便の一本前(一時間前)の便を利用する予定を立てました。

万が一計画通りに歩けなかったりした時にも、一時間余裕がある形です。

何しろお気楽隊は計画通りにいかない事が多々あるので、、(涙)

もしもその最終便にも間に合わなかったら、下山してから6キロも車道歩き(しかも登り)をしなければいけなくなるので、何とかそれだけは避けたい!


自宅を4時にスタートし、ハガレーナ、花子とピックアップし、雁坂峠経由で上日川峠を目指します。

この雁坂トンネルには毎回感謝感謝です。

あなたのお陰で私たち埼玉県北住民が気軽に山梨県に行けるようになりました。

雁坂峠までの埼玉県側の道のりが長くて、冬期は凍結箇所もあったりして疲れますが、トンネルを越えて山梨県側に入ってからはスーイスイで、大菩薩嶺やほったらかしの湯などにいけるのですから、最高です。

あとは皆野まで延びている有料道路が秩父の市街地をエスケープして、ズドーンと奥秩父まで繋がる日を首を長くして待ちましょう!

ということで、今はまだエッチラオッチラ国道140号を走り、途中秩父のコンビニに寄り食料調達し上日川峠に向かいます。

峠に到着したのは、私の計画ピタリ賞の6時50分でした。

朝から幸先いいです。

トイレと支度を済ませ、7時12分に歩き始めます。

初め駐車場から間違えて車道を少し登ってしまい、あれ?この道でいいんだっけ?と地図を確認すると、上日川峠の分岐から石丸峠へ向かう道があることがわかり、慌ててUターンし、5分程ロスしました。

お天気良くて浮かれすぎです(涙)

十字路の左手に下る道が入口です。

7時25分、大菩薩湖展望台への分岐を通過します。

沢を渡ったりもします。

沢沿いに少しずつ下る歩きやすい道でした。

幾度か沢を横切ります。

いくらかアップダウンもありつつ、少しずつ高度を下げ、

大菩薩湖に流れ込む沢を横切るこの辺りが最低標高だったのではと思います。

7時42分、北岸分岐です。

大菩薩湖の近くまで行ける遊歩道があるようで、その休憩地となっているのか、ベンチなど置いてありました。

暑くなってきたのでベンチにリュックをおろし、衣服調整しました。

7時47分、車道を横切ります。

左手から登ってきました。

5分のロスタイムを除くと、スタートから30分なので、コースタイム通りです。

小屋平というバス停がありました。

帰りにバスで通る道です。

すぐ目の前の樹林帯に入って行きます。

つづら折れ箇所もたまにありますが、ほぼ直登です。

8時15分、再び車道(砂利の林道)に出ました。

林道を150M程(地図によると)右手に歩きます。

「石丸峠登山口が崩れたため登山口を250M先に変更しました」との看板が。

こちらが崩壊した元登山口。

階段が崩れ、笹が道に流れ出していました。

新しい登山口を過ぎて先に行くと、林道のカーブの所に見晴らしの良い場所がありました。

眼下に青く輝く大菩薩湖です。

そして、本日初の富士山です。

ピーカンの空に、朝日を浴びて白く輝く富士山(^-^)

これからもう少し輪郭がクリアになるといいな。

こちらが新しい登山口です。

熊に注意の黄色い看板が目立っています。

ターボならここで「熊ったなぁ(困ったなぁ)」と言うでしょう。

このルートはどうやら登山者が少ないようなので、熊鈴を鳴らして歩きましょう。

上日川峠の道路で20人位の団体さんが体操していましたし、車も多く停まっていましたが、皆さん大菩薩嶺に行かれます。

石丸峠までの登りが今日一番の標高差になります。

上日川峠の登山口から40M程下った谷から石丸峠(1900Mちょっと)まで標高差360M。

さっきの林道まで既に標高差160M位登って来ていると思うので、残り200Mちょっとというところでしょうか。

一気に登る直登道です。

途中上から瀬戸だいやに似た若い男性が駆け下ってきて、私たちを熊とでも思ったか「ぅわっ!」とビックリしていました。

その後もすごいスピードでタタタタタ~と走り下っていき、あっという間に姿が見えなくなりました。

い、今のは一体何だったんだ!?っていうくらいのスピード。

あの若者はどこまで行くのでしょう。

今まですれ違った誰よりも速かった!

鹿の化身か!?

少し道がなだらかになりました。

左手を見ると、それはそれは美しい青空と笹の尾根。

今日は晴れ続ける!と確信したので、花子に前々から思っていたことを告白しました。

それは「花子雨女疑惑」です。

何となく花子と山に行くと、雨だったり、霧だったりすることが多く、花子が家族と出掛けた話を聞いても、激しい雨に降られたとか、一日何も見えなくて辛かったなどという話が多い気がしていて、「花子ってもしかして雨女なんじゃ!?」と前々から思っていたのです。

すると、花子は「え!?そうなの!?自分ではそんな事思ったこともないけど!」とのこと。

そうなんだ!

じゃあきっと違うね。

普通雨女、雨男は、うちの夫や姫のように、自覚している事が多いですから。

本人がそう思っていないということは違うということです。

今まで怖くて聞けなかったのですが、話して良かった!

安心しました(笑)

今日は一日多分ピーカンの晴れ!

すると「いやいやいや、そんな事言って、最後に富士山が雲に隠れたり雪が降りだしたりするかもよ~」と言っているので、もしもそうなったら「花子雨女説」確定となり、今後のお誘いが減ることになるな!などと話しながら歩きました。

そんな事を笑って話せる程に、今日は素晴らしいお天気です\(^^)/

森の苔の間にはまん丸の氷の結晶が。

おおおおお~、見晴らしの良い所に出てきました~😃

素晴らしい眺めです。

この景色を見て、ハガレーナが「こりゃあ、ターボは見たかったろうね~」と。

こういう景色がターボは大好きですから。

遠くの雲がなければ、あるいは霞んでいなければ、この場所は富士山と南アルプスを同時に見られる絶景スポットなのだと思います。

今日は残念ながら南アルプスは霞んでいて見ることができませんでした。

風が強く吹いていて寒くなったので、脱いでいた上着やネックウォーマーを再装着しました。

石丸峠らしきものが見えてきました。

強い風が吹くなか笹が揺れていて、打ち寄せる波のように見えます。

森の中にもあった、氷の粒々。

あられが降ったのでしょうか。

笹に霜が降りて、キラキラ輝いています。

美しいガラス細工のようだと思い皆に伝えると、ハガレーナが「カビみたい~」と。

「カビ!?💢」と私が言うと、「ヤバい、カビって言っちゃった。ブログに書かれる!」と言っておりました。

姫のゴミ発言と同じ匂いを感じます。

ハガレーナ、お前もか!的な(笑)

9時10分、石丸峠に到着です。

車道(バス道)から1時間23分でした。

今日の時刻チェックはハガレーナがやってくれています。

会社の同僚に戴いたという格好いい吊り下げ式の時計で、初めはリュックの肩ベルトにつけていましたが、いざ時刻を見ようと思ったら近すぎて(老眼で)見えなかったのには笑いました。

その後はサブバッグにつけかえて、分岐毎に時刻を教えてくれました。

左を見ると、気持ちの良い笹の尾根が広がっています。

熊沢山へ至る稜線です。

あのピークを越えると大菩薩峠になります。

振り返ると小金沢山とそれに隠れそうな富士山。

この後しばらく富士山は山の陰になりますね。

笹の中を少し奥まで行くと、こちらに石丸峠の小さな標識がありました。

こっちが石丸峠だったのか!

危うく気がつかないで通りすぎるところでした。

小金沢山へ向かいます。

すぐに左手に牛ノ寝通りへの分岐が現れます。

ここを左に入ると、先日みやっちさんが歩かれた長い長い牛ノ寝通りです。

ブログを拝見すると紅葉が素晴らしかったので、いつか自分たちも歩いてみたいですが、何しろ行程が長そうなので、よくコースを考えないといけません。

そんな事をみんなに話していて、ここでターボなら「紅葉を見にいこーよー」と言うのだろうなと想像しました(笑)

この前のみやっちさんの写真を見て、「紅葉みてこーよー(高揚)した!」と言ってましたし(涙)

小金沢山に向かう手前に1957Mピークをがあるので、まずはそこに向かって登ります。

この辺りは風当たりが強く気温が低いのか、氷の雪が増えてきました。

写真では分かりにくいですが、まるで金平糖のように角が生えていて可愛いし、踏むとザクザク音がして歩くのが楽しいです。

1957Mピークを越えます。

天狗棚山というみたいです。

振り返ると大菩薩方面の素晴らしい景色が。

手前の笹尾根は熊沢山で、奥が妙見ノ頭と大菩薩嶺の雷岩です。

どこまでも青い空に飛行機雲がありました。

最高に気持ちいいです。

嬉しくなって3人で記念撮影。

今日のメンバーは、ハガレーナと花子と私です。

目の前には少し遠くなった大菩薩湖。

アルプスは見えないですね~(涙)

と思って写真を拡大して見ると、雲の間に何となくアルプスらしきものが。

雲だか山稜だかよく分かりませんが(涙)

行くてには小金沢山へ向かう気持ちの良さそうな道が見えます。

天狗棚まで下ります。

(振り返って見たところ)

岩場の先は断崖絶壁。

天狗棚(岩場)からの眺めはこちら。

右からターンして。

笹原を歩いて行きます。

モコモコとした笹の原っぱ。

ここは雪が積もったら雪合戦ができそうな所ですね。

ピークから標高差40M程下ってきました。

何か標識があったので近くに寄ってみると、かろうじて「狼平」と読めました。

なるほどここは狼平という所なのですね。

時刻は9時46分です。

石丸峠から35分位歩いてきました。

振り返ればこの景色!

いやぁ、清々しい。

花子が、「エアコンとかのコマーシャルに出てきそうな景色だね~😃」と言ってました。

確かに!

嬉しくなって3人で再びの記念撮影。

ハガレーナの手とピークが被ったので、もう一枚(^^;

その後一度ピークを越えて次のピークでモグモグタイムです。

今日は風が強く吹いていますが、時々森の中に入ると風が弱まるので助かります。

大菩薩嶺方面の尾根は風を遮るものが無いので、今日は大変かもしれませんね。

小金沢山が近くなると、森の中を歩くことが多くなります。

地図にも書いてある通り、「朽ちた倒木や木の根などで歩きにくい」です。

石丸峠から小金沢山まではコースタイム1時間10分です。

笹尾根を快調に歩いているときはそこまでかかるかな?と思っていましたが、この森の中の道で、手間取るのかもしれないねと話しました。

苔の美しい森でした。

森の中の道は少し迷いやすいので、ピンクテープが沢山ありました。

前方のテープがバタバタと勢いよくはためいているのがわかると思います。

森の中にいても、強風がグォーグォーと吹き荒れているのが分かりました。

ずっと先のピークにある木が強風に煽られて、ユラユラ揺れています。

「あれがきっと山頂だね。山頂は風が強そうね~(涙)」と言いながら登っていきましたが、

結果、ニセピークでした(涙)

地図の通り、倒木が多く荒れ放題といった雰囲気ですが、ピンクテープは比較的丁寧に設置してあるので、迷うことはありません。

多分今度こそ山頂です。

10時44分、小金沢山山頂(2014M)に到着です。

石丸峠から1時間30分でした。

地図上のコースタイムよりはかかっていますが、私が設定した予定コースタイム通りでした。

なるほど、秀麗富嶽12景に選ばれるだけのことはあります。

真正面に富士山がこちらを向いて立っています(笑)

裾野を広げて「私を見て!」と言ってるみたい。

山頂からは北東側の展望も素晴らしいです。

あの三角ピークは雲取山ではないかしら?

花子がご家族と過去に登っているので、確認して、「そうかもね」となりました。

あんなに格好いいのですから、絶対有名な山だと思います。

あっちに行ったりこっちに行ったりしながら眺めを楽しみ、地図を広げてあーじゃねこーじゃねと山座同定し、20分程山頂で過ごしました。

出発前に3人で記念撮影。

よく見ると山頂標識の隅に「ご登頂おめでとうございます」の労いの言葉と共に、「ご褒美画像」のQRコードがありました。

ここまで来て天候不順で富士山が見えなかったりした方の為なんでしょうね。

お心遣い、痛み入ります。

これって、もしかして秀麗富嶽12景、全ての山にあるんでしょうか?(と今ごろ気がつく私)

あちゃー、ちゃんと読み込んでおけば良かったわ~(涙)

そしたら、QRコードもコンプリートできたのに!

山頂を後にしてからは、笹の中の道を下ります。

地図に「ササ原には鹿道多い。入り込まないよう注意」とあります。

確かに辺りは鹿道だらけです(上の写真)。

狼平で「キューン」という鹿の鳴き交わす声が聞こえていたので、鹿に会えないかなと期待して歩きましたが、本物の鹿には会えませんでした。

会えたのはあの登りですれ違った「鹿男」のみ。

少し下ると眺めの良い笹原に出ました。

右に目を転じると、富士山も再び顔を出しました!

そして、不思議とあまり風も強くありません。

お日様の陽射しも暖かくとてもいい感じの場所です。

バナナエネルギーもそろそろ切れてきていたので、ここらでお昼休憩することにします。


ブログも長くなりすぎている気がするので、ここで《前編》としてアップしようと思います。

《後編》に続きます。

【埼玉、寄居】今年の『中間平』の紅葉。2018年11月29日(木)

中間平からこんにちは。


先日の裏妙義もみじ谷の紅葉を見た時に、これなら中間平の方がキレイかもと書いてしまったので、今年の紅葉はどうなっているか確認しようと思い、仕事の合間にちょろっと偵察に訪れました。

結論から言うと、もみじ谷でもそうだったように、今年は色づきが悪いようです。

それとも遅すぎたのかな?

遊歩道は落ち葉で埋め尽くされていましたから、遅かっただけかもしれません。

黄色い葉が一部茶色くなっていたりもしたし、まだまだ緑色のもあったので、やはり今年の色づきが悪いのかなとも思ったり、、。

あと、立ち寄ったのが既に16時を過ぎて夕方だったので、薄暗くなり始めていて、あまりきれいに見えなかったこともあるかと思います。

着いた時には何台も車とスレ違い、カメラマン?が帰宅するところでしたから。

ま、そんなこんなでイマイチな今日の中間平ですが、ご報告です。


駐車場右手の展望台。

公園入口付近の紅葉。

落ち葉で埋め尽くされた遊歩道。

見上げれば、もみじのトンネル。

東屋手前の紅葉。

東屋。

遊歩道のカーブが楽しい。

なぜか黄色い葉が多いように思います。

昨年の秋に息をのむほど美しかった公園出口に向かう下り道付近。

振り返って。

今年はなぜか黄色い木が多いです。

既に裸木となっているのも多いですね。

昨年の同じ場所の紅葉はこちら↓

昨年は11月20日、10日程早く訪れていましたので、今年はピークを過ぎてしまったようです。

入口付近の写真を見ると、落ち葉の量が違うのが良くわかりましたので、やはり今年は遅すぎたみたいです(涙)

今年(11月29日)↓

昨年(11月20日)↓

最後に展望台に立ち寄りました。

寄居の山も紅葉の盛りですが、ほぼ茶色(涙)。

夕焼け空になりました。


夕方ちょろっと寄っただけなので、急ぎ足の偵察隊となってしまいました。

来年はピークの時にゆっくり遊歩道を散策したいと思います。

【山梨、大月】秀麗富嶽12景、富士山展望の『雁ケ腹摺山』と『姥子山』ピストン。お気楽ハイクのつもりが、、。2018年11月23日(金)

《登山難易度 4.5》

朝の大峠からこんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は山梨県の大峠から雁ケ腹摺山(がんがはらすりやま)に登り、今は見かけなくなった500円札に印刷されている富士山の絶景を見たいと思います。

雁ケ腹摺山だけだと、往復2時間ちょっとで終わってしまうため、尾根伝いにお隣の姥子山(うばこやま)まで足を伸ばし、こちらも富士山大展望を楽しみたいと思い計画しました。

雁ケ腹摺山と姥子山はいずれも秀麗富嶽12景に選ばれている、富士山の展望スポットです。

メンバーは今回もターボと私の二人となりました。

ターボの家を6時25分に出発し、コンビニ経由、今回は花園インターから高速に乗り、関越道→圏央道→中央道と使って大月を目指します。

今回、お気楽ハイクだから、少しゆっくりめのスタートでも大丈夫かと思い、一時間遅らせたのですが、失敗でした。

6時32分頃から渋滞が始まり、抜けたのは6時57分。

抜けるまで25分かかりました。

いつも4時には家を出ていたので、往路で渋滞に巻き込まれることはしばらくありませんでしたが、やはりこの辺りは要注意ですね。

小仏トンネル手前からスムーズに走れるようになり、大月インターが近くなると、二年前の春に登った岩殿山が見えてきました。

今日は視界がクリアですね~😃

富士山の辺りにも雲ひとつなく、素晴らしい眺望です。

今日のハイキングの期待が高まりますね~😃

7時26分に大月インターをおり、真木温泉方面に向かい、大峠を目指します。

バスの終点、「ハマイバ前」です。

大月駅からここまで、富士急山梨バスが1日7~9本運行していると地図に書いてありました。

ここから先は林道になります。

真木小金沢林道といい、冬期は通行止めとなるみたいです。

美しい湯の沢に沿って車を走らせます。

林道と言っても、田代山や浅間山荘へ向かう時に通ったダートの道とは違い、広々とした舗装道路なので快適です。

左手に山頂まで広葉樹の森が広がっている山が見えました。

大蔵高丸でしょうか、ハマイバ丸でしょうか。

いずれにしても、新緑や紅葉の時期にはさぞや美しかったことでしょう。

途中湯ノ沢峠方面への道を分け、右手に進みます。

こちらの道になってからは、所々、道路に陥没があり、はまってしまうとガタンガタンとなるので、穴にはまらぬよう蛇行しながらの運転になりました。

8時15分、大峠に到着です。

10台程の駐車スペースは既に満車で、皆さん路上駐車していました。

空いている道路脇に駐車し、トイレをお借りしました。

大峠のトイレは和式ポットンで、ペーパーもなく、あまり利用したい感じではありません。

大月インターをおりてからセブンイレブンが一軒ありましたが、何となく通りすぎてしまい、その後は大峠に着くまで店(トイレ)はありませんでしたので、高速おりてすぐのセブンイレブンを利用されることをオススメします。

大峠から見た富士山です。

今日は雲ひとつありませんぞ!

こちらから見る富士山は形が均整が取れていて美しいですね。

8時42分、歩き始めます。

左手に登ると黒岳への道です。

私たちはゲートの手前、右手の登山道に入っていきます。

ここから山頂まで標高差314Mの登りです。

岩がゴロゴロした谷を渡る木製橋が掛けられていました。

花崗岩の崩れたザラザラ道を登ります。

ここは下りは滑りそうです。

今朝の冷え込みで道沿いには霜柱がいっぱい。

これも日が当たって解けるとグチョグチョヌルヌルになりそうですね。

朝はキラキラしてキレイです。

今日は木枯らし1号が吹くかもしれないと、テレビの天気予報で言ってました。

気温が低く(5度位)、冷たい風が吹いています。

歩き始め、すぐに暑くなるかと思って、指先の出た手袋をしていたら、指先がかじかんで堪えがたくなったので、途中冬用手袋に変えました。

8時58分、尾根に出ました。

登山口から16分かかりましたが、私の手袋装着で5分程止まっていたので、歩いたのは11分ですね。

尾根に出ると、ここからずっと木立の間に富士山を見ることができるようになりました。

まだまだ雲はかかっていない(^.^)

いいですね~😃

広い尾根の明るい雑木林を、ジグザグに登って行きます。

少し平な場所に大きな岩がありましたので、巨人ターボが叩き割ってくれました。

今回は二人きりでターボのギャグが不発なので(ハガレーナやウォーリーがいると笑ってくれるので、調子にのって連発しますが、私には無視されるからかあまりしゃべりません)、ターボの巨人ぶりをご披露したいと思います。

後でデバイスチェックすると、登山口から標高差189Mの場所だったようです。

再びの登り。

どんどん高度を稼ぎます。

森はすっかり葉を落として冬枯れとなっていますが、風にユラユラと揺れる枝が、青空に静脈のように広がりキレイでした。

ターボが「姉さん、こっち、こっち。こっちがすごいよ~!」と私を呼んでいます。

ターボとは親戚でも姉妹でもありませんが、なぜか私を「ねえさん」と呼ぶのです。

大峠で既に見ている富士山なのに、何故に山歩き中に見る富士山はこんなに興奮するのでしょうね(笑)

嬉しくなって記念撮影しました。

自分たちにピントがあってしまい肝心の富士山が良く見えないので、、

富士山を主役にもう一枚、パチリ。

この辺りから笹の急坂となりました。

ジグのコーナーで振り返ると、

南アルプスが見えてきました!

冠雪して朝日に白く輝く山陵が美しいですね~😃

私たちにとって、富士山はスーパースターのように観賞するだけの山。

アルプスはいつか歩いてみたいけど、その夢が実現するのはずっとずっと先(寿命が尽きるのに間に合うか!?)の憧れの彼氏みたいなものなので、山に登る度にいつもその姿を探しています。

アルプスが見れた時のターボと私のはしゃぎ様は、コマクサメンバーのみんながドン引きするほどなんじゃないでしょうか。

「あれが甲斐駒、あれが北岳」などと私が始めると、ターボは側でキャーキャー言ってますが、他のメンバーは「へぇ」とか「ふ~ん」とか言った後、いつの間にかモグモグタイムを始めていたりします。

振り返ると誰もいなかった的な(笑)

説明が長くなりましたが、とにかく超嬉しかったということです\(^^)/

アルプスを見れてご機嫌のターボ。

お、少~し雲が出てきたか?

先を急ぎましょう。

再び少し平らな場所を通過。

今度は横割れした岩がありましたが、ターボが巨人過ぎて大きく見えない(涙)

とは言え、彼女の名誉(?)のためお伝えしておくと、身長は170センチに数ミリ欠ける位なのですが、何故か山に来ると2メートル位に見える時がしばしばあるのです。

足が長いのと、それを私が下から撮影することが多いからなのでしょうか?

「山に来るとターボの身長が伸びる」のはお気楽隊の七不思議のひとつです。

他の6つは何かって?

それは追々お知らせします(実はノープランです)。

更に登ると、南アルプスが更に幅広く見えるようになりました。

小さくて分かりにくいと思いますが、一番右の美しい三角形は甲斐駒ヶ岳、次の白い頂きは仙丈ヶ岳、バットレスの切れ落ちがすごいのが北岳、壁のような間ノ岳、一番左の三角形は農鳥岳ですね。

いつ見ても、君は美しい。

急な登りを終えるとなだらかなすすきの原っぱになりました。

姥子山分岐を過ぎ、山頂は目の前です。

9時58分、雁ケ腹摺山山頂(1874M)に到着です。

写真を撮ったり、岩を割ったりしながらでしたので、登山口から1時間16分、尾根に出てから1時間かかりました。

ここまでは、まぁまぁペース通りかな。

山頂にはいくつも山頂標識がありました。

ここは秀麗富嶽12景のNo.1なんですね!

これはコンプリートしたくなるパターンですか?

私たちは8番の岩殿山に登っただけなので、今回の雁ケ腹摺山が2座目。

まだまだ登る山はたっくさんありますね🎵

さぁ、振り返って、500円札の富士山はこちら!

見事ですね~😃

手前の山の峰々が青い水彩画のようにグラデーションになっていて、とても美しいです。

薄汚れていましたが、500円札を拡大して印刷した山名板がありました。

滝子山や三ツ峠山も載っているのですね。

富士山を主役に記念撮影です。

5分程休憩し、すぐに歩き始めました。

富士山が雲に隠れる前に次の山に着きたいのです。

山頂直下の分岐を左に進みます。

すすきの原っぱ状の尾根を展望を楽しみながら進むのかと思いきや、広葉樹の森の中の急な下りになります。

地図を見ると、雁ケ腹摺山は1874Mで、姥子山は、1503Mで、標高差371Mも下ることになる(この時初めて気がついた!)のですから、そりゃ下りますよね。

地図によると、白樺平の分岐まで行きは35分、帰りは1時間と書いてあるのですから、相当な急坂であることも想像が容易いです。

気が付かない方がおかしい(涙)

靴の紐を締め直すの忘れた~と思いながら標高差80M程下ると、少し広く平らな場所になったので、そこで靴紐を締め直し、バナナと蒸しパンを食べました。

10分程の休憩で出発。

ここからの下りが長かった(涙)

とにかく急坂で、しかも滑る!

こんな風に誰かが滑った跡がしょっちゅう出てきます。

こんなにズルッと行ったら尻餅をついちゃうよ~(涙)と思いながら、滑らないように慎重に下らねばなりません。

お!鞍部ですか!?

10時42分、でっかい岩がゴロンゴロンした谷に着きました。

山頂出発から44分、10分休憩しましたから歩いていたのは34分ですが、感覚的にだいぶ歩いてきた気がしていたので、分岐の事など忘れて、姥子山へ登る前の鞍部なのでは?と思いました。

しかし我々のそんな期待を裏切り、道はまだまだ続きます。

しかもまたまた急な下りに、、。

これまた盛大に滑っていますね。

本当にこんな跡が10mおき位に現れるので、ビビりますよ。

その後一度登り、再び下って行くと、

お、なんだか広々とした場所が見えてきましたよ。

ここが白樺平ですね。

バナナ休憩をした場所から標高差237M下ってきました。

地図を見ると、姥子山と金山峠への分岐のようです。

10時58分、分岐通過です。

山頂から10分の休憩含めてですが、1時間かかりました。

コースタイムは40分なので、季節が違ってあの坂道が滑らない時があったら、そのくらいで下って来れるのかもしれません。

分岐から標高差80M下ります。

10分程で車道が見えてきました。

え!?車道を通るの??

そこで地図を見ると、確かに車道を横切ってる~。

気がつかなかった~(本日第2弾)。

私は地図の見たい所しか見てないってことがよく分かりますね(涙)

後から地図で確認すると、この道は百蔵山と岩殿山の間にある、小俣川~奈良子川沿いに走る奈良子林道のようです。

車で大峠に向かう途中、いくつもゲートで閉鎖された林道が横に延びていましたが、そのうちのひとつみたいです。

11時9分に車道を通過し、階段を下って広い鞍部を通り、姥子山西峰に向かいます。

11時16分、西峰到着です。

鞍部から7分でした。

標高差27M登って来たようです。

ターボが「これ西峰?」と頭を傾げているのは、何の標識も無かったから。

この時はただの小ピークかもと思っていましたが、結果ここが西峰だったようです。

狭く展望もない岩場なので、そのまま通過します。

西峰からの下りも急で歩きにくい!

しかも左側は崖になっているので、注意が必要です。

鞍部通過が11時23分。

西峰から7分でした。

ターボのデバイスを後で確認すると、なんとこの鞍部が本日の最低標高だったという意外な結果が。

デバイスの誤差もあるので、正確には分かりませんが、誤差を加味してみると、この鞍部の標高は1464Mだったと出ました。

東峰に向かいます。

私たちを追い抜いて行かれたご夫婦がランチしていた岩場からの絶景です。

おお、まだまだ富士山は元気です😃

山頂直下の岩場はすれ違いが大変な狭い道でした。

11時31分、姥子山(1503M)に到着です。

山頂からの展望はこちら。

右からターンして、、

こちらは歩いてきた稜線と、右手は大樺ノ頭でしょうか?

奈良子林道が見えます。

そして、左手の雲がたなびくハンカチのように見える富士山です。

まだ待っていてくれました\(^^)/

丹沢の山並みです。

手前には大月の町と岩殿山も見えます。

ゴツゴツと尖った山頂隅の岩場にマットを敷いて座り、富士山を眺めながらのランチタイムとしました。

足元は切れ落ちた崖です。

重なる山並みが圧巻でした。

45分程山頂で過ごし、下山開始です。

下山前にターボの巨人ぶりを写真に収めておきました。

今日のターボは身長4000M超えです。

おっぱい富士山をつまむターボ。

今後もターボの巨人遊びをしたいけど、これから1ヶ月程ターボは山に同行できません(涙)

ターボファンの皆さま(そんな人がいればの話ですが)、しばらくこの姿ともお別れですよ~(/_;)/~~

などと、バカみたいなこと言ってないで、とっとと下ります。

何しろ今回は帰りにあの登りが待っているという、初めてのパターンです。

あ、二年前に霧ヶ峰で車山肩に戻るルートが最後登りだったけど、あれは僅かな標高差でしたからね。

あの急な坂を延々登らなければいけないかと思うと気が重いですが(だったらなんでこんな計画立てた!?)、元気出して歩き始めましょう。

12時15分出発。

げげ~、これどこに足を置くの~?!と叫びながら下っています。

鞍部からは登り。

そして、ジグザグに下り、

広々とした鞍部を通り、

車道で暑くなったので、一枚脱皮してから、怖い怖い登りに備え、12時40分雁ケ腹摺山に向け出発で~す。

姥子山山頂にいた若者グループと先になり後になりしながら登って行きます。

白樺平の分岐通過が、12時51分。

車道出発から11分で登って来れました。

それにしてもこの場所は白樺平という名前ですが白樺など一本もありませんでしたよ。

雑木林の中にたまにダケカンバはありました。

昔は白樺があったんですかね?

岩がゴロゴロした谷を通過したのが、午後1時14分。

白樺平から23分でした。

復路は一度歩いてわかっているからか、長い長い登りを覚悟していましたが、案外短く感じます。

しかしここからは更に長い登りが待っています。

多分さっきの岩場辺りが3分の1位じゃないかしら?

頑張りましょう!

あー、今回もやっぱりお気楽ハイクじゃなかったよ~(涙)

何しろ最大標高差410Mを下ってきて、そしてそれを同じだけ登り返さねば戻れないのですから(涙)

最近ターボは愛犬ココアの散歩中、後半は30分程ジョギングしているらしく、肺や筋力が鍛えられているみたいで、ちょっと前までと違ってガシガシ登って行けるようになりました。

前回の裏妙義でもそうでしたが、私との距離がどんどん離れます。

心臓バクバクさせながら後を追っている私です。

ただ前回から転ぶのが怖くてストックを2本使うようにしているのですが、それが支えになって、辛い登りを助けてくれました。

午前中バナナ休憩した場所まで戻ってきました。

時刻は午後1時41分。

岩の谷から27分、白樺平の分岐から50分です。

心臓バクバクでしたし、右膝が時々ピシピシ痛むのを我慢しての登りでしたが、まあまあコースタイム通りに歩けているみたいです。

さあ、ここから最後の乗り、標高差80Mなので、一気に行きましょう。

結果12分で雁ケ腹摺山山頂直下の分岐に着きました。

白樺平から1時間2分なので、ほぼコースタイム通りでした。

姥子山までの下りがとても長く感じていましたし、登ってくる方とすれ違う時皆さんとても苦しそうだったので、帰りの登りはどんなに大変かと想像していましたが、案外大丈夫でした。

行きの時は地図がジャバラ折りになっていて、思っていたのよりどんどんコースが伸びてるみたい~(涙)と思いましたが、帰りは「あれ?こんなもん?」という感じでした。

いや、苦しかったですよ、もちろん。

喉元過ぎれば、ってやつですかね。

さて、ではでは下山しましょう。

富士山はもうすっかり雲の中になってしまいましたので、雁ケ腹摺山山頂には寄らずに下り始めました。

帰りに見えた南アルプスは光が溢れているこの時間帯は、むしろ輪郭がぼやけていました。

朝のうちに見れたので良かったです。

登りで写真を撮り忘れていましたが、こんな鎖場もあります。

朝、「下りだと滑るかも?」と思った花崗岩の道は案外大丈夫でした。

この橋まで戻れば、あともう少し!

、、と思ったけど、そうでもなく、まだまだ色んな所がありました。

この先に行くとカラマツの林になりました。

カラマツの間に何本か緑色の針葉樹があり、ターボが「あの緑のは何?おそ松?」と聞いてきたので、「あなたのダジャレがお粗末だ」と答えると、「うまい!」と誉められました。

前頭葉云々の話から、最近はダジャレを封印しているようなので、質が更に低下している気がします。

そういえばこんなロープ場もあったな。

朝は指先がかじかんで、登るの大変だったんだと思い出しました。

崩壊した橋の側を通ります。

谷筋の上に向けて、何本も侵入禁止のロープが張られていますが、かつてはここがルートだったんですかね?

ちょっとだけ登り、

道が歩きやすくなると、いよいよ登山口まであとわずか。

御硯水が凍ってきれいなツララができていました。

朝はあまりなかったはずなので、今日は冷え込んだんですね。

後でここのお水をペットボトルに入れてお土産に持ち帰れば良かったと思いました。

美味しいコーヒーが飲めたかもしれません。

惜しいことをした。

登山口が見えてきました。

バイカーがいます。

3~4人のバイカーがゲートの先からやって来て、穴ボコあるから気を付けようなどと言いながら車道を下って行きました。

この皆さんに後で麓のセブンイレブンで再会します。

私たちがセブンイレブンに立ち寄った時には店内で既にコーヒーブレイク中でした。

自転車って速いのね~。

午後2時48分、大峠に帰り着きました。

下山は55分でした。

あれ、40分で下れるかなぁ。

下山途中、私もズリッと左足が滑り、振り返ると1メートル位滑った跡がついていました。

2本ストックのお陰で転びませんでしたが、あの滑りやすい道は急ぎ足だと危険な気がします。

朝は沢山あった車もすっかり減っていましたが、最後の一台にならなくて良かったわ。

午後3時ごろ帰路につきました。

車道から見えた山並み。

車道が見えていますから、あの車道の右側が姥子山なのではと思いました。

この一帯は沢山いい山があって、軒並み秀麗富嶽12景に選ばれているようです。

また季節を変えて、他の山にも登ってみたいです。

大蔵高丸がいいかなぁ、滝子山は私たちには厳しいのかな、などと思いながら。

今日の行程は一旦最高標高まで登り、その後登山口より最低標高が低い所まで行って、帰りにきつい登りが待っているという、ユニークなルートでした。

下りながら、帰りの登りの事を考えると心が折れそうになりましたが、何とか歩き通すことができて良かったです。

ジョギングを始めているターボと、ひまとのダラダラ散歩しかしていない私との体力差がついてきているので、ターボが山登りをお休みしている間も、なるべく山に出掛けて、体力向上に努めたいと思います。

私もジョギングすればいいのだろうけど、走ると右膝が痛むので出来ないのです(涙)

、、ということで、来週はハガレーナと花子と3人で、小金沢山(こちらも秀麗富嶽12景)に登ります。

寒くなってきたので、防寒対策しっかりして行ってきます!


大峠0842~(16分)~尾根0858~(1時間)~雁ケ腹摺山山頂0958(5分)~(10分休憩含め39分)~岩の谷1042~(16分)~金山峠分岐(白樺平)1058~(11分)~車道1109~(7分)~西峰1116~(7分)~鞍部1123~(8分)~姥子山東峰1131(44分)~(21分)~車道1236(4分)~(11分)~白樺平1251~(23分)~岩の谷1314~(39分)~雁ケ腹摺山山頂直下分岐1353~(55分)~大峠1448


歩行距離 9キロ。

歩数 11000歩。

最大標高差 410M(1464M~1874M)

累積標高差 750M位。

歩行時間 6時間6分

(うち歩行時間 4時間56分)

※参考(標準CTは 4時間10分)


最後までお読み頂き、ありがとうございました。