50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、北八ヶ岳】北横岳から眺めてすごく気になったので行ってみたら、サイコーに楽しくてむちゃくちゃお気に入りの場所を見つけてしまいました。ホントは秘密にしておきたい『八子ケ峰』、ウキウキ雪遊びの巻です。2019年2月10日(日)

《登山難易度 2》

八子ケ峰(やしがみね)東峰から、こんにちは😃


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!


先週に引き続き、北八ヶ岳に行って来ました!

当初の予定では、白馬の八方尾根か、奥日光中禅寺湖に出掛けようと考えていました。

しかし関東地方は土曜日に雪が降ったので、中禅寺湖へのいろは坂が心配になり、八方尾根へは結構遠いので、行き先を変更することにしました。

先週北横岳に登って強風の中大展望を楽しんだのですが、帰宅して写真を見ていると、蓼科山の左手に気になる山を見つけました。

↑北アルプスを撮影した写真なのですが、その手前、蓼科山の左手にある白い峰。

気になりませんか?

気になりますよね。

何?何?あの気持ちの良さそうな所は!?と思い調べてみると、八子ケ峰という所であることがわかりました。

ブログをチェックすると、かつてみやっちさんが登られていて、とても楽しそうな記事が載っているではありませんか!

標高差はわずかしかなくコースは楽勝、訪れる人は少ないのでモフモフの雪道歩きができ、下りは(人がいないので)ヒップソリまでできちゃう!

展望は抜群で北、中央、南アルプス、八ヶ岳、そしてもちろん蓼科山も間近に見ることができます。

皆さんもうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、「大展望」「尾根歩き」「モフモフの雪道」「楽勝」というキーワードはお気楽隊の大好物です。

これはもう、お気楽隊にうってつけの山じゃあないですか!

行くっきゃないでしよ!?

ということで、予定をサクサク変更し、ハガレーナが他の予定が入ってしまい戦線離脱したので、急遽花子を誘ってターボと花子と私の3人で出掛けることにしました。

花子はお父上の教えから、今まで雪山(なんて大袈裟なものではないのだけど)にはあえて登らないと言っていたので、あまり雪山には誘って来なかったのですが、今回わかんとヒップソリの予備があるから貸すので行かないかと誘ったところ、久しぶりにターボにも会いたいから行ってみようかなと言ってくれたのです。

ヤッター(*^o^)/\(^-^*)

一度雪道歩きをしたら、私たちが行くレベルの所なら何も危なくないし、何よりめっちゃ楽しいし、霧氷など夏山では見られない美しい景色を目にすることができるので、雪山が大好きになるって確信してます(*^^*)


ターボが花子と私を拾ってくれて、私の家を5時25分に出発しました。

コンビニに二回立ち寄り(食料調達とトイレ)、ビーナスラインを行きます。

昨日降った雪がまだ少し車道に残っていて、ターボは慎重に運転していました。

一週間前は雪というより凍結が心配でしたが、今回は雪が結構あって、時々後輪が滑っていました。

そんな時対向車が来るとドキドキします。

緊張しながら運転しているターボには悪いのだけど、辺りの山が美しくて、、。

先週は霧氷が一切なかったので、今日は霧氷を沢山見れそうでウキウキです。

すずらん峠駐車場に到着したのは8時18分でした。

駐車場は既にほぼ満車状態で、最後の一台として滑り込みセーフでした。

私が走って一番端を確認すると、少しスペースがあったので、その側で支度をしていた男性二人に「ここ軽なら何とか停められますかね?」と聞いてみると、「バックで入ってくれば大丈夫じゃないかな?」と言ってくれました。

ターボの元に戻り方向転換するように話したりしていると、花子が私に「おやぶ~ん、バックで入って来て~!」と叫んだようです。

その男性達が「え!?親分なんだ!すごい人と一緒に来てるんだね」と言ったそうな(涙)

私、言っておきますが、背中に鯉も牡丹も観音様も背負ってませんからね。

花子は20年前に知り合った頃から私の事を「親分」と呼び、それが当たり前過ぎて、スーパーでも病院の中でも私をその名で呼ぶので、よく回りの人が驚いたような顔をして、私をマジマジ見るので若干迷惑しています。

話がだいぶそれました。

最後は男性陣の誘導のもと、ターボがバックでバッチリ駐車をし、男性陣に「上手い!」とグー👍を出してもらってました。

何とか最後の一台として停められて良かった、、と思いながら支度をしていると、入口近くにあるトイレの側の雪をスコップでかいてスペース確保し駐車する強者も!

なるほど、こうやって駐車スペースを確保するのか。

やはりスコップは車に積んでおかねばならぬ!と思った次第。

それにしてもこの駐車場、トイレがあるんですね。

コンビニで済ませて来たので使いませんでしたが、助かりますね。

車の側の木が既にこの美しさ。

今日は霧氷が期待できる~✨

支度をしながら、顔がにやけて、「霧氷、サイコー❗」と叫んでました。

この駐車場に朝早くからやってくる人達は、ほぼ皆さん蓼科山に登られる方々です。

皆さん道路を蓼科山登山口方面へ下っていかれる中、私たちは道路を横断して、八子ケ峰を目指します。

8時35分出発です。

今日はわかん歩きをする気マンマンなのですが、とりあえず車道だとカチカチするので手に持ったまま、森に入って行きました。

森に入るとすぐに山荘の標識が。

20分で着くみたいですね。

いきなり雪深いです。

アイゼンをつけて無かったので、少し足が滑るのと、今日はわかん歩きをするんだ!と意気込んで来ているので、早速わかんを装着することにしました。

購入して一年寝かしていた「わかん」。

やっとお目見えしました。

右だ左だ、この紐はどこにやるんだ?などとあーじゃねこーじゃね言いながら、10分程もかかり装着完了です。

途中、二組のグループに「こんな所からわかん?」というような目で見られながら、追い抜かれました(笑)

はい、今日は何としてもわかんと共に過ごすのです!(固い決意)

うぐっ!

若干登りづらい。

ここは多分アイゼンの方がいいんだろうとはわかっていますが、体験、体験、何事も体験の精神で頑張っております。

霧氷がきれいだ~✨

今日この台詞を聞き飽きるほど言うと思いますが、ご勘弁ください。

どうしても言ってしまうので。

空は青いし、これを見たかったのです。

霧氷のある冬の空が大好き!

笹やすすきのような草に付いた雪や霧氷も可愛くて、可愛くて。

花子、楽しいでしょ?

きれいでしょ?

雪山歩き、最高でしょ?

「うん、楽しいね🎵」と言ってくれました!

ヤッター(*^o^)/\(^-^*)

麓から山頂まで白く染まった蓼科山です。

こちらは先週登った北横岳。

今日はあちらも霧氷がキレイでしょうね!

八ヶ岳にも雲ひとつなく、クリアに見えています。

霧氷の林を進みます。

霧氷がキレイだ~✨

どこを切り取っても絵になるんです。

写真ばかり撮っていて一向に進まない(笑)

これはターボがすすきにストックで触れて、葉っぱにたんまりついた雪が一瞬で消えてなくなるのを見ながら「魔法みたい~!」と騒いでいるところです。

そこらじゅうの雪を「ピロリ~ン」とか言いながら落としています。

肉付きがいい(笑)

右を見ても左を見ても、この素晴らしい眺め。

ターボはあちこちの枝に触れて雪を落とすのに夢中です。

バチが当たりました。

花子が巻き添えを食っている(笑)

珊瑚のような形です。

この辺りはサンゴ礁のようでした。

遠くの森も素敵ですね。

モンスターと化したゴヨウマツ。

展望が開け、ヒュッテが見えてきました。

広々とした尾根です。

笹の雪原が広がっていました。

今まで踏み跡をたどって登ってきましたが、新雪の向こうに蓼科山が見えたので、新雪に踏み入れてみました。

おおお、沈む沈むと言いながら、お初の新雪歩き。

わずかの距離なのに足がどこまで沈むのか一歩一歩分からず、楽しさ半分、緊張感半分です。

みよんさんは大概最初から最後までこういう所+たまにラッセルですもんね。

大変そう~(涙)と、みよんさんの偉大さを再認識。

沈む沈むと言いながら歩いた先で見た蓼科山です。

更に近くなりました。

振りかえってヒュッテを見たところ。

冬季は閉鎖中みたいです。

眺めのいい場所に立っていますよね。

花子が泊まってみたいと言っていました。

夜景がキレイに見えるのでしょうか?

素晴らしい眺めです。

北アルプスだけ雲に隠れていますが。

広々として気持ちのいい尾根ですね。

これは冬だけでなく、雪のないシーズンにも歩くのが気持ち良さそうです。

ヒュッテの前に来ると、花子がわかんの紐を閉め直していました。

ヒュッテ到着は9時32分でした。

20分で来れる所を(10分わかん装着していましたが)一時間かけて登ってきました。

遊び過ぎですね😃

八ヶ岳山麓スーパートレイルと書いてあります。

走ってぐるっと回る人もいるのでしょうか?

若い人を真似てわかんを高く挙げて写真に収まろうとするオバサン2人。

足の角度が変です。

なので、もう一枚。

足を長く上げていられないので、「早く撮って~!」と叫びながら(笑)

何で歳を取ると、昔は当たり前に出来たことができなくなるのだろう?

(答、、筋力の低下と関節可動域の縮小です)

3人で蓼科山をバックに記念撮影。

デカいターボが蓼科山を隠してしまいました(涙)

ターボにカメラを操作してもらいもう一枚。

蓼科山を隠さないように小さくなったら、「おひけぇなすって」みたくなっちゃった。

今日は平野育ちさんのアドバイスを参考に、自撮り棒をターボが操作することが多くなっています。

私がいつもずんぐりむっくり&まん丸顔に写るので、それは私が自撮り棒を操作して一番手前にいるからではないか、カメラの性能がそうさせるのでは?とのご指摘があったので、検証してみた次第です。

遠くに立ってもターボほどスラッとは写らない(涙)

カメラは嘘をつきませんね(ToT)

ちなみに、先日ターボと一緒にお初のハードシェルを購入しました。

私は少しでもスマートに見えたいと黒にしたので、中のシャツも黒にすると、まぁ地味なこと。

ターボは逆に明るく見せたいとカラシ色にしたので、いつも黄色を着ている私のように見えます。

大展望の尾根を八子ケ峰に向かいます。

こんなに美しい世界です。

そして足元はモフモフ🎵

尾根に出てから雪の量が増え、柔らかい雪質です。

そんな雪原を撮りたくて、私は雪の中に寝転んでいます。

その後雪の中から這い出すのに苦労します。

わかんをしていてもこんなに沈んでしまうのです。

深い雪の中でジタバタしていると、通りかかった男性に「大丈夫ですか?」と心配されました(涙)

大丈夫です、大丈夫です、好きでやってるんで、、とは言えず苦笑い。

これまた素敵なダケカンバですね。

霧氷がキレイです。

どこを歩いてもいいのですが、一歩雪原に踏み出すとわかんを着けていても結構沈んでしまうので、結局踏み跡をたどっています。

雪原、キラキラして美しいですよね。

八子ケ峰東峰に到着しました。

ヒュッテからほぼ平行移動でした。

山頂からの眺めはこちらです↓

この辺りは風が強い時もあるのでしょうか?

今日はとても静かなのですが。

西峰に向かいます。

森の中を下っていきます。

バームクーヘンかブッシュ・ド・ノエルみたい。

開けた場所になりました。

霧氷の向こうに蓼科山。

白い世界に身を置いていることの幸せを噛み締めながら歩きます。

霧氷がキレイだ~✨

坂をジグザグに登って行くと、、

西峰かと思ったら、名もなき小ピークでした。

相変わらずコースタイムなどシコシコメモする私。

今日は全身真っ黒でからす天狗のようになってしまいました。

さっきまでいた東峰が見えます。

こちらはこれから歩いていく方向。

この時は今日どこまで歩くのか分からず、ずっと先の茶色い峰までなのかな?などと思っていましたが、あの茶色い峰は霧ヶ峰の車山で、最終目的地はその手前でした。

二人で支えあって再びわかんポーズ。

フカフカの雪道を下って行きます。

霧氷の木々の間を抜けると、

少し狭い尾根道がどこまでも続いています。

この道は今日一番に柔らかいモッフモフの雪質でした。

低反発クッションみたいな感覚。

右側にはビーナスラインと女神湖が見えます。

左手には風で同じ方向に枝を傾けたカラマツの森が広がっています。

楽しくて仕方ない!

最高に気持ちいい尾根歩きです。

小さいですが、波頭のような雪屁ができていました。

アップにするとこんな感じ。

スキーのリフト終点まであと少し。

雪屁の下側(雪が少なく笹が出ているところ)を通って行きます。

再び尾根(雪屁)の上を歩き、

時々足を深い雪の中に踏み抜きながら進んでいくと、

リフト終点にやってきました。

歩いてきた尾根道を振り返って見たところです。

スキー場の向こう(写真左手)には霧ヶ峰の車山が見えます。

ここから見るとすごく距離があることが分かりますね。

あんな所まで歩くのかと思った自分たちがアホすぎる(笑)

リフトから吐き出される色とりどりのスキーヤー。

このルートは終点がしらかば2in1スキー場のトップであるという、面白いコースです。

せっかくなので最後のピークまで行きましょうか。

時刻は11時8分。

西峰だと思ってやって来ましたが、標識はありませんでした。

はて?

これが西峰なのか、それともさっきのピークが西峰だったのか、どっちでしょう?

まぁ、とにかく今日の折り返し地点であることに間違いありません。

風のない穏やかな峰で、お日様を体いっぱいに浴びながら大展望のランチタイムです。

目の前にはこんな景色が広がっています。

八ヶ岳の裾野の先には憧れの南アルプス。

コーヒーを入れたあと、今日のランチはなんとセブンのおでんです。

お水が足りなくなるといけないので、雪を足してみました。

ジェットボイルの中でグツグツグツグツ。

みやっちさんのブログで、大きなお鍋におでんを作っていたのを思いだし、今朝の買い物で思い付きました。

お気楽隊は大きなお鍋を持ってきたりはしないので、できるだけ手を掛けず、短時間で食べられる熱々のものがお気楽ランチのテーマです。

熱い熱いと言いながらこんにゃくに噛みつく花子。

袋から直接食べるのがお気楽隊の流儀です。

熱々の大根に挑戦し、この後熱すぎて雪の上に大根を放り出したターボ。

みんなにこのおでん作戦はナイスなアイデアだと褒め称えられ、「だろ?」とほくそ笑む私。

ま、ピークに徒歩でやって来たスキーヤーの若者に笑われましたけどね。

そして、デザートはもはや定番と化した「塩大福で作る簡単おしるこ」です。

はい、出来上がり。

う~ん、やはりなかなかに美味しい。

そしてお腹が温まります。

さあ、そろそろ動き出しますか。

立ち上がって、白樺湖方面からの踏み跡をのぞいてみました。

こちらのルートは八子ケ峰公園の駐車場に車を停めて一時間で登って来れるみたいですね。

次回はこちらも歩いてみたいですね。

スキー場だから展望良さそうです。

白樺湖を眼下に見ながら。

霧ヶ峰よ、またいつか、雪のない時期に行くから待っててね😃

50分ほどゆっくりし、12時ちょうどに活動再開です。

来た道を戻ります。

行きでは一度も転ばなかったのですが、帰り道では花子が4回、私も2~3回転びました。

わかんでわかんを踏んずけてしまうのです。

雪道なので転んでも痛くないのですが、何となくばつが悪い。

ここは一番フワフワしていた尾根道。

12時25分、小ピークまで戻ってきました。

一旦下り、

森の中を登って行きます。

東峰を12時42分、通過。

ヒュッテが見えてきました。

12時51分、アルビレオヒュッテに到着です。

ここでわかんを外し、ヒップソリを手に持って下ることにしました。

凍りついたストックをリュックの両側にさして、八墓村みたくなっている花子。

さぁ、果たしてヒップソリはできるのかしら?

今日このコースで会ったハイカーは10人程度でした。

皆さん既に下山され、これから登って来られる方はいないと思うので、ヒップソリのチャンスです。

後は下れるいい感じの傾斜とモフモフ具合がどうか。

帰りは行きよりも霧氷はとけ、雪も硬くしまってきていたので、どうなるでしょうか?

岩が出ていたりしたら困りますね。

早速わずかな斜度のルートがあったので、ターボに「姉さんここ、滑ってみて」と言われ、どっこいしょとヒップソリに座ろうとしている私です。(前にも言いましたが、ターボは妹でも親戚でもありません。なのになぜか姉さんと呼ぶ。決して姐さんではない)

この後ヒップソリに座る度に、筋力とバランス感覚の無さからヒップソリまで10センチの高さからドサッと体を落とさないと座れなかったので、その度にターボがいちいち「ドサッ」という効果音を加えていました😒💢💢

それにしても私、リュックも紺色にしたので全身真っ黒だと黒い塊にしか見えないですね(涙)

何をしているのか判別不能です。

まずは私が試し滑り。

黒い塊が行きます。

適当な所(離れすぎないように)で横に体重を傾けて転んで止まり、みんなが滑って来るのを待ちます。

「キャーキャー」「ゲタゲタ」うるさい。

おー、次は結構クネクネしてますねぇ。

なかなかにスリリング。

ビビる二人を大丈夫だから滑っておいでと呼びます。

「怖い、怖い」と言いながら顔は笑顔の花子。

次はなかなか長く滑れそう(^-^)

見える黒いものは岩ではありませんよ。

黒い塊(私)がウヒョーと言いながら滑っているところ。

楽しい~🎵

もう最高に楽しくて、「ワーワー、キャーキャー」たまに「ギョエー」とか「アチャー」とか言いながら、大騒ぎです。

すると、この辺りで、もう誰にも会わないかと思っていたのですが、一人のハイカーがどこかから現れ、先の方を歩いていたので、「しーっ!」と言って、じっとしているところ。

ハイカーが行ってしまうのを待って、口の形だけで「い、く、よ」と言って無言で滑りました。

さっきまで大騒ぎしていたのに、無言でニヤニヤしながら下る私たち。

囁き声で「イエーイ」!

どんなに静かにしていても、手にはヒップソリを持ち、後ろ姿は雪だらけなのですから、バレバレです。

みんなは背中に雪が入ったとか、途中携帯が飛んだとか、ハプニング色々でした。

午後1時半、駐車場に帰りつきました。

ウェアラブルデバイスのデータです。

歩行距離はちょうど6キロ。

累積標高差は、262Mです。

たったそれだけ登ってあの展望。

標高差は北横岳と同じくらいですが、こちらはロープウェイ代不要ですし、蓼科山、北横岳も間近に見えて(北横岳に登ったら北横岳は見えませんしね、当たり前ですが)、霧氷も遜色なく、アルプスも見渡せる(今日は北アルプスだけあまり見えなかった。標高が低いので、そもそも全貌は見えないのかも?)のですから、最高のロケーションです。

そして何より人がいない!

のんびり歩いて、沢山雪道遊びをしたいお気楽隊としては願ったり叶ったりです。

最後のピークがスキー場のトップというのも、興ざめするというより、むしろ面白いし、安心です。

万に一つの事ですが、怪我したりしても助けを求められる。

いやぁ、いい所を見つけてしまいました。

ターボと花子に「良く見つけたね~🎵この目の付け所はスゴいよ」「親分、お手柄だ」と褒められ、「だろ?」と鼻の穴をふくらます私です。

「私、毎週ここに来たい❗」と言うと、さすがにそれには賛同されませんでしたが、「毎年来たいよね🎵」「今後の雪山はここでいいや」と返ってきました。

うん、うん、うん、激しく同意(*^^*)

私が人気ブロガーじゃなくて良かった❗

今日このブログを目にされた方はラッキーです(^-^)v

雪山初心者でも大丈夫です!

ヒミツの山ですから(地図には載っています)、早速出掛けて、コッソリお楽しみください❗

防寒対策だけはしっかりして下さいね。

私たちが行った日は無風で暖かかったですが(それでももちろん氷点下です)、風が吹いたら相当寒いと思います。

それだけはお気をつけください❗

すずらん峠登山口0835(わかん装着10分)~(47分)~ヒュッテ0932(8分)~(22分)~八子ケ峰東峰1002(5分)~(23分)~小ピーク1030(3分)~(30分)~リフト上1103~(5分)~西峰1108(52分)~(25分)~小ピーク1225(3分)~(14分)~東峰1242~(9分)~ヒュッテ1251(8分)~(32分)~駐車場1331

全行程 4時間56分

(うち歩行時間 3時間27分)


パーティー 3名(メイちゃん山岳会)


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました(^-^)

【長野、北八ヶ岳】『北横岳』を後にし、七ツ池と縞枯山ヒュッテに立ち寄る。小股歩きの達人現わる《後編》2019年2月3日(日)

《登山難易度 2》

北横岳、七ツ池からこんにちは。

いつもご訪問頂き、ありがとうございます。

モフモフの雪道歩きを楽しんだ北横岳【後編】です。


北横岳南峰を後にすると、いきなりの急坂です。

前を行くグループがどうやらスノーシューを履いているらしく、うまく下れず苦労しています。

前の人が転んだりして詰まっているので、立ち止まったターボのお尻にめがけ、私は止まることができずドドドドとすごい勢いでぶつかりそうになり、ぶつかると前の人も巻き添えにするのでそれを避けるべくすっ転んでしまいました。

フカフカの雪なので全く痛くはありませんが、フカフカ過ぎて立ち上がれないやら可笑しいやらで、もうテンションが変なことになっています。

急坂すぎて、スノーシューでは下るのが厳しいようです。

長靴を履いたおじさん(ここでもまた長靴おじさんに会えた!どこの山にも必ずいるよね!そして総じて長靴おじさんは社交的で色んなアドバイスをくださる)が、スノーシューは外した方がいいよ、とアドバイスしていました。

その長靴おじさんの下りっぷりがそれはそれは見事です。

ストックを二本まとめてお尻の後ろで横に持ち、ペンギンのように小股でササササササササっと下って行きます。

足の長い人にも小股歩きを勧めるんだと言いながら。

ターボがそれを真似て下ると、すぐにマスターし、すごい勢いでササササササササ~と小股で下って行きました。

私も真似しようと思うのですが、ターボのように上手くいきません。

ハガレーナは一番後ろからゲラゲラ笑いながら「二人の格好がだいぶ面白いことになってるよ」と言っていました。

その小股下りのお陰で、その後は転ぶこともなく、あっという間に北横岳ヒュッテに到着です。

ここから七ツ池の方に行ってみます。

片道2分みたいですから。

何だろう。

何がそんなに面白いのかわからないのですが、とにかく小股下り(小股走り)が妙に可笑しくて、爆笑しながら下って行ったのでした。

ターボは自分の小股走りのスピードを調節できないらしくすごいスピードで下りながら「止まんないよ~!みんな、ついてきてる~?ついて来てる~?ついてきてね~!」と叫びながら、あっという間に姿が見えなくなりました。

先に行ったターボを追って行くと少し広い場所に出ました。

ここが七ツ池の一部なのでしょうね。

モッフモフの雪原を想像していましたが、みんながもうだいぶ遊んだ後らしく、結構踏み固められていました。

「わかん」は不要です。

誰もいなかったので、おかしなポーズをして遊んでみました。

いよいよ雲が厚くなってきました。

雪でも降りだしたら嫌なので、そろそろ戻りましょう。

相変わらずターボは小股走りに夢中です。

前を行く(普通に歩いている)ハイカーにすぐに追い付いてしまうので、止まってしばらく待ってからまたササササササササを始めるを繰り返していました。

ちょろっと長靴おじさんに教わっただけなのに、この上達ぶりはすごいとしか言えない。

ターボが小股走りの達人だったとは!

新しい才能の開花です。

若干の前傾姿勢で小股走りを続けるターボの後に続き私も試みますが、私がやると太ももが疲れ、股関節が痛くなったので、途中で諦めました。

私はむしろかかとに重心をかけてザーッザーッと下る方が楽です。

転びもしないし。

坪庭の分岐が見えてきました。

ここを左に進みます。

その前にちょっと待って。

カッパの下のスパッツが下がってきて気持ち悪い💦

苦労して(リュックを背負っていると結構難しい)スパッツを引っ張り上げる私を、じっと見つめるターボ。

何だか妙にシュールな画ですね。

坪庭をぐるっと回り込んで最後は階段を下ります。

階段といっても雪がガチガチに凍っていて滑るので、手すりを使って慎重に。

縞枯山ヒュッテに向かいます。

何人かヒュッテ方面から戻ってくる人たちに出会いました。

時刻はまだ午後1時頃ですが、雲が出てきて薄暗くなってきたので、少し心細いです。

山荘の青い屋根が見えてきました。

広い雪原を「わかん歩き」してみたかったのですが、ありゃりゃ、雪が少ないですね(涙)

今日暖かかったので、溶けてしまったのでしょうか?

縞枯山ヒュッテの営業も終わってしまったようです。

あれ、残念(涙)

辺りには人っこ一人いません。

何だかすっかり夕方のような景色ですね。

寂しいので、ロープウェイ乗り場に戻りましょう。

戻る途中、斜面にフカフカの雪があったので、誰かにその斜面を登ってもらい、地面から迫力ある歩行風景を撮影しようかと横になった私です。

ターボが「だいぶ面白い人がいるよ。あんな所に寝転んで何してるんかね?」と言いながら写真を撮りました。

私の顔!

なんでこんなにまん丸なんだろう、悲しくなるよ。

「貴乃花かよ!」と自分でツッコミを入れる😅

この斜面でさっきまで若いカップルがソリ遊びをしていました。

今回の北横岳では、ヒップソリを持ってくるか、それともわかんにするか悩んだのですが、ソリができる所よりわかんで歩き回れる雪原の方が多いかと思ってわかんを選択したのですが、ヒップソリにすれば良かったわ~(涙)

この斜面を滑って遊びたかった!

ターボに「ちょっとこの斜面を登ってみ!迫力の写真を撮ってあげるから」とカメラを構えた途端、ズボッと深い雪の中にうずもれて「ギャー!」と叫ぶターボの図。

何が何だかわかりませんが。

ちなみに手前にある黄色い液体は、ターボのお漏らしではありません。

野生動物のものです。

彼女の名誉のために一応ね、一応。

山頂駅が見えてきました。

午後1時半に山頂駅まで戻ってきて、アイゼンを外したところです。

そこで「まもなく13時40分発の改札を開始します」のアナウンスが!

ハガレーナが「改札始めるって!急いで、急いで!間に合わなくなるよ!」と言うので、氷がこびりついたアイゼンを袋にも入れずリュックの中の放り込んだ私です。

下りのロープウェイは空き空きで、ゆっくり写真を撮ることができました。

南アルプスに日が射し込んで、幻想的でした。

ロープウェイは使わず、尾根を駆け下っている若者がいました。

その姿たるや、カモシカのように軽やかです。

ターボの小股走りとはえらい違いだ(笑)

駐車場が見えてきました。

スキーヤーは出足は遅いですが、まだまだ楽しんでいるようですね。

午後2時13分、帰路につきました。

上の写真は何を撮影したのだろう?

あ、そうだ、稲含山かと思って撮ったんだった。

稲含山がいつも気になって探すのですが、はっきりわからなくて、、。

これ、稲含山ですかね?


後編は下り道ばかりで、展望はなく、自分たちは何がそんなに可笑しかったのか、ただゲラゲラ笑っていた印象です。

なんかすみません(^^;


北横岳、やはり素晴らしいです!

霧氷が見られなかった事だけが残念でしたが、展望は天下一品です。

山頂駅からわずか1時間15分で山頂に立てることも人気の理由です。

人が多いので、踏み跡もしっかりあり、安全ですし。


ひと冬に一度は訪れたい定番中の定番ですが、まだヒップソリもわかん遊びも体験してないので、来年の楽しみにしましょう!


歩行距離 6.6キロ。

累積標高差 294M。


山頂駅0925~(59分)~北横岳ヒュッテ1024(5分)~(15分)~北横岳南峰1044(10分)~(6分)~北峰1100(1時間)~(15分)~北横岳ヒュッテ1215~(七ツ池往復)~(38分)~坪庭分岐1253~(17分)~縞枯山荘1310~(20分)~山頂駅1330

全行程 4時間5分

(うち歩行時間 2時間50分)


パーティー 3名(コマクサ探検隊)


最後までお付き合い頂きありがとうございました!


来週はお天気によりますが、八方尾根か奥日光に行ってきます(*^^*)

【長野、北八ヶ岳】一年ぶりの『北横岳』でモフモフの雪道歩きを楽しんだ大展望の山旅《前編》2019年2月3日(日)

《登山難易度 2》

北横岳北峰からこんにちは😃


昨日に引き続き暖かい陽気となったこの日、ターボとハガレーナと一緒に北八ヶ岳の北横岳へ行って来ました。

一週間前に雲竜渓谷の氷瀑を見て感動した私たちは、もっと楽して氷の芸術を見れる所はないかと探し、奥日光中禅寺湖畔の氷を見に行こうと考えていましたが、週間天気予報を見て予定変更することにしました。

この週末はとても暖かくなるとの予報だったので、中禅寺湖の氷は解けてしまうのではないかと思ったのです。

暖かいのなら、一年前に訪れて、その展望とフカフカの雪質、そして美しい霧氷を堪能した北横岳ならサイコーの山旅ができそうです。


ターボが迎えに来てくれて、自宅を5時18分に出発しました。

いつものようにコンビニ経由、本庄児玉インター→佐久北インター→(無料区間)佐久南インターから蓼科回りで北八ヶ岳ロープウェイ乗り場を目指します。

佐久を通過中に、浅間山に薄いすじ雲がかかり、朝日に照らされてそれはそれは幻想的で美しい眺めだったので思わず写真を撮りましたが 。

うーん、何だかよくわかりませんね(涙)

浅間山は蓼科への往復で角度や高度を変えて何度も眺めることができました。

今まで登った中で私の一番好きな山です。

この雪山シーズン中にブログ友達のクリさんと一緒に登ろうと思っています(*^^*)

一年前にターボと訪れた時は3月だったので、ビーナスラインに全く雪が無かった記憶ですが、この日は除雪されてはいるもののガリガリツルツルの箇所も多く難儀しました。

ターボが慎重に運転していたので、大きくスリップすることはありませんでしたが、時々後輪が流れることもあり、緊張を強いられることになりました。

ピラタスロープウェイ入口までこんなに長かったっけ?と感じました。

約一年ぶりにやって来ました!

8時5分、ピラタスロープウェイ乗り場に到着です。

施設前の駐車場はまだ空きがありましたが、まあまあ混んでいたので、事故を防ぐために下の駐車場に車を停めて支度しました。

結果、ドア大開きで、スペースを広々と使って準備できたのでむしろ良かったです(^-^)

駐車場から見えた八ヶ岳です。

こちらは南アルプス。

近いなぁ。

私たちが登った山の中では、入笠山から見た南アルプスが一番大きかったのですが、近すぎで山が重なり全貌を見ることが逆に叶わなかったです。

全貌を間近で見るなら八ヶ岳の方がいいですね。

そして、正面には中央アルプス。

正に真っ正面!

きれいですね😃

その後トイレを済ませロープウェイチケットを購入し(1900円です。モンベル会員証を見せると200円引きとなりますが、本人だけみたいです。八方尾根では一枚につき4人までOKだったのですが、、)、9時発のロープウェイに乗り込みました。

標高2230Mの山頂駅まで一気に届けてくれます。

ロープウェイの中は朝のうちはスキーヤーより登山者の方が多い印象でした。

ギューギューのすし詰め状態。

通勤ラッシュ並みです。

約7分で山頂駅、坪庭に到着です。

ここで登山届を提出しました。

アイゼンなどの雪山装備を整えます。

目指す北横岳が見えています。

記念撮影する人がいっぱい!

人が多すぎて私たちは有名なキツツキの前で記念撮影とはいきませんでした。

キツツキの後頭部のみ撮影(笑)

今日は北横岳山頂まで登ったら、北横岳ヒュッテから七つ池まで往復し、その後縞枯山ヒュッテまで行ってみようと思っています。

もしも広い雪原があったら、「わかん」を試してみたいのです。

購入してからまだ一度も使ったことがないので、、。

9時25分、歩き始めました。

まずは坪庭に入って行きます。

前回は知らなかったのですが、坪庭は時計回りの一方通行みたいです。

前回(去年の3月)より雪の量が多いです。

最初の登りで前歯アイゼンが欲しくなりました。

雪のある急坂は6本歯だとうまく雪をとらえることができずズルズル滑ります。

まぁわずかの距離でしたので、キックステップで乗り切りました。

坪庭の展望台に着きました。

右手を見るとこの景色。

歩いてきた雪原とロープウェイ山頂駅が見えます。

正面は中央アルプスです。

こちらは南アルプスと、手前の雪原を歩く色とりどりのハイカー。

これからスノーシューを楽しむのでしょうか?

中央アルプスの右手には御嶽山がきれいです。

今日も見れて良かった!

今日のメンバーは、ハガレーナ、ターボ、私の3人です。

では山頂に向かいましょう。

正面に見える岩山は三ツ岳です。

雪に埋もれた坪庭。

風紋ができていました。

新雪歩きは楽しい!

でも踏み跡を少しでも外れるとズボッと埋まりますので注意が必要です。

なるべく道の真ん中を歩きます。

コメツガの森に入って行きます。

昨年3月にはこの辺りからコメツガは大量の雪をかぶり、枝の先からつららが垂れていましたが、今日は青々しています。

昨日今日と暖かいので解けてしまったようですね。

少しは霧氷を見ることができるでしょうか?

たっぷりの雪道をまずはジグザグに登ります。

北横岳で一番きついのはここです。

でもわずかの距離ですが。

暑くなったので、一枚中の服を脱いで水分補給しました。

狭い道だったので(あとわずかに登れば広い所があって、多くの方がそこで休憩していました)、後から登ってくる人に邪魔にならないよう、岩場に張り付いています。

昨年3月はここの木も霧氷におおわれ、素晴らしいことになっていましたが、今回は霧氷はありませんでした(涙)

この辺りは前回は雪が少なく岩が露出していましたが、今回はほぼ岩が雪に隠れて歩きやすかったです。

歩いてきた坪庭と後程向かう縞枯山ヒュッテが見えています。

10時18分、三ツ岳との分岐を通過します。

少し進み振り返って三ツ岳を眺めます。

いつかあちらも歩いてみたいけど、ぐるっと回って三ツ岳、雨池山経由で雨池峠まで2時間もかかるので、雪のないシーズンにとってあります。

北横岳ヒュッテまでは真っ直ぐな道。

この両側に霧氷があれば最高なのですが。

ハガレーナにこっち向いて~!と言われ。

私は暑くて帽子もネックウォーマーも外しています。

10時24分、北横岳ヒュッテに到着です。

出発から一時間。

コースタイム通りでした。

帽子やネックウォーマーと一緒にサングラスもリュックにしまってしまっていたため、サングラスを装着し、水分補給だけしてすぐに出発しました。

山頂まで最後の登りです。

より雪深くなり、モッフモフです。

空が広くなり、山頂まであとわずか。

この写真、ターボの足の長さがヤバくないですか?

山に登るとターボの身長と足が長くなる、、お気楽隊七不思議、発動です。

いまだに他の6つはノーアイデアなのですが。

そのうち見つけます(笑)

山頂直下(あと数メートル)ですが、森を抜けるとド強風が吹き荒れていたので、山頂を踏む前に慌てて帽子、ネックウォーマーなどの防寒具を装着し完全防備にしました。

10時44分、ヒュッテから15分で北横岳山頂(南峰)に到着しました。

標高は2472Mです。

山頂標識の周りは絶えず他のハイカーがいたので、写真を撮れませんでした。

なので、蓼科山をバックに。

うひょっほ~🎵

最高に気分がいいです(^-^)v

山頂からの眺めはこちら↓

まずは東方面から右にターンします。

晴天!

稜線に雲がかかっていません(*^^*)

八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、蓼科山。

もう本当に美しい眺めです。

強風が吹いていなければ更に最高なのですが、、。

風が強すぎて、カメラを構える体がグラグラします。

手元がブレブレ(涙)

こちらは湯ノ丸山かなぁ。

この少し右手、木立の向こうに浅間山がありました。

北アルプスの一番北側です。

鹿島槍ヶ岳と白馬でしょうか。

この冬の間に八方尾根には行ってみたいと思っています。

唐松岳とか目指しませんよ。

どこまでも八方尾根まで。

白馬三山を間近に眺めて、どっかのケルンから引き返します。

北アルプス中央部。

表銀座、裏銀座あたりなのですかね?

よくわかりませんが。

いつの日か小屋泊などしてみたいですね。

蓼科山。

今日は山頂は地獄でしょう。

森林限界ではないのでしょうが、北横岳みたく風除けの木が山頂に一切ないですもんね。

やっほっほ亭さんのブログで「薄毛=森林限界」と呼ぶことにしてから、こういう山を見るとハゲ頭にしか見えなくて、この前捕まってた犯罪者もこんな感じだったなと思ってしまいました。

天下の百名山なのに、蓼科山さん、ごめんなさい😣

ちなみにかつての上司は自己紹介で「頭がクールビズの◯◯です」と言っていたけど。

やだ、話がそれました。

景色を眺めているところです。

北アルプス。

穂高連峰ですよね、多分。

どれかは乗鞍岳なのでしょうか?

右の白いのか左の雲に隠れているのか?

中央アルプスとその手前に伊那谷が少しだけ見えます。

八ヶ岳です。

山頂で見ていた時は一番右手の二こぶが私たちがデンジャラス登山を経験した天狗岳なのかと思いましたが、帰宅してよく地図で確認すると、天狗岳は北横岳からは双耳峰を真横から見る形になるので、違いますね。

多分一番左手のちょっと低くて白いのが天狗岳なんだろうな。

その右の大きなピークが赤岳、ごっつい感じのが阿弥陀岳なのかな。

帰宅して夫にどこに行ったのかと聞かれたので北八ヶ岳の北横岳と答えると「やっぱ八ヶ岳は赤岳だよね~」と言っていた。

そりゃそうでしょうよ。

でも私たちお気楽隊には絶対無理なんでございますよ。

せいぜい天狗岳に別ルートから再チャレンジして、そこから眺めるくらいが私たちの限界点です。

では北峰に向かいましょう。

木の枝が強風にあおられていて、いい感じに風が強いのがわかりますね。

前回は霧氷が美しすぎて、写真を撮りながら15分かけて歩いた尾根を、強風にあおられながら5分で移動しました。

11時丁度、北峰に到着です。

標高は2480Mです。

山頂駅から標高差250Mでした。

こちらはチャンスがあったので、山頂標識と一緒に記念撮影できました。

ハガレーナ、、完全防備過ぎてキャディーさんのようですな(笑)

さあ、眺めを楽しみましょう🎵

益々近くなった北アルプス。

目の前に蓼科山。

蓼科山の左にあるあの白い山は何でしょう?

気になりますね。

地図で見ると八子ケ峰ですかね?

気になる、気になる。

今度調べてみよう😁

八ヶ岳の手前に見える白い道はメルヘン街道でしょうか?

冬期閉鎖中ですよね。

風が強いので、森の中でランチにしようと思い、亀甲池に向かう尾根道を少し奥に歩いてみました。

こちらに来る人は少ないみたいで、踏み固められておらず、何度もズボズボ雪に足をとられましたが、先まで行くと山頂からは見えなかった北側の展望が開けていました。

東側も開けていて、右に目を転じると、かつて登った縞枯山、茶臼山や、雨池へのルートなどを見渡すことができました。

とはいえ風が冷たく、雪面は更にフカフカになって、とても座れる感じでは無かったので、一年前にランチした山頂近くまで戻りました。

私が雪に埋まり転んでいるのも気がつかず、とっとと風の当たらない山頂付近に戻ろうとしているハガレーナとターボを見る、雪に埋もれた私の目線です。

苦労して雪を踏み固め、シートをひいてようやく座ることができました。

シートや座布団がよれて気持ち悪いので直そうと手を付くと雪面で、それはそれは冷たいこと!

普通の雪より温度が低いんじゃない!?と思うほど、素手が雪に触れると冷たくて痛いほどでした。

バカなので、その失敗を何度も繰り返し、その度に「キャー、冷たー!」と騒いでしまいました(涙)

メニューは変わり映えしないカップ麺と大福で作るおしるこですが(これがドロッとしていてゆっくりのどを通るので、お腹がポカポカ温かくなるのです)、今日は節分なのでハガレーナが「鬼まんじゅう」を配ってくれました。

お腹がくちたので、そろそろ出発します。

南峰について、人が少なくなっていたので、名残を惜しむように記念撮影しておきました。

曇り始めましたね。

すっかり暗っぽくなってしまいました。

12時ちょうど、下山開始です。


ちょっと長くなりすぎているのようです。

一気に書いてしまいたかったのですが、ここで【前編】として投稿します。

ごめんなさい💦


いつもお付き合い頂き、ありがとうございます!