50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、横瀬】武甲山を目の前に見る『日向山』から奥武蔵随一の展望を誇る『丸山』へ。ココアとひまと一緒にちょっと長めのお散歩。2019年1月13日(日)

《登山難易度 3》

芦ヶ久保の丸山山頂からこんにちは😃


三連休の中日、ターボのうちのココア(トイプードル)とうちのひま(柴犬)を連れてお散歩ハイクに出かけました。

雪道歩きのシーズンですが、しっかり雪の量があって、かつ踏み跡があって危なくない山、しかも車での行程がチェーンなしのスタットレスでも大丈夫な所という条件をクリアするのは、浅間山と北横岳くらいしか思いつかない私たちです。

そんな数少ない雪山へはできれば3人以上で行きたいと思っているので、最近メンバー参加が少ないお気楽隊としては、たまにしか行けない(月1位)状況です。

毎週のように山に行きたい私としては、この閉塞感を何とか脱却したいと思い、最近始めたのが山と高原地図を眺めること。

地図を細か~くチェックして、大展望とか展望よいとか書いてある山に印をつけ、片っ端から登ってみようと思い始めました。

あ、もちろん1人(+ひま)でも登れる楽勝コースでなければいけないというのは大前提なんですけどね。

で、白羽の矢を立てたのが、芦ヶ久保の「丸山」。

なんと地図には「奥武蔵随一の大展望」と書いてあるではありませんか。

なぜ今まで気がつかなかった!?

こりゃ行くっきゃないでしょ。

ついでにお隣の日向山にも登っちゃえ。

、、ということで、朝の犬の散歩の延長みたいなもんだからとターボを誘うと、ココアも参加することになりました。

ココアはこんなにちっちゃくて足が細いトイプードルですが、果たしてひまと一緒に全行程歩き通せるのでしょうか?

彼の短い足や小さな心臓からすると、1000メートル足らずの丸山も、エベレスト並の高嶺でしょう。

ま、いざとなればココアなら抱っこして歩けますから大丈夫でしょう。

ということで、朝の6時半に会社の駐車場で待ち合わせし、ターボの車に乗り換えて出発しました。

コンビニに立ち寄り、最後は芦ヶ久保駅側の道の駅でトイレをお借りしました。

芦ヶ久保の道の駅には何名か登山者がいて、1人の男性ハイカーが、トイレ前の広場に落ちていたタバコの空き箱とコーラのペットボトルを拾ってゴミ箱に運んでいるのを見ました。

なんて素敵なんでしょう❗

屈強そうな男性二人組だったので、武川岳に登るのでしょうか?

丸山だとしても、ちゃんと麓から登るロングコースなのでしょう。

ゴミを片付けた後、大股で歩いて行かれました。

カッコイイね~🎵

颯爽と歩く若い男性登山者はみんなとても素敵に見えます(*^^*)

ヘタレなオバチャンお気楽隊はできるだけ車で標高を稼ぐべく、日向山直下の駐車場に車でブイっと向かいます。

駐車場には7時56分に到着しました。

木の子茶屋の向かいに駐車場があります。

広々とした駐車場です。

トイレもありましたが、トイレットペーパーは切れていました。

支度を整え、8時13分に歩き始めました。

駐車場から階段を登って、まずは日向山を目指します。

公園のように整備された道です。

登り途中からは武甲山が目の前です。

急な階段も現れました。

駐車場から標高差80メートル弱登ります。

8時28分、日向山(633M)に到着です。

駐車場から15分程でした。

山座同定用の山名板がありました。

ココアも興味津々(笑)

さっそく展望台に登って眺めを楽しみましょう。

ターボとココアも早くおいで!

目の前には「埼玉県の山」で埼玉県内で3つの目立つ山の一つとして名前をあげられた武甲山がそびえ立っています。

大正初期から始まった石灰採掘で美しかった山容は大きく損なわれてしまいましたが、それにより更に異様に目立つ山になっていることは間違いありません。

奥秩父の山を眺める時には、この武甲山を中心に辺りの山の山座同定します。

ちなみに目立つ山他の2つは、「異色の岩山、両神山」と「双耳の一峰に電波塔の立つ、城峰山」だそうです。

こんなに近くから武甲山を眺めるのは初めてです。

横瀬の町を通ってくる時にも、武甲山の巨体が前方になり真横になりしながら大迫力でそこにあり、ちょっと他では見ない景観に衝撃を受けました。

日向山からは武甲山の左手に大持山、武川岳、伊豆ヶ岳などが、右手には雲取山、白岩岳、熊倉山、白石山、甲武信岳などが見渡せます。

今朝は朝日の逆光で白っぽくなり、いい写真が撮れませんでしたが、肉眼では良く分かりました。

まぁ分かったつもりでも、角度を変えると途端にわからなくなるのが常なのですけどね。

実際に登ってみると、山の形や位置関係が頭に入るのですが、何しろ見える山(山名板に載っている山)はことごとく私たちにはレベルが高すぎる山ばかりなので登れません(涙)

ただ憧れの君を眺めるばかり。

私の恋愛経験と重なるな、、おっと、話がそれました。

では下山して今度は丸山を目指しましょう。

今日は、日向山の後は、木の子茶屋の先から六番通りまで登り、防火帯の尾根を歩いて丸山に向かう予定にしています。

しかしここでまさかの道迷い。

登山口が見つかりせん。

山と高原地図によると、木の子茶屋の先で車道が二手に分かれ、その分かれ道の所を右手に入る登山道があるはずなのですが、、。

間違えて右手の車道を下って行くと、そこは別荘地の道だったらしく行き止まりになりました。

元の道に戻り、木の子茶屋の方に行ってみたり、10分程ウロウロしました。

正解は「車道(本線)を数分登る」でした。

車道が二手に分かれ、登山口が現れました。

熊がいるようなので、熊鈴を鳴らして、9時13分入山です。

ひのきの植林帯を登っていくと、5分程で右手に芦ヶ久保駅への道を分け、鳥居が現れました。

登山口からわずか 6分後ですが、すでにだいぶ汗をかいていたので、鳥居の前で衣服調整、水分補給です。

5分程休憩し、再び歩き始めました。

ジグを切って登っていきます。

ココアの足だとよじ登ったりジャンプしないと登れない階段状の道です。

なかなかに息の上がる坂道で、途中下って来られた方に「尾根に出るまでもう少しですか?」と聞いてしまいました。

その方は「う~ん、もうちょっとあるかなぁ?」と言われたので、そのニュアンスから、まだまだではないけど、すぐでもない、でもまもなくだ!などと話しながら登って行きました。

少し明るくなってきました。

尾根が近い。

9時44分、分岐に到着です。

六番通りという名の尾根に出ました。

登山口からは20分でした。

それにしても、ココアはいつもせわしなく動いているので、いつ写真を撮っても頭の辺りがブルブルにぼやけてしまいます。

なるほど、気持ちのよい尾根道で、防火帯となっているようです。

上の方、枝がくっついてるけど大丈夫なのかなぁ、などと余計な心配をしながら歩きます。

小ピークを越えます。

ピークを越えても大して休まる間もなくまた次の登りで、結構きつい。

坂が急過ぎて、ココアはジグザグに登っています。

優雅にお散歩しているように見えますが、実はハァハァゼロゼロです。

長い長い坂道。

そこまで角度はないのだと思いますが、つかまる枝や、足を乗せる木の根もなく、ザラザラな広い道をずーっと真っ直ぐに登っていくので、なかなかに辛かったです。

ひまに引っ張ってもらい、ヘロヘロになりながら登りました。

ココアも頑張れ~!

前方が見通し良くなってきたので、お、分岐か?と思いましたが、車道を横切るだけでした。

正面の山道に入っていきます。

車道横断から7分程行くと、再び、車道?歩道?

広い道に出ました。

ウェルカムストリート?

なんなんだ、この道。

こんなの地図に載ってない(涙)

もしかしてこれが分岐?

これを右手に曲がるの?と少し迷いましたが、前方に「丸山→」の標識がありましたので、迷いつつも真っ直ぐに進みました。

さっきの歩道横断から7分程でやっと明らかに分岐と分かる場所に到着しました。

時刻は10時22分。

尾根上の分岐から38分でした。

分かるような分からないようなビミョーな案内板です。

高低差も距離もわからないので、どんな道なのか全く想像できない(涙)

所々にトイレもあるようですが、そこまでどれくらいかかるのかも不明です。

でもどうやらさっき横切った車道も歩道(ウェルカムストリート)も丸山山頂直下まで続いているらしいことは理解できました。

ありゃりゃ~、下りですかぁ。

登り返した先が丸山山頂かと思いきや、再びの下り(涙)

そして、車道に出るという、、。

分岐から8分、下り登り下り登り下り。

う~ん、何のための登り下りだったのか、、。

トイレがありましたが、冬期使用不可で板が打ち付けられていました。

車道からは白石峠をはさんで、お隣の堂平山が間近に見えました。

では今度こそ最後の登りです。

丸山山頂まであとひと登り。

10時48分、丸山山頂(960M)に到着です。

駐車場から(道迷いの10分を除き)1時間47分でした。

標高差406M登ってきました。

展望台からの眺めの解説です。

へぇ、北アルプスも見えるのか!

それから秩父盆地の地形、地層の説明です。

ブラタモリでやってたな。

ではではさっそく展望台に登って、北武蔵随一の大展望を楽しみましょう!

まずはワンコたちに水分補給をさせて、、

ひま、あんたの目が怖い。

何をそんなに見つめる、、。

ちょっと待っててね。

母さんは眺めを楽しんで来るからさ!

なるほど、なるほど!

東南東方面のみ若干樹木に隠れていますが、ほぼ360度の大展望が広がっていました。

南西方向には武甲山。

武甲山の右手には白岩山と唐松尾山が見えそうで見えない。

それとも見えているのか?はっきりわかりません。

武甲山の左手には太平山、大持山、天目山、蕎麦粒山が見えているようです。

この写真は山名板と比べて良くわかるように撮れました。

蕎麦粒山だけ雲に山頂を隠していますが、他の山は見分けられますね。

甲武信岳と破風山(私が先日登った山とは異なります)、埼玉県一の標高を誇る三宝山が見えていますね。

秩父のセメント工場や赤い橋などもよく見えました。

奥秩父の峰々の向こうに八ヶ岳。

浅間山方面。

手前に御荷鉾山、右手には鼻曲山や浅間隠山が見えました。

ひまがお腹を空かせてそうだったので、展望台から降りて、下のベンチでランチタイムにしました。

少し離れた木の枝にひまのリードを引っかけると、何かお気に召さなかったらしく、朝の車の中では喜んで食べていたレーズンパンを下に落として、土をかけてしまいしまた。

お鼻が真っ黒よ、ひまさん。

前回に引き続き、おじや30秒クッキングです。

尻尾をすごい勢いで左右にビュンビュン振りながら待ちきれないココア。

冷ましてるからちょっと待ってね~!

はい、お食べ。

美味しそうにムシャムシャ。

それに引き換えひまは私が冷まして与えたおじやに、さっきのパンと同じように鼻で土をかぶせてしまいました。

どうした?

何がそんなにお気に召さない?

山頂で1時間20分程ゆっくりしましたが、お昼めがけて登ってくるハイカーで混雑してきたので、ベンチを譲ることに。

やはり人気の山なのですね。

12時5分、下山開始です。

冬期閉鎖中のトイレがあった車道まで戻り、帰りはウェルカムストリートなるものを歩いてみることにしました。

山歩きとはそういうものですが、下に平らな道があったのに、行きはわざわざ山に入りアップダウンしながら山頂を目指したので、帰りはちょっと楽することにしたのです。

身障者の駐車場がある所から入って行きます。

10分程で今朝の分岐に着きました。

左手の道に入り下って行きます。

滑りやすい急な斜面なので、ひまを放しては、前方からハイカーが来ると捕まえて一緒に歩き、また放すを繰り返しながら下山しました。

前方に分岐が見えてきました。

さて、ひまは朝来た道が分かるかな?

朝通ってきた分岐になりましたが、ひまは芦ヶ久保駅の方へ真っ直ぐ行きそうになりました。

ありゃー、残念、不正解です。

「ひまひま、こっち、こっち、こっちが正解だよ~」というと、おっと、間違っちまったか!というような顔をして分岐まで戻り、すごい勢いで私たちを追い抜いて行きました。

車道まで戻って来ました。

ここからは一緒に駐車場まで戻ります。

車道脇の別荘の間から丸山と思われる山頂が見えました。

拡大してもはっきり展望台かどうかわかりませんが、あれが丸山なんじゃないかなぁ、と話しました。

午後1時18分、駐車場まで戻って来ました。

朝は閉まっていた木の子茶屋で沢山の観光客やハイカーが食事を楽しんでいてびっくりしました。

よく頑張りましたの記念に飼い主とココアを武甲山をバックにピシャリ。

今日も無表情のひまと私。

あ、そうでもないか。

拡大するとひまがいい顔してる。

背景は丸山(と思われる)です。

今日のデバイスデータはこちら。

最初のピークが日向山、大きなピークが丸山です。


駐車場0813~(15分)~日向山山頂0828(11分)~(12分)~駐車場0851(道迷い10分)~(12分)~登山口0913~(6分)~鳥居0919(5分)~(20分)~分岐(尾根)0944~(24分)~車道1008~(7分)~歩道1015~(7分)~分岐1022(2分)~(11分)~車道1035(2分)~(11分)~丸山山頂1048(1時間17分)~(8分)~車道1213~(10分)~分岐1223~(55分)~駐車場1318

全行程 5時間5分

(うち歩行時間 3時間18分)

※標準CTは、3時間15分

歩行距離は8.49キロ。

歩数は12000歩。

最大標高差 406M(554M~960M)

累積標高差 579M


この後帰路につきましたが、秩父の町を抜けるときに左手には城峰山が見え、城峰山の展望がいかに素晴らしいかという話になり、じゃあ皆野から抜けて城峰山回りで帰ろうかということになりました。

今回丸山に登って城峰山の展望がいかに素晴らしいか再確認できました。

丸山からの展望はもちろん素晴らしかったですが、北武蔵随一というなら城峰山じゃないでしょうか?

、、ということで、いきなり城峰山からの展望に切り替わります。

車の中でグダーっとしていたひまを再び引っ張り出して、石間峠から標高差70M登りました。

山名板からすると、真ん中のとんがりが丸山らしいです。

、、とターボと山を眺めていると、ひまがそーっと階段を降りて逃げ出そうとしていました。

逃げ出さないよう、身柄を確保されたひま。

日暮れ前の秩父方面。

雲間から射し込む光で幻想的な奥秩父方面。

先日ひまと訪れた城峰神社を見下ろします。

八ヶ岳方面。

西上州の峰々。

御荷鉾山の左手(写真中央)は手前の山と重なるな稲含山。

ターボにこれらの展望を見せることができて良かったです。

丸山も素晴らしいけど、城峰山はそれの上を行く気がします。

車での行程がなぁ、なかなかにデンジャラスな林道が長いからね。

人気がイマイチなのはそのせいではないかと思います。

さて、城峰山がすごいことをターボに伝えられたので、そろそろ帰りましょうか。

ココちゃん、小さい体で今日は頑張ったね😃

朝の犬の散歩の延長などと言いつつ、城峰山経由での帰宅にしたもんだから、遅くなってしまいました。

ターボの旦那さま、奥さまを長時間連れ出して申し訳ない!

自宅に帰ると、ひまはぐったりし、イビキをかいて爆睡していました。

ご苦労様でした!


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。


来週は姫と姫のうちにホームステイしている留学生(おじさんらしい)をどこかに連れて行く約束です。

はて、どこに行きましょうか。

【群馬、西上州】『稲含山』山頂にて、管理人さんのガイドを楽しみました。さて、どれだけ思い出せるか!?【後編】2019年1月5日(土)

《登山難易度 2》

稲含山山頂から、稲含神社管理人の岩井さんと記念撮影です。


一年ぶりに訪れた稲含山で、岩井さんと再会を果たし、山頂でじつに2時間40分も過ごしました。

そのうち2時間くらいは岩井さんとおしゃべりしていたのではと思います。

山の名前と歴史や伝記を沢山教えて頂きました。

ボイスレコーダーでもセットしたいところでしたが、そんなハイカラなものは持ち合わせていないので、ひたすらメモ、メモ、メモです。

しかし岩井さんは知識が溢れかえっているので、すごいマシンガントークなのです。

私の残したメモはこんな有り様です↓

果たしてこれをまともに読み解いて、岩井さんのお話を思い出せるのだろうか?

自分のすごいスピードで日々消滅している灰色の脳細胞との戦いが始まりますよ。

多分もう70%忘れています。

明日になれば更に忘却の彼方でしょう。

時間がない、急ぎましょう。

記録を残すことを最優先するので、写真は少々ピンぼけでもご容赦ください。

興味を持たれた方は是非ご自分の足で登ってみて❗

登山口からわずか一時間ですから!


ということで、説明は突然、唐突に始まります(笑)

いきなりのピンぼけからスタート(涙)

皆さんご存知荒船山。

その左にあるピークの先に角が生えています(写真でわからないかも)。

これは兜岩です。

ここからはカエルの化石が見つかっているそうな。

かつてここには直径4キロもある淡水湖があったのだそうです。名前は荒船湖。

写真右端に見える、横に薄茶色い筋が入った山は物見岩。

あの右下に神津牧場があります。

こちらは言わずもがなの浅間山ですが、かつては(みんなこの表現ですみません。覚えていられない)標高が約5000Mあり、富士山より高かったのだそうです。

爆発して低くなってしまったのだそう。

現在の標高は2568M。

覚え方は「浅間の鬼はにごろっぱ(256本の歯がある)」です。

鬼は鬼押し出しのこと。

浅間山の右手に見える白い山(低い雲に隠れていますが)は草津白根山です。

今日は雪が降っているねとのこと。

こういう日は決まって風が強いのだそうです。

右にツンと尖った形の山は鼻曲山、右手の美しい三角は浅間隠山ですが、その二つの山の向こうに見える白い山は野反湖畔の山です。

私たちはエビ山に登りましたよね。

有名なのは白砂山です。

厚い雲に覆われた白い山塊は三国連山。

上越国境の山ですね。

今日は吹雪いていそうです。

こちらは榛名山。

榛名山の真ん中で縦に白い筋が入っているのは榛名富士です。

メモには横の山が水沢山で、左に◯◯岩と書いてあるのですが、自分の字が読めない(涙)

榛名山と稲含山の神様は昔ケンカをして犬猿の仲なのだそうです。

湖を取り合い、稲含山にあったサロウガサという苔をやるから湖をよこせという約束になっていて、苔を渡したにも関わらず榛名山は約束を破り湖を渡さなかったのだそうです。

怒ったこちらの神様が石を投げたら「受(うげ)神社」の神様が石を受け取ってしまい榛名山まで届かなかったとの伝説が残っています。

そのため、秋畑の人々は長い間榛名山には決して登らず、遠足などでも行くことはないのだそうです。

神話って面白いですね。

いつか勉強したくなる気がします。

南南東方向にぽこっとなっている丸い山は西御荷鉾山です。

東御荷鉾山は西御荷鉾山に隠れて見えません。

南方向のこの高い山は白髪岩と白髪山です。

白髪岩には原三角測点があり、下仁田町最高峰になります。

白髪岩には明治15年に原三角測点が設置され、群馬県に現存する原三角測点は三ヶ所ある(あと二つがどこって言ってたかなぁ、う~ん、思い出せない)のですが、他の二つは立て直されていて、当時と同じ測点が残っているのは白髪岩のみなのだそうです。

その石が埼玉大学の先生は花こう岩だと発表しているそうなのですが、岩井さんはくぬぎ石(安山岩)だと考えているそうです。

岩井さんは地質学を勉強されているので、そこは譲れないみたい。

あの白髪岩に登れば富士山も見えるとのこと。

要するにあの山があるから稲含山から富士山方面の視界が遮られているのです。

簡単には登れないですよね?と聞くと、「いや、一時間で登れるよ」とのこと。

岩井さんの足でってことだと思うので、私たちならもう少しかかるでしょうが、そんなに簡単に登れるなら今度登ってみたいと思いました。

樹林におおわれているように見えますが、南側だけ木が切り払われ、展望が得られるのだそうです。

今は閉鎖されていますが、4月1日から11月30日までは御荷鉾スーパー林道が開通しているので、結構高い所まで車で行けるみたいです。

こちらは赤久縄山。

地図を見ると、「御荷鉾、両神、金峰、富士見える」とあります。

さっき話に出たスーパー林道が側を通っているみたいですから、いつか登ってみたいですね。

そしてこれは岩井さんはご存知なくて私の予想なのですが、御荷鉾山の向こうにうっすら見えるのは昨日登った城峰山なのではないかと。

向こうから稲含山が見えた位置関係だとそんな感じです。

そうそう、さっき岩井さんが登って来られる前に山座同定していたこちらの三角はやはり瑞牆山でした。

ピンポーン💡正解。

そして左端は金峰山です。

手前の三角は烏帽子岳、そしてその右手にアカヤシオを見るために登った三ツ岩岳があるのですが、向こうの山と被ってよく分かりませんね。

右端にある手前の山は小沢岳。

その左手にある、右手に向け段々に低くなっている4つこぶの山は桧沢岳です。

そして、こちらの中央にある横向きの猫耳は鹿岳(カナダケ)で、その手前にあるのは四ッ又山。

この二つは三ツ岩岳からなら正面に見えるので形がきれいに見えましたよね。

この写真の中央、横に少し筋の入った、「山」の形をしたのが立岩(タツイワ)です。

タツイワの下にある白い筋が斜めに入った丸い山は幕岩です。

地図で調べると九十九谷と書いてありました。

国道254が走っている右上に白く小さく見えるのが有名な「じいとばあ」です。

右手の樹木の上に位置した山(山頂にパラボラアンテナが見える)は大桁山(オオゲタヤマ)と石尊山です。

500Mちょっとの山ですが展望が良く人気があるそう。

地図で調べると関東ふれあいの道に指定されていました。

中央の森は神成山(カンナリヤマ)です。

富岡市立西中学校から高速道路の側まで約2キロの遊歩道が整備され富岡市民人気のハイキングコースなのだそうです。

手前に見える池はおおしお湖(漢字がわからない😖)。

側に群馬サファリパークの観覧車が見えています。

先日の碓氷峠での火事では消防のヘリコプターがこの湖に水を汲みにきていたそうな。

この写真を拡大すると、群馬県庁と高崎の観音様がうっすら写っていました。

写真中央に見える集落は標高600Mある「峰」の集落です。

祖先は平家の落人だと言われています。

ここには横見峠(字が合ってるかな?)という峠道があり、秋畑の人々が下仁田方面に出る最短コースらしいです。

そのため昔から秋畑と下仁田は交流があり、秋畑には下仁田出身のお嫁さんが多いのだそうです。

逆もしかり。

左手山肌が茶色くなっている山は秋山(自分の字が汚すぎて良く読めないので違うかも!?)といい、富岡市、下仁田町、甘楽町の境となっています。

地図で調べると黒内山と書いてありました。

写真中央左手の尾根が何となく稲含山に向けてクネクネと

続いているように見えると思います。

これは古くからある登山道で、登りが4時間かかるのだそうです。

ぬかべ(字がわからない😖)小学校6年の児童が毎年遠足でこのルートを登ってくるのだとか。

もう40年も続いている伝統の行事で親の参加もできるそうです。

子供の頃は辛くてもう二度と嫌だと思ったのに、大人になって親となり、再び子供を連れて登ってくる(茂垣峠からの道ですが)人もいるのだとか。

今年も5月にその遠足があり、岩井さんが案内を頼まれているそうです。

岩井さんに山頂でこれだけの話を聞かせてもらえれば(多くの子供が聞いてないと思うけど(笑))、地元の子供達に郷土愛が生まれないはずがない。

素晴らしい活動だなと思いました。

岩井さんは現在67歳。

小学校6年から稲含山に登り始め、今日で978回を数えるとのこと。

5月の遠足で1000回記念にしたい、してほしいと学校の方からもお願いされているらしく、今年は更に記念の素晴らしい登山になることでしょうね。

因みに稲含山には熊が生息し、山の中に三ヶ所熊穴があるそうです。

山頂から南側に200M下った所にもあり、一度岩井さんが山頂で寛いでいるときに下から登ってきて遭遇してしまったそうです。

そのため危険なので、町と相談して、その方向には立ち入らないようにロープを張ってあります。

断崖絶壁になっているので、滑落すると危険だという意味もあるそうです。

熊は冬眠中なのでは?と聞くと、熊は冬眠しないよとのこと。

冬眠するのは、ゴキブリや蛇やコウモリ。

熊は休んでいるだけだから、物音がすると起き出してくるよとのことでした。

熊穴は登山道脇にはないそうなので、むやみに登山道以外の場所に立ち入らないようにしないとですね。


山頂で2時間近く岩井さんのお話を聞かせてもらいました。

ガイドとしてお願いしたらお給料をお支払しなくてはいけないくらいの長時間、二人だけのための講義でした。

まとめてみましたが、聞き間違いなどあるかもしれません。

ご容赦ください。

稲含山が益々好きになりました。

5月にはアカヤシオ、6月7月にはギンリョウソウも咲くそうです。

雪の日にも、もう少しこの山に慣れたら来てみたいと思います。

1月20日頃からはここも雪が積もり、山頂の山名板も埋まってしまうそうです。

今年の元旦は北アルプスや埼玉スタジアムの屋根も見えたそうです。

いつの日か初日の出を見たり、辺りが雪化粧した頃の日没を見に来るのもありだと教えてもらいました。

岩井さん、ありがとうございました。

お体に気をつけて、これからも沢山の人に稲含山の魅力を伝え続けてください。

また行きます!

次こそ連絡しますね(^o^)/~~


歩行距離は3.98キロ。

すごーく長い時間山頂で過ごしたことがわかりますねぇ(笑)

最大標高差 300M(1070M~1370M)。

累積標高差 325M。


駐車場0755~(6分)~茂垣峠0801~(29分)~展望スポット0830(3分)~(25分)~稲含神社0858(7分)~(5分)~稲含山山頂0910(2時間40分)~(43分)~茂垣峠1233~(6分)~駐車場1239

全行程 4時間44分

(うち歩行時間 1時間54分)

※標準CTは、1時間50分


今日のコースはピストンなので、復路は割愛しました。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

【群馬、西上州】一年ぶりの『稲含山』で神社管理人さんと奇跡的再会。360度パノラマを楽しみ、山の名前と地域の歴史を勉強した最高の一日【前編】2019年1月5日(土)

《登山難易度 2》

稲含山からこんにちは(^-^)


昨日城峰山に登りましたので、二日連続となります。

城峰山からの大展望と、そこから稲含山の頭を見て、またあの大展望を味わいたくなりました。

ターボが約一年遅れでアップしているブログで、つい最近稲含山の圧倒的な眺望を発信していたのを見て思い出したのもあります。

元々は多分ソロハイクだと思っていたので、ひまと榛名山辺りに散歩に行くかなと考えていたのですが、夕方ターボに城峰山から稲含山が見えたことを報告している流れで、「多分行かないと思うけど一応聞いてみる。明日は稲含山行ったりしないよね?」と尋ねると、しばらくして「明日は行けるよ❗」との返事が。

ウヒョッホー🎵

やったね!

じゃあ明日はひまはお留守番でターボと稲含山へ行こう!

約一年前稲含神社の管理人さんに偶然お会いし、山の名前など山頂で沢山教えて頂いたので、次に訪れる時は連絡しますねと約束していたのですが、この計画が決まったのが夜だったので、今さら連絡できないやと思い、ご縁があればまた会えるだろうと思って出掛けました。

朝起きて山の準備をしていると、昨日の朝は「お、散歩にまた連れていってくれるのかい?クンクン」となっていたひまですが、さすがに連日では嫌なのか、ソファーの上で伏せていて、目だけチラッと動かし、すぐに私から目を反らしたように見えた(笑)

大丈夫、今日はひまはお留守番だよ😃

ターボに迎えに来てもらい自宅を出発したのが5時50分頃。

いつものようにコンビニ経由(何となく以前よりいつものお兄さんが優しくなった!)、行きは本庄児玉インターから高速に乗って富岡インターを目指します。

登山口まででここが最後のトイレだったような記憶で(実際はこの先にもまだありました)、秋畑地域交流センターのトイレに立ち寄りました。

このトイレは水洗でとても快適で普通の町のトイレと同じですが、今朝は便座に電気が入っていなくて、冷たっ!ってなりました。

でも冬期閉鎖してなくて良かった~😃

山の近くの街道のトイレはそういう所が多いですもんね。

ありがたいです。

新年のブログから毎回下(しも)の話ばかりしている気がします。

お聞き苦しいですよね、ごめんなさい(涙)

途中の道から目指す稲含山が見えて来ました。

そうそう、あの形。

送電線の鉄塔が近くに立っているのか。

関越道を走っている時にターボと二人、いつも稲含山を探しているのですが、どれなのかよくわからなくて、見つけられずにいます。

今回こそはその形をよく目に焼き付けて帰りたい!

初めて来たとき何気なく真っ直ぐ進んでしまい見落とした稲含山への分岐(標識あり)を右手に入ると、すぐに秋畑那須「ちぃじがきの里」駐車場が現れます。

あ、そうだ、そうだ、ここにもトイレがあったんだったね。

どんなトイレか確認しておこう。

またまたトイレの話になってしまいました。

でも女性にとって、特にユルユルお腹の持ち主には、山のトイレ事情はとても大切な要チェックポイントなのです。

ここのトイレも快適そのもの。

しかもちゃんと温かい便座でした~😃

ウォッシュレットまで完備の最新式。

このトイレが登山口までの最後のトイレになります。

ここから登山口までは車で20分ほど。

辺りの山は陰っているのに、なぜか稲含山にだけ神々しい朝日が当たっていました。

トイレ見学を終え、前回車を停めた神ノ池園地(あ、そう言えばここにもトイレがあった。冬期閉鎖中だったかしら。確認しませんでした(涙))は通り過ぎ、前回管理人さんに教えて頂いた茂垣峠の駐車場まで向かいます。

砂利道を進むと前方に駐車場が見えてしました。

7時36分、駐車場に到着です。

途中コンビニやトイレに立ち寄り写真撮影などしながら来ましたが、それを含めても自宅から1時間45分位で来ることができます。

駐車場からは荒船山が正面に堂々と横たわります。

ほんと、大海原を行くタンカーに見えますね。

周囲の山が高くうねる波頭に見える。

支度を整え、7時55分、出発です。

少し砂利の林道を登ります。

「熊います!注意!」の注意書きが。

管理人さんの手書きですね。

今の時期はきっと冬眠中だよね、と言いながら歩き始めました。

8時1分、茂垣峠に着きました。

駐車場からわずか6分。

前回は神ノ池公園から、この写真左手の道を登って来たので、もう少し時間がかかった記憶があります。

峠からも木立の間に見えていた、赤く立派な鳥居をくぐります。

冬枯れの林の中を登って行きます。

以前はなかった気がするのですが、管理人さんお手製の「前橋気象台観測所跡」の案内です。

私たちは展望を早く楽しみたいので立ち寄らず先を急ぎます。

長い長い階段が現れました。

前回ヘロヘロになりながら登った記憶があります。

今回は多少体力がついてきているので、以前よりは楽に登ることができました。

それでも一気に大量の汗をかき暑くなってきたので、階段途中で一枚服を脱ぎました。

「て」の字の地層。

地質学を勉強されている管理人さんが説明文を設置してくれています。

階段が終わり、少しなだらかになりました。

木洩れ日が心地よい。

これも以前はなかった気がする表示です。

何?何?

木の中に木が通ってる?

ホントだ~😃

不思議ですね~。

中を通っている木はそのうち枯れてしまうのでしょうか。

そんなところを通ってしまってお気の毒(涙)

太いミズナラには敵わないよ。

岩っぽい所もありつつ、

8時30分、尾根の展望地に到着です。

ここまで茂垣峠から約30分でした。

おおおおお、今日も視界がクリアーだ~😃

北から北西方向の展望が開けています。

特徴的な形の荒船山。

前回はその向こうに北アルプスが見えていたのですが、今日は見えませんね。

冠雪した浅間山。

この冬も何度も行きたいと思っています。

手前に妙義山、その向こうに鼻曲山と浅間隠山。

下仁田、富岡の町並みと榛名山。

一年前はここで展望を楽しんでいるところへ、管理人さんが登って来られ、「山頂行ったらもっとすごい展望だよ~。上で山の名前を教えてあげるよ~」と言いながら通り過ぎられたので、慌てて後を追ったのでした。

さあ、大展望が待っています。

先を急ぎましょう。

鎖場もあります。

左手は崖なので、少し注意が必要です。

アセビロード。

春のシーズンに訪れても楽しそうです。

痩せ尾根の鞍部を通過し、

ここからは寒々しい北側斜面を登ります。

前回はこの辺りに冷気が漂っていた記憶がありますが、今日はそこまで寒く感じません。

山頂まで0.25キロの標識。

そしてここにも「熊います!注意!」の手書き案内。

しかも新しそうですよね。

熊さん冬眠中じゃないの?

これだけ連呼されると少し不安になりますね。

覚えてる、覚えてる、この斜めになったフェンス。

ここまで来ると山頂(手前の神社)まであとわずかな気がします。

前回はこの辺り、少し凍結していたような記憶がありますが、今回は乾いていて歩きやすい。

やはり今年は温かいのですね。

とはいえ、少し雪があったので、結晶が見えるかと虫眼鏡で観察中。

この辺りで下山して来られた方たちと少し会話しました。

神社は風が強く寒いけど、山頂は嘘みたいに暖かいのだそうです。

「素晴らしい展望だよ。ありがとう。(私たちを指して)日頃の行いがいいからだね!」と言われました。

ん?どういうこと?

私たちのお陰でいいお天気なの?

良く意味がわからなかったのですが、とにかく大展望を楽しんでご機嫌なご様子でした。

そういう時は回りの全てに感謝したくなる気持ちになるのでしょうね、、という解釈であってるのかな?(笑)

大展望ですよ!

しかも山頂は暖かいらしい。

キャッホ~🎵

8時58分、稲含神社に到着です。

展望スポットから25分でした。

冷たい強風の中、ターボも私も息子の合格祈願です。

農耕の神様ですから、学問に通じているか、、昨日も同じような心配をしていたな(笑)

でも知識の種を植えて、志望大学入学で花開き、新しい道を歩み始めるっていう意味では、農耕に似ている(無理やり)。

なので、よろしくお願いします🙇⤵️

今日はまだ会えぬ管理人さんにお手紙を書き残します。

「一年前に来たものです。その節は大変お世話になりました。連絡できず申し訳ありません。、、云々かんぬん」

後で読んでくれるかな?

前回来たときは気がつかなかったのですが、神社にはトイレがありました!

使えるかどうか中を覗いてみると、簡素なポットントイレですが、ちゃんとペーパーもあり、きれいに掃除されて清潔です。

これも管理人さんが掃除されているのでしょうね。

あー、感謝しかない。

駐車場に着いてから車を降りる時に、少しだけお腹が痛い気がしたのですが、ここに気持ち良く使えるトイレがあるとわかっただけで心が軽くなり、すごい安心感です。

お腹の痛みが消えた気がしました。

管理人さん、ありがとうございます(ToT)

では安心して山頂に向かいましょう。

一段一段の段差が大きい岩の階段を登ります。

神社からわずか5分ほどで稲含山山頂に到着です!

時刻は9時10分。

さっき神社の手前で下山されるグループとすれ違ったので、山頂には誰もいませんでした。

天空の城、独り占め!

そして、神社ではあんなに強く吹いていた風がピタリと止んで、日の光を浴びて山頂は暖かい空気で包まれているようです。

ではではぐる~っと回ってみましょうね!

私の説明など不要ですね。

正真正銘の大、大、大展望!

これぞ稲含山!

すごいなぁ~⤴️⤴️

昨日城峰山で稲含山並の展望と書きましたが、訂正してお詫び申し上げます。

稲含山に張り合おうなんざぁおこがましい。

完全に参りました!

そりゃもちろんアルプスなどに行けばもっともっとすごい景色が見られるであろうことは百も承知しておりますが、登山口からわずか1時間歩いてのこの大展望。

いやはや、素晴らしい!

秩父方面こそ白髪岩などの山に遮られて見えませんが、金峰山、瑞牆山から八ヶ岳、北アルプス(今日は見えなかったけど!)、浅間山、谷川連峰(今日は雲の中だったけど!)、榛名山、赤城山、男体山と日光連山、そして筑波山や関東平野まで、ぐるーっと見渡せる最高の展望地です。

大好き❗

記念撮影をしてから、しばらく眺めを堪能し、今日は暖かいので、山頂ご飯にすることにしました。

今日は初めて山で料理めいたことをしてみました。

主婦はいつも家で料理をしているので、山に来てまで面倒な料理をしたくないとおもっていて(まあ山用のフライパンや鍋を持っていないというのもありますが)、いつもカップ麺やおにぎり、サラダなどを食べていたのですが、たまには違うものも食べてみたいかなと。

でも簡単でないと嫌だ!ということで、思い付いたのが、コンビニで売っている乾燥おじや(湯を入れて戻す)におにぎりを加えてグツグツしたら、温かい雑炊ができるんじゃない?

三分間クッキングならぬ、30秒クッキングです。

時短サイコー❗

それで完成したのがこれ。

舌が火傷するほどのアッツアツで、すごく美味しい。

おにぎりを二つも入れたので一人につきたっぷり三杯分出来上がりました。

ちょっと多すぎた。

次回はおにぎりを二人でひとつにしよう。

そしてデザートは、牛奥ノ雁ヶ腹摺山でお湯をこぼして作れなくなった、大福で作るおしるこです。

これまたなかなかの美味。

少し水の量が多かったかなってくらい。

あー、満足、満足。

コーヒーも飲んでお腹がくちたので、そろそろ山座同定でも始めますかね、と地図を広げて、まずは左から、

ぼやけていますが(涙)、「あの三角の山はなにかね?」

方位磁石を持ち出し、

「方角から言ってあれは瑞牆山なんじゃないかな?ってことは左端のは金峰山?」などと話していると、背中に大きな声で「こんにちは~!」と。

誰かが登ってきました。

挨拶しながら振り返ると、、

なんと、なんと、管理人さん!

ええええええ~⤴️⤴️

今日も会えた~~🎵

二日に一回登っておられると記憶していたので、1/2の確率かと思っていましたが、聞くところによると、一週間に一回なんだそうですよ。

私たち、すごくないですか?

以前三ツ岩岳に登った時にお会いした方は、稲含山にもう二回登っているけど、まだお会いしたことがないのだと言ってましたよ。

なのに私たち2/2、打率100%!

いつもより登り始めるのが遅くなったのだそうです。

色々な幸運が重なりました。

登って来るとき下山途中の人から「上に女性二人がいるよ~」と聞いて来たそうです。

神社のノートに残した私のメッセージも読んで下さったようで、急いで登って来てくださったのです。

あー、嬉しい(ToT)

なんてラッキーなのだろう。

そして何よりご縁があったのだなと思いました。

この後、た~くさんの山の名前と地域の歴史や伝記を教えて頂くことになりました。

今回は聞き逃さないように、しっかりメモしましたよ!

なので、そのメモを見ながら【後編】でまとめたいと思います。

長くなりすぎるので、この辺で投稿したいと思います。

【後編】へ続く、、、