【群馬、嬬恋村】マルちゃんと、鋸岳・バカ尾根ルートを歩く。2023年7月16日(日)
鋸岳から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ブログ発信が大変遅れて申し訳ありません💦
なんと、1ヶ月前の山行の様子をお届けします。
この週末は三連休。
月曜日(海の日)にターボと谷川岳に登る予定にしていたので、土日のどちらかでもうひとつ山に行きたいと考えていました。
ハガレーナは娘さんの結婚式があって、参加できないので、先月一緒に鬼ケ面山を歩いたマルちゃんを誘ってみると、土日どちらでも🆗とお返事いただきました。
ヤッターー✌️
日曜日だと連チャンになるので、できれば土曜日にと思っていましたが、土曜日のお天気がいまいちだったので、晴れ確率の高い日曜日に出かけることに。
行き先は、この数日前にいっけんさんが訪れていた浅間外輪山の鋸岳です。
いつも浅間外輪山には、車坂峠から登っていますが、今回は反対側の登山口・嬬恋村のシャクナゲ公園からバカ尾根を歩くコースにしようと思います。
以前ターボと初めて鋸岳まで歩いた際に上から嬬恋村方面へのびるガレガレの斜面を見て、こんなところ登れないよね?と思い地図を見ると「バカ尾根」と表示されていたので、「こんなところを歩く奴はバカってことなんかね?」と話した例の場所です。
バリルートであることはそうなのですが、いっけんさんのレポを見ると、案外歩きやすそうですし、ちゃんとピンクテープなどで目印もあるようです。
以前から興味のあった鋸岳バカ尾根へ、いざゆかん!
日月と連チャン登山となるため、なるべく早く下山完了したいと思い、土曜日の昼間しっかり睡眠をとって、自宅を夜中の1時半に出発しました。
嬬恋村にある浅間高原シャクナゲ園に着いたのは3時45分頃でした。
まだ辺りは真っ暗!!
早く出すぎた(笑)
シャクナゲ園の広い駐車場には簡易トイレ(とても清潔でした)がありました。
トイレを済ませ、しばらく車の中で待機し、足元が見えるようになってから出発しました。
《登山難易度 4》
歩き出しは4時13分でした。
なんとかヘッドランプをつけなくても歩ける明るさです。
途中マルちゃんが「もしかして、車のカギを掛け忘れたかも!?」と言って駐車場まで往復ダッシュしてました😅
結果、ほんとにカギ閉め忘れてたらしい。
気がついて良かった!
、、、と言っても、結局最後まで駐車場に誰も訪れることはなかったのですが(笑)
広大なシャクナゲ園のシャクナゲは既に花が散った後でした。
シャクナゲ園の端の道を山の方へ入っていきます。
足元は苔のじゅうたん。
それにしても、見えている山の数がすごい!
四阿山から右にターンして、、
有名な山がわんさか出てきます。
百名山と二百名山だけでも、、
四阿山、草津白根山、苗場山、白砂山、仙ノ倉山、平ヶ岳、会津駒ヶ岳、燧ケ岳、武尊山、日光白根山、女峰山、男体山、皇海山、袈裟丸山、、
いやぁ、すごい眺めだ🎵
朝日が昇り始めました。
明るくなってからの展望も楽しみです。
カラマツと笹の中をクネクネと登って行きます。
標高をあげるにつれ、咲き残ったシャクナゲが見られるようになりました。
5時24分、一旦森を抜け、尾根に出ました。
ガレた尾根には沢山のコマクサがありました。
もう終わりかけだけど。
そして、振り返ると山頂に少し雲をかぶった四阿山が見えました。
コマクサ群生地の端にあるロープをまたいで、山道に入って行きます。
再び森を抜けるとガレ場があり、ここにもやっぱりコマクサ。
そして、振り返ると嬬恋村の美しい景色が目に飛び込んできます。
なんて、清々しいのだろう。
更に標高をあげていくと、どんどん広がる視界。
見える山の数が増えていきました。
一番大きく目立つのは日本百名山の四阿山、そこから、土鍋山、草津白根山、白砂山と続きます。
ズームすると、シャクナゲ園全景と駐車場、そこにポツンと一台マルちゃんの車が見えました。
まだだ~れも来ないみたい。
「まぁ、まだ6時前だもんね」と言ってマルちゃんと笑いました(笑)
浅間山が近くなってきました!
鬼押出しが目線の高さに。
下の写真の正面に見えるのが、目指す鋸岳です。
ガレガレで歩きにくくて、迷いやすい尾根なのだと思っていましたが、案外人が訪れるのか、しっかり踏み跡があり、迷いそうな場所には必ずピンテがあって、とても歩きやすかったです。
途中あったケルンにて、マルちゃんと私、それぞれ撮りっこしました。
マルちゃんの腕の先にあるのが鋸岳です。
あれ?ちょっと不穏な雲が出てきましたよ。
湯ノ平側からどんどん雲が流れてきているようです。
シャクナゲがあちこちにきれいに咲いていました。
森林限界を越えると、ピンテからペンキに目印が変わります。
振り返ると大展望、前を見るとガスガス~😆
6時51分、鋸岳(2254M)に到着しました。
出発から約2時間38分でした。
途中マルちゃんの駐車場往復もあったので、それを除けば2時間半ってところかな?
それにしても、ガスガスだ~、残念!!!
山頂には鋸岳の新しい標識がありましたよ。
手作り感満載!
ノコギリの形になってる😁
かなり強い風が吹いていて、汗冷えして寒い((⛄))
途中少しだけガスが吹き飛ぶ瞬間があり、ジェイバンドを見ることができました。
でも浅間山と湯ノ平はガスの中(涙)
仙人ケ岳までを予定していましたが、何も見えないのはつまらないので、ここまでとして下山することにしました。
山頂滞在、わずか10分ほど(笑)
下山途中、雲が切れて浅間山が、再び顔を出しました。
、、というか、今も鋸岳からだとガスで見えていないのかも??
ガレ場は登りでは一歩進んで半歩下がってといった感じで若干歩きづらかったので、ここ下りは苦労するかも!?と思っていましたが、案外平気!
小石の層が深すぎて、雪道下りみたく、ザーザーとかかとで滑るように楽に下ることができました。
この大展望ですから、下山も楽しい😍
いつもより、浅間山(湯釜)から立ち上る蒸気が多い気がする。
活動が活発になっているのでしょうか?
マルちゃんが「今噴火してくれないかな?😁」と言ってたけど、やだ、やだ、やだ、やだ、それだけはやめて~😆
ガレ場から森に入っても楽しい道です。
シャクナゲがあちこちにあって、シャクナゲシーズンなら更に楽しく歩けそう。
コマクサ尾根(勝手に命名)から再び森に入っていきます。
カラマツとシャクナゲだらけ(ほんとにだらけです!すごい数のシャクナゲが森を覆い尽くしています!)の森をルンルン下る。
シャクナゲ園展望台まで下ってきました。
夜明け頃見えたシルエットの山並みが青く輝いています。
ここは見ごたえあり!
山に登らない人でもシャクナゲ園のここまで来れば、素晴らしい展望が待っています。
シャクナゲは終わってしまったけど、これだけ素晴らしい展望なのに、人っ子一人いないのが不思議過ぎる!
観光で訪れてもとてもいい所だと思いました。
お店はないけどね😅
トイレがあればそれでよし!
9時7分下山完了!!
最後まで駐車場にはマルちゃんの車だけでした。
結局誰にも会わなかったです。
シャクナゲ園の略歴がありました。
地元の皆さんの努力の賜物なんですね。
シャクナゲはもとより標高1600Mからの眺めを楽しんでもらいたいと書いてあります。
ほんと、それ!!
こんないいお天気の日に、ハイキングに出かけないのは勿体無いよ!
みんな三連休にどこいっちゃったの~?
キャベツ畑の中を車で来るのに、道迷いしやすい、なかなかたどり着けないとレポで良く目にしますが、今回Google Mapでしっかり連れてきてもらえましたよ。
山を眺めたくなった時は、この浅間高原シャクナゲ園を思い出してね☺️
今回のバカ尾根は、思いの外登りやすく、しかも大展望で、風が気持ち良く、マルちゃんも私もすっかり気に入りました。
車坂峠からのルートより標高差はありますが、それをマイナスしても余りある魅力満載です。
マルちゃんが次はシャクナゲ園~鋸岳~黒斑山~トーミの頭~草すべり~湯ノ平~ジェイバンド~鋸岳~シャクナゲ園という周回コースで歩いてみようかなと言ってました。
最初に聞いたとき、まじ!?めっちゃすごい標高差になりそう!!と思いましたが、トーミの頭までの登りがバカ尾根に代わるだけなので(いや、それが大きな違いで侮れないのだけど)、まぁ、まぁ、なんとかお気楽でも歩けるかもしれません。
YAMAPレポをあげると、ウサ亀さんから「僕らもまぜて~⤴️」とコメントいただきました。
秋のカラマツが黄色に染まる頃(ゴールドラッシュと呼ぶ)、みんなで歩いてみようと思います。
帰りに車から撮影した、キャベツ畑越しの浅間山と鋸岳バカ尾根、、浅間ハイウェイからの浅間山です。
最高の半日(?)でした😊
マルちゃん、唐松岳ソロの予定だったのに、私に付き合ってくれて、ありがとう😆💕✨
また、お気楽と一緒に遠出しようね🎵
さあ、明日はターボと谷川岳だ!
早く帰って昼寝しましょう(笑)
いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。
*️⃣ブログ書くのが遅れて、8月の家族旅行の後のアップになってま~す💦💦
時系列が乱れて気持ち悪い(A型)けど、許してちょんまげm(__)m*️⃣