【福島、猪苗代】初めての磐梯山は文句無しの青空!2023年10月14日(土)
磐梯山山頂から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
関東地方がお天気イマイチな週末、晴れを求めて東北まで足をのばしちゃう??
東北といえば、2年前、私が足の手術をして、リハビリ中に、裏磐梯の五色沼を散策するために訪れたことはありますが、山に登ったことはありません。
お気楽、ついに、東北上陸!!
目指すはピーカン晴れ予報の「磐梯山」です。
今回はマルちゃんとハガレーナと一緒に秋の磐梯山を満喫したいと思います。
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(鳥瞰図で楽しむ日本百名山より)
《湖沼に囲まれてそびえる「天にかかる磐の梯子」》
磐梯山は福島県のほぼ中央にそびえる独立峰の火山である。
磐梯山を主峰に、赤埴山、櫛ヶ峰の三峰からなる。
かつては主峰と櫛ヶ峰の間に小磐梯山とよばれた山があったが、1888年(明治21年)に大爆発で吹き飛んでしまった。
このときの爆発による泥流で、桧原湖、小野子川湖、五色沼などの湖沼群が生まれ、裏磐梯の地形を一変させた。
北側斜面は噴火の跡が生々しく、荒々しい。
これとは対照的に南側は会津富士という別名どおりの秀麗な姿を見せている。
(中略)
磐梯山の頂上には小さな祠があり、展望も申し分ない。
眼下に裏磐梯の湖沼群、猪苗代湖が見え、飯豊連峰や吾妻連峰、安達太良山が見渡せる。
私たちが今日歩くのは、いくつかある磐梯山ルートのうち、一番楽勝の八方台登山口からのピストンルートです。
八方台登山口ですでに標高1190M。
(上の鳥瞰図の右端にのってます)
磐梯山山頂は1819Mですから、単純標高差は629Mです。
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自宅を3時に出発し(マルちゃんは2時!!)、関越・北関東・東北と高速道路をひた走り、やってきました、福島県。
日の出だー。
晴れてるよ~😁
里がピンク色に染まってました。
朝霧の中に浮かぶ建物や風車。
来たぜ、東北!!
登るぜ、磐梯山!!
晴れてるよーーーっ!
ひゃっほーーーーーーっ!!!
(テンション高め)
《登山難易度 4》
朝6時時点で、第一駐車場は満車、7割ほど埋まっていた第二駐車場に車を停めました。
第二駐車場も満車だった場合、登山口を行きすぎて、少し下ったこがね平に停めるようです。
この熊の看板は怖すぎる。
もはやヒグマかグリズリーだよ、こりゃ(笑)
なんて歩きやすいなだらかな道。
木のトンネルになっていて、とても気持ちいいです。
しばらく平らな道が続きます。
この祠は犬の顔に見えませか??
苔がいい感じです。
中ノ湯跡につきました。
真っ青な空に紅葉が映えます。
奥の三角が磐梯山山頂みたい。
昔はここに宿泊できたのでしょうか?
湯治場だったのかな??
古い建物が朽ちていくままに放置されていました。
温泉かと思って池を触ってみたら冷たかったです。
温泉成分で(?)葉っぱが灰色にコーティングされてました。
青紫が美しいリンドウと、鮮やかな紅葉。
今は日陰になっているので、下山時にはもっときれいかも!?
裏磐梯からのルートとの分岐を通過します。
ここまで八方台からなら1.2kmですが、裏磐梯からだと4.6kmもあるんですね。
ちょっと長めのコース。
でも湖沼群を見ながらなら楽しく登ってこれるかも??
いつか歩いてみたいです。
ブナの森が美しくて、坂道が苦になりません。
楽しい!
途中裏磐梯方面を見渡せる箇所が何回か現れました。
見えているのは桧原湖。
1550Mピークを巻いていきます。
この辺り、まっ黄色の世界だったのですよ、、
写真だとうまく残せなかったけど(涙)
見上げれば、オレンジも加わって、とても美しいです。
隣の尾根のポツポツも可愛い。
お花畑と弘法清水の分岐に着きました。
左に行くとお花畑なんですね。
磐梯山は高山植物の宝庫で、初夏から夏にかけて多彩な花が咲き乱れるのだそうです。
紅紫のバンダイクワガタは磐梯山の固有種なんだとか。
初夏にも是非訪れてみたいです。
とりあえず、登りは右手に進んで、下山時にそのお花畑を歩いて来ようと思います。
今は花はないと思うけど。
山頂が見えそうで見えないじらしプレー(笑)
青空の下、ここもゴールドラッシュだーーっ!
弘法清水に到着しました。
鐘をならそうと苦心するマルちゃん。
この清水を飲んだのはやっぱり私のみ(笑)
家の浄水器の水を捨てて、山の水をペットボトルにいっぱいにしました。
山の水、大好き!!
前にも書いたけど、私は幼少期、水道はなくて、島根の山の水で育ちましたから、私の血液は山の水でできていると言っても過言ではない😁
弘法清水小屋(売店)の前は広々としていて、大展望です。
多くの登山者が休憩中でした。
小屋前からの展望。
すんばらしいよ!!
(上)正面に見えているのは西吾妻山。
(下)右手に櫛ヶ峰(1636M)。
今立っている辺りにかつては小磐梯山があったってことですよね?
1888年の大爆発で吹き飛んで、裏磐梯湖沼群になったとのこと。
私たちはその爆裂火口の端に立っています。
(上)さらに右に目を転じると、桧原湖。
(下)振り返れば磐梯山山頂です。
櫛ヶ峰を背景に三人で記念撮影。
右からハガレーナ、マルちゃん、私です。
さあ、山頂を目指しましょう。
急な登りでどんどん標高を上げるにつれ、ぐんぐん広がる展望。
足元の紅葉の美しいことといったらもう!
ここで、驚きの出会いが!!
下山してきた方とスライドする時、「あ、お気楽隊だ!」と声をかけられたのです。
ハガレーナが「え?え?なんでわかったんですか?」と言うと「お気楽隊は有名ですよ」と。
ええぇ、まじで!?
と思っていると、「ウサ亀さんと一緒に山に登ってますよね?」と言われました。
あー、ウサ亀さんのおともだち!?
「どちら様ですか?」と聞くと「桔梗です」
あーーーっ!桔梗さん!!
「フルーツ大福の人だ!!」となりました(笑)
桔梗さんはウサ亀さんのレポで見る時、必ず(ではないかも)デザートに高級フルーツ大福を差し入れしてくれる太っ腹な御仁として、お気楽の中で認識されております。
フルーツ大福とはちょっとイメージが違いましたが、笑顔が素敵な逞しい男性でした。
またお会いできたら嬉しいです!
声をかけていただき、ありがとうございました。
帰宅途中ウサ亀さんに↑の下の写真を送って「誰でしょーか??」と言ったら、すぐに「桔梗さんかなぁ?その後ろ姿は、、」と返ってきました。
実はお気楽が報告する前に桔梗さんから「お気楽隊にあったよー」と連絡入ってたらしく、、
「亀が架け橋になったんですね。亀橋。」とターボ並みのダジャレを返されました😒
桔梗さんと別れた後も急登が続きます。
登山道も狭く、今日一番のゼェゼェエリア。
でも振り返れば大展望だし、斜面の紅葉はきれいだし、爆裂火口のような荒々しい景色もあったりして、退屈することなく登れます。
ほんとに楽しい山だ、磐梯山は!
(上)名もなき岩のてっぺんに佇む鷹?鷲?いやいや、カラスでした(笑)
あそこからの眺め、素晴らしいんだろうな、、
(下)スキー場の奥に見えている、まるで浅間連峰の「池の平」みたいな場所は、雄国沼でした。
あそこのキスゲは圧巻みたいなんですよね。
いつか行ってみたい。
そして、山頂到着!!
目の前に猪苗代湖ドーーーン!
素晴らしい眺めです。
雲に遮られることもなく、猪苗代湖の全景を見渡せました。
すんばらしい!!
(上)会津若松市方面。
(下)裏磐梯方面。
この磐梯山は百名山の中でも屈指の大展望を誇る山なのだそうです。
南方向には、燧ケ岳や、男体山、日光白根山、那須岳などの栃木の山、
西方向には、浅草岳、守門岳などの新潟の山、
北方向には、飯豊連峰、西吾妻山、安達太良山、、、と、、
いずれも名の知れた名峰、百名山、二百名山を360度大パノラマで見渡せます。
本当に素晴らしかったです。
山頂の岩場に座ってお昼ご飯を食べ、下山することに。
とにかく空が青い!!
足元は錦繍、、正に錦のジュータン。
山頂から弘法清水までは登山道が狭いので、登ってくる方に度々道を譲りながら下山しました。
途中足がつって歩けなくなっていた女性に、つり止めの薬をお渡ししました。
このつり止め、町医者で処方してもらっているのですが、自分が飲むことは希で、ほぼ人を助けるのに使ってる気がする😅
お気楽は、つり止めの他にも痛み止やアミノバイタルなど、誰かが体調を崩した時にすぐに出せるようウエストポーチや胸ポケットに忍ばせています。
水も必ず必要と思う量+500mlを持っていて、水が足りない人がいたら分けられるようにもしています。
そのお陰で、谷川岳でも、足がつって立ち往生していた男性に薬と水を差し上げることができました。
これは、お気楽のこだわりであり、ちょっと誇らしいところ(エッヘン😆)
山での体調不良はなるべく助け合って乗り越えたいですものね。
自慢話(?)はさておき、弘法清水小屋を通過しました。
(小屋ではお気楽イツメン三人、お揃いの手拭いを購入しました)
帰りはお花畑ルートを使います。
(上)櫛ヶ峰と剣ヶ峯の間を人が歩いています。
多分裏磐梯からのルートなのではないかな??
いつか歩いてみたいです。
(下)安達太良山です。
あそこにあるのは「ほんとうの空」ですが、ここ磐梯山の空も繋がっている本物の空だよ。
文句無しのブルー!!!
お花畑を歩いています。
今はお花はないけれど。
振り向けば錦繍の磐梯山。
剣ヶ峯の奥は西吾妻山。
磐梯山を背景に。
剣ヶ峯と櫛ヶ峰を背景に。
ツツジの小道をいきます。
こういう道が大好きです。
楽しいね~。
(上)小磐梯山が吹き飛んだ方面を崖の上から見たところです。
(下)銅沼。
裏磐梯からのルートならあそこを通るみたいなので、いつか歩いてみたいです。
下山時も黄色い森歩き。
崩れ行く尾根と、裾野からひろがる錦の衣。
こちらは、200とも300とも言われる湖沼群の中のひとつ、、名もなき沼。
側に近づくことはできません。
ここの紅葉は本当にきれいで見惚れました。
太陽の光で、紅葉が輝いていました。
中ノ湯跡まで戻ってきました。
こうやって見ると、山頂まで結構あるみたいに見えますが、歩きやすくて、とてもいい登山ルートでした。
色とりどりで素晴らしい紅葉でした。
最後はスキップもできちゃうくらいなだらかな道をご機嫌に下りました。
ゴーーール!!
あれ?マルちゃん、熊になっちゃった!??🤣
お気楽としては初めての東北の山「磐梯山」は、百名山の名に恥じない、素晴らしい山でした。
登山道もよく整備されていて、とても歩きやすかったです。
山頂からの眺めはガイドブックにあったように、百名山の中でも10本の指に入るんじゃないでしょうか?
ま、まだお気楽としては20くらいしか登ってませんけどね、、百名山(笑)
↑↑↑ 動画にまとめてあるので、よかったらご覧ください。
帰りの車中から、ちょっと絵はがきみたいな写真が撮れました、
黄色い田んぼと美しい形の磐梯山、、そして青いトラックがいい味出してませんか??(笑)
立ちよった道の駅にあったジオラマ写真です。
磐梯山界隈の美しさは、他のエリアとは段違いのクオリティだと思います。
本当に素晴らしい観光資源。
何度も訪れたくなる美しい故郷でした。
いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。