50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、妙義】妙義山中間道を子供達と歩く《前編》2020年3月21日(土)

妙義山中間道、第4石門からこんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます😊


《登山難易度5》


今回は過去に二回訪れている妙義山中間道を歩いて来ました。

長女ナツが山に行きたいというので、長男ケイを誘うと土曜日なら行けるとのことで、それなら子供達が喜びそうなスリルとインスタ映えするスポットにしようと思った次第です。

ターボも付き合ってくれるとのことで、4人で出掛けることになりました。

朝7時半に妙義神社の近くにある道の駅「妙義」の登山者用駐車場に集合です。

今回はナツ、遅刻せずに来れました!

この妙義中間道では過去二回、いずれも長い長い車道歩きを余儀なくされた苦い経験から、今回はナツにも車を出してもらい、登山口と下山口に車を置いて、最後車道を車でブイッと移動したいと思います。

今日歩く予定のコースです⏫

石門群登山口(1)から入り、石門群巡りをしたら中間道を歩き東屋(6)でお昼休憩をし、第二展望台(8)、第一展望台と巡り、妙義神社(12)へ下ります。

初めてやってきた中の岳駐車場にターボの車を停め、8時2分に歩き始めました。

初見の中の嶽神社に立ち寄ろうと思います。

いきなり妙な写真で失礼💦

神社の方に道を渡りたくてもガードレールの切れ間が無かったので、跨いで渡ることに。

ナツと私の足の長さ比べなり😅

思ってたほど違わなくて、身長が10センチ以上違うのに足の長さが変わらないとはこれいかに!?と言うと、ナツは「パンツがたるんでいるからだよ!」とジャージをずりあげていました😁

朝日に照らされて艶々と光る赤い鳥居をくぐり中ノ嶽神社参道を歩きます。

すると、面白い狛犬が出迎えてくれました。

左足をチビ狛犬の頭に載せている😆

なので、、

真似してみました😁

うちの近くのお寺でも見る金色の大黒天とその後ろにそびえる巨大な岩が目をひきます。

そこに行く前に、、

顔はめがあるとやりたがる、丸顔の二人。

紛れもない親子です😅

顔はめの時くらいしか役に立たない丸顔に産んですまぬ😢

この大黒さま、日本一の大きさなのだそうです。

高さ20メートル!

なんとも愛嬌のあるお顔ですね。

アニメかゲームのキャラクターみたいです。

何がそう思わせるのかと思ったら、ははぁ~、右手に小槌ではなく剣を持っているからなのか。

ボタンを押したらピコンッと飛び上がりそうな雰囲気です。

この大黒さまを見ると多分みんな笑顔になりますね。

福は笑顔が招く!

、、なるほどそういうことですね😄

そんな大黒さまの側に神々しい木の鳥居が現れました。

狭くてでこぼこしていて、斜めに傾いてもいる、歴史を刻んだ石の階段を登ります。

巨大な岩に張り付くように建てられた簡素な神社です。

二礼二拍手一拝。

ただひたすらに敬意を表す。

子供達は何か必死にお願い事をしてました。

いや決意表明していたのかもしれませんね。

この神社の裏手からも中ノ嶽を経て中間道に行けますが、今回は子供達に「カニの横ばい」や「たてばり」「つるべさがり」など体験させたいので、一旦下ります。

8時28分、登山口までやってきました。

石門群登山口から入山です。

最初の関門、「カニのこてしらべ」。

ターボと私は巻き道を行きました。

最初の一歩が足が届かない(届きにくい)んですよね。

二人は何の苦労もなく登っちゃった😁

石門を通らずに第四石門広場まで行くこともできますが、私たちは第一石門方面へ行きます。

「これか!?でかっ!」と言っている子供達。

私たちも初めて見たときは度肝を抜かれました。

いや、何度見ても大きいですよね。

しかもこれがかつて柴垣はるさんという個人の持ち物だったということに驚かされます。

第二石門が見えてきました。

段差の大きな石の道をゼーゼー言いながら登るターボと私。

子供達はずっと先を歩いています。

「カニの横ばい」を行く二人。

ナツなどこの直前携帯で電話しながら歩いていたので、下から「電話なんてしないで!岩場を甘くみちゃダメだよ!」と叱ったところです😅

確かに足場があるけど、万が一足を滑らせたら大怪我しますから。

ターボと私も後から追います。

まずは「カニの横ばい」。

そして、「たてばり」。

ここがターボと私には一番の難所です。

足をどこに置けばよいのかわからず苦労します。

両側の岩壁に足を広げて突っ張るとか、絶対無理💦

少しの出っ張りや、釘などに靴を引っかけて、よいしょよいしょと何とか登りました。

先を行く女性が苦労していて「すみません!すみません!」とずっと言っています。

「大丈夫ですよ。ゆっくりで大丈夫です。私たちもゆっくりですから」と優しく励ますターボ。

ここは混んでるとお気楽隊には無理です。

焦るとろくな結果にならない。

朝早くやって来て良かったです。

私たちの後ろにハイカーがいない安心感😊

第二石門を通過します。

ここから「つるべさがり」です。

先を行く女性が苦労しているので、狭い第二石門で小休止。

これから向かう第四石門などの奇岩群が見えます。

鎖があいたので、ターボが下り始めました。

子供達は下でおしゃべりしながら見ています。

今回は何故か前回より苦労しました。

前を行く女性の恐怖感が伝染したのかもしれません。

少し怖かったです。

なので、より慎重に、慎重に。

さて、お次は「片手さがり」です。

名前が怖いよぅ。

短いですが、ここも垂直の鎖場。

その後は更に段差の大きな石の階段をゼーゼーハァハァしながら、登りました。

ストックをしまっているので、より疲れます💦

第四石門広場に到着しました。

時刻は9時12分でした。

登山口から44分かけて、標高差110Mほど登って来ました。

子供達だけなら30分程で来れちゃうのだと思います。

ここから子供達は大砲岩などの奇岩群にチャレンジします。

今回はターボと私は第四石門広場で二人を下から撮影するカメラマンに😄

「写真撮っておかないと母上に叱られる!」と言いながら、色々写真に納めたらしい。

良くわかっているうちの子供達。

前回私がこの鎖場でずり落ちて太ももにしばらく消えない青アザを作った場所です。

ここを下ってから奇岩登りチャレンジが始まります。

「胎内くぐり」「天狗のひょうてい」「大砲岩」の三つの奇岩へ行く要の場所まで登る垂直壁。

ナツが大股でドンドン登っています。

後からケイも合流。

その頃私たちは第四石門の側で辺りの奇岩を撮影中。

見えているのは第一石門と第二石門です。

大砲岩へ向かうケイ。

ナツは天狗のひょうていへ向かいました。

下から見ていると、「おっ、現れた!」と思ったらあっという間に大砲岩の上に立っていました。

早っ!

私たちが釘に足をかけても自らの体を持ち上げることができず(あのハガレーナでさえ諦めた)、相方にお尻を押し上げてもらう形でようやく乗った大砲岩にものの数秒、いや1秒もかからず登ってしまったよ。

すげぇな。

若いって素晴らしい。

大砲岩の先に腹這いになって下を覗くケイを天狗のひょうていからナツが撮影。

大砲岩からの眺めです。

ゆらぎ岩には仙人しか行けないそうです。

名もなき巨大な岩が乱立しています。

金洞山とバラ尾根。

その奥に白雲山。

こちらは金洞山です。

あんな所を歩く人がいるとか信じられないですよね。

どんな身体能力なんだろうと思う。

おっ、陰が2つに!

ナツが到着したようです。

うへ~、ナツは大砲岩の先端に座って足を前におろしてますよ!

あんな子に誰が育てたんだ!?

そんな彼らが撮った大砲岩からの絶景です。

この高度感。

上州の峰々の折り重なる様が美しいです。

お互いに写真を撮り合う姉と弟。

ここでも「撮っとかないと母上に怒られる」という会話があったらしい。

どんだけじゃ!

上から第四石門の下にいる私たちを撮ってくれました。

長男ケイは髪を結ぶようになって、仙人めいたキャラクターになってますよ😅

今のあんたなら「ゆらぎ岩」行けたんと違うかな?

大砲岩の上で自撮りする二人。

シルエットしか見れないから、なんかわかりやすいポーズしてーーーっ!と叫ぶと、

これなら良く見える!

そんな二人も交えて四人で自撮りしてみました。

お、戻り始めたようです。

その後すぐに戻って来るのかと思いきや、二人は胎内くぐりをしていたようです。

私は穴から覗くだけで、向こう側に抜けるのは怖くて出来なかったのですが、ナツはススイノスイで抜けていますね。

写ってないから分からないけど、あの足元の下は断崖絶壁でしたよ、確か😱

二人が戻るとターボと私は出発の準備万端で待っていました。

どうやらその様子が可笑しかったらしく、「どんだけ早く歩きだしたいの!?」と笑いながら言ってました。

いや、私たちのリュックには色んなものがくっついてる(自分でつけたんですが)ので、支度に時間がかかるから早めに用意したんだよ。

さて、これから中間道歩きになります。

基本的には下り坂ですが細かなアップダウンを繰り返し、途中大きな岩屁の下を潜ったり、妙義山本体を間近に見ることができる展望台など、まだまだ見所が沢山あります。

続きは【中編】にて。

最後までお付き合いください。

×

非ログインユーザーとして返信する