50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【お気楽番外編】クリさんを小鹿野アルプスご案内。2021年12月12日(日)


小鹿野アルプス・釜ノ沢五峰から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は私は参加していないお気楽隊の活動をお届けします。

今日はターボとハガレーナがクリさんを小鹿野アルプスにお連れしました。


小鹿野アルプスはお気楽隊のお気に入りエリアで、ハガレーナと私は過去に三回歩いています。

このブログなどを読んでクリさんも行ってみたい!と思っていたのですが、このエリアは道迷いポイントや、崩落箇所などがあり、一人で挑むには少々危険なので、お気楽隊がご案内することになりました。

かくいうお気楽隊も毎度若干道迷いしたり、行く度にルートが微妙に違っていたりするのですが😅

とはいえ過去に三回も登っていますから、そんなミスは些末なこと。

さすがに大きな間違いは犯しません。

安心安全にクリさんをご案内し、スリルと大展望と驚きのアトラクションを体感してもらいたいと思います😁


小鹿野アルプスはほんっとうに楽しい山なんです!

しかも、人がほぼいない!(笑)

お気楽登山うってつけの山域です🥰


《登山難易度  4》

、、、私の決めた方式だと登山難易度4なんですね。

なんと昨日の私の鐘撞堂山8の字コースと同じだとは!

(この基準、見直した方がいいのかな?、、いや、過去から全部変えるのは面倒なのでこれで押し通します🤣)

同じ難易度4でも、小鹿野アルプスの方がずっと大変ですよ~😅


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


いつものように、法性寺からスタートします。

時刻は7時35分でした。


入山料一人300円を支払います。


登山道脇にあるお堂にも立ち寄りました。

奥が洞窟になっているんですよね。

この山は洞窟だらけなんです。


こんな風に。

ここは鎖場の予行演習ができる場所。

上の穴まで登って下りました😁


月光坂を登ります。

毎度「なんで月光坂なんだろうね?」と会話しますが、いまだになぜだか分からず🤣🤣🤣(誰も調べない)


自然にできた岩の窪みにお地蔵さまが並んでいるところを通ります。


そして、やってきました!

小鹿野アルプス、最初の見所!

お舟観音様!

(見処その1)

巨大なタンカーの形をした岩の先端に立ち、秩父の町を見下ろす美しい観音様です。

初めて見た時はその神々しさに鳥肌が立ちました。


クリさん、念願の観音様に会えたね~⤴️


観音様より更に船首に行き、雄大な眺めを楽しむクリさん。

お天気が良くて、視界もクリアで最高だね!!


西側が断崖絶壁の船(岩)の上を歩き、船尾へ向かいます。


あのとんがりが船橋(ブリッジ)。

あそこに船長さんが座っているよ!

鎖を使って登ります。

足場が切ってあるから、そんなに怖くないです。

上は狭いので、荷物を下に置いて登りました。


こちらが、船長!もとい大日如来さま。

誰かの忘れ物の手袋が置いてあるね。


そこからはこんな眺めです。

(見処その2)


ひゃっほーーーっ!


登ったらおりる。

ここから下を見るととんでもなく怖そうに見えますが、歩いてみると案外大丈夫なんですよ。

足場がしっかりしていますから。


下の方では鎖と窪みを使ってスイスイ下れます。


次に向かうのは般若山です。

踏み跡がわずかにあります。


最後はほぼ藪こぎ💦💦

辺りの枝をつかんで登るのですが、中にイバラが混ざっていて、触ると痛いので要注意です。


般若山、登頂~⤴️

(見処その3)


誰かお手製のビール缶で作った山頂標識は字が消えていました🤣🤣🤣


般若山からはこんな展望です。

素晴らしいでしょ?

私はここからの眺めが大好きです。

とても爽快感があるの。


両神山も頭が見えます。


般若山から先は歩き始めは藪チック。

でもこの先からちゃんとした(?)尾根道になります。


ちゃんとした登山道はつかの間!💦💦

ここから先は「ホントにここ下るの!?」と思う道です。

小さなピークで尾根道を離れ、左に激下りします。


こんな感じで。

ここがあるから私はまだ小鹿野アルプスに来れないのです(涙)


鉄塔までやってきました。


ススキがうるさいですが、ここからも武甲山が見えます。


そして谷に向け下ります。


谷を通過!

ここを左に行くといよいよ崩落地です。


以前は階段があったようなのですが、何年か前の台風で崩落したままになっています。

崩落地を避け、左手の斜面を無理やり登ります。

途中からは残っている階段を使えます。


またまた鉄塔の下に出ます。


鉄塔下付近からの眺めは、、


手前は秩父ミューズパークがある尾根で、奥が武甲山と大持山小持山です。


そして、亀岩展望台にやってきました!

(見所その4)

こうやって写真で見るとその大きさが分かりにくいですが、この亀岩、、めちゃくちゃ大きいんです!

多分皆さんが想像しているのの10倍はあります!😁

初めて見たとき、その大きさに度肝を抜かれましたから。


亀と聞けば、ウサギ、、、昭和の発想ですかね?(笑)


ターボはなぜか、、「命!」


そして、クリさんは武甲山ポチッとな!

老眼お気楽隊にしては、うまく出来ました🤣🤣🤣


亀岩展望からの下りも急なんだった~😆


いったん里に降りるのですが、前回どこかで道を間違えて民家の庭先に降りてしまったので、今回は間違えないようにヤマップ地図を確認しながら、めっちゃ慎重に下ったらしいです。

間違えるとねえさんに怒られる💦💦とターボは思っていたらしい🤣🤣


無事正規のルートで下れたようです。

ここから再びの登りになります。

谷を挟んだ隣の尾根である「釜ノ沢五峰」に向かいます。


修理してもらって丈夫さを取り戻した梯子を渡り、登りになります。


この斜面は毎回どこを歩くのが良いのか迷って、その度に違うところを歩いてしまうエリアです。

しかし今まではちゃんと「一ノ峰」にたどり着いていましたが、今回は一ノ峰より上の尾根に出てしまったらしいです。

そのため、尾根を引き返す形で、、


無事「一ノ峰」をゲットしました!


滑りやすい急坂を登り、、


三ノ峰と彫ってある「二ノ峰」に到着!


二ノ峰からは鎖を使った下りです。

ここも今の私には無理だな~(涙)


岩場が得意なハガレーナはめっちゃ速いんですよ。

もはや消防隊員ですから🤣🤣🤣


「三ノ峰」に到着しました!


五峰の中ではここが一番の展望スポットです。

(見処その5)

奥秩父の山並みを見渡すことができます。

ここでランチにしました。


では午後の部をスタートさせましょう。


三ノ峰からの下りも鎖場です。


その後「四ノ峰」を通過し、針葉樹の森に沿って登って、、


「五ノ峰」を通過しました。

この辺は消化試合っぽくなるんですよ😅


ここは般若山からまっすぐ登って来た時の尾根です。

左に進みます。


鉄塔が現れました。


美しく管理された植林帯が切り払われ、秩父の山並みを眺めることができる休憩ポイントです。


両神さ~ん!!


右手の山は秩父御岳山かなぁ。

そして、真ん中は、、


クレージーマウンテン二子山ですね。

ホントに美しく山を眺められたんだなぁ。


更に進むと、、


またまた絶景スポットに到着!

(見処その6)

手前にあるのは、て、展望台??


こ、これ??!


ハガレーナが登って強度を確かめ、、


クリさんも恐々登ってみましたとさ。


ここからはこの展望です。

キレイだね~⤴️


武甲山の横顔!!


腐葉土の森を進むと、、


モミの巨木だよ~⤴️

(見処その7)

この木は本当に素晴らしいんです。

森の中に突如現れるこの巨木を目にすると、森の主に出会ったような、とても神聖な場所に立ったような心持ちになります。


クリさんが見える??

比べたらモミの木の巨大さがわかると思います。

しかもまだまだ元気いっぱいに枝を広げているのですから!


クリさんがモミの木の鼓動を感じているよ🥰

小鹿野アルプスに来たら、この木には絶対会ってほしい、、そんな風に思います。


その後中ノ沢ノ頭を通過し、木漏れ日の尾根道を行きます。


名前がカッコいい竜神山を通過します。

ここは展望はちょびっとなんだ😅


そして、下っていった先に見えたのは、、、


異様な場所に立つ異様な鉄塔なのだ!!

(見処その8)

ここも初めて見たとき、「なんじゃこりゃーーーっ!」ってひっくり返ったもの。

くねくねのねじ曲がった尾根の先端に、これまたなぜか斜めに立った電線のない鉄塔。

これは一体何!?

ここは一体どこ!?、、って絶対思う。


ぼこぼと隆起したような、こんにゃく芋みたいなこぶを登ります。


電線がないのって不思議ですよね~。

使われなくなった鉄塔なんですって。


鉄塔下からの眺めです。

さっき歩いた鉄塔が見えます。

また谷のひとつ先までやってきたのが良く分かりますね。


飛行機雲が太陽と重なって、彗星みたいになっています。

「君の名は。」の割れた彗星みたいね😁


先に進みます。


賽ノ河原という洞窟の横を通り、、


急な下り💦💦

そうそう、ここ、ここ、ここが一番の難所です。

ここを私が歩けるようになるのは、当分先だなぁ。


岩ごろ地帯を登ります。


クリさん、可愛い~🎵


そして、最後の見所へ到着!!

「兎岩」です。

(見処その9)


展望はやっぱり素晴らしいです。

でも毎回ここに到着する頃にはお腹いっぱいだし、この小鹿野アルプスは距離と標高差の割に時間がかかるので、いつも日陰になっていて、いまいちここの凄さがわからないんですよね😆


最後まで素晴らしいお天気でした!

山並みがくっきりはっきり!!


その後はまたまた滑りやすい急坂を下り(あそこも私は無理~😆)、最後は車道を歩いて法性寺の駐車場に戻りました。


クリさん、とっても楽しかったと感想をいただきました。

「般若山はあんなにいいところなのにルートから外れててみんな登らないのはもったいですよね」とも言ってもらいました🥰


そうそう、あの般若山は、一般ルートからは外れているんです。

多くの方がその手前の鉄塔下から沢に下るんですよ。

私たちも最初はそのつもりだったのですが、ハガレーナと私が初めて訪れた時に道を間違えて偶然般若山山頂に飛び出して、「こりゃ素晴らしい!」となり、以来お気楽隊としては般若山は外せなくなっています。

般若山をルートに組み込むために、無理やり作ったオリジナルルートです。

(どなたか同じルートを歩かれていてそれを参考にしました) 

お気楽オリジナルルート(藪こぎ有り。よってちっともお気楽ではない🤣)、、つまり、お気楽ならではルートですね🤣🤣🤣


でも整備されつくした登山道よりちょっと藪こぎがあった方が、冒険してるみたいで楽しくないですか?

ハガレーナが「その通り!!」と激しく同意してました(笑)

これぞ、まさに「お気楽体質」ですね😁


小さなエピソードは分かりませんが、みんなの表情や写真を見ていると、とても充実した一日だったことが分かります。

展望あり、驚きあり、藪こぎありのお気楽オススメのフルコースですからね😉

小鹿野アルプス、、裏切らないわぁ。

クリさんに楽しんでもらえて、ほんと良かった!

何しろ、一級品の見処がた~くさんありますから、そうなることはわかっていましたが。

どれひとつとして見逃せません!(兎岩は除く😅)

私も足を速く治して、また行くぞ~⤴️


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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