50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、美里町、岡部町】2020年5月《特別休暇41日目》

岡部町、送電鉄塔の下からこんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は先日雨のため行けなかった「天神山城趾」に初訪問の予定でした。

天気予報は終日曇り。

夕方から雨のようですが、日中は何とかもってくれるのかなと思っていました。

しかし長瀞方面に走っていると、霧雨が降り始めます。

波久礼辺りではかなり前から降っているようで地面が真っ黒に濡れていました。

おや、秩父方面は雨ですか?

空を見ると北東方向(本庄方面)は明るいです。

秩父がダメなら、昨日ハガレーナと訪れた神川町の御嶽城趾を再訪し、やり残した宿題を済ませようかと、児玉方面へ車を向けました。

しかしまたまた雨が落ち始めました(涙)

山を見るともやのような雨雲が低くかかっています。

今日は山はどこも雨なのね(涙)

朝早く家を出てきたのに、はて、どうしましょうかね?

雨でもできること。

それはドライブなのですが、ドライブするなら、以前からやってみたかったことがあります。

それは送電線を辿る旅です。

昨日御岳山の岩山から眺めを楽しんだ時にも多くの鉄塔が本庄児玉、岡部方面の平野に乱立していて、気になっていました。

あの送電線はどこから来て、そしてどこに向かうのか?

気になりませんか?

興味のない人に言わせたら「そんなもの知ってどうするの?」って話なのでしょうが、私はとても気になります。

昨日も岩山から鉄塔を見た時に、ハガレーナに「私は生まれ変わって男だったら、鉄塔管理の人になりたい」と言ったくらいです。

ハガレーナが勘違いして、「鉄塔になったって、動けないよ」と言うので笑いました。

いやいや、鉄塔にはなりたくはないし、そもそも鉄塔に生まれ変わることはないでしょう(笑)

「東京電力の鉄塔整備の仕事につきたいの。そしたら毎日色んな鉄塔に登っててっぺんから景色を眺められるじゃない?10時休憩や3時休憩でも下に降りないで下界を眺めながらお茶を飲んだり弁当食べたりするんだ」と話したのです。

(その後子供向けの鉄塔の本を読んで、休憩時間にそんな悠長な事などできない仕事だと知りましたが😅)

そのくらい、あのてっぺんからはどんな景色なのか気になるし、送電線の先がどこに繋がっているのか知りたいと前々から思っていたのです。

美里町のコンビニに車を停めて、ターボに「気になることがひとつあるんだ。あの鉄塔(コンビニの側にもあった)の送電線がどこからやって来て、どこに向かっているのか探してみたいの。どこからやって来てるのか気にならない?」と提案しました。

するとターボも「確かに!気になる!」と。

ノリの良い友人であることに感謝します。

ターボが「えええ?そんなの知ってどうするの?」という人でなくて良かったです😁

という訳で、城趾めぐりから鉄塔めぐりに予定変更です。


☘️5月18日(月)

~ 初めて鉄塔めぐりをしてみるの巻 ~

今日何して遊ぶか相談したコンビニ近くから見えた鉄塔と山に向かう送電線です。

あの送電線はどこを旅しているのでしょうか?

ネットで調べて見てもなかなか答えが見つからず、「そうだ!ヤマップ!」と思いつきました。

ヤマップには送電線が描かれていることを最近歩いた山(御座山とか石尊山とか君八山とか)で知っていました。

ヤマップ画面をスクロールしながら、現在地から送電線をずーーーっと辿って行くと、やはり陣見山から、東秩父の君八山を通り、遠く和光市の方まで繋がっていて、途中から地下に入っていることがわかりました。

当たり前ですが、やはり大都市へ向かうのね。

(そちらを辿るのはちょっと困難です)

ではどこからやって来てる?

それは目の前にある鉄塔&送電線を辿って行けば行き着けるはずですよ。

これが私が鉄塔マニアになるかもしれない記念すべき最初の鉄塔です。

鉄塔マニアのネットで鉄塔巡りの楽しみ方を調べると、双眼鏡が欠かせないのだそうです。

てっぺんの数字や構造など確認するのに必要なのだとか。

今日はそんなもの持ってませんから、下からぼんやり見上げてみるだけですが😅

児玉線No.20です。

ガイシという白い数珠のようなもの(暗くて白いのかどうかも不明ですが)は、電気が鉄塔自身に流れ込まないように絶縁するパーツなのだそうです。

ガイシの玉の数で電圧が推測できるとのこと。

(玉の数-2)×20kvが絶縁性能なのだそうで、ってことは、これは(34-2)×20=640kvってことなんですかね?

まだな~んにも分かってないですから、それが正しいのかどうかも、その数字が何を意味するのかもちんぷんかんぷんですが😅

この児玉No.20は、ガイシの形が2つに分かれて水平に設置されているので、「女鉄塔」と呼ばれるやつですかね?

真下に降りていると「男鉄塔」と呼ばれるそうで、、。

でも良く分かりません。

てっぺんの架空地線(がくうちせん)=避雷針が2本あるように見えますね。

こういう形はコックさん鉄塔と言うらしいです、多分。

全てが曖昧でスミマセン💦

「小説鉄塔武蔵野線」という鉄塔マニアのバイブルのような小説があるらしく、今日アマゾンで注文したので、それを読めばもう少しちゃんとしたブログを書けると思います。

児玉線No.17です。

これまた複雑な構造ですね。

色は赤と白に塗られています。

航空法で定められていて、地上から60m以上の高さだと赤白にするのだそうです。

夜間は60m以上だと赤い光、90m以上だと赤い点滅。120m以上だと白いフラッシュです。

まるで灯台ですね。

榛の森公園へやって来ました。

展望台から見た鉄塔は90度に送電線がクロスしています。

頭の所だけ赤く塗られていますね。

どんな意味があるのでしょうか?

公園のすぐ側にも赤白の鉄塔です。

コンビニの横にある児玉線No.3です。

変電所が近いということですね。

おっ、これは避雷針が一本だ。

「とんがり鉄塔」でしょうか?

送電線の先にはNo.2とNo.1があるはずです。

新岡部変電所がすぐそこなのですが、手前に線路があり、なかなか行き着けません😣

変電所の入り口にたどり着きました。

敷地の外に車が停められました。

少し辺りを歩いてみます。

入口から中を覗いてみました。

三枚前の写真で頭の上に渡っていた送電線はこの鉄塔に繋がっていました。

「新岡部線72」?。

あれ?変電所の側なのに数字が大きい!

何故だ!?

変電所から出ているわけではないのでしょうか?

ヤマップで調べるとこの送電線は赤城山か日光の水力発電所に通じていることがわかりました。

もっと詳しくは後日の宿題ということで。

いやぁ、なんかすごいですね。

あの施設のひとつひとつの役割が分かるようになればいいのですが。

今はただ「なんかすごい」くらいしか言えません😅

これがコンビニ側の「岡部線No.3」の次の「No.2」です。

そしてあれが「No.1」。

「No.1」からは変電所に繋がっているのが分かります。

出発地点を確認できました。

変電所の回りは鉄塔だらけ。

四方に電気を送り出しているのですね(当たり前です)。

未来少年コナンのインダストリアルって感じ😁

帰りに岡部変電所に立ち寄りました。

新岡部変電所を見たばかりなので、とっても小規模に感じます。

そこから送電されているのはこの1基だけでした。

「岡部線No.10」???

ん?なんで?

ひとつだけこんな所にNo.10?

良く意味が分かりません。

ネットで調べると側にある工場に電気を供給しているらしいです。

確かに「岡部新電元」の敷地に電線が延びていました。

知識が無さすぎて、何にも分かりません💦

東秩父から陣見山を通り、美里町の平野を縦断する送電線が新岡部変電所まで繋がっているという事が分かっただけです。

もう少し勉強してから出直します。

鉄塔は山の地図にも載っているので(No.までは書いてありませんが)、鉄塔を見つけることで自分の位置がわかり、送電線の方向で方角も分かります。

鉄塔付近には必ずメンテナンス用の巡視路があるため、山歩きのルートに利用することも可能です。

知らないよりは知っている方が色々役に立つでしょうし、ドライブなのど移動の時にも鉄塔のあれこれを知っていれば楽しみが増し退屈しませんよね。

(⏫全てネットの受け売りです)

でもそれは前から感じていたことなので、ネット記事を読んで「そうそう!私もそう思ってた!」となりました。

次回のブログを書くとしたら、もう少し内容のあるものにしたいと思います。


お付き合いいただき、ありがとうございました!

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