50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、寄居町】2020年5月《特別休暇42日目》

冷たい雨のそぼふる我が家の裏庭から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は朝から雨が降っています。

わが家の裏庭にあるヤマボウシも雨に濡れてショボくれていました😅

朝のひまの散歩でも、ズボンがしっとりと濡れてしまい、ひまからは濡れた雑巾のような臭いがしています😣

今日は大人しく自宅で勉強でもしましょうかね。

学生でもない私が何を勉強するのかって?

もちろん、城趾と鉄塔ですよ😁

この二つに関しては知識を身につけておけば、どちらも山登りの幅を拡げてくれますからね😁

、、という訳で寄居町図書館で鉄塔の本を探してもらいましたが、あったのは子供向けの本が一冊のみ💦

それなら本屋で探してみようと、本庄早稲田の蔦屋書店に行ってみましたが、鉄塔の「ての字」もございませんでした😢

仕方なく(いえ、正確には仕方なくではないな)、城趾に関する本を一冊購入し、今日は自宅で過ごすことになったのです。

お陰で毎日目指している歩数12000歩にはるかに届かなかったのでした。


☘️5月19日(火)

~ 鉄塔の本を読んで前言撤回するの巻 ~

寄居町図書館にあった唯一の鉄塔(送電線)に関する本です。

今は三密を避けるため、図書館は解放されておらず、電話で探してもらい、予約して受け取りに行く方式でした。

広い図書館の奥はテープが張られ侵入禁止となっていて、薄暗い受付付近に、スタッフが3m間隔で4人くらい立っていて、とてもお暇そうに見えました。

暇であるというのもなかなか辛いですよね。

そうそう、借りて来たのは鎌田歩さん作、「そらのうえのそうでんせん」です。

鉄塔の話というよりは、鉄塔管理するラインマン(そう、私が生まれ変わったらなりたい職業はこれ!)の仕事の内容でした。

「そらのうえのそうでんせん」にじゃばら式に拡げられる「鉄塔の図解」がありました。

ラインマンが登るための「ステップボルト」、

一般の人が登れないようにするネズミ返し的な「柵」、

鉄塔に電気が流れるのを防ぐ陶器製の「がいし」、

雷から「がいし」を守る「アークホーン」、

送電線が捻れるのを防ぐ「おもり」、

送電線に雪が積もるのを防ぐ「難着雪リング」、

送電線を雷から守る「架空地線(がくうちせん)」、、

おおお、子供向けなのでめっちゃ分かりやすいです。

私のショボくれた脳ミソにはこのくらいが丁度いいです😁

ラインマンが身につける道具の重さは約10kg。

ステップボルトに足を掛け、一歩登る度に安全索(命綱)をフックに掛けながら、リズム良く登って行きます。

うんうん、ここまでは私も過去に似たようなことをしてましたから、容易に想像できます。

が、しかし!

次のページ辺りから、マンガを読んでいるだけなのに、心臓がキュンっと縮むような光景が!

鉄塔の先へ移動して、送電線の上に乗りだします~ぅ!?

しかも、しかも、そこから下にぶら下げた「宙乗り器」に乗り移るって~!?😱

うっそーーっ!

めっちゃ怖いじゃないですか!

しかも宙乗り器にラインマンが乗ったら、その体重で送電線が大きくたわむんですってよ!

オホロヒィ(恐ろしい)😱

ここから横移動!

ラインマンが送電線を引っ張ると宙乗り器の滑車が回ってすいすいと進んで行けるのだそう。

うん、これなら私でも出来そうです。

う~わ!

古くなった重りを落とさないように気をつけて取り替えるだって!?

私、絶対落とす、きっと落とす!💦

そして、風が強くなってきた!

次の鉄塔で降りるのか!

「宙乗り器」から送電線に移るこの瞬間が一番怖そう!

あっ、あっ、バランス崩した!!!

「よっ!!」

「ぐるん!」

「大丈夫です!」

、、、だとぉーーーーーっ!?

ムリムリムリムリ、絶対無理!

私にはできませんがな!そんな芸当!

夕暮れの町が見えるのはめっちゃくちゃ羨ましいけど、きっと無理だーーーっ!

御岳山の岩山で、ハガレーナに言ったこと、撤回します。

鉄塔の上で休憩するだと?

お弁当食べるだと!?

そんなふざけた事を一時でも夢見た自分を殴ってやりたいです。

ほんと、どうも、スミマセン💦

ラインマンというお仕事はとてつもなく苛酷で、緊張を強いられ、決して失敗できない、チームワークも必要なお仕事なのだと、知りました。

この先も鉄塔を観察する趣味を続けたら、いつかそんなラインマンの作業風景に遭遇するかもしれませんよね!

見てみたいですね~、そんなプロの姿を。

そしたら、いっぱい写真を撮ってまたブログにあげますね!

アマゾンで注文した「小説鉄塔武蔵野線」がまだ届かないので、仕方なく(いや、仕方なくではない、、あれ、これさっきも言ったな)城趾の勉強に移ります。

私が蔦屋書店で購入した、中井均さん作「城の攻め方・つくり方」です。

この本はオールカラーですごく分かりやすいです。

しかも価格も830円と超お買い得!

この情報量をこの価格で手に入れられるとは、驚きです。

ネットで調べるのと違って、こんな風に自分でマーカーしたり付箋を貼り付けたり、何度もページを戻ったりすることもできるので、やはり紙媒体に勝るものはないですね。

中世の日本列島には3~4万の城が築かれたそうです。

今のコンビニより多かったって、聞きますよね。

私たちが好きな山城の建物はほとんどが掘立柱・板葺きの小屋程度だったため、近世の城のように天守閣が残っていたりはしません。

しかし、都市の一部となった近世の城よりも、山中に残った山城の方が、曲輪や堀、土塁などの遺構が残されている場合が多く、城の構造を当時のままに知ることができるのです。

先日訪れた花園城趾で見た、折れたり行き止まったりと、複雑にいり組んだ横堀・竪堀。

この城をどう守ろうとしたのだろうか?

ここで敵を一網打尽にしたのだろうか?

この曲輪から矢を放ったり石を投げたりしたのだろうか?

この竪堀に入ったら敵は縦に一人ずつ数珠繋がりのように登るしかなかったろうな、、

そしたら、隠れようがありませんから、前から順に倒されていったことでしょう、、

などと想像できるのが、山城の魅力なのです。

やはり面白い😁

山城めぐりは、人々から忘れ去れれ、整備されてない場合が多いですから、藪こぎだって出来ちゃいます😅

鉄塔と城趾、、まだまだ知りたい事が沢山です。

そんな雨の一日でした。

あ、しっかり昼寝もしました😆


いつも応援いただき、ありがとうございます😊


ブログを書き終えてラインをチェックしたら、ターボからこんな写真が送られて来てました。

「ラインマン発見!(笑)」だそうな。

いやいや、これは「ボックスマンじゃん!」(笑)

×

非ログインユーザーとして返信する