50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【新潟、新潟市西浦区】雪割草を見に角田山へ行って来ました!《前編》2020年3月26日(木)

角田山からこんにちは。

今日は三人娘(?)をカタクリで表現してみました😁


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます😊


《登山難易度5》


数年前から行きたいと思いつつ、私たちの住む地域からはとても遠く感じていた新潟県の日本海沿岸にある角田山へようやく行くことができました。

榛名山頂でお会いし、その後ヤマップでコメントのやり取りをしていたなっちゃんが先週訪れていて、素敵な写真を沢山アップされていたのを見つけ、「やっぱり行ってみたい!」「今だ!」と思ったからです。

⏫なっちゃんのヤマップ(スクショ)です⏫

⏫なっちゃんの角田山記事(スクショ)です⏫

そんななっちゃんと知り合ったのは榛名富士でした。

https://okiraku.muragon.com/entry/105.html

⏫その際の記事はこちらです⏫

自宅近くのコンビニを5時頃に出発し、関越道を北上していると、ちょうど上州武尊山辺りで夜明けを迎えました。

いつ見てもカッコいい姿!

今年は2020年ということで、標高2020Mの剣ヶ峰に多くの登山者が訪れているようですね。

ブログ友達のクリさんがこの冬登っていました。

https://nekonotai-daisuki.muragon.com/entry/579.html

⏫その際の素晴らしい展望の記事はこちらです⏫

それなら私たちも行ってみようかと計画を立てかけましたが、クリさんに「剣ヶ峰からの斜面はピッケルが必要だよ」とアドバイスをいただき、私以外のお気楽隊はまだピッケルを持っていないので断念しました。

そうそう、なっちゃんもこの冬剣ヶ峰まで登ってました。

その先まで行こうか迷ったってヤマップに書いてあったっけ。

剣ヶ峰の先が難所なんでしょうね、きっと。

私は試しにピッケルを購入してみただけなので、雪山で実際使ったことはありません。

ピッケルの使い方も、あるいはそもそもピッケルを使わねばいけないほどの雪の斜面を歩けるかどうかも、甚だ不安です。

いつか行けるかなぁ、行ってみたいなぁと、憧れは募るばかりです。

次に現れたのは、これまた大好きな谷川岳。

何度か訪れていますが、雪の谷川岳は未だ歩けていません。

歩いたのはマチガ沢と、麓の道だけ。

雪の谷川岳、いつか行ってみたいですね!

トンネルを抜けるとそこは雪国、、ではなかったですね😅

今年は雪が少ないです。

八海山が見えて来ました。

うひょーーーっ!初めて見た!

カッコいいーーーっ!

真ん中のギザギザが難所なんですよね、確か。

群馬県の山は見慣れていますが、新潟県に来ることがあまりなかったので、山を見るのがめっちゃ楽しいです。

これは帰りのドライブも楽しそうですね!

六日町辺りでは霧に包まれました。

トラックのライトを見ながら走りました。

越後平野ですね~⤴️

広々とした田園地帯の向こうに見えるあの山は弥彦山で、その右手に見えるのが角田山なんじゃない!?

角田山が近くなってきましたよ!

その後8時頃角田浜に到着しました。

民宿の前にとても大きな駐車場がありました。(これは下山した時に撮影したものです)

コンビニに立ち寄りましたが、自宅から約3時間でしたね。

すごく遠いと思っていたけど、このくらいなら許容範囲です。

新潟の山に俄然興味が湧いて来ました😁

支度を整え、8時16分に歩き始めました。

ヤマップだと標高が49Mとなってますね。

そんなにあったかな?

いずれにしても過去最低標高からのスタートであることは間違いない😁

ほぼ海抜0Mです。

ヤマップ地図の右から3本目のルートを行き、下山は4本目の尾根を辿る予定です。

車道を右手に歩いて行きます。

下山で使うルートの最終地点にある角田岬灯台が見えています。

角田浜のバス停の所にある登山口は崩れていて、ほんの少し先にある所から登山道に入って行きました。

「私有地につき、スパイク付き長靴の使用禁止」と書かれた標識がありました。

ここ、私有地なの!?

歩き始めて数分で雪割草が現れました。

うわ~、可愛い~⤴️

初めて目にする雪割草です。

右を見ても左を見ても、色とりどりの雪割草だらけです。

白や紫、、

ひとつひとつの色合いが微妙に異なり個性的です。

朝早かったので、まだ開きかけのものも多かったです。

どうやら昼前くらいにいっぱいに開くみたいなんです。

でもそんなうつむき加減の雪割草もかわいらしい😆

ショウジョウバカマも現れました。

アップで見ると、より美しいです。

舞妓さんの髪飾りみたいですね。

花を愛でながら斜面を登り、振り返るとこの景色です。

角田岬灯台が見えています。

奥にうっすら見えるのは佐渡島です。

ピンク色の濃い株もあります。

形も花びらの数もまちまちで、それぞれに甲乙つけがたい。

斜面いっぱいに咲き乱れているという表現がぴったりでした。

何人もの人に追い抜かれても気にせず、写真を撮りながら、ゆっくりゆっくり階段をジグザグに登りました。(登山道を振り返って撮影したものです)

何枚も同じような写真で申し訳ない💦

それぞれに可愛くて何百枚も撮影した、これでも一部です😅

雪割草に比べると数は少ないですが、カタクリも咲いています。

「カタクリだ!」と言いながら苦労して写真を撮っていると、「カタクリなら尾根に沢山咲いてるよ」と地元の方が教えてくれました。

尾根が近くなるとこんな標識が。

斜面奥の方までカタクリが咲き始めていました。

確かにこの辺りは雪割草が少ないですね。

再生されて更に更に花いっぱいの山になっていくのでしょうね😊

白いキクザキイチゲも現れました。

カタクリは下を向いて咲いているので、なかなか内側の美しい模様を写真に納めるのが難しいのですが、この株は上から撮ってもその模様を見ることができます。

小さなピークを越えます。

辺りは笹が増えてきました。

ただの笹の道に見えますが、この笹の中にも沢山のカタクリや雪割草、キクザキイチゲが咲いています。

下りになると笹が更に深くなりました。

するとナースが「あ!笹の中に白い花が咲いている!」と。

「え?どれどれ?」と覗いてみると、確かになんだかとても貴重そうな形の変わった花が咲いています。

「頑張って写真撮ってみるね!」と笹の中にしゃがみこむ私です。

笹で陰になっているはずなのに、そこだけ光を集めているように妖しく輝く白い花。

触覚のようなものが四方に伸びて、羽根が生えているように見えます。

この花はなんでしょう?

「なんだか分からないけど、きっとチョー貴重な花だよ!こんな所に人知れず咲いてるんだから!」と写真を撮った私は鼻高々でした。

その後通りかかったハイカーに写真を見せたところ「イカリソウじゃないかな?」と教えていただきました。

イカリソウ!なるほど!

羽根に見えたあれを錨の形と捉えたんだね!

「すご~い、イカリソウ、イカリソウ!忘れないようにしなきゃっ」と言いながら進んで行くと、その後登山道脇にそのイカリソウがいくつも咲いていたのでした。

わざわざ笹に潜らなくてもいくらでも見れた!(笑)

こんな感じでイカリソウ撮影中。

か、可愛い(*≧з≦)

少し行くと次から次に現れます。

イカリソウなんて重そうな名前がついていますが、あの白い触覚(?)が私には羽根に見えて、くるくる回転しながら飛び出しそうに思えます。

私はこの花がすっかり気に入ってしまいました。

何とか花の中を覗いてみたいと四苦八苦する私です。

うぐぐぐ、お腹がつかえてぐるじぃ、、😣

ほぼピントが合わないのですが、この写真の右上の花にやっと微かにピントが合って、中の黄色いメシベ(?)が見えました。

赤い実のシキミから花が伸びているのでしょうか?

可愛らしいルビー色の花がアクセサリーみたいに見えます。

良く指輪のデザインで使われてますよね。

登山道からは時々日本海を見渡せます。

花と海を同時に楽しめるなんて!

なんて贅沢な山なのだろう。

またまた私のお気に入り「イカリソウ」💕

シルクのリボンのようにも見えますね。

雪割草もずーーっと咲いています。

笹に負けじと逞しく!

この白い雪割草はピカイチ可愛かったです。

白い花びらの中央にピンク色のオシベが魅力的😊

根っこの張り出した尾根道を行きます。

ゼーゼーハァハァゾーンです。

少しずつ二人から遅れる私😣

遅れついでに息を整えながら、そこらじゅうに咲いているカタクリを撮影😁

でもしゃがみこんで立ち上がるのを繰り返しているので、むっちゃ疲れます。

立ち上がる度に「ふぅ~ーー!」と深呼吸😅

ナースとターボが待っていてくれました。

水分補給して再び歩き出します。

うす紫色のキクザキイチゲが素敵です。

この双子ちゃんは色が濃いですね。

ピンクレディと命名(歳がバレる)。

何となくピークになりそうな斜面が見えて来ました。

今どの辺りだろうと気になってヤマップで確認。

時刻は9時54分でした。

駐車場から1時間半くらいかけて(その1/3は写真撮ってた気もしますが)、標高差210Mくらい登って来たんですね。

急斜面に広がるカタクリの群落。

この山はどこまで行っても花が途切れません。

ご紹介が遅れました。

今日のメンバーはターボとナースと私の三人娘(?)です😁

人に踏まれない絶妙の場所、斜面の根っこ脇に可憐な花を咲かせています。

根っこの段差が大きいです。

たくましい足取りで先を行く二人。

私は相変わらずのゼェゼェハァハァ中💦

目の前に現れる花や苔に癒されながら頑張っております。

花は登山道脇だけでなく、見渡す限り咲き誇っています。

道は少し薄暗い杉林に。

キクバオウレンが現れました。

こちらはエイレイソウ。

あの尾根に出れば山頂まであと少しでしょうか?

階段途中から真っ青な日本海が見えました。

佐渡島の高い山が白く見えます。

佐渡島ってあんなに高い山があるんですね!

隣の尾根が見えました。

後で歩く灯台コースの尾根と思われます。

場所はこの辺り。

間もなく山頂と思われます。

花を見ながらなので全く飽きませんね!

ですがブログは長くなりすぎている気がするので、この辺りで《前編》として投稿したいと思います。

この後山頂の先の観音堂で絶景を楽しみながらのランチになります。

最後までお付き合いください!

いつもありがとうございます😊

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