50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【新潟、新潟市西浦区】日本海と佐渡島、角田岬灯台へダイブ!角田山ウキウキ下山ルート《後編》2020年3月26日(木)

《登山難易度5》

角田浜と角田岬灯台を背景に、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます😊

雪割草やカタクリの大群落を楽しみながら歩いてきた角田山の下山ルートは目の前に日本海を望みながらの、ウキウキな尾根道です。

あの二こぶを越えて角田岬灯台へと下ります。

佐渡島を背景に自撮りしてみました。

佐渡島の白い峰は金北山(きんぽくさん)です。

標高は1172Mあるらしいです。

素晴らしい展望ですよね。

下の方に大きな穴のあいた岩場も見えてきました。

どんどん下って行きます。

この辺りから道は岩場&ガレに。

ガレ場になってくると、今日ずっと目にしてきたカタクリや雪割草などの花が見られなくなってきました。

花は見られなくなってもこの大展望ですから、テンションは益々上がってきてます。

楽しくて仕方ない様子がナースの後ろ姿から伝わるかしら?😁

この辺りはちょっと緊張😣

足を滑らせないように、転倒しないように、慎重に。

驚きました。

隣の尾根の大きな岩場に人が貼り付いています。

ロッククライミングしているみたい。

そんな楽しみもある山なんですね、角田山!

5本目の尾根が見えます。

ずっと尾根に道があり、最後の急坂はこちら側にジグザグに道が作られているのが分かりますね。

あれ?

肉眼だと良く分かったけど、写真だとあまり分からないか😅

私たちが歩いてきた岩尾根を振り返って見たところです。

道路が近くなってきました。

隣の隣の尾根の最後の部分はほぼ砂なんですね。

どんどん崩れているように見えます。

「面白い景色だね~🎵」と眺めるナース。

絶景過ぎだし!😁

ついつい何度も自撮りしてしまいます😆

みんな楽しそうでしょ?😁

日本海と佐渡島を背中に。

この辺りは痩せ尾根なのでチェーンのついた手すりがありました。

さっきのクライマー、上の仲間まであと少しですね。

ターボに「いつものように『おいっ!』って叫んでみれば?」と言ってみましたが、声に驚いて転落しては困ると思ったようで口がムググググとなってました。

しょっちゅう余計なところで、大きな声を出して私を驚かせるくせに、こういう時に役に立たない😁

優しめに「おーーーい!」って言ってみれば良かったな。

手を振ってくれたかも。

手すりのある岩場を下り、

登り返し。

最後の二こぶ!

1つ目通過。

この辺りは椿の群落でした。

楽しいぞ~⤴️

目の前には日本海!

振り返れば今日歩いた稜線が見えます。

ついに最後のピークを越え、あとはあの灯台に向け下るだけです。

うひょーーーっ!

チョー気持ちいい❗

とは言え足元は急な段差なので転ばないように気をつけながら下りました。

絵になる角田岬灯台。

灯台の側に行ってみましょう。

佐渡島まで33キロあるんですね。

ずっと日本海と表現してきたけど、ここは佐渡海峡なのか!

そして夏は海水浴で賑わうみたいです。

そう言えば会社の部下も良くこの浜に遊びに来ると言ってました。

ヤマップにコメントをくださった方は子供の頃から何度も角田浜に海水浴に来ていたのに、その側にこんなに花が咲く山があったなんて、全く知らなかったと驚いていらっしゃいました。

真夏にこの山は暑すぎて無理ではありますが。

見た目とても地味な山なので、この山にそんな魅力がつまっているなんて想像できないと思います。

そんな角田山の魅力のひとつである角田岬灯台。

登山の終点が灯台だなんてロマンチックですよね✨

そして下ってくる道から海だけでなく白い灯台が見えることで、海の色とのコントラストが際立つんです。

灯台と角田山全景。

目の前に佐渡島と佐渡海峡。

絶景かな、絶景かな。

では海抜0Mまで下りましょう。

つまずいたらそのまま海にダイブしちゃいそうな急階段です。

久しぶりにヤマップで確認😁

時刻は午後2時16分。

駐車場出発から6時間かけて、角田山を遊び尽くしました😆

ここが本日の最低標高地点にかな?

そのまま左手に自分達のクルマを停めた駐車場に戻るつもりでしたが、灯台下に何か穴が空いていたので近づいてみると、

名勝「判官舟隠し」でした。

所々剥げ落ちて読みにくいですが、、

義経が頼朝から逃れ海路平泉に向かっていたとき、追手から隠れるために舟ごと潜んだ洞窟なのだそうです。

ちょっと洞窟を抜けて向こう側に行ってみることにしました。

灯台下の沿岸に細い道が作られています。

(振り返って撮影)

このまま行ったら尾根から見えたあの穴のあいた巨岩まで行けるのかしら?と思いましたが、

見えるのは釣り人と沖をゆったり走る砂利運搬船のみ。

結局道が崩落していることに気がつき、

やむなく撤退。

来た道を戻りました。

駐車場に戻って来ました。

時刻は午後2時44分でした。

⏫この日のヤマップデータです。

3Dで見てみてる面白い!

初めて青い色(海抜0M)が登場!

こうやって見ると、尾根から見えたあの穴のあいた奇岩(ElevationのEの字の上)には沿岸の道を歩いても行き着けなかったっぽいですね。

この後午後3時に角田浜を後にしました。

まだまだ明るい時間帯。

これは帰りに新潟の山を眺めながらドライブできる!と期待を胸に出発です。

ここからは、帰りの車中から息を殺して撮影した新潟の名峰の写真をお届けします!

(スマホですから画質は悪いのですが)

高速のフェンスが無いときを狙って必死にカメラを構えているのに、その瞬間に(長時間操作してないことにより)カメラが終了したり、シャッター押した瞬間に道がガタンっとなったり、何度舌打ちしたことか!(笑)

車の中から山の写真を撮るのはやめた!やめた!もう眺めるのに徹する!と言った途端にめっちゃ長い間絶景になったりという、「アルアル」を経験しながら撮影したので、画質の悪さはご勘弁願います💦

どうか優しい眼差しで見てください。

これから私が書く山の名前にはもれなく「多分」とか「恐らく」「もしかしたら」の枕詞が付きます😣

粟ケ岳。

今の今まで栗ケ岳だと思っていて、山頂でも車でも「くりがたけ」と呼んでおりましたが、どうやら「あわがたけ」みたいです😅

お恥ずかしい💦

標高1292M。

新潟県の中央に位置する川内山塊の最高峰です。

こちらは大日岳(2128M)をはじめとする飯豊連峰です。

守門岳(1537M)。

カッコいいですね~😍

唐松山(1079M)。

越後三山の前衛だそうです。

ここに登れば越後三山(越後駒ヶ岳、八海山、中ノ岳)を見れるということですね。

これはどこだと思ったんだったかなぁ。

きっと会津との国境の山ですよね。

またまたすごい山が現れましたよ。

これは越後駒ヶ岳(2002M)ではないかと。

美しいですよね。

うっとりします。

八海山が見えて来ました。

あの手前の山は歩けるのな?

あそこに登れば八海山が目の前ですよね!

今度調べてみよう😁

この山は車の中で(山の地図は持ってなかった)道路地図とにらめっこして、「巻機山(1967M)だ!」という結論に至った山です。

ホントか!?

八ツ峰と呼ばれる岩場が恐ろしいので多分私たちは登れない八海山です。

できれば手前の山に登ってみたい😅

湯沢まで戻って来ました。

このスキー場の奥に苗場山があります。

角度を変えて巻機山です。

関越道は山を迂回し大きくカーブして行きます。

上越国境の山並み。

清水トンネルは谷川岳のお腹の中をズドンと通っているのですから、谷川岳が見えても良さそうですが、どれがそうなのか分かりません。

左手のとんがりは大源太山とかなんですかね?

私はいつも、何かあっても泰然として、イライラしたり腹を立てたりしないにんげんになりたいと思っています(現実は程遠い😢)が、それ以上になりたいのが、「山の名前をちゃんと言える人」です。

これなら努力すれば、あるいは経験を重ねればいつかなれるかもしれませんよね。

ちゃんと山並みを見て「あれは○○山だよ。○○の地域にあってね、こんなコースがあるんだよ。山頂からは○○山が見えるんだ。春には○○の花が咲くとそれはそれは見事なんだよ。登ったことはないけどね。」って言いたいです😄

新潟県を縦断する形で走り抜けたこの日、周囲の山々が美し過ぎて、すっかり新潟県がお気に入りとなりました。

山形との県境方面になるとちょっと遠すぎますが、湯沢、魚沼長岡辺りまでなら日帰りでも行けそうです。

これから少しずつ新潟の山も計画して行きたいと思いました。

山全体に花が咲いていた角田山。

正に花の山でした。

そして、日本海の大展望。

予想をはるかに上回る大満足の一日となりました。

今年参加できなかったメンバーに是非見せてあげたいです。

来年も平日にお休み取らなくちゃ!


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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