【群馬、野反湖】八間山山頂から野反湖畔へ。ダケカンバの林とノゾリキスゲの群落、さざ波たつ湖畔の散歩道《後編》2019年7月13日(土)
《登山難易度 3》
八間山山頂からこんにちは😃
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます(^-^)
梅雨真っ只中、三連休初日に花を求めてやって来た野反湖畔ハイキングの【後編】です。
「イカイワの頭」を越えると少し下ります。
また雲が流れて来ましたね~(涙)
林に入ったり抜けたりを繰り返し、
あのピークの先が山頂かと。
かなり息が上がって、私たちと同じように度々たちどまっていたご夫婦と後になり先になりしながら歩きました。
霧が晴れると、清々しいこの景色です。
この尾根歩きは楽しい!
もっともっと展望の良い日に再訪ですね😁
あのピークを越えると道はなだらかになり山頂まで続くのだと思います。
ここが最後の頑張りどころ。
何気ない道端の葉っぱもきれいなので写真を撮ってしまいます😅
ようやく山頂が見えてきました。
11時8分、八間山山頂(1934M)に到着です。
野反峠が1560Mでしたから、標高差374M登って来ました。
この時野反峠の標高が良くわかってなくて(老眼なので地図の細かい数字が読めない)正確な標高差を知らなかったのですが、ターボに「350Mくらいかな。400Mは登ってない気がする」と話していて、自分の体内高度計の正確さに後で驚きました(笑)
これだけ歩いていれば当たり前か!😅
こちらが、八ッ場ダム道の駅で購入した花豆パンとダムカレーパンです。
ダムを現すチーズが購入した時はいかにもダムっぽくカーブを描いてたのに、リュックの中で潰れてしまいました(涙)
どちらも美味しかったですよ。
花豆パンには花豆どっさり入ってたみたいです。
霧に巻かれて展望はゼロだったので、周囲の写真は撮りませんでした。
山頂からは野反湖をドーンと望めるのかと思っていましたが、湖側は樹木があって見通せないようでした。
お天気が良ければ白砂山方面とか見えるのかな?と思いました。
野反湖側以外は樹木はなく開けています。
小広い山頂には10数名のハイカーがいました。
常連さんぽい方が「今日はすごい(人の数)だね」と言っていたので、やはり皆さん長梅雨に飽き飽きして、曇り予報でも出掛けて来られたのだろうなと思いました。
お昼は湖畔でと思っていたので、小腹満たしのパンを食べただけで20分程山頂で過ごし下山開始しようと立ち上がると、登りで何回か会話したご夫婦に「先に行かれるんですか?」と聞かれました。
「いえいえ、このまま下山です😁白砂山には行きませんよ!」と言うと、「え?この先に降りる道があるんですか?」と言うので、地図を拡げて今日のルートをお伝えしました。
すると別の女性も「どれ?どれ?」と私の地図を覗いて、「なるほど、そっちのルートも面白そうですね」となり、皆さんピストンのつもりだったのに私たちの周回コースを歩くことに決められたようでした。
「茅ノ尾根」に「野反湖の見晴らしが良い」と書いてあるので野反湖を望みながら下れるのかなと想像していましたので、そのように話したからです。
湖畔歩きも楽しそうですし、それもお伝えしました。
一つ不安要素は山頂から湖畔へ下る道と白砂山へ向かう道があるのに、山頂からは一つしか先に進む道が見えないことでした。
万が一間違えて白砂山に向かっては大変だねという話になり、そのご夫婦と女性二人組は私たちの声が聞こえる方に後を追いますとのこと。
責任重大や~😵
若干の不安を胸に、11時30分出発です。
すると山頂からわずか20歩位のところに分岐が現れました。
道がカーブしていたので山頂からは見えなかっただけでした。
右に行くと日本二百名山の白砂山。
「頂上からの展望は雄大」とありますから、いつか行ってみたい気持ちは山々ですが、私たちの鈍足では無理だろうなぁと思っています。
左手に進むと茅ノ尾根です。
早くも野反湖が見えているではありませんか!
ウッヒョー🎵
やはり野反湖見ながら下れるんだね!とこの時は思いました。
少し下ると、前方に椅子になりそうな木があったので、ターボが座ってみることにしました。
おお~、いいね~😁
ターボ、足が長い!
これお見合い写真にできるほどのいい写りじゃないですか?
ターボの最大の魅力は例のダジャレではなく、この脚長なのですから、その特徴を的確に捉えたいい写真です😁
東條写真館もビックリ👀!な私の腕前(自画自賛)。
まぁまぁな急坂を下ります。
茅ノ尾根で見かけた苔たちです。
こちらは森が暗いので、苔が沢山ありました。
ターボの最新エクスペリアのお陰で、展望のない尾根歩きも楽しい!
ん?展望のない??
そう、そうですよ。
この尾根は「野反湖の見晴らしが良い」んじゃなかったんかい!
今のところ、ずーっと展望なしです。
森はとてもきれいです。
ギンリョウソウもありました。
背が低かったので、ターボが苦労していたけど、なんとか目玉のオヤジも撮ることができました😁
こんな倒木があったりもします。
お、少し道はなだらかになり、空がひらけてきた感じですよ。
そろそろ「野反湖の見晴らしが良い」ゾーンに突入かな?
標識が現れました。
「野反湖見晴」ドボボーン。
いや霧に巻かれたからとかじゃなく、木々が生い茂って、湖の端っこがチョロッと見えただけですけど~!
残念!
これだけよ、これだけ。
これで見晴らしが良いって言えるのか!
私たち、山頂で二組4名に嘘言っちゃったじゃん!
現在地はこちら。
ここから湖に沿って斜めに北上しますから、途中から展望が良くなるのかもしれません。
そう期待して進みましょう。
その後も見えそうで見えない。
雨水がたまって池になっていました。
ここは若干、背伸びすれば野反湖見えるかな?ってくらい。
結局最後まで大して野反湖を眺めることは出来ないまま終わりましたとさ😅
まぁ、良いのです。
私たちの最大の楽しみはこれからの野反湖畔歩きなのですから。
二組4名に嘘を言ってしまったのだけが気にかかりますが、、(涙)
車道から別れ、斜めに湖畔に向け下って行きます。
野反湖が見えてきました。
赤色は車道。
私たちはポイント4に向かっています。
湖畔に沿っての平らな道かと思いきや、階段なども現れて、意外とアップダウンがありました(まぁ、大したことはないです)。
樹木越しの野反湖も美しい(^-^)
向こうに見える雲が少し気になりますが、上から眺める野反湖の美しさに度々足を止めて写真を撮りました。
少しずつ下っていき、沢を渡ります。
ここからは野反湖が目線の高さに変わります。
いやぁ、きれいだなぁ。
左手のダケカンバの林も美しいです。
ビジターセンターにダケカンバの黄葉の写真が飾ってあるのですが、それはそれは見事で、秋に再訪したいと前回来たときも思いました。
野反湖畔の笹とダケカンバの黄葉の共演を今年こそ見てみたい!と強く思いました。
広々とした場所に来ました。
得意の3分割写真で😁
頭の中で横に並べてみてください。
野反湖キャンプ場や三壁山方面。
高沢山、エビ山方面。
遊歩道はもう少し湖畔の近くを通っているのかと想像していましたが、意外と湖から離れていて、もっと湖に近づきたいと思いました。
湖畔の道、約半分くらいのところまで来ました。
ヤマップによるとこの辺り。
ベンチがあればお昼にしたいと思って歩いてきましたが、先ほど一つあったベンチはグループの方達がランチに使っていて、その後ベンチがありません。
仕方ないので、ここらで自分の椅子を出してお昼にすることにしました。
時刻は13時15分でした。
まずはジェットボイルでお湯を沸かしてコーヒーを入れ、
その後はジェットボイルでパスタを茹で、フライパンでトマトソースパスタを初めて作ってみました。
ジェットボイルでパスタを茹でるのはちょっと無理があったみたい。
ボコボコと熱湯が吹いて、大騒ぎでした。
結構美味しくできました。
道の端でジュージューやっていたので、何人もハイカーが通りすぎて恥ずかしかったです😅
私たちの偽情報で同じルートを下ってきたご夫婦も通られたので、「展望なかったですよね~、ごめんなさ~い」と謝ることができて良かったです。
デザートはコーヒーとフルーツとロールケーキ&カスタードケーキです。
ロールケーキメガネで遊んでいたりしていると、ポツポツと雨が降り始めました。
慌ててとっちらかっていた諸々を片付け、14時15分、カッパを着て歩き始めました。
次の標識の場所で、「おっ、この標識はぐにゃぐにゃ三脚を取り付けられそうだよ!今日やろうと決めていたポーズしなきゃ!」となり、
「野反湖でのけぞり」ポーズで記念撮影です。
これをやりたかったのよ、ターボが(笑)
帰宅して「ムラゴンオフ会」のグループにこの写真を送ったところ、あきっこさんに「反りが甘い!」とダメ出しされましたが😂
前方(野反峠付近)から迫り来る雨雲に向かって歩いて行きます。
今のところは霧雨。
ワラビ平を通過。
富士見峠(野反峠)まであと1.5キロです。
おおお~、いよいよ雲が迫って来ましたよ~!
あら、こんな所にベンチが。
ランチ、ここにすれば良かったです。
ターボが座ってみたら、ちゃんと湖を見晴らせることがわかりました。
今年の秋は絶対ここでランチにする!(宣言)
イカ岩ワンド、通過。
イカイワワンドって何でしょうね?
富士見峠まであと1キロみたいです。
この辺りからノゾリキスゲやオダマキ、イブキノラノオなどのお花畑になります。
辺りは真っ白になってしまいましたが、花を写真に撮りながらのんびり歩きました。
キスゲの数がどんどん増えてきました。
道の両側が咲き始めたばかりの若々しいキスゲの黄色に彩られているのがわかるでしょうか?
水滴がついた、雨に濡れるキスゲの可愛いことと言ったら!
昨年夏に見たノゾリキスゲより、今回の方がより素敵に見えたのは何故なのでしょう?
途中分岐があり、ずっと側に行ってみたかった湖畔へつづく道が作られていました!
ノゾリキスゲの群落の中に、湖畔へおりる道がありました。
釣り人がいたので、そーっと歩いて写真を撮りました。
その後この釣り人から聞いた話によると、昨日この笹原で熊を目撃したのだそうです。
熊に気づかれないように、そーっと距離を離したと言っていました。
そーなんだ~!
ってことは、やはり今朝ターボが聞いたあのガサガサは熊だったのかもしれないじゃ~ん!と思いました。
こんな湖畔までおりてくるのか!と、少し怖くなり、その後は再び熊鈴を鳴らしながら歩きました。
池平、通過。
ここから峠までは500mです。
道は登りになります。
この頃になると、雨はまぁまぁ激しく降るようになっていました。
ウラジロヨウラクに囲まれた道を登り、
最後は階段を登って、富士見峠(野反峠)に帰りつきました。
雨はザーザー降りとなり、ビジターセンターも駐車してある車も、な~んにも見えない真っ白な世界でした。
駐車場に帰りついたのは、15時20分でした。
まずはカッパや登山靴を脱ぎ、身軽になってからトイレ(利用料100円)とビジターセンターに立ち寄りました。
ぐるっとお土産物など見て、結局購入したのは、
野反湖には多分何の関係もない、スイカサイダーと白桃サイダーでした😅
そう言えば今日はターボのダジャレをブログに書くのを忘れてました。
ま、いつものように大したことは言ってなかったです。
「車道だね」→「しゃー、どうしよう」
「雨だねぇ」→「あー、面倒だ」
「熊がいるんだね」→「くまったなぁ」
みたいな感じで。
ね、しょーもないでしょ?
もう少し捻りを加えて、私を笑わせて欲しいのですが、ちっとも向上しないのです。
しかも、いちいち私の方を振り向いて私の反応を窺うのが、結構うっとうしい💢
私のシラッとしたり、「はぁ?💢」となる表情を見るのが趣味らしく、私のそんな顔を見てはクツクツ笑っています。
ま、そんなことはともかく、今回も雨に降られカッパの出番となりましたが、野反湖の美しさ、八間山への稜線歩きの気持ちよさ、コマクサの可憐さ、ノゾリキスゲの初々しさに感動し、またまたお気に入りの場所を見つけてしまったと思っています。
今年の秋に別ルートを歩いてみたい、来年の同じ時期にまたノゾリキスゲを見に来たいと強く思いました。
歩行距離、9.9キロ(あれ?意外と歩いているんだな)。
累積標高差、461Mでした。
写真を撮りながら、すごくのんびり歩いているので、コースタイム表示は省略します。
標準コースタイムだと3時間15分のルートです。
ちなみに、帰りのナビさんも妙なルートばかり案内し続け、ターボ曰く「すごく遠回りの峠越えルートを案内してる」と思い、その分岐を無視したところ、榛名山越えのクネクネルートを走らせました。
動脈瘤かよ!
あのナビ、変です。
ま、確かにこのルート、信号も渋滞も全くなかったですけどね(対向車も一台もなし)。
あの峠道を通ったらどうだったのだろう?
試しに走ってみれば良かった😁
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️
とぼけた「ひま」ですが、たまにはこんなに凛々しい表情もします。
姫に、うちのペットたちは可愛さでクリさんちのタイちゃんには足元にも及ばないので、おとぼけキャラで売るしかないと言うようは意味のことを言われたので、「ひま」の名誉のために載せときます😁


























































































