【長野、北八ヶ岳】曇り後雨予報の「海の日」。苔と池巡りの双子山~双子池へ《前編》2019年7月15日(祝)
双子山山頂からこんにちは😃
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。
《登山難易度2》
梅雨真っ只中の三連休最終日、「海の日」に私たちは山に出掛けます。
お天気が良ければ行きたい山は山ほどありますが、この日もお天気はイマイチな予報。
北八ヶ岳の天気を調べると、「てんくら」だと6時は「B」、9時12時15時は「A」、それ以降は「B」判定でした。
以前からお天気悪くても歩けそうなコースとして温めておいた北八ヶ岳の「双子山」と「双子池」を巡るルートを歩いてみることにします。
9時からのてんくら「A」に期待して、もしも双子山から展望を楽しめれば、言うことありません。
自宅を5時に出発し、いつものコンビニ経由(もはや「いつもの」と打つと、「コンビニ」→「経由」と予測変換されます)、関越道、上信越道を通り、佐久北インターを目指します。
おおおお、あった、あった、浅間山。
ひっさしぶりー!あんまり見えないから、もうなくなっちゃったかと思ってたよ。
あなたは初めての(体力ある)ゲストをお連れするのに最高の山なのですから、元気でいてもらわないと困ります。
またいいお天気の時に会いに行くから待っててね💕
浅間山を右手に見ながら道は大きく左にカーブ、6時26分、佐久北IC通過です。
その後佐久南出口で一般道に出ると、ターボのナビは「望月」で左折するよう指示を出してきます。
「きた、きた、このナビは山道が好きだよねぇ。またもちろん曲がれって言ってるよ~」と言いながら、私たちはその指示をガン無視!
もっとずっと先の、右手に新しいセブンイレブンのある四ツ辻まで行ってから左折するつもりです。
そのセブンイレブンでトイレ休憩し白樺湖を目指します。
今まで何度も通っている峠道。
北横岳、縞枯山、八子ケ峰に向かうルートです。
峠の牧場は霧で真っ白。
かすかに草をはむ牛たちが見えました。
道は白樺湖スキー場前から大きく左にカーブし、登り道に入って行きます。
初めのうちはセンターラインのある道でしたが、
やがて狭めの一車線に。
所々落石が転がっていました。
道はでこぼこはなく走りやすいです。
途中「蓼科山」7合目登山口があり、既に多くの車が停まっていました。
鳥居をくぐって石の階段を登っていくようになっていて、ここからなら私たちでも蓼科山に登れるかも!?と感じました。
7時44分、大河原峠に到着です。
車が5~6台停まっていました。
こんな霧雨の日に同じような物好きが沢山いるんですね😁
8時ちょうど、上下カッパを着て出発です。
ハガレーナが私たちとお揃いのドリンクケースを買ったので、3人お揃いになりました(^w^)
中身は3人バラバラで、ハガレーナはお茶、ターボはスポーツドリンク、私は水です。
今日のコースは大河原峠から双子山(緑テープ)へ登り、双子池へ下り、双子池ヒュッテでランチし、亀甲池→天祥寺原→大河原峠へと戻ってくる周回コースです。
標準コースタイムだと2時間45分のルートですが、ゆっくり写真を撮りながら丸一日かけて歩いてきたいと思います。
例によって、ピンクテープは過去に登った山、緑テープは登りたいと思っている山です。
双子山は広い山頂で、多くのブログで展望が素晴らしいらしいので、登りたい山としてかなり前からチェック済みでした。
さぁ、どんな景色を楽しめるでしょうか?
出発シンコー\(^^)/
、、とワクワクの気持ちとは裏腹に、道はいきなりドロッドロ😓
まぁ、昨日北八ヶ岳を歩いたあきっこさんに寄ると、道は小川か滝かってくらい水が流れていたらしいですから、このくらいなら可愛いもんです。
初めは霧雨でしたが、徐々に雨足が強くなり、カッパにパラパラという雨が当たる音がし始めました。
リュックにカバーをしていなかったので、ここで装着します。
登ってきた道を振り返って見たところです。
晴れていればこちらに日本百名山の蓼科山がドーンと見えるのではないかと思います。
草原が広がり、シラビソなどの針葉樹に囲まれた気持ちの良い道です。
草についた細かい水滴が素敵です。
針葉樹の細い葉の先についた丸い水滴が今にもこぼれそうです。
雨の日のハイキングはこれが楽しい!
晴れの日には見られないミクロの世界を楽しめます。
、、、と言っても、これ最近気がついたんですけどね。
以前は雨予報だと山行を取り止めていたので、知りませんでした。
今年は暴風でなければ、なるべく毎週出掛けたいと思い実行しているので、雨の風景に出会う機会が増え、かつターボとハガレーナのスマホ性能で接写が可能になったから気づけたことです😁
途中道の真ん中に大きなケルンがあったので、ハガレーナと二人小さな石を載せてみました😁
お、ピークに着きそうな感じですね。
双子山山頂まではあとわずか。
広い山頂部の肩に出たところです。
狭い林を抜け、
山頂が見えてきました。
青空がわずかにのぞいていますが、今後お天気はどうなるでしょうか?
8時44分、双子山山頂(2224M)に到着です。
ターボが標高を読み上げてくれて、2000M越えだと聞き、何度も「ホントに!?」と聞き返してしまいました。
後で地図を良く見ると(山では老眼のため、細かい数字が見えない)、大河原峠で2090Mあったようですから、2000M越えは当たり前なのでした😅
登山口から標高差133M登ってきました。
向こうにもうひとつピークが見えます。
なるほど双子山って二つピークのある双耳峰なんですね。
耳というよりはこぶって感じか。
岩場に三脚をセットして、3人で記念撮影しました。
三つ子っぽいポーズと思いましたが、大して何も思い付かず(笑)
「雲よ、どいてくれ!」という晴れ乞いのポーズです。
5分ほど過ごし、9時からてんくら「A」なので、晴れを期待してもうひとつの山頂に向かいます。
、、と言っても、すぐにこうなりますから、遅々として進みません(笑)
二人が撮っていたのはこんな写真でした。
いいのです、雨の日はこれで😁
そのために楽勝コースを選んであります。
おおお~、これは困った!と一瞬思いましたが、、
水面に映る自分たちが嬉しくて、こんな写真を撮ってしまいます。
皆さん、数秒で通り抜けるこの道で、何分も遊んでしまうから、コースタイムがどえらいことになるんですよね😅
9時ちょうど、もうひとつのピークに到着です。
普通なら2~3分の尾根を10分かけて来ました😁
山頂には、朽ち果てた山頂標識と、ケルンと小さな祠がありました。
ターボが「もう言わないよ」と言うので、「あ、誇らしいかい?だな。言わなくてよろしい」と会話したのは言うまでもない。
「祠ってほこらじゅうにあるね」と言ったのは無視しました。
こちらのピークの標高はヤマップによると2221Mみたいです。
さぁ、てんくらAの9時ですよ!
お天気回復するかな!?
結果は、ドボボーン😢
少し雲が流れて隣の山が見えそうで、見えない!
晴れてれば蓼科山が目の前にあるのだと思うのですが。
まぁ、てんくらAが登山適正であって、展望適正でないことは重々承知しております。
てもね、やっぱり期待しちゃうじゃないですか。
何しろ「晴れ女隊」なのでね。
なのでコーヒーでも飲みながら少し粘ってみることにしました。
今日は大したおやつを持ってこなかったのですが、背景とのコラボはなかなかじゃないですか?
種明かしはこちら。
どうしてもうまく撮れないので、ハガレーナに持ってもらったのでした。
チョコレートが転がるので、ハガレーナのバランス感覚、大活躍(笑)
雲が沸き立ち、だ~れも来ない山頂で、モーニングコーヒーです。
今回はドーナツもロールケーキもなかったので、どうするかと考え、思い付いたのがこちら。
ゼリーで飛び出す目玉~🎵
アホですね、完全に。
この方、54歳ですよ。
大丈夫なんですかね?
どんなに粘っても晴れそうになかったので、9時37分、双子池に向け出発します。
森に入りま~す!
ここからはもう苔ワールド!
二人の接写タイムの始まり始まり~、です😁
この下り(標準コースタイムは30分)、接写ができない私はほぼ立ち止まってました(笑)
苔の間にはえたキノコたち。
どれもみんな1センチ足らずのミニミニサイズです。
根っこがすごいことになっている巨木もあります。
いかにも北八ヶ岳らしい、コメツガの赤ちゃんが沢山生えた森になりました。
クジラみたいな岩がありました。
ターボが「時間も9時ら」と言ったので、「ブッブー、今は10時じゃい!」と言っておいた。
「おしい!」とハガレーナ(笑)
再びの接写タイム。
フジツボみたいな地衣類や白髪の髭のような苔(?)など、バラエティー豊か!
ターボの最新エクスペリアならこんな写真が撮れちゃいます。
素晴らしい!
カラマツの森が美しいです。
雪の重みでこんなに曲がった木もあります。
ターボが下から広角で撮影してみます。
下から見上げるとこの迫力。
生命力に圧倒されますね。
オバケみたいな木も沢山。
もはや、ジュディ・オングか、西城秀樹か、はたまたエルビスプレスリーかって感じ。
標識&山小屋の屋根が見えてきました。
双子池ヒュッテに到着です。
時刻は10時35分。
標準コースタイム30分のところを、約一時間かけて下って来ました。
このあと双子池に立ち寄り、ヒュッテでランチにします。
長くなっているので、ここで一旦投稿したいと思います。
いつも長くなってしまってすみません。
【中編】では、更に素晴らしい苔ワールドが展開されます。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました☺️































































