【長野、北八ヶ岳】白駒池湖畔をリハビリハイク。苔の森に癒され、最新スマホカメラで接写練習(^^; 《前編》2019年9月23日(祝)
白駒池湖畔、もののけの森からこんにちは👋😃
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
悪天候予報だった9月最後の三連休、秋分の日に北八ヶ岳の白駒池に出掛けました。
直前の天気予報によると、日曜日が荒れた天気で、月曜日はいくらか回復するかと思って、日曜日に出掛ける予定を月曜日に変更したのですが、、。
蓋を開けてみれば日曜日は快晴、悪天候が月曜日に繰り越しになってしまうという残念な結果に。
それでもこのところ山歩きができていないお気楽隊としては、何としてもどこかを歩きたい!
丸沼で痛めた私の足も快復したことですし、何よりも、私がターボと同じ最新エクスペリアに買い換えた(前のスマホ水没事件により)ので、接写体験したかったのです。
接写と言えばやはり「苔」ですよね。
そして「苔」と言えばやはり北八ヶ岳です。
ただここ1ヶ月以上まともな山歩きをしてないお気楽隊なので、リハビリハイク程度が望ましい。
しかも雨かもしれないので、できれば森の中を歩く楽勝コースで、、ということで、今回は白駒池湖畔を周遊し、お天気良ければ高見石へ登る計画で、高峰高原へ向かうことにしました。
自宅を4時半に出て、いつものコンビニ経由、白駒池駐車場に到着したのは6時45分頃でした。
トイレ(50円)を済ませ、支度を整えて、駐車料金500円を支払います。
7時丁度に歩き始めました。
今朝ネットで調べた天気予報によると、今日は午前中は曇り、午後から晴れとなっていました。
でも雲の流れが早く、既に青空が広がってきましたよ!
お天気早めに回復するのかな?
WAKWAK⤴️
今日のメンバーは、ハガレーナ、ターボ、私の三名です。
広い木道を登って行きます。
木々の間から朝日が射し込み、ターボの手からレーザービームが発射されてる!
青苔荘、白駒池、高見石への登山道の分岐です。
辺りはコメツガやトウヒの森。
これからお天気が回復すると信じていた私たちは、現在はまだ雲が多いので、先に白駒池湖畔を周回し、その後高見石まで登ろうかということになりました。
まずは青苔荘へ向かいます。
青苔荘に着きました。
キャンプ場があり、いくつかテントが張ってありました。
雲の動きが面白いです。
池の側まで行ってみました。
ボートの桟橋がありました。
あれ?晴れてる!
気持ちのよい青空が広がり、白駒山荘の上には高見石が見えています。
今登れば、青空を映した湖面を上から眺められることでしょう。
ここで再び、先に高見石に登るかそれとも後にするか少し悩みましたが、今高見石に登ると風が強そうだということで、天候回復を信じて高見石は後回しに。
私一人が桟橋の端まで歩いて行きました。
手前の桟橋からもうひとつの桟橋に乗り移るとき大きく揺れ、危うく丸沼の池ポチャ再来となるところでした💦
しばらく眺めを楽しみました。
長く伸びた水草が湖面に漂う様が面白いです。
ではそろそろ周回コース、苔の世界へ向かいましょう。
ここからは木道になります。
湖を時計回りに。
当初の予定では先に高見石に登って反時計回りに歩くつもりだったので、ヤマップの数字を逆に辿る形です。
剣ヶ峰への分岐を通過。
私たちは湖に沿って歩くので右手に進みます。
ここは「もののけの森」です。
「ザ・北八ヶ岳!」という世界。
神秘的な雰囲気で、圧倒的な美しさがあります。
何人か長いレンズをつけた本格的なカメラマンが三脚を使って写真を撮っていました。
こちらは素人スマホカメラマンなので、三脚をセットしているカメラマンにいちいち「ここが撮影スポットなんですか?!」とか、「ここだといい写真撮れそうですか?」とか「朝日が射し込むのを狙ってるんですか?」とか、色々質問してスミマセンでした😅
(スマホカメラですが)少しでもセンスを研きたいと思って聞いてしまいました。
皆さん大体苦笑いでしたが、お一人「三人で撮ってあげますよ」と言ってくださったカメラマンが。
冒頭の写真やこの写真を含め、7~8枚位ビミョーに高さを変えて撮ってくださり「あえて朝日を入れてみました!可愛く撮れてますよ~✌️」とのこと。
可愛く、、って歳でもないですが、うんうん、よくまとまって、みんな(若干余所行きですが)いい表情してる(^-^)
親切にありがとうございました!
もののけの森は、岩場に苔の絨毯が被さっているようで、地面(?)からの距離がある(木道しか歩けない)ので、全体図しか撮影できませんでしたが、池が近くなるといい感じで苔に近づく事ができます。
さぁ、ここから撮影練習の始まりです。
こんなになったり。
こんな風になったり。
こんな「五郎丸」ポーズもします。
日頃やらないスクワットのお陰で帰宅してから筋肉痛でした😅
今回ハガレーナは、接写に夢中になる私の格好がツボだったらしく、初めの頃は苔より私の写真の方が多いという(笑)
立ち上がる度にお腹が圧迫されて辛いので、私の「うんっ💦」という呟き(?)も面白がっていました😅
そんな努力の結晶がこちら!
↑↑↑これ、本日のイチオシ写真です。
これ、実際はめっちゃ小さいのですよ。
なかなかピントが合わなくて、「うんっ、うんっ」言いながら粘って撮りました。
全体像を撮影するとこんな感じ。
落ち葉の大きさと比べて見てください。
肉眼だと白い先っぽがあんな風だなんて、ちっとも分かりません。
苔の観察にはルーペが必要とのことで今日も持ってきていましたが、私たちはもっぱらスマホの画面で拡大して、「へぇ~、こんな風になってるんだ~!」と知ります。
ちなみにこの苔の名前は「セイタカスギゴケ(背高杉苔)」だそうです。
あの白い帽子(苔図鑑の表現(今後も図鑑からの受け売り多数登場します😁))は若い胞子体です。
こちらの名前は多分「キヒシャクゴケ(黄柄杓苔)」。
他の苔と迷いましたが、図鑑によると「歯の縁に鋸歯がある」と書いてあったので、拡大してみると確かに鋸のようなギザギザがありました!
こちらは「ミヤマクサゴケ(深山草苔)」かなぁ。
違ったらごめんなさい💦
こちら、宇宙人と通信できそうなのは、地衣類の「ウグイスゴケ」。
倒木や木製看板などの上で良く見かけます。
先端は盃状もしくは裂片状になります。
そのふちに肉紅色の子器をつける。(←こういう聞いたことない表現は全て図鑑から(笑))
こんな可愛いキノコも(^з^)-☆
キノコ大好きハガレーナが木の根元を覗き込んで撮影しています😁
この写真はピンぼけですが、全体の雰囲気が可愛くて好きです。
キノコと湖のコラボ😄
ターボが撮ってくれました(^-^)
こちらは「イワダレゴケ(岩垂苔)」。
フカフカしたクッションのような手触りです。
これは「タチハイゴケ(立這苔)」かなぁ。
それとも「ミヤマクサゴケ(深山草苔)」?
違うような似ているような。
ああ、、図鑑を持ってもう一度確かめに行きたい!
この写真はターボのベストショットな気がします。
「ミヤマチリメンゴケ(深山縮緬苔)」でしょうか。
これも似ているような似てないような。
名前は何にしても、同じ方向に頭を向けた胞子体が可愛らしいです。
透明感のある水の中の植物のような苔。
黄緑色の茎が光を放っているように見えます。
「チシマシッポゴケ(千島尻尾苔)」です。
茎に対して葉っぱは同じ方向を向いています。
ターボが撮ってくれた超ミクロ写真。
ウーパールーパーのような出で立ちの不思議な苔は「ホソバミズゴケ(細葉水苔)」です。
先端がギザギザしています。
こんな可愛いキノコはあちこちで見かけました。
湖畔を歩きながら写真撮りまくりでちっとも進まない(笑)
アップにすると、光を集めたミクロの世界が色鮮やかに浮き上がります。
ミクロ写真、楽しくて仕方ない⤴️
もはや名前はわからなくなってきましたが、見ているだけで楽しいです!
こちらは拡大写真。
胞子の先に水滴を蓄えて、命の輝きを感じます。
最初はコラージュ写真にして苔を載せようと考えていましたが、見れば見るほど苔が可愛くて見えてきて、ついつい一枚ずつ載せてしまってます。
長くなっている気がするので、この辺で【前編】としてアップします。
【後編】では高見石までの登り、高見石小屋でのティータイム、下山後の白駒山荘でのランチと続きます。
最後までお付き合いください!