【長野、北八ヶ岳】『御射鹿池』と『白駒池』を巡り、天狗岳を見に『天狗の奥庭』へ。『中山』と『にゅう』のピークを踏む。2018年11月4日(日)
《登山難易度 4》
北八ヶ岳、にゅうの山頂からこんにちは。
今回は二年前の秋に訪れて、山登りを再開するきっかけとなった北八ヶ岳の白駒池に行きます。
原田マハの小説「生きるぼくら」に登場する御射鹿池(みしゃがいけ)を見に行きたいと思い調べたら、白駒池からわずかであることが分かり(車で20分程)、じゃあ2つの池を一度に見れるね!ということになりました。
御射鹿池は東山魁夷の「緑響く」のモチーフになった人工の溜め池です。
二年前の秋、長野美術館に東山魁夷の絵を見に行った帰りに、モチーフになったこの池を見たいと思い車を走らせたのですが、長野市から移動してくるのには遠すぎたので、手前の白駒池に立ち寄り、ハイキングコースがあまたあることを知り、その翌週に丸山から高見石に登ったのが、ターボにとっての初ハイキングになりました。
御射鹿池は早朝が一番美しいらしいので、日の出を御射鹿池で迎えようと思います。
ターボに迎えに来てもらい、自宅を3時18分に出発。
毎度お馴染みコンビニ経由、3時45分本庄児玉インターから高速に乗り、佐久北インターを下りたのが4時40分でした。
ここから中央道に抜ける道が佐久穂町まで延びていて、今は無料区間となっています。
前回まで小海町~佐久穂町と下道を通っていましたが、早朝の真っ直ぐな高速を夜景(といっても街灯だけですが)を見ながら、スーイスイです。
なんと素晴らしいのだろう!
私たちの為に(?)いつの間にかこんなにいい道を作ってくれていたなんて!
工事の皆さん、ありがとう!
税金、万歳🙌
八千穂高原インター(ゲートはまだないです)を下りたのが4時57分。
佐久北インターからわずか17分で、こんなところまで来れちゃった!っていう感じです。
快調に飛ばしてきて、最後は道が途中で終わるので、出口まで下りの超急カーブになりますから、皆さんお気をつけください!
蓼科方面に抜けるのはいつのことでしょう。
待ち遠しいです。
そしたら、まだ見ぬ憧れの伊那谷が近くなる(^-^)
高速をおりてからは、クネクネのメルヘン街道です。
辺りは多分紅葉や白樺林が美しいのだと思いますが、まだ暗いのでな~んにも見えません。
途中グレーの雲海の向こうに青く染まる南アルプスらしきものが見えました。
今日の展望への期待が高まります。
対向車はほぼなく、出会えるのは鹿ばかりです。
初めは興奮して、車を停めては写真を撮っていましたが、何度も会えたので最後はもう鹿はいいや!となってしまいました(笑)
宮島や奈良の鹿並みに、ありがたさ(?)が薄れてしまったみたい。
それほど麦草峠を越えてからのメルヘン街道は鹿だらけです。
御射鹿池に着いたのは6時でした。
30台程停められる駐車場があります。
広い歩道が整備されていて、池の横まで歩いてすぐです。
こちらが御射鹿池です。
人工の溜め池なので、右側が堤防のようになっています。
東山魁夷の「緑響く」の一部です。
これは夏の風景ですが、同じ木が立っているのがわかります。
私たちのスマホ写真でも、アップにすると絵のように撮れました。
辺りには本格的なカメラマンがいっぱいです。
皆さん寒さを堪えて、日の出(この日は6時12分)を待っています。
池が切れたのでもう一枚。
今日のメンバーはハガレーナ、ターボ、私の晴れ女隊3人です。
日の出の時刻を過ぎても、池の東側には天狗岳や丸山などの高い山があるため、なかなか朝日が池に射し込みません。
あまり遅くなるとハイキングの出発が遅れるので、今日は行程が長いこともあり、諦めて次の白駒池に向かうことにしました。
私たちはちゃんとしたカメラを持っていないので、朝日が射し込んだら、どうせ緑色のスジが入った写真しか撮れやしないよと、他のカメラマンが待つ取って置きの時間を逃した自分たちに言い訳しながら、6時48分に出発し、麦草峠に車を走らせました。
別荘地帯で沢山の雌鹿の群れを見ました。
単独行動の雄鹿は一度だけ見ましたが、写真は撮れませんでした。
この辺の鹿は人に馴れていますね。
じっとこちらを見つめて、逃げようとしませんでした。
7時16分、白駒池駐車場に到着しました。
駐車場の管理人さんはまだ出勤前でしたが、車のナンバーを書いて500円を木箱に入れるシステムです。
トイレ(一回50円)を済ませ、支度を整えて、7時40分、出発です。
今日は行程が長く、私の計画だと駐車場帰着が4時近くになる予定なので、晴れ女隊だということもありますし、ガシガシ登るつもりです。
入り口の写真も撮らず通り過ぎたら、ハガレーナが写真撮らないの~?と呼び止めて、二人と入り口の標識を撮ってくれました。
「ようこそ、苔の森へ」
そう、ここは北八ヶ岳。
苔ワールドです。
まずはこれからのコースをターボに説明しています。
今日はまずは高見石から白駒池を眺め、その後中山 → 中山峠 → 黒百合ヒュッテ → 天狗の奥庭 → 黒百合ヒュッテ → 中山峠 → にゅう → 白駒池 → 駐車場、と回って来ようと思っています。
高見石までは標高差179Mで、所要は余裕を見て1時間の予定です。
観光客が多く訪れる歩きやすい木道です。
7時46分、駐車場から10分程で白駒池との分岐に着きました。
右に登っていきます。
この辺りで「ハガレーナ、写真は任せた!今日はあんまり写真は撮らないでガンガン登るから!」と伝え、まあまあのハイペースで登って行きました。
すると途中で珍しくハガレーナが遅れ始め、「ちょっと待って~」と。
どうやら風邪気味らしく、朝風邪薬を飲んだので、足が重く上がらないのだそうです。
いつもはタフで運動神経抜群のハガレーナでもそんなことがあるんだ!とビックリ。
それじゃあ袈裟丸山で2号はさぞや大変だったのだろうなと今頃気がつくアホなリーダーです。
少しペースを落として進みます。
大きな倒木も多く、北八ヶ岳にまた来たなーという感じ。
このルートは道がなだらかで、途中からは木道となり、とても歩きやすいです。
8時15分、丸山などとの分岐にやって来ました。
右に行くと二年前に登った丸山からの道、真っ直ぐは渋温泉へ。
私たちは左手に進みます。
8時23分、高見石小屋に到着です。
登山口から43分でした。
なかなかにいいペースです。
小屋の前の庭にホシガラスがいて、ピョンピョン跳ねていました。
小屋の横にリュックを置かせてもらい、スマホだけ持って高見石を登ります。
スマホを石の間に落とすと二度と取れないので、ファスナーの付いたポケットにしまって登ります。
岩のてっぺんから見た白駒池です。
池の回りの紅葉こそ終わってしまいましたが、いつ見てもあなたは美しい!
青空が湖面に映り、青い水面が輝いています。
最高~🎵
ターボのポーズが女神っぽい(笑)
ハガレーナ、イカシテる(笑)
高見石(2249M)からの360度ぐるり絶景はこちら。
左からターンして、、
こちらは丸山かな。
雨池、縞枯山方面。
肉眼だと雨池がよく見えました。
白駒池の先には八千穂高原。
尖った山頂はにゅうかな?
中山だと思われます。
高見石小屋の赤い屋根と、奥に見えるのは奥蓼科温泉方面です。
この絶景を見て、ターボは二年前、「こんなにもすごい景色があるんだ!私は今まで山登りを知らなくて人生半分損してた~(涙)」と叫んだのでした。
ではそろそろ下って、次の目的地に向かいましょう。
こういう岩場は「登りはよいよい、下りは怖い」です。
お尻でズルズルと不恰好に下ります。
岩場を下りると、トイレ(100円)をお借りし、8時55分歩き始めました。
高見石から中山まではコースタイムは1時間30分。
我々の足だと1時間45分と見ています。
ひたすら続く急坂で、ハガレーナも初めの登りよりは体が楽なようですが、いつもよりきつそうにしていました。
なので後で見返したら、3人とも写真を一枚も撮っていませんでした。
45分くらい登ったところで、下りてくるカップルとすれ違ったので、「中山まではまだまだですよね?」とカッコ付で(もうすぐと言っておくれ)という願いを込めて問いましたら、それを察したのか気の毒そうに「あー、まだちょっとありますねぇ。ずっと登りです」と教えてくれました。
女性の方が「ですよね(涙)」という私たちを見て、可哀想に思ったのか「でももう少し行ったら広くなってて見晴らしの良い所に出ますよ」と言ってくれました。
ん?
女性の話を聞いてから10分程行くと平らな所に出ましたが、ここのこと?
大した見晴らしはありませんから違うかな。
とは言えこの辺りから道は平らになりました。
苔のアップ。
これは雪?ですよね?
ここまで霜柱は沢山見ましたが、標高が上がってくると、氷の粒が増えてきました。
初雪が降ったのでしょうか。
標識が片っ方落っこちているので、一瞬ここが黒百合平?と勘違いしますが「←黒百合平」です(笑)
雪がわずかに残る森を抜けると、
最後の坂を登って、
突然目の前に広々とした岩場が現れます。
ここが女性が言っていた見晴らしの良い所か?
展望台の事を言っていたのね。
話を聞いた所からだいぶありましたね(笑)
10時11分、展望台到着です。
おっ、あれは蓼科山ですな。
ぐるり半周、右からターンして、
雲が出ていて、見えそうで見えない(涙)
雲がなければアルプスの山並みが見えたのではと思います。
黄葉したカラマツの森がわずかに見えるケルンの前で記念撮影。
汗がひいて少し寒いです。
10分程岩場で展望を楽しみ、10時20分に歩き出しました。
では中山に向かいましょう。
ここからわずかに平らな道を行くとすぐに着くだろうと思います。
あれ?
意外とすぐには着かないなぁ。
先がなんだか下りっぽくなってきたけど?と思い振り返って
「この後下っちゃうよ~(涙)中山山頂がな~い!」と二人に叫ぶと、「え?ここが山頂じゃないの?ここに山頂標識あるよ」とのこと。
え?そうなの?
私は右手に立っていた山頂標識に気がつかず通りすぎていたのでした。
私が気がつかず通り過ぎた中山山頂(2496M)標識前にて。
10時26分です。
展望台から6分でした。
高見石から1時間31分、展望台で10分程過ごしましたから、標準コースタイムより少し速く歩けました。
高見石から標高差247M登ってきました。
中山からは下りになります。
山頂から15分程、10時43分、にゅうとの分岐を通過します。
しばらく平らな道を行きます。
やがて左側の見晴らしが良い所を通ります。
こちらは稲子岳です。
しらびそ小屋方面です。
もやがかかり、小屋は見えませんでしたが、美しい森が広がっていました。
地図には記載がありませんが、中山峠手前に展望台がありました。
目の前に東天狗が見えます。
右側の平らな尾根の向こうが天狗の奥庭じゃないでしょうか?
中山峠が見えてきました。
10時59分、中山峠に到着です。
分岐から15分程でした。
ここから右手の木道を行くべきでしたが、私が間違えて真っ直ぐ進んでしまい、道が登りになってきたので、なんだかおかしいぞと思い、足を止めて私を追い越す若者グループに、天狗岳への道だと教えてもらいました。
やばい、やばい、行く予定のない天狗岳に向かっていました。
私たちの足では帰れなくなってしまう。
慌てて引き返し、11時5分に再び中山峠を通り、黒百合ヒュッテに向かいます。
5分程のロスタイムでした。
黒百合ヒュッテまでは平らな木道です。
緩やかに下ります。
11時11分、中山峠から5分程で黒百合ヒュッテに到着です。
今日のランチはこちらのヒュッテにて。
ストーブを囲んで、人気だというビーフシチューセットをいただきました。
1500円也。
50分程ゆっくりし、11時59分歩き始めました。
次に目指すのは天狗の奥庭です。
天狗の奥庭までは、黒百合ヒュッテの前から道があり、岩場を登っていきます。
これがなかなかに大変でした。
一つ一つの岩が大きい!
すれ違いも苦労する狭い岩場をよじ登ります。
振り返ると黒百合ヒュッテが見えました。
12時12分、天狗の奥庭の見晴台に着きました。
黒百合ヒュッテから13分で、標高差は45M程でした。
ぐるっと一周回って撮影。
左からターンです。
正面は東天狗と西天狗ですが、今はあいにく雲がかかっています。
天狗の奥庭の右側を通って天狗岳に向かうルートです。
中山、だと思います。
歩いてきた稜線ですね。
スリバチ池です。
色んな方のブログを拝見すると、ここに豊かな水を蓄えているときもあるようですが、、
今は少しだけ水溜まりのような所が見えるのみでした。
稜線が雲に隠れていますが、あの尾根歩きは楽しそうですね。
あちら側に八ヶ岳の赤岳など見えるのでしょうね。
いつか登ってみたいです。
風が吹いてきて少し寒くなってきたので、黒百合ヒュッテに戻ります。
私は下山になると、いきなり婆さんに変貌します。
ストックが杖にしか見えなくなるようです。
股関節など硬いのと、膝を庇って慎重に歩き過ぎるので、どうも動きが婆さんチックになるらしいです。
ターボが私を見て、爆笑していました。
あっという間におりてきました。
展望台から10分程でした。
黒百合ヒュッテの前に座って、コーヒータイムです。
いつものようにターボの大福をいただきました。
30分程のお茶休憩を終え、トイレに行ったりして、午後1時4分に歩き始めました。
午後1時10分、再び中山峠を通過します。
来た道を戻る形で、峠を左に登って行きます。
にゅうと中山の分岐を通過したのは午後1時23分でした。
分岐からは下りになったのですが、ここからが長かったです。
下っても下っても鞍部に着かない(涙)
そんなに下りたくないのに。
尾根っぽくなったと思ったら、この根っこロード。
歩きにくい~(涙)
後から時間を見てみると、鞍部まで26分でした。
そこまで長かったわけではなかったのですが、長い行程でくたびれていたのか、とにかく長く感じました。
午後1時49分、ようやく鞍部を通過します。
分岐から標高差120M下ってきました。
ここからも長かったです。
岩と根っこの張り出した尾根道を登ったり下ったり、、
2時6分、小さなピークのような所を通ったので、中山みたく地味だけどここがにゅうかしら?と思いました。
標識に気がつかなかったけど?と思いながら、そこから下りになったので「やっぱりさっきのピークがにゅうだったんじゃん?」などと話しながら歩いていると、前方に大きな大きな岩の重なりが現れました。
なるほど、これが「にゅう」ですか!
北八ヶ岳は全体的にシラビソやコメツガなどの針葉樹と苔の森ですが、そこから突き出しているピークは必ずと言っていいほどドでかい岩がゴロゴロとした岩場なんですね。
2時28分、リュックを岩場の下にデポして、登り始めました。
2時35分、にゅう山頂に到着です。
この眺めはすごい❗
雲が出てしまいましたが、360度の大パノラマです。
後でネットで調べると、視界が良ければ富士山まで見えるらしいです。
八ヶ岳の主脈から少し外れているので、天狗岳に阻まれる事なく、八ヶ岳の峰々も見渡せる展望スポットとして有名らしいです。
もう少し勉強してから来れば良かったです。
知っていれば初めにこちらに登って、朝早いうちに雲がない展望を楽しみたかったです。
一歩足を踏み外せば奈落の底に転落する、危険な岩場の一番高い所まで登りました。
カラマツの森が美しいです。
角度を変えて白駒池を見ることができました。
ではでは、早くしないと日が暮れてしまいます。
下山しましょう!
ここからひたすら長い下りです。
北八ヶ岳らしい苔の森ではあるのですが、登山道がとても歩きづらく斜めになった岩と浮き石とツルツル滑る根っこのオンパレードなのです。
下るのにどっちを通る?という所ばかりで、「どこを下ればいいの~?」「お好きなように~」「どっちも好きじゃない~!」などと叫びながら、下りました。
森には、私たちオバサンの「イタタタタ!」とか「足がはまった!」とか「滑った~!」とか「げ!最初に出す足間違えた!」「ぎゃ!」「うおっ!」「ぐげっ!」などという声が絶えず響き渡っていました(涙)
若者は何事もないかように我々を追い越して、静かにスマートに下っていくのに、私たちは「よっこらしょ!」「どっこいしょ」「それっ!」などと、大きな声を出さないと歩けないのです(涙)
言うまいと思うのですが、何で出ちゃうんでしょうね、悲しくなります。
自宅に帰りお風呂で見たら足や腕が打ち身、青アザだらけでしたよ。
この道は登りの方がいいのかしら?
とにかく歩きづらく長い下りでした。
だんだん日が暮れてくるし、次の分岐まで40分と地図に書いてあるのに、私たちは何分かかったんだ?と手帳を見ると、ん?38分?あれ?コースタイム通りだったのか。
なんだかとにかく長く感じたんだけどなぁ。
そんなもんだったんですね。
お、分岐が見えてきました。
3時18分、分岐に着きました。
「にゅう、中山」方面が「ニュー中山」となっているので、ホテルでもあるみたいです(笑)
白駒池方面に行きます。
白駒湿原を通り、
グラグラな木道を、「うわっ!揺れる、揺れる」とビビりますながら歩き、
濡れて滑りやすい木道を転ばないように慎重に下りました。
ぬかるんだ場所で靴の裏に土がついているので、余計に滑りやすかったです。
3時50分、白駒池の分岐に着きました。
にゅう山頂から標高差250M下ってきました。
さっきの分岐から32分かかっています。
最後の下りもなだらかでしたが、意外と長かった!
途中から雨も降ってきたので、辺りが暗くもなり、何となく気が重かったです。
白駒池の淵を歩いて白駒荘方面へ向かいます。
高見石からとにゅうから眺めた白駒池です。
夕方で暗くなって、寂しい雰囲気。
御射鹿池っぽく、ズームにして撮ってみたのですが、夕方で曇っているので、色が乏しくあまりきれいに撮れませんでした。
白駒荘が見えてきました。
地図には休業中とありましたが、暖かそうな電気がつき、美しく生まれ変わって営業中でした。
隣には以前はなかった別館(?)まで。
ここで食事も出来るようです。
白駒荘前からの眺めです。
夜にはこの湖面に星空が映るのでしょうか。
右からターンして、
時刻は4時を過ぎているので、駐車場に急ぎましょう。
何人かの観光客とすれ違いました。
こんなに暗くなりかけているのに、懐中電灯も持たずこれから池に向かうのか!?と心配になりましたが、駐車場について分かりました。
まだ駐車場は明るかったのです。
森に一歩入るとあんなに暗いのに、駐車場でこれだけ明るければ、ちょっと池まで行ってみよう、という気持ちになるんだろうなと思いました。
駐車場に帰り着いたのは午後4時16分でした。
8時間36分、北八ヶ岳の森の中にいました。
何とか日の入りまでに帰ってこれて良かったです。
売店や駐車場の管理人さんがちょうど引き上げるタイミングで、結局朝も夕もお店が開いている所を見ることはなく(涙)
トイレをお借りして(自動販売機がない!)、水筒の水を飲みながら帰宅の途につきました。
今回は御射鹿池と白駒池を見るのが一番の目的でしたから、それは達成できてとても良かったです。
晴れ女隊だったので、天狗岳が見える所まで足を伸ばしてみました。
天狗の奥庭の展望台から見えた天狗岳は途中から雲に隠れてしまいましたが、登山者も多く、魅力的な山であることがわかりましたので、この秋に唐沢温泉からの周回コースにチャレンジしてみようと思いました。
にゅうからの眺めは宿題です。
あの下りはもういいかなと思ってしまったので、次あるとすれば、逆回りコースにしようと思います。
お気楽隊としては、チャレンジ登山とお気楽ハイキングを緩急織り混ぜて、今後もみんなで楽しみたいです(^-^)
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
全行程 8時間36分
(うち歩行時間 6時間30分)
※参考(標準CTは 5時間25分)
歩数 22000歩
最大標高差 424M(2072M~2496M)
累積標高差 575M
歩行距離 13,6キロ
パーティー 3名(コマクサ探検隊)






































































































































