50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、北八ヶ岳】亀甲池を後にし、天祥寺原から大河原峠へ。海の日に出掛けた北八ヶ岳ハイキング《後編》2019年7月15日(祝)

《登山難易度 2》

亀甲池から天祥寺原までの森の中から、こんにちは。


いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます!


海の日に出掛けた北八ヶ岳池巡りの旅【後編】です。

亀甲池を後にし、天祥寺原へ向かいます。

ここからは少し不思議な景観となります。

写真だと分かりにくいでしょうか。

歩いている道は笹が生えた平らな土の道なのですが、左に目を転じると「ザ北八ヶ岳」という苔と岩、シラビソ、の暗い森なのです。

谷を境にくっきりと分かれています。

なぜこんなにもくっきりと植生が違うのでしょうか?

昔熔岩が流れて来て、森を焼きゴロゴロと岩だけがある荒れ地に苔が生え、そこに薄い土の層ができ、森になっていったのでしょうか?

道に沿ってはっきり植生が違うことに、「何でなんだろうね~?」と言いながら歩きました。

こんなに色鮮やかな猿の腰掛け(?)がありました。

ターボが触ると少し湿っていて、耳たぶみたいな感触だったらしいです。

少し開けた場所に来ました。

ここにはヘビイチゴの一種(例によって名前はわからない😅)がありました。

草が芝生のように見える美しい道です。

お、ここは植生が線を引いたようにくっきりわかれているのが良く分かりますね。

この辺りは鹿か熊に皮を剥がされた木が無数にありました。

剥がされた後を必死に修復しようとしている木の努力の跡が見えます。

天祥寺原手前の沢までやって来ました。

とてもきれいな水が流れていたので、、

私は水の補給をしました。

冷たくて、むちゃくちゃ美味しい!

いや、ホントに、山の水、大好き!

ターボとハガレーナは決して真似しようとはしないのですけどね。

沢から見えていた山は方角的に北横岳だと思います。

双子池からあそこに登るルートもあり、やっほっほ亭さんやあきっこさんが歩かれたのだと思いますが、なかなか急そうですよね😓

いつか行けるかしら?

14時15分、水浸しの天祥寺原に到着です。

亀甲池から37分でした。

今回はそこまで写真を撮らなかったので、まぁまぁのコースタイムです😁

なるべく濡れないように慎重に足元を確認しながら、湿地を渡りました。

ここから大河原峠までは登りとなり、標準コースタイムは55分です。

登りだと暑くなりそうなので、ずっと着ていたカッパを脱ぐことにしました。

登りでエネルギーを使うので、アミノバイタルを飲んでパワーチャージです。

お気楽ハイクの最後に登りがくるという久しぶりのパターン(あ、一昨日もそうだったか😅)だったので、バテやしないかと皆内心不安だったみたい。

再々「今どの辺り?」とか「登りはきつそう?」とか聞いてきました。

「等高線を斜めに横切る感じだからそこまできつい登りではないと思うよ。そして最後はなだらかになる」と答えました。

道は小川になっています。

水が貯まっているだけでなく、ザーザーと流れていました。

右に跳んだり左に渡ったり、なかなかに忙しい。

そして、意外とそれが楽しいです。

黙々と登るより変化があって飽きません。

おおお、向こうの谷から雲が沸いて来ています。

動画撮影したくなるほど、どんどん沸いて流れてきそうです。

場所はこの辺り。

もう少し登って、後は平らになります。

暑くなってきたので、水分補給と塩分チャージしました。

少し蒸し暑い気がします。

だいぶ霧が流れてきて、さーっと涼しくなります。

霧が流れてくる様子がちょっと映画みたいでドキドキしました。

笹の中に一輪、こんなに貴重そうな花が咲いていました。

名前、どなたか教えて下さいな。

↓↓↓

こんな私の問いかけに、「山わんこ」さんが答えて下さり、名前がわかりました!

「ハクサンチドリ」です。

本当にひっそり一輪だけ咲いていたのです。

気づけて良かった~🎵

山わんこさん、ありがとうございました❗

最後の登り。

あのピークを越えると大河原峠までは平らか下りだと思います。

霧雨になってきましたが、あと少しなのでそのまま進みます。

道が湿原のようになっていました。

標識が見えてきました。

大河原ヒュッテのある大河原峠まで帰って来ました。

この辺りで帽子も被らず頭がびしょ濡れになった若い女性とアフロヘア(ではないけど)みたいな男性のカップルが蓼科山方面から下って来られました。

今日の蓼科山はどうでしたか?と聞くと、真っ白で何も見えなかったとのこと。

ですよね。

だと思います。

こんな日に高い山に登ろうとする皆さんは、登ることに意義があるんでしょうね、きっと。

下山してきて二人でハイタッチしてました😁

時刻は15時20分。

天祥寺原から標準コースタイムぴったりの55分でした。

写真さえ撮らなきゃ、私たちもやればできる子です😁

それにしても、駐車場に戻ると、明らかに池巡りではなく、蓼科山から下山してこられたと思われるハイカー(子どももいる!)が沢山いて、正直「みんな物好きだなぁ」と思いました。

私たちも似たようなものか!(笑)


帰りは佐久にある温泉をナビにセットしスタートです。

するとナビは行きとは違う道を案内し、またまただ~れも通らないような林道的な道に導きました。

帰りに蓼科山7合目の写真を撮ろうと思っていたのに、叶わず!

今度は一体どこに案内するんかね?と言いながら進むと、採石場のある道に出ました。

そこでターボが「あー、なるほど!ここに出るんだ~!」と言っています。

そこは朝にも案内した望月から曲がってきた道でした。

えー、じゃあ朝もナビの言う通りにしていれば、白樺湖の方に回り込まなくても、直接大河原峠に導いてくれたんだね~!となり、ナビの株が一気に急上昇したのでした。

ナビちゃん、やるぅ!

その後は佐久町民の憩いの場、何とか温泉(名前を忘れた)に入り、一日の汗を流しました。

アイスは自動販売機のセブンアイス😅

お揃いの双子池ヒュッテTシャツを着て。

拡大禁止です。

全員素っぴん💦

歩行距離9キロ。

累積標高差312M。



今回が今年の長梅雨最後のハイキングになるでしょうか?

二週ほど連続で山に行けなくて買い物やアジサイ公園の散歩という日がありましたが、しつこいほどに雨でも毎週出掛けた今シーズンでした。

ターボの最新エクスペリアとハガレーナのiPhoneのお陰で接写隊が充実し、雨でも楽しい日々を過ごすことができました。

二人が止まって写真を撮っているので、私はちっとも疲れないで余裕で歩けたのもラッキーでした😁


さぁ、次の週末には梅雨明けしてるかな!?

青い空の元で、大展望の旅をしたい!

みんなで晴れ乞いしましょう!

「晴れてくれ!」

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