50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、吾妻郡】岩櫃山はアスレチック天国!2023年8月21日(日)


岩櫃山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


ほんとは、八ヶ岳の硫黄岳に行きたかったんですよ!

この夏、何回予定変更になるんだろう??

秋の妙高山リベンジに向けて、距離・標高差を重ねて行きたいと思って計画していた山行のうち、予定通りになったのは平標山だけかな(涙)

両神山は男体山に、苗場山は天狗岳に、日光白根山は霧ヶ峰に、そして、今日、硫黄岳は岩櫃山に、、、どんだけ天気に翻弄されとるんじゃい!って感じですが、、

まぁ、仕方ないですね。

台風接近などもあってお天気安定しなくて、晴れていると思ったら午後から雷予報、そして、猛暑。

少しでも涼しく、雷や雨に合わないよう計画を立て直さなくてはいけません。


今回は姫が参加できるということで、午後から下り坂予報のこの日、半日で歩いて来れる場所でどこがいいかと姫に希望を聞くと、「岩櫃山に行ってみたい!みほさんも好きな城址でもあるんだよ!すみちゃんの好きな岩場もあるし、楽しいと思うの!」とのこと。

姫は大河ドラマ「真田丸」の大ファンらしく、その舞台となった岩櫃山(岩櫃城址)に興味があるらしいのです。

なるほど、それは楽しそうだ。

ルートはいくつかあるようですが、私たちはヤマッパーの「いっけんさん」のルートをダウンロードして行きました。

岩櫃城址に登り尾根ルートを進み、赤岩ルートで一旦里に下って密岩ルートから山頂へ。

下山は沢ルートを通って駐車場へ戻る周回コースです。

いっけんさんのレポを見ると山頂からは720度の大展望だそう!

初めこれを読んだ時、わずかに見えない箇所があるのね、、と思いましたが、おいおい、違うだろ!

一周は360度。

720度ってことは360度の倍見えるってことだ!

どんだけ~??!(笑)

もう楽しみで仕方ないです🎵

暑さだけが心配でしたので、午前中で山行を終わりにするよう、姫にしては早起き!5時半に自宅を出て平沢登山口駐車場を目指しました。


《登山難易度 4》



入り口案内所横の自動販売機に描かれた岩櫃城のイメージ図です。

かつての天然の要害を想像しながら、歩いてきましょう🎵


(上)朝陽差し込む美しい杉林を登って行きます。

かつてはこの辺り段々の郭になっていて、質素な家屋が建っていたのでしょう。

この後出たところが中城だったので(草ボーボーだったので写真は撮りませんでしたが)、ここは中城へ向かう道だったものと思われます。

(左下)二の丸から本丸へ。

(右下)本丸周囲の横堀、その奥は断崖絶壁になっているものと思われます。

当時は木が伐採されていたので、遠くまで見通せていたことでしょう。


岩櫃城址に到着~⤴️

岩櫃城取ったどー❗のポーズ。

岩櫃城の由来がありました。


土塁を通って更に奥へ。

どこが鼻かわからない天狗岩があったり、登山道も岩が多くなってきます。


(上)尾根を越えます。

ん?すべての表示(山頂までも)が下向き??

ここが最高標高地点??まさかね?(笑)

(下)おおおぉ、、なんとキレイなんだろう。

巨大な岩に重なっているのは、もみじですよ!

いっけんさんのレポで真っ赤になっているところを見ました。

ここは秋には見事でしょう。


(上)またまたいっけんさんのレポで見た、標識がありすぎる分岐(笑)

山頂へのルートがいくつもありますが、私たちはそのどれにも行かず、潜竜院跡方面へ下ります。

(下)夏の緑がキレイだ~⤴️

イキイキとして素晴らしいです。


姫が立っている場所、、あの切通みたいなところを??

そう、下るのでした~(涙)

しっかりした重い鎖が設置されています。

赤岩ルートに突入!

地面がホントに赤くて、滑りそうで案外滑らない!

意外と下りやすかった😁


下から撮った姫とハガレーナ。

朝の光を受けて、ハガレーナ(右)は神秘的に、姫(左)はスパイダーマンみたく撮影できました。

姫の赤い靴下が光ってる✨


折角登ったのにねぇ、、どんどん下るよ~⤴️

里まで降りるのですからして。


前を行く姫が度々クモの巣に引っ掛って悲鳴をあげておりました(笑)

着いたのは潜竜院跡。

武田勝頼のために折角用意した屋敷だったのだけど、彼が来ることはありませんでした。

ここを頼っていたら、歴史は変わっていたのでしょうか??


里に降りてきました。

暑そうに見えますが、涼しい風が吹いていて、あまり暑くありません。

この案内図はわかりやすい!

現在地は古谷T字路。

右にある登山口から尾根通り→赤岩通りと歩いてきて、これから密岩通り→山頂→沢通りと歩きます。


右手に高さ200mの断崖絶壁が見えてきました。

大きな岩の真ん中より少し右が山頂みたいです。

さぁ、いよいよ、危険地帯へ突入!!


密岩通りは群馬県の山のグレーディング「2C」です。

距離・標高差ともに少ないので体力的には「2」ですが、岩場があるので、技術的には「C」ということ。

登山口で既に三合目。

最初は急斜面を階段などを使って登って行きます。

五合目でバナナ休憩しました。


そして、いよいよ始まります。

「この先鎖場あり」!!


今は通行止めの天狗の架け橋。

あの上を歩くルートだったみたいです。

そこに行くまでの鎖場がエグい。

大きな岩の出っ張りは少なく、鎖があると言っても足を滑らせたら、何十メートルも滑落必須です。

怖い、怖い、こんなところ、いくらお金を積まれても行けましぇんよ😱

当然迂回路を行きます。


天狗の架け橋のある大きな岩をぐるっと迂回して、最後は鉄梯子を登る。


そして、この先に待っていたのは、難易度高めの岩場でした。

動画に(BGMでかき消されているかもですが)先に行くハガレーナの様子を見て「まじ?」「え?難しそう」「私、行けるかな?」「まじか!?」などと呟いている私の声が入っています。

(最後に添付したYouTube動画をチェック✔️)

ハガレーナは鎖を使わず右手の壁を自力で登っていましたが、私は途中から鎖を使って真っ直ぐ登りました。

ここ、下るのは絶対嫌だ!

いっけんさんのレポをダウンロードしてきてホントに良かったと思いました。

間違っても逆回りはしたくない💦💦


次々現れる大きな岩!

そして、そんな場所からは大展望です。


岩の間を潜ると九合目に。

ここの岩場に「滑落事故発生」と書いてあり、びびりながら登ると、姫が2歩目でスズーーっと数メートル滑りました💦💦

侮れない!!!

真ん中は怖いと思い、右手に寄ってルートを取り、なんとか無事に登ることができました。


三人目の私も無事クリア!!

そして、目の前はこんな景色!!

視界がクリアで、ホントに清々しいです。


そして、山頂に向けて最後にして最大の難所!!

2本の鎖を使ってなんとかかんとかクリア!!

でも、ここ、さっきの鎖場と違って、上がったら下らないと帰れないんだよね??(涙)


そして、岩櫃山山頂(802M)到着!!


まさに720度の大・大・大展望です!!

こりゃ気持ちいい!

360度の倍見える感じ、わかる!!!


足元の底の底まで見えてるし、遠くの山並み(群馬の名峰たち)もぐるり!!

遠くは雲がありましたが、なければこんなに山を見れるようです。

わずか802Mの標高で、これはホントに素晴らしい!

この後登った岩場を下りましたが、下りの方が自分の体重を鎖にかけられるので、鎖が安定して、案外楽に下れました!


(右)そして、山頂隣の岩峰へ。

(左)隣の峰から見た山頂です。

人が下って(登って)いるところを撮りたかったけど、ギリギリ人が写ってなかったか!失敗!!

あそこ登り下りしたかと思うと、ちょっと凄いね、、私たち(自画自賛)

一番ポピュラーなコース(尾根通りから直接山頂手前のこの岩峰にやってくる)でやってきた女性たちの多くがここから眺めて「私には無理~(涙)」となっていましたから。

実際やるより、見ている方が怖いのかも!?


さて、沢通りで下山開始です。

こういうの、ゴルジュ帯って言わない?

両側に岩が切り立っていて、間に沢が流れ、岩の奥には緑の世界。

とてもとても素敵です。

沢通りにも若干鎖場がありました。


前にハガレーナが歩いた時は冬だったので、沢がカラカラに乾いていて、ここが沢だとは思わなかったみたい。

今日は昨日の大雨で登山道が沢になっています(逆か?)

左下は「一本槍」、右は「天狗の蹴りあげ岩」。

何がどうなのか良くわかりませんが、まぁ、天狗が住んでいても不思議でないような、奇岩郡の世界です。

岩を水が豊かに流れ落ちていたので、私は顔を洗いました(笑)

飲みたかったけど、それはみんなに止められた(笑)


緑の木陰が気持ちいい沢通り。

右は朝歩いた岩櫃城址の本丸方面へ行く道です。

私たちは真っ直ぐ下ります。


おおぉ、水面に木々の緑が写って、上も下もまるっと緑の世界!!

素敵😊


最後の分岐は右へ。

そして、案内所のある登山口へ下山完了しました!

時刻は11時59分、、お昼前に帰り着いた~⤴️


上は案内所にあった城址の模型です。

下は里に降りていただいたランチ。


姫のリクエストのお陰で、スリリングで楽しい半日を過ごすことができました。

岩櫃山は、わずか標高802Mの低山ですが、高山並みの大展望があり、尾根通りで城址遊びができ、赤岩通りと密岩通りでミニ妙義山のような岩場登りを楽しめ、沢通りでみずみずしい沢と緑に触れることができる、素晴らしい山でした。

森が赤く染まる秋にターボを連れて再訪したいです!



岩櫃山はアスレチックパラダイス


簡単な動画にまとめてあります。

5分55秒の短い動画です。

良かったら見てみてください。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

[長野、霧ヶ峰]日本の中央分水嶺を歩く!鷲ヶ峰&霧ヶ峰16㎞ハイク。2023年8月18日(金)


霧ヶ峰・蝶々深山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


夏休み前にいくつも登った山の記録を夏休み中にまとめて投稿し、長女ナツに「昔の方が面白かった」と言われてしまいました。

あら、やっぱりそう??

そうだよね、、投稿が遅れることにより、ブログを書き始める前に次の山行があり、記憶はどんどん上書きされ、その時の記憶は遠い過去のものとなって薄れるばかり。

結局写真を見ながらわずかに思い出せることを記事にするという作業が続いていて、はっきり言ってって全く楽しくない!

私が楽しくないのですから、楽しい記事を書けるわけもなく、自分でも正直「つまんないブログに成り下がってしまったなぁ(涙)」と思っておりました。

山行後、速やかに(できれば翌日か翌々日に)ブログアップするのが理想的なのですが、、日々のアレコレにおわれてなかなかできないのが現実なんですよね(涙)


そこで、私なりに考えて、二つのことを始めることにしました。


ひとつは山行中、メモをとること。

皆がどんな会話をしていたか、どんな風に思ったか、、なるべくメモを残して、ブログの材料にしたいと思います。

YAMAPを始める前は記録媒体がなかったので、盛んにメモを取っていたのですが、YAMAPをはじめてからすっかりその習慣がなくなっていました。


もうひとつは、動画で残すこと。

私の文章力の足りなさを映像で補てんする、、。

つまり、「百聞は一見にしかず」作戦ですね(笑)


ということで、「YouTubeを始めました!」


え?ブロガーからYouTuberに転向かい!?


いやいや、私はどこまでいってもブロガーです。

記録はブログという媒体で残したい、、そう思っています。

ブログの方が写真もじっくり見れるし、自分のペースで読み進めることができるので、好きなんですよね。

YouTubeはどこまでもブログで説明しきれない楽しさや雰囲気、景色の雄大さ、岩場や登山道の様子、そして一番はメンバーの個性を映像で補足したいと思っています。


なので、今回の「鷲ヶ峰&霧ヶ峰」から、ブログの最後に動画を貼りつけておくことにしました。

是非最後までご覧いただけたらと思います。

説明など何もない、ただ動画を継ぎはぎした簡易YouTubeになってます😁


そして、今回選んだ山は日本の中央を大きく分ける中央分水嶺の一部である鷲ヶ峰&霧ヶ峰です。

ホントは日光白根山ロングコースにして、距離11.4km累積標高差1200mを歩きたいと思っていたのですが、やっぱりお天気の都合で変更した次第。

色々みて、八ヶ岳方面だけが晴れ予報だったのですよ。

八ヶ岳は、先週天狗岳に登っちゃったし、明後日(日曜日)に硫黄岳に行く予定だし、はて、どうしましょう?となり、「おぉ、鷲ヶ峰はどうよ!?中央分水嶺、歩きたいって思ってたよね!?」となりました。

この鷲ヶ峰は、前回霧ヶ峰の中央分水嶺の一部を歩いた時に見過ごしていた山。


⬆️その時の記事です。


後日いっけんさんやアキロックさんのYAMAP記事を見て、その大展望に「行けば良かったーーーっ!」となった場所なのです。

鷲ヶ峰のあと、ゼブラ山や北の耳・南の耳、殿城山分岐と中央分水嶺を歩き、車山からコロボックルヒュッテ(車山肩)に立ち寄って、今まで歩いたことのない車山湿原の中を横断、蝶々深山・物見石経由で八島湿原に戻ってくるルートにしましょう。

標高差がわずかしかない分、距離を歩く練習ということで。


ターボと二人で取得した「健康増進休暇」。

折角なので、晴れた山域へ、、

今回は夏休み中の花子と三人の旅になります。




《登山難易度 9》

※距離が長いので難易度が高く出ましたが、実際はそこまで大変ではないです。


自宅を3時45分に出発し、八島ケ原湿原駐車場に到着したのは、6時10分でした。

トイレや支度を整え、6時26分には歩き出したのですが、初め登山口が分からなくて車道をウロウロ。

YAMAP地図を拡大して、登山口が車道の下にあることに気がつき、駐車場に戻ってきました。


見ると、トイレの奥に「八島湿原入口」の看板が。

トイレの向こう側に秘密のトンネル発見!

八島ケ原湿原は付近の水面より7mも高く、その生成に一万年要しているのね、、、貴重な自然遺産です。


鹿よけ網のかかるトンネルを抜けて、湿原と鷲ヶ峰への分岐へ。

あちゃー、ガスがかかって、辺りは真っ白。

本来ならこの辺りから湿原を見渡せるはずなのですが、何も見えません💦

ターボ「湿原がしつげん(出現)しないね」

、、、今回は前置きで言ったように、メモを残しているので、ちょこちょこターボのダジャレが出現します😅

一緒に山登りしている気分でお付き合いください。

明け方雨が降ったのか、朝露なのか、草にいっぱい水滴がついていて、草をがさがさと掻き分けて進む登山道で、腰から下がずぶ濡れになりました💦💦


鹿よけゲートをくぐります。

二段になっていて、ターボに「リンボーして、チャッチャチャチャッチャチャッチャチャチャッチャ🎵」とBGMを入れられますが、無理に決まっとるがね。

開けたら閉める。

「(鹿よけなので)しかと閉めたよ」と言うとターボ「しっかり閉めとけ!」

なんだろ、この人、今日は特にハイテンション、、浮かれ気味です。

以前から歩いて見たかった中央分水嶺の鷲ヶ峰だからか?

今日は標高差があまりない楽な登山だからか?

はたまた、花子がいるからか?

その3つの理由があるから、ウキウキなのです。

私と二人で男体山や谷川岳登った時は、ひとっことも冗談言わなかったのに🤣

(左下)ガレた斜面にはケルンがいくつもありました。

このケルンはまるで五輪塔のように気高く絶妙なバランス!


いつも以上に浮かれ気味のターボと、そんなターボが大好きな花子。

(最後に添付した動画をcheck✔️)

今回は写真を撮って、動画撮って、メモを取って、大忙しの私。

今回はまたまた暑いだろうと思って半袖にして、日焼け対策でアームカバーをしてきましたが、とっても気温が低くて、アームカバーが寒さよけになりました。

下界は猛暑でしょうから、ありがたいことだ。


登山道にあった花や苔。

若い松ぼっくりはキレイな緑色で、抹茶チョコみたいでした。

きのこの山、たけのこの里の次は、抹茶の松ぼっくりでお願いします、、明治さん。

中をクッキー生地にして、サクサク食べれるようにしてくれたら、絶対買う!

マツムシソウも沢山ありました。

花子が「なぜマツムシソウと言うのですか?」と話しかけていました。

ん?誰に聞いてるの?なぜ、丁寧語??


この尾根道、、晴れていれば、素晴らしい展望!!だったはず(涙)

今日は真っ白な世界でございます。

上空に青空も見えるのだけど、諏訪湖側からどんどんガスがわいてきていて、尾根を越えていきます。

途中ガレ場の真ん中でカメラをセットして、八島ケ原湿原を撮影しようとスタンバイしていた男性、私たちが下山する時にもそこにいて、「こっちからガスが出る時はあまり良くないんだよねぇ」と言ってました。

まじか!

なんとか晴れてほしいけど。


真っ白な鷲ヶ峰山頂(1798M)到着~😆

記念撮影一枚目、自撮り5秒もあるのに、カウントダウン中に帽子を直す花子😒

私に「余計なことしてんじゃないよ!」と叱られたのは言うまでもない😁

そして、、360度、、な~んも見えんよ(涙)

ベンチに座ってガスがはれるのを待ちつつ、早くもおやつ休憩しました(笑)

時刻は7時25分。

晴れろ、晴れろと祈りながら真っ白い空間を眺めていると、途中サーッとガスがはれてアルプスの峰がチラリ!!

おおぉーーっ!となりましたが、ほんの一瞬でした(涙)

これはリベンジ案件決定でございますな。

花子はご両親たちとこの中央分水嶺巡りで、鷲ヶ峰から和田峠へ下ったことがあるそうです。

その時は雨だったので、どんな景色なのか知らないと、、。

この鷲ヶ峰からは南・中央・北アルプス全部見えの大・大・大展望なのですよ、、諏訪湖だって見えちゃうんだから!

うーーん、残念!!!

こっちを後にすれば良かったかなとも思いましたが、午後雷予報も出ているので、朝のうちに登っておきたかったのです。

さっきも言いましたが、リベンジ案件確定!

再訪したいと思います。


さて、今日のロングコースへ向かいましょう。

一旦鷲ヶ峰から来た道ピストンで下ります。

(上)諏訪湖方面からガスがどんどん昇ってきます。

(下)ここはズミの林でした。

私が「ズミだね」と言うと花子が「花が咲いてないのに良くわかるね」と言うので「木を見れば分かるよ」と答えると「木を見ただけでわかるなんて凄い」

するとターボが「気(木)のせいじゃね?」

花子、爆笑🤣

こんなやり取りが歩行中幾度となく繰り返されます。

ターボ、浮かれ気味。


お、なんだかガスが薄くなってきたぞ!!


朝真っ白だった分岐まで戻ってくると、わずかに湿原が見えているではないですか!?

もとい、湿原が出現したではないですか!?(笑)

低木が生い茂った狭い道をがさがさ下ってくると、、

おおぉ、晴れてきてる~⤴️


花が咲く八島湿原です。

木立の間に見えるのは、八島ケ池。


(上)今日歩く山並みが見渡せます!

これは気持ちいい!

「あっちにも大きな池があるね」と言うと、

ターボ「池に行け!!」

花子「プッ」

(下)鎌ケ池です。

とても美しい。


ハクサンフウロの色が鮮やかで沢山あります。

ターボ「タクサンフウロだね!」

このダジャレはちょっと微笑ましい😊

今頃はあのカメラマンのおじさん、シャッターきりまくりかなぁ、、晴れて良かったね。

木道を歩いてトイレのある奥霧小屋付近へ。


バイオトイレを協力金を払ってお借りし、木陰でバナナ休憩しました。

30分ほど休憩し、出発!

今日はロングコースなので、標高差がそこまでないとはいえ、先を急がないと、午後の雷雲が怖いよ~⤴️


ここからゼブラ山~山彦耳(北の耳と南の耳)経由で車山へ向かいます。

ペースメーカーのターボがご機嫌で、足がのんびりになっている気がしたので、少しペースをあげるようお願いしました。

中央分水嶺の標識が現れましたよ✨

ススキの原をまたまたガサガサと掻き分け登っていきます。


私にペースをあげるよう言われたターボ、、頑張っております!

ゼブラ山へのガレた登り、、ひたすら黙々と。

そうなると、軽口一切なし!!(笑)

人格が変わる(笑)

そして、9時35分、ゼブラ山(男女倉山)山頂(1776M)到着です。


山頂からの眺め。

(左上)皆さんご存知の美ヶ原と三百名山の鉢伏山(1928M)。

(右上)お、北アルプスが見えた!!

穂高岳と槍ヶ岳ですよ~⤴️

(下)八島湿原とさっきまでいた鷲ヶ峰、、晴れとるよ~⤴️

今頃鷲ヶ峰からは大展望が広がっていることでしょう。

くー、この瞬間にあそこにいたかった!!


とりあえず、三人で記念撮影。

今回は一発で撮影成功(笑)

晴れて良かったね~⤴️


これから歩く稜線をわざとらしく指差す二人。

さぁ、次へ向かいましょう。


この辺り、昨年7月に歩いた時(その時は反対周り)は私が熱中症気味になって、何度も木陰で休んだ記憶が。

今回は涼しくて、めっちゃ快適に歩けています。

(左下)いつみても可愛い大笹峰の避難小屋。

(右下)北の耳への最後の登り。


北の耳(1829M)に到着しました。

蓼科山が目の前にドーーン!

その右下には雪道歩きが楽しい八子ケ峰も見えています。

頬を撫でる風は気持ちよく、まさに「霧ヶ峰~🎵」、、天然クーラーの世界。


この時は二回目で撮れました。

一回目はシャッターがきれる瞬間、花子が後ろを向きましたから💢🤣

あの人は5秒が数えられないのだろうか???


北の耳で中休止。

お昼ご飯を少しと、ターボの差し入れの「抹茶大福」をいただきました。

これがめちゃくちゃ美味しかった。

次もヨロピク♥️


さて、次のピークは南の耳。

一旦下って登り返し、、


南の耳(1838M)に到着です!

この写真、とても明るいご婦人三人組に撮っていただきました。

所沢からいらした私たちより5~10才位先輩の女性たち。

今日はコロボックルヒュッテに泊まって明日は車山で日の出を見てゆっくり帰宅するんですって。

なんと贅沢な旅なんでしょう。

私たちが「寄居」だと答えると、「寄居!?行った!行った!この前鐘撞堂山に登ったの!」ターボ「ええぇーーーっ!めっちゃ地元ですぅ~⤴️」と意気投合。

一番賑やかな方と手を取り合ってハグする勢いでしたよ(笑)

私たちの5~10年後の姿?(笑)

とても微笑ましくて、こんな風にいつまでも仲良く山に登っていたいなと思いました。

山は楽しいのが一番!

それがお気楽のモットーですから🎵


さて、次に向かうは殿城山分岐から車山乗越へ。

気温は24度、、少しずつ暑くなってきました。


あぁ、美しい!

赤岳などには雲がかかっていますが、蓼科山はくっきり。

視界がクリアで、ホントに気持ちいいです。

車山乗越へ向け中央分水嶺を歩いていると、、前から歩いて来た男性に「見たことある!」と言われました。

ん?どなただっけ??

「もしかして、YAMAPで?」と言うと、

「私、ジンバルマンです」と。

ジンバルマンさん??確か相互フォロワーだった気がするけど、、どんな方だったっけ?と思いながら、「私はやまみほです。こっちはヤマダムです」と答えると、「前に縞枯山でドローンを飛ばしてた者です」と。

あ!

あの方!!!?


GIMBAL-MANさんにお名刺キーホルダーをいただきました。


「山頂の世界までご案内」

今日は四阿山を計画していたのですが、天候不良のために霧ヶ峰に変更したのだとか。

みんな天気の良い所を探して来るので、ヤマッパーとあちこちで出会えるんですよね。

またきっとどこかで再会できますよ!


山頂からのドローン映像、今後も楽しみしています!

ちなみに霧ヶ峰はドローン撮影禁止エリアらしく、今日はドローンも持ってきてないとのことでした。

お声かけいただき、ありがとうございました!


では車山乗越を過ぎ、この日一番大変だった車山への階段を!

ちょうどお昼頃で暑くなっていたこともあり、この階段が今日イチキツかったです💦

ゆっくりゆっくり、一歩一歩。


山頂に着くと、展望デッキに凄い人の数!

うへぇ、こういうのは苦手、、そそくさと人のいない反対側へ逃げ込みました(笑)

今日歩いてきた中央分水嶺がまるっと見える場所に座って、ランチ休憩しました。


ランチの後、山頂標識にて。

可愛い赤ちゃんを連れた親子に撮ってもらいました。

山頂で40分ほど過ごしたでしょうか?

12時56分、下山開始です。


下山途中振り返ってレーダードームを。

夏の雲がもくもくもくもく、、育ってるよ~⤴️

車山高原を走る車がミニカーみたいで見てると楽しかったです。


平たい石がゴロゴロした道を緩やかに下っていき、車山肩まで下ってきました。

ここで、バイオトイレをお借りし(利用料入れましょう)、その後コロボックルヒュッテで思い出に三人お揃いの手拭いを購入しました。

コロボックルヒュッテはランチ待ちの長い行列が!

凄い人気なんだね😆

「お土産だけ購入したいんですけど」と言うと、行列しないで入れてもらえました。


そのコロボックルヒュッテの奥に車山湿原へ下る道があります。

ここは初めて通る!


右は車山、左は蝶々深山、、歩きやすい木道です。

なだらかに登って、、


蝶々深山(1836M)到着!

八島湿原側から登って来られた若い女性が撮ってくださいました。

後で見るとビデオでも撮ってくれてた!

ありがとうございます😚


ああ、気持ちがよい!

「霧ヶ峰~🎵」の世界。

この蝶々深山から物見石までが一番霧ヶ峰らしい道かも知れません。

本当に歩きやすくて、360度草原、、見えるのは青い空と入道雲だけ。

そして、物見石に到着です。


ここで、おやつ休憩。

ターボのリュック(私のも同じですが)の一番上に穴があり、そこからホースで水を飲むことができるようになっていることに、この時初めて気がつきました!

ターボはその穴を利用して充電器をリュックの一番上に入れ、そこから線を出してみることに。

それにしてもターボは首から色んなものが下がっていて、なんとも騒がしい、、

私が「チンドン屋みたい」と言うと、花子が「賑やかしいね」と言っておりました。


さぁ、では帰りますよ~⤴️

時刻は15時ちょうど。

当初の計画ではもう下山完了している時間。

色んな出会いがあったりして、かなり遅れをとってしまいました。

ちょっと急ごう。

正面に八島湿原、右手にゼブラ山。

今日は楽しい1日をありがとう❤️

物見石から湿原までの下り、、もっと滑りやすい岩ゴロの急坂だった記憶があるのだけど、めちゃくちゃ歩きやすい道に変わっていました。

直登道を封鎖して、ジグザグに下れるように整備してくれたのかも知れません。


沢を越えた所で道が平らになると、女性が二人岩に座って休んでいました。

支度は山登りという感じではなく観光客風。

「この先、八島湿原を周回できる道はありますか?」と聞かれましたが、いえいえ、ここから先は山道ですよと答えました。

その女性が言うには、毎年のように訪れていて、八島湿原周回コースがあったはずなのに、なくなってしまった。標識がなかったので、ここまで歩いてきた、、とのこと。

自然保護のために、ルートが閉鎖されたんですかね?と会話し、トイレのある場所(朝バナナ休憩した所)まで戻ってくると、、

(左下)こんな看板が!

あ、あるじゃん、周回ルート!

多分標識の位置が変えられて、湿原から来ると振り返らないとわからない場所だから気づかなかったんだ!

あの女性たち、帰りに気づいてくれるかな?気づくといいな、、一瞬戻って教えてあげようかと過りましたが、、

いやいや、私たちは先を急がねば!

きっと気づくだろう、帰り道に。

(右下)鎌ケ池に鴨がいました。

池面がキラキラ輝いてキレイ!


木道になると、半分駆け足。

何とか16時までに下山完了したい!

物見石から1時間10分が標準コースタイムなので、急げばギリギリ💣️💨

さっき女性と3分ほど立ち話しましたから、13分縮めねば!

いつもは抜かされてばかりのお気楽がこの時ばかりは何人も追い抜きました。

ドドドドという私たちの足音にみんな避けてくれましたから🤣

私が「3時45分!」二人「はい!」

「3時51分!」「はい!」「3時55分!」「はい!」、、と、まるでアスリートみたいで笑えた🤣


そして、最後は鹿よけネットのかかる地下道を通って、無事15時57分、ゴー~ル~⤴️となったのでした。

(左下)「あ!コロボックルヒュッテでハガレーナにもお土産に手拭い買えば良かった!」となり、駐車場脇の案内所でお揃いの手拭いを購入したのでした。

(右下)シナノスイーツのソフトクリームで乾杯!

お疲れ様でした!

楽しい1日だったね~⤴️





鷲ヶ峰&霧ヶ峰16㎞ハイク


⬆️初めて作ったYouTube動画、、良かったら見てみてください。

短いです!


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

猪俣百八燈のお祭りに参加してきました。2023年8月15日


百八燈祭りが始まりますよ~⤴️


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


何年も前から一度参加してみたいと思っていた、美里町猪俣の百八燈祭りに参加してきました!


猪俣百八燈祭りに興味を持ったのは、2020年4月、猪俣小平六のお墓の前で20歳の若者と出会ってからでした。


⬆️その時の記事です。

小学生から高校生までの子どもたちだけで行われるという、夏の炎のお祭り。

今年、美里町在住の友達に誘ってもらい、ついに参加する機会を得ました!

ハガレーナとウォーリーを誘って、三人で出掛けました。



集合は6時半、高台院。

このお寺の前で子どもたちの太鼓とお囃子の演奏が始まりました。


ちびっこから高校三年生まで、順に練習の成果を披露します。


明かりの灯った高台院(花火師さん撮影)


いよいよ、百八燈祭りの始まりです。

大きな松明に油をたっぷり染み込ませ、大きな炎をメラメラとさせながら、行列が始まります。

一番最初の一本は、猪俣小平六の墓所の前にある一番燈籠に灯されます。


二本の松明に続いて、子どもたちの提灯行列。


私たちも最後尾をついて歩きました。

百八燈は小さな尾根の上にあるので、ジグザグに登って行きます。


尾根にある百八ある燈籠の中で真ん中に位置する大きな燈台の上にまずは火を灯します。


そして、二手に分かれ、小さな燈台の上の急須に火を灯して行きます。

そう、あの急須の中には油が入っていて、急須の口に火が灯る仕掛けだったのです。


花火が始まりました!!

規模は小さいですが、○○ちゃんの結婚を祝って、、とか、、還暦祝い、、とか、、微笑ましい市民が主役のお祭りなのです。

ハガレーナとウォーリーが「みほさんの還暦祝いに来年は一発あげるか!」と言っておりました(笑)


丘の上の藁の焚き火と、急須の燈籠。


百八燈の前に座って花火鑑賞できました。

途中花火師の休憩時間は、線香花火が配られました。


高校生(親方)の太鼓演奏や、かき氷のサービスも!


短い時間でしたが、こんなに楽しいお祭りは初めてでした。

丘を渡る風が気持ち良くて、お祭りは幻想的で、頭の上にあがる花火は大迫力でした。


美里の友達に感謝!

また来年もよろしくお願いします🙇⤵️


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