50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、小諸】クリさんと行く浅間山外輪山の旅《2/4(蛇骨岳まで)》2019年3月2日(土)

《登山難易度 4》

黒斑山山頂からこんにちは😃


ブログ友達のクリさんと一緒に出掛けた雪の浅間山外輪山の旅《2/4》です。

《2/4》では、トーミの頭から黒斑山、蛇骨岳までを書こうと思います。


槍ヶ鞘を後にし、トーミの頭を目指します。

雪の量が少なく、所々岩が露出しています。

トーミの頭の岩場が近くなってきました。

霧氷も少しですが現れました。

雪が少なくいつも登りで使うルートだと岩が露出してアイゼンでは危険なので、左手の道を使いました。

こちらからならトーミの頭の下部に着くので、トーミの頭からの絶景へワンクッションあります。

それが私の作戦でもある😁

トーミの頭下部に着いたら、まずリュックをおろし、水分と糖分補給をして(クリさんがどら焼き的なお菓子を配ってくれました)、トーミの頭の岩場に登ります。

トーミの頭からの景色はこちら~✨

(どら焼き片手に)ドッヒャ~!ですよね。

クリさんの「うわ~、これは凄い」の2回目、頂きました~\(^^)/

そして、忘れていましたが、ハガレーナもこの景色は初めてだったのです!

今まで何回か(2回かな)トーミの頭に来ているけど、毎回雲や霧に阻まれて、トーミの頭から浅間山と湯の平の絶景を見ることが叶わなかったのでした。

ハガレーナも「うわわわわ、これは凄いね~。初めて見れた~🎵」と感動しています。

景色が雄大過ぎて、我々の安物デジカメやスマホでは全貌をいっぺんに捉えることができません。

よくガトーショコラと称される浅間山を見ながら、ターボが「紅葉の時期にはあの森が全て黄金色に染まるんだよ。それはそれはすごくきれいなの!」と一生懸命クリさんに伝えています。

ターボも私も浅間山が大好きなんです(笑)

そして、浅間山を単なる独立峰として留まらず、稀有な存在にしている、こちらが外輪山。

この稜線があるからこそ、浅間山をこんなに間近に大迫力で見ることができるのです。

外輪山も、大好き!(笑)

こちらはかつて浅間山荘から登ってきてと、昨秋草すべりから下って歩いた湯の平。

この歩きやすい平らな場所があるからこそ、下から浅間山と外輪山を眺めることができるのです。

湯の平も大好き!(笑)

要するに浅間山、湯の平、外輪山はセットで大好きの3条になるわけです。

そりゃ何度も来たくなる訳です(笑)

写真を撮りまくる3人。

向こうに見えるのはこれから向かう黒斑山です。

側にいたお兄さんに写真を撮ってもらいました。

カメラが得意な方だったようで、顔を太陽の方に向けて下さいと、難しい注文が入ります。

クリさん、素直に横を向いてしまいました(笑)

「二枚目は大きく手を挙げたりして!」とまるで篠山紀信のように指示が(笑)

でもお陰でこんなに楽しそうな写真が撮れました(*^^*)

この写真は今回一番に私たちの心を表しているいい写真だと思います。

本当に楽しくて仕方なかったのですから\(^^)/

北アルプスが黒っぽい霞の上に連なっています。

ハガレーナが「こんなに北アルプスをちゃんと見たのは初めて」と嬉しそうです。

「いやぁ、ホントに壁だね~」と。

この時11時15分。

トーミの頭に11時について、15分程滞在しました。

風が無いのでいつまでも眺めていられましたが、そろそろ歩き出さねば!

外輪山のどこかでランチにしようと思っています。

黒斑山に向かいます。

標高が高いからですね。

登山道の両側に霧氷がたわわに育っていました。

途中の浅間山展望ポイントで、クリさんとターボ。

おおお、この辺は雪山らしく寒そうな雰囲気。

森に入るとぐっと気温が下がり、ハードシェル越しに冷気を感じます。

コメツガの額縁に絵画のような浅間山。

こちらはコメツガの縁取りで掛け軸のような浅間山(笑)

いや、ほんと、何越しに見ても、あなたは美しいのです。

ターボに言わせると浅間山は超美人さんなのだとか。

女なんだねと言うと、「あのなだらかな山容は女性でしょう~👸」とのこと。

なるほど、貴婦人と言うのが相応しいかも。

それを外輪山の傭兵が守っている。

う~ん、我ながら素敵な発想(自画自賛)

でもたまに湯気を吹き出しますから、ちょっぴりヒステリーな王女様だね、などと話ながら歩きました。

そんなことを言っている間に黒斑山に到着~(^o^)

11時33分。

トーミの頭から18分でした。

あれ?

いつもとルートが違うみたいですね。

雪があるので森の中じゃなく、いつもは歩けない場所が踏み固められた登山道になっているみたいです。

黒斑山からの眺めはこちら。

左からターンして。

相変わらず、雲ひとつなく、絶景が広がっています。

先程までいたトーミの頭も見えています。

近くにいた陽気なシルバーさん(失礼)に撮って頂きました。

ではでは、この後もこれの上を行く絶景が待っていますから先を急ぎましょう。

実はお腹が空いてきたっていうのもありますし(笑)

森の中は雪が多く、結構モッフモフです。

クリさんと「楽しいね~🎵」と言いながら歩きました。

展望がなくても、森の中の雪道歩きは楽しくて仕方ないのです。

森を抜け、再び展望が開けました。

トーミの頭から見た景色とはまた違う、あまりの絶景に言葉を失って佇む3人。

歩いてきた黒斑山。

左手は剣ヶ峰。

あちらも外輪山みたいです。

浅間山を真正面から見ている感じ。

もちろんどちらが正面ってことはないのですが、何となく。

そしてこれから向かう我らが(?)外輪山。

我らがとつけたのは、私たちはまだ体力に自信がなくて浅間山本体(前掛山)に登ることができていないので、「浅間山に行くよ」と言ったら、「浅間山外輪山を歩いて間近で浅間山を見るよ」という意味なのです。

今日はあの茶色くなってる辺りまで行きたいのだけど、どうなるかなぁ?

私がカメラを構えると、てんでバラバラな方を見る3人。

ある意味息が合っている(笑)

尾根歩きしながら、「はい、はい、こっち向いて~」と無理やりの自撮り。

きれいッスね~、と何故か若者言葉で言ってみる。

所々雪が少ない場所もありましたが、総じて雪はまあまあありました。

秋に歩いた時はもっと森の中に入ったり出たりを繰り返した気がするのですが、初めの所(黒斑山から下り始めた所)が森だっただけで、ほぼ展望の開けた場所に踏み跡があります。

この辺りも秋には歩けない場所なのではないかと、、。

あまりの絶景に度々目を奪われるので、足元に注意しないとズボッと踏み抜いたりもします。

クリさん、気をつけて!

斜面の木々もため息が出るほどキレイです。

カモシカの足跡が斜面を横切っているのが分かりますね。

尾根付近にもカモシカやウサギの足跡がありました。

足跡を見つける度に近くにカモシカはいないかと探しましたが、今回は見つけることはできませんでした(涙)

朝とか夕方でないと活動しないのかもしれませんね。

尾根の樹木にはつららがいっぱいありました。

ここでみよんさんならポキッと折ってカリカリかじりながら歩くのでしょうが、、(笑)

あー、それにしても気持ちのいい稜線歩きです。

このルートが一番好き。

振り返ればこの眺めです。

あ、さっきは黒斑山の陰に隠れて見えなかったトーミの頭が再び見えるようになりましたね。

ずーっと外輪山と浅間山と湯の平を見ながら歩いています。

外輪山の向こうには嬬恋村まで見え始めました。

右手にこんな景色を眺めながら。

楽しい、楽しい、楽しい!

もう、最っ高に楽しいです!

何度言っても言い足らないくらい。

蛇骨岳が近くなってきました。

やはりここは冬だけのルートです、多分。

こんな角度と距離から蛇骨岳を見たのは初めての気がしますから。

いつもは森の中を歩いて、最後岩場の手前で森を抜けたはず。

蛇骨岳への最後の岩場を登ります。

12時16分、蛇骨岳に到着で~す。

どうやら今この人たちの間では、てんでバラバラの方向を向くのが流行っているらしい。

わぁ~、初めて見れた~!

外輪山の北西側の景色を。

今まで私は三回蛇骨岳に来ていますが、いっつも霧や雲に阻まれて、こちらの景色を見ることができなかったのです。

四回目の正直!

こんな景色だったのね~(^o^)

広大なキャベツ畑。

あの平らな峰はどうやら苗場山らしいです。

四阿山が美しい。

初めはここでランチにしようかと思いシートを広げかけていたのですが、どこにしようかと迷っているうち、「北アルプスが見えそうで見えない」ことに気がつき、どうしようと迷っていると、近くにいた男性ハイカーが、「もう少し先まで歩いて行けば北アルプス見ながらランチできるよ」と教えてくださいました。

やっぱりどうせなら憧れの北アルプス様を見ながらゆっくりしたいよねってことになり、もう少し先まで歩いてみることに。

《2/4》はここまでとして、あとは《3/4》にバトンタッチしたいと思います。


お付き合い頂き、ありがとうございます(^-^)

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