50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、西上州】稲含山山頂にて、管理人さんのガイドを楽しみました。さて、どれだけ思い出せるか!?【後編】2019年1月5日(土)

《登山難易度 2》

稲含山山頂から、稲含神社管理人の岩井さんと記念撮影です。


一年ぶりに訪れた稲含山で、岩井さんと再会を果たし、山頂でじつに2時間40分も過ごしました。

そのうち2時間くらいは岩井さんとおしゃべりしていたのではと思います。

山の名前と歴史や伝記を沢山教えて頂きました。

ボイスレコーダーでもセットしたいところでしたが、そんなハイカラなものは持ち合わせていないので、ひたすらメモ、メモ、メモです。

しかし岩井さんは知識が溢れかえっているので、すごいマシンガントークなのです。

私の残したメモはこんな有り様です↓

果たしてこれをまともに読み解いて、岩井さんのお話を思い出せるのだろうか?

自分のすごいスピードで日々消滅している灰色の脳細胞との戦いが始まりますよ。

多分もう70%忘れています。

明日になれば更に忘却の彼方でしょう。

時間がない、急ぎましょう。

記録を残すことを最優先するので、写真は少々ピンぼけでもご容赦ください。

興味を持たれた方は是非ご自分の足で登ってみて❗

登山口からわずか一時間ですから!


ということで、説明は突然、唐突に始まります(笑)

いきなりのピンぼけからスタート(涙)

皆さんご存知荒船山。

その左にあるピークの先に角が生えています(写真でわからないかも)。

これは兜岩です。

ここからはカエルの化石が見つかっているそうな。

かつてここには直径4キロもある淡水湖があったのだそうです。名前は荒船湖。

写真右端に見える、横に薄茶色い筋が入った山は物見岩。

あの右下に神津牧場があります。

こちらは言わずもがなの浅間山ですが、かつては(みんなこの表現ですみません。覚えていられない)標高が約5000Mあり、富士山より高かったのだそうです。

爆発して低くなってしまったのだそう。

現在の標高は2568M。

覚え方は「浅間の鬼はにごろっぱ(256本の歯がある)」です。

鬼は鬼押し出しのこと。

浅間山の右手に見える白い山(低い雲に隠れていますが)は草津白根山です。

今日は雪が降っているねとのこと。

こういう日は決まって風が強いのだそうです。

右にツンと尖った形の山は鼻曲山、右手の美しい三角は浅間隠山ですが、その二つの山の向こうに見える白い山は野反湖畔の山です。

私たちはエビ山に登りましたよね。

有名なのは白砂山です。

厚い雲に覆われた白い山塊は三国連山。

上越国境の山ですね。

今日は吹雪いていそうです。

こちらは榛名山。

榛名山の真ん中で縦に白い筋が入っているのは榛名富士です。

メモには横の山が水沢山で、左に◯◯岩と書いてあるのですが、自分の字が読めない(涙)

榛名山と稲含山の神様は昔ケンカをして犬猿の仲なのだそうです。

湖を取り合い、稲含山にあったサロウガサという苔をやるから湖をよこせという約束になっていて、苔を渡したにも関わらず榛名山は約束を破り湖を渡さなかったのだそうです。

怒ったこちらの神様が石を投げたら「受(うげ)神社」の神様が石を受け取ってしまい榛名山まで届かなかったとの伝説が残っています。

そのため、秋畑の人々は長い間榛名山には決して登らず、遠足などでも行くことはないのだそうです。

神話って面白いですね。

いつか勉強したくなる気がします。

南南東方向にぽこっとなっている丸い山は西御荷鉾山です。

東御荷鉾山は西御荷鉾山に隠れて見えません。

南方向のこの高い山は白髪岩と白髪山です。

白髪岩には原三角測点があり、下仁田町最高峰になります。

白髪岩には明治15年に原三角測点が設置され、群馬県に現存する原三角測点は三ヶ所ある(あと二つがどこって言ってたかなぁ、う~ん、思い出せない)のですが、他の二つは立て直されていて、当時と同じ測点が残っているのは白髪岩のみなのだそうです。

その石が埼玉大学の先生は花こう岩だと発表しているそうなのですが、岩井さんはくぬぎ石(安山岩)だと考えているそうです。

岩井さんは地質学を勉強されているので、そこは譲れないみたい。

あの白髪岩に登れば富士山も見えるとのこと。

要するにあの山があるから稲含山から富士山方面の視界が遮られているのです。

簡単には登れないですよね?と聞くと、「いや、一時間で登れるよ」とのこと。

岩井さんの足でってことだと思うので、私たちならもう少しかかるでしょうが、そんなに簡単に登れるなら今度登ってみたいと思いました。

樹林におおわれているように見えますが、南側だけ木が切り払われ、展望が得られるのだそうです。

今は閉鎖されていますが、4月1日から11月30日までは御荷鉾スーパー林道が開通しているので、結構高い所まで車で行けるみたいです。

こちらは赤久縄山。

地図を見ると、「御荷鉾、両神、金峰、富士見える」とあります。

さっき話に出たスーパー林道が側を通っているみたいですから、いつか登ってみたいですね。

そしてこれは岩井さんはご存知なくて私の予想なのですが、御荷鉾山の向こうにうっすら見えるのは昨日登った城峰山なのではないかと。

向こうから稲含山が見えた位置関係だとそんな感じです。

そうそう、さっき岩井さんが登って来られる前に山座同定していたこちらの三角はやはり瑞牆山でした。

ピンポーン💡正解。

そして左端は金峰山です。

手前の三角は烏帽子岳、そしてその右手にアカヤシオを見るために登った三ツ岩岳があるのですが、向こうの山と被ってよく分かりませんね。

右端にある手前の山は小沢岳。

その左手にある、右手に向け段々に低くなっている4つこぶの山は桧沢岳です。

そして、こちらの中央にある横向きの猫耳は鹿岳(カナダケ)で、その手前にあるのは四ッ又山。

この二つは三ツ岩岳からなら正面に見えるので形がきれいに見えましたよね。

この写真の中央、横に少し筋の入った、「山」の形をしたのが立岩(タツイワ)です。

タツイワの下にある白い筋が斜めに入った丸い山は幕岩です。

地図で調べると九十九谷と書いてありました。

国道254が走っている右上に白く小さく見えるのが有名な「じいとばあ」です。

右手の樹木の上に位置した山(山頂にパラボラアンテナが見える)は大桁山(オオゲタヤマ)と石尊山です。

500Mちょっとの山ですが展望が良く人気があるそう。

地図で調べると関東ふれあいの道に指定されていました。

中央の森は神成山(カンナリヤマ)です。

富岡市立西中学校から高速道路の側まで約2キロの遊歩道が整備され富岡市民人気のハイキングコースなのだそうです。

手前に見える池はおおしお湖(漢字がわからない😖)。

側に群馬サファリパークの観覧車が見えています。

先日の碓氷峠での火事では消防のヘリコプターがこの湖に水を汲みにきていたそうな。

この写真を拡大すると、群馬県庁と高崎の観音様がうっすら写っていました。

写真中央に見える集落は標高600Mある「峰」の集落です。

祖先は平家の落人だと言われています。

ここには横見峠(字が合ってるかな?)という峠道があり、秋畑の人々が下仁田方面に出る最短コースらしいです。

そのため昔から秋畑と下仁田は交流があり、秋畑には下仁田出身のお嫁さんが多いのだそうです。

逆もしかり。

左手山肌が茶色くなっている山は秋山(自分の字が汚すぎて良く読めないので違うかも!?)といい、富岡市、下仁田町、甘楽町の境となっています。

地図で調べると黒内山と書いてありました。

写真中央左手の尾根が何となく稲含山に向けてクネクネと

続いているように見えると思います。

これは古くからある登山道で、登りが4時間かかるのだそうです。

ぬかべ(字がわからない😖)小学校6年の児童が毎年遠足でこのルートを登ってくるのだとか。

もう40年も続いている伝統の行事で親の参加もできるそうです。

子供の頃は辛くてもう二度と嫌だと思ったのに、大人になって親となり、再び子供を連れて登ってくる(茂垣峠からの道ですが)人もいるのだとか。

今年も5月にその遠足があり、岩井さんが案内を頼まれているそうです。

岩井さんに山頂でこれだけの話を聞かせてもらえれば(多くの子供が聞いてないと思うけど(笑))、地元の子供達に郷土愛が生まれないはずがない。

素晴らしい活動だなと思いました。

岩井さんは現在67歳。

小学校6年から稲含山に登り始め、今日で978回を数えるとのこと。

5月の遠足で1000回記念にしたい、してほしいと学校の方からもお願いされているらしく、今年は更に記念の素晴らしい登山になることでしょうね。

因みに稲含山には熊が生息し、山の中に三ヶ所熊穴があるそうです。

山頂から南側に200M下った所にもあり、一度岩井さんが山頂で寛いでいるときに下から登ってきて遭遇してしまったそうです。

そのため危険なので、町と相談して、その方向には立ち入らないようにロープを張ってあります。

断崖絶壁になっているので、滑落すると危険だという意味もあるそうです。

熊は冬眠中なのでは?と聞くと、熊は冬眠しないよとのこと。

冬眠するのは、ゴキブリや蛇やコウモリ。

熊は休んでいるだけだから、物音がすると起き出してくるよとのことでした。

熊穴は登山道脇にはないそうなので、むやみに登山道以外の場所に立ち入らないようにしないとですね。


山頂で2時間近く岩井さんのお話を聞かせてもらいました。

ガイドとしてお願いしたらお給料をお支払しなくてはいけないくらいの長時間、二人だけのための講義でした。

まとめてみましたが、聞き間違いなどあるかもしれません。

ご容赦ください。

稲含山が益々好きになりました。

5月にはアカヤシオ、6月7月にはギンリョウソウも咲くそうです。

雪の日にも、もう少しこの山に慣れたら来てみたいと思います。

1月20日頃からはここも雪が積もり、山頂の山名板も埋まってしまうそうです。

今年の元旦は北アルプスや埼玉スタジアムの屋根も見えたそうです。

いつの日か初日の出を見たり、辺りが雪化粧した頃の日没を見に来るのもありだと教えてもらいました。

岩井さん、ありがとうございました。

お体に気をつけて、これからも沢山の人に稲含山の魅力を伝え続けてください。

また行きます!

次こそ連絡しますね(^o^)/~~


歩行距離は3.98キロ。

すごーく長い時間山頂で過ごしたことがわかりますねぇ(笑)

最大標高差 300M(1070M~1370M)。

累積標高差 325M。


駐車場0755~(6分)~茂垣峠0801~(29分)~展望スポット0830(3分)~(25分)~稲含神社0858(7分)~(5分)~稲含山山頂0910(2時間40分)~(43分)~茂垣峠1233~(6分)~駐車場1239

全行程 4時間44分

(うち歩行時間 1時間54分)

※標準CTは、1時間50分


今日のコースはピストンなので、復路は割愛しました。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

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