【群馬】子どもたちと群馬県内色々ドライブ🚙2020年7月24日(祝)
放水中の八ッ場ダムから、こんにちは❗
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
7月の4連休、お天気が良ければ奥日光や谷川岳に出掛ける予定にしていましたが、見事に毎日雨と曇りの予報ですね(涙)
友人たちとの木曜日の山行は諦め、日曜日にだけ(雨でも)どこかに行こうと思っています。
我が家には大学生の次女がいるのですが、コロナ期間中、大学の授業はネット配信となり、コロナ患者が高止まりの東京に遊びに行くことも叶わず、かなりストレスが貯まっているようです。
「あーーーーーっ!どこかに出掛けたい!!」と叫んでいます。
「山なら連れていくよ」と言うと「山かーーっ⤵️」と気が進まない様子でしたが、最近は「この際山でもいいよ。もうこうなったら山でも何でもいいからどこかに出掛けたいんだよ😣」と言うようになりました。
あまりに可哀想なので、一日彼女を連れ出してドライブすることに。
長男の予定も空いていたので、親子三人で一日ドライブです。
(私は運転していたので写真がないのですが)
初めて軽井沢を車で走ったという二人は「すごっ、これが軽井沢か!」とか、「こんな別荘には有名人がいっぱい住んでるんだろうなぁ!」とか、
「あー、いつか別荘を持てるようになりてぇ~」とか、
「あんな車に乗れる老後を目標にしよう!うん、頑張る!」などというビンボー人丸出しの会話をボロ車の窓を開けて大きな声でするので、軽井沢マダムに聞かれるんじゃないかと若干恥ずかしかったです💦
おしゃれなワンコを散歩するご主人や、キレイなワンピースを着たご婦人、手を繋いで歩くカップル、そして高級外車が沢山目に飛び込んで来ました😅
ビンボー人は通り過ぎるだけでございます😁
そもそも私は、軽井沢の町でどう過ごせば良いのか、悲しいかな全くイメージが沸きません😢
せいぜいどこかでお茶するか、ジャムを買って帰るくらいです。
山で過ごす方法なら山ほど思い付くのに😁
やはり軽井沢マダムにはなれっこないな😅
最初に車を降りたのは、白糸の滝でした。
沢山の観光客で賑わっていましたよ!
滝坪から流れ出た場所もこんなに美しかったんですね。
水の量が多いからかな?
壁から水がサーサーとしみ出してくる様がすごくて、不思議な感覚になります。
今回は水が豊かだったからか、岩壁の上部にある土の壁から水が飛び出す様をしっかり観察することができ、とても面白かったです。
この後浅間火山ルートを走り、左手に大きな浅間山を見ることができましたが、今は駐車場は閉鎖され、駐停車禁止の看板があったりもして、ゆっくり眺めを楽しむことは出来ませんでした。
当然写真もありません(涙)
万座ハイウェイを走り、日本国道最高標高地点にやって来ました!
おおお、見えてる、見えてる!芳ケ平!
この不安定なお天気でここまで見られれば御の字でしょう。
草津白根山もチラッと見せ😁
雲がわいてきた~😱
でも二人にこの景色を見せることが出来て良かったです。
その後渋峠を越えて長野側に少しだけドライブしました。
雲に隠れているのは横手山です。
惚れ惚れしますね、この景色。
万座ハイウェイからの眺めです。
いつか歩いてみたいと思っている、山田峠から万座温泉に下る道です。
車道の反対側からはこれから下って行く道が見えたのですが、あれあれ?いつも閉まっていて通行禁止となっている白根山経由草津に抜ける道を車が通行しているのが見えますよ。
今日はあっちに行ってもいいんだ!
じゃあ是非通ってみましょう。
、、、と思い分岐まで行くと係のおじさんに「駐停車もUターンも禁止です。通り抜けるだけですけど、それでも構わなければどうぞ」と言われました。
え?あ、そうなの?どうしよう?どうしよう?と0.5秒思いましたが、既に頭をその方向に入れてしまい、後続車がすぐ後ろにつけていたので、「わ、分かりました」と言って前進しました。
助手席から長男に撮影してもらった草津白根山です。
後続車もいたのでスピードを緩めることもできず、私は横目でチラチラ見ただけでした。
ここから草津まで九十九折れの道を一気に下りました。
雲がありましたので、展望はひらけませんでしたが、晴れていれば気持ちの良いドライブウェイであること間違いなしですね。
草津の町を抜け、山の上ホテルでランチにします。
パスタのセットをいただきました。
八ッ場ダムの不動大橋にやって来ました。
「高~い😱」「足がすくむよね💦」などと言いながら下を覗き込む二人。
どうやら意外と高いところが苦手らしいです。
橋の端まで行ってみます(ダジャレじゃないです)。
落差40mの不動滝。
このところ雨の日が多いので、勢い良くてっぺんから噴き出しています。
あの上に登って滝口がどうなっているのか、見てみたくなりますよね。
橋を渡って道の駅に戻る途中、ダム湖を覗くと、遊覧水上バスが進んでいました。
あー、あれ、さっき駐車場に停まってたやつだ!
バスなのに変な形だし、後部にスクリューがついていたので、面白いねぇと言いながら眺めたのですが、それがこの湖を遊覧するバスだったとは!
だったらもっと良く観察して写真を撮っておくべきだった!
⏫この写真は昨年の7月13日に撮影したものなのですが、この右下にある車道から水上バスは湖面に進入したようです。
その瞬間を見逃したーーーっ!
八ッ場道の駅でソフトクリームをいただきました。
放流中の八ッ場ダムに立ち寄ります。
ここ、私も初めて来ました!
今年の3月末に完成し、4月から運用開始したようです。
公開は7月かららしいので、1週間前にここを通った時にはここを通過する時5時前後だったので、もう閉まっていたのだと思います。
利根川の主要支流のひとつである吾妻川の中流部に造られた治水と利水のためのダムです。
堤高が116m、堤長が291mあります。
水は二ヶ所から轟音と共に強烈な勢いで流れ出していました。
あの中に落ちたら心臓を撃ち抜かれそうですね😱
八ッ場ダムの計画当初は川原湯温泉街が完全に水没し、また名勝吾妻渓谷の大半も含まれていたことから反対運動が激しく、全く進捗しないダムの代表として「東の八ッ場、西の大滝 」と呼ばれたそうです。
その後吾妻渓谷を可能な限り保存することで合意し、当初の建設予定地よりも600m上流に変更されました。
それにより、吾妻峡の3/4は残ることとなったそうです。
上から覗くと、渓谷の一部が見えます。
大きな岩の窪みと両側を絶壁に囲まれた深い谷が見えています。
ギリギリ残されたって感じですね。
昔の展望台も見えますから、あそこは吾妻渓谷でも結構な見処なのではないでしょうか?
発電所は現在建設中でした。
発電所の奥に吾妻線の旧線路が見えます。
ダム湖からみたダム堤です。
ゴミなどをせき止める浮きが岩場の上に作られた展望台のすぐ下まであります。
あそこまで水面が上昇することを想定しているということですよね。
放水扉の制御装置が格納された建物脇にある階段を見てください。
ずいぶん上の方まで流木などのゴミが貯まっています。
なるほど!昨年秋の台風19号の時、あそこまで水位が上昇したということですよね。
2019年10月1日より、ついに実際水を貯めてダム堤体及び貯水池周辺の安全性を確認するための試験が始まりました。
本来は水を貯めたり抜いたりを繰り返しながら、3~4ヶ月かけて徐々に満水位まで上昇させた後、最低水位まで降下させるはずでした。
しかし昨年の10月13日、台風19号の襲来により、水位が急激に上昇したのです。
当時まだほぼ最低水位で、ダム湖が空っぽだったことが幸いしたようです。
当時(10月11日2時)の水位(標高518.8m)から13日の5時には標高573.2mまで水位が上がったのだそうです。
たった二日で約54m上昇したことになります。
満水は標高583mなので、あとわずかでした。
この階段を見れば水面がすぐそこまで迫っていた事が分かります。
これにより、いみじくもこのダムの治水効果が立証された形になったのです。
手前の岸まで戻って来ました。
放水用の水門が三基見えます。
あの高さに水門があるのに、水が出ているのがとても下の方に見えたのが不思議でしたが、帰宅してネットで調べると建設中のダムの写真がありました。
(ウキペディアより)
放水口はうんと下の方にあるんですね。
次女が水が流れてる気配がしないと言っていたので、多分そうなのだろうとは思いましたが、位置が確認できて良かったです。
こうなると、かつてダム建設途中に何度もこの側を車で通過したのですから、もっと良く観察しておくべきだったと後悔です😣
山に行くことばかり考えて、そこに思い至りませんでした💦
この後、先日赤城北麓の円筒分水工を見学するため訪れた利根沼田望郷ラインを走って見ましたが、激しい雨に白く煙り、子どもたちに絶景を見せてあげることは叶いませんでした。
また晴れた日にリベンジします。
そして前橋まで戻ってから映画「コンフィデンスマンJPプリンセス編」を三人で見ました。
東出の復活を望む私に引っ張られた二人ですが、どうやら楽しんでくれた様子でした。
本当に久々の外出となった次女も一日楽しかったと言ってくれました。
一番何が良かったかと聞くと、景色を眺められたこととダム見学が面白かったそうです。
やはり巨大建造物はテンションが上がりますよね。
山に行かない日は子どもたちと時々ドライブに出掛けたいと思います。
梅雨が終われば青空ドライブの機会も増えることでしょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。