50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、高崎】長野堰円筒分水工を見に行く。2020年7月26日(日)

長野堰円筒分水工から、おはようございます。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は元々の予定では久しぶりに谷川岳に登ろうと思っていたのですが、天気予報は曇り後雨、、(涙)

谷川岳には出来ればお天気の良い日に行きたいと思っているので、今日は赤城自然園に花を見に行くことにしました。

しかし赤城自然園の開園は9時からなので、その前に高崎の長野堰円筒分水に立ち寄ることに。

ハガレーナには水路巡りに色々同行してもらっていますが、花子を案内するのは初めてです。

自宅を6時半出発で、早朝7時半頃には高崎駅近くにある円筒分水までやって来ました。

住宅街の真ん中(城東小学校の校門前)に突如現れる大きな円筒分水工です。

これは寄居町用土の円筒分水よりはかなり規模が大きいですね。

長野堰用水の説明がありました。

・長野堰は利根川水系烏川より取水する頭首工を起点としている。(毎秒6.8㌧)

・幹線水路は円筒分水まで約9㎞。

・1962年(昭和37年)に完成。

・自然落差を利用して、地獄堰、鳴上堰、矢中堰、倉賀野堰の4堰に正確に受益分配している。

倉賀野堰は37%、谷中堰は31%、鳴上堰は4%、地獄堰は28%に分配されています。

外円筒の径は12.8m、内円筒の径は8mです。

長野堰の歴史です。

一級河川烏川と井野川に挟まれていながらも、台形地形のため水不足に悩まされていた歴史があるようです。

千年以上前に長野堰の形が造られたとあります。

分水工に繋がる水路の先に水門がありますから、見に行きましょう。

半分ゲートが閉められています。

どんな意味があるのでしょうか?

水量の多い少ないで調整しているのでは?とも思いましたが、そもそも水量は取水堰で調整すれば良い気がするので、この半分閉じられた水門の理由は良く分かりません😅

ここから8.6㎞川上に烏川頭首工(取水口)があります。

水路に沿って円筒分水まで戻ります。

円筒分水工の手前には大きなゴミ処理施設がありました。

時々ウインチが作動し、大きなゴミを運び揚げていました。

ゴミが取り除かれた大量の水がこのフェンス奥で一旦5メートル以上落下し、円筒分水工の中央に噴き出す仕組みです。

地獄堰28%と、鳴上堰4%の流れ出しです。

地獄堰は道路下を通ってこちらに。

鳴上堰は地獄堰の右側に細い流れが見えます。

倉賀野堰37%は反対側、真ん中が谷中堰31%です。

真ん中が谷中、奥が倉賀野です。

手前は円筒分水からの流れはせき止められていました。

車道(橋)の下を通過します。

あれあれ?右側から銅板のようなもので造られた水路が合流しました。

見ると倉賀野水路に並んで細い水路がありました。

こんなの円筒分水から流れ出してた?

この時は円筒分水からのもうひとつの流れを見落としたのかと思っていました。

右は倉賀野、左は谷中、そして真ん中に立体交差している謎の水路です。

なぜ一部だけ銅板なのでしょう?

元の水路にひびでも入って補修したのでしょうか?

どなたかのブログで、あの黄色い家の住人が羨まし過ぎると書いてありました😁

水路は黄色い家の辺りで左右に分かれます。

こちらは谷中用水。

こちらが倉賀野用水です。

謎の水路はここから暗墟になりました。

民家の前の側溝がそれです。

黄色い住宅側から水路を見たところです。

面白い景色ですよね。

突然乱入してきた謎の水路の流れ出しを確認しながら円筒分水に戻りました。

しばらく倉賀野用水に沿って細い流れがありましたが、途中で見えなくなってしまいました。

Google Mapで調べて見ると、円筒分水からの用水に沿ってある細い流れが、

赤い矢印の所でカクンと折れて別の方向に繋がっていることが分かります。

Google Mapでその後を辿ってみましたが限界があり、どこから流れてくる水路なのかハッキリしませんでした。

またいつか歩いて確かめたいと思います。

では、円筒分水工を後にし、今度は烏川の取水口(頭首工)を見に行きたいと思います。

今日は車でブイッと移動します。

途中作業用の洋服を着た鉄塔がありました。

サイズぴったりの素敵なお姿😍

どんな作業をするんでしょうね?

こっちも気になります😁

頭首工の下部に到着しました!

が、しかし!

青いゲートが閉められ、先に進むことが出来ません💦

あと10mなのに!

あの堤防に立って頭首工を見てみたいのに、、😣

仕方ないので、下流から回り込めないか悪あがきすることにします。

取水口から流れてくる水は一部が養魚場に取り込まれていました。

太い用水の奥が鯉の養殖場です。

定期的にゴゴゴゴと音がして餌が撒かれるようで、その度に餌の争奪戦が始まり、沢山の鯉がバチャバチャ跳ねていました。

養殖場の側を流れる長野用水です。

ここが最初の水門です。

ここから8.6㎞の旅をして、15箇所の水門で分水しながら、あの円筒分水に送られるのです。

この後なんとか頭首工を見れる場所に歩いて行けないかとウロウロしましたが、道を見つける事が出来ませんでした(涙)

今度長野用水土地改良区に電話して聞いてみるかな?

本当はこんな取水口を見たかったのです。

残念!!😣

またの機会と言うことで。

この後赤城自然園に行かねばなりません。

午前中が曇りの予報だったので、早く行かないと雨が降りだします。

てか、このときも結構なザーザー降りだったんですけどね。

赤城自然園の報告はこの後書きます。


いつも応援いただき、ありがとうございます。

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