50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、北相木村】御座山で自分の限界を知る《後編》2020年4月4日(土)

《登山難易度10》

御座山山頂から、めっちゃ厚着をして、こんにちは👋😃


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます😊


久々のチャレンジ登山「御座山へ長者の森から登る」【後編】です。

先に行った勝ドンは今ごろ最後の登りに取りついている頃でしょうか?

花子と私は前衛峰から一旦鞍部まで下ります。

ここもやはりシャクナゲの道。

来る季節を間違えたかな?

でも今はコロナで人混みは避けなければいけない情勢ですから、混雑時期には来れないです。

6月までには収まってるといいけど、現状だと厳しそうですもんね。

今年のシャクナゲは人知れず咲くことになるのでしょうか?(涙)

岩場の下りです。

この後本日初のハイカーに出会いました。

わたしが岩場をモタモタ下るのを我慢強く待っていてくださった男性の足元を見ると軽アイゼンだったので、「これから先、アイゼン必要ですか?」と聞いてみました。

すると「鞍部から先は急坂で凍結してるのでアイゼンは必要だと思います」との答え。

やはりそうか。

アドバイスありがとうございました。

途中大きな木が根こそぎ倒れていました。

岩場の上の薄い地面に根を張っていたのでしょうね。

鞍部(うだの沢のトーミ)に到着です。

目指す御座山手前の峰が目の前に!

地図に「下新井への標識が立つが、道は消失」と書いてあります。

確かに花子の足元に標識がありますね。

この雰囲気だとアイゼン無しで行けそうに見えますが、先ほどの男性のアドバイスがありましたので、ここでチェーンアイゼンを装着しました。

時刻は11時23分です。

前衛峰から14分かけて、標高差70M下って来ました。

10M違ってた😅

ここから私の試練の時間が始まります。

凍結した斜面はチェーンアイゼンのお陰で滑ることはありませんでしたが、急傾斜なので、、辛い😣

足が重いです。

心臓がバクバクします。

ヤマップで場所を確認しているのが、辛さの表れです。

どこまできたかな?避難小屋はまだかな?と思ってはヤマップ地図を開きます。

まだこの辺りだよ~😱

鞍部出発から20分、標高差100M弱登ってきてます。

花子は見えなくなってしまいました(涙)

私の足が重くて、いつもの半分くらいしか歩幅がありません。

この時は、この写真の右の方に写っている倒木を避難小屋の屋根だと勘違いし、避難小屋が見えてきた!と思っていました。

この辺りで私を追い抜いて行った男性(本日2人目のハイカー)に話しかけられ、「この山は初めてですか?」と聞かれたので、「いえ、一年前に栗生コースで来てますが、こちらのコースは初めてです」と答えると、「自分はまるっきりの初めてなんで。なかなか辛い登りですね」と言われたので、「もうすぐですよ!あそこに避難小屋が見えてますから!」と答えたのでした。

しかし地図を見るとまだこの辺り!

え?

あれは避難小屋ではなかったのか!?

ありゃあ、ごめんなさい。

男性にウソ言っちゃった!

その後もまた右手に避難小屋の屋根だ!と思える倒木が。

そんな間違いを何度したことでしょう。

私はもはや幻を見ているのか?!と思うほどでした。

しばらく行くと上の方から花子の声が聞こえてきました。

今度は幻聴か?と思いましたが、そうではなく、どうやら途中まで私を迎えに来てくれたようです。

リュックを小屋におろして迎えに来てくれた花子と最後の平らな道を避難小屋に向け歩きました。

写真に心配そうな顔の勝ドンが写っていましたね。

長い時間、食料無しでひもじい思いをしながら待っていてくれたのね。

心配かけて、迷惑かけて申し訳ないです(涙)

この少し前に私は自分の体にびっくりしていました😣

普通どんなに辛い登りでも、平らな道になった途端楽になってスタスタ歩けるのに、この時は平らになったのに、足が全く前に動かなかったのです。

本当にフラフラと小さな歩幅しか進めませんでした。

完全に私のエネルギーのメーターがゼロになり、赤い点滅すらできない状態、エンストですね(涙)

こんな風になったのは、バセドウ病になっていたのに気がつかず子供たちと新潟の火打山に登った時以来でした。

あの時は病気が進行していたからですが、薬で正常値を維持している現在、この疲れは病気とは関係なく、自分の体力の限界を越えたからなのだと思います。

歩きながら、こんなことで私は無事下山できるのだろうか?と思いました。

避難小屋到着は12時21分でした。

12時15分まで着けるかなと言ってたけど、ちょっとオーバーしちゃいましたね。

鞍部から51分もかかって、標高差184M登って来ました。

その後花子と勝ドンの到着時刻を聞くと、花子は12時頃、勝ドンはなんと11時半には到着していたそうです。

しかもチェーンアイゼン無しで!

みんなすごいなぁ。

ずいぶん待たせてしまいました。

雲が出る前にと思い、リュックをおろしてとりあえず山頂へ行ってみました。

山頂手前の岩場からの眺めです。

遠くアルプスを見ることはできませんでしたが、前回は雲に隠れて全く見えなかった周囲の山々を見渡すことができました。

すぐ近くに見えるのは、大やち川の谷筋を登る山口コースを挟んで対岸のツバクラ山(2017M)と1728M峰です。

御岳神社のあるピークとツバクラ山。

ずっと向こうに見える冠雪した山は金峰山で、その右手のギザギザは瑞牆山です。

この時は確証なかったけど、肉眼では金峰山の五丈岩らしきものが見えたのでそうだと思い、タケさんのブログで確認しました😁

前回は全く見えなかった八ヶ岳が、少し霞んではいますが、良く見えました。

疲れきった体で少しフラフラしながらも目に焼き付けた瞬間でした。

今のふらついた体では山頂標識まで行くのは危険だと思いましたので、それは後の楽しみにして、避難小屋に戻ってランチにします。

今日のランチは最近のお気楽隊に度々登場する、サッポロ一番塩ラーメンです。

湯けむりで写真がピンぼけになりましたが、、う~ん、体が温まるぅ~。

勝ドンの「旨い!」をいただきました。

定番の御座山で小倉パンを持って、満面の笑みの勝ドン。

この写真を見たターボが、「どうせなら、小倉パンを3つもって『おぐらさん』にすれば良かったのに」と言っておりました。

そんなターボには食べられない(彼女はチーズが嫌い)チーズ入りウインナーを焼いて、粗挽きマスタードをたんまりつけて食べました。

再びの勝ドンの「旨い!」。

そして最後はこれまたお気楽隊の最近の定番デザート、フルーツポンチです。

かなり気温が低かったので、私は食べる前からブルブル震えていて、「寒いけど、食べる?食べてみたい?」と聞くと、二人が「食べたい!」と言うので、、。

勝ドン、三たびの「旨い!」。

ここまでは良かったのだけど、私はこのフルーツポンチを食べたことで胃に血液がどっと集まり(多分)、一気に体温が下がり、「ヤバい!寒い!こりゃたまらん!」となったのでした。

慌ててダウンのベストとカッパの上着を着て、熱いコーヒーを飲み干したのでした。

もう私の胃腸は上を下への大騒ぎでしょう。

これ、ヤバいよね。

私の腸の弱さを良くご存知の方なら容易に想像できる結末へと突き進むのでした。

昼ご飯を食べながら、勝ドンに山頂に行ったかと聞いてみると、「行ったよ。山頂標識はなかったけどね」と。

あ、それ、さっき私たちが行った場所だ。

「それ、山頂じゃないよ。山頂にはでっかい団子三兄弟みたいな標識があるもの。あの岩場を先に進んだ所なんだよ」と言うと、「あ!そうなんだ!」となり、

山頂まで三人で行ってみることにしました。

避難小屋の外に出ると風が止んでいて案外暖かくなっていました。

怖い、怖いと言いながらも、花子も頑張って岩場を渡ります。

勝ドンが先に山頂標識に到着しました。

勝ドンの奥に見える美しい三角錐の山が茂来山(もらいさん)なのではないかと思います。

佐久平の東にそびえる雨乞いの山で、標高1718Mです。

後から到着した花子と二人、小さな石の祠に何やらお願いしていました。

後で聞いたところによると「下りで怪我をしませんように」とお願いしたらしいです。

うん、5円ならその程度のお願いが一番だよね。

あんまり高望みすると、ろくなことにならない。

、、、偉そうに言ってますが、かく言う私はお賽銭を持って来なかったです😅

360度の大展望が自慢の御座山。

ぐるっと一周回ってみました。

尾根からは見えていた浅間山が霞んでしまいましたね。

アルプスや富士山が見えることもあるそうですが、今日は遠くは霞んで見ることは叶いませんでした。

とは言え八ヶ岳は一応見えていたし、我ら埼玉県民の誇り「両神山」は肉眼ではカッコ良く見ることができました。

日頃私たちが見ている両神山を裏側から見る形ですが、後ろ姿もとても勇ましく猛々しくめっちゃカッコいい!と思いました。

むしろ後ろ姿の方がイケメンかも。

(どっちが後ろとかないですけどね😅)

前回来たときに、前衛峰と勘違いした岩場の迫力がすごいです。

何となく道っぽいものが見えるけど、あっちには行けないんですかね?

山と高原地図には道はありません。

勝ドンと花子のツーショット!

私も着ぶくれしてますが(断固着ぶくれです!)、団子三兄弟とツーショットです😁

では、そろそろ下山開始しましょうか。

再び岩場を戻り、

避難小屋の雨戸を閉めて、山頂を後にしたのは、午後1時50分でした。

果たして私のパジェロミニまで帰り着けるのは何時になるでしょう?😱

日が長くなっていて良かったです。

怖い、怖い、凍結した急斜面の下り道。

さすがの勝ドンもチェーンアイゼンを装着しています。

アイゼンをつけていても怖い所は木の幹をつかんだりして転倒回避しました。

これですから!

もうツルッツル💦

あぁ、前衛峰が見えてきました。

この後鞍部からあそこまで登らねばなりません😢

やれやれ。

鞍部に到着です。

勝ドンはここでアイゼンを外しました。

花子と私は前衛峰から展望台の稜線を過ぎての下りに難所があるのが心配だったので、アイゼンをつけたまま行きます。

前衛峰への登りは岩場です。

勝ドンは足が恐ろしく長いので、楽々クリア。

花子も頑張っています。

私は少し試して無理だったので、左手の大きく出っ張った岩場に抱きついて(かなり無理な体勢でした)、何とか通過しました。

2つ目の岩場。

こちらには適度な場所に足掛かりがあるので、比較的楽に登れました。

前衛峰から、最後に御座山にお別れを。

すると山頂部にハイカーがひとり見えました。

栗生コースを歩いてきた方なのでしょうね。

三角点通過です。

山頂直下ほど急ではないですが、やはり凍結していて注意が必要です。

シャクナゲロードを通り、

いよいよ、登りで苦労した急斜面へ。

アイゼンをつけてない勝ドンが苦労していました。

私たちは右手のシャクナゲの幹を持ったりして何とか下れました。

ここはタケさんのブログにも登場した分岐😊

タケさんと同じ構図の写真を撮れて嬉しいぞい\(^^)/

まっすぐ行くのはNGなので、何本かの木で道をふさいでいます。

左手にピークを巻くのが正解です。

見晴らし台通過です。

ここは直進してしまいそうな場所。

勝ドンは直進して先の方まで行きましたので、「そっちじゃないよ~!」と叫びました。

低い所ですが、右手に赤い矢印⇒があります。

登りの時「ここは下りで間違えそう!」と思って足元を見たら矢印があったので覚えておきました。

まだまだ日陰には雪が残っています。

アイゼンつけたままにしておいて良かったです。

岩場のある曲がり角に到着しました。

ここから尾根を離れるルートです。

随分歩いてきた気分だったので、ここでどのくらい来たのかヤマップで確認すると、

まだこんな所でした~(涙)

山頂を出発してから休むことなく1時間40分も歩いて来たのに、まだ半分も来てないじゃないですか!

行きより尾根が伸びてない?と真面目に思いましたよ😣

なかなか手強い❗

すると、もうひとつ手強い敵が登場です💦

それは何か!?

それは私のお腹~~(涙)

少し前からちょっと痛いなと思っていましたが、ついに反乱を始めました。

「ごめん!ちょっと花摘みに行ってくる!こういうの花摘みって言うらしいのよ!」と目の前の岩場を登りながら花子に伝えると、勝ドンが「男の場合は『鹿撃ち』って言うやつね」と。

へぇ、そうなんだ。

という事で、じいさんは鹿撃ちに、婆さんは花摘みに行きましたとさ。

岩場の向こう側はこちらからは完全なる死角ですが、反対側にかつての登山道らしきものが見えていて、いつ廃道地図読解マニアが登って来るやらとハラハラしました。

チキショー😣

調子こいてみんなと一緒にあの極寒の中フルーツポンチなんて食べるんじゃなかった!

二人にだけ食べさせれば良かったんだ!

バカバカバカ、自分の腸の弱さすら読みが甘いよ!💢💢💢

と、自分自身へ悪態をつきながら、、、、、ふぅ😵💨

妙な展開で申し訳ないです。

そんなこんなで私が余計な時間を使い、再び歩き出したのは午後3時43分でした。

15分ものロス!

ごめんなさい😣

ホント迷惑かけてばかりで申し訳ないです(涙)

下りながら私が「もう下るの飽きた」と言うと、花子が「贅沢な!登りよりかマシでしょ?」と。

そりゃそうだ。

でも長いよぅ。

再びの楽々尾根道です。

お腹も落ち着き、比較的楽な気持ちで歩けています。

白岩コースとの合流点を通過。

時刻は午後4時3分でした!

登りの標準コースタイムが1時間半のここからの下り。

果たして1時間で下れるのでしょうか!?

何とか5時までに着けるといいよねと話しました。

鉄塔が待ち遠しい。

花子が「鉄塔まで行けば後は比較的楽なルートだったよね」と言ってます。

そう願いたい。

そうであって欲しい!

鉄塔が見えて来ましたよ!

最後まで青空!

この鉄塔は美しいです。

でも少し嫌なものも見えますよ。

それは登り坂だ!

そうか。

確かに鉄塔から下った記憶が~(涙)

行きで下ればそりゃ帰りで登りますよね。

鉄塔を過ぎてからもまたまた登り~(涙)

花子が「ほら、現れましたよ。おまちかねの登り坂」と言ってました。

いや、私は下りに飽きたのであって

登りを望んでいた訳ではないから~!

と叫んでみたところで、坂道が無くなる訳でもなく、、仕方なく登りますよ、はいはい、登りゃいいんでしょ?登りゃ!

もう完全なる膨れっ面で歩いております。

朝は気持ち良く歩いたこの道も実は登り(行きでは下り)があったのね~(涙)

花子が遅れがちの私を心配して立ち止まり、「親分、大丈夫?この坂は駆け下れば勢いで登れちゃうよ!」と言っておりました。

そんなことができるならどんなに良いか、、。

一歩一歩踏み出すのが精一杯でございます。

それからしばら~く歩き、朝道迷いしたポイント(正確には道迷いから脱出したポイント)に到着しました。

ヤマップを見ながら確認したので、これは確かです。

ここが、私たちがズリズリしながら必死に登り、そして結果勝ドンがおにぎり🍙を失った斜面です。

目を皿のようにして探してみましたが、おにぎりの袋は見つからず。

勝ドンが「仮に見えてる所に落ちてても拾いには行かないからね!」と言ってました(笑)

ここからは初めて歩く道です(朝は意図せずここをショートカットしましたので😅)。

前方に気持ちの悪いボロボロのつたが。

こんなの日が暮れてから見たら怖くて通り過ぎれないよ😱

道は広めですが、結構枝が落ちていたり、石がゴロゴロしていたり、意外と歩きづらいです。

朝道間違いしたポイントまで戻って来ました。

勝ドンが何やら始めました。

どうやら次に来た人が間違えないよう、落ちていた枝で道を塞ぐ作戦のようです。

勝ドンの枝を見たら、そちらには行かないようにしてくださいね~😁

崩壊地です。

あ、あそこに前は橋がかかっていたのね。

無惨に壊れています。

(写真を撮ったつもりでしたが、ここには写ってなかったですね)

地滑りで大きな木が根っこごとずり落ちていますし。

なるほど、きっとこの崩落のせいで入山自粛だったのでしょう。

今は谷の反対側を下るようにテープで誘導されています。

谷を渡ってからは広めの道となり、最後は林道を歩いて駐車場に戻りました。

林道終点が広場になっていて車が停められそうだったので、今日は私のパジェロミニだったのですから、林道終点まで来れば良かったねと話しました。

そしたら15分×2で、30分位短縮できたかもです。

駐車場に帰り着いたのは午後5時12分でした。

私の花摘みがなければ5時に帰れたのにね(涙)

この御座山界隈でなんと、10時間も過ごしました!

距離、12.7キロ。

累積標高、1302M!

多分私の最高記録です。

お昼休憩したことで、何とか歩き通すことができましたが、避難小屋に到着した時点での私のバテ方はヤバかったです。

勝ドンのシャリバテを心配している場合ではありませんでしたよ😅

この累積標高は私の体力の限界を越えていたのだろうと思います。

今後は累積標高を頑張っても1100M以内に収められるルートにしたいと思いました。

3D画像で見ても、ルートが長い!

このコースは累積標高も私の限界、コースの長さもそうだったのだろうと思います。

10キロ越えると、ちょっとキツイです。

帰りの車の中から振り返って御座山を撮影しました。

夕日が当たって、それなりにカッコ良く見えましたが、未だにいくつかある峰のどれが前衛峰で、どれが山頂なのか、良くわかっていません😅

今日はなかなか辛い山行となってしまいました。

唯一の楽しみだった山頂からの大展望も、残念ながら7割位の満足度でしたし。

帰りの車の中で花子と話した時や、帰宅した直後にヤマップをアップした時は、「長者の森ルートは二度と歩かない!どんなにシャクナゲがキレイでも、そんなの他の山にだってあるんだから、ここに拘らなくていいよね!?」と思っていましたが、今日一日ブログをまとめながら、資料を見たり、タケさんのブログを読み返したりすることで色々思いを巡らし、、

結果、やはりあのシャクナゲのトンネルは花の時期に歩いてみたいなと思うようになりました。

山頂からの大展望もやはりリベンジしたいし、、。

よし!次は、次こそは白岩コースで登ってみよう!という結論に至りました。

⏫白岩コースを往復した方のヤマップデータです⏫

白岩コースなら長者の森コースより往復で1~2時間短縮できるし、登山口の標高が長者の森より230Mも高い所からスタートできるので、累積標高が866Mと、私の許容範囲です。

距離だって、8.3キロじゃあないですか!

そもそもこのデータを見て、これなら行けそうと思って計画を立てたのに、まさかこんなことになろうとは誰が予測したでしょうか?

次は、白岩コースから登る!

農家の方の迷惑にならないようにうんと朝早くに農地の道を通過するんだ!

そう固く心に誓う私なのでした。

とは言え今回の山行は勝ドンと花子にとってはとても良いトレーニングになったようです。

私のように毎週山に出かけてはいないので、一度行くとこのくらいの負荷があった方が良いのだとか。

ひょえ~、私には考えられない!

私にとっては、自分の限界を知れる良い機会になったかなと思います。

12キロ越えの累積標高1300Mは無理!ってことが、身に沁みて理解できました。

最近新潟県の角田山に行った時に、高速道路から美しい新潟県の山を見て、あそこに行ってみたい!ここにも登ってみたい!と夢を膨らませ、「分県登山ガイド~新潟県の山」のページにたっくさん付箋を貼っていましたが、そんな中の累積標高1100M以上の山は、み~んな付箋をひっぺがしますわ。

二王子岳に、蒜場山に、金山に、雨飾山に、、、一度でも行くつもりになっていた自分に「渇!」です。

身の程を知れ、身の程を!と言いたいです。

そんなにわかチャレンジ登山も、一応の学びを得て終わりとなりました。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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