【埼玉、寄居町】ひまと朝の散歩拡大版。地元の鐘撞堂山を味わい尽くす《1日目》(登)谷津池南コース(下)八幡神社コース
鐘撞堂山山頂から、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日(4/7)緊急事態宣言が発令され、私の住む埼玉県がその中に含まれてしまいました。
それにより、ターボと私が勤務する会社も今日(4/8)から出社停止となり、1ヶ月先まで(緊急事態宣言解除まで)特別休暇という形になりました。
お給料は保証されているので良いのですが、人生初の急にやってきた長期休暇。
しかも外出自粛。
さて、困りました。
世間では、不要不急の外出は控えるように、、
いつもの行動を変えてください、、
いつも会う人の8割を減らして、、
等といわれています。
平日の仕事が強制的に休みになることで、会う人の8割を減らすことはできますが、毎週末仲間と山に出掛けていた私の私生活はどう変えれば良いのでしょうか?
三密は避けるべきですよね。
山に出掛けたからといって、コロナのリスクが高まるとは到底思えませんが(しかも私たちが行く山には大概他のハイカーがわずかしかいない)、私たちの場合問題なのは、行き帰りの車での三密です。
そもそもターボとは職場が同じなのですから、コロナをうつし合うなら当の昔にそうなっているとは思いますが、ハガレーナを初めとした他のメンバーと狭い車内で数時間を過ごすことは、避けるべき三密に当てはまりそうですよね。
花の咲く最高のシーズンが始まり、1ヶ月2ヶ月先まで計画を立てていましたが、全て一旦白紙にすることにしました。
では、この有り余る時間をどう過ごすか?
もちろん自宅の片付けや庭の手入れ、たまりにたまった積み本を読むとか、日頃なかなかできないアマゾンプライムで映画をゆっくり観るなんてのもアリですが、私にとって一番大切なのは、「毎週末の登山で何とか維持している体力を維持(または向上)させること」です。
そのために手っ取り早いのは、ひたすら歩くこと。
幸い我が家には「ひま」という相棒がいますので、彼女を散歩に連れ出すという「必要な外出」があります。
それなら、朝の散歩の足をちょっと延ばして、地元の鐘撞堂山に毎朝登っちゃおう!ということになりました。
平日はターボと、週末はハガレーナも加えて、宣言解除後の山行に備え、実地トレーニングを始めます。
その記念すべき(?)一日目は、いつもの谷津池から南コースを行き、山頂で大正池コースから登ってくるターボと待ち合わせし、その後八幡山経由八幡神社へ下るルートにします。
いつものひまの散歩コースに咲いていた花たちです。
国道254からほたるの里公園方面へ歩いて来ました。
里山の風景と目指す鐘撞堂山へのなだらかな峰が見えます。
山も里も花盛り。
春は私にとって昔から山に行きたくなる季節です。
今朝の谷津池です。
静かな湖面に南コースの尾根が写っていました。
私が長野の山で体力の限界を感じつつ凍結した冬枯れの道を歩いている間に、地元の山はすっかり春色になっていましたね。
谷津池の側にある登山口です。
左へ行けば南コース、真っ直ぐ進めば西コースになります。
私は自宅から歩いて来ましたが、車の場合はここに車を停めることができます。
その場合、南コースか西コースか北コースでこの谷津池まで下ってくる周回ルートになります。
それか、桜沢駅を起点にすれば、ロングコースにはなりますが、色んなルートを選択できますね。
参考のために、登山口でのヤマップを写メしておきました。
時刻は7時半です。
自宅からヤマップ起動地点まで20分、R254から里道に入ってから20分、計40分歩いて来ました。
(ひまのクンクンや、花の写真を撮る寄り道を含めてです)
桜沢駅から歩いた場合も多分そのくらいなのではと思います。
南コースに入ると、いきなり新緑の世界となり、「おお、、」となりました。
先週の(御座山の)景色とは一変です。
萌木色だ~⤴️
すぐに尾根上に出ます。
突き当たりを左に行けば十二神社方面とあります。
帰りはこちら方面へ行くことします。
今は右へ。
桜の花びらで白くなった細い登山道を行きます。
早速ツツジが現れました。
オレンジ色が鮮やかです。
全体にぼやけた色合いですが、登山道に沿ってツツジが咲いています。
朝の樹林越しの控えめな光で、優しい色合いのツツジたち。
辺りはカタクリの自生地です。
さすがにもう終わってしまいました。
クンクンしながら前を行くひま。
南コース、最初の階段登場!
ひまは巻き道を行きましたが、私は階段で。
ますますツツジが増えてきました。
咲き始めたばかりで、元気いっぱいのツツジたち。
鐘撞堂山には、どのコースにも沢山のツツジが咲いています。
二つ目の階段です。
小さなピークを越えて、、
最後の階段。
南コースの階段には必ず巻き道があります。
巻き道とは言っても階段ではないというだけで、最終的に同じ高さの所に行くので最後は急な木の根っこの段差になるのですが😅
ひとつめの階段は巻き道を行ったひまですが、私が階段を行くと理解したらしく、二つ目と三つ目はひまも階段を登りました。
時々振り返り、私との距離を確認する、賢い(?)ひま。
階段の途中で、ツツジ越しに新緑と青空を見上げる😊
春の三原色😁
階段を登りきると、ベンチが見えてきました。
南コース、最初の展望台です。
谷津池と武蔵野の里が見えます。
今日は霞みがちですね。
ここから山頂も見えるようになります。
汗をかいたので、ひまと二人水分補給。
間もなく山頂ですよ~😁
と、思ったけど、ひまは立ち往生。
木の根っこに引っ掛かってました😅
「はよう取らんかい」と無言の圧力😅
おおお、なかなかの展望!
寄居の町と小川東秩父方面の山並みが見えます。
どちらを通っても山頂に通じますが、ひまは左手の平らな道に行きました。
「ひま、こっちだよ~!」と呼んでみましたが、私をチラチラ見ながらもそのまま進んで行ったひまです。
この先山頂で合流することを覚えているんですかね?😅
山頂の展望台が見えてきました。
ひまは桜の木の下でのんきに毛繕い。
私は山頂に到着~。
標高は330Mの鐘撞堂山です。
時刻は8時9分でした。
登山口から写真を撮りながら39分で標高差170M登って来ました。
山頂からの眺望です。
霞んではいますが、美しい春色の景色を眺めることができました。
近くにいたグループ(というかソロだけど毎日のような山頂で会う方々)の男性に「やっぱり霞んでますね~」と言うと、「春霞みだね~。ではここで一句。はい、どうぞ!」と言われました。
「え?え?いや、何も思い付きません」と言うと「ダメだなぁ。ここで一句吟じないと~」と言われてしまいました😅
頭の中に「春霞み マスクでメガネが真っ白け」というのを思い付いたけど、アホ過ぎるので言うのはやめておきました😣
下の道から90度曲がって登ってきたひまを大勢のサンデー毎日さんに「すみません、犬は大丈夫ですか?噛んだりしませんから」とペコペコしながら迎えに行き、ひまの朝ごはんタイムです。
それにしても今日何度「まぁ、よく太ってること!」とか「丸々してんなぁ」などと言われたことでしょう。
そんなに太ってるのかな?ひま、、💦
顔はシュッとしてるんですけどね、、首の後ろにデブ独特のでこぼこがありますもんね。
背中など、オットマンですか!?ってくらい四角いです(涙)
毎日見ていると慣れてしまって何とも思っていませんでしたが、今日一日で片手くらいデブ呼ばわりされた事で、ようやく「ひまってやはり太ってるのか、、」と気がついた飼い主です😢
そんな風に自分がデブだマルだと言われていることなど全く気にしていない様子のひま。
呑気に私に「何かご褒美に美味しいものちょうだいよ!」とおねだり中です。
少しお菓子を食べてから、「もう少し写真を撮るから待っててね」と側を離れたのに、まだ繋がれていると思い込んでいるひまです。
何故私が山頂で時間を潰しているかというと、ターボが大正池方面から登ってくる約束なのです。
さっき「山頂に着いたよ」とLINEした時点でまだ登山口に着いたばかりだと言っていたので、もうしばらくかかると思います。
ベンチの横にひまを残して景色を眺めました。
わずかに望める北側の展望です。
霞んでいますね。
空気が澄んでいれば浅間山や上州の山並みが見えるのですが。
秩父方面の眺めです。
遠くは霞んでいますが、春の山はどこも美しいですね。
山頂直下のパステルカラー具合は夢の世界にいるみたいな気分にさせられます。
頭の中では何故かずっと松田聖子の「赤いスイートピー」が鳴ってました。
大正池、炭焼き小屋方面からの階段にターボの姿が現れました。
ようやくターボの到着です。
時刻は8時40分でした。
山頂で30分待っていました。
今日はターボも私も自宅から歩いて来ました。
ターボは自宅からここまで歩いて来たことが無かったので、どのくらいかかるか実験してみたのです。
私の方が出発が早かったこともあり、私が早めに山頂に着いてしまったので、ターボを急がせてしまったようです。
登ってきたターボは汗だくでした💦
この後30分程休憩し、
9時7分に山頂を後にしました。
(私は山頂で1時間も過ごしていたのですね😅ひまと一緒だったので退屈しませんでした)
下山時は花を上から見る形になるので、より鮮やかに目に映ります。
間もなくこの辺りはツツジの海になりそうですね。
全て赤くなったら見事でしょう。
そんな事を考えながら、ルンルンで階段を下りました。
この道は楽しいですね。
簡単に登れて、こんなに色鮮やかな世界に遊べるのですから、最高の散歩道です。
谷津池との分岐まで戻って来ました。
今日は真っ直ぐ進み、八幡神社方面へ向かいます。
標識には「←十二社神社1000m」と書いてある方です。
山頂で「桜沢の公会堂に降りれる道はどこから行くのですか?」と毎日のように来られていそうなご婦人に聞いた所、峰を指差して「あっちだよ。三つ峰を越えていくの。」と教えていただきました。
これが一つ目の峰かしらね?と思いながら登ると、
そこには可愛いトイプードルがいました。
ハイカーが6~7人いらしたので、全体の写真は撮れませんでした。
名前はチョコちゃんとショコラちゃんだったかな?
それともミルクちゃんだったか?
そんな風な名前のトイプードルを2匹連れた男性で、どうやらリュックの中に2匹を入れて山に登る有名な方だったらしいです。
この時はそんな事知らなかったので、ひまとクンクンしてすぐにお別れしました。
そういえばこの時も「うまぁ、よく肥えてるなぁ~」と言われたんだった(涙)
道は下りに。
分岐が現れました。
私たちは八幡山方面へ行くので右手(真っ直ぐ)に。
左手斜面はカタクリの自生地でした。
もうショボくれてしまった株が少しだけ見れました。
歩きやすい平らな尾根道ですが雑木林の中なので展望はありません。
左手に行くと十二社神社と書かれた分岐です。
私たちは真っ直ぐ。
美しい雑木林の道です。
この花の名前はなんでしょね?
この辺りから再びのツツジロードに突入です。
株によって色合いが違っています。
少しのアップダウンはありますが、花や新緑が美しいので楽しく歩けています。
お、これはちょっとピークっぽい。
登って行くと、
名もなきピークでした。
鐘撞堂山には名もなきピークがいくつもありますが、そのほとんど全てにベンチが設置してあります。
ベンチに座って休むほど疲れませんが、とても親切で、ホスピタリティー溢れてるなぁと嬉しくなります。
いつの日かピークの度に座って日向ぼっこする老後がやって来ますからね、ありがたいです。
登ったら下るよ。
またまたツツジの道に~⤴️
ターボと並んでひまもツツジを眺めているように見える(笑)
まるでハイビスカスのように真っ赤なツツジがあったので、見とれていると、、
ターボがひまの頭に載せました😍
でもすぐにブルブルブルってしちゃうのよね~😆
尾根道はまだまだ続きます。
散歩にしては意外と長いな、、と思い始めています。
お腹空いてきた😅
まだ朝ごはんを食べてない事を思い出しました💦
お、この辺りは少しだけ展望が。
新緑の雑木林の向こうに見えるのは山頂からの尾根ですね。
この辺りのツツジはさっきの真っ赤なツツジと違って薄緑色の葉っぱの上に薄ピンクの花をつけているので、とても爽やかな印象です。
種類が違うのですかね?
再びの登り。
そして、名もなきピーク(ベンチつき)。
もしかしてここが八幡山かね?などと言いながら、3メートル離れて記念撮影しておきました。
赤いツツジ越しの新緑の林。
清々しいですね~😍
すると、こんな標識が現れました。
「ホンダ・寄居町 協働の森」?
あっちみたいです。
ちょっと寄り道してみましょう。
ほほ~⤴️
これはキレイだ🎵
まるで桃源郷のようですね。
ホンダと寄居町でこんな活動をしていたとは知りませんでした。
下に降りるジグザグの道があるようなので、そのうち歩いてみたいですね。
元の道に戻ると、またまたツツジロードです。
楽しいですね~!
ひまもお尻をフリフリモンローウォークで、楽しそうです。
白いマスクで顔をほぼ隠しているので、にやけた表情をお見せできないのが残念です。
この辺りはまだまだこれからツツジが咲きそうですね!
登りになりました。
三つ峰を越えるって、やはり意外と行程が長いんだなぁと(覚悟してなかったので)思ってしまいました。
お腹が空いていたからですかね?
体はちっとも辛くなかったのですが。
最後の登りか!?と思いきや、再び平らな道に。
ブログを書きながらも騙されています(笑)
森が美しいです。
ジワジワと登り、、
やっとこさ、八幡山山頂に到着しました。
時刻は10時32分でした。
山頂出発が9時7分でしたから、ここまで1時間25分もかかりました。
はい、3メートルの間隔をあけて、記念撮影ね。
その後もひとつふたつピークを越えたような記憶が、、。
最後ようやく一気に下る滑りやすい急坂となり、
八幡神社の屋根が見えてきたら、長かった八幡山ルートも終わりとなります。
八幡神社に到着したのは、10時50分でした。
八幡神社です。
初めて来ました。
公会堂の桜は満開でした。
お疲れ様でした!
朝の散歩にしては長かったね😣
お腹空きすぎだったので、ガストに寄るか?と一瞬思いましたが、あ、ひま、と思い断念😅
ひまの散歩ですからね、それを忘れないようにせねば!
今日のヤマップ軌跡です。⏬
山頂に1時間いましたので、歩いていたのは2時間40分ですね。
あ、このスタートとゴール地点から自宅までも徒歩なので、実際はこれプラス1時間40分歩きました💦
この3D画像を見ると、八幡山コースが起伏の多いルートだということが分かりますね。
ただひとつひとつのアップダウンは小さいので、あまり辛くはありません。
展望こそありませんが新緑とツツジの美しい尾根道でした。
帰宅する頃には気温も上がってきて、車道歩きはひまも疲れるらしく、何度も立ち止まって「もう動かない!」と主張してました。
ごめんよ、ひま。
あなたを抱っこしては歩けない💦
帰宅したらすぐに植木の陰に潜り込み、動かなくなりました😅
ちょっと歩かせ過ぎたみたいです。
明日以降、もう少し考えます。
ブログがだいぶ長くなってしまいました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!