50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【新潟、六日町】素晴らしかった裏巻機渓谷の紅葉🍁2023年11月3日(祝)


裏巻機渓谷の取水口から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうこざいます。


今週末は(今週末も、、か)ハガレーナと二人旅です。

どこに行こうか迷っていると、YAMAPでいっけんさんの記事をみつけました。

どうやら火曜日に紅葉まっ盛りの裏巻機渓谷に行かれたようです。

裏巻機渓谷といえば、昨年10月半ばに、やっぱりハガレーナと二人で訪れていて、その時初めていっけんさんとお会いした場所です。

↓↓↓


この記事に裏巻機渓谷の紹介はしてあるので、今回は省略(笑)

この時はまだまだ紅葉が始まったばかりだった渓谷が、今まさに見頃を迎え、谷は赤や黄色に染まっているようです。

こりゃ見に行くっきゃないね!!

渓谷アスレチックも楽しかったし、今度はスマホを滝にポチャンしないよう気を付けて、、

紅葉の裏巻機渓谷を楽しんできたいと思います。


自宅を5時に出発しました。

高速を六日町インターでおり、五十川キャンプ場へむけ車を走らせました。

金城山が壁となって、里にお日様の光がまだ届いてきません。

越後三山に射し込む光の筋。

巻機山を真っ正面に見て、その谷に向かって進んでいきました。


五十川キャンプ場に着いたのは、7時少し前でした。

いつもは受付は8時からと聞いていましたので、受付を待つ長い行列を覚悟してやってきましたが、三連休初日、、多分混雑することを予想してか、この時点で既に受付開始していました。

管理料一人400円を支払って、キャンプ場をあとにし、みやて小屋の駐車場へ。

車窓からは朝日に染まり始めた八海山や巻機山方面をみて、その紅葉の美しさ、どこまでも青い空にワクワクが止まりませんでした。


心配していた駐車場事情でしたが、30台ほど停められるというみやて小屋駐車場にほぼ最後の一台として滑り込むことができました。

(下山時見たら、更に増えていて、お、ここにも停めるのか!という所にも停めてあったので、最後の一台というのは正確ではない)


《登山難易度 2》


駐車場の隅でドローンを持った二人の男性がおしゃべりしていました。

そのうちの一人と目が合い、ん?どこかで見たような??いや、勘違いか、、こんな二人組は知らない方たちだ、、と思いましたが、実は目があった方は先日霧ケ峰(その前は縞枯山)でお会いしたジンバルマンさんでした。

後程登山道で再会し、、「え?もしかして、ジンバルマルさん!?」となります😁


7時23分に歩き始めました。

裏巻機渓谷には、無数の滝が存在します。

名前のある滝、ない滝、、そして、沢は名前がついているのだけで4つも渡るんです。

今回はスマホは絶対落とさないように、胸ポケットではなく、ウエストポーチにしまうことにしました。

あと、足が沢にポチャンした時の備えでゲーターもしてきた。

準備万端、、さあ、紅葉の世界へいざいかん!!


ぎょぎょぎょーーっ!

いきなり、めちゃくちゃ、きれい!!

まっ黄色ですよ~。


ぬぉーーっ!

なんてすごいんだ。

(今回は感嘆符多めです。きれいだは多分500回は言ったと思う。先日の荒船山の5倍(笑))


な、な、な、なんなんだ、これは!!

美しい、美しすぎる!!

黄色やオレンジの向こうに割引沢が見えてきました。


割引沢の下部です。

混んでくるのが怖いので、とにかく先を急ぎたいと思い、上の「NISSANCMエリア」には立ち寄りませんでした。

気が向いたら帰りに寄りましょう。

振り返ると山肌の紅葉がやばい!

もはや山火事レベル。


割引沢を過ぎたカーブで、ながーーい自撮り棒(?)を持った駐車場で見かけた男性と再会。

ここで、「あれ!もしかして、ジンバルマルさんですか!?」とやっと気がつきました。

前回お会いした霧ケ峰にはターボと私、今回はハガレーナと私で、私も相棒が違っていたので、ジンバルマルさんの方もお気楽だと確信が持てなかったんじゃないかしら?

「気づかないのかな?」というようなビミョーな表情で佇んでおられました。

気がつくのが遅くなってごめんなさい!!

スナフキン風なかわいい帽子が似合うジンバルマルさん、、さすがにもう顔を覚えました!

次からは団体さんの中に混ざっていても気づきます!多分!(笑)

少し前に予行演習も済ませていて、今日はついに紅葉の裏巻機渓谷をドローンで撮影するそうです。

楽しみですね~!

YouTube、絶対見ます!!!


さて、歩みを先に進めましょう。

五十川下流を眺めます。

車で登ってきたクネクネ道を行き交う車が見えました。

巻機山の向こう(右手)から昇る朝日がスポットライトのように、徐々に渓谷の美しさに光を当て始めました。

八海山はもうお目覚めですよ。

手前の阿寺山も真っ赤!


電力会社の作業道として開通したこの遊歩道。

岩を削ったこんな所もあります。

ありがたや、ありがたや。

いっけんさんがおっしゃるには、、

以前は地元の方もあまり知らなかったというこの裏巻機渓谷、、いまや、紅葉シーズンにはどやどやと人が訪れるエリアに様変わりです。

かくゆうお気楽もその一人なわけですから。

SNSの効果・影響、絶大!


うひょーーっ!

こりゃたまらん!!

こういう道、大好き!!!

カラマツじゃないけど、これもやっぱりゴールドラッシュといっていいよね??


この楓は、黄色・オレンジ・赤がグラデーションになっていて、一本の木としては一等賞でした! 

空から黄金が降ってくるようだった。


右側は緑の苔、足元は落ち葉の絨毯、左手は黄金色、見上げれば多彩、、ここを天国と呼ばずして何と呼ぼう。


ひょえーーーっ!

なんてこったい!

これまた最強コラボ!

青空、紅葉、すすき、、秋のスリートップ、揃い踏み。

私はふとした瞬間をカメラに納められると、世にもおぞましい表情をしていることが多々あるのですが😅この日は多分いつ写真を撮られてもめっちゃ笑顔だったはず!

すれ違う人たちにも絶えず笑顔で挨拶できました。

要するにずーーっと顔がにやけてたってこと。

幸せだったわ~😆


光の威力を遺憾なく発揮しておくれ。

谷のこっち側とあっち側、、この色彩の違いをご覧あれ。

いっけんさんが、この谷は朝のうちは光が届かないので、昼くらいの方がいいと言ってましたが、その通りでした。

でも人混みを考えると、やっぱり朝のうちに歩きたいって思っちゃうんですよね😆


高倉が見えてきました。

この「高倉」がなかなか覚えられなかったので「健さん」と呼ぶようにしたら、覚えられた(笑)


不動滝の分岐はスルーしました。

昨年は不動滝を見に分岐を下ったのですが(ほぼ人がいなかったので)、今回は混雑する中、あの滑りやすい急坂(というより、もはやただの斜面)を下り登りするのは嫌だなと思ったからです。

なので、不動滝は上から眺めただけ。

後日アップされるであろうジンバルマルさんのドローン映像に期待します!(笑)


健さん、、逞しく、美しい、、威風堂々とはこういうこと?

でも、いっけんさんによると、今年の紅葉は赤がいまひとつで、いつもなら、あの岩肌が真っ赤になるのだそうです。

それはそれは素晴らしいらしい。


振り返れば、金城山。

これこそ、まっ赤っか。

さっき山火事レベルといいましたが、取りけします。

こっちが山火事だったわ。

青空に白い月がでていて、これまた、現実感が欠如する要因。

この世の景色とは思えない。 

想像の世界みたい。


夫婦滝です。 

太いのと細いのと、二つ仲良く並んで美しいです。

一般的には左が夫で右が妻なんだろうけど、うちは逆だな(笑)

うちの夫は骨川スジ衛門なもんで、、私も食べても太らない体に生まれたかった(涙)

そんなことはどうでもいいです。

ただ滝が美しい、、それで充分幸せ。


これまた、なんという美しさ。

ここをこう切り取ると美しいよって、神様が用意してくれたの??

まるでカレンダーの表紙みたいな写真が撮れました。

水がきれい!!


取水口が見えてきました!

人が立っているので、その規模感、伝わるかな?

雪で削られたV字の谷、、ゴルジュ。

初めて見たとき、その人を寄せ付けない迫力に鳥肌が立ちました。

駐車場からわずか1時間ちょっとの散歩で、こんな景色に出会えるなんて。


硯のようにツルツルとした岩肌に懸命に根をはる木々の命の輝き。

前回はここに土砂がたまっていたのですが、今回は美しい水に満たされていて、とてもとても美しかったです。


紅葉のリフレクション。

緑色の沢にオレンジ色のラインが虹のようにかかっていました。


狭い取水口の上で人を押したりしないように、慎重に記念撮影しました。

人が多かったのと、動画撮影に夢中で、下側の写真を二人とも撮り忘れました。

ポットホール、、ビデオには映っているので、良かったら末尾に載せているYouTube動画をご覧ください。


何度も登場する「健さん」。

下の方までお日様が当たるようになってきて、美しさが際立ってきました。


雪が多いんだね、、さすが豪雪地帯。


おっ、梯子エリアで渋滞発生中。

かなりここで立ち往生しました。

やってくる人がきれない。

お昼近くなってきて、益々混んできましたよ💦

これが怖くてなるべく早く事を済ませたかった(笑)


あとはゆっくり紅葉を楽しみながら、帰りましょう。


両側の山がしっかり発色するようになってきました。

奥に阿寺山と八海山。


人々の労働の道。

ほんとにありがたい。


行きでは気づかず通りすぎた「不落割引岩」。

大きな岩が真ん中でパッカーーンと割れていて、それでも片側の岩が落ちないことでその名がついたとか。

それ、私、どこで聞いたんだっけか?

出典元を忘れてしまった💦


ここは、片側が断崖絶壁なのがわかりやすいエリアです。

実はずーーーっと、最初から最後まで片側絶壁なのですが、木があったりして明確にわからないんですよね。

素晴らしい観光資源ですが、観光気分で訪れると怪我をする確率の高い遊歩道です。

山側に時々ロープがあるだけで、崖(沢)側には一切手すりもロープもありませんからね。

どうか誰も滑落しないでねー、、と切に願います。

何か事故が発生して、ここが立ち入り禁止になったり、はたまた無粋な手すりなど設置されるようになるのは嫌です。

なので、足元はしっかり滑らないトレッキングシューズで、慎重に歩いてください。

人とすれ違う時は山側で横向き(進行方向向いて)で動かないように。


帰りは行き以上に写真や動画の枚数がすごいことになりました(笑)

きれいなんだもの。

撮らずにおれません。

苔の壁に流れるしずくを受けて、静かに佇むダイモンジソウ。


割引沢まで戻ってきました。

NISSANのCMに使われたという岩で映え写真を撮る人々。

私はあそこで転ぶのが怖くて前回も滝壺のこちらから眺めただけでした(笑)


最後まで青空!

今日は北海道以外、日本全国行楽日和だったらしいです。


天国のような紅葉ラッシュに最後までウキウキしながら、歩くことができました。

本当に本当に素晴らしかったです。

来年はターボや他のメンバーも連れてきたい!


お昼は下山してからと思っていましたが、少しお腹が空いたので、東北電力の土砂堆積プール側にて、おやつ休憩しました。

駐車場に帰りついたのは、11時。

車道にも縦列駐車され、キャンプ場のスタッフが、トランシーバーを使って交通整理してくれていました。

私たちの許可証はNo.19でしたが、この時すでにナンバーは150になっていたそうです。

この秋一番の人出だったらしい。 

それでも登山道で渋滞にはまったのは、沢を通過する二ヶ所のみで、あとはお互い道を譲りながら、比較的スムーズに歩いてこれました。

でも多分今ごろ(お昼近く)、取水口は人で溢れかえってるよ、きっと💦

早めに歩き始めたの、正解⭕

最後、AR山ナビで調べると(ちょっとずれちゃってるけど)、一番大きく見える山は牛ケ岳だったことがわかりました。

以前巻機山に登った時に、お昼を食べた場所ですね。

あそこから、裏巻機渓谷が見えたんかなぁ。

確かに沢が見えていたから、あれがそうだったのかなぁ。

またいつか、確かめに行きたいと思います!





紅葉🍁の裏巻機渓谷


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怒涛の紅葉ラッシュ、、是非動画でもご覧ください。


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