50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、沼田】広い山域には私たちだけ!モフモフの尼ケ禿山を一人占めです😄《後編》2019年12月15日(日)

《登山難易度3》

尼ケ禿山山頂からこんにちは👋😃


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!


予定変更で急遽やって来た尼ケ禿山の続きです。

鉄塔を過ぎると更に雪が深くなりました。

ひまの周りの真っ白な新雪。

サラッサラのパウダースノーで、踏むと片栗粉のような音がします。

この写真でその質感がわかりますかね?

ひまが短い足で必死にラッセル、ラッセル😅

登山口の地図に「道はありません」と書かれていた道への分岐ですね。

尾根を巻く道は通れなくなり、私たちが歩いてきた尾根道が残ったようですね。

分岐(?)が現れ、文字の読めないひまは歩きやすい方へどんどん下って行きました。

長男ケイとの距離が離れて行きます。

「ひま~、そっちじゃないみたいよ~!」と叫ぶと、ひまが違う方へ行っていたことに気がついたケイが振り返り「ブッブーーーーッ!ひま、間違えたな!バーカ」と笑っていました。

正解は右の雪の山を越えて行くのです。

標識がなければ人間でも間違えそう。

「なぬぅ~」と言った表情(?)で慌ててUターンし、ケイを追いかけるひまです。

この辺りから標高が上がっているからか、雪が解けにくい向きだからか、森が更に雪景色になりました。

私が写真を撮ったりしてモタモタしていると、先を行ったケイの元から私の方へ様子を見に戻り、私が歩き出すとまた駆け出すひま。

運動量がすごいことになっています。

この辺りだと積雪量が30センチを越えていたので、ジャンプ、ジャンプで進んでいました。

ジグザグに登る道の先で、私を待つケイとひま。

いよいよ雪山シーズンが到来したんだなぁ~と、森の美しさにため息をつきながら歩いていました。

いくつか雪の森の写真を連続で。

↑この写真は長男ケイが撮ったもの。

私は絶えずケイとひまの足跡をたどっていましたので、踏み跡のない道が新鮮に見えます。

新雪歩きはより面白そうですね✨

見覚えのある標識が現れました。

前回歩いてきた時は右手からやって来たんですよね。

ここまで来れば山頂は間もなくです。

登山口から約1時間。

標高差225M登って来たのですね。

長男ケイとひまは今頃山頂でしょうか?

姿が見えなくなりました。

山頂手前の肩に出ました。

そこからの展望はこちら⬇️

南側は良く見えてますね~🎵

山頂まで続く低木に雪がついて、白い花が咲いているようです。

尼ケ禿山(1466M)に到着~✨

時刻は12時42分(ヤマップは眺めを楽しんでから、「おっと忘れてた!」と思ってポチしたので5分程遅れています)。

登山口から1時間20分でした。

登山口からの標高差260Mの楽勝ハイクでした。

そんな楽勝ハイクでもこの大展望です。

360度ターンしてみますね。

毎度頭の中で繋げてイマジネーション膨らませてください、、という注釈付きですみません😢⤵️⤵️

最近ハガレーナが360度カメラの購入を検討し始めているので、そのうち全方位おさえたイケてる写真が登場しますから乞うご期待!です😁

北~北西側の展望だけ木立に阻まれるのですが、それ以外は大パノラマです。

足元がすぐに切れ落ちているので、より高度感を感じられ、天空にいる感覚になります。

右から浅間山、榛名山と小野子山、十二ケ岳がトランジットし、赤城山、奥日光・足尾の山々、玉原湖と上州武尊をぐるり見渡せます。

木立の間から少しだけ新潟国境の山が見えました。

ひまの背中越しに、、そんな写真を撮る私。

雲がうっすらかかっていますが、上州武尊の馬蹄形が良く分かりますね。

いつ見ても堂々とした姿がカッコいいです❗

私には登れないけど(涙)

玉原湖の先に見える三角が気になる。

赤城山の左なので、あの山塊は足尾~日光だと思うのですよ。

日光白根山なのかなぁ。

男体山は少しだけ平らな山頂部が見えてるあれかなぁ、などと独り言言ってました😅

同じように眺めを楽しんでいた(?)ひまを後ろからそーっと捕まえます。

記念撮影のために連れてきてもらいました。

山頂標識でパチリ。

ひまもカメラ目線(笑)

もう一枚!

実はこの写真、雪の上に寝転んでいるのです。

全く分かりませんが💦

こんな感じで、、。

ケイにムギューされて、まんざらでもない表情のひま。

ひま、お腹の毛を剃られてるから、ちょっとお恥ずかしい😅

ケイはひまがあったかいからギューッとしているだけなんですけどね。

なんか仲良しに見える😁

ではランチにしましょうか。

山頂は風が冷たかったので、木陰に移動します。

今日はまさかの寒い雪道歩きになったので、炒め物系は車に置いてきました。

簡単に蒙古タンメン中本と納豆です。

以前マツコの知らない世界で絶賛していて、我が家の定番メニュー(?)になった組み合わせです。

納豆をラーメンに投入~。

こんな風になります。

辛いラーメンに納豆が加わることで味がまろやかになり、旨味も増して更に美味しくなります。

映えはしませんが、、😅

食後は昨夜の忘年会で友達にもらった手作りチョコブラウニーです。

「うまっ!」とケイ。

しっとりしていて甘すぎず、最高のデザートでした。

ではそろそろ片付けて下山開始しましょうか。

背中(腰の辺り)からシンシンと冷えてきます。

リュックを背負ったままでいたいくらいです。

午後1時47分、下山開始です。

楽しい雪道下りの始まり、始まり~(*^^*)

イェーーーーイ\(^^)/

下りは楽しいぞ~🎵

調子こいて駆け足したら、2回ほど派手に転びました😅

こけても痛くないからいいんだけどね、オバチャンは太もも裏のハムストリングスがピキッとなりますからご注意ください😢

「大丈夫?」と振り返るケイとひま。

この辺りでは長男ケイはほぼスキップしてました😁

背中が楽しそうなのでカメラを準備している間にはるか遠くまで行ってしまいます。

やっぱ、雪道歩きは楽しいね~🎵

浮かれるケイと私を待つひまの図。

ケイはそのまま駆け下ってしまい、たまに私を待つひまを見かけるだけに。

一人下って行くと、、

ドラえもんの絵がありました😁

ケイ、よっぽどひまを持て余していた模様。

その横に熊の足跡!、、と思いませんよねぇ。

ケイの仕業です、はい。

登山口まで戻って来ました。

時刻は午後2時28分。

下山は50分でした。

行きに歩いた私たちの足跡が凍っていました。

ひまの背中が真っ白なのは、、

またまたこいつの仕業です。

一歩踏み出す度にひまに雪を蹴り掛けて遊んでいました。

ダムが近くなってきました。

森の中を歩いているときは風を感じなかったので、もしかして強風はおさまってるかね?と言いながらやって来ましたが、なんのなんの、、白波が立っていますよ😱

ダムの上の雪が強風で面白いことになっていました。

スッゴいエッジが立っていますね。

ピラミッドみたい!

ケイが強風に煽られています。

「髪が持って行かれる!」

音がお届けできないのが残念ですが、ブオオオオオオオーーという凶暴な風の音と共に、体が時々ふらつく程の強風です。

尼ケ禿山ちゃん、今日は楽しい雪遊びをさせてくれてありがとう!

のどかそうに見えますが、実は強風が背中から吹いていて、カメラを構える直前まで雪煙が駆け抜けてました。

車道に出たので、ひまは再び囚われの身に。

お父ちゃんのパジェロミニに乗って帰りますよ~。

まずはこいつ(ケイがひまを呼ぶ時の呼称)を車に乗せちゃってから、帰り支度をしましょう。

冬靴ではなかったのですが、私の方は何とか最後まで水が染み込むことはありませんでした。

ケイの靴はあまり良いものではないので、冷たかったみたいです(涙)

後で防水スプレー掛けまくろう!

予定変更で急遽やって来た尼ケ禿山でしたが、行程が難しくなく、モフモフの雪道歩きができて、しかも大展望という最高のお気楽ハイクができました。

多分冬場はあまり人が来ないようなので、踏み跡のない新雪歩きが楽しめます。

もっと雪深くなったらスノーシューとかの方がいいのかもしれませんが、今回はいっても30センチ位だったし、雪が柔らかかったので、坪足でも平気でした。

あー、楽しかった❗

いよいよ、雪山シーズン到来ですね!

来週は赤城山の地蔵岳に行ってきます。

朝は地区のお掃除、夕方からはまたまた忘年会なので、日中ちょろっと行ってこれる超楽勝ハイクです。

血の池というところの湖面が凍って面白いみたいなので、そんな冬の景色を楽しんで来たいと思います。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました❗

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