【群馬、妙義】妙義山中間道半周で、石門巡り&岩場チャレンジしてきました《前編》2019年11月30日(土)
妙義山中間道、第四石門広場からこんにちは👋😃
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
《登山難易度5》
今回は今年の春にターボと二人で歩いた妙義山中間道に再訪しました。
前回は妙義神社から第一展望台、第二展望台などを経て、第四石門の岩場までやって来て、『大砲岩』や『カニの縦ばい、横ばい』などの存在を知り、私たちには無理かもと思い巻き道を通り、最後は4キロ近い車道(山道も一部あり)を歩いて駐車場に戻りました。
その時の様子は、こちら⬇️をご覧ください。【前編】【後編】に分けて書いています。
https://okiraku.muragon.com/entry/124.html
https://okiraku.muragon.com/entry/125.html
春の周回ルートを歩いた際に、最後の車道歩きが疲れた足に堪えたので、もうこの周回コースはやだ!となったのと(タクシーなどを呼びお金で解決する手もあります)、『大砲岩』などへチャレンジしなかった事が少し悔やまれたので、今回はその二つを解決する妙案を思いつきました!(大げさ)
それは中間道の真ん中辺りにある大人場(おにんば)登山口から歩き出し、石門群巡り登山口から入山し、『カニの横ばい、縦ばい』を経て、第四石門に至り、『大砲岩』などの危険な岩場登りにチャレンジし、中間道を前回とは逆まわりに歩き、『四阿』から下山するルートです。
前回の半分のコースなので、半分の時間プラスアルファ(岩場登りで時間を取られる)で行って来れちゃいます!
、、、とアイデアは良かったのですが、、
この地図は大人場登山口にあったものです。
下山してきてから見つけました。
これを初めに見ておけば今回の失敗はしなかったことでしょう😢
何が失敗かって?
私は駐車場から車道を歩き出してしまったのです〰️ーーー💦
この地図を見てもらえればわかるように、駐車場(金鶏橋のたもとに停めました)からすぐに登山道に入れば最短距離で行けたのに、車道はなんと金鶏山の麓ををぐるり周回しているじゃぁあ~りませんか!
ひょえーーー!
その事実を帰宅してヤマップ地図を拡大して初めて気がつくという私のアホさ加減。
メンバーに平謝りです🙇🙇🙇
ほんと、申し訳ない❗
無駄に4.9キロ歩かせてしまったよ(涙)
結果前回より車道歩きの距離が長かったという(しかも登り)、、😱
いや、ほんと、ごめんなさい😅
そんなことになろうとは露知らず、、
お気楽に歩き出すメンバーです。
この時ターボが『山道に入るんじゃないの?』と聞いてきたのですから、もう少しちゃんと確認すれば良かったです。
私は『山道だといくらかアップダウンがあるけど、こっちなら緩やかな登りだからこっちの方が楽かと思って』と答えたのでした。
アホ!
そんな私を殴ってやりたい。
距離は2.5倍ですけどーー!と言いながら👊
今日は少しゆっくりめ出発だったので、あの岩場が混み合う前に、とにかく早く現地に着きたい気持ちが強く、深く考えずに歩き出してしまいました。
時刻は7時26分。
ヤマップにはちゃんと山道ルート(赤)を登山計画として提出してきたのに、黄色い車道に向かってしまったと言うわけです。
歩き出しの標高は506Mと出ています。
車道脇の紅葉はまだ明るいですね!
青空に鮮やかな赤が映えます。
強い風が吹いてきて、車道の落ち葉を舞い上げ、頭上からも沢山の落ち葉が降ってきました。
東側の車道下部にある木々の葉っぱが風に巻き上げられ、落ち葉が下から降ってくる面白い光景です。
眺めはいいです。
これは車道歩きのメリットのひとつ。
パラグライダーの基地がありました。
みんなで『パラグライダーやってみたい!』と話し、ハガレーナは『スカイダイビングも!』と言うので、あの心臓を持っていかれるフワッと感が嫌だ、いやきっとあれは最初だけだなどと話ながら歩きました。
みんなで死ぬまでにやりたいこと100を考えなくちゃね😁
場所はこの辺り。
時刻は8時で、出発から34分、標高差100M登って来ました。
距離はここで1.8キロ。
金鶏山をぐるっと回る一番端までやって来てたんですね。
その時はとりあえず記録で写メをカシャッとしただけで、いまだに自分がどんだけアホなコースを歩いているのか気がついていませんでした。
なんと、出発地点より(石門巡りの)登山口から遠ざかっているという事実!😱
山道を歩いていれば今頃登山口に着いていたことでしょう。
こりゃ、このブログを読んだメンバーに『そうだったのねーーー!💢😠💢』と後で叱られそうです(涙)
姫がいなくて良かったわ。
一生文句言われる💦
それにしても、現地でのこの視野の狭さと余裕の無さ!驚きですね。
ナースが前方に現れた美しい尾根を見て『車道より、あんな感じの斜面を歩きたい』と言いました。
この時は気がついていませんでしたが、これは金鶏山(立ち入り禁止)の尾根だったのですね。
全て帰宅してからこたつの中で気がつきます😅
この時わかっていれば、もっと色々楽しめるのに。
現地では歩くことに必死で頭に血液がうまく供給されてないものと思われます😢
大きな岩山が見えてきました。
なるほど(今思うと)金鶏山を回り込んだので、見えてきたってことか。
、、ってことは、これは金洞山ってことかしらね?
なんと、この写真に『第一石門』が写っていることに、今、気がつきました。
(左下、ガードレールのすぐ上)
、、ってことは、カニの縦ばいとかの岩場や大砲岩なども見えてるのかな?
どれなんだか良く分かりません。
この時はなんだかすごい奇岩の乱立!位しか思ってなかったです😅
あ、この景色も車道歩きならでは、、だよね、多分😁
少しでも車道を歩いたメリットを探そうとする私です。
荒船山です。
今日は視界がクリアで、西上州から奥秩父まで(名前はわからないけど)よく見渡せました。
さくらの里が見えてきました。
ここがピンク色に染まったら、さぞや美しいことでしょうね。
さくらの季節なら、この車道歩きも悪くないかも知れません。
この頃には車道を結構なスピードで走り過ぎる車が増えていました。
ハガレーナが「『あの人たちはなんで車道を歩いているんかね?』と話してるだろうね」と言ってました。
みんな何となく体感で、内心このコースのマヌケさに気がついていたのでしょう。
ようやく石門巡りの登山口に到着です。
正面に見えるのが第一石門。
ってことはその後ろにあるのが第二石門か!
なるほど、ということはあの下がカニの横ばい、縦ばいですね。
時刻は8時51分。
出発から1時間26分(ずっと車道歩き)、標高差230M登って来ました。
距離は、、、う~んと、5キロ!
え?5キロ!?
ひょえーーー!
今年の春の車道歩きより長い!倍くらい!
あの車道歩きが嫌で半周コースにしたのに、結果倍以上車道を歩いたという、話にならないほどのヌケサク加減。
ヤマップ見ると、山道の2.5倍どころか3倍以上ありそうに見えますね。
無駄、無駄、無駄ーーー!
歩数と体力の無駄遣いしちまった💦
これから初の岩場登りチャレンジが待っているというのに!
ほんと、こんなリーダーで申し訳ないとしか言えません(涙)
、、、でもこの時は誰もその事実に気がついてなかったのが幸いでした。
気づいちゃったらテンションだだ下がりだったでしょうから。
ここから第一石門をくぐり、カニの横ばいから岩場巡りスタートです。
まずは『カニのこてしらべ』。
このくらいの岩場でも足がかりがないと、「え!え!?足をどこに置けばいいの~?」となります。
股関節が固いのです。
ようやくターボが登りきりました。
最後は私。
た、確かに最初の一歩に足がギリギリ届くくらい💦
鎖がないと体を持ち上げられません。
あ、巻き道はありますよ!
巨大な第一石門です。
春に訪れた時は、標識の右手から巻き道を下って来ました。
いやぁ、大きいですねぇ。
ハガレーナと大きさを比べてください。
下から見上げてみました。
振り返ると金鶏山が見えます(この時は何という山かわかってなかったのですが、、)。
「さっき『あの尾根歩いてみたい~』って言ってたあの尾根の先はあんなに急峻な山だったんだね~」と話しました。
あんなの登れないよね?
立ち入り禁止なのが良く分かります。
石門をくぐり、下から見上げます。
きょ、巨大過ぎて写真に全て収まらない💦
紅葉とのコラボが素晴らしかったです。
更に進みます。
全てが奇岩過ぎて、圧倒されまくり。
前方に見える穴(?)が第二石門です。
あの下を横に進み(カニの横ばい)、縦に登って、あの穴をくぐって向こう側に降ります。
カニの横ばい、スタート~!
一度このコースを逆回りで歩いたことのあるナースが先頭です。
ハガレーナはこういうアスレチック系が大好き!
「たっのしい~!」と叫んでいます。
ターボ、私と続きます。
私は学生時代、海面から50m以上ある日本丸のマストの天辺に登っていましたので、高いところは平気です。
怖いのは自分の体幹の無さと腕力の低下、体重の増加です。
要するにハートは大丈夫だけど、体がオンボロだと言うことです(涙)
なので過信しないで慎重に、慎重に。
ハガレーナはハートも体力も運動神経も抜群で、アスレチック適応力ナンバーワンです!😄
次はV字に切れこんだ狭い岩場を登ります。
足を置く場所を探すのがひと苦労。
第二石門をくぐる箇所はとにかく狭い💦
ナースが上を通るの?下を通るの?とてこずっていました。
どうやらここは『縦ばい』ではなく『たてばり』なんですね。
ターボが「足が届かないーー!」と言っています。
彼女も私と同じく股関節ガッチガチです。
足が長い事がマイナスに働くこともある💦
苦労しながらも登りきったターボと苦労中の私。
狭い第二石門。
ナースは何とか通り抜け、先に進みました。
ターボもお尻とリュックをズリズリしながらも通過。
第二石門を下から見上げたところです。
鎖が二本あることが分かります。
お次は『つるべさがり』という恐ろしげな名前がついています😱
第二石門からの眺めです。
第四石門や後程登る大砲岩からここが見えていたのですから、どこかに大砲岩があるはずなのですが、、。
第四石門は良く分かりませんが、左の光が当たっている大きな岩がそうかな?
大砲岩は多分右手の枝が張り出している所の左に小さく人が立っているように見えますから、あれなんだと思います。
見る方向が違うので大砲の形をしてないですが、、。
手前のこけしのような形がゆらぎ岩なんじゃないかな?
この時は分かりませんでしたが、登った今なら分かります。
(ゆらぎ岩には登れませんが)
私が眺めを楽しんでいる間に三人はどんどん下って行きました。
ハガレーナなど、向かって右の鎖から左の鎖に岩の途中て切り替えてましたよ😅
どんだけ身軽なんじゃ!
私も一人トボトボと下ります。
私は腕力に自信がなく、万が一鎖にぶら下がる羽目になったとき重い体重を腕の力で支える自信が微塵もないので、なるべく鎖に頼らないで歩きたい方です。
岩の端に寄って、片手は岩を持ち、体重を岩の方へかけながら、鎖はバランスを取るために触っているだけです。
それでも何とか下れました。
鎖はこれでおしまいかと思いきや、『片手さがり』などという不穏なネーミングの鎖場が現れます。
私、両手でも無理なのに、片手でなんてぶら下がれませんけどーーーっ!と思いましたが、、
片側に岩場がなく不安定なだけで、距離が短く大したことはありませんでした。
カメラを向けられた時だけ余裕の表情を作る私です。
内心は少し怖い。
高さや鎖が怖いのではなく、もしも足を滑らせたりした時に自分がどれだけ反応できるのかわからないことへの怖さなのです。
なので滑落した時の怪我が最小限におさえられるよう、安定した岩場に寄って慎重に下りました。
ここからは第四石門まで普通の登山道になります。
混雑時一方通行と書いてありますよね。
これがあったから今回はこちら回りにしました。
万が一混雑していたとき、迷惑にならないようにです。
今日は比較的というか多分とても空いていて、誰も人様を待たせる事なく、スムーズに歩けています。
紅葉がきれいでした。
段差の大きな石の階段状の登山道です。
最初の車道歩きで疲れた足に堪えます💦
第四石門に到着しました。
時刻は9時48分。
紅葉を眺めたり、鎖場を登り下りしながら、登山口から約1時間かけて標高差115M登って来ました。
このあといよいよ奇岩登りチャレンジです。
ここで【前編】として投稿します。
最後までお付き合い、よろしくお願いします🙇⤵️