【新潟、苗場】お気楽、初めての平標山は花盛り💠2023年7月29日(土)
平標山稜線から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
日本二百名山の平標山、、、稜線に美しい花々が咲き乱れることで有名な谷川連峰の最西端に位置し、
その先にある仙ノ倉山(2026M)は谷川連峰の最高峰です。
秋の妙高山リベンジ登山に向け、この夏から秋の間に標高差1400Mを経験しておきたいお気楽隊。
最近はそんな山行を求めて山選びをしていますが、なかなか当日の天候(雷予報)だったり、暑さによる体力消耗だったりして、累積標高差1000~1200辺りで留まっています。
以前から山友さんたちが何度も登っていて、一度行ってみたいと思いつつ、「階段地獄」があると聞き、躊躇していた山域です。
しかし、そんなことを言っていたらいつまでもたっても登れません。
ここらでいっちょチャレンジしてみるか!とようやく重い腰を持ち上げました。
仙ノ倉山まで行ければ、累積標高差が1400近くになり、一つ自信をつけられる材料となったのですが、、、
結果的にはちょっとしたミスがあり、仙ノ倉山を諦めることとなりました。
結局累積標高差は1150Mどまり。
う~ん、なかなか1400Mは遠い!!
とはいえ、ずっと憧れていた平標山に、思っていたより楽に登れたので、その点は収穫だし、良い登山となりました。
まるであとがきのような始まりになりましたが、、
お気楽活動7年でようやくたどり着いた花の峰へ、、いざゆかん!
《登山難易度 7》
自宅を3時15分に出発し、「苗場ふれあいの郷駐車場」に到着したのは5時過ぎでした。
まだ係の人がいなかったので、駐車料金は下山後払うことにしました。
とても混雑しているものと思っていましたが、一番の花の盛りは過ぎたのか、駐車場には余裕がありました。
トイレや支度をすませ、5時24分出発です。
二居川の橋を渡り車道を少し行くと右側に登山口が現れました。
いきなり階段の急登!
でも仙ノ倉山・平標山のいわゆる「階段地獄」はこれではありません。
樹林帯を抜けると、正面に鉄塔が見えてきました。
あれが最初のポイントです。
6時46分、早くも四合目です。
男体山に比べるとなんと近いことか!
駐車場から1時間20分でした。
鉄塔下の日陰でバナナ休憩しました。
今日は苗場スキー場辺りでフジロックフェスティバルを行っているらしく、リハーサルらしき音楽が聞こえていました。
フジロックフェスティバルの観客たちのテントがおびただしい!!
草原を埋め尽くしていますよ。
ドラムやベースの重低音を背中に受けながら、私たちは登っていきます。
次のポイント松手山(1614M)に到着したのは、7時35分、四合目から45分でした。
取り敢えず最初の目的地到着!
いや、実を言うと、以前苗場山に登った時に、払川コースから登ってきた健脚のご年配グループの方たちが、「苗場山はいい山だね~⤴️それに比べて平標山は!平標山には二度と登りたくない!」と話しているのを小耳にはさみ、ええぇ、平標山ってそんなに大変なんだ~😆と思ったのです。
なので、平標山までが厳しいようなら松手山までだけでも登ってみたいね、、などと話していたのですが、、、なんの、なんの、、なんてことない、、松手山は単なる通過点でしたよ(笑)
この先、どんな地獄が待っているのか???
この写真の中の平標山はどれなんだろう???
手前のピークと思いがちですが、きっと違いますよ。
この前の白砂山で痛い目にあってるので、騙されません(笑)
やっぱり一番右奥のとんがりが山頂なのかなぁ、、きっとそうだね。
なかなかに遠そうだ😫
それにしても大展望で心が浮き立ちます。
さぁ、いよいよ、稜線歩きが始まりますよ~⤴️
途中からは歩きやすい階段になりました。
ん?これは地獄って感じじゃないぞ、とっても歩きやすい😁
しかも階段脇にはこんなにお花がいっぱい!!
これは楽しい😍
ピンクや紫色、微妙に色合いの異なるお花がい~っぱい咲いています。
こちらには黄色い花も。
絵のように美しいじゃあないですか!
山頂はまだまだとおい!
でも足元の花を見ながら登れるので、あまり辛さを感じません。
振り返れば歩いてきたたおやかな草原。
これは気持ちいい!
この辺りには緑の草の間にモウセンゴケがびっしり生えていました。
山頂まで最後の登りにとりつきます。
9時30分、平標山(1983M)に到着しました!
松手山から1時間39分かかったようです。
山頂からの眺めです。
上は池塘を経由して、谷川岳の新潟側の登山口「土樽」に下るコースです。
お気楽には絶対無理なやつ(笑)
左下は仙ノ倉山方面、右下は平標山の家方面です。
笹の斜面が美しいですね~⤴️
これは、きっと秋にも紅葉が素晴らしいはず!
ほぼ谷川岳と同じような植生なのですか、激混みの谷川岳に行かずとも、こちらで紅葉を楽しめばいいんでないかな??
秋にまた来よう🎵
で、ターボと二人、仙ノ倉山まで行くべきか行かざるべきか思案中。
雲がかかっていて、しっかり仙ノ倉山をとらえることができません。
取り敢えず、鞍部まで下って考えよう。
7月初旬ならここから先が素晴らしい花畑らしいのですが、ん?なんか全体的に緑ばかりじゃない??
そう、、こちらはほぼもう花は終わっていたのです。
平標山までの斜面が一番キレイでした。
鞍部にベンチがあったので、ランチにしました。
ご機嫌な面々。
爽やかな風が吹き、暑くなかったのですよ~⤴️
被りに被ったミニトマト!(笑)
夏は山で冷えたミニトマトが美味しい!と思った人が三人おりまして(笑)
それにしてもハガレーナの座り方が男前すぎて、ターボが浮かれております。
右の写真、、おいおい、何をやっているんですか??
なんとなくイヤらしい😒
誰もいなかったので、4人でいっぱい写真を撮りました。
楽しかった~⤴️
ところで、鞍部から見えた仙ノ倉山方面です。
この時私たちはAが仙ノ倉山だと思い込んでいて、「ありゃかなり遠いよね、、私らには無理だ!」となったのですが、帰宅して地図を見返してみて、Aは更に先にある万太郎山で、Bが仙ノ倉山だったのではないかと思ったのですよ。
どうなんですか?
正解知ってる方教えてください。
Bだとしたら行けたんじゃないかなと、少し後悔(涙)
秋にリベンジする時は仙ノ倉山を目指したいと思います。
この日は仙ノ倉山はあきらめて、平標山まで戻ってきました。
平標山の家経由の周回ルートが人気ですが、今の私たちは標高差さえクリアできればいいので、ピストンにしました。
下りで心に余裕があるので、花の写真を撮りまくりです(笑)
いくら撮っても飽きません。
天然のフラワーアレンジメント。
素晴らしい配置と色合いに「キレイだね~⤴️」「可愛いね~⤴️」しか出てきません。
結局「階段地獄」はありませんでした。
この階段はめっちゃ快適!
後でターボが調べると「地獄」と呼ばれる階段は仙ノ倉山手前と山の家へ下る道にあるのだとか。
どちらも行かなかったので、ひたすら歩きやすいだけの平標山でした。
三週間ぶりの山登りだったハガレーナは最後膝が痛くなってしまいましたが、みな元気に下山完了です。
なんだあんなに恐れていた平標、、楽勝だった(笑)
次回は紅葉の秋に、仙ノ倉山まで歩きたいと思います!!
素晴らしい山でした🎵
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