50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、南牧村】初めての鹿岳(かなだけ)は文句無しの大展望!!2023年11月23日(祝)


鹿岳(一ノ岳)秘密のテラスから、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は久しぶりにお気楽イツメン三人で歩いてくることになりました。

目指したのは、西上州の鹿岳。

「かなだけ」と読みます。

関越道や色んな山から、4つこぶの「四ツ又山」と並んで、リボンのような特徴的な形をしているので、すぐに見つけられます。

その形を見て、急峻な岩山というイメージで、お気楽には無理なんじゃないかと今まで足が向きませんでしたが、ヤマッパーのいっけんさんやアキロックさんのレポートを見て、ん?案外大丈夫そう?と思い、今回チャレンジしてみることにしました。


自宅を5時45分頃出発し、現地駐車場に到着したのは、7時丁度でした。


《登山難易度 3》


鹿岳登山口の駐車場に車を停めました。

キレイなトイレがあるので助かります。


出発前にハガレーナと向き合ってストレッチをしていると、ターボが「はっけよーい、残った!」と言うので、ついつい相撲を取りそうになるハガレーナと私。

相撲では負ける気がしない、、いやいや、身軽なハガレーナのことですから、舞の海並みに私を飛び越えて素早く後ろに回られるか、足を取られて完敗かな??🤣

写真の私は、歩き始めにターボがビデオを撮影しながら「今日は11月23日、勤労感謝の日、、」とナレーションを始めたので、「YouTuberやってるわ🤣」と苦笑いしているところ。


わぉ!

天岩戸みたい!

大きな壁のような岩の間から朝日が射し込んできました。

幻想的😍


沢沿いに歩きます。

水の透明度が高くて、落ち葉がたゆたっていて、とても素敵でした。

薪ストーブの煙たなびく里の中を下って行きました。

民家の軒下に干し柿、、懐かしい風景。


南牧村ハイキングコースの看板がありました。

今日、私たちは赤丸の現在地からマメガタ峠に向かい、左に折れて鹿岳の一ノ岳、二ノ岳の順に登り鹿岳登山口に下ってくる周回コースを歩きます。

裏巻機渓谷でお会いしたドローンYouTuberのジンバルマンさんは、この日黒滝山にいたらしいことを後で知りました。

ホントにすぐお隣の山だったのね。


ジグザグ歩行でやってきました、四ツ又山登山口。

面白い木の人形が目印です。


よだれを垂らした砂防ダムを右手に見ながら、沢に沿って登っていくと、黄色と赤の紅葉が迎えてくれました。

まだ紅葉が残っていて、良かった!

ターボが「気持ちも高揚するわ~⤴️」と言っておりました😅


沢から離れ、杉林へ。

四ツ又山との分岐まで来ました。

私たちを追い越した男性は右手(四ツ又山方面)へ登って行きました。

私たちは四ツ又山へは行きません。

ここで、ターボとハガレーナが股をパタパタと開いたり閉じたりしながら、「いや~ん」と意味不明の行動をしておりました😅


よく整備された美しい杉林です。

動画に残しましたが、「ターボ!杉のポーズ!!」とムチャ振りすると、両手をあげて「杉🌲!!」とやった後、「スギちゃんです!」「ワイルドだろぅ??」と駆け寄ってきて、最後は「はっ!!」🤣🤣🤣


そして、マメガタ峠に到着です。

ここで四ツ又山からの道と合流します。

この文字はなんとも控えめで可愛い💠


右手は黄色い森になっていました。

このあと、滑りやすい急坂を登っていき、、


展望台に到着!

目の前に鹿岳がドーーーン!!


あんなところ、本当に登れるんだろうか?私たち、、と思いました。

左が一ノ岳、右が二ノ岳で、間の鞍部からそれぞれに向かう登山道があるようです。


展望台からの眺めは素晴らしかった!

(上)西上州特有のひだひだ山ひだの向こうに迫力の妙義山。

お気楽が一生行くことはない、上級者向け岩場コースがあります。

(下)ぼやけてしまいましたが、赤城山の奥に見えているのは日光白根山と男体山です。


展望台から降りてきて、目の前の紅葉に見とれるターボ。

赤い帽子が可愛いかったので動画を撮ると、振り返ってぶりっ子してきたので、ついつい「振り向かなくていいよ」「振り向きやがった💢」と呟いてしまいました(笑)


紅葉が残る気持ちの良い尾根歩き。


(上)ここは多分アカヤシオのトンネルです。

春にはピンク色に染まるんじゃないかな?

そんなことを思うと、ついついお気楽の乙女の部分がにじみ出て、ルンルンと駆け出してしまいました。

ターボ「お気楽乙女~」

私「乙女婆?」

ハガレーナ「え?乙女バー?飲み屋か?」

私「バーバー」

ターボ「床屋ですか??」

などとくだらないことを話ながら進んでいくと、、

(下)目の前に一ノ岳がドーーーン!!

うわぁ、これは凄い!!

いよいよ近くなってきました。


一ノ岳登り口までまだまだ紅葉が楽しめました。

黄色やオレンジや赤や、とってもキレイ❗


このもみじ🍁は素晴らしかった🎵

「真っ赤だな~⤴️真っ赤だな~⤴️もみじの葉っぱも真っ赤だな~🎵」と歌いながら歩きました。


(右)ここも落ち葉がいっぱいの急坂です。

右手は崖になっているので、逆回りあるいはピストンでここを下るなら、注意が必要です。

(左)一ノ岳が巨大な壁となって現れました。

手前に迫り出していて、見上げると後ろに転がりそうになります。


いよいよ一ノ岳の裾野を巻いて登っていきます。

落ち葉が深くて足が沈みます。

段差が大きかったり、滑りやすかったり、ロープがあったり、、核心部に取りついた感じ。


一ノ岳と二ノ岳の分岐まで登ってきました。

まずは左手に進み一ノ岳へ。

最初の梯子の下から三段目が今にも壊れそうでドキドキでした。

私の体重で壊したら後の人たちが登らなくなる💦

するとハガレーナが「アキロックさんも登ってるから大丈夫なんじゃん?」と。

いやいや、アキロックさんは私より体重軽そうに見える😆

でもま、なんとか壊さずに登れました。

ターボが「怖かったけど、壊さなかったのね」と。

ハガレーナが「今のはシャレかい?」と突っ込んでいました。


登り途中から見えた景色も美しい!!

この写真を撮るために後ろを振り返ると、二ノ岳のテラスの上に登山者の姿を発見!

手を振ると振り返してくれたので、「おおーい!!あとでそっちに行くよ~⤴️」と叫んでみました(笑)


鹿岳(一ノ岳)到着!

摩利支天の石碑が岩に設置されていました。

その上からの眺めは、、


こんなの❗

素晴らし~⤴️

(上)西上州の山並みはホントにキレイ🎵

(下)奥に見える雪山は八ヶ岳です。

晩秋は紅葉に加えて雪山が見れるので、楽しい!


今日はお気楽イツメン三人で歩いています。

三人で記念撮影して下山しようとすると、下から紫色の髪色の若い女性が登ってきました。

こんにちは!と挨拶すると、「さっき二ノ岳テラスから手を振ったものです」と。

あ、そうなの!?

わぁ、お会いできて嬉しい!!

すると「この先にある秘密のテラスに行きましたか?」と聞かれました。

ん?秘密のテラス??

何?何?何なの?その楽しそうな響き!

行ってない、知らないと答えると「ご案内しますよ。一緒に行きましょう❗」と言ってくれました🎵

女性にくっついて、一ノ岳の奥へと歩を進め、行き止まりかと思っていた更に奥に下っていくと、、


秘密のテラスに到着!!

秘密の祠もありました。

先に着いたターボが「うわぁ!大展望だ~⤴️」と言っております。

どれどれ??


な、な、な、なんとまぁ!

すんばらしい眺め!!!

東北の紅葉のように色とりどりではないけど、西上州の紅葉もやっぱりすごい!

何しろちりめんのような山のひだひだが美しくて、とにかく楽しいのです。


岩場に立って足元を覗いてみたり、右手の二ノ岳テラスに立つ男性(少し前に一ノ岳山頂で会話した)に手を振ってみたり、、もう楽しくて仕方ない!

山頂でお会いしたお二人の女性たちは岩場に立つの怖いらしく、私たちを見て「怖い、怖い!怖くないんですか~?💦」と言ってましたが、、


お気楽イツメンは高い所が大好きなの!

浅間山トーミの頭で滑落事故を目撃していますので、決して危ない行為はしないけど、でもやっぱり高い岩に立って360度、足元も含めたら720度の大展望を体感するのが大好きな三人です😁


ヤマッパーのお三人。

一番左が、この秘密のテラスを教えてくれた「クマキチコさん」。

右のお二人もヤマッパーですが、発信はしていなくて見る専門だそうです。

皆さん笑顔が素敵💕


一期一会に万歳\(^-^)/

私「一ノ岳秘密のテラスにやってきました~⤴️

ターボ「内緒だよ~⤴️」

私「内緒にしといてね~⤴️」

ターボ「今から30分以内にお電話くださ~い!!」

🤣🤣🤣🤣🤣🤣

6人の笑い声が谷にこだましました。

皆さん、楽しい時間をありがとうございました!!


一ノ岳を後にし、二ノ岳へ向かいます。

よく写真で目にする手作り感満載の長い梯子と鎖場。

ちゃんと足場があるので、お気楽でも難なく登れます。


一ノ岳が下に見えるようになりました。

少し前にハガレーナに「一ノ岳と二ノ岳、どっちが高いんだったっけ?」と聞かれ、「え?当然一ノ岳でしょ?どう見ても明らか一ノ岳の方が高そうだったよ」と答えた私でしたが、嘘じゃん!

展望台から見た角度でそう見えた(二ノ岳の方が奥にあった)からなんですね。


そして、二ノ岳到着です。

一ノ岳からは外輪山しか見えなかった浅間山の全貌が見えるようになりました。

荒船山も西上州の荒波にもまれて進むタンカーのようにそこにありました。

浅間山に向かって船首を波にたたきつけながら「あ、島が見えたぞーー!」と叫ぶ甲板員の声が聞こえるようです。


(上)さて、先ほど男性が立っていたテラスに向かいましょう。

(下)先発隊でハガレーナが岩場の上に立ちました!

「思ったより怖くないよ!高度感はすごいけど、、。この高度感、、たまんない!!」とハガレーナ。


荒波航海中の荒船山を背景に。

最高に気持ちいいです。

いやぁ、鹿岳、、気に入っちゃいました!

いっけんさんがオススメするの、大大大納得!!

これは《山歩きJP》や息子たちにも教えてやろう。

絶対楽しいはず!!


下山途中の景色も最高です。

西上州の山並み、侮れない!


岩場を下って行きます。

帰りはあっという間でした。


一ノ岳取りつきの梯子がある場所から右手に下ります。

いきなりロープが現れ、その後は中倉山を思い出させる急斜面の落ち葉地獄。

何度も石車や枝車に載って、「ぎゃ!」とか「おぅ!」とか言いながら下りました。


こちらの森も美しいです。

広葉樹も針葉樹もそれぞれに。

(左下)これは何の木でしょうか?

黄色い葉っぱが風に揺れていて、まるでクリスマスツリーのオーナメントみたいでした。


(左上)下り途中でYAMAP地図を見て、まだまだ先が長いことにうんざりしている私と、鼻をかむハガレーナ。

(右上)苔のはえた切り株がオバケ👻みたいに見えました(笑)

(下)針葉樹の奥に黄金色に輝く森が見えました。


(上)沢っぽくなってきました。

間も無く長い下りも終わり、、

(下)洞窟があったので、ハガレーナがしゃがんでみると、不思議な写真が撮れた!


そして、鹿岳登山口まで下ってきました!

ほんの少し車道を下って駐車場へ。

いやぁ、楽しい山でした!!

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しかも結構な上位!!





初めての鹿岳(かなだけ)は最高でした!


↑↑↑

今回はちょっと長めの動画(20分)。

会話を字幕にしました。

ターボは青、ハガレーナは赤、私は黄色です。

(私たちのイメージカラー)

いつもの三人のやり取りを楽しんでもらえたら嬉しいです🎵


帰りに道の駅でランチして帰宅しました。

(上)南牧村のハイキングコース!

まだまだ登りたい山がいっぱい!!


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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