【島根】誕生日のお散歩で巨木に出会えました!2020年12月25日
島根の青い空の下から、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日はクリスマス🎄!
そして、私の誕生日でもあります😁
57年前の今日、この中国山地の片田舎で私は生まれました😊
6つ上の兄が生まれてから私の誕生までの間に、母は二回流産していると聞いたことがありますので、私が五体満足で生まれて来れたことはとてもラッキーな事だったのだと思っています。
まぁ私に限らず、この世に生をうけた全ての人々が奇跡のような幸運に恵まれているのだと思いますが。
そう、みんな強運の持ち主なのですよね。
誕生日をどう過ごそうかと考えましたが、大した選択肢はなく、、(笑)
昨日コメントをくださった「多摩たまさん」にお天気が良かったら散歩に行きますねと約束したので、今朝もいつもと同じように散歩に出掛けましょう。
自分の生家がある方へ歩いて、(誕生日なので何か楽しいことをと思い)幼なじみに会ってこようかと思っていました。
出掛ける支度をしていると、ばぁばに「今日はどこに行くの?」と聞かれたので「立戸まで歩いて千鶴ちゃんに会ってこようかと思う」と答えると「えぇ?!やめときんさい」と言われました。
「え?なんで?私、帰省してからもう2週間たったよ」と言ってみましたが、「いやぁ、人には会いんさんな」とのこと。
えぇ?そうなの?いいじゃん!とも思いましたが、、
まぁ確かに私が帰省して2週間経過したことなど、周囲の人々は知る由もないわけで。万が一友達に迷惑をかけることになるのは避けたいので、やはり会いに行くのはやめておくことにしました。
先日は会社の部下に手紙を書くために、町の書店に封筒など買いに行った際、見ない顔だなと思った店のご主人に「どこの人かね?」と聞かれ事情を話すと、埼玉から帰ってきたと聞いた途端に一歩後退りされました😅
口調は変わらなかったのですが、体が正直に反応してしまったといった感じです😆
島根県のコロナ感染者は毎日出ても数名、しかもそのほとんどが松江出雲の東部に限られていて、吉賀町は未だにコロナ非感染地域です。
関東からの帰省者への警戒心が強いのは良く分かります。
そう考えると、今回父に毎日面会できていることは、このコロナ禍の中でとても幸運な事だったんだなと思いました。
なので、結局出掛けたのは立戸とは反対方向へ。
先日兄と車で走った蔵木方面へ歩いてみることにしました。
どこかで巨木に出会えるといいなと思っています。
山の方へ向かうので、道はじわりじわりと登りになっていたんですね。
(引き返し地点でヤマップを終了していますので片道のデータです)
このヤマップ画像で、この帰省中に歩いたり眺めたりした場所に印をつけておきました。
赤い印は築山。
緑色の印は大岡山。
青い印は新宮神社。
そしてグレーの丸は鹿足河内の風景林です。
道は新宮神社の尾根を巻いて行きます。
幹線道路から離れ、旧道を歩いてみることにしました。
道祖神のような祠がありました。
覗いてみると、、
石のお地蔵さまが「鬼滅の刃」の頭巾を被っていました😅
少しずつ位置を変える大将ケ岳の右側に薄明光線(天使の梯子)が見えました。
この辺りはヒメバイカモ(私は金魚草と呼ぶ)の自生地だそうです。
桜の並木道になっていました。
この辺りも猪被害があるんですね。
猪柵と罠が設置されています。
休耕田の奥にはキレイなお山😊
川を渡ろうと思ったら、何だか見慣れないものがありますよ。
側まで行ってみましょう。
なんじゃこりゃ?
簡易の取水堤でしょうか?
魚道です。
でもこれより上には水がありませんよ。
下を見ると水が湧き出している場所がありますよ。
そうか、この辺りは水脈が地下に潜っているんですね。
しばらく水のない川に沿って登って行くと、、
枯れ沢の所々で水が湧き出していますね。
もう少し上へ。
おおお、この辺りはからは水が豊富にありますよ。
ヒメバイカモの自生地の案内板です。
沢におりてみます。
ヒメバイカモ(金魚草)が自生しています。
それより上には更に水が沢山ありますね。
ここにもゴム製の妙な堰が。
沢におりてみます。
冷たく強い風が西から吹いていて、風紋が美しいです。
この地域は川が流れたり、地下に潜ったりを繰り返しているようです。
兄曰く、、
昔弘法大師が旅していてある地区で『水を分けてくれんか』と言うと水を分けてもらえたのでお礼に握り飯を渡し、その地区は「有飯(ありい)」となり、この辺りは水を分けなかったため、水が乏しい地区にしたのだ、、とのこと。
「弘法大師ちゅうなぁ、ぶち心が狭いやつじゃったんじゃのう」というのは兄の感想です😆
元々水が少ない所だったので水を分けられなかったという方がしっくり来ますけどね😅
これより先は藪になっていたので、車道に戻ることにしました。
すると、、
あれあれあれ?
あれは巨木ではないですかい?
おおお、これはなかなか!
名前も説明もありませんが、とても素敵です。
樹齢数百年なんじゃないでしょうか?
なかなかの枝振りですよね。
幹に割れ目ができていて、まるで太い足で踏ん張っている侍のように見えます。
これは「マキ」ですよね。
近くにコウヤマキの自生地があるので、これもコウヤマキなんでしょうか?
このお休み中、兄に沢山の名のある巨木を見せてもらいましたが、この木は私が見つけた名もなき巨木!
ちょっと嬉しいですね😉
その近くに三宮神社があったので、立ち寄り、ここを今日の終点にします。
ここにも樹齢100年くらいの古木があります。
お社からは太鼓の音が聞こえていました。
どうやら氏子の男性が何か用事があって訪れ気まぐれに叩いていたようでした。
「このお宮にはこの辺を荒らしていた大蛇の首が供えられていると聞いたんですが」と言うと、「あー、あるらしいねぇ。どこにあるんか、宮司さんしか開けられん所にあるんじゃろうけ、ワシも見たことはないんよ。開けたらバチが当たるけえねぇ」と言うので、「バチが当たるどころか、大蛇が覚醒したら困りますもんね」と話したのでした。
九郎原配電所です。
この配電所からは直接電信柱に送られていました。
配電所に入ってくる最後の鉄塔はこちら。
この電気はどこからやって来るんでしょうね?
そんなことを思いながら空を見上げていると、静かに真っ白なジェット機が通過していきました。
帰り道、「コウヤマキギャラリー」に立ち寄りました。
土日しか開館してないようです。
ギャラリー裏手の山がコウヤマキの自生地のようです。
いつか歩いてみようかな。
この後お昼頃ばぁばの家に帰りましたが、向かい風が凄かった。
行きはよいよい、、帰りは、、💦
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。











































