50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【お気楽番外編】快晴の蓼科山へ!2021年9月18日(日)


蓼科山山頂から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は、私不在のお気楽隊の活動を発信します。

かねてから、ターボが行きたくて仕方なかった「蓼科山」。

お気楽隊として何度か計画を立てては、天候不良のために断念していた日本百名山です。

山頂は風が強いことで有名で、一番の魅力は360度の大展望なのです。

なので、この山はどうしても、雲や霧がなく、穏やかなお天気の日に登りたいと機会を伺っていたのでした。

そして、ついにその日がやってきました!!

今回は、雨女の姫と、過去雨女疑惑があった花子がいましたが、見事に晴れを引き当て、展望抜群の素晴らしい山行となったようです🥰

そんな、最高の一日をお届けします!


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(深田久弥の「日本百名山」より)


蓼科山は俗に北八ツと称される連嶺の一番北の端に、一きわ抜きんでている峰で、その余威は更に北に向って、次第に高さを落としながら広大な裾野となる。

しかしそれは赤城山のようにスムーズな美しい線ではなく、幾らか不整形なので人々の眼にはただその円頂のみにそそがれる。

この円頂はどこから望んでも端正な形を崩さず、蓼科山が名山として讃えられるゆえんも、ここにあるのだろう。


それは、こんな形です。

(鳥瞰図で楽しむ「日本百名山」より)

今回、この鳥瞰図の左端にある「大河原峠」からスタートし、なだらかな前衛峰を巻いて森を進み、将軍平から大きなゴロ石の急斜面を登り、広い蓼科山山頂へ。

その後双子池方面へ下り、双子山を経て大河原峠へ戻る周回コースに挑みます。


かつてお天気の悪い日にターボとハガレーナと私の三人で、双子山~双子池~亀甲池巡りをしたことがありました。

⏬その際のレポートはこちら。

この時は雨と霧でな~んにも見えなかったので、苔の撮影ばかりに精を出した記憶があります。

あと、登山道が沢になってたんだった!🤣🤣🤣

そんなしっとり湿った思い出から一転!

今回は朝から素晴らしいお天気ですよ!

果たしてどんな展望が待っていたのか!?

さぁ、「お気楽隊、初めての蓼科山」スタートです!!


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


《登山難易度  6》



ピーカンの大河原峠駐車場です。

途中にあった7合目登山口は既にいっぱいで、ここ大河原峠駐車場も6時35分時点で空きスペースは残り2台だったらしいです。

ハガレーナが車を停めた直後、満車になってしまったらしいです!

滑り込みセーーーーフ!!

これだから、日本百名山は油断できません😆

朝寝坊の姫をたたき起こして、早くやって来て正解でしたね😁

(本当にたたき起こしたかどうかは知りません。何しろ私の妄想登山なので🤣🤣🤣)


今日はこのイラストの下から上まで、右から左まで、ずぇんぶ(全部の最大形)回ります✨


お、なんか、いつもやらないことやっとるぞ。

多分姫のアイデアだな??

姫、花子のおニューの靴、踏んでないかい??(笑)


7時1分、大きな標識の前で記念撮影して、スタートです🥰

今日のメンバーは、左から、ハガレーナ、ターボ、姫、花子の4人。

楽しい旅になりそうだね!


さぁ、歩き始めましょう。

雲がないじゃないかーーーっ!

最高!


初めのうちは、北八ヶ岳っぽいシラビソなどの森歩きです。


苔ね、北八ヶ岳といえば、苔!


朝日に照らされて、苔たちのお目覚めです。


そして、、本日最初の「お気楽千手観音」!!!

姫、初めての千手観音でしたが、なぜかめちゃくちゃ気に入ったようです。

今まで色んなポーズを強要されて、嫌々やっていたのに、この千手観音だけはどうやらお気に召した様子だったとハガレーナから報告を受けました🤣🤣🤣

姫が手を出してると、「お小遣いチョーダイ」と言っているように見えてしまうのは、私の心が淀んでいるからだと思われます、はい😆


北八ヶ岳独特の縞枯現象の先に、目指す蓼科山が!

まじで雲がないね。

すげえな。

なんていい日なんだろう😍


ここ、もしかして、将軍平??

想像しているだけなので、違うかも知れません💦💦💦


8時45分、蓼科荘に到着しました。

登山口から所要1時間45分でした。


ここから山頂まで30分みたいです。


岩ゴロ地帯が始まりました。

初めのうちは、ストックを使って登っていたようですね。


細かく鎖が設置されているようです。

姫は登りがとても速いので、先に行って、みんなの到着を待つスタイルを崩しません。

ゆっくりは歩けない体質なんですって😱


辺りの木々が広葉樹に変わり、いくらか色づいてきているのが分かりますね。


おおぉ、一気に展望が開けました!!!

先に到着していた姫は、岩に寄りかかって写真を撮っています。

高所恐怖症なんですよね。


花子もそう😅

岩にしがみついてる(笑)

ターボとハガレーナは高い所、だーい好きです😁


ストックが邪魔になるほどの岩ゴロになってきました。

あ、花子のショートパンツ、私とお揃いだ🥰


両手を使ってよじ登ります。

振り返れば、この大展望!!!

雲の上に見えているのは、浅間山ですね😉


ストックはしまったようです。

なかなかの行列ですな😆


9時36分、蓼科山頂ヒュッテに到着しました。

登山道が混雑していたので、行き違いの待ち時間などもあり、45分かかりました。

秋刀魚ののぼりがはためいています。

ここは秋刀魚定食が名物なんですって!


スタッフの前掛けが可愛いので、みんな欲しくなったそうですが、これは売り物ではなかったらしい😆


秋刀魚の焼ける香ばしい匂いに後ろ髪引かれながら、ヒュッテを後にしました。(想像です😅)


さぁ、山頂まではあとわずか!


ドッヒャーーーー💦💦💦

広っ!!!!!

どこが山頂ですか~ーーーーい??🤣🤣🤣


9時45分、山頂標識ゲットしましたーーーっ!

標高は2530Mです。

ターボならこの標高を覚えるために、どんな語呂合わせをするのかなぁ、、想像してみた!!

う~ん、秋刀魚が名物だと知らなかったし、時間が足りなくて食べられなかった悔しさを紛らわすために、「あの秋刀魚は苦かったに違いない!」と思い込むことにして、、

「ニ(2)ガ(5)イサン(3)マ(0)」ってことにするかな🤣🤣🤣

いやいや、ダジャレ王ターボ様なら、もっともっと素晴らしい語呂合わせを思い付くものと思われます。

多分コメントで言ってくるはず、、乞うご期待(笑)


何しろ、だだっ広い岩ゴロ山頂。

移動するのも大変だし、360度の大展望を楽しみたくても、ある程度端まで行かないと見えないらしい🤣🤣🤣

姫は一度草の上に足をおいて、腿まで踏み抜いたらしいです😱😱😱

岩と岩の間が空洞の箇所もあるということね😆

怖っ!!


しかし、なんとか落とし穴に落ちてケガすることなく、神社の祠までたどり着けました。

この蓼科山には女神がいらっしゃるらしいですよ。

あ、もしかして、姫の美しさに女神がヤキモチやいて、穴に落っことしたのかもね?😁😁😁

そういうことにしておこう。


さぁ、360度の大展望をお楽しみあれ!

おっと、あれは北アルプスの穂高岳や槍ヶ岳じゃないですか!

くっきりはっきり見えてるよ~⤴️


「真・うさ亀ポーズ」のハガレーナの腕の辺りに見えるのは乗鞍岳なのか、御嶽山なのか、迷いましたが、、過去の私のブログ(雪の北横岳から眺めた景色)を見ると、、


、、、と書いていました。


よって、この山は、、

御嶽山が正解ですね😁


「うさ亀ポーズ」のターボの腕の辺りにあるのは、八子ケ峰の2in1スキー場だね。


最初は怖がっていた姫も勇気を出して、山頂の端っこへ。

少々へっぴり腰ですが😅


姫が指差す先には、この連休中に登る予定の槍ヶ岳です。

(「次に行くから待ってろよ~⤴️」のつもりでしたが、地震による落石のため、中止になってしまったそうです😭)


八子ケ峰のなだらかな尾根が良く見えます。

白樺湖の上に見える草原台地は、霧ヶ峰です。

八ヶ岳から霧ヶ峰、美ヶ原へと続く、日本の大中央分水嶺がずらりと見えているという訳です。

迫力ありますね😉


八子ケ峰には雪のシーズンに訪れ、めちゃくちゃ楽しかった思い出があります。

⏬その時の記事はこちら。

楽しかったなぁ。

また行きたいなぁ。

来年の2月とか、行けるようになるかなぁ、、、独り言です🤣🤣🤣


険しい稜線と、美しい裾野を併せ持つ、八ヶ岳。


その手前には、北横岳が見えます。

蓼科山とはホントにお隣同士。

雪のシーズンには霧氷が素晴らしくて、楽しいお山なんですよね。


風もなく、暑くもなく、とても快適な蓼科山山頂だったそうです。

こんな日はそうそうないと思うよ!

このままずーーっと景色を眺めていたい気持ちもあったようですが、折角なら双子池と双子山にも予定通り回ろうと言うことになったそうです。

以前双子山に登った際は、きっと目の前に蓼科山が見えるんだろうと想像するだけで、ガッスガスだったのですから、こんないい日に立ち寄らない手はないですよね😁


10時41分、山頂を後にしました。


「苦いサンマ」を食する人々を横目に見ながら、ヒュッテはスルーします(やせ我慢💦💦💦)


下山途中もこの眺めですから、もう、言うことなし!!


再びの岩ゴ~ロ地帯💦💦💦


ここはお気楽隊として初めて歩く道です。

こんなに掘れ掘れなんだね。


苔は相変わらず瑞々しいです。


え?

ここ歩くの??

もはや、涸れ沢。


黄葉が青空に映えるけど、、足元は、なんとも歩きにくい💦💦(私は歩いてないですけどね、きっとそうだったんだろうと想像します)


森はキレイだね~⤴️

これから、もっともっと、圧倒的な色の洪水に呑み込まれていくんだろうな。

山の秋はボルト並みに、いや、梅雨時の2日目のカレー並みに足が速い!🤣🤣🤣


笹の道になってきました。

後ろを振り返れば、美しい蓼科山と、青空。


右手のガレ場、、「私たちあんなところを下って来たんだね」と話したそうです。


何度も振り返って素晴らしい景色を楽しむ、、

な~んてしてたら、、


姫、スッ転んでますけど~🤣🤣🤣

「笹で足元が見えないんだもーーーん!!」と言ったとか、言わないとか。

(私の想像です)


13時24分、天祥寺原に到着しました。

山頂出発から、2時間40分でした。

ここって、雨の双子池巡りした時に、水が貯まって、通過するのに苦労した場所だ!


今日はこんなに快適な広場になっていました!

ここで軽くランチにしたそうです。

それまでもちょこちょこ食べていたので、ほんの軽い25分ほどのランチタイム。


姫のお昼は麻婆茄子で、デザートは杏仁豆腐。

中華三昧なり!!(ドーーーーン(銅鑼の音))


お腹もいっぱいになりました!

13時48分、再び歩き始めます。

ここからはしばらくほぼ平らな道です。


池が見えてきました。

亀甲池です。


とても静かな亀甲池。

こちら方面へ下ってくる人はほとんどいなかったらしいです。

蓼科山はピストンの方が大多数みたいですね。


周りの木々を映した緑色の湖面が美しいですね。


さて、姫が張り切っています。

「みんな、ほら、ほら、千手観音、始めるよ!!」😁


テイクワン!

ほらほら、また「お小遣いチョーダイ」してる(笑)

あ、でも、ちょっと遠すぎたか!

そして、テイクツーを挟んでからの、、


テイクスリー!

いかがざんしょ?

お気楽隊にお賽銭を投げたくなりますよね?😁😁😁

いや、決して投げつけないでね➰🤣🤣🤣

私としては、ここでこそ、うさ亀ポーズをして欲しかったぜ。


亀甲池から先は、本日最大の苔苔ワールドです!!

あ、でもここでは苔の写真を撮らなかった模様。

かなり時間がおしていたものと思われます。


そして、なぜか以前より道が荒れてる!!


こんな風に苔の斜面が崩落していた所もあったようです。


双子池の雌池に到着しました。

テントがいっぱい!

八ヶ岳縦走する人々でしょうか?

連休ですもんね。


池に沿って歩きます。

日の光が斜めから射すようになってきましたね。


夕方の気配が漂いはじめました。


15時24分、双子池山荘に到着です。


こちらは雄池。

人が多かったようで、あまり写真を撮らなかったみたいです。


さぁ、本日最後の登りです。

双子山に向けてゴー!

シラビソの林を登りつめると、、


展望が開けました!

おおぉ、あれが蓼科山!

こんな風に見えるんだね~⤴️


最後の最後まで素晴らしいお天気で、サイコーでした!


荒船山、カッコいい~⤴️


浅間山は雲に隠れてしまったけど、、


あ、あれは我らが埼玉県民の誇り「両神山」ではないですか!

確かに両神山の山頂から蓼科山が見えたもんね~🎵


お、あれは飯盛山近くでも見たパラボラアンテナ!

こちらの方が少し小さいですね。

何しろ飯盛山のは世界最大ですから。

この八ヶ岳界隈は、星の観察に適した場所なんでしょうね。


16時19分、双子山のひとつのピークにタッチ!


次のピークに向かいます。

この双子山は大河原峠からわずかで登れて、大展望なので、体力に自信のない方でも気軽に登れますよ!


16時26分、双子山のもうひとつのピークに到着!

こちらに山頂標識があります。

こんな小さな丘みたいな山ですが、標高は2224Mもあるんですよ!

埼玉県内唯一の百名山である、両神山より高いんです😆


夕闇迫る、山並みの美しさ。


さぁ、最後の下り。

大河原までは標高差でわずか130M、所要15分です。


素晴らしい一日に、万歳三唱!!

ほんっとに、楽しい一日でした!

みんなの表情でよ~く伝わってくるよ🥰


大河原峠の駐車場に帰りついたのは、16時53分でした!

良く遊んだね~🤣🤣🤣

お疲れ様でした!


活動時間、、10時間超え!!

でもそのうち休憩時間、、約3時間(笑)

どんだけ、遊んでたんだ!?🤣🤣🤣

展望最高だったからね、、日没までに下山できて、良かったです😁


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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