【栃木、奥日光】ついに初の男体山チャレンジ!2020年9月27日(日)
霊峰・男体山山頂から、こんにちは!
(この後の記事で、登れるのか?登れないのか?と散々引っ張りますが、結果登れたことがバレバレーナですけどね😁)
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
《登山難易度9》※
※ 数値上では難易度8となりますが、岩場やガレ場が多い直登で、下りでは標高差1200M以上を一気に下り膝に負担がかかるルートなのでプラス1しました。
ついに、ついに、男体山にチャレンジする日がやってきました。
姫が昨年、梅雨の晴れ間に登ってその絶景に感動し、「みほさんでも登れるよ!眺めがとにかくすごいから絶対登ってみて!!標高差あるけど、距離が短いんだから大丈夫!」とモーレツにオススメしていた男体山です。
確かに景色はよさそうですよね。
何しろ山頂付近はハゲチョロケの独立峰なのですから。
蓼科山みたいな360度大展望なのでしょう。
でもね、標高差1200M以上をひたすらに直登するルートは、体力的に耐えられるかどうか自信がなく、「いつかね、いつか登るよ」と言って先延ばしにしていた男体山なのです。
何しろ蓼科山みたいに七合目まで車で行けちゃうのとは訳が違い、中禅寺湖畔の駐車場(0合目)から歩き出さないといけないのですから。
奥日光の御神体は甘やかしてはくれません💦
赤城山の神様と中禅寺湖を取り合って勝ち取ったという神話が残るほどの気の強~い神様ですからね。
とはいえ奥日光ファンとしてはいつかは登りたい。
千手ケ浜や半月山、社山などから「カッコいいね~」と眺めていた憧れの山でもあります。
最近ちょっと体力がついてきたことを実感しているお気楽隊として、少しずつチャレンジを増やすようにしていますので、ここらでいっちょ挑戦してみようかということになりました。
以前からハガレーナは男体山と浅間山(前掛山)に登ってみたいと言っていたので、その希望を叶えるためにも今回チャレンジします。
要は自分たちの現状を知るための力試しです。
今回のメンバーはハガレーナと花子。
三人の中で一番体力がないのは私です😣
めっちゃくちゃ不安ですが、ゆっくりね、ゆっくり登って足を止めなければ、いつかは着くはず!
そう信じて行ってきます!!
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男体山(標高2486M)は、日光白根山に次ぐ奥日光第二の高峰であり、日本百名山にも選ばれています。
中禅寺湖北岸に円錐形の美しい山容を見せる男体山は、二荒山神社の御神体として古くから信仰登山が行われてきました。
そのため男体山に登ることは「登拝」と呼ばれ、入山の際には中宮祠で受付をして入山料を支払はなければいけません。
登拝期間は5月5日(開山祭)~10月25日(閉山祭)までで、開門は午前6時です。
7月31日~8月7日の登拝大祭期間中は開門0時なので、夜間登山をして、山頂で日の出を迎える登山者で賑わうそうです。
🔺🔺🔺
各ガイドブックを見ると、いずれも「中級」となっています。
「中級」か~😱
今まで中級と書かれた山に登っては痛い目にあっている(鬼ケ岳とか天狗岳とか)ので、やっぱり不安な気持ちは拭えません。
ハガレーナは「ゆっくり登ればきっといけるよ!」と言いますが、私からは体力があるように見える花子も「私歩き通せるかなぁ、心配だなぁ」と緊張した面持ちです。
「もしもダメなら途中までで引き返せばいいんだから。それに、ゆっくり、ゆ~っくり登れば、きっと大丈夫だよ。」と花子に言いながら自分にも言い聞かせます。
「でももしも私がバテたら、私を置いて山頂を踏んでね」とダメだった時の保険を掛けておくことも忘れませんでした😅
やって来ました、中禅寺湖畔です。
道中、もしもお天気が悪い(男体山が雲に隠れている)ようなら、光徳牧場から切込湖刈込湖を回ってくるルートに変更しようねと言っていたのですが、、
晴れてますね😅
曇ってはいますが、バッチリ男体山が山頂まで見えています。
「ヤッター」という気持ちと、「げっ、晴れてるわ」という気持ちと半々です😆
こうなったら、チャレンジしなくちゃですね、仕方ない😅
言い訳はきかなくなりました💦
自宅を5時に出発し、二回ほど買い物兼トイレ休憩して、二荒山神社の駐車場に着いたのは7時45分頃でした。
今日はテンクラによると朝のうちはBで、9時頃から夕方までAだったので、いつもより出発を遅らせたのです。
テンクラには何度も何度も騙されているのに、結局それしか頼るものがないという悲しい現実😣
出発を遅らせたことが吉と出るか凶と出るか、誰にも分かりません😅
支度を整え、二荒山神社の石段を登ります。
ヤマップはここでスタートさせました。
初めてやって来ました、二荒山神社。
正面には御神体である男体山がどっしりと横たわっています。
唐門をぬけた所が受付所です。
(記入見本です)
受付表に代表者が記入し、入山料一人1000円を支払いました。
「下山は何時頃を予定していますか?」と聞かれたので、「2時半位です」と答えると、「じゃあ3時ですね」と言われました。
思っている以上に時間がかかるという意味なのでしょうか?
ホントにその時間に帰って来れるかなぁ。
そもそも、山頂に立てるのかどうか、、めっちゃ心配💦
御守りをいただきました!
ありがたや、ありがたや🙇
これ、憧れのブロガー「タケさん」が首に掛けてたヤツだーーっ!
お揃い、お揃い、タケさんとお揃いだよ🎵
もちろん誰ともお揃いなんですが😁
本殿の横に男体山入口があります。
「お気をつけて」という神主さんの励ましの言葉を背に受け、8時2分、出発です!!
立派な鳥居をくぐります。
いよいよだーーっ!
始まっちまったぜ😣
ハガレーナが前だとどうしてもペースが速くなるので、一番ダメダメの私が先頭になり、ゆっくりペースを作ることにしました。
朱塗りの登拝門で「入らせていただきます。今日一日よろしくお願いします🙇⤵️」と手を合わせました。
手を合わせている様子を先にくぐった私が神の目線で眺める😁
表参道を行きます。
幅の広い階段ですが、だ、段差が意外と大きい💦
いきなりの急登😅
このくらいでめげてるようじゃ先が思いやられる😆
メガネをかけた中村さんという方の銅像がありました。
何かを寄付された方なのかな?
ここは山頂まで登らない人のための参拝所である「遥拝所」という場所だったようです。
8時10分に通過しました。
標高は1390Mで、湖畔の鳥居(1271M)からここまで既に標高差120M登ったようです。
大きな「一合目」石が現れました。
男体山は忠実に一つも飛ばすことなく、この合目石が設置されているので、歩いていて目安になり、励みにもなります。
前方の鳥居を抜けると、山道が始まります。
ブナ、ミズナラ、ウラジロモミジなど、落葉広葉樹の豊かな森です。
山腹を急登します。
急登、結構じゃないのよ。
いつでもかかっていらっしゃいっ!
覚悟してるので、大丈夫よ~!
、、、空元気です😅
後ろからペースの速い男性が登って来たので、先を譲ると、横をすり抜けながら森の方を指差し「二合目!」と教えてくれました。
ホントだ!
気がつかなかった。
登山道からは少し外れた笹の中に合目石がありました。
かつてはあちらの窪みが登山道だったんでしょうね。
時刻は8時30分でした。
一合目から20分ですね。
この合目石は間隔が大体20分なのかな?
標高差1200Mをおよそ4時間で登るのが標準コースタイムなのですから、合目間隔は24分で標高差は120Mってことですもんね。
まぁ、そう単純ではないと思うけど、、目安として参考になります。
8時51分、急登が一旦終わり、車道に出ました。
ここが「三合目」です。
二合目から21分でした。
やはり目安とおりですね。
ここから四合目までは作業林道を何回か大きくカーブしながら登って行きます。
なだらかになるのでここで体力を回復させましょう。
辺りの森が美しいですね。
途中「現場まで3キロ」という標識があり、ん?現場?
四合目の事じゃないよね?
ハガレーナが「何の現場だ?殺人現場?」と言ってました😅
林業作業の現場ってことですよね、多分。
ダケカンバなどの落葉樹の間を気持ち良く歩けます。
ほぼ平らなので速く歩くこともできますが、疲れないようにあえてゆっくり歩いていたら、コースタイムより大幅にオーバーしそうだったので、途中から少しペースを上げました。
途中右に大きくカーブするコーナーから中禅寺湖と対岸の山(半月山や社山)を眺めることが出来ました。
阿世潟峠の向こう側、足尾山脈との間に雲海ができていました。
足元はここでも秋のきのこ祭り開催中でした。
車道脇に美しい紅葉が!
ハガレーナとまったく同じ動きでスマホを構える😁
お気楽隊のよくある光景です。
あれは何の紅葉でしょうか?
ウルシ?
もみじではないし、ナナカマドとも違いますが、見事な「赤!」でした。
9時27分、四合目のすぐ下にある鳥居に到着しました。
車道の先にショベルカーが停められていたので、「お、ここが現場か?」とも思いましたが、3キロは歩いてないので、もっと奥に何かしらの「現場」があるのだと思います。
三合目(車道に出た場所)からここまで36分もかかってしまいました。
地図での所要時間は20分となっているので、スローペースを意識するあまり、ゆっくり歩き過ぎましたね💦
途中何組も若者グループに追い抜かれました。
この写真の奥に「復旧治山事業」という看板がありますね。
三合目から四合目の直登道が通行できなくなっていますので、その辺りの林道か山道が崩れてしまったのですかね?
また私の頭の上辺りに「熊出没注意」の黄色い看板もありますね。
下山した時、社務所前に「三合目から四合目付近で熊の目撃情報あり」と表示がありました。
登山者が多いのでこの時は全く気にしていませんでしたが、やはり出会いたくはないですよね😱
石鳥居をくぐり石の階段を登ると、すぐ右手に「四合目」石がありました。
ここで標高1667Mです。
二荒山神社から1時間25分で、標高差400M弱登って来ました。
今までのお気楽隊ならこのくらいの標高差で山頂に到着することも良くありましたが、今日はここから本格登山です😅
段差の大きな階段をヨッコラショと言いながら登ります。
左手後方を見ると木立の間に湖が見えました。
前方が色とりどりになってきました。
どうやらこれはシロヤシオみたいです。
近くで見ると5枚の葉っぱが並んでいて、「ゴヨウツツジ」だとわかります。
「春にはシロヤシオ、初夏にはサラサドウダンが目を楽しませてくれる」とガイドブックにありました。
ここは花が咲いたら圧巻でしょうね。
9時49分、「五合目」を通過します。
四合目から22分でした。
笹に囲まれた狭い道を登って行きます。
わずかでも紅葉が見られるとテンションが上がり、足取りが軽くなりますね。
紅葉越しに中禅寺湖を望みます。
社山辺りを流れる雲の動きが面白いです。
幻想的な雰囲気。
紅葉の間に八丁出島が見えました。
あちらの紅葉はまだまだですね。
私が先頭で、とてもゆっくりなので、何度も二人に「先に行ってもいいからね」と言ったのですが、二人とも「いいの、いいの、このペースで!」と言うので、相変わらずの牛歩状態です。
疲れないようにあえてそうしました。
心拍数が上がり過ぎないように歩くことが、長く歩ける、結果歩き通せるコツなのだそうです。
紅葉が美しいです。
その向こうに青い湖が見えるので、更に美しさが増しますよね。
少し登って振り返ったところ。
見えているのは八丁出島です。
道は徐々に岩場となり、10時12分、「六合目」に到着しました。
五合目から所要23分でした。
やはりこの合目石は大体20分間隔ですね。
ここでウィダーインゼリーやスポーツようかんを食べて、これからの登りに備えました。
六合目を過ぎると一度ガレ場を離れます。
道の雰囲気が変わりました。
コメツガなどの針葉樹林となり、なんとなく北八ヶ岳のようです。
湿っぽい登山道で岩もゴロゴロあるので、これは雨でも降ったら滑りそうですね。
登山道脇に石垣がありました。
ここまでにも時々あったのですが、これは何の役割があるのでしょう?
下山したときに神主さんに聞いてみようと思いました。
再び岩のガレ場が始まりました。
前を行く人々が度々立ち止まり、ルートを考えながら登っているようです。
森が広葉樹となり、広いガレ場になりました。
ダケカンバが美しいです。
横幅が広い道なのでどこを通るか迷います。
私と花子が通った道は枝が張り出していて失敗でした💦
10時45分に「七合目」に到着しました。
六合目からは33分でした。
ここは難易度が上がり、時間がかかってしまいましたね。
七合目で小休止です。
バナナやプロテインバーで小腹を満たしました。
7分ほど休憩し、再び歩き始めます。
岩場登りは体が柔らかいハガレーナの方が得意なので、先に行ってもらいました。
私ではモタモタして遅すぎます😅
岩が大きくなってきました。ハガレーナと花子は快調に飛ばしています。
私は何度も言いますが股関節が固くて、大きな段差を越えるのに足の付け根がつりそうになったりして、大変でした💦
先を行く二人をヨッコラショ、ドッコイショと追いました。
今日は急がないと決めているので、特に焦りはありませんでした。
鉄製の鳥居をくぐります。
前方に何か小屋のようなものが見えてきました。
あそこが八合目避難小屋でしょうか?
何に使うのか、とても大きな鎖がありました。
ハガレーナと大きさを比べてください。
持ってみるとすごい重さでした。
11時25分、標高2304Mにある「八合目」の社務所兼避難小屋です。
3時間20分かけて、二荒山神社から標高差1030M登って来ました。
岩場の直登はもちろん辛いけど、標高を稼げるのがいいですよね。
八合目にある瀧尾神社は大きな岩の下に鎮座した神棚ほどの大きさの祠でした。
大きく傾いた巨大な岩の下を通り、神社の前を通過します。
明るいダケカンバの道になりました。
この辺りが一番私はキツかったかな。
ハガレーナと花子が先に行き、私と同じくらいの体力と思われる若い女の子と前になり後ろになりしながら、ゆっくり登りました。
急に景色が変わりました。
ここからは岩がなくなり、しばらく赤土の緩やかな道だったので、体力回復できました。
久しぶりに楽に歩ける道だ~😆
岩場が終わったので、ここからまた私が先頭を行きます。
ザレていて、軽石のような拳大の石がゴロゴロしていて、傾斜は緩いものの歩きづらいです。
途中からは土止めのための緑色の土嚢(自然に返るタイプと思われる)がびっしり敷かれた道となりました。
そんな道がしばらく続きました。
げ、こりゃまた歩きにくそうな階段が現れましたよ。
この頃になると疲れてもいて足が上がらないので、このくらいの段差でも乗り越えるのが大変でした。
そのため端の低い部分を狙ってジグザグに登って行ったので、他の方のヤマップデータより1㎞位距離が長く出てました💦
どんだけ遠回りしてるんじゃって話です。
この階段の途中に「九合目」が現れました。
時刻は11時53分です。
八合目から25分でした。
空が開けて来ましたが、お天気はどうかなぁ。
うわぁ、キレイな林ですね~⤴️
山頂直下でこんな景色に出会えるとは。
しかも一瞬の平らな道で、オアシスのようです😁
森林限界を越えました!!
しかし、視界ゼロなり!
しかも、なんと!ここでパラパラと雨が降り始めたのです。
とりあえず私はゴアテックス帽子(別名トキ帽)を被りました。
これを被ると雨が降らないジンクスがあるからです。
今回は濡れないためですが😭
山頂まであとわずかなので、初めはカッパは着ないでこのまま行ってしまおうかと思いましたが、ザレ場を登っているうちにどんどん雨脚が強くなってきてしまいました💦
仕方なく木陰もない所でリュックをおろし、背中にボタボタと雨粒が打ち付ける中、急いでカッパを上だけ着ました。
フツーにザーザー降りです。
クーーッ、頑張って展望のない中登って来たのに、森林限界越えてから雨かーーーい😣
タイミング悪すぎ!
テンクラの野郎~、また外したな!💢💢
、、、と、この不運をテンクラのせいにする身勝手な私です。
本当ならこの辺りから、正面に男体山山頂、左に戦場ケ原を挟んで日光白根山や皇海山、振り返れば中禅寺湖を遥か下に望むことができたはずなのです。
その景色に感動して姫に激推しされたのですから。
う~ん、残念!!
でもね、でもね、今回は目的は他にありますから。
そう、チャレンジ!!
なので、この辺りまで来ると、間もなく山頂だ!という気持ちがこみ上げ、ハガレーナに何度も「みほさん、行けそうじゃん!登れたよ!😊」と言われました。
雨に降られ展望ゼロでも三人の心は満たされていたのです。
赤茶けた砂礫の道に大きな溶岩流の塊のような岩がありました。
まるで月面にいるような気分です。
月では雨は降らないけどね😅
最後の鳥居が現れました!
間もなく山頂!!!
歩けたーーーっ!
あんなに「男体山は無理!」と思っていたのに、ゆっくりではありますが、憧れの山頂に立とうとしています。
12時24分、山頂の祠(奥宮)までやって来ました。
湖畔の二荒山神社出発から4時間20分の所要時間でした。
単純標高差は1215M!!
花子も日帰り登山としては過去最高か2番目位らしいです。
ハガレーナと私は過去最高ですね。
心は達成感でいっぱいなのですが、めっちゃ感動の薄いイマイチな写真でスミマセン。
祠の前の屋根の下に10名以上のカッパを着たハイカーがブルブル震えながら立って雨宿りしていて、全体像を撮影することが出来ませんでした。
ハイカーの脇をすり抜けて、何とか祠の前の空いていたスペースに体を潜り込ませました。
カッパのズボンをはかなかったので、下半身(特に太もも辺り)がずぶ濡れです。
寒い、寒い。
カッパを脱いで中に一枚着ました。
ハガレーナが嬉しそうに「みほさん、登れたじゃん!」と言ってくれ、私も「登れちゃったねぇ。しかももう歩けないってほどは疲れてないよ」と答えました。
そうこうしているうちに雨が止み、サーーっと太陽の光が射してきました。
「晴れてきたー⤴️」と言いながら、蜘蛛の子を散らすように、屋根の外に飛び出すハイカーたち。
日が射せばズボンも乾くはず。
私たちも濡れた体を乾かす目的もありつつ、薄日がさした広い山頂を歩いてみることにしました。
山頂には見所が沢山あって、奥宮に向かって左手には二荒山大神、奥宮には壊れた社務所(これは見所ではないけど😣)、その先に最高点があり、露岩の上に御神剣が突きさっているはずです。
横長な山頂。
いい音のする鐘がありました。
山頂標識にて。
真っ白けっけでも、この満足そうな顔😊
すごい達成感です😁
標高は2486M。
この覚え方、ターボに相談したところ、「『ニシハム』で良くね?」と言われましたが、もっと面白いのはないかと重ねて聞くと、「じゃあ『西からハロー』だね!」と言うので、それに決まり!
男体山に登れなかった巨人ターボが羨ましそうに男体山の西側から覗き込んでるイメージです😁
想像すると、怖っ!!😆
でも、ほら、もう覚えられたね。
男体山は西からハローで、2486M!
語呂合わせって、すごいわ。
ターボ、この才能を歴史の勉強に活かすべきだったな😅
時すでに遅し!(笑)
あ、青空見えてきたかな?
、、、と期待させて、、
またまたガスに包まれる😣
展望は厳しいですね。
晴れた日には上州・尾瀬の山々、遠く富士山や北アルプスなど360度の大展望なのだそうですよ。
露岩(最高点)の御神剣と一緒に記念撮影しました。
私が自撮りを苦労していると、親切な男性が「撮りますよ」と言って岩場を登り、私のスマホを受け取ってくださいました。
ありがとうございました!
宝剣は今はステンレス製で、磨かれたようにピカピカで、空に向けて神々しく輝いていました。
曇っていても眩しいくらいでした。
この時はガスガスで周囲はな~んにも見えなかったので、思い付きもしなかったのですが、帰宅してヤマップの3D画像を見て驚いたことが!
私たちって山頂のほんの端っこに乗っかっただけだったんだ!!!
山頂にはまるで富士山みたいに大きな火口があるんだね!
外輪でまん丸に囲まれている訳ではなく北側に傾斜していますが、これ、火口ですよね。
これは見たかったなぁ。
周囲の山々はもちろん見れなくて残念でしたが、この火口跡に全く気がつかなかった(見えなかった)のが、とても残念です。
かつては北側から登ってくるルートがあり、中禅寺湖から反対側に抜ける変化に富んだコースを選択できたらしいのですが、現在は通行止なんですって。
火口跡はどんな景色だったのだろう。
多くの人のレビューを見ても周辺の山々や中禅寺湖の写真はありますが、火口の写真を見たことがありません。
この露岩に立てば「北側には火口跡が広がる」とガイドブックにも書いてあるので、見てみたいですね~。
これはいつかリベンジせねばと、帰宅してから思いました。
カッコいい剣と記念撮影できましたので、お昼にします。
かつて建物の柱だったと思われる四角い木材がしつらえたように三本、コの字に寝かされた場所があったので、そこに座って簡単なランチにしました。
本来なら食事しながら中禅寺湖を遥か下に見下ろして最高の気分なのでしょうが、真っ白なのでモグモグとお腹を充たすのみ😅
食事を終え立ち上がると、またパラパラと雨が落ちてきました。
うわぁ、雨かと思うと同時に食事の間だけでも止んでてくれてありがたかったと思いました。
憧れのブロガー「タケさん」のプロフィール写真に使われている二荒山大神の前で記念撮影~⤴️
初めて「タケさん」と同じルートを歩けた気がします。
なんだか感無量だ。
タケさんは登山を始めた頃に登った男体山ですが、私たちは延々初級者コースをウロウロして、やっとここまで来れました。
、、、などと感傷にひたっている場合ではありません。
風が強くなり、雨脚が再び激しくなってきました。
とっとと下山するよーーーっ!
では、さらばじゃ!男体山!
山頂を後にしたのは、午後1時7分でした。
ここからは駆け足で!
いや、実際は岩場の急坂で駆け足というわけにはいかず、のったらのったらだったのですが、ブログは長くなっているので、駆け足にします!😅
ピストンですから、ルートは登りと同じです!
午後1時39分、「八合目」通過!
鳥居、通過!
岩場があり~の。
展望あり~の。
今頃晴れてきたかーーーっ!
上野島!
姫よ、ゴミじゃないよ😁
「五合目」通過!
シロヤシオの道!
午後3時10分、「四合目」通過で、車道に出ました!
え!?3時過ぎた!?
予定下山時間、大幅オーバー!!
まさか捜索隊出動してないよね?😆
青空だよーーっ!
今頃!
車道を終え、「三合目」からは広葉樹の森へ。
美しい~。
でも足が疲れてる~😆
かなり前から、三人とも膝が痛くなっていました💦
あのハガレーナでさえ、「膝の裏側が痛いーっ!」と言ってます。
標高差1200Mの一気下りは堪えます💦
いよいよ、辛かった下りも間もなく終わり!
登拝門が見えてきました!!
二荒山神社に下山したのは、予定よりも一時間半もオーバーして、午後4時6分でした。
山頂出発から、所要3時間でした。
下りが長かったーーっ!
下山した時社務所の神主さんに、あの石垣のことを聞いてみようと思っていましたが、窓口にいたのがバイトの巫女さんだったので、きっと知らないだろうなと思って聞きませんでした。
朝の報告より1時間も遅れたので心配しているかと思い、「今戻ってきました。下山の報告した方がいいですか?」と聞くと、「あ、それは大丈夫です」と素っ気なく言われました。
あれ、そんなもん?
下山しない人がいたら、どうやってチェックするんだろう??
本殿にはちゃんと「無事帰ってきました」と報告しました😁
振り返ると、境内から中禅寺湖が見えて、赤い山門と青い湖面のコントラストが美しいと思いました。
御神体は、、青空ですね~😆
今頃山頂からは大展望でしょう。
仕方ないですね。
今山頂にいたら下山は日没後になりますから(涙)
最後の階段を下って駐車場に戻りました。
この時も三人とも「イタタタタ💦」などと言いながら妙な足取りになってしまいました。
登りでは標準コースタイムよりもゆっくり歩けば、そこまで心拍数が上がることもなく、無事に山頂まで到達できましたが、下りはやはり辛いですね。
日帰り登山ではこの標高差が限界かもしれません。
1200M以上を登った後、ほどなく同じ標高差を下るのは、なかなかに大変でした。
下りで私たちと後になり先になりした男性は途中膝が痛いと立ち止まっていて、その後姿を見なくなりました。
「あの男性、無事に下山できたかな?」と花子が心配していました。
男体山、登れちゃったよ!
登山難易度は8~9というところですが、あれほどハードルを高く感じていた男体山チャレンジが成功して、また一歩アルプスに近づいた気がします。
いつかアルプス縦走、したいもんね。
前進、前進😊
それにしても男体山、、若いビギナーの多さに驚きました。
「初めての山で男体山は結構キツかったな」などと話ながら下って行く若者もいましたから。
初めての山が男体山!!
若いって凄いなー😆
若いあの頃に戻ることは叶わないけど、何とか老化を食い止める悪あがきを続けたいと思います😅
とりあえず、チャレンジ成功!!ってことで💪
そうそう、テンクラを信じて出発を遅らせたのが凶だったのか、吉だったのかですが、、
結果的には6時から登っている人達は山頂から少し雲があるものの大展望を体験し、下りの森の中で雨に降られたらしいので、遅らせたのは「凶」でした(涙)
テンクラの野郎ーーーっ!
もう、信じないからなっ!!💢💢
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!



































































































