50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【栃木、奥日光】亀しろコンビといく、庵滝・氷瀑。2023年1月29日(日)


奥日光・庵滝から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


ほぼ月定例会となっている亀しろコンビとの山行。

元々は浅間山外輪山を歩く予定でしたが、前日までの天気予報がテンクラC だったので、爆風も嫌だし、浅間山ガトーショコラが見られないのも残念過ぎるので、山替えすることになりました。

そこでウサ亀さんが提案してくれたのが、奥日光の庵滝。

まだとうしろさんが見たことないんですって!

私は、二年前にハガレーナとナースとイダブルーと一緒に訪れ、昨年ターボを連れて来ています。

なので今回は三回目となります。

前回は軽アイゼンで歩いたのですが、踏み抜きが多くて最後は足が棒のようになった苦い記憶が💦

しかも竜頭ノ滝上から歩いたので、距離も長めでヘトヘトでした。

しかし今年は多くの人に歩かれていることと、ここ数日雪が降ってないこともあり、どうやらチェーンスパイクで歩きとおせるようです。

しかも、毎年閉鎖されている赤沼の駐車場がオープンしているんですって!

どうやら試験的に除雪して開けてくれているらしいのです。

なので、赤沼から歩き出せますよ!


その日が近づくと、ウサ亀さんからこんなラインが、、。

「とうしろさんは肉巻き、ウサ亀はすいとんを作る予定ですが、お気楽は何か作るんですか?

、、、え?

亀しろ=作る人、お気楽=食べる人、、じゃダメな感じ???

そ、そうか、、亀しろコンビは毎回山飯をしっかり作る人たちですからね。

いつもいつもご馳走になってばかりじゃ申し訳ないか、、。

ということで、お気楽はデザートを作ることにしました!

いつも山での料理ではドタバタ劇場を繰り広げてしまうお気楽ですから、うまくできるか不安なんですけどね💦💦


7時歩き出しを目標に、6時半頃赤沼駐車場に集合することになりました。


道路が凍結していると時間がかかると思い、自宅を3時すぎには出発しました。

コンビニやトイレに立ち寄りましたが、6時には駐車場に到着しました。

徐々に夜が明け、男体山の向こうに美しい朝焼けを見ることができました。


《登山難易度 4》


🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


今日のメンバーはウサ亀さんととうしろさん、お気楽からはイツメン三人です。

予定より少し遅れて7時9分に歩き始めました。

チェーンスパイクで歩いて行きます!

出発前に役場の職員の方に「どこから来たか?駐車場が開いてなかった時はどこに停めたのか?」など質問されました。

有料(500円とか1000円とか)でも良いので、来年以降も駐車場を開けて欲しいとお願いしておきました。


あれあれ?

ウサ亀さんは重いリュックを橇に載せて引っ張り始めました。

水色のウサ亀さん愛橇は、「雪亀号」というらしい。

「お気楽の荷物も載せてよ~」と言ってみたけど、完全無視でした。

ウサ亀さんは時々、めっちゃ耳が遠くなる体質らしい。


赤沼のトイレは開いていました!

トイレ休憩のウサ亀さんを待っているところ。

お気楽は万が一を考えて、竜頭ノ滝のトイレに立ち寄ってきました。

なんか、とうしろさん、、スナイパーみたいじゃないですか?

このまま戦争映画に出演できそう(笑)


ウサ亀さんが犬の散歩をしているように見えて笑ってしまいます。

「雪亀号」はいつの間にか「ポチ」と呼ばれるようになりました(笑)

平らな所は大人しく付いてくるポチですが、少し凸凹しているとストライキをおこし、下りではウサ亀さんより先にどんどん走っていくので、初めのうちは扱いに苦労していました(笑)

そんなウサ亀さんとポチを先頭に、いつもの順番で歩いて行きます。


最後尾のとうしろさんを激写しようと、ハガレーナが度々振り返って写真を撮るのですが、決して顔を記録に残さないとうしろさん、、必ず下を向いているのですよ(笑)


戦場ケ原が見渡せる場所までやってきました。


ハガレーナと私。


やらせ感満載ですが、、自衛隊募集のカレンダーっぽく。

ターボが大きく写り過ぎないように、ウサ亀さんが雪を掘ってターボの立ち位置を決めてくれました(笑)


小田代辺りからはしばらく車道歩きです。

雪はうっすらですが、凍結しているので、チェーンスパイクが威力を発揮!

ウサ亀さんのポチ散歩は継続中です。


弓張峠をこえ、庵滝へ向かう森の入り口までやってきました。

ウサ亀さん、ついにポチとリュックを背負うことに。

一昨年と去年訪れた時はわかんを持っていなくて、ここからズボズボ踏み抜きが始まり大変だった記憶がありますが、今日はよく踏まれているようです。


ここは一昨年、まきじーのさんとゆずさん、おちゃださんとマルちゃん達と出会い、ヤマッパー祭りをした場所ですね。

あの時は大騒ぎでした。

なんだか懐かしいなぁ。

あれからそれぞれ色んな事がありました。

マルちゃんは骨折したし、私は左膝を大怪我しました。

みんなそれぞれ新しい出会いがあり、どんどんレベルアップしていますが、お気楽だけは何も変わりません(笑)


真っ白でキレイ斜面があったら、どうしてもこれをやりたくなる(笑)

白ウサギと黒ウサギがジャーーンプ!!


こんな人型ができました。


ウサ亀さんのデスマスク完成~⤴️


目的地の庵滝が見えてきました!

途中にリュックをデポして側まで行ってみます。


おおぉ、過去最高に育ってる!

ブルーアイスも美しいじゃないですか。


左手も岩壁から染み出した氷のカーテンになっています。


(左上)正面中央の分厚い氷。

(左下)滝の裏側もこんなに育っています。

過去二回来たときは、ここは空洞でした。

(右上)氷のカーテンが青く輝いています。

(右下)中央の氷を裏側から見たところ。


ウサ亀さんが右手の斜面に登って上から撮影してくれました。

赤いジャケットのハガレーナの前に庵滝本流があります。

大きな大きな薄氷のドームを水が流れる音が響いていました。


(左)上の方にはクラゲの形がいっぱい!

(右)それを口を開けて見上げる面々。


(左)本流が流れる氷のドーム。

昨年はこのドームの氷が割れていたのですが、今年は見事な造形です。

ハリウッド女優のシャワールームみたい!、、と言うと、、、

(右)ウサ亀さんが覗き込んでいました(笑)


みんなで自撮り!

イェー~ーい!


、、、で突然ですが、、

とうしろさんのしょんぼりした後ろ姿をお届けします。

庵滝を後にし、下山している時のひとこまです。

なんでしょんぼりしているかって???

それは、、、


ウサ亀さんはこんなに上手に橇遊びができるのに、、


とうしろさんの橇はちっとも滑らないんですもの。

一生懸命両手に持ったストックで漕いでいましたが、すぐに止まってしまうのですよ(涙)

座って漕いで止まって立ち上がって、、それを大きなリュックを背負った状態で何度も何度もくりかえしたので、疲れはててしまったようです。


「もう座る気にもならない、、」というとうしろさんの呟きに爆笑するお気楽隊(笑)


大人しく歩いて帰りましょ。

こっちの方がずっとずっと楽ちんです(笑)


とうしろさんの橇がいかに滑らないか、、ハガレーナが実験してました(笑)


久しぶりにハガレーナのシータ写真!

辺りの苗がイガグリ頭みたくなりました(笑)


そして、小田代まで戻ってきました。

少し風がありましたが、ここでランチにします。


お気楽が作るのは、餅入りぜんざい。

ターボが餡を作り、私が餅を焼き、ハガレーナが皿に盛り付けしました。

整然と仕事しているように見えますが、実は「早く、早く、水をいれないとあずきがこげる!」「焦げた!焦げた!餅が焦げた~っ!」「飛ぶよ、飛ぶよ、早く載せないと皿が飛んじゃうよ~」などと大騒ぎしなから料理(?)しております。

お気楽はなんで黙って仕事ができないんだろう??


こちらは黙々と作業する亀しろコンビ。

彼らの料理は毎回ホントにスマートで、しかも手がこんでいて、味も天下一品なんですよ。


こちらが完成品。

左上がウサ亀さんの「すいとん」。

右上がとうしろさんの「肉巻き」。

下がお気楽の「抹茶」と「栗ぜんざい」です。

おてもとに「お気楽庵」と書いてあるの分かりますか??

庵滝と高級甘味処をかけて「お気楽庵」としてみました(笑)

紙皿に窪みが5つもあったので、ウサ亀さんに「5つもスペースがあるってことは、ここにぜんざい以外の何か乗るってことなんですね??他にも作るんですか?」と言われてしまいました(笑)

いや、いや、お気楽はそんな器用なことはでけまへん。

メインはぜんざいオンリーで、ひとつは抹茶、そして上の3つに何を置くか考えて、野沢菜と昆布まではすぐに思い付いたのですが、最後のひとつが思い付かなくて「イチゴ🍓でいいや、イチゴ🍓で!」となりました。

彩りね、彩り😁

栗の黄色と、野沢菜の緑と、イチゴの赤。

なかなかに彩り豊かでしょ??(自画自賛)

後日とうしろさんが「埼玉でもなかなか予約の取れない『お気楽庵』の高級ぜんざいを食べれて感激でした」と言ってくれました。

嬉しいねぇ、、とうしろさんのそういうところが好きよ😍

なんてったって、1日限定5食ですから(笑)


そして、最近寄居の隣町(深谷市花園)にできたアウトレットで購入した、Lindtのチョコを男性二人にプレゼントしました🎵

バレンタインチョコだよ!

ウサ亀さんの👼と😈が「これは本命か?それとも義理チョコか?」と話していましたが、もちろん「本命」に決まってるじゃないですか!

お気楽一番のお気に入りの二人ですから♥️


食後、側の林で、5人で手をつないで、スカイダイビングポーズしてみました。

シータで撮るとこんな風になります。

回りの木々がちょっとうるさい感じになっちゃった。

これは再挑戦の必要ありですね!


では再び歩き出します。

亀しろコンビはチェーンスパイクをスノーシューに履き替えて、あえて踏み跡のない雪原を歩きます。

お気楽はスノーシューは持っていないので、踏み固められた登山道を行きます。


朝も眺めた戦場ケ原展望台。

朝よりも視界がクリアになっております。

ウサ亀さんが太郎山に登った時のルートを教えてくれているところ。


スノーシューならどこでも歩けちゃいます。

バフッバフッと音をたてながら新雪を歩くのは楽しそう。


ウサ亀さんは意気揚々としていますが、とうしろさんは若干お疲れのご様子。


お気楽は今日は踏み抜きゼロだったので、ほとんど疲れませんでした。

とうしろさんみたく、立ったり座ったりもしなかったしね(笑)


森の中を歩く二人は水色と黄色いランドセル背負った小学生みたいです(笑)


この方は最後まで元気いっぱいでした。

ポチの散歩から始まって、デスマスク作り、氷瀑見学、橇遊び、スノーシュー歩きと、雪国遊びを満喫していました。

最後は変な動物に喰われそうになってましたけどね(笑)


そんなウサ亀さんを黙って眺めるとうしろさん(笑)

もう疲れはてております💦💦


湯川を渡る橋の上でシータ撮影。

最後まで青空でした!


もう新雪はいいや、、とスノーシューで登山道を歩くとうしろさんの足取りは重い(笑)




今回も良く遊びました!

この短い行程で休憩時間が2時間半ですからね(笑)


亀しろコンビとのコラボももう6回目でした。

好奇心旺盛で少年のようなウサ亀さんと、いつもブツブツ「自分なんて◯◯ですよ」と呟いているとうしろさん。

二人の対比が面白くて、お気楽はいつも笑ってしまうんですよ。


今回、浅間山外輪山に行けなかったので、次回のコラボでリベンジすることになりました。

次こそはお二人と一緒にガトーショコラを眺めたいです。

はてさて、今度は何を作りましょうかね??

お気楽屋台か、お気楽軒か、カフェドお気楽か、はたまたビストロお気楽か、、??

寒い季節の山飯は極力避けてきたお気楽ですが、今回「お気楽庵」を思い付いたことで、今後どう工夫するか考えると、ちょっとワクワク🎵

少し楽しみになってきました(単純)😁


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

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