50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、寄居】鐘撞堂山を瓢箪形に周回。2021年4月24日(土)


鐘撞堂山ツツジの道から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


明日は総勢8名で、日本二百名山に登る予定になっています。

その山は距離10㎞、累積登り標高差が1200Mを超える、私としてはチャレンジ登山となります。

しっかり準備をして臨みたいところですが、先週末は雨と仕事で山に行けなかった私😱

二週間のブランクができてしまいました。

不安だ、不安だ、不安だ~😆

、、、ということで、体慣らしのために、地元の山を歩いて来ます!

イダブルーが2往復するという鐘撞堂山8の字コース。

全長10㎞の行程です。

まぁ、標高が330Mの低山ですから、どんなに頑張っても累積標高は大したことにならないのですが、、😅

距離だけでも予行演習してきたいと思います。


《登山難易度  5》

標高差が得られない分、ひまを連れないで(アイツがいると、クンクンが忙しくてどうしてもゆっくりになるので)、ペース早めを意識して歩いてきました!



国道254からスタートし、ほたるの里公園のトイレに立ち寄りました。


久しぶりの谷津池です。


今日は二回目の下りで南コースを利用するので、登りは北コースにします。

池の右手奥に登山口があります。


分岐を右に行き池から離れます。


尾根にのりました。

もうすっかり新緑の森ですね。

木漏れ日が美しいです。


この「イノシシ注意」の看板が現れると、ツツジロードが始まるのですが、あれ?あれ?ツツジ、もう終わっちゃった?

花がとっても少ないです。


わずかに残っていた薄ピンクのツツジ。


登山道脇に咲き残った花を探して写真を撮っていますが、とても少ないです。

来るのが遅かったか~😆と思っていましたが、ヤマップにコメントをくれたイダブルーによると、今年はカタクリの当たり年で、ツツジは花つきが良くなかったのだそうです。

花つきが悪かった上に訪れるのも遅すぎたということなのでしょう。


それでもやっぱり新緑の中にポツポツと模様を描くツツジの赤が可愛くて、何枚も写真を撮りました。


長い階段を登って左に行けば山頂ですが、今日は美里側に降りて登り返したいと思っているので、ここでは山頂を踏まず、右手の巻き道に行きます。


ようこそ、美里町へ。

ここから一旦美里町に入ります。

猪俣百八燈の裏側になります。


この分岐を真っ直ぐ行くと、標識はありません(しばらく行くとほぼ藪)が猪俣城址です。

昨年春に何度も訪れ、城址に興味を持つきっかけとなった山城跡です。

そして、途中を右手に下れば(道はありません)、美里ロイヤルゴルフクラブの上に飛び出し、芝生の滑走路のような爽快な景色を楽しめます。

でも今日は立ち寄らず、素直に左手へ道なりに。


こちら美里側では時々熊の目撃情報があるので、少しドキドキします。

姿は見えませんが前を行くハイカーの熊鈴の音から離れないように、少し急ぎ足で通過しました。


視界が開け、植林途中のエリアに出ました。

ここは右手に下って行きます。


新緑が気持ちいいです。


しいたけ栽培をしているエリアを通過します。

前方の四ツ辻を真っ直ぐ行くと、しばらくとても気持ちの良い道が続くのですが、途中から道がなくなり(私たちがうまく見つけられなかっただけかも知れませんが)最後は藪こぎとなったので、今日は行きません。

素直に右手に曲がります。



新緑のシャワーを胸いっぱい吸います。

とてもいい気分です。


お天気も良くて、暑くも寒くもなく、新緑のハイキングは楽しい!


ピンぼけですが😅

いくつか道端に咲いていた花を。


スミレ、、ってことしか分かりません😅


美里側の里に降りて来ました。

見えている山は、虎ケ岡城址です。


川に沿って、円良田湖方面へ。


円良田湖を終点とするこの沢、、もう満杯!という感じですね。

こんなに水量が多いのを見るのは初めてです。

まもなく始まる用土地区への農業用水の放出に向け、絶賛貯え中!と言ったところでしょうか?


静かな休日のこの日、鳥のさえずりと釣り人のルアーが空を切る音が聞こえてきました。

釣り人って絵になるんですよね。


私は半袖で歩いていますが、釣り人はダウンを着てますね。

湖畔でじっとしてると寒いんでしょうか?


用土へ向け長い地下トンネルを使って円良田湖の水を送るための施設、取水塔です。

今はまだお休み中。

先日姫が見てみたいというリクエストで、ゴルフの帰りにハガレーナが円筒分水堰に案内したのですが、今は草ボーボーだったらしいです。

姫に「水が噴き出すようになったら見事だから、その頃また見に来てね」と伝えたそうです。

この地域の田んぼが美しい水田となるのはもう少し先のこと。


この二軒の廃屋の間から登り返します。


こちらの道もやっぱりきれいです。

歩いていると、道端の落ち葉がカサカサカサカサとなっています。

最初は蛇かな?と少しドキッとしましたが、見ると小さなトカゲ達😁

私の靴音に驚いて、まるで道を開けてくれているかのように、山側に逃げ込む様子がずーーーっと続き、王様になった気分で面白かったです。


山頂直下の階段です。

長い間山登りをお休みしていた頃にここを歩いた時はきつく感じて、「鐘撞堂山は山頂直下の階段が急なんだよね~(涙)」などと言っていた自分を思い出して可笑しくなりました。

こんな階段、一瞬で終わります(笑)

体力・腕力・瞬発力は若い頃より落ちていますが、足の筋力だけは当時より着実に強くなっている実感があります。

毎週山登りしてりゃね、そうならないとウソですよね😁


本日のピーク、鐘撞堂山山頂です。

今日も大勢のハイカーで賑わっていました。

ごった返すのは元々苦手ですが、こういう里山に人々が集い、思い思いに気持ちの良い時間を過ごしている様子を見るのはいいですよね。

とても清々しい気持ちになります。


春霞でぼんやりしています。

春の山ですね。

新緑のモコモコした山並みが美しい。


この景色を眺めながら、バナナ休憩しました。


ては下山は南コースで。


おおお、南コース山頂直下のツツジは満開ですよ!


これは、見事!

ツツジに会いたくてやってきて、今日は「もう終わっちゃったのね~(涙)」と思いながら歩いていたので、この満開はとても嬉しくなりました。


見られて良かった!


谷津池と深谷方面を見渡せるポイントまで下ってきました。

ここからは階段が多くなります。

その両側はツツジで埋め尽くされているのだけど、、


あぁ、もう残ってないか!

こんな低い山でも、やはり下の方が先に花が終わるんですね。


緑一色だ!(笑)


緑の世界にチラホラと赤いものが混じっているといった感じ。

でもやはり新緑の散歩は楽しいです😊



南コースはここで終わりです。

谷津池へ下るなら、ここを左へ。

今日は10㎞歩きたいので、真っ直ぐ進みます。

八幡山コースです。


こちらのツツジも昨年は見事でしたが、もう終わっているのか、花があまり咲かなかったのか、、とにかく緑の世界でした。

右側の枝はツツジで、花が咲いていれば素敵な写真が撮れるのですが、緑一色なので良くわかりませんね😅


あ、赤色が点々と現れました。


咲いてる、咲いてる!

緑ばかり見ていると、鮮やかな赤が現れると楽しくて、嬉しくて、何枚も写真を撮ってしまいました😁


ウツギの白もアクセントに。


ラッパのような形が可愛いですね、


森がきれいだ~⤴️

深呼吸、深呼吸!


少し坂を登ります。

八幡山までは何回かアップダウンがあるんですよね。

巻き道もありますが、今日は標高差を稼げないので、あえて小さなアップダウン道を歩いています。

ご褒美のように美しい森が出迎えてくれました。


ピークに立つと、、


あれ?標識はないですが、左手に道がありますよ。

まだ歩いたことがない道です。

ちょっといってみましょうか。

今日は10㎞ちょうど歩きたい(あまり歩き過ぎて疲れると明日に支障をきたすかも!?)ので、この辺りで里に降りるのが丁度いい距離になるのではないかと思いました。


初めは雰囲気の良いきれいな道だったんですけどね、、


この祠の辺りまでは。


お邪魔しております。

怪我しないように見守ってください。

よろしくお願いします🙇⤵️と手を合わせました。


祠を過ぎると、道は突然落ち葉だらけに。

日頃誰も歩かないルートの気配になってきました。


写真では伝わりませんが、この辺りからはかなりの急勾配に。

落ち葉がズルズルと滑るので転ばないように慎重に。

地面には大型の獣(多分イノシシ)が歩いたと思われる落ち葉の「よれ」があちこちに見られました。


やはり藪こぎになったか😅

クモの巣が多いので、ストックを振り回しながら下りました。

ひまも側にいない、完璧なソロでルートなしの藪こぎは嫌だなとちょっと不安になりましたが、国道254を走る車の音が絶えず聞こえていたので、少々迷っても大丈夫だろうと思って歩いておりました。


里が見えてきましたね。


立派な石垣のある民家の向かいに降りてきました。


畑の脇の道を通らせてもらいます。


ほんとに人が歩かない道みたいで、地面いっぱいに黄色い花が咲いていました。

これ道端ではなく、「道」です😅


進んだ先は、コロナ自粛の時に散歩で訪れた飯塚の貯水池でした。

へぇ、ここに出るのか、、。


歩いてきた道を振り返って見ました。

こりゃこの先に登山道があるとはとても思えないですね。

あの祠まで歩く人もわずかなのでしょう。

この後スタート地点まで戻ってヤマップを終了させると、、


歩行距離はぴったり10㎞でした😁


鐘撞堂山を東西にぐるっと回って来ました。

楽しかった~🎵

ソロもなかなか楽しいね。

ガシガシ歩けるので、トレーニングにいいなと思いました。

3時間くらいなら、遠くの山に行かないお休みの早朝に、トレーニングで歩いてみるのもアリだなと思います。

翌日は乾徳山でしたが、特に体に疲れが残っているということもなく、快調に歩けました。

うん、このくらいなら2日連続でも平気だ!

、、、ということで、この後乾徳山チャレンジ登山のブログに続きま~す。

その前にゲストの紹介記事を書かなくちゃ😁


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます!

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