50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、水上】まきじーのさんと谷川岳へ。2020年11月8日(日)

谷川岳・天神平から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


《登山難易度5》


文化の日に足尾の中倉山で初めてお会いしたヤマッパーの「まきじーのさん」と早速一緒に山に出かけることになりました。

どこに行こうかと考えて天気予報やテンクラとにらめっこ。

週なかの時点で、日光白根山や至仏山、浅間山など有名どころがどこもかしこも暴風予報だった中で、燦然とテンクラAが輝いていたのは「谷川岳」だったのです。

参加予定メンバーでグループラインを作成し、まきじーのさん、ハガレーナ、亀ちゃんが参加しました。

土曜日に花子と稲含山に登り、駐車場に帰り着いてスマホの機内モードを解除すると、まきじーのさんからラインが来ていました。

「これから出発しますが、大丈夫ですか?皆さん、ずいぶん静かですが、、」と連絡が!

おおお、もしかして、前日入りして、当日誰も現れなかった!な~んてことを心配してました!?(笑)

お気楽隊はそんなことしませんよ~😆

前泊したまきじーのさんがどんな一夜を過ごしたのかは、こちらの記事をどうぞ。

アクシデント色々の夜だったようです😅

谷川岳 初めての天神尾根はお気楽隊と♪ https://yamap.com/activities/8544135 #ヤマップ

まきじーのさんがそんな苦労をしているとは露知らず、私たちは朝の5時半出発で、谷川岳を目指しました。

テンクラAを信じて向かいましたが、途中の道から見えるはずの谷川岳は厚い雲の中です。

えええ、どうする?どうする?

谷川岳ロープウェイ乗り場の駐車場で待機中のまきじーのさんに谷川岳の様子を聞くと「完全に雲隠れしてますよ」との返事。

ガーーーーン🥶

とはいえ、他の山を検索してみても、どこもパッとしません。

車はドンドン谷川岳に近づき、、「え~い、仕方ない!晴れることを信じて谷川岳のままでいいですか?」と聞くと、まきじーのさんからのお返事は「私はピークハントより皆さんのお祭り騒ぎが楽しみです😁」と。

ありゃ、そうなのね、こりゃ困った😅

今日はお祭り騒ぎするメンバー(ヒロやウォーリーやターボ)は不在ですわよ。

今日は比較的落ち着いた大人しめのメンバーでお届けします😁

駐車場でまきじーのさんと合流し、いざ、ロープウェイ乗り場へ。

天神平の鐘の前で出発前の記念撮影です。

今日はまきじーのさんはお気楽隊の専属カメラマン👌

ほとんどがまきじーのさんに撮ってもらった写真なので、いつもより私の登場が多くなります😅

亀ちゃんとまきじーのさんは初対面でしたが、全くそんな感じはしません。

そう言えば、「おちゃださん」と初めて山に登った時も亀ちゃんがいたっけ。

そして、すぐに打ち解けた記憶があります。

まぁそもそもお相手も、お気楽隊と一緒に山に行こうと思う時点で、お互いのハードルはハムスターでも乗り越えられる程の高さしかないんですよね😁

ではでは、天神平から登山道に入って行きます。

今日は谷川岳の先の一ノ倉岳まで行けるといいなと思っています。

滑りやすい木道を、初めのうちはなだらかに進みます。

まきじーのさんは今年の8月に「西黒尾根」から登り、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳と縦走し、新潟県の土樽に下るルートを歩いたそうです。

⏬その時の記事はこちら。

ひと駅歩こうか😃谷川岳♪ https://yamap.com/activities/7118190 #ヤマップ

こんなルートを歩ける方にお気楽隊のお守りをさせていいのだろうか?と申し訳なくなりますが、、😅

今日のペースメーカーは鈍足の私です。

まきじーのさんは辛抱強く最後尾を歩いてくださいました。

早速暑くなったので、分岐で一枚脱皮し、これからの登りに備えアミノバイタルを注入しておきました。

道は若干のアップダウンを繰り返します。

足を滑らせたら右側へ滑落するので、しっかり足元を見ながら慎重に岩場を渡りました。

すごく重くて立派な鎖も設置されています。

平らな道になり、前方に赤い小屋が見えてきました。

熊穴沢の頭に到着です。

通行止めとなっている「巌新道」がどうなっているか、チェックを怠らないまきじーのさん。

何か企んでいそうですね😁

小屋の中の確認もしました。

十分泊まれるそうですよ😅

今度はどんな縦走を画策しているのでしょうね。

そんなチャレンジャー「まきじーのさん」ですが、どうやら忘れ物魔みたいですよ。

ロープウェイ乗り場ではストックを忘れ、この小屋では手袋を忘れました。

小屋の中から「どなたか手袋を忘れてませんか?」と言われ「あっ、おれだ!」となっておりました😅

熊穴沢の頭以降は岩場の直登になります。

モタモタと登る私たちの後ろ姿を写真に納めた後、

軽い足取りでぴょんぴょんぴょんと登ってくるまきじーのさん。

道が混んでないのが幸いしました。

後ろから追いたてられることもありませんし、下って来た方に気を遣う必要もありません。

登りやすいルートを各自選びながら登りました。

私たちのお尻ばかり狙ってるようになってしまったので、途中からまきじーのさんが前を歩き、私たちの表情を撮ってくれました。

、、と言ってもほぼ下しか見てないんですけどね😅

余裕の表情のハガレーナ。

岩場が大好きなんですよね。

時々振り返って景色の撮影を。

今まで登った中で一番霞んでるかなぁ😆

男は背中で語る、、でしたっけ?

ハガレーナの後ろ姿も決まっています。

少~し、雲が高くなったかなぁ。

この頃までは「昼頃から晴れてくる!」と信じておりました😅

次のポイントは天狗の溜まり場です。

先頭でルートを考えながら登る私はしょっちゅう「げっ!💦」とか「あ"っ!?💢」とか声が出てしまいました。

どこもかしこも滑るし、段差は大きいし、岩は斜めだしっ!!😡

私は左へ、亀ちゃんは右へ。

私の方は足を置く場所が斜めってるし、亀ちゃんの方は狭くて通りずらいし、どっちもどっち😅

私は股関節が硬い💦

こんなところでもいっぱいいっぱいです😅

そんなこんなで、ようやく「天狗の溜まり場」に到着しました。

正規ルートではない岩場をショートカットして登ってくるまきじーのさん。

ヤンチャやねぇ😁

天狗の溜まり場の天辺に立った、まきじーのさんとハガレーナ。

「何か見える?」と聞くと「なんも見えん。真っ白!」と、、😣

天狗の溜まり場を後にしてからも、しばらく岩場が続きました。

霧は益々濃くなる一方です。

前回ケイたちと来たときはあっという間に肩の小屋に着いた印象でしたが、今日はとても長く感じました。

重い靴を履いて来たからかなぁ、それとも寝不足?

体力の向上はホントに一進一退ですね。

とても楽に感じる日もあれば、そうでない日もある、、😣

ようやく階段が現れ、、

肩の小屋に到着しました。

まきじーのさんが再び小屋の回りをウロウロ偵察していたので、私たちは小屋の前で風を避けて休んでいました。

さっ、寒い💦

こりゃたまりません。

先客が三人ほどいた小屋の中に入り、重ね着しました。

外に出ると、ブルブルと震えてめっちゃ寒そうなトイプードルを抱えた男性がいたので、少しお話をし、写真を撮ってあげました。

避難小屋からはわずかでトマの耳に到着です。

完全防備の亀ちゃん😅

怖いよ~(笑)

私、谷川岳はこれで4回目ですが、背景が白い世界しか知らないです😣

いっつも雲の中💦

でも一応記念撮影ね。

他のハイカーと交替で写真を撮り合うのは、谷川岳の恒例行事ですね😅

まきじーのさんもパチリ!

ではお次は「オキの耳」へ。

すると、亀ちゃんの髪が濡れてとても寒そうだったので、

ピンクのフードを被せるお手伝いをしました。

その上から帽子をかぶり、だいぶ面白いことになっています😁

私、笑ってるし😆

これ絶対おかしいって!と気がつく亀ちゃん。

その後帽子とフードを逆にして落ち着きました。

真っ白なオキの耳への尾根歩き。

大きな岩場をトラバースします。

先が何も見えないので、このわずかな尾根歩きを長く感じてしまいました😅

そして、「オキの耳」に到着です。

真っ白やねぇ😆

オキの耳から少し先に行った尾根の岩場の陰でお昼休憩することに。

わずかに平らな場所に椅子を置いて座っているので、後ろに転がらないように気をつけました。

後転したら、そのまま一ノ倉沢へ。

あの世への近道です。

どっちらかって全く映えませんが、、😅

この後片付けをする時にハガレーナのバーナーなどをしまったポーチが一ノ倉沢に転がり落ちそうになりました💦

危ない、危ない。

そこはもう奈落の底ですよ😱

そんな際どい場所でランチしたあとは、一ノ倉岳を目指すことにしました。

亀ちゃんは引き返すことに一票!と言いましたが、「のぞき」という所まで行ってみたい気持ちがあり、どこまで行けるか、行ける所までちょっと行ってみようということに。

しかし歩き出して数秒で「寒っ!」「しかも風が強い!!」「そんでもって真っ白!!!」となり、やっぱりやめよう、やめようとなりました。

さっきの「行ってみよう!」からほんと、一分もたたないうちの撤退でした💦

根性なしにも程がある😣

残念、無念!を表現してみました。

あー、大展望の谷川岳に、いつになったら立てるのだろう?

こりゃ冬に来るしかないか!?

とはいえ、冬は風に吹かれたらそれこそ死への扉オープン!!ですからね。

ピーカン無風の時を選ばないとですけどね😣

そんなこと、私たちに出来るのか、甚だあやしいです😆

はい、はい、大人しく下山しましょう。

岩場に備えてストックはリュックにしまったままなので、私はバランスを取るのに、いつも阿波おどりしてるように見えます。

今回、アイゼンが必要になるかもと思い、底が硬い靴を履いてきたので余計でした。

雪がないなら、アプローチシューズにすれば良かったーーーっ!

トマの耳、通過~⤴️

あー、真っ白な世界にまきじーのさんが飲み込まれる💦

ぼんやりと現れる肩の小屋。

白い闇に吸い込まれる階段、、😅

そして、岩場。

これまた登りよりも大変です。

蛇紋岩は滑るんですもの!

そりゃもうツルッツルざんすよ。

人が少なくて良かった!

今日の靴では、私はもうヤジロベエですよ。

グラグラもいいとこ!

前を行く亀ちゃんが「これ、どっち?」と聞くので私が「う~ん、右でごさろう」と答えると、横の岩場で休んでいたパーティに笑われ、その中の男性に「右でござる」と教えてもらいました😅

ルート選びが大変過ぎるので、カメラを向けられるとめっちゃ笑顔ですが、内心は自分のダメダメさに苦笑いです。

下りはまだまだ続きます。

朝よりも霞んでいますが、雲の隙間から陽が射し込んでいて、少し幻想的😍

天使の梯子ってやつですよね?

熊穴沢の頭を通過です。

木製階段を下ります。

横板を繋いでいる縦の丸太に乗ると滑って転ぶので、亀ちゃんに「この縦の丸太に足をのせないようにね。これは善良そうな顔をして、実はめっちゃ邪悪なのよ」と言うと、まきじーのさんが「おれのこと、呼びました?」と言ってました。

えええええ、まきじーのさんって、すご~く善良そうなのに、実はそうなの~???

人は見かけに寄らないって言うからね、もしかしてもしかするかもよ!?😱

そんなことはさておき、今は下りに集中しましょう。

油断ならない岩場です。

きれいね~⤴️

最後まで山頂は雲の中でしたが、それでもやはり山肌は美しい!

私は何がそんなに嬉しかったのだろう?

ずいぶんと楽しそうですね😅

西黒尾根がかっこ良く見えています。

ドンドン階段を下ると、

目の前に白毛門や朝日岳が美しく見えました。

「あの白毛門に見える煙突みたいな岩はなんだろう?」と言うと、

まきじーのさんが「じじ岩、ばば岩というのがあるみたい」と教えてくれました。

白毛門にはいつか登ってみたいんですけどね、、。

ひたすら直登なので、私たちに登れるかどうか、、?

ロープウェイ乗り場が見えてきました。

天神平に到着です。

天神平にはこんなものができていました。

まきじーのさん曰く「これのお陰で昨日駐車場に泊まれなかった」のだそう。

ナイトなんとかで、混雑が予想されたからなんだそうです。

ロープウェイからの眺めです。

谷川岳の紅葉は今はロープウェイ乗り場辺りが盛りですね。

オレンジ色に輝いていました。

まきじーのさんとの初めての山行は、私の山選びミスで、展望の少ないものとなってしまいました。

同じ日に友人は妙義山の大文字に行き、素晴らしいお天気だったらしいです。

⏬その時の写真です。

あちゃー、妙義があったかーーーっ!

悔しいです!!⤵️

テンクラなんて、もう信じない!!、、と過去に何度言ったことか、、(涙)

真っ白な世界の滑りやすい岩場登り、そして途中から寒風という、ほぼ修行のような一日でしたが、まきじーのさんと楽しく歩くという目的は果たせました。

次こそは、大展望の一日をご一緒したいです。

次に期待しましょう!

まきじーのさん、お気楽山行にお付き合いいただき、ありがとうございました😆

これからも「プレミアム会員」として、よろしくお願いいたします!

(まだ乗っかる気満々😁)

⏫ヤマップデータです。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

×

非ログインユーザーとして返信する