50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、西上州】久しぶりの稲含山。2020年11月7日

西上州・稲含山から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


《登山難易度0.5》


今週末はまきじーのさんと山に行く予定になっているので、土曜日は大人しくしておくつもりでした。

しかし、花子から「しばらく山に行けてないので、土曜日山に行かない?親分は2日連続になっちゃうんだけど、、」というお誘い(というよりSOS発信)がありました。

私がこのところアップしている紅葉の写真を見て、山に行きたくて仕方ないようです。

よし!じゃあ、花子のガス抜きに付き合いますか!

ただね、条件があって、7時に家を出て、16時までには帰宅したいんですって。

なるほど、近い所で、簡単に登れて、今紅葉が盛りのところ、、。

う~ん、どこにしようかね?

ヤマップサーフィンで出てきたのは、榛名の水沢山でした。

まだ登ったことないし、お昼にはおりてきて水沢うどんを食べて帰るってのはどうよ?😁

自宅を7時半頃出発し、関越道で渋川伊香保を目指しました。

すると、左手に特徴的な御荷鉾山がくっきりと見え、その並びに「稲含山」のどっしりとした姿が現れたのです。

「あっ、あれ、稲含山だ!稲含山って大展望の山なんだよ。花子、登ったことある?」と聞くと「いや、ないんだよ~」との返事。

え?そうなの?

じゃあ、稲含山にするか!

そう言えば久しく登ってない気がします。

稲含神社の管理人さんである岩井さんに会えると嬉しいし、じゃあ、稲含山にしよう!と言うことに。

行き先変更したのは上信越道へのジャンクションに差し掛かるほんの少し手前でした。

危ない、危ない😅

富岡インターで高速をおり、稲含山の登山口を目指しました。

秋畑の集落を抜け、車が一台やっと通れる幅の車道を走っていきました。

途中土砂崩れ現場を修復するためのダンプカーと狭いカーブでスレ違わなくてはいけない、なかなかスリリングな場面もありました。

私のパジェロミニはミッションなので、坂道での後退と坂道発進、、結構な緊張感でした。

そんなドキドキドライブを終え、下仁田に抜ける茂垣峠の駐車場までやってきました。

(下仁田方面へは通行止となっていましたよ、念のため)

支度を整え、8時15分に出発です。

ここからも車が通れそうな広い道を所々朝日が射し込む紅葉を見ながら、登りました。

曇り予報ですが、青空も見えますね😉

展望が楽しみだ~⤴️

9時21分、林道の終点、茂垣峠に到着です。

駐車場からわずか6分😅

初めて来たときは下の公園に車を停めてここまで山道を歩いて来ましたが、岩井さんにさっきの駐車場を教えてもらってから毎回この楽勝コースにしています😁

おっ、岩井さんの手作り看板見っけ❗

岩井さん、健在ですね!

茂垣峠からも見える大きな赤い鳥居が登山道の目印です。

今日もお世話になります。

よろしくお願いします🙇⤵️

階段を登り、落ち葉の道を行きます。

久しぶりに花子と二人なので、沢山おしゃべりをしていたら、ほぼ写真を撮りませんでした😅

9時39分、最初の展望地に到着!

駐車場から標高差170Mを24分で登って来ました。

今日は北アルプスは見えないか!

少し霞んでいますね。

でも曇り予報でこれだけ見えれば御の字!

初めて稲含山に来たときには、ここで岩井さんにお会いしたしたのでした。

私たちが「すごい、すごい、あの山は何かな?」「浅間山も見えるね!」「北アルプスも見えてるんじゃない!?」などとやっていると、後ろを通り過ぎながら「山頂は360度の大展望だよ~⤴️」と呟いてドンドン先に登って行ったのでした。

しかも長靴で!

鎖場若干!😁

9時58分、稲含神社に到着しました!

コノハナサクヤヒメが祀られた神社にお参りし、ノートに岩井さんへのメッセージを残しました。

最初の時は私たちを追い抜いた岩井さんがここで祝詞をあげながら待っていてくださり、二回目の時はノートに「岩井さんに会えるかな?」と書いておいたら、後発の岩井さんがそれを見て急いで登って来てくれたのです。

ターボと山頂で「あの山は何だったけ~?」などとやっていると、「おはようございます❗」と後ろからお声が!!

今日もそのパターンを狙っていますが、どうでしょう?山頂まではひと登りです。

5分ほど神社で過ごし、太陽に向かって登って行きます。

神社からわずか2~3分、10時5分に山頂到着です⤴️

駐車場から神社での5分を含めても50分でした。

標高差は290Mほどの楽勝登山です。

でもでも展望は一級品だよ~⤴️

西上州の山々。

遠くに荒船山。

真ん中の黒っぽい塊は群馬百名山の小沢岳ね。

浅間山や妙義山方面。

肉眼では結構見えてたけど、写真にすると良くわからないかな?

赤城山や前橋方面。

赤城山の奥に男体山や日光白根山も見えていました。

あ、あきっこさんの筑波山もね!

こちらは南方向。

御荷鉾山、赤久縄山の奥に城峰山も見えます。

一番高く見えるのは、白毛岩です。

秋畑の集落の紅葉が美しいですね~⤴️

八ヶ岳は雲に隠れていたのですが、あの目立つ山は、花子と登った御座山ですよ!

山頂でコーヒータイム。

今日のお茶のお供はアンドーナツ😊

ハイカーに「ご姉妹?」と間違われた丸顔の二人(笑)

花子はホント幸せそうに笑ってくれますね~😁

花子の笑顔が大好きです😊

白毛岩からの尾根は紅葉の盛りですね。

この下の方に熊さんのベッドルームがあるようですよ😅

前に岩井さんが山頂で昼寝していたら、下から熊さんが登ってきて「こんにちは」ってなったらしいですから😱

そんな景色が見れるのも、岩井さんが目の前の木を低く剪定してくれているからです。

ありがたいですね~😆

そう、この大展望はこの稲含山を愛する人々の努力の賜物なのです。

それなのに、山頂にいたハイカーが山頂展望板の標高表示が間違ってると言いながらマジックで書き変えていました。

岩井さん管理の物に手を出すんじゃね~!ってちょっと思っちゃった😅

悪気はないんでしょうけどね。

こんな立派な山名板、前にあったかな?

どなたか寄付してくださったのかしら??

岩井さんを待って40分ほど山頂で過ごしましたが、どうやら今日は登って来られないようなので、下山することに。

10時46分、下山開始です。

登山道には真っ赤に紅葉したゴヨウツツジが。

神社には周辺の学校の校歌に稲含山が沢山出てくるんだよという紹介があります。

地元に愛され、歴史のある、稲含山です。

下山途中にすれ違ったご婦人です。

なんと11月24日で90歳になられるそう!

今まで山で出会った最高齢ではないでしょうか?

58歳から登山を始めたそうですよ!

私には登山なんて無理!と言いながらこのブログを読んでくださっているそこのあなた!(笑)

まだまだいけますよ~😁

花子と私の目標になりました。

何歳まで登れるか?

何歳までこのブログ発信を続けられるか?

皆さま、是非見守ってくださいね😁

終わりかけ紅葉の最後の輝きに足を止めながら、階段を下って行きました。

曇りだと幹が黒く写って、案外紅葉の森がしっとり美しく見えるんですよね。

鳥居が見えてきました。

そして、茂垣峠。

冬枯れになったら、展望は更に素晴らしいことになるでしょう。

ここに来るまでの車道が一番の難所ですが😅

駐車場が見えてきました。

11時25分、駐車場に帰り着きました。

午前中で帰って来れたね!

あそこに見えている一番奥が山頂なのかなぁ、、はっきりはわからないです、ごめんなさい😅

公園を通過し、

秋畑集落から見えた稲含山です。

簡単に登れてあの大展望!

ハイカーが少ないのもいいし、稲含山は時間がない時にサクッと登るのにとっても良い山です😁

神社の管理人さんである岩井さんに山頂で会えれば、周囲の山の名前や歴史をガイドしてもらえる可能性もあります!

今回はお会いできなくて残念でしたが、また時々訪れたいと思いました。

お気楽隊のメンバーが集まらない時とか、ひまと二人で来るのもいいかも👍

以前は私が早起きして山の支度を始めると、ハァハァハァハァ鼻息荒く玄関でスタンバイしていましたが、最近の彼女は「どうせ私は連れていってくれないんでしょ?」といった表情で、イブのベッドに移動しています。

たまには山に連れ出さないと、野生の勘が錆び付きますよね(笑)

、、、ということで、明日(日曜日)はまきじーのさんとの山行が待っているので、花子とラーメンを食べて午後2時過ぎには帰宅したのでした。

⏫ヤマップデータです。


いつもブログを応援いただき、ありがとうございます😊

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