【群馬、渋川】十二ケ岳山頂からは360度の大パノラマです《後編》2019年11月16日(土)
《登山難易度2》
十二ケ岳山頂からこんにちは👋😃
(ひま🐶が一番可愛く撮れてる一枚を選びました😄)
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
長男ケイと番犬ひまと共に登った群馬十二ケ岳ハイキング【後編】です。
見透し台を越えて一旦下り鞍部からの登り返しは結構な急坂です。
前方で遅れる私を二人が待っていてくれました。
私が追い付いたので、長男ケイが再び歩き出しても、何故かひまが動きません。
長男ケイが『いくよ!ひま!先に行っていいよ』と言ってもじっとしています。
ん?どうした?ひま?と思って見ると、、
あ、岩にリードが引っ掛っていたのね。
私を待ってたんじゃなくて、ただ単に動けなかっただけなのかい!
リードの先をじっと見つめて無言で『これを外して』と訴えているように見える(笑)
彼女は意外とツンデレなんです。
リードを岩から外すと我先に登って行きました😅
なかなかの急勾配ですが、四足歩行は強し!
第二見透し台(私が勝手に命名)に到着です。
ひまが岩場から落ちないように杭にくくりつけられてる😁
時刻は12時12分。
見透し台から約20分で、標高差100M登って来ました。
先ほどの見透し台よりも更に高度が増し、なかなかスリリングな岩場です。
不思議なポーズで絶景を表現するケイ。
また右から左へターンしますね。
(第一)見透し台からと同じ眺めですが、やっぱり『すごいねぇ~✨』と言ってしまいます😅
さぁ、山頂は間もなく!
先を急ぎましょう。
長男ケイのバイトに間に合わなくなる💦
先に見えるピークは偽物ね!
山頂はまだ先だよ~😅
偽ピークで私の到着を待つひま。
その小ピークにはピンク色の花、そう、あの覚満淵で見てクリさんに名前を教えてもらった『まゆみ』がありました。
でもこの『まゆみ』はさっき思い出したところ(なんとか絞り出した!)。
この時は『まさみ、だったかな?のぞみ、だったかな?あけみ、でもないし、、なんだったっけーーーっ??とにかく女の子の名前なのよーーっ!』と言いながら歩いてました😅
尾根を行きます。
この辺りはもうすっかり冬枯れといった雰囲気ですね。
最後の小ピークを越えます。
ようやく本物の山頂が見えてきました!
ここまで来ればあとわずか。
最後はロープのある狭い岩場を登ります。
十二ケ岳山頂に到着~\(^^)/
時刻は12時29分。
ヤマップによると、登山口から標高差367Mです。
登山口までは林道を標高差約310M位登ったと思うので、車を停めた林道から標高差約677M登って来たことになりますね。
楽勝ハイクのつもりがお気楽隊にとっての通常ハイクと同じくらいになりました。
さぁ、眺めを楽しみましょう🎵
まずは西から西南西方向、浅間山から~\(^^)/
右手に見える三角は四阿山です。
視界がクリアなら四阿山と浅間山の間に北アルプスも見えるようですが、私はまだここから見たことがありません(涙)
浅間山の左裾野に重なっているのは浅間隠山。
その左手は鼻曲山です。
以前ターボとここを訪れた時に地元の男性に頂いた十二ケ岳山頂からの展望図です。
写真で見えている範囲は↑この展望図に名前が載っています。
こちらは南南西方向。
目の前に見えるのが榛名山です。
展望図はこちら↑
南東方向の眺めです。
展望図には横浜のランドマークタワーや東京スカイツリーなども描いてありますから、冬の空気が張りつめた時など見えるのでしょうね。
俄然冬に訪れたくなりました!
東南東方向には小野子山と子持山の間に赤城山です。
展望図はこちら↑
東北東方面。
子持山の左手に袈裟丸山や皇海山などの足尾山塊が見えるのですが、今日は雲に隠れていますね(涙)
残念!
展望図です↑
北東方面。
上州武尊が雲に隠れています(涙)
以前ここから馬蹄形の上州武尊を目にして一目惚れしたので、今日は長男ケイにそれを見せたかったのです、、あー、残念(涙)
展望図です↑
北方向。
あぁ、上越国境の山々が~(涙)
すっかり(というか朝からですが)雲に隠れてしまいました😢
絶対展望のいい冬に再訪する!
決めました❗
しつこく展望図😅
晴れていればこんな絶景なんです!
北西方向。
こちらには白砂山や志賀山、草津白根山などの山々が連なってるのです。
晴れていればこんなに見えます!
前回も前々回も見えていた山並みが、今日は雲の中~~(涙)
冠雪した上越国境の白い峰を見たかった💦
長男ケイに見せたかった、、ひまは、、まぁわからないと思いますが😅
でも360度の大パノラマであることは伝わったでしょうか?
ご夫婦がスマホの機能を使って『あ、あれは横手山かぁ』などとやっていたので、『もし良かったら分かりやすい展望図がありますが、お貸ししましょうか?十二ケ岳からの展望図ですよ』とお声掛けしましたが、『いや、大丈夫です。スマホで見るんで』と言われました😅チーン
いや、絶対このアナログ展望図の方が分かりやすいよ、きっと。
スマホの山名検索だと名前がそれこそ山ほど出て来て見ずらいだろうに、、と思ったけど、まぁ余計なお世話でしたね😅
私たちお気楽隊ならそんな声を掛けられたら尻尾を振って『えええ、いいんですかーーっ!?見たい、見たい!』となるところですが、誰もがそうではないと言うことです😅
おせっかいでした。
ごめんなさい😣
気を取り直してランチにします!
今日のランチはラーメン鍋です。
野菜をどっさり入れてグツグツグツグツ。
おっと、肉を入れるの忘れてた!、、と後から投入~。
ラーメンを食べる長男ケイをじっと見つめるひま。
今回山で料理(?)をするとき、ひまが食べたいと騒いだら困るなと思っていたのですが、彼女は借りてきた猫状態で、全くワガママを言いませんでした。
どんだけ外面がいいんだ!
いえいえ、ちゃんとわきまえてるということか!?
ご褒美にいつもは食べさせない美味しいコーンのおにぎりを与えておきました。
お姉さん、ご飯粒付いてますよ~(笑)
食後のコーヒーを飲んでから、そろそろ下山開始です。
その前に三人で記念撮影、、と思いましたが、私の顔が半分😅
あ、また半分😅
なので、『十二ケ岳』の標識は諦め、三人でムギューっと写真に収まりました。
ひまはシャンプーしたてでいい匂い!(実際はちょっと臭いです)
時刻は午後1時42分。
ちょっとゆっくりし過ぎました(山頂に1時間15分もいたのね😅)。
先を急ぎましょう!
長男ケイのバイトに間に合わない💦
下り初めはロープをつかまないとバランスを崩しそうな急勾配です。
第二見透し台(勝手に命名)を通過。
しばらく急な坂が続きます。
ひまは長男ケイを先に行かせ、ある程度の距離を開けてから、『ドドドドドドドド』と猛烈な勢いで駆け下りケイの足元を通過するのを繰り返していました。
駆け降りるタイミングを見計らっています😁
何度も足元をすり抜ける時に『怖っ!』となりました。
27分かけて標高差190M程下って来ました。
見透し台通過。
徐々に紅葉が現れます。
相変わらずひまは少し止まって距離を開けてから、先を行くケイの足元ギリギリをわざとすり抜ける遊びを繰り返しています。
その勢いたるや、短い足で落ち葉の中を滑り落ちてる感じ。
ちょうど私たちがフカフカの雪の坂道をザーッザーッと楽しく下っている感覚に近いかもしれません。
そう思うと多分相当に楽しいはず!
この辺りになると少し道がなだらかになるので、紅葉を眺めながら楽しく下れました。
紅葉を見上げるケイとひま。
左手に植林帯が現れると登山口は間もなくです。
植林帯の中は道迷いしやすいので要注意です。
長男ケイが違った方向に行こうとしていたので、『ピンクリボンの方に行って~!ピンクのリボンが見えるでしょ~』と叫びました。
林道終点の登山口まで帰って来ました。
時刻は午後2時31分です。
山頂出発から所要約50分でした。
林道歩きの最中、尾根の上に黄色いショベルカーがまた見えました!
慌ててカメラを構えましたが、写っているかなぁ。
うわわわ、行きには気がつかなかったのですが、尾根の下の大きな木がフェンスに倒れかかっています。
危っぶな~い😱
その下を通過するとき、下から眺めた倒木です。
まさに危機一髪というか、風前の灯火というか、、どう言えばいいの?
いつか落ちてくるのかなぁ。
ここは落石がフェンスの網にかろうじて支えられています。
もはや網に入ってるみかんのような様相ですが、あの網は鋼鉄なんですよね。
こりゃ当分この道の補修はなさそうですよね。
あんなことになってるのに、徒歩なら通行可能だというのが不思議なくらいです。
車が見えてきました。
午後3時27分、駐車場まで戻って来ました。
山頂から1時間45分、登山口から56分でした。
さぁ、急いで帰らないと!
そそくさと準備(片付け)をしてビュンっと車を発進させて帰路につきました😁
帰りの車ではひまはうつらうつら。
疲れたよね。
今回は山頂からの眺めが満足度6割といったところでしょうか。
風もなく穏やかなお天気で、ゆっくりランチできたのはとても良かったですが、遠くの山に雲がかかっていたのが残念でした。
ターボと初めてここを訪れた際に、私たちに展望図をくださった男性が、『雪が降っても登れるんだけど、林道歩きが長くなるんだよね』と言っていたその林道歩きは、今日私たちが歩いたあのルートのことなのでしょうか?
だとしたら何とか歩けるので、是非積雪シーズンに再訪して、今度こそ展望図に載っている全ての山を見渡してみたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
次週は今年のゴールデンウィークに訪れた妙義山中間道を再び歩いて来ます!
今度はショートカットコースにして、岩場登りにもチャレンジしようと思います。
紅葉がまだ残っているといいな🎵
ではでは、またお会いしましょう✨