【群馬、渋川】晩秋の十二ケ岳へ。とても嬉しい事がありました!《前編》2019年11月16日(土)
《登山難易度2》
十二ケ岳、見透し台からこんにちは❗
(お尻を向けててごめんなさい💦)
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
今回はお気楽隊メンバーが誰も参加できなかったので、そんなときのお助けマン二人にご登場願いました。
長男ケイと番犬ひまです。
長男ケイが夕方からバイトだと言うので、近場で楽勝でかつ展望抜群、しかも今が紅葉の盛りでは?と思われる群馬県の十二ケ岳に行くことにしました。
私は過去に二回登っていますが、紅葉の時期は初めてなので、どんな紅葉を見られるか楽しみです(*^^*)
そして昨日辺り、新潟国境の山に雪が降りましたよね!
冠雪したカッコいい山並みを見渡せたら最高です💃
、、ということで、長男ケイを朝の8時過ぎに迎えに行き(当然寝ておりますので叩き起こし)、コンビニ経由、十二ケ岳登山口に向かいました。
十二ケ岳には西と東に登山口があるので、先に現れる(小野子山との間にある)登山口を示す看板(とても目立ちます!)をやり過ごし、そこから間もなく現れるもうひとつの看板(これは小さくて目立たない!緑色で保護色だし!)に気がつかず通りすぎ、だいぶ走ってから『この景色は見たことない。多分行きすぎた!』と思ってUターンするというロスがありました。
なんとか去年ターボと初めて来たときに車で走った林道に乗り入れることができました。
が、、しかし、、ん?前方に通行止めのゲートがあり、その前に3台乗用車が停まっています。
あれ?あれは違うよね。
もっと先だよね、と思い左にカーブすると、今度はここからは採石場への道である旨の看板があり、『登山口には行きません』の文字が添えられています!
え!?そうなの?
ってことはさっきのゲートから歩かなくちゃなの!?と思い再びUターンです。
(これは帰りに撮影したのですが)林道峠山線立ち入り禁止の看板が立っていました。
大雨の影響で道が掘れてしまったようです。
ここから歩いた事がないので以前停めた駐車場まで一体何分(何キロ)歩かされることになるのか、、(涙)
一人の男性ハイカーが先に歩いて行く姿が見えたので、とにかくここから歩き始めることにします。
すると下山して来られたご夫婦がいらっしゃいました。
ここをどのくらい歩くのか質問してみると、『ここから30分位林道を登らないと駐車場に着かないみたい』と言うので、『もう登って来られたのですか?』と聞くと気持ちが萎えちゃって引き返してきたとのお返事です。
あら、あら、それは残念でしたね、、と思っていると『あれ?もしかして、、ブログ書いてらっしゃる方ですよね』と。
『え?え?え?あ、はい、そうです!』と答えると『いつも参考にしてるんです。今日の十二ケ岳も以前登られてたのを見て山頂からの眺めがいいと知って来たんですよ』との嬉しいお言葉が!
えええええ、そーなんですか~!?
ちょーーー、嬉しいんだけど!
『初めて読んだ記事は、ほらあの榛名山の、、』と言うので『ああ、榛名富士』と言うと、『そうそう、ワンちゃん連れて登ってたでしょう?』とひまを指差しました。
それがきっかけで私の記事を読んでくださるようになったみたいでした。
そして読むだけじゃなく、実際参考にして山に出掛けられているのだそうです。
もう、びっくりするやら、嬉しいやら。
この台詞、マチガ沢でクリさんに偶然再会した時にも書きましたね。
でもでも今回は正に初めての体験です。
私の読者さん(と呼ばせてください!)にお会いできるなんて!
なんて嬉しいのでしょう。
こんな日がいつか来ることを夢見ていましたが、ついに現実となりました\(^^)/
ご主人が『じゃあ、一緒に写真を撮りましょう』と言ってくださり、奥様と長男ケイとひまと私で写真に収まりました。
『顔出しは🆖ですよね、スタンプ押してブログに載せますね』ではまた!と言いながら歩き始め、あ、私のカメラで撮ってないじゃん!と気がつき引き返すという相変わらずのドジな私です。
登山靴を脱ぎかけていたお二人にお願いして、私のカメラでパチリ。
長男ケイも母親のブログが意外と浸透していることを知り、満面の笑みです。
今回この方が私たちに気がついてくださったのは、多分に長男ケイの存在があったからかなと想像します。
あの爆発頭が役に立ちました(笑)
お声掛けいただき、ありがとうございました!
すごくすご~く嬉しかったです(*^^*)
歩き始めたのは10時5分です。
以前車でガンガン標高を稼いだ林道を徒歩で進みます。
早速アスファルトの道が雨水の流れで削り取られた場所が現れました。
道路がデコボコと波打っています。
朝車で向かっているとき、前橋などの町の上空は青空なのに、上越国境に厚い雲がかかり、十二ケ岳や小野子山が薄いベールに包まれているように見えたので、お天気が心配でしたが、隣の峰を見ると鮮やかな紅葉の上に爽やかな青空が広がっていました。
お天気良くなってくれるといいな。
林道脇の黄葉も美しいです。
十二様という祠がありました。
この時は『十二様って何?』と思いましたが、今『あ、十二ケ岳の十二様か!』と気がつきました😅
十二ケ岳が御神体なのでしょうか?
場所はこの辺り。
駐車場までの林道を半分くらい来たでしょうか?
あ、スタート地点でのヤマップをスクショしなかったので、標高差どのくらい登って来たとかわかりません😅アホ。
おおお、ここも掘れてる、掘れてる。
う~ん、まだまだ登るねぇ。
前方に車道のガードレールが見えます。
林道を歩いている間、『ドーン!』とか『ガラガラガラ』といった砂利を採掘してトラックに載せる作業の音が響いていました。
見ると左の尾根の上に黄色いショベルカーが動いているのが見え、慌ててカメラを構えましたが、カメラの用意をした時にはショベルカーが移動して見えなくなりました😅残念!
ずっと続けたら尾根がひとつ無くなるんでしょうね。
お、駐車場が見えて来ましたよ。
駐車場手前に登山口があるようです。
ここで暑くなったので、長男ケイは一気に薄着になりました。
私はだいぶ前に薄着になっています。
ひまは脱ぎ着しないのに平気なのが不思議ですね。
そうそう、ひまは数日前一年以上ぶりに獣医さんの所でシャンプーしてもらいました。
それにより今は毛並みがフワッフワです(*^^*)
長男ケイに一年間風呂に入らなかったというのが衝撃だと言われました😅
シャンプーしたことで、胸の辺りの毛が元の白に戻りました。
『こいつこんなに白かったっけ?』というのは長男ケイの感想です😅
時刻は10時40分。
思いがけない林道歩きは35分でした。
通行止めのゲートから標高差200M位登ってきた感じですかね?(テキトーです)
登山道に入りま~す!
、、と思ったらすぐに林道に出ま~す!
なんだ、カーブをショートカットしただけかい。
これは何をしているのでしょう?
二人の作業員が白いビニールに包まれた四角い物を檜の植林帯の地面に敷き詰めていました。
初め腐葉土かな?と思いましたが、反対側の斜面には育苗のための小さなビニールドームもあり、キノコを育ててるのか?、、とも思いました。
落ち葉が深くなってきました。
赤い葉っぱも増えてきました。
ようやく林道歩きは終了。
ここから登山道となります。
時刻は11時7分、スタートから1時間経過です。
車を停めた所から標高差300Mほど歩いてきた感じですかね?
初めは植林帯の中を進みます。
すぐに左手が広葉樹の森になります。
やはり紅葉がきれいだ!
終わりかけですが、葉っぱが少ない分光を多く取り込んでいるように見えます。
ちょっと葉っぱが少ないデメリットから必死にメリットを探そうとする私です😅
大体長男ケイより先に歩いていくひまですか、私との距離が離れすぎると、必ず立ち止まって待っていてくれます。
あお、言い訳しなくても紅葉がきれいになってきた!
クリスマスカラーの楓。
真っ直ぐな気持ちのよい登山道をなだらかに登って行きます。
少し登りがキツくなると、
真っ赤なもみじが励ましてくれました。
坂の途中でひまが動かなくなりました。
さすがに疲れたか?
『水飲む?』と聞くと、
すごい勢いで水をがぶ飲み(?)していました。
あ、喉が渇いてたのね。
ごめん、ごめん。
私たちもナッツ&コアラのマーチ休憩します。
その様子を羨ましそうにじっと見つめるひま。
彼女にはコアラのマーチは無理なので、ソーセージを食べさせました。
こんな美味しいもの初めて食べた!と言わんばかりの食べっぷりです。
我が家ではいつもカリカリしか与えなくて、山に同行した時だけ、ご褒美のように美味しいものをおやつにします。
お、だからいつも私が山の支度を始めると落ち着きなくなり連れてけオーラ全開にするのか?
ひまは山歩きが好きなのかと思ってましたが、実はこっちが目的かもしれません。
喉の渇きもお腹もくちて満足げなひま。
後から登ってくるハイカーを見つめます。
そうそう、このハイカーとはこの日後になり先になりしながら来たのですが、林道で一度私とハイカーが横並びする場面があり、ひまは立ち止まって振り返り、私と男性ハイカーの二人に視線を走らせ(距離を確認しているみたいでした)、『母さん、大丈夫?何かあったら私がすぐに駆けつけるわよ!』という表情をしてました(笑)
無駄な番犬魂😁
黄葉。
紅葉。
相変わらず美しい登山道。
この辺りで長男ケイがあとどのくらいか聞いてきました。
山頂まであとちょっとで半分ってとこかな?
『もうじき展望台があるよ!』と伝えました。
『おっ、そうなんだ!』と向きをクルリ!
少しペースが速くなりました。
益々追い付けない💦
尾根に出た感じです。
前方にピークが見えて来ましたが、これは山頂ではありません。
確か山頂までは数回小さなピークを越えたはず。
この岩は右側を巻きます。
見透し台に到着です。
時刻は11時45分。
林道終点の登山口から約40分、標高差200Mほど登って来ました。
標識から数メートル先が見透し台です。
『あれは群馬県庁かな? 』と長男ケイ。
分かってるんだかいないんだか分かりませんが、ひまも景色を眺めているように見える(笑)
いつものように右から左へターンします。
右手には大好きな浅間山。
正面には榛名山全景。
伊香保の町も見えます。
左手に高崎、前橋市街から小野子山の稜線です。
今日は行楽日和だとニュースでいってましたが、ちょうど榛名山辺りから上越国境(こちら側)にかけて雲があるのが良くわかりますよね。
十二ケ岳の上空は曇り空です。
林道を登って来るときにショベルカーが見えた採掘現場を上から眺めています。
尾根を削っている地形がよくわかりますね。
小野子山斜面の紅葉がかわいいです。
曇ってなければ更に美しいのでしょうが、、(涙)
ではドウダンツツジに囲まれた小道を登山道へ戻りましょう。
ここのドウダンツツジは真っ赤でした。
それはそれは見事な赤!
一旦下って、、
鞍部から再びの登りです。
山頂まではもう少し!
ここで【前編】としてアップします。
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます!

























































