50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、中之条】ノゾリキスゲを求めて野反湖畔の三壁山、カモシカ平、高沢山、エビ山を巡る 2018年7月21日

《登山難易度3》

カモシカ平からこんにちは❗

いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます(^-^)


7月前半は所用が諸々あり、山に行くことが出来なかったので、先週から三週連続でのハイキングを計画しています。

今日は野反湖畔でノゾリキスゲを見る山旅です。

日本列島が猛暑にあえいでいるここ数週間。

いつもは涼しい野反湖畔も、先週は暑かったと、どなたかのブログで拝見しました。

その情報に恐れおののきながらも、一年も前から楽しみにしていた計画なので、強行することに。

その代わり、いつもは持たない日傘を持参することにしました。

耐え難い暑さだったら、日傘でマイナス5度を確保したいと思います。


自宅を4時15分にスタートし、コンビニで朝昼ご飯を調達して、本庄インターから伊香保インターまで高速、そこから一般道で野反湖を目指します。

途中六合(くに)の道の駅でトイレ休憩し、野反峠に着いたのは6時58分でした。

いきなりの絶景に大コーフン❗

初めて見る野反湖は湖面がキラキラ輝き、湖畔の小道が笹の中に見え、周囲の山々はみなたおやかな稜線で、そして、そして、まだノゾリキスゲが咲いています❗

先週がリミットだったと聞いていたので、少しでも見ることができて良かった~😃

こちらはインレッド残照録さんが最近ブログにアップされていた八間山(はっけんざん)方面です。

最高に気分いいぞ~🎵

しかも暑くない❗

半袖だと少し涼しすぎるくらいです。

まだ朝早いからだとは思うけど、この快適さがどこまで続くか?

今日のメンバーはターボとハガレーナと私の三人です。

朝日が眩しくて、目が長く開けていられず、、(涙)

眺めを楽しんだら、湖畔の国道を走って、湖の反対側にあるキャンプ場に向かいます。

キャンプ場側の砂利の駐車場に車を停めて、トイレを済ませ、7時35分歩き始めました。

三壁山→カモシカ平→高沢山→エビ山と辿る予定です。

キャンプ場内の登山口からはこれから向かう三壁山への稜線が見えました。

しばらくバンガローの間の道を進みます。

5分程で三壁山登山口の標識が現れました。

登り始めるといきなりすごい汗が吹き出します。

野反峠の涼しさが嘘のようです。

森の中は風がなく蒸し暑い。

笹とダケカンバの美しい森を行きます。

こちらは野反湖周辺で多く見かけた背が高く白い花。

ヤマアジサイでしょうか?

登りは徐々にきつくなります。

このところほぼ平地しか歩いていなかったことと、夏の日差しで、息が上がり大量の汗をかきます。

気を紛らわすために、可愛い花や実を写真におさめながら登りました。

何の実でしようか?

小さな粒々の表面に細かい毛が生えていて可愛い。

こちらはヤマアジサイ(?)と共に、山道に沿って沢山あった木です。

一部だけ鮮やかなオレンジ色に紅葉しています。

ナナカマドでしょうか?

背が高く、幹の表面にグレーの斑点があります

汗がボタボタたれる暑さなので、今日はこまめに水分補給をします。

ターボがタイマーをかけて、15分毎にアラームを鳴らし、そのタイミングで水や麦茶をゴクゴク。

こまめに少量づつ取らないといけないのだそうです。

一気に飲むとそれが大量の汗になってかえって良くないのだとターボが教えてくれましたが、ついつい沢山飲んでしまいます。

結果私が一番汗だくになり、タイマーがなる前に「喉乾いた、水飲んでいい?」となり、ターボがタイマーを見ると必ず時間まで残り40秒でした。

私の体の水分補給欲求がタイマー並みに正確なことに笑ってしまいました。

この15分毎にアラームを鳴らすシステムは、水分補給のタイミングだけでなく、今どのくらい歩いたかの目安にもなり、次の目的地まであとどれだけかの心積もりもできて、とても気に入りました。

オオモミジもありました。

ダケカンバやモミジ、ナナカマドがあるのですから、秋の紅葉も見事なのでしょう。

相変わらずの急登。

振り返ると木々の間に野反湖が少しだけ見えます。

地面がぬかるんできました。

もしかして水場が近い?と思ったら、宮次郎清水に着きました。

細い流れですが、チョロチョロと冷たい水が出ています。

皆で手を洗ったり、口に含んだり、タオルを濡らしたりしました。

山水で濡らしたタオルを首にかけると一気に体温が下がり気持ち良かったです。

この時は自分がどれだけ水を消費するのか把握しておらず(持参したのは1,5㍑)、水の補給をしなかったのですが、失敗でした。

高沢山辺りで水が無くなり、ターボに分けてもらうはめに。

こんな小さな山域の楽勝登山でも、水場があったらとりあえず水を補給することを習慣にしたいと後で思いました。

水場から右にわずかに進むと、少し明るくなりました。

もしかして尾根に出る?

展望の良い笹の尾根に出ました~✨(振り返って撮影)

下から見たとき三壁山の山頂付近は木々があり、その手前に見晴らしのよさそうな笹尾根が広がっていたので、もしかして間もなく山頂?いやいや、地図だと水場でようやく半分です。

再びダケカンバの森に入ります。

また一部紅葉の木。

この~木、何の木~?

気になるぅ。

こちらはすでに花が終わってしまったシラネアオイだと思いましたが、帰って図鑑を調べたら葉っぱが違っていて、エンレイソウみたいです。

この辺りに群生していました。

再びひらけた場所に出ました~✨

野反湖を望むことができます。

時おり涼しい風が通り抜け、一瞬の涼を楽しめます。

今度こそ山頂かしら?

山頂は樹木に囲まれ展望がなく、その手前に展望の良い場所があると地図に書いてあるので、この状況は期待しちゃいますよね。

森に入り~(この森の中に山頂標識が現れると信じている)

可愛い小さめのユリが咲いていました。

そして、悲しくも森を抜け、再びの展望スポットへ。

野反湖が少しづつ遠くなります。

再び森へ~。

この時点で喉が渇いていましたが、この森の中に今度こそきっと山頂があると信じていた私はあと5分で山頂だから水は我慢しようと提案。

前の水分補給から15分経過していましたが休まず歩いていました。

鮮やかな色の猿のこしかけ。

ハガレーナ大喜び。

それにしても、ず~っと大好きなダケカンバの林で、大変気分良く、目から涼を取り込みます。

この辺りでみんなが本当に山頂近いの?

あれから5分以上歩いてるよ、やはり時間通りに水分補給した方がいいよと言われ、私の負けを認めるしかない(涙)

こうやって隊長の信用が少しづつ失なわれていきます(笑)

大~きなキノコ。

あれれれ、また明るくなってきた。

やはり山頂はまだまだ先だったか。

三度目の展望スポット~✨

遠くなった野反湖を大きく見渡せます。

再び森に入り、今度こそすぐに山頂が見えてきました。

三壁山山頂(1974M)に到着したのは、9時27分でした。

キャンプ場から登り始めて、1時間52分かかりました。

地図上の標準タイムは1時間30分なので、写真を撮ったり水分休憩をしたりではありますが、ヘタレな私たちはどうしても標準タイムの1,25倍はかかってしまうようです。

標高差444Mを一気に登ってきたことになるので、私らなりに頑張りました。

山頂は森の中で展望がないので、水分補給のタイミングを崩したくない気持ちもあり、そのままスルーしました。

このルートには倒木が沢山あり、くぐったり跨いだりします。

私は日傘をリュックの横に差していたので、下をくぐるとき引っ掛かって苦労しました。

暑いですが、気持ちの良い尾根歩きです。

後で考えたら、こういう道でこそ日傘を使えば良かったと思いますが、ずっと平な道と言う訳でもなく、いくらかアップダウンもあるので、日傘を使おうとは思い付かなかったです。

正面に怪しげな雲が沸き上がっています。

午後に天候が崩れなければいいとターボとハガレーナが心配しています。

まるで雲取山への稜線みたいじゃないですか!?

行ったことないけど、よくガイドブックで見かけるあの写真。

道の周りにシラビソが増えてきました。

ここは高沢尾根です。

尾根の湖側斜面の笹を切り開いて道ができていて、滑りやすい箇所もありました。

写真の下側に向け斜めになっています。

左手には野反湖。

右手に笹尾根。

大菩薩峠で見た風景に似ています。

背景が青空だったらもっとキレイだったろうな。

あれはカモシカ平でしょうか?

これから向かう予定にしていますが、ノゾリキスゲの黄色が見えないなぁ。

もう終わっちゃったのかなぁ。

不安な気持ちで歩を進めます。

再び森に入ります。

10時17分、カモシカ平分岐に着きました。

三壁山から50分かかったことになります。(地図上の標準タイムは30分です)

結構かかってしまいました。

倒木で塞がれていますが、木の向こう側を回り込むように笹が切り払われ、左手に行けば高沢山、右手に進めばカモシカ平です。

少し手前から見えたカモシカ平が黄色くなかったので、立ち寄るべきか悩みましたが、私たちを追い越した年配グループが躊躇なくカモシカ平へ向かったので、上から覗ける所まで行って判断することにしました。

森の中を少し下ります。

するとすぐにカモシカ平を覗きこめる場所があり、、

おっ、咲いています!

手前の方が黄色く染まっています。(写真だとわかりませんが肉眼だと黄色いポツポツが沢山見えました)

先ほど尾根から見たカモシカ平は向かい側の斜面で、ノゾリキスゲが咲いているのは手前の斜面だったみたいです。

これは下りて行って見るっきゃない❗

ということで、カモシカ平に下って行くことにしました。

初めのうちは傾斜が緩かったのですが、樹林帯を抜けると傾斜がきつくなります。

しかも両側から茂る笹で足元が見えず、よそ見をしていると危険です。

見えない所に段差があったり、滑りやすかったり、、。

前方の景色が素晴らしいので眺めながら下りたいけど、足元注意です。

辺りはノゾリキスゲの他にもピンクや白、青、紫と色とりどりの花が咲いています。

花のプロムナードは楽しい❗

思い思いに写真を撮りながら下ります。

カモシカ平の真ん中辺りが見えてきました。

10時46分、カモシカ平に着きました。

分岐から29分。(標準タイムは25分)

広々とした草原地帯です。

北側の風景。

こちらには水場があるようです。

西側。

大高山へ至ります。

南西方向。

南側。

こちらにノゾリキスゲの群落があります。

東方向。

下ってきた道が見えます。

ぐるりと一周まわってみました。

この爽快感、伝わるでしょうか?

腰の高さほどある笹藪を掻き分けて(一応道になっています)、ノゾリキスゲ群落の真ん中を目指します。

ガレたセンターサークルのような所があり、その周りに上から見えたノゾリキスゲの咲き残りが沢山ありました。

最盛期は過ぎてしまったようですが、順番に咲く最後の一輪が蝶の受粉を待っています。

マルバタケブキに止まる羽を拡げた蝶を写真に納められました。

多分暑かったのだと思うけど、この時はあまり暑さを感じなかったなぁ。

太陽が雲に隠れていたからかもしれませんが。

一年越しの念願叶い、記念撮影。

天候悪化も心配なので、そろそろ戻りましょうか。

先ほどまでいた年配グループが先に登って行ったのですが、「行きはよいよい、帰りは怖い~🎵」と歌っていた、あの急な坂道を登らなければ尾根に戻れません(涙)

分岐が見えてきました。

登りはきつくて写真を撮る余裕がありませんでした。

わずかな距離なのですが、時刻も昼近くなり、疲れも出ているので、何度も立ち止まり、はぁはぁと肩で息をしながら登りました。

11時36分、分岐に戻ってきました。

カモシカ平から30分の登りでした。(標準タイムは25分)

倒木の右側を回り込み、高沢山に向かいます。

一登りで高沢山です。

倒木の下をくぐると、高沢山山頂標識が見えてきました。

高沢山山頂(1906M)に到着です。

分岐から10分でした。

三壁山に続き、高沢山も展望はありません。

日陰でいくらか涼しいので、立ったままおにぎりを1つ食べました。

その際リュックを下ろすと汗をかいた背中に風が当たり、ゾクゾクします。

もしかしたら日陰の気温はそこまで高くないのかもしれません。

エビ山へ向け歩き始めます。

エビ山までは急になったり緩やかになったりしますが、ほぼ下りになります。

高沢平というらしいです。

こんな感じの歩きやすい道です。

あまりいい写真が残っていなかったのですが、高沢山からエビ山への道には巨木が多いなという印象でした。

エスキモーもびっくり!

自然のトーテムポールです。

顔がいくつもあるように見える(^^;

途中南側がひらけた所がありました。

肉眼だと大きな山がいくつか見え、草津白根山や浅間山かな?と思いましたが、白く霞んで写真ではよくわかりませんでした。

所々で見かけたうすピンクの花。

前に名前を調べたんだけどなぁ。

忘れてしまいました。

再び細いダケカンバの美しい林を通ります。

この辺りで左足が吊りそうになりました。

水ばかり飲んでいたので、体の中の塩分が不足してしまったのでしょうか?

ハガレーナにもらった塩飴をなめて乗り切りました。

前方に見えるのがエビ山でしょうか?

明るい林の中を進み、

最後一登りでエビ山山頂に到着です。

12時57分、エビ山(1744M)にやって来ました❗

高沢山から約1時間かけて、標高差162M下ってきたかたちです。

可愛い二匹のマメ柴を連れたファミリーに写真を取って頂きました。

山頂は広々としていて、あいにく遠くは霞んでいましたが、360度の展望です。

高沢山、カモシカ平方面。

高沢山、三壁山方面。

野反湖方面。

この後目の前の道を下る予定です。

南方向。

この道はエビ平方面へ下る道です。

初登場。

何ヵ月も前に用意して、いつも家に忘れてきていた私のシロクマ親子です。

山頂標識の上で今日歩いた稜線を背景に。

山頂に唯一あったナナカマドの木陰で、今日初めての大休止。

座ってお昼を食べました。

この時日傘をさしてみたら、すごく涼しくて、やはり日傘効果はすごいと思いましたが、持っているとお昼を食べられないのですぐにしまいました(涙)

今日ずっと私のリュックの横に立っていて、倒木くぐりでは邪魔になり、皆からは裸の大将のようだと笑われながら、結局あまり役に立たず(笑)

いいアイデアだと思ったんだけどなぁ。

35分ほど山頂で過ごし、野反湖へ向け下り始めます。

時々咲いていたこの花は何でしょう?

派手さはありませんが、なんとなく高山植物の品位を感じさせる花です。

尾根道からはエビ平が見えました。

なんて美しい草原でしょう。

浅間山の湯の平を思い出します。

高沢山からエビ山への道中で出会った年配グループの皆さんにどこから登ったの?と聞かれ、キャンプ場から三壁山経由で来ましたと答えると、「そりゃ一番キツイコースだよ。最初の登りがキツかったろう。一番楽でキレイなのは、野反峠から入る逆回りだよ。ずっとキレイな景色を見ながら歩けるんだ」とのこと。

そーだったのね~(涙)

知らなかった~(涙)

今目にしているエビ平を見ると、あちらから登るべきだったかと後悔しました。

エビの見晴台に到着です。

野反湖と野反峠がクリアに見えます。

お天気が最後までもって良かったです(^-^)

さあ、展望はここまで。

野反湖畔へ向け下りましょう。

なかなかに急な下りで、しかも他の道に比べて少し荒れている気がしました。

途中笹と木の枝の間から野反湖キャンプ場方面が見えました。

すごく背の高い笹の間を下ります。

その名も「笹平」です。

道は明瞭ですが、笹が胸の高さくらいまであり、ガサガサと掻き分けながら進む感じです。

湖が近くなると、辺りに白い花(ヤマアジサイ?)が目立ってきました。

羽の一部が欠けた蝶がひっしに蜜を吸っていました。

14時40分、湖畔の第2キャンプ場に到着です。

エビ山から1時間ちょっとのまあまあ長い下りでした。

キャンプ場のリアカー道を歩きます。

橋の上からニジマスなどの釣りをする人達をしばし眺めました。

15時、駐車場に帰り着きました。

お疲れ様でした~✨

7時間25分、21000歩のハイキングでした。

帰りにふと、今日は野反湖周辺の山旅だったのに、肝心の野反湖に触れていないぞ!と気がつきました。

次回は湖畔を歩くルートも体験したいと思います。

帰りがけに再び野反峠に立ち寄り、歩いたからこそ分かる風景を楽しみました。

白く霞んでいますが、正面に三壁山、左手に高沢山とエビ山が見えます。

湖畔右側の道が気持ち良さそうですし、休憩所に飾ってあった写真で秋にはダケカンバの黄葉が点々と散りばめられ美しいことがわかったので、是非秋に再訪したいと思います。

こちらの弁天山からエビ平へのルートもいつか歩いてみたい。

八間山方面のあのガレ場にコマクサが咲いていたのでしょうか?

それもいつか見てみたい。


あー、行きたい山が増える一方で困ってしまいますよ(笑)

初めての野反湖でしたが、静かで豊かな自然が残った素晴らしい楽園でした。

四季折々の再訪を誓って、蒸し暑い埼玉へと帰ります。

帰り途中、長い一般道を走りながら、外の気温がうなぎ登りになる恐怖、、、(涙)

早く来週末が来ないかな❗


駐車場0732~(45分)~宮次郎清水0817(4分)~(1時間6分)~三壁山0927~(50分)~カモシカ平分岐1017~(29分)~カモシカ平1046(20分)~(30分)~分岐1136~(10分)~高沢山1146(10分)~(1時間1分)~エビ山1257(35分)~(17分)~エビの見晴台1349(4分)~(27分)~笹平1420~(25分)~第2キャンプ場1445~(16分)~駐車場1501


全行程 7時間26分

(うち歩行時間 6時間13分)


費用 一人1500円(高速代620円×2、ガソリン代2000円)


パーティー コマクサ探検隊3名


行程図などは後ほど。

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