50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、鬼石】『桜山公園』にて、ロウバイの香りに包まれた陽だまりハイク。2019年2月2日(土)

《登山難易度 0.5》

桜山公園のロウバイ園からこんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます(^-^)


麗らかな春のような陽気となった2月最初の週末、ひまと鬼石の桜山公園に散歩に行って来ました。

インレッドさんのブログで、昨年の初冬に美しい冬桜と紅葉のコラボレーションを拝見し、こんなところがあるんだと知りました。

近いので機会があったら散歩で訪れてみたいと思っていたのです。

この日は次女が高崎にある大学まで朝早くに送って欲しいと言うので、では娘を大学に送り届けてから桜山公園に足を伸ばしてみようと思い付きました。

そんな計画をターボに伝えたところ、急遽ココアを連れてターボも参加することに。

現地で落ち合うこととなりました。


初めロウバイ園の近くにある第二駐車場に車を停めたのですが、側にあるトイレが冬期閉鎖中だったので、第一駐車場まで戻って来ました。

広い駐車場には私の他に1台のみ。

桜のシーズンには賑わうのでしょうか?

甘酒などの売店がズラリ並んでいますが、皆お休みみたいです。

桜山公園は私が赤丸を付けた場所にあります。

春夏秋冬、お花の名所みたいですね。

出発前にひまと記念撮影してみましたが、どこにいるんだか、空しか写りませんでした(涙)

展望台に向け登って行きます。

階段を登ると日本庭園が現れました。

トイレもある管理事務所です。

中に管理人さんがいらっしゃいました。

池が凍っています。

初め見たとき鯉や金魚が動いていなかったので、金魚も凍っているのかと一瞬思いましたが、私が近づくと動き始めたので、あ、生きてた!と思いました(笑)

緑色の藻が底にびっしり生えていて、その上を赤い金魚(それとも鯉?)が泳ぐ姿が、氷の下に見える様は、何だか不思議で面白く、ずっと眺めていられます。

初めは展望台まで登って、そこでターボとココアの到着を待つつもりでいましたが、池を眺めているのが楽しかったので、池の淵に座って待つことにしました。

ひまも興味津々。

金魚の方はひまを見て、ビックリしてUターンしていました。

魚の動きは見ていて退屈しません。

お、ターボとココアの登場です。

「おはよう~🎵」

では庭園の先に進み、展望台に登ってみましょう。

展望台までは階段を登ります。

すぐに展望台に着きました。

展望台からは御荷鉾山が間近に見えます。

ということは、その先にあるのは稲含山ですよね。

東側には遠く筑波山が見えました。

桜山公園の地図看板がありました。

隣に見えるピークは桜山です。

一旦階段を下って登り返します。

再び登りです。

202段あるようです。

体力に自信のない方は左の平らな道を進むように書いてありました。

体力に自信はありませんが、このくらいならなんとか行ける。

桜山山頂に到着です。

展望はなく、その代わりに立派な石碑が立っていました。

大変由緒ある石碑らしいです。

方位板がありました。

達筆で、白根山、浅間山、御荷鉾山、甲武信岳、秩父武甲山などと彫られていますが、昔は見えたのですかね?

今は木立に囲まれ展望はありません。

ロウバイ園に向かいましょう。

下りで雪もあり、ひまに引っ張られると危険なので、リードを放しました。

ココアもフリーですが、決して私より先に行こうとはしません。

賢いのぅ。

途中から左に折れ、ロウバイの矢印の方へ下って行きます。

ロウバイ園が見えてきました。

なんとものどかな風景ですね。

この場所にまでロウバイの甘い薫りが漂っていました。

ひまが意外な急な坂にビビって立ち止まりました。

ひまが道を間違えたかと思ったか、戻って来そうになったので、「ひま、ひま、いいの、いいの、その道下るんでいいんだよ~」と言いながら進みます。

ココアは私の足元をウロウロ(笑)

登谷山、堂平山の山並みと、その右手(写真中央)は先日登った丸山だと思われます。

展望台では冷たい風が吹いていましたが、こちらの斜面は風もなく暖かいです。

まさに陽だまりハイク。

先日の丸山では、ひまにすり寄るココアに鼻にシワを寄せて威嚇していたひまですが、もう慣れたのか今日は近づいても何も言いません。

途中ひまの後ろを歩いていたココアの頭が、突然立ち止まったひまの股間にちょうど収まるとうハプニングもありましたが、ひまは無反応でした。

ドウダンツツジの小路です。

大きな椿の木が沢山ありました。

花は終わってしまったようです。

これに赤やピンクの大振りの花がついていたら圧巻でしょうね。

階段を下ります。

車道に出そうになりましたが、ここからロウバイ園が始まります。

左手には城峰山が見えます。

右の電波塔が立っているのが城峰山です。

斜面にジグザグに道が作られ、両側に大きなロウバイが並んでいます。

宝登山にもロウバイがありますが、こちらの方がずっと大きいと思いました。

盛りは過ぎているらしいのですが、まだまだ蕾も沢山あります。

ロウバイのトンネルです。

ロウバイの香りは上へ上へと立ち上るのでしょうか?

上から見下ろした時に感じた薫りが、鼻が慣れてしまったのもあるのかあまりしません。

この木は中でも特に大きく立派な枝振りです。

見とれる私と、興味がないので手持ちぶさたなひま。

この花のつきよう、どうですか。

実ではないですが、たわわに実ったという表現がぴったりくる。

背景が青空なので、より黄色が映えますよね。

黄金色に輝くロウバイのトンネルで、ひまとツーショット。

あー、ひまが下向いちゃった。

二匹に寄って来られ、デレデレのターボ。

お、ひまといい感じに撮れました。

ロウバイ園の先に見えるのは、もしかして全部桜ですよね?

これは春と秋には見事な景観なのでしょうね。

是非見てみたいです。

車道まで下ってきました。

車道を第一駐車場方面に歩きます。

車道の西側斜面には沢山の桜の苗木が植えられていました。

今後が楽しみですね。

車道の右側斜面には少しですが福寿草が顔を出していました。

こちらは飯塚志賀翁の銅像です。

桜山公園を初めに整備した方らしいです。

一度火災で多くの桜の木が焼失したらしいのですが、地域の人々が再び苗を植え、大切に伝統を守って来られたのだそうです。

歴史ある公園を今は鬼石町が管理しています。

芝生の広場があります。

いってみましょう。

誰もいなかったので、にわかドッグラン。

おやつタイムです。

ターボの「待て!」のしつけです。

困ったような顔をしつつも忠実に教えを守る賢いココア。

こちらは初めに与えた犬のエサには鼻で土をかけて、人間の煎餅を寄越せと私を見つめるひま。

根負けする私。

その後駐車場に戻り、12時頃帰宅の途につきました。

疲れて、助手席でウトウトするひまです。


桜山公園のロウバイは盛りは過ぎて、地面に沢山花が落ちていましたが、まだ蕾もありましたし、しばらく楽しめると思います。

桜のシーズンに再訪したいと思いました。

ウェアラブルデバイスを切るのを忘れていて、帰路の車中で止めたので、距離と時間が長めに出ています。

累積標高差のみご参考にしてください。


今回はお散歩なのでコースタイムなどは省きます。

写真を撮りながらでも1時間から2時間でぐるっと回って来れるコンパクトな公園です。

展望もよく、四季折々の花を楽しめる市民の森でした。


最後までおつきあい頂き、ありがとうございました。


明日はターボとハガレーナと一緒に北八ヶ岳の北横岳に行ってきます!

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