50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、高峰高原】浅間山外輪山と湯ノ平ぐるっと周遊《後編 》2018年10月14日(日)

《登山難易度 6》

浅間山からこんにちは。


浅間山外輪山と湯ノ平を周遊する紅葉の旅《後編》です。


大きな岩の陰でランチタイムです。

隣にある大岩の上に登ってポーズを決め写真を撮る若者たちが隅に写っています。

あの大岩、ハガレーナなら登れそう。

後で写真撮ろうねと話しました。

風が吹いてきたので、風下で縮こまって温かいヌードルを食べています。

食後のコーヒーを入れている所で雨が降り始めました。

慌てて雨ガッパを着ます。

ハガレーナは昨日買ったばかりの赤白のヘリーハンセン。

これは目立つ❗

地味な二人から卒業です(笑)

10時51分、大岩に登って写真を撮ることも忘れ、Jバンドに向かうことにしました。

ちょっと登っただけでこの景色。

黄色の中に赤がポツポツしていて、可愛い!

呆けたような顔で景色を眺めるターボと私です。

Jバンドの紅葉もキレイです。

急斜面に張り付いたような色とりどりの草木たち。

少し霧が巻いてきました。

屏風のような岩稜に囲まれた斜面をほぼ直登です。

あの岩の所を左に曲がって行きます。

「て」の字の右側曲がり角。

このJバンドでこのお盆休みに滑落事故が起きています。

道の幅は思っていたよりありましたが(たまたますれ違いが無かったこともあります)、崖っぷちを歩くときには特に慎重に進みました。

11時19分、Jバンド上部に到着しました。

標高差132Mを28分かけて登りました。

思っていたより体力的には楽でした。

浅間山方面は雲が流れていて、見えたり見えなかったり。

みんなで写真を撮っていると、仙人岳方面から若い男性がやって来て、口笛を吹きながらJバンドをスタコラサッサと下って行きました。

ひょえ~、あの坂をすごいスピードで下っていますよ。

みんな、すごいなぁ。

オバチャンたちはノッチラノッチラです。

それにしても浅間山が近い!

鬼押し出し方面のただれたような斜面も少し見えます。

また雲が湧いてきた。

結構冷たい風が吹いているので、雨は止みましたがカッパを脱ぐことができません。

前掛山の登山道を列を作って登っていく色鮮やかなハイカーが沢山見えました。

あっちは風が強いんじゃないかなぁと少し心配です。

この辺りが浅間山に一番近い所です。

名残惜しいですが、外輪山を歩いてトーミの頭へ向かいましょう。

目指す仙人岳、と思いましたが、登ってみると偽ピークでした。

右側斜面の紅葉も湯ノ平とはまた違った趣があります。

緑色はなんとシャクナゲです。

ここの群落はすごい!

ハガレーナの向こうの断崖絶壁は鋸岳直下のJバンドです。

こうやって見るとすごい所に道を作ったものだと思いますね。

仙人岳偽ピーク(勝手に命名)にて。

嬬恋村方面が雲の隙間から覗けます。

湯ノ平の歩けない辺り。

あ、少し雲が晴れた!

二分割写真でどうぞ。

仙人岳までの稜線は岩が沢山あります。

さっきは晴れたと思ったけど、とにかく雲の動きが早い!

12時19分、仙人岳(2319M)に着いたときにはガッスガスでした。

Jバンドから写真を撮りながらですが、1時間かかりました。

仙人岳までの登りで汗をかいたので、カッパの中の一枚を脱ぎました。

疲れた足にはこのJバンドから仙人岳までの登りが結構キツイです。

白ゾレの稜線を通ります。

分かるかしら?

湯ノ平には少し湿原めいたところが上から見えるんですよね。

あれはカモシカなどの水場になっているのでしょうか?

だとしたら、やはりあの辺りの道は獣道なのでしょうね。

登山者が荒らすのはNGですよね。残念(涙)

蛇骨岳への最後の岩場登り。

この岩場を越えれば蛇骨岳はすぐそこです。

12時46分、ガッスガスの蛇骨岳(2368M)に到着。

仙人岳から27分です。

どうしても帰りの外輪山はガッスガスのことが多いですね。

次は黒斑山へ。

午後1時23分、ガッスガスの(しつこい)黒斑山(2404M)。

蛇骨岳から37分でした。

次はトーミの頭。

もはや消化試合です。

草すべり分岐が見えてきました。

朝と同じでガスっていますね~。

さあ、トーミの頭はどうでしょうか?

午後1時43分、黒斑山から20分でトーミの頭に到着です。

あー、やっぱりガスガスだ~(涙)

ハガレーナにここからの絶景を見せたかったのにぃ。

ハガレーナが前回ここに立ったときもガスっていて、全体は見渡せず、その代わり草すべりで草をはむカモシカを上から見たのでした。

でも、後ろから日が当たって、トーミの頭のシルエットが草すべりに写っています。

もしかして、これは?と思い、二人が岩の上に立つと、、

キャー、ブロッケン、ブロッケン!

二人のシルエットの回りにまあるく虹が出来て、ブロッケンが見れました~😃

私たちが「ブロッケン、ブロッケン!」と騒いでいたので、回りの方も後から代わる代わる岩場に立っていました(笑)

浅間山と湯ノ平を隠す雲が晴れないかと少し待ってみましたが、晴れそうになかったので8分程過ごし、下り始めました。

すると、どんどん雲が流れていき、、

中コース分岐まで下ると、剣ヶ峰方面がクリアに見えるようになりました。

雲の動きをボーゼンと見つめる二人。

もしかしたら、今ならトーミの頭から湯ノ平が見渡せるのかもしれませんが、もう一度あそこに戻るのは嫌だ。

目の前の浅間山側に落ちる剣ヶ峰の美しい影を見て、午後2時、そろそろ下り始めましょうか。

下りは中コースです。

約一時間下ります。

この頃には私の足は棒のようになり、右膝が熱を持っているようにカッカしていました。

「だるい、だるい、足がだるい~(涙)」と言いながら下りました。

いつものスキー場を見渡せる広場まで下ってきました。

あともう少し!と思いますが、ガレた道はとにかく歩きづらいのです(涙)

ここは浮き石が多い!

そして、いつものなだらかな道。

あぁ、それにしても足がだるい(涙)

遠くに見えるダケカンバがキレイでした。

そして最後の階段地獄。

表コースのあれに比べたら楽勝なんですが、何しろもうフラフラなので、こんな階段でも苦痛です。

最後の平らな道です!

駐車場まであと少し。

午後3時ちょうどに駐車場に戻ってきました~😃

私の思い描いていた予定通りでした。

素晴らしい!

何週間か前に息子と外輪山を歩いた時は草すべりやJバンドなど、今の体力では無理無理と思いましたが、その後いくつもの山に毎週のように通い、しかも自分らなりに結構なペースで歩いたりしていたので、体力がついたというより、山登りに体が慣れたんではないでしょうか?

槍ケ鞘までの登りを前回ほど辛いと感じず、草すべりやJバンドを楽しんで下ったり登ったりできました。

さすがに最後はくたびれましたが、何とか歩き通すことができて、また一つ成長(?)できたかなと思います。

今回のルートは過去最長の13キロ(熊鷹山と同じ)で、歩行時間は単独最高の7時間38分でした。

(自分なりの)登山難易度、初の「6」です!

景色も行程もそれを達成できた自分たちにも大満足です。

ご褒美にビジターセンターで美味しいパンとシチュー、そしてコーヒーを頂きました。


楽しかったです。

先日楽しさと満足度ナンバーワンを三本槍岳が塗り替えたばかりですが、それをはるかにしのぐ過去最高の満足度&達成感でした。

浅間山の魅力、恐るべし!

頑張って歩いて来ないと決して見ることができないという特別感もありますしね!


帰宅してからは足じゅうに湿布を貼って、夜の7時半にはベッドにバタンキューでした。

しかも翌日筋肉痛なしでしたよ!(自画自賛)


そうそう、私のウェアラブルデバイス。

前回の三本槍岳では携帯の電池切れでチーンでしたが、今回は友人達から来るラインを一切開かず携帯の電池をもたせたのに、ウェアラブルデバイスの方の電池がいつの間にか終わっていて、仙人岳手前までのデータしか取れませんでしたよ。

代わりにターボのデータを載せますね。

累積標高差 886M

距離 13キロでした。

歩数 21000歩


次はいつ来よう!?

12月かな、1月かな。

雪のシーズンに再訪します(^-^)

【長野、高峰高原】草すべりとJバンドを初体験。浅間山外輪山をぐるっと一周した最高の秋の一日。《前編》2018年10月14日(日)

《登山難易度 6》

浅間山、湯ノ平のカラマツ林からこんにちは。


今回は私たちにとってのチャレンジ山行です。

一昨年から私は6度目、ターボは5度目、ハガレーナは3度目となる浅間山ですが、まだ勇気と自信がなくて歩いたことのない、草すべりとJバンドを使って浅間山外輪山をぐるり一周するコースに初挑戦します。

火山の危険レベルが引き下げられ、多くの方が前掛山に向かわれていますが、前掛山は標高差が1000Mを越えてしまうので、そのチャレンジは今はまだ無理かなと思っているのです。

なので、まずは今は比較的空いている定番コースに行ってきます。

車坂峠→トーミの頭→草すべり→火山館(トイレ)→湯ノ平→Jバンド→仙人岳→蛇骨岳→黒斑山→トーミの頭→車坂峠、というコースを歩きました。


先週の三連休中に浅間山(ほぼ皆さん前掛山)に登られた方のブログを拝見すると、とにかく駐車場がいっぱいだとの情報が。

前泊の車で早朝でも8割方埋まっているとのことで、車が停められないのは困るなと焦ってしまいます。

いつもより一時間早く、我が家を夜中の3時15分に出発することにしました。

真っ暗闇のチェリーパークラインを走ります。

夜景を見られるかなと期待していましたが、少し雲が多いようで、高峰高原に着いてもあまりキレイには見れませんでした。

高峰高原(車坂峠)の駐車場に着いたのが5時24分。

意外や意外、駐車場はガラガラでした。

先週は三連休だったから前泊が多かったってことなんでしょうかね?

着いたときにはホテルの駐車場からヘッデンを付けて歩き始めるグループがいましたが、駐車場で支度をしている間に日の出の時間(この日は5時27分)を迎え、ライト無しで歩き始めることができました。

5時57分、いつものように展望コースから歩き始めます。

薄暗い夜明け直後、カラマツの色がくすんで見えますが、黄金色に輝く黄葉を見ることができるでしょうか?

一週間、遅かったかな?と思いました。

まずは車坂山まで標高差71Mを。

気温は7度。

駐車場から厚着をして歩き出したので、歩き始めて暑くなり、中のシャツを一枚脱ぎました。

その後一気に鞍部まで下ります。

少しずつ明るさが増し、いくらかカラマツの色づきが見えてきました。

何とか間に合ったかな?

鞍部からは槍ケ鞘まで標高差約277Mを登ります。

今回初めて浅間山でウェアラブルデバイスを使ったので、鞍部や槍ケ鞘の標高が分かり、どれだけ登ったのかが分かりました。

変化があるので気が紛れますが、なかなかに長い登りです。

ガレた展望ポイントから夜明け直後の雲海です。

再びコメツガの森の中へ。

黒斑山や四阿山が見える場所で本日3回目の水分補給。

今も登りでは15分毎に一口水を飲んでいます。

前にも書きましたが、夏に野反湖畔の山に登った時に始めた、この15分毎の水分補給は、時間経過が分かり、長い登りの目安になるのでとても気に入って継続しています。

出発から45分経過したということですね。

槍ケ鞘まであと半分くらいかな?と分かるわけです。

雲が出てきました。

浅間山見れるかなぁ。

前回息子とこの尾根を歩いた時は、やはりこの辺りで雲が湧き始め、槍ケ鞘で浅間山を見ることは出来ませんでした。

相変わらず掘れ掘れの階段地獄。

ただ前回息子と登った時にはヘロヘロになったこの登りですが、今回は少し楽に感じます。

お、今日は私の体、少し調子が良いのか?

前回より長いコースを歩く予定なのですから、この階段を余裕をもって歩けているのは勇気が湧きますね。

7時22分、避難小屋に到着。

水分補給だけして、槍ケ鞘へ。

7時25分、槍ケ鞘に到着。

登山口から1時間28分でした。

本日初お目見えの浅間山。

雲が動いていますね~。

とりあえずいつ雲に隠れるかわからないので、写真、写真(笑)

3人をカメラにおさめる為にターボに右だ左だと言ってる間に、浅間山は雲の中へ~(涙)

本日のメンバーは、ハガレーナ、ターボ、私の晴れ女3人組。

一番参加率が高く、晴れの確率もめっちゃ高いこの3人は、今後「晴れ女お気楽隊」と呼ぶことにしました。

ここにワガママ雨女や嵐を呼ぶオンナが加わると、普通のお気楽隊になります(笑)

息子よ。

これがあなたが見ることができなかった蝋燭岩(勝手に命名)だよ。

トーミの頭に急ぎましょう。

今日は行程が長い。

あー、トーミの頭の向こう(湯ノ平)は雲かなぁ。

雪道なら歩きやすい道ですが、ガレていて夏道は歩きづらいです。

分岐から標高差55M程ですから、一気に登ります。

振り返って槍ケ鞘を見たところ。

下界の町が見えますね~。

7時42分、トーミの頭に到着です。

残念ながら浅間山はてっぺんのみで、湯ノ平は真っ白でした。

何人も立派なカメラを持ったカメラマンが三脚を立てて雲が晴れるのを待っていました。

反対側はキレイに見えました!

御代田町方面。

昨年の秋に登った時には見えた北アルプスの山並みは今日は雲の中ですね。

少し待ってみましたが、浅間山方面の雲は晴れず。

牙山(きっぱやま)、剣ヶ峰、ヒサシゴロー尾根方面の雲の動きが面白いです。

雲がすごい勢いで斜面をかけあがり、尾根を越えています。

雲の動きを見ているだけで、意外と飽きません。

13分程トーミの頭で過ごし、いざ分岐を草すべり方面へ。

いよいよ草すべりに入ります。

今まで多くのブログを拝見し、色々に想像を膨らませていたこの斜面、果たしてどんな世界なのでしょう。

ワクワクとドキドキです。

人のすれ違いが厳しそうな狭い道です。

車の中では今日のコース、草すべりを下りで使うか、それとも外輪山を回ってきて最後に登りで使うかずっと迷っていたのですが、朝一番(この時8時頃)に下りで使うことにして良かったと思いました。

まだまだここを登ってくる方はこの時間では少ないはずですから。

急斜面をジグザグに下っていく道が見えます。

冬に来たときカモシカがいたのは、これより少し下った辺りだったのではと思います。

トーミの頭で雲の中から「キューン」というようなカモシカの鳴き声が聞こえていたのを思い出し、カモシカに会えたらいいなと思って、熊鈴を鳴らないようにしました。

少しずつ雲が切れ、浅間山が顔を出しました。

ジグザグ道の先には湯ノ平分岐方面がクリアに見えてきました。

トーミの頭にかかっていた霧も徐々に薄くなってきました。

今頃カメラマンが一斉に立ち上がっているのではないかしら?

同じような写真でごめんなさい。

進む度大きさを増し、角度を変える景色を立ち止まっては撮影してしまいます。

そして、スマホカメラでは全てをおさめることができないので、上下に分けて撮るしかない(涙)

それだけ圧倒的な大きさの浅間山から湯ノ平へかけての広がりです。

おおおおお~、外輪山が見えてきました~🎵

あれは息子と行った鋸岳です。

あの下のJバンドを後程登りで使います。

歩いてきた道を振り返って。

青空!

そして鋭い岩場。

美しい、美しすぎる!

こんな滑りやすい岩も途中にあります。

「ターボ、岩があるよ~。気を付けてね~。」などと叫んでいるのですから、熊鈴を鳴らさなくても、カモシカは逃げていきますよね(涙)

剣ヶ峰が見えてきました。

写真を横に並べてお見せできないのが、残念(涙)

右からターンして、剣ヶ峰→浅間山→外輪山と撮影しました。

すごいなぁ、この景色。

日本ですよ、ここは。

こんな岩場(わずかですが)もあります。

混んでなくて良かった!

最っ高に気持ちいいです\(^^)/

下る毎に巨大な浅間山を下から見上げる形になり、湯ノ平と外輪山がより美しく見えてきます。

振り返ればこの景色。

何なんですか!?

この爽快感!

カラマツの森が近くなってきました。

溶岩が固まったようなゴツゴツした岩の横を通ります。

振り返って撮影。

カラマツ林に入り、鞍部へ。

林を抜けると間もなく湯ノ平分岐です。

写真では分かりませんが、振り返ると、左からトーミの頭、右手の防災スピーカーなどが建っているのが黒斑山です。

湯ノ平分岐の手前に左手に入っていく道がありました。

これは外輪山直下の湿原(上から見るとそう見える)方面に向かう道なのでしょうか?

地図には載っていないのですが、外輪山から湯ノ平を見ると道らしきものが見えるので、いつも気になっています。

いつか歩いてみたいと思うのですが、もしかしたらカモシカなどの獣道なのかもしれません。

朝日が当たり、カラマツの森が金色に輝き始めました。

これは何かしら?

巨人の耳掻きのような綿毛です。

9時1分、湯ノ平分岐に着きました。

トーミの頭から1時間5分でした。

ここから左手に行くと湯ノ平ですが、今日は行程が長いので、ここを右手に行き少し下って火山館でトイレをお借りする予定です。

葉を落としたナナカマドの赤が、緑のコメツガと黄色いカラマツの森の中で、目立っています。

ハガレーナが実を撮影しながら「イクラみたい~😃」と言うと、ターボが「イクラなんでもそんなことは、、」と言ったそうな。

トイレを急ぐ私の背中でハガレーナの失笑が響いていました。

火山館とトイレが見えてきました。

分岐から10分程で火山館に到着です。

利用料200円を木箱に入れて、トイレを使わせて頂きました。

昨年秋に浅間山荘から歩いてきた時にも感動した岩稜です。

トーミの頭に立つハイカーが見えました。

今日も前掛山を目指す多くのハイカーが浅間山荘側から登って来られていました。

10分程休憩し、9時21分に出発しました。

湯ノ平分岐が見えてきました。

9時34分、火山館から13分で再び湯ノ平分岐を通過します。

後ろから前掛山に向かうグループが来ていましたが、追い抜かれる程早くもないので、迷惑にならないようにと、あまり写真も取らずガシガシ歩きました。

カラマツの森からコメツガの森に変わります。

火山館から15分のタイマーが鳴り、水分補給です。

そこからわずかで前掛山分岐に着きました。

真新しい道標が立っています。

前掛山が解禁されたので、新たに設置されたのでしょうか?

以前は見かけなかった気がします。

私たちを抜かしたグループは前掛山方面へ。

私たちはJバンドを目指します。

シャクナゲの道を行くと、、

外輪山が見えてきました~😃

カラマツの黄金色に囲まれた素敵な道です。

風が吹くと、カラマツの落ち葉が雪のように舞ってきます。

外輪山がずずずいっと見えてきました~😃

そして、少し登って湯ノ平の一番高い所に行くと、、

ドーンッ!!(ターボの口癖)

浅間山真っ正面、というか、真下。

最高っス🎵(なぜか若者言葉)

低木の紅葉もキレイ!

浅間山を見て振り返ればこの景色。

外輪山のあの斜面を彩る紅葉の美しいことと言ったら!

蛇骨岳辺りまでは緑と赤と黄色、そして蛇骨岳から鋸岳にかけては白ゾレの中に点々とある赤や黄色。

いやぁ、湯ノ平はほんと素敵です。

浅間山はリフト等もなく、ハイカーが自分の足で歩いて来ないとこの景色を見ることができません。

しかも浅間山(前掛山)、湯ノ平、外輪山と3つの平行したルートがあり、様々な角度からお互いを見晴らすことができるという、稀有な存在です。

Jバンド直下までやって来ました。

湯ノ平分岐から25分かかり(写真を撮りながらゆっくり歩いて来ました)、時刻は10時です。

まだお昼には早いのですが、朝が早かったこともありお腹が空いていたので、Jバンド登りの前に力を付けようということになり、大岩の陰でランチタイムにしました。


今回は写真が多くなっています。

とりあえずここで《前編》として投稿しようと思います。

《後編》ではランチの後、Jバンドを登り、外輪山を回ってきます!

【栃木、那須】三本槍岳《後編》2018年10月6日(土)

《登山難易度 3》

三本槍岳からこんにちは。


中ノ大倉尾根から目指した三本槍岳への旅、後編です。


大岩からはなだらかに下って行きます。

10時59分、清水平分岐から5分ほどで北温泉分岐を通過します。

北温泉からのルートもいつか歩いてみたいと思っています。

人が多かったので、分岐の写真も取れずそのまま通過しました。

しばらくしゃくなげに囲まれた平らな道を行きますが、

徐々に掘れたような急な下りになります。

三本槍岳が正面になってきました。

段差が大きく歩きにくい道ですが、とにかく人が少ないので助かります。

どんなにゆっくり歩いても大丈夫(^-^)

11時13分、鞍部に着きました。

北温泉分岐から15分ほどでした。

正面に三本槍岳への登山道と登っていくハイカーの姿が見えます。

振り返ると巻いてきたピーク。

あんなに紅葉の美しい斜面を歩いて来たのです。

鞍部から右手を見たところ。

朝日岳方面から雲が流れて来ました~Σ(゜Д゜)

先を急ぎましょう!

山頂でガスガスは嫌だ~!

すっかり葉を落としたナナカマドの道をワッセワッセと登ります。

いや~!

登山道右側斜面がきれいだよ~。

急いで登りたいのに、見とれてしまう。

雲が流れてきて影を作っていますが、なんなんですか、この美しさは。

笹の緑の中にはえるダケカンバの黄色い葉と白い幹が素敵過ぎて、、。

もはやメルヘンの世界です。

振り返って見ると、清水平を上から眺める形に。

スマホ写真では分かりませんが、肉眼だと清水平の木道と池溏が見えました。

清水平って、池溏があるんだ!と初めて知り、だから標識がずっと清水平まで◯◯キロ表示だったんだ!

清水平目的の人が多いんだ~とここで気がつく私です。

山頂が雲に隠れる前に着きたい!

先を急ぎましょう。

あとちょっと、あとちょっと!

11時35分、人で溢れかえる三本槍岳山頂に到着です。

山頂部は半分雲に隠れてしまいました(涙)

今は雲が流れている時なので、展望を楽しむのは後回しにして、とりあえずランチタイムにします。

風が強いので、ウインドブレーカーを着ました。

食後のコーヒーをいれているところで雲がサーッと切れてきました!

私はお湯を沸かしたり、ターボはカップを飛ばされないように押さえたり、ハガレーナはスプーンを取り出したりしていたので、私が「N姉さんは何もやることないんだから、早く写真撮ってきてよ!」と言うと、「えっ!?私だってやることあるよ~」と言うので、「さっきから何もしてないじゃん!」と私が言うと「これからウインドブレーカーを着るところなんだよ!💢」と半ギレしていました(笑)

いや、あなたも少しは働いておくれ。

雲が切れた時に撮影した360度大展望はこちら↓

日光方面と朝日岳方面が雲であまり見えなかったのが残念でした。

展望表示板で周囲の山々の名前を確認します。

特に気になったのが北方向。

霞ヶ浦の向こうの山は、なんと、憧れの安達太良山じゃあないですか!

そして、東吾妻山、西吾妻山、磐梯山、月山、大朝日岳、飯豊連峰、大日岳と、東北のオールスター揃い踏みです。

私には一生歩けそうにない、奥深くドでかい東北の山塊が、堂々と連なっていました。

↑白い水車と青い霞ヶ浦の向こうに見える東北の山々。

あ~(涙)

スマホ写真ではわからないなぁ。

でも肉眼ではっきり見れたので、満足です(^-^)

大きな田んぼの広がる平野のさきにあるのが夫がかつてソロで登った飯豊連峰です。

でっかいなぁ。

人が少なくなってきたので、山頂標識と一緒に。

コーヒー飲んでる時に雲が晴れて慌てて立ち上がってきたので、皆紙コップを持っています。

風が強いので置いてこれなかったのです。

1時間10分もゆっくりしました。

帰りのゴンドラの時間もありますから、名残惜しいですが、そろそろ下山開始しましょう。

今日の下山は景色を楽しみながら下れるので、最高に楽しい!

登りでも感動した斜面の紅葉です。

雲が切れたので、光を浴びて更に美しいことになってる!

眺めを楽しんでいると、後ろから遅れて義姉とハガレーナが下ってきました。

二人が何か叫んでいるので何かと思ったら、義姉のソールが剥がれてしまったらしいです。

パカパカして危ないので全部取っちゃったと言っています。

これから滑りやすい坂が続くので、ソールなしのツルツル靴底ではよろしくない。

あー、前々から用意しておこうと思ってたビニールテープ、買い忘れてた~(涙)

仕方ないので、ケガをした時用にいつもリュックの底に入れてあったテーピング用テープで固定することにしました。

義姉を除く3人で絡まるテープを剥がしたり引っ張ったり苦労してる間、義姉は「すみませんねぇ」と言いながら足を出していました。

そこへ1人の若者がやって来て、今日は姥ケ平から来られたんですか?と言うので、いえいえ中ノ大倉尾根から三本槍岳の往復だけですと答えると、テレビで姥ケ平の紅葉が取り上げられたらしく、地図を広げて歩いて来られたルートや姥ケ平の写真を見せてくれました。

すごいロングルートを歩いて来られたのに、その後もガンガンスピードで下って行かれましたよ。

若いってすごいなぁと感心しきり。

今回の中ノ大倉尾根が空いていたのは、皆さんその姥ケ平という方へ行かれたからなのでしょうか?

テレビの影響恐るべしです。

さあ、ゴンドラ最終便に間に合うように下らねば。

当初は2時半下山の予定でしたが、現在1時少し前ですから、それにはとても間に合いません。

おっ、この写真には清水平の池溏が写っているかな?

わずかですね、わずかに分かるかもしれません。

次回はあちらにも行ってみたいですね~。

下っているとき、後ろで義姉が「これで私もハガレーナだね~」と言っているのが聞こえてきました。

ハガレーナの場合は浅間山の湯ノ平から浅間山荘への長い下り道で親指の爪がやられたことによる「親指ハガレーナ」ですが、義姉は「靴底ハガレーナです。

「あ、でも私も親指の爪剥がれたことあるよ~」と言うので、え!?そうなの?どの山で剥がれたの?と聞くと、「家のトイレのドアにぶつけて剥がれたの~」と。

トイレのドアにぶつけたんか~い!

「これで私のニックネーム決まったわ~。ハガレーナ2号!」などと嬉しそうですらあります。

どうやらプロフィールの「義姉」という呼び名が気に入ってないらしいのです。

親族は全て「夫」「長女」などと続柄表示してるんだよと言うと、じゃあ「義姉」でいいかと言っていましたが、みんなみたいな素敵な(?)ニックネームが本当は欲しいらしく模索していたのです。

ハガレーナ2号じゃ長いな。

2号でいいか。

多分後でクレーム入ると思いますが、今回は「2号」で統一します。

紅葉の大波にターボが巻き込まれるぅって感じです。

もしもドローン撮影したら、私たちどんな風に見えるんだろう。

正に紅葉に溺れているように見えるのではないかしら?

鞍部からは少し登りに。

午後1時27分、北温泉分岐まで戻ってきました。

山頂から43分でした。

途中2号のソール事件あったので、少し時間がかかっています。

清水平分岐です。

少し前から吹いていた風が、ついにド強風になってきました。

午後の朝日岳方面を写真に撮ろうとスマホを構えると、風でブルブル震えます。

嵐を呼ぶオンナが靴底剥がれて浮かれているから、ついに嵐がやって来たじゃあないですか!(実際は多分台風の影響です)

午後1時39分、大岩を通過し、下りになります。

風速25~30メートル位あったんじゃないでしょうか?

両足で踏ん張っていないと、体が持っていかれます。

歩くために片足をあげると、何度もグラグラとこけそうになりました。

早く樹林帯に入りたい。

午後1時47分、赤面山分岐まで来ました。

樹木で風が少し弱まります。

ここで水分補給しながら後ろの二人を待っていると、また二人の叫び声が聞こえました。

なんと、もう片方の靴底も剥がれたそうな。

なんで2号、若干嬉しそうなんだ!

再びテーピングテープの出番です。

結果、こうなりました。

右足は少しソールが前にずれてきていますが、テープも終了し、もはやどうすることもできません。

プロフィール写真を撮っておくかということになり、でもこの格好じゃ恥ずかしいだろうから目にキラキラ入れたら?というと、、

隠れてないし!

むしろポーズ決めてるように見える。

ひとしきりターボと私はこの姿に腹を抱えて笑い転げましたよ。

はい、気を取り直して出発しましょう。

強風の中、尾根を下っていると、私のスマホがピロリンと最後の音を出してバッテリーが切れてしまいました。

あの最後のピロリン、、むしろ音を「チーン」に変更してもらいたい。

張り切って山頂駅でGPSをスタートしたのに、今回のデータはここまでという残念な結果になってしまいました。

チーン(涙)

中ノ大倉尾根を下ります。

ここからはターボのカメラなので、当然私の美しくない後ろ姿が増えます。

ごめんよ。

霧の中の濡れたような色のドウダンツツジもなかなかに美しいです。

風が弱まった木の陰で水分補給していると、二人が下ってきました。

もはや足の悪いおばあさんを介護している孫との二人連れにしか見えない。

ここでもターボと私は「ヒーヒー」言いながら、腹で茶を沸かせる位笑いました。

森が近くなってきました。

風が弱まるかな?

ブナの林がきれいですね~。

色が溢れています。

このときも強風が吹き荒れていましたが、森が私たちを守ってくれています。

午後3時4分、遊歩道の分岐まで戻ってきました。

行きには気がつきませんでしたが、ここは中大倉山というところなんですね。

もうひとつのコースを辿って山頂駅まで戻る予定にしていましたが、風が強いことと、2号の靴底がヤバいので、今朝来たコースを戻ることにしました。

ヤシオツツジの森になりました。

ゴールは間もなく。

ラジオの音が聞こえてきたら、新展望台はすぐそこです。

霧が濃くなり、最後は雨がポツポツしてきたので、駆け足でゴンドラ乗り場に急ぎました。

ゴンドラに乗ったのが午後3時14分。

アバウトな予定ですが、登山届に書いた時間より45分遅れですね。

靴底アクシデントもあったし、山頂でかなりゆっくりしましたから、まぁまぁの出来なんじゃないでしょうか?

朝出発したのが8時27分でしたから、6時間47分かけて戻って来た計算です。

パンフレットの所要4時間10分に比べると時間かけすぎですけどね。

いやぁ、今回は本当に素晴らしかったです。

今まで展望や楽しさの評価ナンバーワンが、北横岳の雪道歩きでしたが、それを越えたんじゃないでしょうか?

ターボは先日の谷川岳に登れなくて悔しがっていましたが、それは軽く越えてることを伝えると、「リベンジできた!」と嬉しそうでした。

今回は2号のコントでだいぶ笑わせてもらったので、ターボのダジャレが不発でしたね(笑)

楽しかった~!

次回はシロヤシオのシーズンに必ず来よう!

それに清水平も歩いてみたいと強く思いました。

一週間後、まだ間に合うと思いますよ!

是非是非、晴天の三本槍岳へお出掛けください!

今ならみんな姥ケ平へ行くので、空いてます(笑)


山頂駅トイレ出発0827~(17分)~新展望台0844(4分)~(4分)~分岐0852~(1時間26分)~赤面山分岐1018~(19分)~スダレ山1037~(11分)~大岩1048(2分)~(5分)~清水平分岐1053~(6分)~北温泉分岐1059~(14分)~鞍部1113~(22分)~三本槍岳山頂1135(1時間9分)~(43分)~北温泉分岐1327~(12分)~大岩1339~(5分)~スダレ山1344~(3分)~赤面山分岐1347~(17分)~分岐(中大倉山)1504~(3分)~新展望台1507~(7分)~ゴンドラ1514

全行程 6時間47分

(うち歩行時間 5時間32分)

標高差 507M(1410M~1917M)

歩数 18600歩

パーティー 4名(コマクサ探検隊+とちおとめ登山隊)

費用 一人当たり4400円(ガソリン代3300円、高速代2930円+2180円、ストロベリーソフト395円+ゴンドラ料金1600円)