50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、佐久】今シーズン初の雪山~浅間外輪山with青木さん


浅間外輪山から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


いよいよ雪山シーズンがやってきました!


今年は何度かドカンと雪が降ったものの、そのあと暖かい日が続いたりして、(新潟を除き)山の雪は少なめです。

このところ里山歩きばかりしていたので、そろそろモフモフ雪道歩きをして、キンキンに冷えた森の中で煌めく霧氷を見上げたいと思うのですが、どこがいいでしょうか??

ターボと二人会社の有休を使って出かけることにしました。


有休取得をしたこの日は関東甲信越はどこも気温が上昇する予報で、自宅近くから見える山はどこも真っ黒です。

つまり霧氷もないし、雪があったとしても登山道にわずかにあるだけだと思われます。

だったら少しでも標高の高い所に行ってみようと思い、浅間外輪山を選びました。



高峰高原・車坂峠付近に車を停めてまずは大展望を楽しみました。

佐久の町は一面の雲海の下。

右から御嶽山、中央アルプス、八ヶ岳連峰、奥秩父の山並み、富士山と、、今日も大展望が期待できる素晴らしい眺め!



今日はターボと二人で歩いてくる、、つもりでした。

この時までは、、。


しかし、高峰高原マウンテンスキー場のトイレをお借りして、ビジターセンターの駐車場に車を停め、登山口に向かうと、そこに見たことあるお顔の方がいらしたのです。

耳当て付きの毛糸の帽子をかぶり、白くて長い顎ひげのあの男性は!?

あ、青木さんだ!!

私のブログの初期からの読者さんなら覚えていらっしゃるでしょうか??

そう、2018年2月に雪の浅間山第二弾でお会いしたAさんです。


↑↑↑

そのときの記事はこちら。


その時とちっとも変わらない若々しい青木さん(おんとし72才!)と再会したのでした!

青木さんには若くて可愛いお連れの方がいらしたし、私たちは歩くのが遅いからと固辞したのですが、「いやいや、一緒に行きましょう。今日は楽しい山歩きになりそうだ🎵」と言っていただいたので、一緒に歩かせてもらうことになりました。 


《登山難易度 3》



🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶


青木さんとバッタリ会ってから、すぐに色んな説明が始まったので、動画を撮るのに忙しくて、ほぼ写真がありません(涙)


五葉松の見分け方やシャクナゲの話など聞きながら歩きました。

てか、ほぼ立ち止まってましたね🤣

なかなか歩かないので、青木さんの連れの女性は寒くなってジャケットをプラスオンしてました、、登りなのに!🤣

上の写真はシャクナゲの花のあと。

下の写真には、花芽と葉芽が写っています。

葉芽は細く尖っていて、花芽は丸くぷっくりしています。


次にあった写真は車坂山を越えて一旦鞍部まで下る時に見えた黒斑山の景色。

車坂山からの景色は動画をご覧下さ~い、、ごめんなさい💦

古い火山である黒斑山はパイオニアツリーであるダケカンバやカラマツからシラビソ・コメツガなどの針葉樹に替わりました。

《コメント欄に青木さんから訂正と正しい情報が寄せられました!そちらもあわせてご覧ください》


展望スポットまで登ってきました。

今日はド快晴だし、視界がめちゃくちゃクリアです!

篭ノ登山の奥に北アルプスが見えてきました。

これは最高だ!!


トーミ断層の上からの眺め。

奥に見えているのは四阿山。


浅間山が頭を覗かせるスポット。

雪が少ないね~⤴️

日によって噴煙の量が違うんですね。

今日は噴煙が少ないみたい。

そして、期待していた霧氷は今日は無理みたい、、残念(涙)


そして、槍ケ鞘に到着しました!


五竜岳、唐松岳、白馬三山、、真っ白で、カッコいい~⤴️


トーミの頭に向かう途中、振り返るとこんな景色が!

朝は分厚い雲海の底だった町が見えてきて、なんとも幻想的な雰囲気です。

薄いもやの中に浮かび上がる山並みが美しい。


雪がほぼないトーミの頭に到着!


雲ひとつない青空と浅間山、湯ノ平、外輪山、、私のお気に入りの景色。

何度見ても、現実とは思えない雄大さ、完璧なバランス、、ここまで登って来た人にしか味わえない爽快感。


黒斑山に向かう途中からみた浅間山。

前掛山の奥の浅間山本体のお釜の淵が良くわかります。

今は噴火警戒レベル2なので、前掛山には登れません。

そして、そこから下を覗いてみると、、


いた!いた!カモシカ!!

しかも三頭!!

青木さんは四頭いると言ってたけど、私には三頭しかわかりませんでした。

だとしても、日頃単独行動が多いカモシカが三頭も四頭も群れでいることはとても珍しいことなのだそう。

私たち、なんてラッキーなの!?

青木さんが見つけてくれなければ、気がつかなかったと思います。


そして、黒斑山に到着しました。

黒斑山からの眺めです。

少し遅れてターボが到着。

かなりバテているようです。

約1ヶ月ぶりの登山だったからか、とても疲れてしまった様子。

今日は青木さんの話を聞きながら、とてもとてもゆっくりだったので、私は全く息が上がりませんでした。

こんなにゆっくりで楽な山行でバテてしまったというのは、ターボには考えられないこと。

多分少し体調が悪かった(疲れていたり、寝不足だったり)のではないかと思います。

これ以上は無理そうとのことで、今日は黒斑山から引き返すことにしました。


青木さんと記念撮影。

再会できて嬉しかったです!

ありがとうございました!

黒斑山でランチしてから青木さんとはお別れしました。



帰りはターボと二人きり。

いっぱいおしゃべりしながら、楽しく歩いて下山しました。

トーミの頭から相変わらずの素晴らしい景色を眺め、中コースを歩きます。


雪はとても少なかったですが、トーミの頭で吹いていた爆風が信じられないくらい中コースは静か。


木漏れ日の楽しい道を下り、午後2時過ぎには駐車場に帰り着きました。




動画を下に貼り付けておきます。

良かったら覗いてみてください。



浅間外輪山 with青木さん


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【栃木、足利】山飯登山部プレゼンツ・クリスマス登山in赤雪山。2023年12月10日(日)


赤雪山の森から、メリークリスマス!


いつもブログをご覧いただきありがとうございます。


ウサ亀さん所属の「山飯登山部」主催「クリスマス登山」に参加してきました!

昨年宝篋山で初開催されたこのクリスマス登山。

宝篋山まではみんなで楽しく登りましたが、山頂での食事は各自だったので、お気楽はいつもの即席ランチで、山飯登山部の豪華なお料理を羨ましく眺めただけでした、、が、、、

今回は栃木県の赤雪山に登り、下山してからキャンプ場でBBQパーティーするのだそう。

材料準備や調理は山飯登山部が仕切ってくれて、会費は2000円!

参加条件はサンタ帽子のみ🎅

これは昨年にも増して楽しくなること間違いなしです😋


7時に自宅を出発し、現地「RECAMP足利」に到着したのは、8時20分頃でした。


一年ぶりに再会した、ゆずさんとぷにこさん♥️

笑顔が素敵なお二人にまた出会えて、嬉しい🎵😍🎵


今回参加は、16名!

昨年大勢で参加していたアキロック隊は、メンバーが集まらず不参加でしたが、山飯登山部が新たに親しくなった皆さんで、初めてお会いする方が沢山でした!

今日はよろしくお願いしま~す!

ワイワイ行くよ~⤴️



親友さんにカメラマンをお願いして、15名の「行っくぞ~ポーズ」


キャンプ場の中に登山口(というか、ダムまで登れる道)があります。

展望台がギッシギシ!

15名登っても大丈夫でした(笑)

展望台からは松田川ダムとその向こうに仙人ケ岳からの稜線が見えました。

それにしても雲ひとつないあっぱれな秋晴れ!


松田川ダムの名盤がカッコ良かったです。

文字が松葉で形づくられてる!

ダム湖の真ん中には藻などが発生しないように水を循環させるための装置がありました。

一定間隔で水が吹き出していて、丸い泡が広がっては消えて、、見ていて面白かったです。

ここでけんちょんさんがターボに「ヤマダムさんってなんでヤマダムって言うんですか?ダムが好きなの?」と聞いておりました。

(ヤマダムはターボのYAMAPでの呼び名です)

「いやいや、これは山のマダムなんですよ~⤴️」とマダムには程遠いターボが名前の由来を嬉しそうに語っておりました🤣

ダムを離れ、しばらく車道を歩きます。

ヒデキングさんのリュックにはクリスマスの鈴が!

鳴らしてみて!と言うと体を揺すってチリンチリンと鳴らしてくれましたが、、優しい音色で、とても熊避けにはなりそうもない(笑)


(上)ダム湖のリフレクション。

対岸の山が鏡のような湖面に写っていました。

(下)赤雪山登山口に到着です。

赤雪山の名前の由来が載っていました。

足利氏の浮気疑惑が発端だったのね、、😅

忠綱と家臣たちの血で白雪が赤く染まったからとのこと。

私が「白雪姫が血に染まった」と読み間違えて「白雪姫殺人事件かよ!」「東野圭吾かよ!」とみんなに突っ込まれました🤣 


登山口からは杉林の中の急登になります。

早速遅れ始めるお気楽隊。

健脚の皆さんはどんどん先に行きますが、速く歩けないお気楽は焦らずのんびり行きます。


すると、ゆずさんとぷにこさんが待っていてくれました。

可愛いお二人、、サンタエプロンがとっても似合ってるね!


先頭集団は、森の中でこんなことして遊んでたらしい🤣

抱きつきっぷという遊び(笑)


それにしても、森がキレイです。

小ピークに着くと、みんなで丸くなって何やら盛り上がっていました。

遅れて到着したので、なんだか楽しそうなのがわかっただけ🤣


ピークを越えると山頂が見えてきました!

松のある尾根道は、足利らしい雰囲気。


平らになったり、急になったりを繰り返して山頂を目指しました。

登ったことのあるゆずさんに「山頂までもうすぐ?」と聞くと「こう行って、こう!」と手を使って表現するゆずさんが可愛くて、お気楽は「可愛いすぎる~⤴️」となりました(笑)


あっという間に山頂到着!

山飯登山部の皆さんが東屋で着替えている間、お気楽はお気楽に眺めを楽しんでおりました。

山の名前がわかないので「AR山ナビ」を起動すると、なぜか出てくるのは、千葉ポートタワー、ビッグサンダーマウンテン、東京スカイツリー、東京都庁、ランドマークタワーなどと、巨大建造物ばかり。

霞んでいなければ見えるってことなんですかね??

大小山だけ「あれかな~?」と分かりました。


準備が整ったようです。

本日のホスト・山飯登山部の皆さん!

右からウサ亀さん、けんちょんさん、ヒデキングさん、親友さん。

親友さんのみ衣装がなかったので、女性が身につけていたハート柄のエプロン着せられてた🤣


全員で色んなポーズして写真におさまりました。

山ポーズ、○ポーズ、✕ポーズ、ドスコイポーズ。

そして「おきらっくポーズ、ババーーン」も!


完璧サンタクロースだったヒデキングさん。

カツラの下はそんなんなんだね~(笑)


では下山開始です!

落ち葉がすごくて、滑る、滑る💦

殿が落ち葉をはらってくれないから、ターボがスッ転んでおりました🤣

途中の尾根から見えた仙人ケ岳方面の稜線。

山火事で山肌むき出しなのがわかりました。

山火事は悲しいけど、それによって展望が良くなったらしいです。


岩場を下って、最後は植林帯をジグザグに。

この後、12時ちょうどにキャンプ場に帰り着きました。




🍻🥩🍻🥩🍻🥩🍻🥩🍻🥩🍻


さあ、午後はBBQパーティー!!


ノンアルビールでカンパーイ🍺✨🍺


貸しきった炊事場でみんなワイワイ!

ヒデキングさんと親友さんは、ビア缶チキンとカルビ焼き。

ウサ亀さんは、ホタテ焼き→カリッコリー→イカ焼き→豚バラサンチュ巻き→焼きおにぎり→焼きエビ。

けんちょんさんは芋煮(お気楽がけんちょん汁と命名)。


お気楽はけんちょんさんのお手伝いをしました。

飴色チキンがすごすぎる!!


どれもこれも、最高に美味しかったです!

最後はトランプを使ったプレゼントタイム。

3つしかない大物のうちのひとつを私がゲットしました🤣

楽しかったし、美味しかった一日でした!

山飯登山部の皆さん、ありがとうございました!!


ゆっくりなお気楽に付き合ってくれたゆずさんとぷにこさんと記念撮影。

1月になったら一緒に雪山に行こうと約束しました。

楽しい時間をありがとうございました!


https://youtu.be/vnLD9g4SStc?si=rsfmY6MzniCSR3vY

↑↑↑

YouTube動画にまとめてあります。

YouTube始めてから、私の稚拙な文章では伝えられないあれこれを残せるので、とても重宝してます。

私のババァ顔が満載でそこはホントは嫌なんだけど、、、事実だから仕方ない(涙)


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【埼玉、寄居】釜伏山~荻根山~風のみち。2023年12月3日(日)


釜伏山・もみじの森から、こんにちは!


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今週末は、ターボはお休みの回。

花子を誘ってハガレーナと3人で出かけることになりました。

今年の秋は週末のお天気が安定していて、雨に降られたのは、秋の始まりにウサ亀さんと行った船ケ鼻山(本当は浅間外輪山予定だった)くらいでした。

気持ちの良い青空の下、色んな地域で、素晴らしい紅葉に出会えた今秋でしたが、唯一地元のお山を歩いていなかったことに気がつきました。

あらあら、お気楽としたことが、、それでは片手落ちではないですか。

今回は車で30分位で行けるご近所を歩いて来よう🎵


候補に上がったのは、

①皆野アルプス(破風山)

②長瀞アルプス(宝登山)

③中間平~皇鈴山

④笠山・堂平山~大霧山

⑤美の山

⑥鐘撞堂山八の字コース

⑦虎ケ岡城址~雨乞山

⑧釜伏山~風のみち


うーん、地元の山だけで、こんなに候補が上がるとは!

私たちって、やっぱり山に行くには絶好のエリアに住んでいるんだなぁと嬉しくなりました。

(今回は候補にしませんでしたが、「武甲山~大持・小持山」や「両神山」「小鹿野アルプス」もあります!)


しかし、この日は秩父夜祭りが行われます。

もしかしたら昼間でも140号が混雑するのかも!?と思い、寄居から裏道経由で行ける「釜伏山~風のみち」を歩くことにしました。

ひまの散歩や平日の仕事中に見る地元の山は、紅葉が進み、山が膨らんでいるように見えます。

東北とは色の濃淡が違ったり、西上州のようなヒダヒダ山並みでもありませんが、地元の里山ならではの美しい秋に出会えたらなと思います。



《登山難易度 5》


自宅を6時45分に出発し、花子を拾って、コンビニに寄ってなどしても、現地(風布・日本水の里)に7時25分には到着しました。

寄居から皆野に抜ける有料道路があり、無料区間内の二つ目の出口が風布なので、あっという間に着いちゃいます。


7時半頃歩き始めました。

朝日が当たるお山に向かってしばらく車道を歩いていき、「日本水」の看板がある所から林道に入って行きます。


林道の途中で左手に山道が現れます。

「←日本水」の標識が目印です。

大きな岩場が目の前に現れると、初めて見たときは(釜伏山は岩場が多いと聞いていたので)「え?もしかしてあそこ登るの!?」とびびりますが、岩を巻くように、左にちゃんと階段があるので大丈夫です😁

花子が「体が重い、、」と呟いたので、私も「重いね~😆」と返しました。

歩き始めは大体そう、、まさに、さだまさしの「自分の重さを感じながら坂道を登る~🎵」です😅


階段を登った先は尾根でした。

早速里山らしい茶黄色の紅葉にうっとり。


釜伏山へは岩の多い尾根を登っていきます。

花子は高所恐怖症のケがあって、岩場は若干苦手意識があります。

落ち葉が滑るので、気をつけて~⤴️

急斜面なので、途中から前に手をついて、ハイハイみたくなってました(笑)


この岩場登りルートを私は結構気に入ってます。

難易度は高くないし、アスレチック感覚が楽しいし、岩場は標高を稼げるのでいいんですよね。

以前ツツジの季節、ここで義姉の素敵な写真が撮れた時、義姉が「これを遺影にして」と言っていた話をすると、花子が「イェーーイ!」とポーズをとりました。

おぅ!

遺影だけにな。


岩場を登りながら右手にこんな景色が広がります。

風布ののどかな里が見え、日本水の汲み取り場も分かります。

里山の奥には、ポコポコとした形の御荷鉾山。

浅間山は雲の中でした。


ツツジの赤い紅葉。

登山道には「火の用心」とペンキで書かれた防火用のドラム缶が点々とありました。

そのほとんどに穴が開いて、中身はスッカラカンでしたが、、。


(上)かつては側まで行けた「日本水の源泉」分岐。

大きな岩からポタポタと清水が滴る様子を見ることができたらしい(ハガレーナは昔見たことがあるそうで)のですが、今は岩の崩落の危険があるということで、立ち入り禁止になっています(涙)


岩場を登っていきます。

左手に見えてきたのは、登谷山の電波塔です。

今日も雲ひとつない秋晴れ!

今年の秋はホントに晴れが多かったですよね。

台風の話もほとんど聞かなかった気がします。


見晴台までやって来ました。

180度の大展望!

寄居の町や鐘撞堂山もよくわかります。

遠くは霞んでいて、スカイツリーを見ることは叶いませんでした。


三人で記念撮影。


見晴台からわずかに登ると釜伏神社奥の院に到着します。

ここが釜伏山(582M)山頂です。

狛犬は狼。

この地域の神社は狛犬が痩せた狼であることが多いです。

手をあわせて、今年一年ケガなく山歩きできたことの感謝の気持ちをお伝えしました。


山頂は展望なく杉で薄暗いので、お参りしたら即下山(笑)

(上)落ち葉がたんまり積もった岩場を慎重に慎重に下りました。

動画では、この辺りの杉でハガレーナがポールダンスする様子が出てきます(笑)

今日はターボがいないので、ハガレーナがお笑い担当です。

彼女も結構イケルくちなので、、🤣

(下)あら、前方がやけに明るく輝いていますよ!

なんだ?なんだ??


側に行くと、そこはもみじの森でした。

朝日が斜めから射し込んで、黄金色に輝いています。

まるでスポットライトを浴びているみたい。

地面も平らで、休憩するのに丁度良い倒木もあったので、ここに座っておやつ休憩することにしました。

食べたのはインスタントのおしるこ。

寒くなってきたので、こういうおやつが美味しい季節です。


見上げれば、こんな眺め。

あー、気持ちがほっこりします。

花子がしみじみと「秋だね~⤴️」と言ってました。

ここで、ハガレーナのApple Watchで、離れた場所からスマホカメラを操作できることを思いだし、あれこれ試してみました。

動画にその様子をのせているので、良かったらご覧ください。


お腹も心も温かくなったので、次に向かいます。

釜伏神社には立ち寄らず、分岐を右手に進みます。

最後はこれまたズルズルと滑りやすい急坂を下って車道に出ました。

(下)左手に現れた荻根山の登山口。

聞くと花子がまだ荻根山に登ったことがないと分かったので、立ち寄ることにします。

入り口に沢山あった気味の悪いお札(前も後ろも側面もびっしりと文字で埋め尽くされている💦)の数が減っているような印象です。

ここで何かのおまじないめいたことをしていた人が亡くなったか、やめてしまったか、、今はそのグループの皆さんが訪れてないのかなと思いました。


荻根山は、最初のピークまで、ほぼ岩場の直登です。

何重にもなったロープがあり、それを便りに登っていきます。


(上)岩場の途中、水色の木製ベンチがある場所からの眺め。

この眺めが素晴らしくて、私は何度もここへ来てしまうのです。

足元は崖で、一歩踏み出せば死の世界で、見える景色はまるで天国のよう。

里山、長瀞の町、宝登山などの低山の奥には西上州の山並み、左手には両神山。

この爽快感はここに立たないとわからない。

足元のゾワゾワ感も含めて、私の大好きな景色です。

この後なだらかな尾根を歩いて山頂まで行き、おやつ休憩のあと、下山しました。

(ビデオばかり撮っていて、写真がほぼありませんでした💦)


あ、一枚あった!

山頂直下から撮った写真。

左のギザギザは両神山、右の二こぶは城峯山、城峯山の手前が宝登山。

そして、赤い矢印の山は私の大好きな御座山です。

長野の山まで見えちゃう🎵

この、遠くに行くほど標高が高くなる、幾重にも重なる奥行きのある景色がいいんですよね。

荻根山は、やっぱり好きな山だ✨


再び車道を歩いています。

車道脇の展望台に立ち寄りました。

ここには東屋があり、山名板もあるので、車で来て景色を眺めるのに、とても良い場所です。

入り口に特に標識がないので、知らない方も多いのではないでしょうか。

ドライブで来たら、是非立ち寄ってもらいたい。

基本的に荻根山から見えるのと同じ角度です。

目の前の電線が邪魔ですが🤣


あ、ここからも御座山が見えますね!


更に車道を歩いて行くと、目障りな電線のない場所もありました!

左手にさっきは見えなかった美の山も見えました。


塞神峠までやってきました。

ここから車道を離れ山道に入っていきます。 

かなり葉を落とし、足元は落ち葉でフカフカです。 

花子が木立を見上げて「ほとんど裸ん坊だね」と冬枯れを可愛く表現していました。

花子は選ぶ言葉が優しくて、温かくて、時々童話っぽいなと思います。


(上)仙元峠を通ります。

(右上)山の中に「小御岳」と彫られた石碑があり、みかんがお供えしてありました。

地元の方の信仰の対象になっているお山なのでしょうか?

(下)杉と檜の森、、しっかり下打ちされて、光が良く射し込んで美しいです。


(左上)途中右手の木立の間から、寄居の町が見えました。

朝通った荒川にかかる橋が見えます。

(右上)葉原峠に到着です。

ここからわずかに車道を歩きます。

ここでYAMAPを見ると、全行程の半分まで来たことがわかりました。

「え?まだ半分??もうだいぶ歩いてる気がするけど??」「半日で歩ける短い行程だと思ってたけど?」「おかしいな、、」「まぁ、お気楽アルアルだね😅」と会話しました💦

(下)車道をそのまま下って行けば、風布みかん園。

ガードレールが切れた場所から左の林道に入れば小林みかん園への道になります。


カーブにあったもみじが見事でした!

光の当たり具合なのか、金色からオレンジへのグラデーションになっていて、ホントに美しかったです🎵


林道を歩いていき、途中から右手の山道へ。

こちらの森は黄色が鮮やかで、素敵でした。

蔦に絡まれて絞め殺されてる枯れ木。

ウネウネと絡まりつく蔦が巨大な蛇みたいで、「うぇぇぇぇ、、」と言いながら、怖いもの見たさでしばし観察しました(笑)


落ち葉フッカフカ!

楽しい~⤴️

左手に小林みかん園が見えてきました。

この頃お昼のチャイムがなりました。


車道に出ると、右手に多彩なもみじが!!

ちょっと寄り道して、絵の具を塗りたくった前衛芸術のようなもみじを眺めました。

実際に見た色はもっともっと濃くて、写真の三倍位美しかったです。


見上げればもみじ🍁模様の空。

花子が「お星さまみたい」と。

やっぱり花子の表現は可愛らしい。


車道を小林みかん園方面へ下ります。

(上)銀杏が多く、道の端が黄色い縁取りになっていました。

この黄色も実際はもっともっと色鮮やかでした。

(下)小林みかん園のエリアにやってきました。

みかん狩りをする子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきました。

今日は気温は低いものの、日差しが温かいので、みかん狩りはきっと楽しいはず。


(上)くねくねの車道をショートカットするように、みかん園の中を歩いたりもしました。

(下)久保園の方に「歩きながら食べて」とみかんをひとつずついただきました。

甘酸っぱくてみずみずしくて、とても美味しかったです。

ありがとうございました。


風のみちまで下ってきました。

日本水の里まで、車道ではなく、風布川沿いにつくられた遊歩道「風のみち」を歩きます。


静かな流れに沢山の落ち葉。

多少のアップダウンはありますが、見通しが悪く狭い車道を歩くより、こちらの方が100倍楽しいです。


こちらはツツジの紅葉。

真っ赤でした!


日陰が多く、なかなかきれいにもみじを写真におさめることができませんでしたが、初めて歩いた「風のみち」は、気持ちよかったです。


姥宮神社まで戻ってくれば、日本の里はすぐそこ。

姥宮神社の狛犬は、なんと、狼ではなくカエルでした!!

びっくり😲

日本の里帰着後、ほんとは風布館で「かすうどん」を食べたいと思っていましたが、お目当てのかすうどんどころか、すべての食事メニューが売り切れでした。

日本の里の小川は水遊びする家族連れで賑わっていましたから、、。

次回はもう少し早めに下山して、絶対かすうどん食べるぞ!!



楽しみにしていた食堂が売り切れだったので、仕方なく東屋で行動食として持ってきていたパンや大福を食べました。


帰りに馴染みの風布の森田みかん園に立ち寄り、お土産のみかんを購入して帰宅しました。

ハガレーナが撮ってくれた私の後ろ姿、、花子に言わせると「戦隊もののヒーローみたい」だそう(笑)

ハガレーナのようにかっこよく決まらないし、花子みたくロマンチックにもならないし、、なぜか私は親方っぽくなる💦 

ハガレーナが「久しぶりの長い距離だったから、やりきった感出てるよね~⤴️」と言っていて、なんだか好きな写真です😁



釜伏山~荻根山~風のみち


山行の様子を動画にまとめているので、合わせてご覧ください!


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。