50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【長野、小諸】息子と行く浅間山外輪山縦走の旅 2018年9月16日(日)

《登山難易度 4》

浅間山外輪山のはしっこ「鋸岳」からこんにちは。


いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます(^-^)


当初の計画では、お気楽隊の仲間を誘って、15日(土)に四阿山に出掛ける予定にしていましたが、生憎の雨予報で日曜日か月曜日に順延することとなりました。

しかし、土曜日なら都合が良かったメンバーも日月の予定が埋まっていて参加できないことが判明。

私としては二週連続で仕事が入ったりして、しばらく山に行けていないので、ソロでも強行したいと思っていました。

そこで家族にダメもとで声をかけたところ、受験勉強中の息子が迷った挙げ句、私を気の毒に思って付いてきてくれることに。

受験勉強に疲れてきている頃でもあるので、いい気分転換になるといいなと思います。


いつものように自宅を4時に出てコンビニ経由、本庄児玉インターに4時42分にのり、関越道から上信越道へ、快調に飛ばしていました。

が、しかし、ここで問題発生。

ガソリンが少ない事に気がつきます。

いつものメンバーと出掛ける時は、最後の精算のために必ず前日の夕方にガソリンを満タンにしておくのですが、今日は家族のみなので不要だなと思っていたのが失敗でした。

高速道路というものは、ガソリンがガンガン減るのですね。

長野県に入った辺りで早くもemptyライトが点灯してしまいました。

高いけど仕方ない、高速パーキングで補充しようと直近の佐久のパーキングに寄ったところ、、なんとスタンドがない!

あちゃー(×_×)

もう焦ってしまって冷静な判断などできません。

とりあえず高速を走るのは怖いので、すぐに現れた佐久インターで降りることに。

一般道ならガソリンスタンドが山ほどあるだろう、と余裕のキモチで車を走らせますが、あれれれ、確かに山ほどあるのに、どれもこれもみ~んなまだ閉まってるぅ。

時刻は5時35分から45分。

インター降りてから10分程探していますが、開いているスタンドがありません。

ようやくロープは張ってあるものの、店に電気がついているエネオスを見つけたので、寄ってみて、息子を走らせました。

すると長野では24時間営業というお店はほぼなくて、このお店も6時からなのだとか。

あと10分なので待たせてもらう事にしました。

優しいスタンドのお兄さんが少し早めにお店を開けてくれて、6時前にはガソリン問題解決!

さて、高速を降りてしまいましたが、どうしましょう?

このまま一般道で四阿山を目指すか?

でも目の前に山頂を雲に隠してはいますが、どど~んと浅間山があります。

私は去年から4回も登っていますが、息子はまだその勇姿を見たことがありません。

ここで降りたのも何かの縁(?)と、行き先変更で高峰高原へ向かう事にしました。

若干雲が多いですが、今朝の高峰高原からも美しい雲海が見られました。

息子はこのくらいの景色でも「すごっ!あの下に町があるんだよね!?俺たち雲の上にいるんだね!」と嬉しそうです。

私はしょっちゅうこの景色を見ていますが、バスケ仲間と過ごした楽しい日々も終わり、毎日家と学校と図書館の往復だけの生活なのですから、さぞや目に鮮やかに清々しく写っていることでしょう。

車坂峠(1973M)にある高峰高原ビジターセンターに着いたのが6時32分。

トイレや支度を済ませ、登山届を提出して、7時ちょうどに歩き始めました。

この時気温は15度。

少し肌寒いですが、歩き始めるとすぐに暑くなるので、半袖シャツです。

この時は翌翌週にコマクサのメンバーと訪れる予定にしているコースの下見を兼ねて、「登山口→トーミの頭→草すべり→湯の平→Jバンド→仙人岳→蛇骨岳→黒斑山→トーミの頭→登山口」と回ってこようと考えていました。

まずはいつものように表コースを車坂山へ向け登って行きます。

登山道脇はずっと、可愛い白い花を付けたシラタマノキが縁取っています。

火山らしく、赤く崩れやすい石がゴロゴロした道です。

7時20分、車坂山に到着。

雲海が広がる先に今日は山が見えませんね。

木々の色づきはまだまだですが、小さな草木は一足お先に秋の気配です。

7時44分、毎回楽しみにしている展望スポットに到着しました。

う~ん、今日は少し雲が多いなぁ。

元々曇り予報ですから仕方ないのですが。

お隣のアサマ2000スキー場や篭ノ登山、水の塔山はバッチリ見えます。

こちらは今日登る予定だった四阿山です。

見える時にはあの向こうに北アルプスの峰々が連なっているのですが、、今日は残念!

コメツガの森の中、次の目的地は槍ケ鞘です。

突然現れる大迫力の浅間山を息子に見せたい!と思いながら頑張って登ります。

でたぁ。

恐怖の階段地獄。

木製階段の間の土が雨で流されたのでしょうね。

木の枠と枠の間が大きくえぐれているので、この枠をまたいで登っていかなければなりません。

これじゃあもはや障害物ですよ。

雪道ならこれがいい感じに埋もれて、すごく歩きやすい道に変貌するのですが。

登山道脇には毒キノコ感満載の色鮮やかなキノコが沢山ありました。

息子はずーっと先に行ってしまい、一人で何度も立ち止まり、心臓バクバクさせながらゆっくり登って行きました。

二度ほど現れるトーミの頭と浅間山を望めるカーブですが、あ~、浅間山が雲の中だ~(涙)

息子はまだ浅間山の勇姿を見れてないということね~。

8時27分。

ようやく避難小屋に到着。

登山口から一時間27分もかかってしまいました。

地図だと登山口からトーミの頭までで標準タイム1時間20分ですから、だいぶ遅い歩みです。

とうに到着していた息子が待っていてくれたので、水分補給だけしてすぐに出発します。

ここから槍ケ鞘までは5分程です。

8時33分、槍ケ鞘に到着。

浅間山の勇姿が~(涙)

初めての人を連れてくる度に、森を抜けて突然目の前に広がるド迫力の浅間山を目にした時の反応がどんなか楽しみにしているのですが、残念ながら息子には見せることができませんでした。

あの雲の中に巨大な浅間山があることなど、全く想像できないことでしょう。

トーミの頭に行くまでに雲が晴れる事を期待して先に進みます。

息子は中学時代、バスケ部の夏休みの朝練で地元の鐘撞堂山へ走って登っていたので、槍ケ鞘から見えたトーミの頭など楽勝に見えるみたいで、駆け足で登って行きました。

私はノッチラノッチラゆっくり行きます。

だいぶバテバテです。

景色が見えないから余計にテンション上がらない。

8時49分(私のタイム)、何も見えないトーミの頭に到着です。

登山口から1時間49分もかかってしまいました。

眼下は断崖絶壁で、下には湯の平が広がっていますが、何も見えません。

何も見えないトーミの頭など、ただの岩場です。

二人でウイダーinゼリーとゆで卵を食べながら、今後のルートを検討します。

外輪山と湯の平ぐるっと一周プランから、外輪山縦走往復プランへルート変更で決定しました。

理由の第一は私がバテバテなこと。

去年の秋はそこまで大変と思わなかったあの障害物登りで体力を使い果たしてしまい、とても一周コースは無理!という気分になっていたこと。

もう一つの理由は、ガスガスで今は何も見えないですが、多分あと1時間もすればガスが晴れてくるのではないかという私のオンナの勘(?)で、浅間山が見える時が訪れるのを外輪山を歩きながら待つ作戦です。

11時頃になると一旦晴れてもまたガスガスになる可能性が高いので、湯の平を歩いている間晴れていて、外輪山に登ったらガスになってた~(涙)という残念な結末を避けたい意向です。

という事で、初の外輪山制覇(今まで蛇骨岳までしか行ったことがありません)目指して、9時4分、出発です。

途中草すべりへの分岐を通ります。

この標識にはトーミの頭まで60m、黒斑山まで0.4キロと表示されています。

ん?どうなってるんだ?と不思議に思いながら歩いていました。

初めのブログにメートル表示は歩行距離でキロ表示は直線距離なのか?などと書きましたが、、

0.4キロを40mと勘違いしていて、表示が変だなぁと思っていただけでした。

0.4キロって400mですもんね。

何もおかしくなかったわ。

訂正してお詫び申し上げます。

失礼しました。

9時25分、黒斑山(2404M)に到着です。

トーミの頭から20分程。

ここは地図の標準タイム通りに歩けました。

本日の最高到達点です。

まだ浅間山も湯の平も雲の中です。

写真だけ撮ってすぐに出発。

ガスが晴れる瞬間を展望の良い尾根道で迎えたい!

おっとー⤴️

ガスが薄くなってきたぞ~!

見えてきた~⤴️

蛇骨岳へ向かう尾根道でまずは外輪山から雲が晴れてきました~⤴️

浅間山も見えてきたぞ~⤴️

息子が「あんな近くに浅間山があったんだ!」と驚いています(笑)

そして、美しい湯の平~⤴️

いつみても、君は美しい!

突然現れた素晴らしい景色に、息子もテンションがおかしい。

これです、これ。

この景色をあなたに見せたかったのです。

私たちを抜いて先を行くカップルの男性が「これだからやめられないんだよな~!」と叫んでいるのが聞こえました。

うん、うん、うん、激しく同意です(笑)

雲が絶えず流れていて、全貌を一目で見ることは叶いませんでしたが、さっきは見えなかった浅間山のスカイラインがくっきり見える瞬間もありました。

この縦走路はほんと楽しい。

外輪山のカッコいいことと言ったら!

惚れ惚れしますよ。

今日はあの先まで行ってみます。

どんな景色が待っているのか!

先に行った息子が蛇骨岳の岩の上で眺めを楽しんでいました。

10時6分、蛇骨岳(2366M)に到着です。

黒斑山から40分(標準タイムは30分)でした。

わずかに見えた北西方面の眺め。

雲の間に群馬県嬬恋村の畑が見えます。

さぁ、ここからは未知の領域。

去年の秋にランチした岩場を越えて、どんどん先に行きましょう。

岩場から恐る恐る湯の平を覗く息子。

キレイだよね~。

下に降りてみたくなるよね~。

私たちも初めて来たときは、上から見た湯の平に魅了されて、その後浅間山荘から湯の平を目指したのでした。

北側の雲が少しだけきれて、四角い畑の広がりを垣間見ることができました。

仙人岳へ向かう尾根道です。

もう森林はなく(黒斑山、蛇骨岳までは森に入ったり出たりを繰り返します)、広々としています。

出っぱった岩の上に息子がいますが、わかるかしら?

次は赤茶けた尾根の先にポツンと立っているのが息子。

私の歩みとスピードが違い過ぎて、私が鞍部に着くころにはもう次のピークに行ってしまうので、こういう構図ばかりになってしまいます。

この辺りは地図に載っている「白ゾレ」という場所のようです。

水の塔山には「赤ゾレ」というのがありましたが、確かにここの砂地は白っぽいです。

振り返ると黒斑山方面が鮮やかに見えました。

トーミの頭は雲の中。

この木の中から「チチチチ」という音がするんだと、息子が私を待っていました。

よく目をこらして見ると、腹の辺りが青色の小さなバッタが鳴いていました。

白ゾレの尾根を仙人岳へ向かいます。

一旦下って、登り返し。

外輪山は蛇骨岳辺りからカクンと右に折れるので、浅間山に向かって歩いている感じです。

目の前の浅間山がどんどん大きくなってくる!

振り返って見ると、白ゾレの全貌がよく分かりました。

10時30分、仙人岳(2319M)到着です。

黒斑山から約一時間、蛇骨岳からは約25分(標準タイム通り!)でした。

更に進みます。

仙人岳から先は岩が多い道になりました。

尖った岩の北側を巻く道があります。

岩の上の小さな点が息子。

まるで浅間山の上に乗っかっているようです(笑)

浅間山が益々近くなってきました。

近過ぎて、私のスマホでは上下に分けないと全貌が入りません。

辺りはしゃくなげの群落で、こんな岩場の間にもありました。

花の季節にはどんな色の花を咲かせるでしょうか?

すごい断崖絶壁が見えてきました。

鋸岳直下のJバンドです。

湯の平へ下るJバンドの入り口です。

どうやらこの辺りで8月15日に滑落事故があったらしく(登山口に書いてあったのを息子が見たようです)、亡くなった方の関係者がお線香とお花をたむけにいらっしゃったようです。

失礼かなと思いましたが、Jバンドを写真に残しておきたかったので、記念撮影させてもらいました。


ご冥福をお祈りします。


私たちは今日はJバンドを下らず、そのまま先に進みます。

わずかで鋸岳山頂(2254M)に到着です。

時刻は11時6分。

仙人岳から35分程かかりました(標準タイムは25分)。

いつの間にか辺りは霧で真っ白になり、何も見えなくなってしまいました。

霧が晴れる事を期待して、浅間山を正面に見れる鋸岳の斜面にてランチタイムです。

気温は19度。

近くの岩場に巣があるのでしょうか。

沢山のツバメがすごいスピードで飛んでいて、一度は私たちのすぐ側をスイーッと通過していきました。

目の前にある浅間山が見れたのはこのくらいでした。

肉眼では斜面を行列を作って登っていくハイカーの姿が見えたのですが、どうやら写真には写っていないですね。

最近は登山レベルが引き下げられ、今日もレベル1なので、前掛山へ登る人が多いようです。

お陰で外輪山は静かでした。

それにしてもあんなガレてズルズル足を持っていかれそうな斜面をひたすら登って、結果ガスガスだと、気の毒ですね。

仙人岳への急な坂をヘロヘロになりながら登っているとき、下って来られた方は、早朝から「トーミの頭→草すべり→前掛山→Jバンド→外輪山」と、浅間山の全てを網羅するコースをたどって来られた人でしたが、早朝の前掛山はそれはそれは素晴らしかったそうです。

風もなく展望も抜群で、人も少なかったそう。

展望を楽しみたければ、うんと早く登らないとダメなのでしょうね。

あー、後からその素晴らしい景色の写真を見せてもらえば良かったと後悔。

ちなみにその方は白ゾレの全貌を振り返って見た写真に小さく写っている赤い服の男性です。

いやはやすごい。

そんなコース、私には一生無理です(涙)

浅間山がすっかり雲に隠れてしまったので、少し平行移動して、Jバンドを上から覗いて見ることにしました。

岩場の下に斜めに削られたような道が見えます。

この坂が前掛山に登った後の足には堪えるらしいです(赤い男性の談)。

そこから「く」の字の反対に曲がって下る道が見えます。

いや、「く」の字の反対というより、「て」の字ですね。

私たちが浅間山荘から湯の平を歩いた時に、途中まで登った道です。

こうやって見ると、そんなに大変そうにも見えないんだけどなぁ。

実際のところ、どうなのだろう?体験していないのでわかりません。

それにしてもこの屏風のような巨大な岩の連なり、迫力がすごいです。

よくもまあ、こんなところに道を作ったものです。

どうしても外輪山から湯の平へ降りたかったのでしょうね。

だってあんなに気持ち良さそうな草原が広がっているのですから。

小さく人が歩いているのがわかるかしら?

50分程休憩したので、そろそろ帰りましょうか。

12時ちょうどに出発しました。

尾根に戻るときに、鋸岳より先の尾根(バカ尾根という嬉しくない名前がついています)を見たところです。

ガスで何も見えないし、道もないようです。

こんなところを下るのはバカだっていう意味なんでしょうか?

赤いガレガレの道は滑りやすく、簡単に滑落しそうな不安定さです。

鋸岳山頂を越え、岩の間からJバンドを除いてみた図です。

再び息子はどんどん先に行き、ピークで私を待っているを繰り返します。

ガスが益々濃くなってきました。

12時36分、ガスガスの仙人岳通過。

ガスの中、白ゾレまで下ります。

何気なく歩いていますが、左手を覗くと、ズルズルと滑りやすい白ゾレの急斜面がどこまでも続いています。

もしもここでめまいなど起こしたら、あの世までまっ逆さまですね。

人が歩く所だけわずかに平らになっているこんな道ですから。

仙人岳から20分。

12時36分、ガスガスの蛇骨岳通過。

再び下って森の中に入ります。

時々展望の尾根に出ますが、ガスで何も見えないので、朝は浮かれて歩いた道を、ひたすら黙々と歩く。

一部の低木などの紅葉が始まっていました。

森の中にはこんなぬかるんだ所もあります。

写真が見当たりませんが、午後1時26分、黒斑山通過。

蛇骨岳から30分でした。

そして、またまた写真を撮り忘れましたが、午後1時43分、ガスガスのトーミの頭通過。

今回は結局トーミの頭からは何も見ることができませんでしたね。

それにしてもちゃんと記録に残すよう写真を撮ってるつもりでしたが、私もだいぶ疲れていたのでしょうね。

トーミの頭から中コース分岐までのガレた急坂を慎重に下ります。

私はここまでに右膝がチラッと痛くなる瞬間があったので、慎重の上にも慎重に。

こんなところで転んだらシャレになりません。

午後1時53分、分岐を過ぎ中コースへ。

森の中の道は昨日降った雨の影響か、湿っていて滑りやすいので、回りの木をつかみながら下って行きました。

こんなえぐれた場所が何度も出てきます。

ここからはキノコの写真です。

登山道脇にはそれはそれは沢山のキノコが生えていました。

毒があるのかないのか、名前は何かなど、何もわかりませんが、可愛いので思わず写真を撮ってしまいます。

下ってくると広葉樹が増え、少し色づき始めていました。

今年の初め、雪道歩きをしたときに、木のてっぺんの方だけ霧氷がついてキラキラ輝いていた場所です。

息子が何かの実を観察していました。

赤いナナカマドの実が色鮮やかです。

この道は冬の雪道で、シリセード滑りをして、「ターボ」がストックを折った場所ですね。

アサマ2000が見えてきました。

シロタマノキが可愛い。

カラマツのあるこの広い道に出れば、残りわずか。

平らな道をどんどん進みます。

ここは「ナース」が雪の中に埋もれて遊んだ場所です。

色んな思い出がよみがえります。

駐車場がみえてきました。

午後2時53分、分岐からちょうど一時間で戻ってきました。

なかなかに疲れました~。

展望あるかないかでこの疲れもだいぶ違うのだと思います。

息子に見せたかった景色を全てではありませんが、6割位見せることができたかなと思います。

感想を聞くと「楽しかったよ」との事。

展望を楽しめたのは、9時半位から11時位までの1時間半位だったでしょうか?

ま、去年の夏に浅間隠山に登った時は、ずーっとガスガスで雨まで降ってきて終始白い世界だったのですから、それよりはだいぶ良かったです。

いい気分転換になったでしょう。

私も初めて息子と二人の山旅で、いつもとは違う新鮮な楽しさがありました。

さてさて、お気楽隊と行く翌翌週の浅間山ハイキング、どんなコースを選択しましょうか?

次の浅間山では、登ったその日の夜に「姫」の別荘(正確には姫のご主人の別荘)に泊めてもらう予定なので、ちょっとくらい行程が長くてもみんな文句言わないかしらね?

よ~く考えなくては!

登山口0700~(20分)~車坂山0720~(24分)~展望スポット0744(5分)~(38分)~避難小屋0827~(5分)~槍ケ鞘0833~(16分)~トーミの頭0849(15分)~(21分)~黒斑山0925~(41分)~蛇骨岳1006~(24分)~仙人岳1030~(36分)~鋸岳1106(54分)~(36分)~仙人岳1236~(19分)~蛇骨岳1255~(31分)~黒斑山1326~(17分)~トーミの頭1343~(10分)~分岐1353~(1時間)~登山口1453


全行程 7時間53分

(うち歩行時間 6時間39分)

最大標高差 474M(1930M~2404M)

歩数 22400歩

パーティー 2名(息子と)

【プロフィール】メンバー紹介

このブログに登場するお気楽隊メンバーの紹介をします。


【隊長】 [黒斑山にて]

私(やまみほ)です。

山行計画、召集を行い、山行中は皆の体調を気遣いつつ、先頭を歩く心優しきリーダーです(自分で言うか!)。

私のリュックは、皆が困った時に何でも出てくるので、ドラえもんのポケットと呼ばれています。

自撮り棒を駆使して、美しい景色をバックに皆の集合写真を撮ることに、強い使命感を感じています。

そのためいつも私の顔が巨大に写りますが、決して顔が大きい訳ではありません。多分。

お腹がゆるいのが目下一番の悩み。

よく使う言葉は「楽勝!」。

実際はなかなか楽勝!とはならないのですが、、。

要するにいつも読みが甘いのです(反省)。

熊鈴、ホイッスル、バードコール、蚊取り線香、バーナー、山の地図の担当です。



【ターボ】 [八方尾根にて]

お気楽隊の隊員第1号で、最も高い参加率を誇ります。

私(隊長)と共に仕事中のランチタイムを利用して山の計画を立てる大事な相棒です。

2016年秋に隊長に誘われて北八ヶ岳に出掛け、強風の中、高見石から見た白駒池の美しさに魅了されたことをきっかけに、山登りにドはまりしました。

寒いオヤジギャグがお得意。

よくもまあそんなにポンポン思い付くなという感じ。

頭の中の信号伝達機能が少し変なのだと思います。

足が長いので大きな岩などスイスイですが、少々臆病者のケがあり、「鎖場」や「ハシゴ」という表示に敏感に反応します。

とにかく慎重派です。

好きな言葉は「大展望」。

15分タイマーとライト付きルーペ、気温計測、道路地図の担当です。


【ハガレーナ】 [田代山にて]

コマクサ探検隊所属。

ターボに次いで登場頻度の高い隊員です。

小柄な体は全身バネのようで、身軽でしなやか、体力抜群です。

上等なカメラを持っておらずスマートフォンでの撮影のみのお気楽隊の中で、唯一iPhone撮影なので、ズーム写真はハガレーナ担当です。

大体最後尾を歩き、体力のない隊員を優しくフォローしてくれます。

好きなものは、岩登りと足の長い蜘蛛やゾゾゾっとするようなゲテモノ全般。

難易度の高いルートだと「アスレチックだ~🎵」とワクワクし、キモチの悪い物を見つけると必ず写真撮影しています。

ウエットテイッシュと敷物、チョロギの担当です。


【ピカンチ】 [御岳山にて]

コマクサ探検隊所属。

華奢な体で、体力に自信はないようですが、意外と参加します。

得意技はおすまし。

写真を撮っても決して笑わないので(この写真は笑っている奇跡の一枚です)、隊長としては機嫌が悪いのか!?と心配になりますが、どうもそうではないようです。

寒さに極端に弱く、寒いと益々不機嫌そうになります。

中禅寺湖畔の高山で私が道間違いをし、強風にあおられてから、その後の参加がありません。

予定が合わないからだと信じておりますが、、果たして!?


【ウォーリー】 [大菩薩嶺にて]

コマクサ探検隊所属。

いつもシマシマの服を着ている我らがオシャレ番長です。

土日勤務なので、なかなか参加できませんが、獣の気配におののきながらの大菩薩嶺への夜道歩きで、衝撃の山旅デビューを果たしました。

その大展望に感動して、誰よりも高い登山靴とリュックを購入しましたが、あまり出番がやってきません。

好きなものは「安楽の焼き鳥」。

山にはたまにしか行きませんが、宴会には必ず参加します。

彼女と一緒だと笑い声が絶えず、楽しさ倍増します。


【ナース】 [池の平にて]

コマクサ探検隊所属。

仕事が忙しいので参加率は低いのですが、ガイドさんとの遭遇率の高さは大谷翔平もビックリです。

体力があるので、たまの参加でも全く疲れません。

とにかくタフ!

医療の知識が豊富なので、メンバーがケガをした時にはとても頼りになるはず。

幸いまだその機会はありませんが。

誰よりも心が広く、頼れる存在です。


【姫】 [袈裟丸山にて]

コマクサ探検隊所属。

メンバー1のきれいどころ(写真手前。奥は私ですので)。

写真を撮ると一番絵になります。

朝早く起きることができないので、滅多に参加しません。

マイペース(言い換えればワガママ)なので、時々和を乱しますが、可愛いので憎めません。

持参するおやつは、私たちの持ってくるスーパー菓子とは違って、お取り寄せのような(貰い物らしい)高級菓子です。

ジョギングやゴルフもするアクティブな一面もあります。

苦手なものは片栗粉。

人からもらった大福の粉を全てはたき落としてから食します。


【MASA】(写真手前) [玉原湿原にて]

コマクサ探検隊所属。

今までに二回だけ参加しました。

子ども達の部活送迎などあり、なかなか参加できません。

メンバーの中で一番若いのですが、体が軽すぎるのか、強風が吹くと飛ばされそうになります。

誰にでも優しく穏やかな性格で、とってもいい人なんです。


【花子】 [根子岳にて]

メイちゃん山岳会所属。

メイちゃんは花子の家のおデブ猫ちゃんの名前です。

子供の頃からご両親に連れられてずーっと山登りしてきて、アルプス縦走や山小屋泊などの経験も豊富。

メンバーの中で一番経験値の高い隊員です。

体力がありますが、ご主人がもっと高いレベルの山に向かいたい志向になってきたので、そろそろ私たちお気楽隊レベルのハイキングに参加しようかなと考え始めているようです。

口癖は「しょっぱい山」。

(ご参考)

山登りには参加しませんが、花子んちの【メイちゃん】の姿はこちら。

花子は失礼な❗と言いますが、誰がどう見てもおデブさんですよね。


【勝どん】 [長瀞アルプスにて]

メイちゃん山岳会所属。

仕事と子供の野球サポートが忙しく、なかなかご一緒できません。

私がブログを始めたのは、勝どんの「そろそろブログに進出したら?」の一言があったからです。

ポリシーはポールを使わないこと。

ストイックにどんどん高みを目指します。

私たちとの距離が離れる一方ですが、たまには一緒に登りたいな。

奥多摩、奥武蔵、奥秩父の山が好きみたい。

あれ?奥ばっかりだな。


【義姉】 [上高岩山にて]

とちおとめ登山隊所属。

夫の姉です。

東京在住ですが、山の計画と予定が合うと、帰省してきます。

独特の愛すべきキャラクターで、参加の度に色々やらかしてくれます。

忘れ物が多い。

その度に私に「お姉さ~ん(ー_ー;)」と言われています。

参加の条件は行程が短く、高低差が少ないこと。

最近新しいリュックを購入。

実家に置いてくれているので、うちの子供達が使える(笑)


【長女】 [日光白根山にて]

私の娘です。

今のところ年に一回位登場します。

まだ登山靴を持っていないので、このときは弟の大きすぎる登山靴を借りてきました。

身長が172.6センチあり足も長いので、大股でガシガシ登ります。

小学校から高校までバレーボールで鍛えた体は体力バッチリで、全く疲れを見せません。

筋金入りの晴れ女を自称します。

そのうち登山靴を買ったら、美人の友人を連れてきてくれるらしいので、今後の写真映えに期待大です。


【次女】(一番手前) [浅間隠山にて]

私の二番目の娘です。

ブログには一度だけ登場しました。

この前の田代山編で一緒に寝ていた番犬ひまが脱走したのに気が付かないで、10時頃まで爆睡していた例の娘です。

登山靴は持っていませんが、オバ(義姉)の靴が家にあるので、時々誘うのですが、バイトが忙しくなかなか参加できません。

剣道で鍛えてきたので、体力はあるみたい。

性格は結構ユニークです。

私の知らない二次元の世界に詳しい(笑)


【長男】 [蛇骨岳にて]

4歳の時に白馬岳で遭難しかけた逸話で登場した私の息子です。

あんなにビービー泣いていた子が今や身長183センチになり、背中には急激に伸びすぎたための横割れ線(妊娠線の横バージョン)が沢山あります。

いつの間にか我が家でいちばんの力持ちになり、山に行くときはポーターとなるので便利になってきました。

大学生になったら山岳部に入るよう私は勧めていますが、夫はヨット部をイチオシしているので、さてどうなるでしょうか?


【夫】 [鍋割山にて]

私の影響で山登りを始め、一時は地元の山岳会に所属するほどのめり込んでいましたが、今は仕事が忙しくほぼ山に行けていません。

山はソロ山行が多く、彼が山に行くときは必ず雨が降るらしいです。

こちらは筋金入りの雨男(涙)

途中で沢登りに転向し、奥秩父の沢に仲間とよく出掛けていました。

沢での雨は命取りになりますから気を付けてもらいたいものです。

今年の初めに雪道歩きを体験したかったので、夫に同行してもらい、ブログには一度だけ登場しています。


【ひま】 [我が家にて]

我が家の番犬です。

地元の山に登るときに、時々同行します。

番犬として怪しい人にはちゃんと吠えるのに、散歩中や山ではむやみに人やよそさまの犬に吠えかかったりすることのない、TPOをおさえた結構できるやつです。

ただ脱走癖があり、度々家人を困らせます。

田代山編では、ひま脱走事件が勃発し、ひとネタ加えてくれました。


こんな個性が色々のお気楽隊です。

今後ともよろしくお願いします🙇⤵️

逸話が発生したり、新しい参加者があれば、随時更新しますね。

【長野 白馬】雨の八方尾根を歩く。渦巻く雲の間から見える雪渓のチラリズムが悩ましい。2018年8月25日(土)

《登山難易度 3》

白馬、八方池からこんにちは。


いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!


今回の山旅は自身三度目の白馬です。

白馬岳には20代の時に友人と、40代の時に家族で登った経験があります。

いずれも猿倉から入山し大雪渓を登り、白馬山荘で一泊し、翌日白馬大池、乗鞍岳経由で栂池平へ下山するルートでした。

家族と登った時は下山日に雨に降られ大幅ペースダウンで、ロープウェイの運行時間に間に合わず、遭難一歩手前のような体験をしました。

このコースを歩く人たちは早朝出発するのでしょうが、山頂での夫の友人の結婚式に参列してからの下山だったので出発が遅れたことも原因でした。

一番下の息子は当時4歳でした。

二日間自分の足で歩き、あの大雪渓を歩いた最年少記録なのではと思います。(何の根拠もありませんが(笑))

しかし二日目ともなると疲れも出ますし、誰にも会わない雨の下り道(登りでは多くのハイカーがいたので、皆に声を掛けてもらい張り切っていましたが)、どうしても歩みはゆっくりになります。

ロープウェイに間に合わないと判断した夫が突然自分のザックの中身を取り出し始めました。

何事かと思いましたら、ほぼ空になったザックの中に息子を入れて、走って下り、先にロープウェイ乗り場に行ってロープウェイの運行を延長してもらえるよう頼んでくると言うのです。

ザックの中に正座のような形で入れられた4歳の息子の頭がザックの上に出た何ともシュールな状態で、夫は長い足を使いタッタッタとあっという間に駆け降りていきました。

私と娘二人は暗くなり始めた雨の道を、不安に思いながら進みました。

途中小さな分岐が現れましたが、地図には表示がなかったのでどっちに行くのか迷いました。

仕方なく右に行ってみようと足を踏みだそうとした瞬間、次女が「あっ!父さんの靴下だ!」と。

見ると左の道に入る所の木の枝に夫の薄汚れた靴下がぶら下げてあったのでした。

危うく道を間違えるところでした。

夫がザックの中の息子にタオルか何か取ってと言うと、手に触れたのが靴下だったらしいです。

オレンジ色のタオルなどでしたらもう少し目立ったのだと思いますが、何とか地味な靴下を次女が見つけてくれて良かったです。

夫の靴下発見で遭難の危機を回避し、更に下り、車道が見えた所で夫と再会できました。

ロープウェイ乗り場に息子を置いて迎えに来てくれたのです。

聞くと、ちょうどロープウェイの係員が車で下山するタイミングに出会えたらしいです。

ロープウェイの運行延長はやはりできないそうで、その代わり事務所の鍵を貸してくれ、そこから電話でタクシーを呼ぶように言われたそうです。

ロープウェイの係員も立ち去ったロープウェイ乗り場に息子を一人残してきたので、急いで戻らなければいけません。

日はすっかり暮れてしまい、辺りは真っ暗です。

駆け足でロープウェイ乗り場に行くと、4歳の息子が泣き叫びながら、まさに屋根のある建物から真っ暗な雨の世界に駆け出してくるところでした。

ひとりぼっちで留守番している間に、何でも「覚醒剤、絶対ダメ!」の怖いポスター(目が光っている鬼の顔だったらしい)が目に入り、恐怖で駆け出してしまったらしいです。

二つ目の遭難回避できた瞬間でした。

あと1分遅ければ、ザーザーと降りしきる雨の中、息子は漆黒の闇に消えていたのだろうと、今考えても危なかったと思いゾッとします。

大泣きする弟に姉がクッキーの「チョイス」をあげて慰めたのですが、その思い出から今でも息子は「チョイス」を食べると涙の味がするのだそうです。


だいぶ前置きが長くなりました。

ついつい思い出が溢れてきて、長々と書いてしまいました。

20代では二日間を大して疲れもせず楽しめたのですが、40代では自分の歩みも遅くなり遭難しかけた白馬岳。

50代も半ばになると、とても自信がありません。

ということで、今回は白馬岳を「見る」山旅を計画しました。

白馬三山が目の前に見える展望の八方尾根を歩きます。

八方尾根を更に登ると唐松岳ですが、今の自分の体力ではその手前の唐松山荘までも無理があり、八方尾根の中程にある丸山ケルンを目指すくらいがせいぜいだろうと判断しました。

帰りのロープウェイの時刻に間に合わない恐怖は二度と御免ですからね。

丸山ケルンからでも大迫力の白馬三山を見渡せるはずです。

皆さんのブログの写真を見て、期待に胸を膨らませ出発です。


自宅を早朝4時に出発、いつものようにコンビニ経由(セブンイレブンのお兄さんが毎回同じ方で、最近は私たちを見るとニヤッと笑う気がします。またあのオバチャン達が来たよ、という感じでしょうね)、本庄児玉インターから高速に乗ったのが4時22分。

長野インターを5時50分におり、途中わずかに有料道路を通って、八方尾根ロープウェイのあるホテル街の駐車場に着いたのが6時45分でした。

本庄児玉インターから2時間20分ほど。

白馬ってこんなに近かったのね~!

これならバリバリ日帰りの行動範囲内です。

前々回の田代山で車での行程に対する許容範囲が拡大し、行動範囲が随分広がっている気がします。

ホテルの駐車場(500円)に駐車しました。

ポツポツと雨が降りだしています。

小雨の中、急いで支度を整えます。

雪の山以外で初めから雨合羽を着て歩き始めるのは二年前から山歩きを再開して初めての経験です。

雨予報だとずっと中止や延期にしてきましたからね。

ホテルのフロントに駐車料金を支払いに立ち寄り、今日の天気を聞くと、雨の予報だとか。

自宅で昨日と今朝調べたネット天気予報だと晴れで午後3時位から雨の予報だったのですが、どうやら予報が変わったようです。

女将さんが「雨の予報だけど、早めにあがるかもよ。それに上は抜けてるかもしれないしね」と少し元気づけてくれました。

傘をさして八方駅まで歩くと、駅の側にも駐車場(600円)があったようです。

次回はこちらに停めましょうかね。

八方駅です。

長野オリンピックのお陰ですね。

八方駅の標高は770M。

ゴンドラ、リフトと乗り継いで、1830Mの八方池山荘まで標高差1060Mも運んでくれます。

7時10分、ゴンドラ乗車口で往復チケット購入しました。

大人2900円ですが、ターボがmont-bellの会員証を持ってきていて(私は毎回忘れるのです(涙))、4名まで割り引けるとのことで、一割引の2610円で買えました。

ゴンドラリフト「アダム」に8分程乗り、うさぎ平のカフェやショップのある立派な建物内のトイレをお借りした後、アルペンクワッドリフトに向かいます。

相変わらずの小雨です。

足元には美しい花が沢山咲いていて、時々伸びた草が足に当たります。

この時はまだ「上に行けば抜けてるかも」という女将さんの言葉にわずかな望みを託していましたが。

黒菱平(標高1680M)に着くと、更に霧が濃くなってきました。

鎌池の木道を通り、最後のリフトです。

4人でリフトに乗ろうとしたら、最後のターボだけ係のお兄さんに「次のリフトにしてください❗」と強く押し返されたらしく、少し傷付いたターボひとりぼっちの図。

少しだけ町を流れる川が見えます。

山の方にも雲がありますね。

このリフトは地面からの高さが1.5mの近さなのだそうです。

色とりどりの花を眺めながら上っていきました。

7時50分、山頂駅に到着です。

気温は21度。

八方池山荘です。

標高は1830M。

一気に高山にやって来ました。

白馬三山の絶景スポットだそうです。

目標の丸山ケルンまでの道のりを確認します。

予報によると、午前中の降雨確率50%、午後は70%、雷雨の予想です。

小雨の降るなか、7時55分、歩き始めます。

左側が開けた道です。

天気が良ければどんな絶景が見られるのでしょうか?

分岐です。

右手は尾根を通って石神井ケルン(地図では八方山ケルン)経由の道です。

今日は展望ゼロなので、歩き易そうな左手の木道を選択しました。

二本ある木道は左側通行です。

8時27分、約30分かけて八方池までほぼ半分の所まで来ました。

ここまで1.5キロのようです。

ベンチのある広場で二回目の給水を取りました。

右に大きく曲がる木道横には沢山のベンチとテーブルがあり、いつもなら眺めを楽しむハイカーや観光客で賑わう場所なのだと思います。

道は右に折れ、尾根に向けて登ります。

小川の流れる音を聞きながら進むと前方にケルンが見えて来ました。

尾根に出ました。

二つ並んだケルンが見えます。

遠くに見えるのは八方ケルンです。

尾根道との合流地点にはトイレがありました。

尾根道に出てすぐにケルンに到着です。

8時41分、息(やすむ)ケルン(地図では第2ケルン)です。

登山口から約45分ですね。

息ケルンは、この辺りで亡くなった息子さんのために親御さんが建てた慰霊碑です。

息(やすむ)というのは、息子さんのお名前だそうです。

当時は今みたいなロープウェイも整備された道もなかったのでしょうから。

先人の苦労と苦難を経て、今私たちのようなお気楽隊も尾根歩きを楽しめるのですね。

今日は天候悪化などでどこまで行けるか分からないので、一応早めに記念撮影。

今日のメンバーは、ターボ、花子、ハガレーナ、私の四人です。

滑りやすい蛇紋岩の道を登ります。

斜めになっている石に足を乗せるとツルッと滑り、膝が変な方向に持っていかれるので注意が必要です。

10分程で、八方ケルン(2035M)に到着です。

八方ケルンは慰霊碑ではなく、道標のようです。

八方ケルンからの眺めです。

雲が邪魔だ~(涙)

岩がゴロゴロした道を登ります。(振り返って撮影。八方ケルンと尾根のトイレも見えています)

広々とした尾根にあった山座同定用の看板です。

あー、こんなもの見せられても~(涙)

それにしても、雲がなければこんなにも見事な展望なのですね~。

霧の中、木道を下って八方池に向かいます。

八方池が見えてきました。

お天気が良ければ、白馬三山が湖面に映っているはずでした。

深さはどのくらいなのでしょう。

青い湖面が美しいです。

池の周りを反時計回りに歩きます。

あいにくの天気で展望がないため、花を愛でながらぐるっと。

ノコンギクです。

タカネマツムシソウ。

対岸までやって来ました。

静かな湖面を見ながら小休止。

時刻は9時20分、おにぎりをひとつ食べました。

ここまで1時間25分程かかったので、帰りの時間を考えて、どこまで行けるか話し合いました。

とりあえずこれから1時間半歩き、11時までは行ける所まで行って、そこでお昼休憩を30分取り、下山を開始しようという事になりました。

再び歩き始めると、すぐに小さな池溏がありました。

ここからは本格的な山道になります、、と表示されています。

八方池まではほぼ木道なので、観光客の散策コースみたいです。

さて、歩き始めましょう。

どこまでいけるかな?

紅葉の始まっている低木もありますね。

痩せた牛の背中のような岩の尾根を行きます。

ここは晴れていれば360度の大展望なのでしょう。

今日は残念ですが、強風が吹いていないだけ良しとしますか。

森が見えてきました。

八方尾根は森林限界の後に再びダケカンバの森が現れる逆転現象が起きている珍しい植生なのだそうです。

この森が素晴らしかったです。

ダケカンバの巨木が雪の重みや強風にさらされるからか、奇妙な形に曲がりくねり、不思議な空間を作り出しています。

アバターの世界みたい。

目の高さには赤い実が雨に濡れてより艶やかに輝いています。

二つ目の森にはダケカンバの間にナナカマドが沢山。

あと1ヶ月もすれば、森は黄色と赤の共演が始まりますね。

森を抜けると尾根の左側を歩く道になります。

こんな石を丁寧に積み重ねた階段なども現れ高度を稼ぎます。

八方尾根は初めから終わりまでずーっと花に囲まれたフラワーロードです。

汗をかいた息子の頭を思い出します。

花子も野球をやっている長男を連想したみたい(笑)

ハッポウアザミです。

下を向いて咲くのが特徴だとか。

この辺りからトリカブトの群生が始まります。

あわわわわ、中はこんな感じなのですね。

トリカブトは悪いイメージがあるので、なんだか凶暴そうに見えます。

これは紫色が鮮やかでキレイです。

左側斜面もお花がいっぱい。

この辺りで雨が強くなってきたので、私は暑くて脱いでいた雨合羽を再び着ました。

そこへ山岳パトロールのカッコいいお兄さんが2名下って来られ、皆に「泊まりですか?日帰りですか?」と声をかけていました。

扇雪渓はもうすぐですか?と聞くと、「もう少しありますね。30分位かな」とのこと。

この時10時20分位だったので、行けるのは扇雪渓くらいまでかな?と思いました。

ここいらで登りで撮影した花たちをまとめておきましょう。

下りも同じルートなのですが、目線が違うかもなのでね。

これはウメバチソウです。

これは何でしょうか?

図鑑で調べると葉っぱの感じと花の姿を想像すると、もしかしてオガラバナ?と思いますが、実のついた画像がないので分かりません。

煎って食べると美味しそうな実が沢山ついていて、ここでもターボが「夏でもナッツ」と言うので、皆で後半の「冬でもナッツね」と声を揃えたのでした。

ベニバナイチゴです。

食べられるそうですが、あまり美味しくはないとのこと。

口に入れてみる勇気がなかったのですが、次に見かけたら味見してみようかな。

径2センチ位の真っ赤な花が咲くそうです。

シモツケソウ。

タムラソウ。

ノアザミに似ていますが、葉っぱにトゲがないそうです。

図鑑で調べると、ハクサンタイゲキでしょうか?

図鑑はスマホのように拡大して見れないのでよく分かりません(涙)

鈴のような花に水滴がついて可愛らしいハクサンシャジン。

大きな大きなキヌガサソウです。

大きな葉を放射状に広げ、その葉と同じ枚数の花弁があります。

花の直径は10センチにもなります。

木陰に咲いている姿は迫力があり、異様な存在感でした。

オオヒョウタンボクです。

枝先に1~2センチの白い小さな花を二つずつ几帳面に並べてつけるのだそうです。

赤い実も可愛く並んでついています。

滑りやすい急坂を登る箇所もあります。

山岳パトロールのお兄さんと会話したあと、歩き始めて一回目の給水タイムです。

15分経過したことになるので、あと15分、次の給水アラームが鳴る頃に扇雪渓ですね。

あたまの上からヒルが降ってくるから気をつけてと、ハガレーナが注意喚起しています。

左側は花が咲き乱れた美しい窪地です。

真っ赤なナナカマドの実。

10時49分、扇雪渓に到着です。

ここでちょうど給水アラームの音。

山岳パトロールさん、さすがです。

私たちを見て、このメンバーならこのくらいかかるかなという予想ピッタリで着きました。

ロープウェイ終点から2時間55分でした。

分岐を右に登って行けば丸山ケルンですが、今日はこの扇雪渓からUターンすることにしました。

扇雪渓の大きさはこんな感じ。

だいぶ解けてしまったようです。

扇雪渓を見ながらランチタイムです。

雪渓の側だからか、気温は16度。

今日はほぼ汗をかいていませんが、チョッとヒンヤリします。

扇雪渓に咲いていた可愛い花たち。

オヤマリンドウ。

登山道では見なかった面白い花がありました。

本日の最高到達点にて記念撮影。

ちゃんとした標高は分かりませんが、蛇紋岩と花崗岩との境目っぽかったので、2300Mということにしておきました。

花崗岩の上に蛇紋岩が点在している場所に見えますよね。

あの尾根まで登れば丸山ケルンはすぐそこなのでしょう。

丸山ケルンまで行ってみようかとも思いましたが、花子が「えー、もうここが終点で下山するだけの心づもりになっちゃってるよぅ」と言うので、「だよね」ってことで、今日はここまで。

どうせ丸山ケルンまで行ってもな~んにも見えないと思いますしね。

11時20分、下山開始です。

振り返って撮影。

あー、丸山ケルン、見えそうで見えないですねぇ。

ありゃー、また雲が~。

ハガレーナが呑み込まれるぅ。

下山は給水アラームを25分に設定。

登りでパトロールの方にお会いした場所にて給水タイム。

下山時は行きより沢山花の写真を撮りました。

田代山湿原でも見かけたイワショウブです。

この花、可愛くて大好きになりました。

オヤマソバです。

花つきがソバの花に似ているからその名がついたそうです。

大~きな葉っぱにびっくり。

タムラソウ。

タカネマツムシソウ。

ネバリノギラン。

茎の上部をつまむとかなり粘りけがあるらしいです。

つまんでみれば良かったな。

イワショウブ。

ウメバチソウ。

ハッポウアザミ。

ミヤマコゴメグサ。

再びダケカンバの森に入ります。

森を抜け尾根に出ました。

雲の間からチラリと見えた遠くの山が何なのか、地図を見て考えているところ。

多分見えたのは雨飾山でした。

動画ではないので分かりませんが、雲がどんどんわいてきて、動きがすごく速いです。

八方池が見えてきました。

「ここからは登山道です」の分岐に戻って来ました。

行きには立ち寄らなかった第三ケルンに向かいます。

第三ケルンです。

これはどなたかの結婚記念に建てられたそうな。

そんな事できるの!?とびっくり。

八方池の向こうに朝は見えなかった白馬三山の片鱗が見えました。

雪渓が見えますね~。

しばらく粘って眺めていましたが、結局山頂部を見ることは叶いませんでした。

雲の動きがとにかく速い!

尾根にあったお地蔵さまに、次回は大展望が見られすように、、とお願いして歩き始めました。

分岐のトイレが見えてきました。

トイレ休憩のあと、木道を下って行きました。

登山道脇には親切な花の説明板が沢山ありました。

最後まで見えそうで見えない(涙)

絶対リベンジしましょう❗

、、、と流れる雲を見ながら思いました。

わずかに見えた菅平方面。

ロープウェイ乗り場が見えてきました。

この頃になると、雨はどしゃ降りに。

足元はミルクセーキのような小川になっていましたよ。

激しい雨に煙るロープウェイ乗り場に帰り着いたのは午後2時ちょうどでした。

午後1時半頃には着ける予定だったので、だいぶゆっくりしたことになります。

何としても白馬三山の山頂部を見てみたかったのです。

ザックを膝に抱え、雨合羽のフードを目深にかぶり、どしゃ降りの雨に濡れながらロープウェイで下りました。

次のリフトに乗るとすっかり雨があがり、美しい二重の虹が出ていました。

最後の最後に素敵な景色を見ることが出来ました。

さっきのお地蔵さまが気の毒に思ってサービスしてくれたかな?

今回は残念ながら、一日中雨に降られ、雲に展望を遮られた八方尾根の旅となりました。

この秋までに、ピーカン晴れ予報の時に、再訪します!


八方池山荘0755ー(46分)ー息ケルン0841ー(12分)ー八方ケルン0853ー(18分)ー八方池0911(22分)ー(2分)ー登山口0935ー(1時間14分)ー扇雪渓1049(31分)ー(1時間7分)ー第三ケルン1227(16分)ー(34分)ートイレ1315(7分)ー(38分)ー八方池山荘1400


所要時間 6時間5分

(うち歩行時間 4時間49分)

標高差 470M(1830M~2300M)

歩数 16000歩

パーティー 4名(コマクサ探険隊&メイちゃん山岳会)

費用 一人当たり5310円

(リフト代2610円、高速代2440×2、自動車道代210円×2、ガソリン代3267円、駐車料金500円、トイレ利用料100円)


行程図などは後ほど。