50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、水上】梅雨明けを期待して、息子たちと谷川岳へ。2020年8月1日(土)


谷川岳山頂尾根から、こんにちは。


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


《登山難易度5》


梅雨明け間近、いや直前の土曜日、曇り後晴れ、テンクラAの予報を見て、谷川岳に行くことにしました。

前橋で独り暮らし中の長男ケイもコロナの移動制限のためにしばらく山に行けてなかったので、久しぶりの山歩きを楽しみにしていてくれました。

昨年秋にマチガ沢を一緒に歩いた後すっかり山に魅力され、トレッキングシューズを購入した友人のマッチョくんも久々に登場します。



ではロープウェイに乗って出発!😁



予定通り開始直後のロープウェイに乗ることが出来ました。

同乗したのは7名ほどだったかな?

間隔を開けて座るようシートに貼り紙がありました。

マスク着用も促されていましたよ。

今日はお昼頃から晴れてくる予報なんだけど、今のところはどんより曇り空ですね😅



いっぱいいっぱい雨が降った今年の梅雨。

ロープウェイ下の滝も勢い良く流れ落ちておりました。

滝壺もしっかりあるんだね!

ハガレーナが「あの滝壺に飛び込みた~い!」と言ってました。

そういうアクティビティが谷川岳(多分湯檜曽川)にはあるみたいですね。



天神平に間もなく到着~。



7時19分、天神平(1310M)から登山開始です。



天神平から谷川岳までは3.9㎞なんですね。



こんな感じの歩きやすい道です。

本日初登場!

マッチョくんの後ろ姿です😁



、、と思ったら、熊穴沢避難小屋までの道にも若干岩場があったんですね。

忘れてました。



でもほとんどは木道。

これが滑るんだ!💦

横木に足を載せながら、スッ転ばないように一歩一歩確実に歩きます。

歩きやすそうに見えて、なんのなんの、スタコラサッサとはいかないのよ💦



7時35分、天神尾根から下ってくる道との合流地点に到着です。

一昨年秋に来たときには、天神尾根までリフトで行ってしまい、そこからだいぶ下らされた苦い経験ありです😅



天神尾根のリフト終点を見渡せる場所まで来ました。

あんな高い所から一旦下らせるとか、鬼!



麓のロープウェイ乗り場の建物が見えます。



鎖もあったか!

使わなくても登れますが。



一昨年秋にはここから谷川岳が見れて、ゲッ、こんなに下って来てしまった!

あんなに登り返すのか!と思ったポイント。

今日は雲で山頂が隠れ、そのガッカリ感はありません😅

斜面を100m以上はありそうな落差で流れ落ちる滝ができていました。

明け方まで雨が降ってましたからね。



熊穴沢避難小屋が見えて来ました。



8時2分、熊穴沢避難小屋に到着です。

二人が待っているかと思っていたら、姿が見えません。

登山者が多かったのでスルーしたみたいです。

天神平から43分でした。

標準コースタイム通り!

天神平からアップダウンを繰り返しながら、単純標高差で150M弱登って来ました。



私達が避難小屋でドリンクを補充したりしている間に、息子たちは岩場を登っていたようです。



こんなところを。



ケイを見ると、結構な濡れ鼠感。

大粒とまではいかないけど、普通に雨が降ってますね。




後れ馳せながら私達も後に続きます。

まぁまぁな行列。

後ろから追い立てられるほどではないですが、思っていたよりハイカーが多いです。

東京都が外出自粛を呼び掛けてるので、いつもより少ないかと思って来たのですが。




それでなくても滑りやすい岩場なのに、濡れているので余計に怖い💦

手もフル活用で、ほぼ四足歩行でした😅

その頃息子たちはとっくのとおに天狗の溜まり場に到着していた模様。



天狗の溜まり場(岩)に咲いた花をカメラに納めて時間潰し。



水滴が素敵ですよね😊

ただ、これ、全てマッチョくんのiPhoneで撮った写真です。

ケイのカメラではレンズが曇っていたらしく全滅だったようです(涙)

まだまだ修行中。



はい、こちらは天狗の溜まり場に向け歩いているオバチャン二人の目線です😅

時々サーッと雲が切れる瞬間があり、慌てて振り返りシャッターを押します。

右の端に関越トンネルの換気口が見えます。



シモツケソウのピンクのホワホワが可愛い(*≧з≦)



岩の上にいる二人が見えて来ました。



その下の方には沢山の花が咲いていました。



タカネイブキボウフウ?



ヒメシャジン?



8時48分、天狗の溜まり場に到着しました。

熊穴沢から40分かけて、標高差280M弱登ってきました。

岩場は標高を稼げていいですね😁

標準コースタイムだったのですが、それでもケイに「遅いっ!」と言われたので、何分待った?と聞くと「25分くらい」とのこと。

おお、それはすまぬ、すまぬ。



では揃って出発です。

でもすぐに差がつきます💦

遠のく後ろ姿に「次は肩の小屋で待っててーーーっ!」と叫びました。




笹の斜面が美しいですね✨



最後の階段になりました。

この階段、段差が大きく地味に辛いのです😅



9時36分、肩の小屋がある広場に到着です。

天狗の溜まり場から45分かけて、標高差180M登ってきました。

「お、意外と早かった!」とケイが言うので、「今度は何分待った?」と言うと「10分くらいかな?」とのこと。

この山域にはポケモンが山ほどいるらしく、マッチョくんはポケモンGOをして遊んでいたようです。

岩場には岩場らしいポケモンがいるらしいですよ。

他にも同じゲームをやっている人がいて、バトルして敗れポケモンを取られたらしいです😁



ベンチから見えていた景色。

チーーン、、ですね。





山頂まではあとわずか。

ここからは尾根に咲いていた花と苔をお届けします。




ヤマハハコ?



シシウド。



マルバダケブキ?



ノコンギク?




イタドリ。




9時53分、トマの耳(1963M)に到着しました。

肩の小屋を出発してから写真を撮りながら所要12分で標高差60M登ってきました。



何組か順番待ちして記念撮影です。

今日のメンバーは、ハガレーナ、マッチョくん、長男ケイ、そして私の4人です。



コオニユリ。



オキの耳に向かいます。



エゾシオガマ?



タカネシオガマ?






真っ白だった尾根にて、雲が流れ、一瞬トマの耳が見えました。

慌ててカメラを構えるハガレーナ。



オキの耳までは標識コースタイムわずか10分なのですが、意外に岩場があったりします。

それにしても、このケイの足の長さ!

う、羨まし過ぎる😣

この人の側に立ちたくないですよ。



岩の間にも可愛い花が咲いていて、ちょっぴりアルプスっぽい😁



急斜面(南側)はお花畑になっています、、今は見えないけどね。





おおおおお、見えたーーーっ!

振り返ると、歩いてきた道に立つハイカーが絵になります。



そして、ついにネコの耳も見えました!!



遠くに青空も少し見えます。

この後晴れてくれると嬉しいな。



ハクサンオミナエシ?



10時19分、オキの耳(1977M)に到着です。

トマの耳から22分もかかってしまいました😅

先に着いていたクリスマスカラーな二人。

赤色がマッチョくん、緑色が長男ケイです。



こちらは凸凹コンビ。

チッコイのがハガレーナで、コブトリさんがわたくしです😅



雲の切れ間に少しだけ何か見える😁

晴れると信じて、オキの耳の先に行き、尾根でランチにしましょう。



時々雲が薄くなります。

イヤッホーーーイ。

期待しちゃうよ😃


キターーー、晴れてきましたよーーーーっ!



上から覗くと意外と緑の一ノ倉沢。

あの下から見たときの岩岩感は乏しいですね。

食事が終わったらもう少し奥まで行って、一ノ倉岳の手前のノゾキから下を覗いて見たいねと話しました。

結果的には食事が終わるころには再び真っ白な世界になってしまったので、これより先には行きませんでした。



断崖絶壁ですが、急斜面には花が沢山咲いています。



こんなところでランチにします。



なんと!私がゴトクを忘れるという大失態をしでかし、フライパンでチャーハンを炒めることが出来ませんでした😱



仕方なくジェットボイルで炒めたら、焦げるわ焦げるわ💦

火が強すぎたと気がついて弱めたときには、ジェットボイルの下の方の黒い部分が熔けてましたーーーっ!⤵️



このネギ入り焼き鳥は美味しくできました。

ただ炒めただけですけどね。



血の池地獄のような様相を呈しておりますが、これは焦げついたジェットボイルでフランクフルトを茹でているところ。

通り過ぎるハイカーに「美味しそうですね」と言われましたが、きっとスープを作っていると思われたに違いない!



最後はお気楽隊定番メニューのフルーツポンチです。

久しぶりだったので分量を忘れてしまって、缶詰めを一つしか持って来なかったら、フルーツがいくらか浮かんでるサイダーになりました😅



ハガレーナのシータカメラにて。

北側からは絶えずもくもくと雲が湧いていました。



お花畑の中の私達😍

ハガレーナのシータは楽しいです😁



そんなこんなで、大忙しのドタバタランチを終え、11時33分、下山開始です。

なんだかんだで、尾根に1時間以上おりました😁

雲行きが怪しくなってきましたから、とっとと退散しましょう。



ピンクが可憐なハクサンフウロ。



本格的に雨が降りだしました💦

12時ちょうどに肩の小屋で合流した息子たちのリュックにカバーを被せ、階段を下ります。



普通~に雨!

あの天気予報なんだっのよーーーっ!

やはり四阿山にすべきだったか!?

それとも赤城山ならピーカンだった!?

帰りの車の中で、それらの山域のヤマップをチェックしまくりました😅

晴れてたら悔しすぎましたが、どこもどうやら雲が出たみたいでした。



長~い、行列ができています。

やはり下りの方が混みますね。



往路では真っ白だった南側斜面の笹原が少し見えました。




渋滞。

晴れていればなぁ、渋滞も楽し!なんだけど。



遠くまで見渡せる瞬間もありました。

あの台形の山は、熊の気配におののきながら歩いた吾妻耶山ですよね、きっと。



13時8分、ハイカーでこみこみの熊穴沢避難小屋到着です。

人が多くてこんな写真しか撮れません😅

ここでカッパを脱ぎました。

雨が止んだら暑くなりそうな予感がします。



岩石がゴロゴロと顔を出している道です。

斜めになった石に足を乗せると滑るので要注意!



そして、延々続く木道。

これまた滑りやすいのは相変わらずです。

行列になっていて、一定のスピードで歩かねばならず、転ぶとこっぱずかしいこともあり、足元ばかり見て慎重に歩を進めました。



おっ、今になって山頂が見えてきた!?



ようやく天神平が見えて来ました。

この斜面をジグザグに下りながら、前を行くカップルが、「やっぱりアルプスだったかーーーっ!」と叫んでいました。

みんなどこに行こうか悩んで、今日谷川岳に決めたのにね。

晴れて欲しかった!!



天神平から見た谷川岳です。

やはり午後からは晴れるのでしょうかね?

でもあまり遅いと帰りのロープウェイに間に合わないかもしれないし、ランチの時に雨に降られなかっただけでもラッキーと思わなくちゃですね。

ここなら近いからいつでも来れる!

うん、そう思うことにしよう😁

午後1時46分に天神平に帰って来ました。

山頂出発から、2時間13分でした。

この後水道で靴を洗って、ビューテラスに入りました。



息子たちはこの中で休んで撮った写真のチェックをしていたみたいです。



外に出て天神平を少し散歩しました。



トンボが沢山飛んでいました。



なかなかじっとしていてくれないので、マッチョくんがグルグル指を回して、トンボの目を回させる作戦実行中。



目が回って身動き取れなくなった哀れなトンボです。



アサギマダラがユリに止まっています。



ハガレーナのシータを蝶が群れる中に突っ込んでみました!



蝶の目線はこんな感じなのかな?🥰



下りもロープウェイを利用します。



ハガレーナがシータを窓から外に出して、面白い写真を撮ってくれました😁



高速道路のインター近くで振り返ると、谷川岳の双耳峰が美しく輝いていました。



やっぱりキレイだ!

私達が下山するころ、雨に濡れながら登っていた人たちは、今ごろ絶景を楽しんでいるのかな?

やはり今日は午後でしたね。

この後関東地方は今日の午後梅雨明けしたと発表があったのでした。

でしょうね(笑)

私達が濡れたあの雨は梅雨の最後の一滴だったということで!!

これ、なかなか体験できないことですよね😁

梅雨の終わりを谷川岳で過ごした4人でした😊


お盆休みが間もなくやってきますね。

今年はイベント目白押しです!!

自分としてはハードルの高い山に色々チャレンジしてみようと思います。

2日たった今でも(現在月曜日の夜です)ふくらはぎの筋肉痛が取れないんですけど、、谷川岳ごときで😅

チャレンジ登山、大丈夫かな?

谷川岳ごときと言ったのは、長男ケイに「もう山頂?谷川岳って百名山でチョー大変なのかと思ってたのに、意外と谷川岳ってザコなんだな!」と言われていたからなのです😅

いえいえ、谷川岳はロープウェイを使えば私でも登れる、そして晴れていればアルペン的風景を堪能できる素晴らしいお手軽百名山ですよ。

お手軽にしたくなきゃ、コースが色々ありますから、健脚者にもいいしね。

そうだ、今度は若者には西黒尾根や、巌剛新道を歩かせて、私達はロープウェイでビュンと行って山頂で落ち合うっていう手もありますね。

見た目もめっちゃカッコいいし、谷川岳、大好きです!

今度こそ晴れた日にまた来ますね😊




⏫ヤマップデータです。


いつも応援していただき、ありがとうございます。

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