50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【群馬、みなかみ町】マチガ沢と谷川岳を見ながらランチタイム。驚き桃の木の出来事が!《中編》2019年11月3日(日)

《登山難易度5》

マチガ沢、第一展望台からこんにちは👋😃


いつもブログをご覧いただきありがとうございます!


長男ケイとその友人マッチョくんと出掛けた谷川岳山麓ハイクの【中編】です。

息子たちが戻ってきたらすぐにお昼にできるよう、食料を出しておきました。

今日はにわかに決まった山行ですし、フライパンもない(ターボ担当)ので、朝のコンビニで仕入れてきたおにぎりやパンを食べます。

お味噌汁とコーヒーだけお湯を沸かしていれようと思っています。

準備をして座っていると男性ハイカーがやって来ました。

このルートで谷川岳を目指しているそうです。

下山は天神平へ下る予定だとか。

今歩いているルートでは誰にも会わないけど、上に行けばすごい人出かもしれないねと話し、もしあまりに混雑しているようなら帰りも同じルートを使うつもりだと話しておられました。

気をつけていってらっしゃい👋😃と声をかけ、私はコーヒーをいれることにしました。

すると今度は後方から賑やかな声がしてきました。

どうやら女性のグループのようです。

「そろそろ展望台かな?」「多分そろそろじゃないかな~」「あ、あった、あった、展望台だよ~」との声です。

私は登山道を背にして座っていたので声だけを背中で聞いていました。

するとリーダーの女性が「こんにちは~!」と声を掛けてくださり、「あ、こんにちは~」と返すと、「あれ?あれ?もしやその声は!?」と言いながら私の顔を覗き込みました。

「ん?」と思い横を見ると、なんと私の目の前にいたのはブログ友達のクリさんでしたーーーーーっ!

ドッヒャーーー!

びっくり、びっくり、

びーーーっくり!

「ええええええーーー

ク、クリさん~!」

「やっぱりみほさんだ!」と返ってきました。

これはこれはもしかしてクリさんも?と思い、「もしかしてみやっちさんのブログで?」と聞くと「そう!今しかない!と思ったの!」とのこと。

考えることが同じだーーー😂

もうびっくりするやら、嬉しいやら。

クリさんとは今年の春に袈裟丸山にアカヤシオを見に行って以来の再会となります。

クリさんたちも今日の目的地はココ。

槍ヶ岳にも登れたり、フルマラソン走ったりする体力をお持ちですが、今日はあえてここまでで、この後私たちと同じように麓を散策するそうです。

賑やかなクリさん。

みんなでワイワイしながら各自お昼の準備に取り掛かりました。

チーズ入り豆乳カレーうどんを手にあっちに行ったりこっちに行ったり。

みんなで少しずつ味見をしています。

クリさんたちのランチはこういう方式みたい。

各自がそれぞれ好きなものを持ってきて、それぞれのバーナーで調理して、少しずつ分けっこしながら楽しそうにランチしてました。

まぁ、賑やかなこと。

お気楽隊も相当賑やかだと思っていましたが、その上を行きますね(笑)

皆さん社交的だし、食べ物の行ったり来たりが忙しいです。

槍ヶ岳に一緒に登ったメンバーだそうです。

皆でお揃いの槍ヶ岳Tシャツを着ていました。

みんなでワイワイランチしていると、一人の男性ハイカーと若いグループ(4~5人)がやって来ました。

狭い(しかも傾斜の)展望台にひしめく人々。

今この瞬間は渋谷のスクランブル交差点並みの人口密度でした。

あまりの混雑に座る場所を見つけられなかった若者グループもやはりここが本日最終目的地だったみたいで、そのまま下って行きました。

途中の見晴らしの良い場所でランチにするみたいでした。

クリさんたちのワイワイを眺めながらお味噌汁とおにぎりを食べていると、息子たちが戻ってきました。

時刻は11時。

空身で出発してから1時間半が経過していました。

「どうだった!?」と聞くと、途中で引き返してきたとの返答が。

え?そうなんだ。

「大変だったの?」と聞くと、めちゃくちゃ大変だったとのこと。

ここから先は急に傾斜がきつくなり(それはそうかなと思っていたけど)、岩場になってきて鎖場が現れ登っても登ってもまだまだ先があったので、こりゃ(マッチョくんの)運動靴では無理だなと思って諦めたそうです。

やはりそうなのか。

巌剛新道も甘くない!

二人に写真を撮ってきてと頼んでいたので、何枚かその様子をアップします。

初めはこんな感じの道だったんですね。

しかし徐々に傾斜がきつくなると、、

鎖場が現れたようです。

運動靴では滑って怖かったことでしょう。

途中見つけたお尻の大きな蟻(?)

後で調べると「はんみょう」という虫らしいです。

どうやら毒があったみたい。

超顔を接近させてますが触りはしなかったとのことで良かったわ~😅

目線の高さが変わっているのがわかります。

長男曰く、見える範囲は変わらなかったけど、どんどん眺める高度が変わっていく実感はあったということで。

いくらかでも苦労して登ったことで違った景色を見られたのなら良かったです。

上の二枚は横に繋がるみたいです。

確かに谷川岳が近くなっている気がしますし、景色の雄大さが増してますよね。

戻ってきた息子たちとクリさんグループも和やかに会話していました。

長男ケイがこんなにおばちゃまたちと普通の世間話ができるなんてと、様子を眺めながら「ずいぶん大人になったなぁ」と感じました。

大学入学で家を出て独り暮らしを始め、バイトでも大人たちと接しているからでしょうか。

「ずいぶん手前から賑やかな声が聞こえてましたよ」と長男ケイ。

そうクリさんたちはとにかく賑やかです。

そして食に対する意欲がすごい!

こちらはクリさんの友人Mさんが持ってきていた餅焼き用の網です。

好日山荘で購入したそうで、そこまで高くない(1000円位)とのこと。

このアイデアもらい!

即お気楽隊に取り入れましょう。

因みに下の燃料が革のお洋服を着ていますが、これはMさんの手作りなんですって!

革の小物を作るのが趣味らしいです。

長男ケイが興味津々でした。

長男ケイが海苔チーズ餅をいただきました。

この食事の懲りように長男ケイは「すげぇ工夫してる」と感心しきり。

「山に来てまで食に対するこだわりがすごい」と。

クリさんは「山での食事も楽しみのひとつなのよ~✨」と言ってました。

「何でも楽しみ倒そうとしてる姿勢が素晴らしい」とは長男ケイの感想。

ほんと、そう思う。

クリさんはいつだってエネルギッシュでそれなのにしなやかで、そしてどこまでも社交的なのです。

その上都会的で、センスが良くて、体力もあるという、、完璧!

お気楽隊メンバー憧れの存在です。

私たちも少し見習わなくちゃですね。

できることからですが、、。

クリさんに浅間山で袋ごとおでんを食べさせたのがお恥ずかしい限りですよ💦

クリさんが私を友達に紹介してくれたとき、「あ、あのおでんの?」と言われたのです。

あー、そんなことがあったっけ?と思いだしました。

きっとクリさんにとって衝撃的だったのでしょうね😅

そうそう、豆乳カレーうどんの作り方はクリさんに教わったので次回ご披露しますよ!😁

こちらはクリさんのお友達にいただいた鶏肉と豆のメキシコ風炒め物(かな?カタカナの名前がありました)を食する二人。

ご馳走さまでした!

では、そろそろ出発しましょうか。

クリさんたちはもう少しだけ登って眺めてくると行って斜面を登って行きました。

その背中に「じゃあまたね~!お先に~っ!」と声をかけ下山開始です。

うゎお!

下山ルートは気持ちいいぞ~っ!

広角でも撮っておきました。

この絶景です。

楽しいったらありゃしない。

マッチョくんは下りが速いので、順番を交代したようです。

遠景も近景も素晴らしいです。

この辺りは苔とシダゾーンです。

白毛門の山肌が美しい!

このルート最高ですね。

標高差わずか300Mで大満足の眺望を楽しめます。

今日はあいにくの曇り空だったけど、一日山に雲がかかることはありませんでした。

これって素晴らしいことですよね!

どこまでもクリアに山を眺めることができました。

沢が現れました。

鎖場で汚れた手を洗いに沢に降りた二人です。

そこから見た小川の様子です。

ホテルの中庭みたいと二人が小川の美しさに驚いていました。

いや、ホテルの方が真似してるのよ(笑)というと、それは分かっていたみたいで、「そのくらい完璧な美しさってことよ」と言ってました。

なるほど。

そうそう、下山途中にクリさんとどういう関係かと長男ケイに聞かれ、クリさんの略歴(?)を話したところ、「カッコいいね~!」と言ってました。

50代の女性の格好良さを理解するとは、お主、19歳にしては良く分かってるな👍

まぁ日頃彼が見てきた50代は私ですから、そりゃクリさんがかっこよく見えるのは至極当然のこととも言えますね😅

沢が現れると登山口まではあとわずか。

巌剛新道登山口まで戻って来ました。

時刻は12時3分。

下山開始が11時22分でしたから、約40分で下ってきました。

ここからは平らな車道を一ノ倉沢へ向け歩きます。


【後編】へ続きます。


いつもありがとうございます!

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