50代からのお気楽山登り

これから山登りを始めようと思う方、ハードな山は無理だけど山歩きを楽しみたいという方に参考にして頂けたらと思います。山行記録と写真、行程図のイラスト、私なりの難易度を載せています。

【埼玉、寄居】八幡山~鐘撞堂山~羅漢山(一応縦走)と中間平の紅葉🍁2024年11月30日(土)


五百羅漢を代表して、穏やかな笑顔の羅漢さまが「こんにちは~」


いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今週末はまたまたハガレーナと二人旅。

夕方からウォリーも加えて三人で映画「侍タイムスリッパー」を観に行く予定にしていたので、さくっと登れる地元の山に登ることにしました。

ひまの散歩途中に見える里山が、(まぁほとんど茶色なんだけど)オレンジ色や黄色の混ざった暖かい色合いになってきて、「里山も秋本番になってきた~」と思ったのです。

このところ西上州にばかり出掛けていたので、地元のお山の紅葉も見にいかなくちゃですよね!


今回は桜沢公民館の駐車場からスタートし、八幡山経由で鐘撞堂山に登り、円良田湖方面へ下って羅漢山に登り、五百羅漢を見ながら少林寺に下る、プチ縦走コースです。

車2台使いで、朝少林寺に1台車をデポしておき、八幡山登山口から歩き始めることにしました。

下山後は、少林寺に停めておいた車に乗って、ピュイっと移動し、中間平のもみじを見てこようと思います。

題して「寄居紅葉散歩」。

地元寄居町の秋をご覧くださ~い!


《コース定数 11(やさしい)》



8時41分に歩き出しました。

八幡山コースの一番の急登は最初の10分!

白っぽい岩の上に、細かく砕けた砂状の岩の破片が薄く積もっている滑りやすい急坂です。

更にその上には落ち葉まであるというトラップ!

坂の途中で、その落ち葉をはいてくれている男性(八幡神社の神主さん?)がいました。

登り始めのいきなりの急登はきつい💦

わずかな距離なので、10分程で平な尾根になるのですが、すでに汗だくになりました🤣


いくつか小さなピークを越えたり巻いたりしながら、尾根を行きます。

八幡山が近くなると、八幡山にあるポケモンGOのジムが見えてくるのでスマホでチェック!

青いジムに真っ黒なハートのポケモンが一体寂しそうに立っていたので、ハガレーナと黄色に変えておきました(笑)

この後八幡山を通過したけど、動画ばかり撮っていて、写真を撮り忘れた💦


ピークにあった内側が窪んで、そこに落ち葉がたんまりたまった切り株発見!

真ん中のTの形と黒い塊が鼻と口ひげに見えたので、目と眉毛を加えてみました。

誰かに似てる気がするけど、誰だ!?


この後、尾根歩きの途中で、イダブルーと遭遇し、しばらくおしゃべりしました。

彼は来春にトレランの大会で150km走る予定らしく、そのトレーニング中でした。

イダブルーとは奥日光の庵滝(氷漠)を見に行ったのと、お気楽にとって初めてのチャレンジだった両神山に一緒に登ってくれたことがあります。



↑↑↑

その時の記事はこちら。

あの時は、両神山に本当に私たちでも登れるのか、とても不安だったので、イダブルーの存在(距離が長いから、途中の目標を目指して、ひとつずつクリアしていこうと言ってくれたり)が心強かったことを思い出します。

お気楽の地元にいる唯一の頼れる男性山ノボラーなのです。

頼れるも頼れる、、両神山にワラーチで登っちゃう超絶体力の持ち主なのでね、、最近は変体を通り越して、人ですらない感じになりつつある🤣

150Kmトレラン参加するくらいですから、超人です。

最近はその超人トレラン仲間との交流が忙しく、お気楽の手の届かない人になってしまいました(笑)

「また誘ってよ、どんな山でもいいからさぁ」と言ってくれたので、それを信じて、また誘ってみようと思います。


鐘撞堂山南コースの紅葉。

眺めの良い斜面にある赤や黄色に染まった木々達が青空をバックに輝いています。

やっぱり鐘撞堂山はいい里山だ。


山頂からの眺めです。

今日は空気が澄んでいて、遠くまでよく見えていました。

そして、歩いてきた八幡山コースの尾根がモコモコしていて可愛いです。

こんな景色を見ながら、コーヒーブレイクしました。


再び歩き始める前に西側の眺めをパチリ。

紅葉の額縁と秩父方面の山並み。

この後向かうのは円良田湖なのですが、今日はいつも歩かないコースで行ってみようと思います。


こんな藪の道(笑)

以前ハガレーナが一人で歩いたことがある、高山経由のルートです。

ほぼ藪、、でもピンクテープがちゃんとあって、道迷いはしません。


そして、驚いたことに、藪を抜けるとちょっと城址っぽい。

武者走りだったり、竪堀だったり、土橋だったり、曲輪だったり、、。

これはどう見ても城址でしょうといった雰囲気です。

まぁ、近くには花園御岳城、虎ケ岡城、鐘撞堂山(見張り台)、そして鉢形城があるのですから、ここが城址であっても不思議ではない。

虎ケ岡から鐘撞堂山へのルートだったのではないかと想像します。


写真を撮り忘れましたが、東高山通過。


そして、西高山通過。

こんな可愛い看板が木の幹に打ち付けてあります。

かつて歩いたハガレーナの報告から、藪だらけで面白味のない山かと想像していましたが、案外明るくそして城址のような雰囲気を味わえる、なかなかに楽しい山でした。

ただ日頃あまり人が歩かないので(この時も誰にも会いませんでした)、一人だと心細いかも。


高山からの急坂を滑らないように慎重に下り、ようやく円良田湖周回道路が見えてきました。


わぉ!

青のリフレクション!!

素敵だ。


湖畔の道も紅葉していて、湖面に映る紅葉と合わせて色の洪水に飲み込まれそうです。

きれいだね~。


最近、動画ばかり撮っていて、写真が少ない(涙)


明るい湖畔を通り、分岐から羅漢山に登りました。

羅漢山には荒神などの像があったり、東屋があったりして、山頂はまぁまぁ広いのですが、カヤなどの藪が生い茂り、見通しが悪くなっていました。

かろうじてベンチと東屋の辺りは草刈りされてるみたい。

そんなスペースを見つけて、ランチ休憩しました。


帰りは五百羅漢像を見ながらの下りです。

落ち葉をサクサク踏みしめながら、ひとつひとつの表情を眺めて歩きました。


左上は、イケメン度No.1だった羅漢様。

左下は、笑顔で癒され度No.1。

右は、入れ歯が飛び出しそうなおじいちゃん?(笑)

一体一体表情も仕草も異なるので、飽きずに歩けます。

あっという間に少林寺に帰りつきました。


少林寺の庭にあるトイレをお借りして(とってもキレイです!)、中間平へ車で移動~🚙


かつて展望台があった場所からの眺めです。


視界クリアだったので、都心のビル群やスカイツリーもしっかり見えました。


では中間平のもみじの森を歩いてみましょう。


うわぁ、やっぱりすごいわ。

中間平は何メートル位かなぁ、、1kmはないと思うけど(5~600メートル位かなぁ)、わずかにアップダウンのある遊歩道があって、大きなもみじが沢山あるのです。

入り口付近は地面が赤いジュータンになっています。


東屋がある辺りがこの日一番の見頃でした。

素晴らし過ぎて、笑っちゃうくらい。


見上げると、空がすべてもみじで埋め尽くされていました。

緑色や黄色のもみじもあって、色彩が溢れています。


この辺りは黄金色の世界。

初冬の午後の太陽は早くも傾き始め、黄色の葉っぱに斜めからスポットライトを当てているみたい。


こちらは一番奥のもみじです。

もっともっと赤くなるはずなので、ここは数日後に見頃を迎えそう。


きれいだね~!

中間平の歴史を知らないのですが、なぜこんなにキレイなエリアがあるのだろうと不思議です。


一番奥まで行ったら引き返します。

赤い地面をサクサク、、楽しい。


もうひとつの展望台にも立ち寄りました。

入り口のもみじが見事なグラデーションになっていてすごいです。


展望台からの眺め。

朝歩いた鐘撞堂山は、左手にある森でギリギリ見えないっぽい。


ベンチでおしるこを飲んでから、帰路につきました。



寄居紅葉散歩#お気楽山登り#鐘撞堂山 #中間平 #羅漢山 #大人女子登山部 #登山女子 #紅葉

↑↑↑

動画をまとてめいます。


長野や新潟の山から始まり、西上州の紅葉を楽しんだ後は、地元里山の紅葉ですね。

これを書いている今(12月8日)も散歩中に見える里山はモコモコしていて、とても暖かそうな色合いです。

良かったら関東平野の端っこ、秩父山塊の入り口に位置する寄居の里山、歩いてみてください。


いつもブログを応援していただき、ありがとうございます。

×

非ログインユーザーとして返信する